JP3109446B2 - 軸ロック機構部およびそれを備えた回転操作型電子部品 - Google Patents

軸ロック機構部およびそれを備えた回転操作型電子部品

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JP3109446B2 JP09057271A JP5727197A JP3109446B2 JP 3109446 B2 JP3109446 B2 JP 3109446B2 JP 09057271 A JP09057271 A JP 09057271A JP 5727197 A JP5727197 A JP 5727197A JP 3109446 B2 JP3109446 B2 JP 3109446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作軸を押すと操
作軸が内部に挿入された状態で停止し(これをプッシュ
ロックとよぶ)、再度操作軸を押すと元の状態に復帰す
る(これをロック解除とよぶ)軸ロック機構部およびそ
を備えた回転操作型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器は小型化・高級化が進
み、機器の前面パネルが小さくなると共に操作する電子
部品の数が増加しているが、この結果として、電子部品
の操作軸の間隔が小さくなり、一つの操作軸を動かす時
に隣の操作軸に指が当たって操作し難いという問題が生
じている。
【0003】この対策として、調整しない操作軸は全て
プッシュロックしておき、調整する操作軸だけをロック
解除して他の操作軸よりも突出させ、回転操作等所定の
調整ができるようにした電子部品が使用されつつある。
【0004】従来のこの種の回転操作型電子部品の技術
を、回転操作型エンコーダを例として図16〜図19に
より説明する。
【0005】図16は従来の軸ロック機構を備えた回
転操作型エンコーダの側面図、図17(a)はロック解
除状態の側面断面図、同(b)はロック状態の側面断面
図、図18は要部の分解斜視図である。
【0006】ここで、図16と図17(a),(b)に
おける境界線A−Aの右側の部分1は、通常の構成の回
転操作型エンコーダ(以下の説明ではエンコーダ部と表
現する)であり、左側の部分2および図18はその軸
ック機構部を示している。
【0007】まず、エンコーダ部1について説明する
と、3は棒状の操作軸で、軸受4により回転および前後
動が可能なように嵌合保持されると共に、その後方非円
形部3Aには、樹脂製の回転体5の中央非円形孔5Aが
回転運動は伝達されるが前後運動は伝達されないように
嵌合され、その後端部は後方へ突出している。
【0008】そして、回転体5の後面には、図19に示
すように、中心円部6Aとこれから放射状に延ばされた
複数個の直線状部6Bからなる回転接点板6がインサー
ト成形して設けられ、所定の間隔をあけて対向した後方
の絶縁基板7から伸ばされた三つの弾性接点8Aおよび
8B,8Cが各々この回転接点板6の中心円部6Aおよ
び直線状部6Bに弾接してエンコーダ部1の接点を構成
している。
【0009】また、9はエンコーダ部1全体を覆う金属
カバーで、その後端の爪部9Aを折り曲げることによ
り、絶縁基板7と共にロック機構部2と結合してい
る。
【0010】そして、このエンコーダ部1の動作は、図
17(a)の操作軸ロック解除状態において、操作軸3
を回転操作すると、その回転に伴って回転体5が回転さ
せられ、その後面の回転接点板6に対し三つの弾性接点
8Aおよび8B,8Cが中心円部6Aおよび直線状部6
B上を摺動していき、夫々の弾性接点8Aおよび8B,
8Cに接続された端子8Dおよび8E,8Fの8D−8
E間および8D−8F間にパルス信号を出してエンコー
ダとして機能するものである。
【0011】次に、ロック機構部2の構成は、特公昭
60−52563号公報「可変抵抗器」に開示されたも
のと同様であり、エンコーダ部1の後方に取付けられた
箱型カバー10の内部にロック体11が前後動可能に収
容されると共に、箱型カバー10の後面壁との間にロッ
ク体を前方に付勢するコイルばね12が装着され、ロッ
ク体11の端部に設けられた切欠部11Aに上記操作軸
3後端の溝部3Bが回転可能に嵌められている。
【0012】そして、箱型カバー10の蓋板13には、
先端に円形のピン部14を有するカム体15を回転可能
に保持すると共に、このピン部14を内方向に押しつけ
るように付勢する板ばね16が装着され、ロック体11
の側面に設けられたハート形溝11Bに対して、ロック
体11の前後動により係合または離脱させて操作軸3を
図17(b)のプッシュロック状態または図17(a)
のロック解除状態とさせるものである。
【0013】このロック機構部2の動作は、前記の特
公昭60−52563号公報に開示されたものと同様で
あるので、詳細な説明は省略する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の軸ロック機構を備えた回転操作型電子部品(回転
操作型エンコーダ)では、エンコーダ部1の後方に
ック機構部2を有しているため回転操作型電子部品全体
としての長さ寸法が大きく、従ってプリント配線基板へ
の取付け方法も、図16に示すように、使用機器の前面
パネル17に対して垂直すなわち操作軸3に平行なプリ
ント配線基板18に、エンコーダ部1の絶縁基板7から
導出された端子8D,8E,8Fおよびロック機構部
2の箱型カバー10の後端から導出された取付け脚部1
0Aを半田付けして固定する方法がとられていた。
【0015】しかし、最近の小型化が進んだ電子機器に
おいては、電子部品の本体も小さくすることが要求され
ると共に、これを取付ける方法も、使用機器の前面パネ
ル17に平行、すなわち操作軸3に垂直なプリント配線
基板に装着する方式が要求されるようになり、上記従来
の軸ロック機構を備えた回転操作型電子部品(回転操
作型エンコーダ)では、長さ寸法が大きすぎると共に、
このような取付け方法に対応できないという課題があっ
た。
【0016】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであり、長さ寸法を小さくできて、使用機
器の前面パネルに平行なプリント配線基板に装着するこ
とができる軸ロック機構部およびそれを備えた回転操作
型電子部品を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、操作軸部を二重構造とし、回転体と一体の
外側の円筒軸部の内面に設けた突起部と、円筒軸部の内
側に前後動可能に嵌合保持された操作軸の後端に装着し
た回転駒によりロック機構部を構成するようにしたも
のである。
【0018】この本発明により、軸ロック機構部を含め
た回転操作型電子部品の全長寸法を小さくすることがで
き、その後端部に設けた取付け脚部により使用機器の前
面パネルに平行なプリント配線基板に装着することが容
易にできる軸ロック機構部を備えた回転操作型電子部品
を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転体に前後動可能に挿通保持された操作軸の前後
動に伴って操作軸に保持された回転駒が回転し、その操
作軸のロック時およびロック解除時共に、回転駒に設け
られた摺動部の前方端部が、回転体の内周壁の所定位置
に係止することにより、操作軸が停止する軸ロック機構
部としたものである。
【0020】本発明の請求項2に記載の発明は、前方の
円筒軸部と後方の円板部からなり、円筒軸部中心の前部
が非円形、後部が円形となった貫通孔の中間部内壁に複
数個の軸方向の突起部と案内溝を交互に有し、各突起部
の後端が回転方向に対して一定のテーパとなり、テーパ
の前方側終端が案内溝につながる部分と係止部となる部
分が交互に配された回転体と、上記回転体の貫通孔の非
円形部に前後動自在で共回りするように嵌合して前端の
大径操作部が前方に突出すると共に、中間の非円形嵌合
部と後端の円形細径部との境界段部に回転体貫通孔の
突起と同数の後方へ突出した山形部を有する操作軸と、
操作軸後端の円形細径部に回動自在で一定範囲の前後動
可能に保持された中央円環部の外周に回転体貫通孔の
案内溝に出入り自由な複数個の摺動部を有し、摺動部の
前端に設けられた回転体貫通孔のテーパと同方向のテー
パの先端が操作軸の境界段部の山形部に当接するように
付勢された回転駒と、操作軸を前方へ付勢するばね材
と、回転体の円板部後面に設けられた回転接点板と、回
転体の後端部を回動自在に支持する絶縁ケース底面から
前方に伸ばされ、上記回転接点板に弾接する複数個の弾
性接点と、回転体の円筒軸部外径を回動自在に嵌合保持
する軸受と、絶縁ケース後端に伸ばされた取付け脚部を
有する金属カバーからなる回転操作型電子部品としたも
のであり、操作軸をプッシュロックおよびロック解除す
ることができる軸ロック機構部を回転体の円筒軸部とそ
の内径部に前後動可能に嵌合保持された操作軸の間に構
成し、その後端部に取付け脚部を有する軸ロック機構部
を備えた回転操作型電子部品を、小さい全長寸法で実現
できるという作用を有する。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、操作軸を前方へ付勢するばね材をばね性
を有する線材を巻いたコイルばねとし、このコイルばね
を操作軸の大径操作部後端と回転体の円筒軸部根元の段
部の間に装着する構成としたものであり、操作軸のプッ
シュロック時に圧縮されたコイルばねを回転体の外側に
収容することができると共に、操作軸を回転操作する時
にコイルばねがよじれることがないという作用を有す
る。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
発明において、操作軸の大径操作部を、非円形嵌合部と
前端で連結された円筒状として、この円筒状の部分をコ
イルばねの外側に配した構成としたものであり、操作軸
の全長寸法すなわち軸ロック機構部を備えた回転操作型
電子部品の全長寸法を小さくすることができるという作
用を有する。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、回転体の貫通孔の非円形部と操作軸の非
円形嵌合部の形状を十字形とした構成のものであり、回
転体の貫通孔と前後動可能で共回りするように嵌合する
操作軸の嵌合部は小さな径であるが、その断面形状に細
い部分がないために、操作軸を金属材料のダイカスト加
工により形成することが容易であると共に、操作軸を回
転操作する際に操作軸から回転体へ回転力を伝達する部
分の当接面を広くとることができるので、嵌合する部分
のギャップによる遊び角を小さくできるという作用を有
する。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、絶縁ケース底面後部に設けられた複数個
の固定接点間を短絡するように前方に付勢された可動接
点を、絶縁ケース後方に連結された箱状の蓋板内に配
し、操作軸を押して回転駒の摺動部が回転体の貫通孔中
間部内壁の突起部後端テーパ部の係止部で止まった状態
において、操作軸後端の円形細径部が可動接点を後方に
押して固定接点から離れた状態とするようにした構成の
ものであり、請求項2に記載の発明による作用に加え
て、操作軸をプッシュロックおよびロック解除する操作
に合わせてスイッチの切替えも行うことができる回転操
作型電子部品を実現できるという作用を有する。
【0025】請求項7に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、回転駒を操作軸後端の円形細径部に回動
自在で一定範囲の前後動可能に保持すると共に、絶縁ケ
ース底面後部に設けられた複数個の固定接点間を短絡す
るように前方に付勢された可動接点を、絶縁ケース後方
に連結された箱状の蓋板内に配し、操作軸を後方に押し
た際に、回転駒が可動接点体を後方に押すようにした構
成のものであり、操作軸をプッシュロックおよびロック
解除する操作に合わせてスイッチの切替えも行うことが
できる回転操作型電子部品を、少ない構成部分でコンパ
クトにしかも安価に実現できるという作用を有する。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、軸受が金属カバーに一体に設けられたも
のである。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、回転
操作型エンコーダを例として図1〜図15を用いて説明
する。
【0028】(実施の形態1) 図1は本発明の第1の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断面
図、図2は同分解斜視図である。
【0029】同図において、21は樹脂からなり前方が
開口部となった絶縁ケース、22は絶縁ケース21の開
口部を覆うと共に、その側面に沿って後端に伸ばされた
取付け脚部22Aを有する金属カバーである。
【0030】また、23は絶縁ケース21内に収容され
た樹脂製の回転体で、前方の円筒軸部23Aと後方の円
板部23Bからなり、円筒軸部23Aの外径を上記金属
カバー22の軸受に相当する中心孔22Bにより回動可
能に嵌合保持されると共に、円板部23Bの後部を絶縁
ケース21の底面の円形孔21Aにより回動自在に支持
されている。
【0031】この回転体23の円板部23Bの後面には
回転接点板24がインサート成形により設けられてお
り、所定の間隔をあけて対向した後方の絶縁ケース21
底面から伸ばされた三つの弾性接点25A,25B,2
5Cが弾接して回転型エンコーダを形成していることは
従来例と同様であり、この三つの弾性接点25A,25
B,25Cに導通した三つの接続端子25D,25E,
25Fが絶縁ケース21の底面端部から後方に伸ばされ
ている。
【0032】そして、このエンコーダ部の動作は従来の
技術の項で説明したものと同じであるので、その説明を
省略する。
【0033】また、21Bは樹脂製の蓋板で、絶縁ケー
ス21後方の開口部を塞ぐと共に、この回転操作型エン
コーダを取付け脚部22Aで使用機器のプリント配線基
板に装着する場合の支持部となるものである。
【0034】一方、回転体23の円筒軸部23Aには、
図3(a)の下面図、同(b)、同(d)のX−X,Y
−Y方向の正面断面図および同(c)の上面図に示すよ
うに、前部が十字孔部(非円形孔部)26、後部が円形
孔部27となった貫通孔が設けられており、その十字孔
部26の形状は、前端部26Aでは二方向共同一直径d
の十字孔であるが、ここから後方に伸びた中間部26B
は、対向する一対がこれと同寸法の直径で後方に伸びた
案内溝26Cとなり、これと直交して対向する一対はこ
れよりも大きい直径eで後方に伸びた案内溝26Dとな
り後方の直径eの円形孔部27に続いている。
【0035】そして、この十字孔部26の内周壁部の四
つの突起部26E1,26E2,26E3および26E
4の後端部は回転方向に対して一定にテーパ部26F
1,26F2,26F3および26F4となっており、
各テーパの前方側の終端は、対向する一対のテーパ部2
6F1,26F3は上記十字孔中間部26Bの大きい直
径eの案内溝26Dにつながり、これと直交して対向す
る一対のテーパ部26F2,26F4は十字孔中間部2
6Bの二対の案内溝26Cと26Dの直径差の半分であ
る(e−d)/2の幅の壁面のテーパ部26F5,26
F6につながり隣接する突起部26E3,26E1に止
められている。
【0036】また、28は金属材料をダイカスト加工し
て形成された操作軸で、図4(a)の下面図および同
(b)の正面図に示すように、前端の大径操作部28A
と中間の十字形(非円形)嵌合部28Bおよび後端の円
形細径部28Cからなり、上記回転体23の円筒軸部2
3Aの十字孔部26の前端部26Aによって、その中間
の十字形嵌合部28Bを前後動自在で回転体23が共回
りするように嵌合保持されて、その前部の大径操作部2
8Aが回転体23の円筒軸部23Aの前方に突出すると
共に、回転体23の円筒軸部23Aの貫通孔内に位置す
る十字形嵌合部28Bの後端と後方の円形細径部28C
との境界段部は、十字形突出部の各々の中央を頂点とし
て後方に突出した山形部28Dとなっている。
【0037】そして、操作軸28の円形細径部28Cに
は、図5(a)の下面図および同(b)、同(c)のX
−X,Y−Y方向の側面断面図、正面断面図に示すよう
に、中央円環部29Aの外周の対向位置に二つの摺動部
29Bを有する回転駒29が回動自在で一定範囲の前後
動可能に装着されている。
【0038】この回転駒29の摺動部29Bは、上記回
転体23の十字孔部中間部26Bの大きい直径eの案内
溝26Dに対して摺動可能な直径および幅に設定されて
いると共に、その前方端部は上記十字孔部中間部26B
の内周壁部の突起部26E1〜26E4のテーパ部26
F1〜26F4と同方向のテーパ部29Cとなってお
り、操作軸28の円形細径部28Cの先端にカシメられ
た座金30により抜け止めされると共に、小コイルばね
31により前方へ付勢されて、通常は上記テーパ部29
Cが操作軸28の十字形嵌合部28Bと円形細径部28
Cの境界段部の山形部28Dに弾接している。
【0039】以上のように回転体23の円筒軸部23A
の内径部に係合された操作軸28は、その大径操作部2
8Aの後端と回転体23の円筒軸部23A根元部の段部
23Cの間に装着されたばね性を有する線材製のコイル
ばね32により常に前方へ付勢されており、これによ
り、コイルばね32の付勢力に抗して操作軸28を押す
と操作軸28は内部に挿入された状態でロックされ、再
度操作軸28を押すとコイルばね32の弾性復元力によ
って元の状態に復帰するロック機構部が、回転体23
の円筒軸部23Aと操作軸28の間で構成される。
【0040】次に、以上のように構成される軸ロック機
構部の動作について、前述の図1および回転駒の動きを
説明する要部概念図である図6により説明する。
【0041】まず、ロック解除状態である図1の状態に
おいては、コイルばね32の付勢力によって操作軸28
が前方へ押されていることにより、その後端の円形細径
部28Cに装着された回転駒29も前方へ付勢されて、
回転体23の円筒軸部23Aの十字孔部26の案内溝2
6Dに嵌合した回転駒29の摺動部29Bは、十字孔部
26の前端部26Aの段差で止まっている(図6(a)
のロック解除状態)。
【0042】この状態からコイルばね32の付勢力に抗
して操作軸28および回転駒29を後方へ押すと、回転
駒29の摺動部29Bは上記の案内溝26Dに沿って後
方へ移動し、移動の終端において案内溝26Dから外れ
る(図6(b)の軸プッシュ状態)。
【0043】この時、小コイルばね31の付勢力によっ
て操作軸28の十字形嵌合部28B後端の山形部28D
の傾斜面の途中に弾接していた回転駒29の摺動部29
Bは、傾斜面を下りる方向に回転して、案内溝26Dを
形成している十字孔部26内の突起部26E2後端部の
テーパ部26F2に移る(図6(c)の切替え状態)。
【0044】そして、操作軸28に加えていた押し力を
除くと、操作軸28がコイルばね32の付勢力によって
前方へ押されることにより、回転駒29の摺動部29B
は上記テーパ部26F2の傾斜面に沿って滑りながら操
作軸28と共に少し前方へ移動し、摺動部29Bがテー
パ部26F2に続くテーパ部26F5の終端で隣接する
突起部26E3に当たることにより止まる(図6(d)
のプッシュロック状態)。
【0045】この状態で操作軸28はプッシュロックさ
れた図7の状態となり、回転駒29はロック解除状態で
ある図6の状態から90°回転したことになる。
【0046】同様にして、再度、操作軸28を後方へ押
すと回転駒29はさらに90°回転し、操作軸28は再
び図1のロック解除状態となる。
【0047】(実施の形態2) 図8は本発明の第2の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断面
図である。
【0048】本回転操作型エンコーダは、上記実施の形
態1によるものに対して操作軸の構成を変えたもので、
操作軸33の大径操作部33Aを中間の十字形(非円
形)嵌合部33Bと前端で連結された円筒状として、操
作軸33を前方へ付勢するコイルばね32の外側に配し
たものである。
【0049】これにより、大径操作部33Aの長さは十
字形嵌合部33Bの長さの中に吸収されるので、操作軸
33の長さすなわち本回転操作型エンコーダの全長寸法
を大径操作部33Aの長さ分だけ小さくできるものであ
る。
【0050】さらに、操作軸33を前方に付勢するコイ
ルばね32の約半分の長さを、この大径操作部33Aで
外側から覆うことになるので、コイルばね32の巻き線
部分が変形する可能性も少なくなるものである。
【0051】(実施の形態3) 図9は本発明の第3の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断面
図である。
【0052】本回転操作型エンコーダは、上記実施の形
態1によるものの後部に、可動接点を押されることによ
り動作するスイッチ部を備えたものであり、図10にス
イッチ部の分解斜視図を示す。
【0053】図9および図10において、34は複数個
の弾性を有する固定接点35a,35Bを有するスイッ
チ基板で、各固定接点35A,35Bに導通した接続端
子36A,36Bが端部から後方に伸ばされている。
【0054】そして、実施の形態1の場合と同様にスイ
ッチ基板34の後部に樹脂製の蓋板21B1が配されて
おり、これが回転操作型エンコーダを取付け脚部22A
により使用機器のプリント配線基板に装着する場合の支
持部になると共に、その内部には上記固定接点35A,
35B間を接触および接離する円形金属製の可動接点3
7が配され、この可動接点37は蓋板21B1の底面上
に載せられた円錐コイルばね38により前方へ付勢され
ていて、図9に示すロック解除状態において上記固定接
点35A,35B間を短絡した状態となっている。
【0055】このように構成される回転操作型エンコー
ダの操作軸28を後方へ押す場合のロック機構部の回
転駒29等の動作は、実施の形態1の場合と同様である
ので、その説明は省略するが、操作軸28を後方に押し
ていき、その後端の円形細径部28Cにカシメられた座
金30が上記可動接点37に当たると、円錐コイルばね
38の付勢力に抗して可動接点37を後方に押して固定
接点35A,35Bから離し、固定接点35A,35B
間を電気的に分離させた状態で、図11の断面図に示す
プッシュロック状態となる。
【0056】すなわち、プッシュロック状態において
は、各固定接点35A,35B間は絶縁状態となってい
る。
【0057】そして、再度、操作軸28を後方へ押す
と、操作軸28は再び図9のロック解除状態となり、そ
の後端の円形細径部28Cの先端の座金30が可動接点
37から離れるので、可動接点37は再び円錐コイルば
ね38に押されて固定接点35A,35B間を短絡した
状態となる。
【0058】したがって、本実施の形態によれば、操作
軸をプッシュロックおよびロック解除する操作に合わせ
てスイッチの切替えも行うことができる回転操作型電子
部品を提供することができるものである。
【0059】(実施の形態4) 図12は本発明の第4の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断
面図、図13は同分解斜視図である。
【0060】本回転操作型エンコーダは、図9および図
11で説明した上記実施の形態3によるものにおいて、
操作軸28の後端に装着した回転駒29の前方へ付勢す
る部分を省略する構成としたものであり、同図におい
て、操作軸39の円形細径部39Aには下方にスリット
付きの細径部40を備えた段付回転駒41が下方に抜け
ないように細径部40の先端を内側にカシメられて、回
動自在で一定範囲の前後動可能に取付けられており、そ
の上部の駒部42は、図14(a)の上面図および同
(b)、同(c)のX−X,Y−Y方向の側面断面図、
正面断面図に示すように、実施の形態1で詳細に説明し
た回転駒29とほぼ同形状で、中央円環部42Aの外周
の対向位置にテーパ部42Bを備えた摺動部42Cを有
すると共に、それと直交する位置に凸部42Dを備えて
いる。
【0061】また、43はスイッチ基板34の弾性を有
する固定接点35A,35Bに接離する円板状の可動接
点43Aを円筒部43Bにインサート成形等により保持
している可動接点体であり、この可動接点体43は、可
動接点43A下面と蓋板21B1との間に配された円錐
コイルばね38により前方に付勢されている。
【0062】このよう構成された回転操作型エンコー
ダの操作軸39を押すと、それに伴って段付回転駒41
の駒部42の後部、すなわち摺動部42Cと凸部42D
の下面が可動接点体43の円筒部43B上面に当接し、
円錐コイルばね38により前方に付勢された可動接点体
43を下方に押し下げて可動接点43Aをスイッチ基板
34の固定接点35A,35Bから離し、固定接点35
a,35B間を電気的に分離させた状態とするが、この
とき段付回転駒41の駒部42の摺動部42Cおよび操
作軸39の十字形嵌合部39B、山形部39C等の形状
は、実施の形態1で説明したものと同じで、かつ、この
段付回転駒41には可動接点体43を介して円錐コイル
ばね38による前方への付勢力が働いているため、段付
回転駒41は実施の形態1で説明した回転駒29と同様
の動作をして図15の断面図に示すプッシュロック状態
になり、スイッチ基板34の固定接点35a,35B間
を分離させた絶縁状態を保持できるものとなっている。
【0063】そして、この状態から更に操作軸39を押
圧すると、図12のロック解除状態に戻ることは実施の
形態1および3で説明したことと同様であるが、このと
き可動接点体43および段付回転駒41は、下方に配し
た円錐コイルばね38の復元力により上方に復帰して、
可動接点体43の可動接点43Aが再びスイッチ基板3
4の複数個の固定接点35A,35Bと接触し、上記固
定接点35A,35B間を短絡した状態に戻るものであ
る。
【0064】上記のように、操作軸をプッシュロックお
よびロック解除する操作に合わせてスイッチの切替えも
行うことができる回転操作型電子部品を、実施の形態3
に比べて、少ない部品点数で安価に構成できるものであ
る。
【0065】また、本実施の形態では、段付回転駒41
の摺動部42Cと凸部42Dの下面の4点を可動接点体
43の円筒部43B上面に当接させて可動接点体43を
下方に押すようにしているが、段付回転駒41の凸部4
2Dを無くして摺動部42Cのみの2点で可動接点体4
3を下方に押す構造としても同様の作用および効果が期
待できることは言うまでもない。
【0066】なお、以上の実施の形態1〜4において
は、回転体23の円筒軸部23Aの十字孔部26および
これを嵌合する操作軸28,33,39の十字形嵌合部
28B,33B,39Bの形状を十字形とし、上記十字
孔部26内の案内溝26C,26Dの数を各2本ずつの
4本として、この中を通る回転駒29および段付回転駒
41の摺動部29B,42Cの数を2個としたが、これ
らの数は上記十字孔部26の直径が小さい場合に有利な
数であり、この直径が大きい場合には、上記の数を各々
2倍にした形状としてもよい。
【0067】また、回転操作型電子部品は回転操作型エ
ンコーダを例として説明したが、これは回転操作型可変
抵抗器等、他の電子部品としてもよいことは勿論であ
る。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軸ロック
機構部を二重構造の操作軸内に設けたことにより、軸ロ
ック機構を備えた回転操作型電子部品の約1/2まで
小さくすることができると共に、使用機器の前面パネル
に平行すなわち操作軸に垂直なプリント配線基板に装着
することも容易であり、さらに、操作軸の操作に伴って
接離するスイッチ機能も付加できるため、使用機器の小
型化・高密度実装化に貢献できるという有利な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断
面図
【図2】同分解斜視図
【図3】(a)同要部である回転体の下面図 (b)図3(a)X−X線における断面図 (c)同上面図 (d)図3(a)Y−Y線における断面図
【図4】(a)同要部である操作軸の下面図 (b)同正面図
【図5】(a)同要部である回転駒の下面図 (b)図5(a)X−X線における側面断面図 (c)図5(a)Y−Y線における正面断面図
【図6】(a)同回転駒のロック解除状態を説明する要
部概念図 (b)同回転駒の軸プッシュ状態を説明する要部概念図 (c)同回転駒の切替え状態を説明する要部概念図 (d)同回転駒のプッシュロック状態を説明する要部概
念図
【図7】同ロック状態の断面図
【図8】本発明の第2の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断
面図
【図9】本発明の第3の実施の形態による軸ロック機構
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の断
面図
【図10】同要部であるスイッチ部の分解斜視図
【図11】同プッシュロック状態の断面図
【図12】本発明の第4の実施の形態による軸ロック機
を備えた回転操作型エンコーダのロック解除状態の
断面図
【図13】同分解斜視図
【図14】(a)同要部である段付回転駒の上面図 (b)図14(a)X−X線における側面断面図 (c)図14(a)Y−Y線における正面断面図
【図15】同プッシュロック状態の断面図
【図16】従来の軸ロック機構を備えた回転操作型エ
ンコーダの側面図
【図17】(a)同ロック解除状態の側面断面図 (b)同ロック状態の側面断面図
【図18】同要部の分解斜視図
【図19】同エンコーダの接点構成を説明する一部断面
下面図
【符号の説明】
21 絶縁ケース 21A 円形孔 21B,21B1 蓋板 22 金属カバー 22A 取付け脚部 22B 中心孔 23 回転体 23A 円筒軸部 23B 円板部 23C 段部 24 回転接点板 25A,25B,25C 弾性接点 25D,25E,25F 接続端子 26 十字孔部 26A 前端部 26B 中間部 26C,26D 案内溝 26E1,26E2,26E3,26E4 突起部 26F1,26F2,26F3,26F4,26F5,
26F6 テーパ部 27 円形孔部 28,33,39 操作軸 28A,33A 大径操作部 28B,33B,39B 十字形嵌合部 28C,39A 円形細径部 28D,39C 山形部 29 回転駒 29A,42A 中央円環部 29B,42C 摺動部 29C,42B 摺動部のテーパ部 30 座金 31 小コイルばね 32 コイルばね 34 スイッチ基板 35A,35B 固定接点 36A,36B 接続端子 37,43A 可動接点 38 円錐コイルばね 40 スリット付きの細径部 41 段付回転駒 42 駒部 42D 凸部 43 可動接点体 43B 円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03M 1/24 H03M 1/24 (56)参考文献 特開 昭62−97304(JP,A) 特開 平8−64406(JP,A) 特開 昭54−122891(JP,A) 実開 平3−72391(JP,U) 実公 昭49−46998(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 10/00 - 10/50 H01H 3/00 - 7/16 H01H 19/00 - 21/88 H03M 1/00 - 1/88 G01D 5/00 - 5/252 G01D 5/39 - 5/62

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に前後動可能に挿通保持された操
    作軸の前後動に伴って操作軸に保持された回転駒が回転
    し、その操作軸のロック時およびロック解除時共に、回
    転駒に設けられた摺動部の前方端部が、回転体の内周壁
    の所定位置に係止することにより、操作軸が停止する軸
    ロック機構部。
  2. 【請求項2】 前方の円筒軸部と後方の円板部からな
    り、円筒軸部中心の前部が非円形、後部が円形となった
    貫通孔の中間部内壁に複数個の軸方向の突起部と案内溝
    を交互に有し、各突起部の後端が回転方向に対して一定
    のテーパとなり、テーパの前方側終端が案内溝につなが
    る部分と係止部となる部分が交互に配された回転体と、
    上記回転体の貫通孔の非円形部に前後動自在で共回りす
    るように嵌合して前端の大径操作部が前方に突出すると
    共に、中間の非円形嵌合部と後端の円形細径部との境界
    段部に回転体貫通孔の突起と同数の後方へ突出した山
    形部を有する操作軸と、操作軸後端の円形細径部に回動
    自在で一定範囲の前後動可能に保持された中央円環部の
    外周に回転体貫通孔の案内溝に出入り自由な複数個の
    摺動部を有し、摺動部の前端に設けられた回転体貫通孔
    のテーパと同方向のテーパの先端が操作軸の境界段部の
    山形部に当接するように付勢された回転駒と、操作軸を
    前方へ付勢するばね材と、回転体の円板部後面に設けら
    れた回転接点板と、回転体の後端部を回動自在に支持す
    る絶縁ケース底面から前方に伸ばされ、上記回転接点板
    に弾接する複数個の弾性接点と、回転体の円筒軸部外径
    を回動自在に嵌合保持する軸受と、絶縁ケース後端に伸
    ばされた取付け脚部を有する金属カバーからなる回転操
    作型電子部品。
  3. 【請求項3】 操作軸を前方へ付勢するばね材をばね性
    を有する線材を巻いたコイルばねとし、このコイルばね
    を操作軸の大径操作部後端と回転体の円筒軸部根元の段
    部の間に装着する構成とした請求項2記載の回転操作型
    電子部品。
  4. 【請求項4】 操作軸の大径操作部を、非円形嵌合部と
    前端で連結された円筒状として、この円筒状の部分をコ
    イルばねの外側に配した請求項3記載の回転操作型電子
    部品。
  5. 【請求項5】 回転体の貫通孔の非円形部と操作軸の非
    円形嵌合部の形状を十字形とした請求項2記載の回転操
    作型電子部品。
  6. 【請求項6】 絶縁ケース底面後部に設けられた複数個
    の固定接点間を短絡するように前方に付勢された可動接
    点を、絶縁ケース後方に連結された箱状の蓋板内に配
    し、操作軸を押して回転駒の摺動部が回転体の貫通孔中
    間部内壁の突起部後端テーパ部の係止部で止まった状態
    において、操作軸後端の円形細径部が可動接点を後方に
    押して固定接点から離れた状態とするようにした請求項
    記載の回転操作型電子部品。
  7. 【請求項7】 回転駒を操作軸後端の円形細径部に回動
    自在で一定範囲の前後動可能に保持すると共に、絶縁ケ
    ース底面後部に設けられた複数個の固定接点間を短絡す
    るように前方に付勢された可動接点を、絶縁ケース後方
    に連結された箱状の蓋板内に配し、操作軸を後方に押し
    た際に、回転駒が可動接点体を後方に押すようにした
    求項2記載の回転操作型電子部品。
  8. 【請求項8】 軸受が金属カバーに一体に設けられた請
    求項2記載の回転操作型電子部品。
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JP2520858Y2 (ja) 回転型電気部品

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