JP3831590B2 - 複合型スイッチ装置 - Google Patents
複合型スイッチ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3831590B2 JP3831590B2 JP2000255742A JP2000255742A JP3831590B2 JP 3831590 B2 JP3831590 B2 JP 3831590B2 JP 2000255742 A JP2000255742 A JP 2000255742A JP 2000255742 A JP2000255742 A JP 2000255742A JP 3831590 B2 JP3831590 B2 JP 3831590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- rotary
- push
- printed wiring
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/06—Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being along the axis of angular movement
- H01H25/065—Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being along the axis of angular movement using separate operating parts, e.g. a push button surrounded by a rotating knob
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/02—Details
- H01H19/025—Light-emitting indicators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/54—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand the operating part having at least five or an unspecified number of operative positions
- H01H19/56—Angularly-movable actuating part carrying contacts, e.g. drum switch
- H01H19/58—Angularly-movable actuating part carrying contacts, e.g. drum switch having only axial contact pressure, e.g. disc switch, wafer switch
- H01H19/585—Angularly-movable actuating part carrying contacts, e.g. drum switch having only axial contact pressure, e.g. disc switch, wafer switch provided with printed circuit contacts
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複合型スイッチ装置に関し、特に、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとが組み合わされた複合型スイッチ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の複合型スイッチ装置について説明する。
従来の回転型スイッチとプッシュ型スイッチとが組み合わされた複合型スイッチ装置では、回転型スイッチの外形形状が、いわゆるドーナツ型の回転型スイッチであり、このドーナツ型の回転型スイッチの中心部の空隙部内にプッシュ型スイッチが配設され、そして、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとが共に、共通のプリント配線基板上に接続されように構成されている。
【０００３】
このとき、回転型スイッチの回転操作部とプッシュ型スイッチの押圧操作部とは、回転型スイッチの回転軸に対して、同軸状であって、回転型スイッチの中心部の空隙部上に配設されている。このことから、プッシュ型スイッチの配設には、所定の体積の空間領域を要することになる。
【０００４】
また、ドーナツ型の回転型スイッチの中心部の空隙部内にプッシュ型スイッチを配設するので、回転型スイッチ内へのプッシュ型スイッチの組み込み・配置がし難く、組み込みが容易ではない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の複合型スイッチ装置は、ドーナツ型の回転型スイッチの中心部の空洞部内にプッシュ型スイッチを配設し、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとを共に、共通のプリント配線基板に接続し、回転型スイッチの回動操作とプッシュ型スイッチの押圧操作とを同軸状に配設された各操作部材を操作することで行うように構成されている。このことから、回転型スイッチの空洞部内にプッシュ型スイッチを配設するので、プッシュ型スイッチを配設するための空洞部は、所定の体積の空間領域を要することになり、このことからドーナツ型の回転型スイッチの外形（直径）寸法は、大きくなり、よってこの複合型スイッチ装置の外形（直径）寸法は、大きくなるという問題がある。
【０００６】
また、回転型スイッチの空洞部内にプッシュ型スイッチを配設することになるので、プッシュ型スイッチの空洞部内への組み込みがスペースの点でし難く、組み込みが困難であるという問題がある。
【０００７】
本発明の複合型スイッチ装置は、上述の問題点を解決するもので、その目的は、外径方向に対して小型化され、組立が容易な複合型スイッチ装置を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチと、照光素子とプッシュ型スイッチとが接続されたプリント配線基板と、操作部とを備え、回転型スイッチは、筐体と該筐体内に配設された回転板と該回転板に形成され、筐体から外方に突出する突起部とを有し、プリント配線基板は、貫通孔を有し、操作部は、回動する円筒状の第１操作部材と、第１操作部材内に配設され、第１操作部材の回転軸に平行な方向に押圧操作される第２操作部材と、第１操作部材と前記第２操作部材とを保持する円筒状の保持部と該保持部から外方に突出する突出部とを有し、プリント配線基板は、回転板と対向するように回転型スイッチの筐体上に載置され、操作部は、保持部の突出部をプリント配線基板の貫通孔に貫通させて、操作部内に照光素子とプッシュ型スイッチとが配置されるようにプリント配線基板上に載置され、第２操作部材がプッシュ型スイッチと対向し、且つ、照光素子にて照光されるようにし、保持部の突出部を回転型スイッチに固着して、プリント配線基板を回転型スイッチと操作部とで挟持し、回転型スイッチの突起部と操作部の第１操作部材とが係合され、第１操作部材の回動によって回転板が回転されて回転型スイッチが操作され、第２操作部材への押圧によってプッシュ型スイッチが操作されるようにしたことである。かかる構成によって、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとがプリント配線基板を介して積層された構成の複合型スイッチ装置であり、この複合型スイッチ装置の外形（直径方向）寸法を小型化でき、且つ、回転型スイッチと操作部の保持部とを固着させて一体化するだけで組立でき、組立が容易であるという効果を奏する。
【０００９】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチの回転板の突起部が、プリント配線基板の外周縁部に沿って回動し、回転板の回動の範囲は突起部がプリント配線基板の一部に当接することによって規制したことである。かかる構成によって、回転型スイッチの回転ストッパがプリント配線基板にて兼用できることから部品点数を削減出来、安価に提供できるという効果を奏する。
【００１０】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチが大電流切り換え用のスイッチで、プッシュ型スイッチが小電流切り換え用のスイッチであることである。かかる構成によって、異なる電流を切り換えることの出来るスイッチ機能を有する複合型スイッチ装置を提供することができるという効果を奏する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態について図面を用いて説明する。図１は、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す分解斜視図、図２は、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す斜視図、図３は、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す断面図である。
【００１２】
図１〜図３に示すように、複合型スイッチ装置は、回転板としての回転スライダ１５を有する回転型スイッチ１０と、前記回転スライダ１５の回転軸に平行な方向に押圧操作される押釦２１を有するプッシュ型スイッチ２０と、プッシュ型スイッチ２０が接続されたプリント配線基板３０とによって概略構成されている。
【００１３】
この回転型スイッチ１０は、例えば、エアーコンデションの風量を切り換えるモータへの供給電流を切り換えるような大電流切り換え用のスイッチで、プッシュ型スイッチ２０は、例えば、押釦２１を照光するための光源の電流を切り換えるような小電流切り換え用のスイッチである。
【００１４】
回転型スイッチ１０は、下部筐体１１と、下部筐体１１にインサート成形加工によって、その表面が露出するように配設された複数個（例えば、５個）の固定接点部１２と、固定接点部１２に対向し、各固定接点部１２に当接された可動接点部１３と、可動接点部１３を固定接点部１２方向に押し付けるためのコイルバネ１４と、コイルバネ１４を保持し、略円板状で回動することのできる回転板としての回転スライダ１５と、回転スライダ１５を収納・配設する上部筐体１６とを有している。
【００１５】
また、この回転型スイッチ１０は、回転スライダ１５を回動するための保持部材としての略円筒状の回動スライダ１７と、回動スライダ１７に例えば、スナップ係合などの適宜手段にて係止された回転ツマミとしての回転ノブ１８とを有している。この回動スライダ１７と回転ノブ１８とは、回動する円筒状の第１操作部材を構成している。
【００１６】
また、下部筐体１１は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円板状の下壁１１ａと、下壁１１ａの外周縁部から垂直に延設された側壁１１ｂと、下壁１１ａの中心部から突出する筒部１１ｃとを有している。
また、複数個（例えば、５個）の固定接点部１２は、金属平板から成り、プレス加工によって形成され、この固定接点部１２は、その表面が露出するように下壁１１ａにインサート成形加工によって、配設されている。
【００１７】
また、可動接点部１３は、金属平板から成り、プレス加工によって形成され、略円板状の基部１３ａと、基部１３ａの所定の箇所から外方に突出された複数個（例えば、３個）の可動接点１３ｂとを有している。
【００１８】
また、回転板としての回転スライダ１５は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円板状の上壁１５ａと、上壁１５ａの外周縁部から垂直に延設された側壁１５ｂと、上壁１５ａの所定の箇所から垂直（外方）に延設された突起部１５ｃと、上壁１５ａの中心部から突出する筒部１５ｄとを有している。
【００１９】
また、上部筐体１６は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円板状の上壁１６ａと、上壁１６ａの外周縁部から垂直に延設された側壁１６ｂと、上壁１６ａの中心部から突出する筒部１６ｃと、筒部１６ｃの軸心から所定の半径を有する位置の上壁１６ａに形成された円弧状の貫通孔１６ｄとを有している。この上部筐体１６の貫通孔１６ｄには、回転スライダ１５の突起部１５ｃが挿通され、この突起部１５ｃの先端部は、上部筐体１６の上壁１６ａから外方に突出されて配設され、この状態で、上部筐体１６内に回転スライダ１５が収納・配置されている。
【００２０】
また、可動接点部１３とコイルバネ１４とは、回転スライダ１５に保持されて一体化されており、回転スライダ１５の回動によって、可動接点部１３が共に回動され、可動接点部１３の回動によって、可動接点部１３の各可動接点１３ｂが各固定接点部１２上を摺接するように配設されている。
【００２１】
この回転型スイッチ１０は、回転スライダ１５の回動によって、可動接点部１３が共に回動され、各固定接点部１２上を摺接し、各接点部が切り換えられ、可変された電気的な特性（電気信号）が得られるように構成されている。
【００２２】
また、この回転型スイッチ１０の回動スライダ１７は、合成樹脂材料から成り、成形加工にて形成され、略円筒状の筒部１７ａと、筒部１７ａの一方の端部側の外周面の所定の箇所に設けられた凹部１７ｂと、筒部１７ａの他方の端部側の外周面の所定の箇所に設けられた一対の爪部１７ｃとを有している。この回動スライダ１７の凹部１７ｂと前記回転スライダ１５（回転板）の突起部１５ｃとは、突起部１５ｃが凹部１７ｂ内に係合されており、よって、回動スライダ１７の回動にともなって、回転スライダ１５が回動されるように構成されている。
【００２３】
また、この回転型スイッチ１０の回転ノブ１８は、合成樹脂材料から成り、成形加工にて形成され、略円筒状の操作部１８ａと、操作部１８ａの一方の端部に設けられた円形の貫通孔１８ｂとを有し、この回転ノブ１８は、前記回動スライダ１７を収納しており、この回転ノブ１８と回動スライダ１７とは、例えば、爪部１７ｃを用いたスナップイン係合など適宜手段によって一体化されている。このことから回転ノブ１８と回動スライダ１７とは、一体化された状態で共に回動するように配設され、いわゆる第１操作部材を構成している。そして、この第１操作部材が、前記回転板としての回転スライダ１５に対して同軸状であるように配設されている。
【００２４】
プリント配線基板３０は、絶縁合成樹脂材料からなり、成形加工にて形成され、平板状であって、円板状の基部３０ａと、基部３０ａの中央部に設けられた貫通孔としての丸孔３０ｂと、基部３０ａの外周縁部の一部から基部３０ａと同一平面状に外方に延設された導出部３０ｃと、導出部３０ｃの先端部に形成された複数個の導出端子部３０ｄと、基部３０ａの所定の箇所に形成された一対の孔３０ｆと、基部３０ａの所定の箇所に形成された複数個の端子部（図示せず）とを有している。
【００２５】
また、このプリント配線基板３０の少なくとも一方の表面上には、図示していないが所定の回路パターンが形成されている。
このプリント配線基板３０は、回転型スイッチ１０の上部筐体１６の上壁１６ａ上に係合などの適宜手段にて配設され、一体化されている。
【００２６】
ホルダ３１は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、円板状の基部３１ａと、基部３１ａの所定の位置に設けられた複数個の丸孔３１ｂと、基部３１ａの中央部の位置に設けられた貫通孔３１ｃと、基部３１ａの一方の面から外方に垂直に突出された一対のボス部（図示せず）とを有している。
このホルダ３１は、ボス部（図示せず）がプリント配線基板３０の孔３０ｆに挿通（圧入）され、ホルダ３１とプリント配線基板３０とは一体化されている。
【００２７】
照光素子としての光源３２は、例えば、発光ダイオード（ＬＥＤ）ランプやクリプトンランプなどであって、所定の照度を有し、複数本の端子３２ａが配設されている。この光源３２は、ホルダ３１の丸孔３１ｂ内に収納され、端子３２ａがプリント配線基板３０の端子部（図示せず）に挿通され、半田付けによって端子３２ａと端子部とが接続されている。この状態のとき、丸孔３１ｂ内に光源３２が収納されているので、光源３２の位置決めが確実に出来る。この光源３２は、必要に応じて、プリント配線基板３０上にひとつ、或いは複数個だけ設けられている。
【００２８】
保持部としての筒状スライダ１９は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、円筒状の筒部１９ａと、筒部１９ａの一方の端部から軸心上と一致する方向に外方に突出された突出部としての略円柱状の支柱１９ｂとを有している。
【００２９】
この筒状スライダ１９は、回動スライダ１７の筒部１７ａ内に収納・配置され、支柱１９ｂは、ホルダ３１の貫通孔３１ｃと、プリント配線基板３０の丸孔３０ｂとを貫通して、この支柱１９ｂの先端部は、回転型スイッチ１０の下部筐体１１にネジ３３（図３参照）によって固着されている。
【００３０】
この状態のとき、回動スライダ１７は、筒状スライダ１９の外周表面上を回動出来るように配設されている。この筒状スライダ１９は、いわゆる保持部として操作部の一部を構成している。
【００３１】
また、回動導光部材２５は、例えば、アクリル樹脂などの光を導くことが出来る導光性の合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円環状の円環部２５ａと、円環部２５ａの一部から円環部２５ａの中心軸と平行に外方に延設された略角柱状の導出部２５ｂと、導出部２５ｂから円環部２５ａの中心軸方向に延設された一対の係止部２５ｃとを有している。
【００３２】
この回動導光部材２５は、前記回動スライダ１７に適宜手段によって係止されており、回動スライダ１７の回動によって共に回動するように配設されている。そして、導出部２５ｂの先端部は、回転ノブ１８の操作部１８ａの一部に併設されている。そして、また、回転ノブ１８と回動導光部材２５と回動スライダ１７とは一体化され、回転ノブ１８の回動によって共に回動するように配設されている。
【００３３】
プッシュ型スイッチ２０は、前記押釦２１と、押釦２１の所定の箇所を照光するように光を導く導光体２２と、押釦２１の押圧操作によって押釦２１と共に動作される略筒状のプッシュスライダ２３とによって操作され、プッシュスライダ２３のプッシュ型スイッチ２０へのプッシュ動作にてオン・オフ動作されるように構成されている。
そして、押釦２１とプッシュスライダ２３とによって、プッシュ型スイッチ２０を押圧操作する第２操作部材を構成している。
【００３４】
また、プッシュ型スイッチ２０は、筐体２０ａと、筐体２０ａの一方の面から外方に突出された操作部２０ｂと、筐体２０ａの他方の面に設けられた複数個の端子（図示せず）とを有している。このプッシュ型スイッチ２０は、ホルダ３１の貫通孔３１ｂ内に収納され、各端子（図示せず）がプリント配線基板３０に半田付けによって接続されている。
【００３５】
押釦２１は、円板状の上壁２１ａと、上壁２１ａの外周縁部から上壁２１ａに対して垂直の方向に延設された側壁２１ｂと、上壁２１ａの所定の個所に設けられた矩形の貫通孔２１ｃとを有している。
【００３６】
導光体２２は、導光部２２ａと、導光部２２ａの一方の端部に設けられた照光部２２ｂとを有している。この導光体２２の照光部２２ｂは、押釦２１の貫通孔２１ｃに挿通され、照光部２２ｂと貫通孔２１ｃとは圧入などで固着されている。
【００３７】
プッシュスライダ２３は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円筒状の筒部２３ａと、筒部２３ａの一方の端部側に設けられた保持部２３ｂ（図３参照）と、保持部２３ｂに併設された断面が十字状の駆動部２３ｃ（図３参照）とを有している。
このプッシュスライダ２３の保持部２３ｂには、導光体２２の導光部２２ａが収納され、保持されている。
また、押釦２１とプッシュスライダ２３とは、例えば、スナップイン係合など適宜手段にて係合されている。
【００３８】
上述の如き構成の複合型スイッチ装置では、前記プリント配線基板３０を前記回転型スイッチ１０と前記操作部とで挟持した構成である。このとき、前記操作部は、回動する円筒状の第１操作部材（回動スライダ１７と回転ノブ１８と）と、該第１操作部材内に配設され、前記第１操作部材の回転軸に平行な方向に押圧操作される第２操作部材（押釦２１とプッシュスライダ２３と）と、前記第１操作部材と前記第２操作部材とを保持する円筒状の保持部（筒状スライダ１９）と該保持部から外方に突出する突出部（支柱１９ｂ）とを有している。
【００３９】
ここで、次ぎに、この複合型スイッチ装置の動作について説明する。
先ず、回転型スイッチ１０の動作の説明をすると、回転ノブ１８の操作部１８ａを例えば指などで時計方向、又は反時計方向に回動すると、この回転ノブ１８の回動によって、回動スライダ１７が共に回動される。
そして、この回動スライダ１７の回動によって、回動スライダ１７に係合された回転板としての回転スライダ１５が回動される。
【００４０】
この回転スライダ１５の回動によって、可動接点部１３が共に回動され、可動接点部１３が各固定接点部１２上を摺接し、各接点部が切り換えられ、可変された電気的な特性が得られるように構成されている。
【００４１】
そして、上述の如く、回転スライダ１５は回動されるのだが、このとき回転スライダ１５の突起部１５ｃの一方の面は、プリント配線基板３０の基部３０ａの外周縁部に沿うように回動され、この回転スライダ１５の回動は、突起部１５ｃがプリント配線基板３０の導出部３０ｃの端部に当接するまで回動し、この導出部３０ｃの端部への当接によって、回転スライダ１５の回動が規制される。即ち、導出部３０ｃが、いわゆる回転スライダ１５のストッパとしての機能を有している。この回転スライダ１５の回動の規制は、時計方向、又は反時計方向の何れの方向への回動でも同様に行われる。
【００４２】
次ぎに、プッシュ型スイッチ２０の動作の説明をすると、先ず、押釦２１を例えば指などで押圧すると、この押釦２１が回転型スイッチ１０の回転軸に平行な方向に移動する。この押釦２１の移動によって、プッシュスライダ２３が同様に回転型スイッチ１０の回転軸に平行な方向に移動する。
【００４３】
このプッシュスライダ２３の移動によって、プッシュスライダ２３の駆動部２３ｃがプッシュ型スイッチ２０の操作部２０ｂを押圧し、この操作部２０ｂが押圧されることによって、プッシュ型スイッチ２０のオン・オフ動作が行われる。次ぎに、押釦２１への押圧を解除すると、プッシュ型スイッチ２０の自己復帰力にて、プッシュスライダ２３が元の位置まで押し戻され、また、このとき同様に押釦２１が元の位置（初期の位置）まで押し戻される。
【００４４】
上述の如きプッシュ型スイッチ２０のオン・オフ動作の切り換えによって、例えば、光源３２の点灯、消灯がなされ、且つ、例えば、リアウインドのデフロスタの切り換えなど、所定の機能が切り換えられるように構成されている。
【００４５】
【発明の効果】
以上のように、本発明の複合型スイッチ装置は、プリント配線基板は、回転板と対向するように回転型スイッチの筐体上に載置され、操作部は、保持部の突出部をプリント配線基板の貫通孔に貫通させて、該操作部内に照光素子とプッシュ型スイッチとが配置されるようにプリント配線基板上に載置され、該操作部は、第２操作部材がプッシュ型スイッチと対向し、且つ、照光素子にて照光されようにし、保持部の突出部を回転型スイッチに固着して、プリント配線基板を回転型スイッチと操作部とで挟持し、回転型スイッチの突起部と操作部の第１操作部材とが係合されていることによって、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとがプリント配線基板を介して積層された構成の複合型スイッチ装置であり、この複合型スイッチ装置の外形（直径方向）寸法を小型化でき、且つ、回転型スイッチと操作部の保持部とを固着させて一体化するだけで組立でき、組立が容易であるという効果を奏する。
【００４６】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチの回転板の突起部が、プリント配線基板の外周縁部に沿って回動し、回転板の回動の範囲は突起部がプリント配線基板の一部に当接することで規制したことによって、回転型スイッチの回転ストッパがプリント配線基板にて兼用できることから部品点数を削減出来、安価に提供できるという効果を奏する。
【００４７】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチが大電流切り換え用のスイッチで、プッシュ型スイッチが小電流切り換え用のスイッチであることによって、異なる電流を切り換えることの出来るスイッチ機能を有する複合型スイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す斜視図である。
【図３】本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
１０ 回転型スイッチ
１２ 固定接点部
１３ 可動接点部
１５ 回転スライダ（回転板）
１５ｃ 突起部
１６ 上部筐体（筐体）
１７ 回動スライダ（第１操作部）
１８ 回転ノブ（第１操作部）
１８ａ 操作部
１９ 筒状スライダ（保持部）
１９ａ 筒部
１９ｂ 支柱（突出部）
２０ プッシュ型スイッチ
２０ｂ 操作部
２１ 押釦（第２操作部）
２２ 導光体
２２ｂ 照光部
２３ プッシュスライダ（第２操作部）
２３ａ 筒部
２３ｂ 保持部
２３ｃ 駆動部
３０ プリント配線基板
３０ａ 基部
３０ｂ 貫通孔
３０ｃ 導出部
３１ ホルダ
３１ａ 基部
３１ｆ 貫通孔
３２ 光源（照光素子）
【発明の属する技術分野】
本発明は、複合型スイッチ装置に関し、特に、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとが組み合わされた複合型スイッチ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の複合型スイッチ装置について説明する。
従来の回転型スイッチとプッシュ型スイッチとが組み合わされた複合型スイッチ装置では、回転型スイッチの外形形状が、いわゆるドーナツ型の回転型スイッチであり、このドーナツ型の回転型スイッチの中心部の空隙部内にプッシュ型スイッチが配設され、そして、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとが共に、共通のプリント配線基板上に接続されように構成されている。
【０００３】
このとき、回転型スイッチの回転操作部とプッシュ型スイッチの押圧操作部とは、回転型スイッチの回転軸に対して、同軸状であって、回転型スイッチの中心部の空隙部上に配設されている。このことから、プッシュ型スイッチの配設には、所定の体積の空間領域を要することになる。
【０００４】
また、ドーナツ型の回転型スイッチの中心部の空隙部内にプッシュ型スイッチを配設するので、回転型スイッチ内へのプッシュ型スイッチの組み込み・配置がし難く、組み込みが容易ではない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の複合型スイッチ装置は、ドーナツ型の回転型スイッチの中心部の空洞部内にプッシュ型スイッチを配設し、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとを共に、共通のプリント配線基板に接続し、回転型スイッチの回動操作とプッシュ型スイッチの押圧操作とを同軸状に配設された各操作部材を操作することで行うように構成されている。このことから、回転型スイッチの空洞部内にプッシュ型スイッチを配設するので、プッシュ型スイッチを配設するための空洞部は、所定の体積の空間領域を要することになり、このことからドーナツ型の回転型スイッチの外形（直径）寸法は、大きくなり、よってこの複合型スイッチ装置の外形（直径）寸法は、大きくなるという問題がある。
【０００６】
また、回転型スイッチの空洞部内にプッシュ型スイッチを配設することになるので、プッシュ型スイッチの空洞部内への組み込みがスペースの点でし難く、組み込みが困難であるという問題がある。
【０００７】
本発明の複合型スイッチ装置は、上述の問題点を解決するもので、その目的は、外径方向に対して小型化され、組立が容易な複合型スイッチ装置を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチと、照光素子とプッシュ型スイッチとが接続されたプリント配線基板と、操作部とを備え、回転型スイッチは、筐体と該筐体内に配設された回転板と該回転板に形成され、筐体から外方に突出する突起部とを有し、プリント配線基板は、貫通孔を有し、操作部は、回動する円筒状の第１操作部材と、第１操作部材内に配設され、第１操作部材の回転軸に平行な方向に押圧操作される第２操作部材と、第１操作部材と前記第２操作部材とを保持する円筒状の保持部と該保持部から外方に突出する突出部とを有し、プリント配線基板は、回転板と対向するように回転型スイッチの筐体上に載置され、操作部は、保持部の突出部をプリント配線基板の貫通孔に貫通させて、操作部内に照光素子とプッシュ型スイッチとが配置されるようにプリント配線基板上に載置され、第２操作部材がプッシュ型スイッチと対向し、且つ、照光素子にて照光されるようにし、保持部の突出部を回転型スイッチに固着して、プリント配線基板を回転型スイッチと操作部とで挟持し、回転型スイッチの突起部と操作部の第１操作部材とが係合され、第１操作部材の回動によって回転板が回転されて回転型スイッチが操作され、第２操作部材への押圧によってプッシュ型スイッチが操作されるようにしたことである。かかる構成によって、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとがプリント配線基板を介して積層された構成の複合型スイッチ装置であり、この複合型スイッチ装置の外形（直径方向）寸法を小型化でき、且つ、回転型スイッチと操作部の保持部とを固着させて一体化するだけで組立でき、組立が容易であるという効果を奏する。
【０００９】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチの回転板の突起部が、プリント配線基板の外周縁部に沿って回動し、回転板の回動の範囲は突起部がプリント配線基板の一部に当接することによって規制したことである。かかる構成によって、回転型スイッチの回転ストッパがプリント配線基板にて兼用できることから部品点数を削減出来、安価に提供できるという効果を奏する。
【００１０】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチが大電流切り換え用のスイッチで、プッシュ型スイッチが小電流切り換え用のスイッチであることである。かかる構成によって、異なる電流を切り換えることの出来るスイッチ機能を有する複合型スイッチ装置を提供することができるという効果を奏する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態について図面を用いて説明する。図１は、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す分解斜視図、図２は、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す斜視図、図３は、本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す断面図である。
【００１２】
図１〜図３に示すように、複合型スイッチ装置は、回転板としての回転スライダ１５を有する回転型スイッチ１０と、前記回転スライダ１５の回転軸に平行な方向に押圧操作される押釦２１を有するプッシュ型スイッチ２０と、プッシュ型スイッチ２０が接続されたプリント配線基板３０とによって概略構成されている。
【００１３】
この回転型スイッチ１０は、例えば、エアーコンデションの風量を切り換えるモータへの供給電流を切り換えるような大電流切り換え用のスイッチで、プッシュ型スイッチ２０は、例えば、押釦２１を照光するための光源の電流を切り換えるような小電流切り換え用のスイッチである。
【００１４】
回転型スイッチ１０は、下部筐体１１と、下部筐体１１にインサート成形加工によって、その表面が露出するように配設された複数個（例えば、５個）の固定接点部１２と、固定接点部１２に対向し、各固定接点部１２に当接された可動接点部１３と、可動接点部１３を固定接点部１２方向に押し付けるためのコイルバネ１４と、コイルバネ１４を保持し、略円板状で回動することのできる回転板としての回転スライダ１５と、回転スライダ１５を収納・配設する上部筐体１６とを有している。
【００１５】
また、この回転型スイッチ１０は、回転スライダ１５を回動するための保持部材としての略円筒状の回動スライダ１７と、回動スライダ１７に例えば、スナップ係合などの適宜手段にて係止された回転ツマミとしての回転ノブ１８とを有している。この回動スライダ１７と回転ノブ１８とは、回動する円筒状の第１操作部材を構成している。
【００１６】
また、下部筐体１１は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円板状の下壁１１ａと、下壁１１ａの外周縁部から垂直に延設された側壁１１ｂと、下壁１１ａの中心部から突出する筒部１１ｃとを有している。
また、複数個（例えば、５個）の固定接点部１２は、金属平板から成り、プレス加工によって形成され、この固定接点部１２は、その表面が露出するように下壁１１ａにインサート成形加工によって、配設されている。
【００１７】
また、可動接点部１３は、金属平板から成り、プレス加工によって形成され、略円板状の基部１３ａと、基部１３ａの所定の箇所から外方に突出された複数個（例えば、３個）の可動接点１３ｂとを有している。
【００１８】
また、回転板としての回転スライダ１５は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円板状の上壁１５ａと、上壁１５ａの外周縁部から垂直に延設された側壁１５ｂと、上壁１５ａの所定の箇所から垂直（外方）に延設された突起部１５ｃと、上壁１５ａの中心部から突出する筒部１５ｄとを有している。
【００１９】
また、上部筐体１６は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円板状の上壁１６ａと、上壁１６ａの外周縁部から垂直に延設された側壁１６ｂと、上壁１６ａの中心部から突出する筒部１６ｃと、筒部１６ｃの軸心から所定の半径を有する位置の上壁１６ａに形成された円弧状の貫通孔１６ｄとを有している。この上部筐体１６の貫通孔１６ｄには、回転スライダ１５の突起部１５ｃが挿通され、この突起部１５ｃの先端部は、上部筐体１６の上壁１６ａから外方に突出されて配設され、この状態で、上部筐体１６内に回転スライダ１５が収納・配置されている。
【００２０】
また、可動接点部１３とコイルバネ１４とは、回転スライダ１５に保持されて一体化されており、回転スライダ１５の回動によって、可動接点部１３が共に回動され、可動接点部１３の回動によって、可動接点部１３の各可動接点１３ｂが各固定接点部１２上を摺接するように配設されている。
【００２１】
この回転型スイッチ１０は、回転スライダ１５の回動によって、可動接点部１３が共に回動され、各固定接点部１２上を摺接し、各接点部が切り換えられ、可変された電気的な特性（電気信号）が得られるように構成されている。
【００２２】
また、この回転型スイッチ１０の回動スライダ１７は、合成樹脂材料から成り、成形加工にて形成され、略円筒状の筒部１７ａと、筒部１７ａの一方の端部側の外周面の所定の箇所に設けられた凹部１７ｂと、筒部１７ａの他方の端部側の外周面の所定の箇所に設けられた一対の爪部１７ｃとを有している。この回動スライダ１７の凹部１７ｂと前記回転スライダ１５（回転板）の突起部１５ｃとは、突起部１５ｃが凹部１７ｂ内に係合されており、よって、回動スライダ１７の回動にともなって、回転スライダ１５が回動されるように構成されている。
【００２３】
また、この回転型スイッチ１０の回転ノブ１８は、合成樹脂材料から成り、成形加工にて形成され、略円筒状の操作部１８ａと、操作部１８ａの一方の端部に設けられた円形の貫通孔１８ｂとを有し、この回転ノブ１８は、前記回動スライダ１７を収納しており、この回転ノブ１８と回動スライダ１７とは、例えば、爪部１７ｃを用いたスナップイン係合など適宜手段によって一体化されている。このことから回転ノブ１８と回動スライダ１７とは、一体化された状態で共に回動するように配設され、いわゆる第１操作部材を構成している。そして、この第１操作部材が、前記回転板としての回転スライダ１５に対して同軸状であるように配設されている。
【００２４】
プリント配線基板３０は、絶縁合成樹脂材料からなり、成形加工にて形成され、平板状であって、円板状の基部３０ａと、基部３０ａの中央部に設けられた貫通孔としての丸孔３０ｂと、基部３０ａの外周縁部の一部から基部３０ａと同一平面状に外方に延設された導出部３０ｃと、導出部３０ｃの先端部に形成された複数個の導出端子部３０ｄと、基部３０ａの所定の箇所に形成された一対の孔３０ｆと、基部３０ａの所定の箇所に形成された複数個の端子部（図示せず）とを有している。
【００２５】
また、このプリント配線基板３０の少なくとも一方の表面上には、図示していないが所定の回路パターンが形成されている。
このプリント配線基板３０は、回転型スイッチ１０の上部筐体１６の上壁１６ａ上に係合などの適宜手段にて配設され、一体化されている。
【００２６】
ホルダ３１は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、円板状の基部３１ａと、基部３１ａの所定の位置に設けられた複数個の丸孔３１ｂと、基部３１ａの中央部の位置に設けられた貫通孔３１ｃと、基部３１ａの一方の面から外方に垂直に突出された一対のボス部（図示せず）とを有している。
このホルダ３１は、ボス部（図示せず）がプリント配線基板３０の孔３０ｆに挿通（圧入）され、ホルダ３１とプリント配線基板３０とは一体化されている。
【００２７】
照光素子としての光源３２は、例えば、発光ダイオード（ＬＥＤ）ランプやクリプトンランプなどであって、所定の照度を有し、複数本の端子３２ａが配設されている。この光源３２は、ホルダ３１の丸孔３１ｂ内に収納され、端子３２ａがプリント配線基板３０の端子部（図示せず）に挿通され、半田付けによって端子３２ａと端子部とが接続されている。この状態のとき、丸孔３１ｂ内に光源３２が収納されているので、光源３２の位置決めが確実に出来る。この光源３２は、必要に応じて、プリント配線基板３０上にひとつ、或いは複数個だけ設けられている。
【００２８】
保持部としての筒状スライダ１９は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、円筒状の筒部１９ａと、筒部１９ａの一方の端部から軸心上と一致する方向に外方に突出された突出部としての略円柱状の支柱１９ｂとを有している。
【００２９】
この筒状スライダ１９は、回動スライダ１７の筒部１７ａ内に収納・配置され、支柱１９ｂは、ホルダ３１の貫通孔３１ｃと、プリント配線基板３０の丸孔３０ｂとを貫通して、この支柱１９ｂの先端部は、回転型スイッチ１０の下部筐体１１にネジ３３（図３参照）によって固着されている。
【００３０】
この状態のとき、回動スライダ１７は、筒状スライダ１９の外周表面上を回動出来るように配設されている。この筒状スライダ１９は、いわゆる保持部として操作部の一部を構成している。
【００３１】
また、回動導光部材２５は、例えば、アクリル樹脂などの光を導くことが出来る導光性の合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円環状の円環部２５ａと、円環部２５ａの一部から円環部２５ａの中心軸と平行に外方に延設された略角柱状の導出部２５ｂと、導出部２５ｂから円環部２５ａの中心軸方向に延設された一対の係止部２５ｃとを有している。
【００３２】
この回動導光部材２５は、前記回動スライダ１７に適宜手段によって係止されており、回動スライダ１７の回動によって共に回動するように配設されている。そして、導出部２５ｂの先端部は、回転ノブ１８の操作部１８ａの一部に併設されている。そして、また、回転ノブ１８と回動導光部材２５と回動スライダ１７とは一体化され、回転ノブ１８の回動によって共に回動するように配設されている。
【００３３】
プッシュ型スイッチ２０は、前記押釦２１と、押釦２１の所定の箇所を照光するように光を導く導光体２２と、押釦２１の押圧操作によって押釦２１と共に動作される略筒状のプッシュスライダ２３とによって操作され、プッシュスライダ２３のプッシュ型スイッチ２０へのプッシュ動作にてオン・オフ動作されるように構成されている。
そして、押釦２１とプッシュスライダ２３とによって、プッシュ型スイッチ２０を押圧操作する第２操作部材を構成している。
【００３４】
また、プッシュ型スイッチ２０は、筐体２０ａと、筐体２０ａの一方の面から外方に突出された操作部２０ｂと、筐体２０ａの他方の面に設けられた複数個の端子（図示せず）とを有している。このプッシュ型スイッチ２０は、ホルダ３１の貫通孔３１ｂ内に収納され、各端子（図示せず）がプリント配線基板３０に半田付けによって接続されている。
【００３５】
押釦２１は、円板状の上壁２１ａと、上壁２１ａの外周縁部から上壁２１ａに対して垂直の方向に延設された側壁２１ｂと、上壁２１ａの所定の個所に設けられた矩形の貫通孔２１ｃとを有している。
【００３６】
導光体２２は、導光部２２ａと、導光部２２ａの一方の端部に設けられた照光部２２ｂとを有している。この導光体２２の照光部２２ｂは、押釦２１の貫通孔２１ｃに挿通され、照光部２２ｂと貫通孔２１ｃとは圧入などで固着されている。
【００３７】
プッシュスライダ２３は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円筒状の筒部２３ａと、筒部２３ａの一方の端部側に設けられた保持部２３ｂ（図３参照）と、保持部２３ｂに併設された断面が十字状の駆動部２３ｃ（図３参照）とを有している。
このプッシュスライダ２３の保持部２３ｂには、導光体２２の導光部２２ａが収納され、保持されている。
また、押釦２１とプッシュスライダ２３とは、例えば、スナップイン係合など適宜手段にて係合されている。
【００３８】
上述の如き構成の複合型スイッチ装置では、前記プリント配線基板３０を前記回転型スイッチ１０と前記操作部とで挟持した構成である。このとき、前記操作部は、回動する円筒状の第１操作部材（回動スライダ１７と回転ノブ１８と）と、該第１操作部材内に配設され、前記第１操作部材の回転軸に平行な方向に押圧操作される第２操作部材（押釦２１とプッシュスライダ２３と）と、前記第１操作部材と前記第２操作部材とを保持する円筒状の保持部（筒状スライダ１９）と該保持部から外方に突出する突出部（支柱１９ｂ）とを有している。
【００３９】
ここで、次ぎに、この複合型スイッチ装置の動作について説明する。
先ず、回転型スイッチ１０の動作の説明をすると、回転ノブ１８の操作部１８ａを例えば指などで時計方向、又は反時計方向に回動すると、この回転ノブ１８の回動によって、回動スライダ１７が共に回動される。
そして、この回動スライダ１７の回動によって、回動スライダ１７に係合された回転板としての回転スライダ１５が回動される。
【００４０】
この回転スライダ１５の回動によって、可動接点部１３が共に回動され、可動接点部１３が各固定接点部１２上を摺接し、各接点部が切り換えられ、可変された電気的な特性が得られるように構成されている。
【００４１】
そして、上述の如く、回転スライダ１５は回動されるのだが、このとき回転スライダ１５の突起部１５ｃの一方の面は、プリント配線基板３０の基部３０ａの外周縁部に沿うように回動され、この回転スライダ１５の回動は、突起部１５ｃがプリント配線基板３０の導出部３０ｃの端部に当接するまで回動し、この導出部３０ｃの端部への当接によって、回転スライダ１５の回動が規制される。即ち、導出部３０ｃが、いわゆる回転スライダ１５のストッパとしての機能を有している。この回転スライダ１５の回動の規制は、時計方向、又は反時計方向の何れの方向への回動でも同様に行われる。
【００４２】
次ぎに、プッシュ型スイッチ２０の動作の説明をすると、先ず、押釦２１を例えば指などで押圧すると、この押釦２１が回転型スイッチ１０の回転軸に平行な方向に移動する。この押釦２１の移動によって、プッシュスライダ２３が同様に回転型スイッチ１０の回転軸に平行な方向に移動する。
【００４３】
このプッシュスライダ２３の移動によって、プッシュスライダ２３の駆動部２３ｃがプッシュ型スイッチ２０の操作部２０ｂを押圧し、この操作部２０ｂが押圧されることによって、プッシュ型スイッチ２０のオン・オフ動作が行われる。次ぎに、押釦２１への押圧を解除すると、プッシュ型スイッチ２０の自己復帰力にて、プッシュスライダ２３が元の位置まで押し戻され、また、このとき同様に押釦２１が元の位置（初期の位置）まで押し戻される。
【００４４】
上述の如きプッシュ型スイッチ２０のオン・オフ動作の切り換えによって、例えば、光源３２の点灯、消灯がなされ、且つ、例えば、リアウインドのデフロスタの切り換えなど、所定の機能が切り換えられるように構成されている。
【００４５】
【発明の効果】
以上のように、本発明の複合型スイッチ装置は、プリント配線基板は、回転板と対向するように回転型スイッチの筐体上に載置され、操作部は、保持部の突出部をプリント配線基板の貫通孔に貫通させて、該操作部内に照光素子とプッシュ型スイッチとが配置されるようにプリント配線基板上に載置され、該操作部は、第２操作部材がプッシュ型スイッチと対向し、且つ、照光素子にて照光されようにし、保持部の突出部を回転型スイッチに固着して、プリント配線基板を回転型スイッチと操作部とで挟持し、回転型スイッチの突起部と操作部の第１操作部材とが係合されていることによって、回転型スイッチとプッシュ型スイッチとがプリント配線基板を介して積層された構成の複合型スイッチ装置であり、この複合型スイッチ装置の外形（直径方向）寸法を小型化でき、且つ、回転型スイッチと操作部の保持部とを固着させて一体化するだけで組立でき、組立が容易であるという効果を奏する。
【００４６】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチの回転板の突起部が、プリント配線基板の外周縁部に沿って回動し、回転板の回動の範囲は突起部がプリント配線基板の一部に当接することで規制したことによって、回転型スイッチの回転ストッパがプリント配線基板にて兼用できることから部品点数を削減出来、安価に提供できるという効果を奏する。
【００４７】
また、本発明の複合型スイッチ装置は、回転型スイッチが大電流切り換え用のスイッチで、プッシュ型スイッチが小電流切り換え用のスイッチであることによって、異なる電流を切り換えることの出来るスイッチ機能を有する複合型スイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す斜視図である。
【図３】本発明の複合型スイッチ装置の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
１０ 回転型スイッチ
１２ 固定接点部
１３ 可動接点部
１５ 回転スライダ（回転板）
１５ｃ 突起部
１６ 上部筐体（筐体）
１７ 回動スライダ（第１操作部）
１８ 回転ノブ（第１操作部）
１８ａ 操作部
１９ 筒状スライダ（保持部）
１９ａ 筒部
１９ｂ 支柱（突出部）
２０ プッシュ型スイッチ
２０ｂ 操作部
２１ 押釦（第２操作部）
２２ 導光体
２２ｂ 照光部
２３ プッシュスライダ（第２操作部）
２３ａ 筒部
２３ｂ 保持部
２３ｃ 駆動部
３０ プリント配線基板
３０ａ 基部
３０ｂ 貫通孔
３０ｃ 導出部
３１ ホルダ
３１ａ 基部
３１ｆ 貫通孔
３２ 光源（照光素子）
Claims (3)
- 回転型スイッチと、照光素子とプッシュ型スイッチとが接続されたプリント配線基板と、操作部とを備え、
前記回転型スイッチは、筐体と該筐体内に配設された回転板と該回転板に形成され、前記筐体から外方に突出する突起部とを有し、
前記プリント配線基板は、貫通孔を有し、
前記操作部は、回動する円筒状の第１操作部材と、該第１操作部材内に配設され、前記第１操作部材の回転軸に平行な方向に押圧操作される第２操作部材と、前記第１操作部材と前記第２操作部材とを保持する円筒状の保持部と該保持部から外方に突出する突出部とを有し、
前記プリント配線基板は、前記回転板と対向するように前記回転型スイッチの前記筐体上に載置され、前記操作部は、前記保持部の前記突出部を前記プリント配線基板の前記貫通孔に貫通させて、該操作部内に前記照光素子と前記プッシュ型スイッチとが配置されるように前記プリント配線基板上に載置され、前記第２操作部材が前記プッシュ型スイッチと対向し、且つ、前記照光素子にて照光されるようにし、
前記保持部の前記突出部を前記回転型スイッチに固着して、前記プリント配線基板を前記回転型スイッチと前記操作部とで挟持し、前記回転型スイッチの前記突起部と前記操作部の前記第１操作部材とが係合され、前記第１操作部材の回動によって前記回転板が回転されて前記回転型スイッチが操作され、前記第２操作部材への押圧によって前記プッシュ型スイッチが操作されるようにしたことを特徴とする複合型スイッチ装置。 - 前記回転型スイッチの前記回転板の前記突起部が、前記プリント配線基板の外周縁部に沿って回動し、前記回転板の回動の範囲は前記突起部が前記プリント配線基板の一部に当接することによって規制したことを特徴とする請求項１記載の複合型スイッチ装置。
- 前記回転型スイッチが大電流切り換え用のスイッチで、前記プッシュ型スイッチが小電流切り換え用のスイッチであることを特徴とする請求項１、又は２記載の複合型スイッチ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000255742A JP3831590B2 (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 複合型スイッチ装置 |
| US09/924,978 US6420667B1 (en) | 2000-08-22 | 2001-08-08 | Compound switch device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000255742A JP3831590B2 (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 複合型スイッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002063835A JP2002063835A (ja) | 2002-02-28 |
| JP3831590B2 true JP3831590B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=18744474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000255742A Expired - Fee Related JP3831590B2 (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 複合型スイッチ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6420667B1 (ja) |
| JP (1) | JP3831590B2 (ja) |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10029191A1 (de) * | 2000-06-19 | 2001-12-20 | Philips Corp Intellectual Pty | Elektronisch gesteuerter Flüssigkeitsdrehknopf als haptisches Bedienelement |
| EP1466337B1 (de) * | 2002-01-08 | 2018-10-24 | BSH Hausgeräte GmbH | Bedienanordnung für ein haushaltsgerät, bedienelement sowie haushaltsgerät |
| US6576852B1 (en) * | 2002-10-15 | 2003-06-10 | Kuo-Fen Shu | Night lamp with a revolving switch |
| DE20314364U1 (de) * | 2003-09-16 | 2004-02-26 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg | Drehschalter in einem Kraftfahrzeug |
| JP4031775B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2008-01-09 | 三菱重工業株式会社 | 車両用空調装置のダイヤル式スイッチ機構 |
| AU2005265485B2 (en) * | 2004-07-27 | 2009-02-05 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner |
| GB2417138B (en) * | 2004-08-10 | 2007-08-08 | Alps Electric Co Ltd | An illuminated electrical operating member |
| US7409863B2 (en) * | 2004-10-05 | 2008-08-12 | Sensata Technologies Maryland, Inc. | Pressure sensor |
| TWI254957B (en) * | 2005-01-19 | 2006-05-11 | Benq Corp | Rotation button and electronic device utilizing the same |
| JP2006260943A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照光付き回転型電子部品の実装構造 |
| US7105759B1 (en) * | 2005-06-28 | 2006-09-12 | Tektronix, Inc. | Instrument with illuminated control knob |
| EP1961025B1 (de) * | 2005-07-19 | 2016-03-30 | Preh GmbH | Bedienknopf mit integrierter funktionalität |
| JP2007035378A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Mic Electron Co | 複合スイッチ |
| EP1783795B1 (de) * | 2005-11-05 | 2008-05-07 | Delphi Technologies Inc. | Elektrische Schalteinrichtung |
| US7222979B1 (en) * | 2005-11-09 | 2007-05-29 | Cfm Corporation | Illuminated dial |
| US7439458B2 (en) * | 2006-08-25 | 2008-10-21 | Delphi Technologies, Inc. | Five-way directional push button on a rotary knob |
| JP4315983B2 (ja) * | 2007-01-19 | 2009-08-19 | ホシデン株式会社 | 複合スイッチ |
| CN101377983B (zh) * | 2007-08-29 | 2012-03-14 | 博西华电器（江苏）有限公司 | 家用电器操作装置和指示单元操作方法 |
| FR2932727B1 (fr) * | 2008-06-20 | 2012-10-26 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif de commande pour la commande de fonctions d'un tableau de commande pour vehicule automobile et tableau de commande correspondant |
| US20100116629A1 (en) * | 2008-11-12 | 2010-05-13 | Milo Borissov | Dual action push-type button |
| US20100216080A1 (en) * | 2009-02-20 | 2010-08-26 | William Home | Light-spot-indication gas range switch device |
| ITTO20091012A1 (it) * | 2009-12-21 | 2011-06-22 | Illinois Tool Works | Catenaria di comando di accensione per rubinetti gas con indicazione ottica di avvenuta apertura del rubinetto gas, per apparecchi di cottura |
| AU2011351598A1 (en) * | 2010-12-31 | 2013-07-18 | Arcelik Anonim Sirketi | A household appliance comprising a knob the outer periphery of which is illuminated |
| DE102011083524B4 (de) * | 2011-09-27 | 2017-04-06 | Behr-Hella Thermocontrol Gmbh | Dreh-/Drück-Bedienvorrichtung für ein Mensch-Maschine-Interface |
| WO2014102384A1 (en) * | 2012-12-31 | 2014-07-03 | Arcelik Anonim Sirketi | An illuminated knob, a switching mechanism for the illuminated knob and a gas/electric cooking appliance wherein the same are used |
| JP6150197B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-06-21 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 回転操作型スイッチ |
| FR3009063B1 (fr) * | 2013-07-25 | 2018-03-30 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif lumineux |
| TWI540606B (zh) * | 2013-12-31 | 2016-07-01 | jin-xiong Chu | Knob code switch |
| JP6439320B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-12-19 | リコーイメージング株式会社 | 変位操作装置 |
| JP2016091938A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 小島プレス工業株式会社 | 入力スイッチ装置 |
| WO2018212733A2 (en) * | 2016-11-03 | 2018-11-22 | İmren Plasti̇k Sanayi̇ Ve Ti̇caret Li̇mi̇ted Şi̇rketi̇ | A knob |
| US10190739B2 (en) * | 2017-06-05 | 2019-01-29 | Habitex Corporation | Lamp |
| TWI701692B (zh) * | 2019-11-22 | 2020-08-11 | 褚錦雄 | 多功能按壓式旋鈕 |
| US11231739B2 (en) * | 2019-12-23 | 2022-01-25 | Neural DSP Technologies Oy | Gyral-linear actuator for encoder |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4166200A (en) * | 1975-08-11 | 1979-08-28 | Tektronix, Inc. | Compact rotary switch construction |
| US4410774A (en) * | 1982-06-10 | 1983-10-18 | American Manufacturing Company, Inc. | Single knob variable range timer |
| JPS59110930U (ja) * | 1983-01-16 | 1984-07-26 | 日本開閉器工業株式会社 | 小型ロ−タリ−スイツチ |
| US4625084A (en) * | 1984-11-29 | 1986-11-25 | Robertshaw Controls Company | Rotary switch construction and method of making the same |
| US5049709A (en) * | 1990-01-30 | 1991-09-17 | Illinois Tool Works, Inc. | Index rotary switch with rotor contact member having L-shaped arms |
| KR0175848B1 (ko) * | 1993-12-31 | 1999-03-20 | 윤종용 | 전자렌지의 조작스위치 |
| JP3109446B2 (ja) * | 1996-05-23 | 2000-11-13 | 松下電器産業株式会社 | 軸ロック機構部およびそれを備えた回転操作型電子部品 |
| MY120975A (en) * | 1997-02-13 | 2005-12-30 | Sony Corp | Switch device. |
| JP3549377B2 (ja) | 1997-10-08 | 2004-08-04 | アルプス電気株式会社 | プッシュスイッチ付回転型電気部品 |
-
2000
- 2000-08-22 JP JP2000255742A patent/JP3831590B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-08-08 US US09/924,978 patent/US6420667B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002063835A (ja) | 2002-02-28 |
| US20020023826A1 (en) | 2002-02-28 |
| US6420667B1 (en) | 2002-07-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3831590B2 (ja) | 複合型スイッチ装置 | |
| JP4248563B2 (ja) | プッシュスイッチ | |
| US6967296B2 (en) | Steering switch device | |
| US9105416B2 (en) | Push switch | |
| JPS61135009A (ja) | 押しボタンスイツチ | |
| JPH11353976A (ja) | 照明機能付き回転式電子部品 | |
| JP6577094B2 (ja) | 照明機能付き電子部品 | |
| JP2001345031A (ja) | 複合操作型電子部品 | |
| JP4467423B2 (ja) | 多方向押圧型スイッチ | |
| JP2000173379A (ja) | 照光押釦スイッチ装置 | |
| JP4429144B2 (ja) | スイッチ機構及び多方向揺動型スイッチ機構 | |
| JPH11213819A (ja) | スイッチ装置、並びにスイッチ装置を使用した電子機器 | |
| JP2004303684A (ja) | スイッチ装置 | |
| KR100340483B1 (ko) | 가변 저항기 | |
| JP2000030568A (ja) | 押釦スイッチ | |
| JPS641716Y2 (ja) | ||
| JP2006310156A (ja) | 照光付回転型電気部品 | |
| JP2003151405A (ja) | 回転型スイッチ装置 | |
| JP4471817B2 (ja) | 多機能型電子部品 | |
| JP4619196B2 (ja) | 押圧スイッチ付き摺動式電子部品 | |
| NL1022408C2 (nl) | Druktoets met inwendige lichtgever. | |
| JPH0544978Y2 (ja) | ||
| JPS6028014Y2 (ja) | 照光押釦スイツチ | |
| JP2001184974A (ja) | 押しボタンスイッチ | |
| JP2004047491A (ja) | 回転式電子部品 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060327 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060711 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060714 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |