JP3826842B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には送風ファンを駆動するファンモータの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機におけるファンモータは、例えば図4で示すような固定構造により本体内に固定されていた。同図に示すように、空気調和機の本体を構成するベース1の一側にはファンモータ7を載置する載置部が形成され、同載置部の前面には前記ファンモータ7の前面ボスを抱持するように固定する前面固定具21が、後面には前記ファンモータ7の後面ボスを固定する固定部材22がネジ止めにより前記ベース1に着脱自在に設けられている。
【0003】
修理等により前記ファンモータ7を前記ベース1から取り外す際は、まずネジを抜脱して前記固定具材22を前記ベース1から抜脱し、続いて前記ファンモータ7を本体から抜脱するようになっている。
【0004】
しかしながら、近年ファンモータの能力増強に伴い、ファンモータの振動を極力抑制し騒音の発生を防止することが求められており、上記したファンモータの固定構造では騒音の発生を充分に抑制することができなかった。また、空気調和機本体の小型化に伴い、前記ファンモータ7を取り外す際、これを覆うように設けられている熱交換器を外さないと前記ファンモータ7を本体から外すことができないというような不具合が発生し、これらへの対応が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、ファンモータの振動を充分に抑制して本体外への騒音の発生を極力低減できるとともに、修理時に、ファンモータを本体から容易に抜脱することのできるファンモータの固定構造を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、前面が開放されたベースに、後面が開放され吸込グリルを備えた前面パネルを装着して本体を構成し、同本体の前面及び上面に吸込口を、前面下部に吹出口を夫々設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設けるとともに、前記ベースの一側に前記送風ファンを駆動するファンモータの固定装置を設けてなる空気調和機において、
前記ファンモータの固定装置が、前記ベース上に立設され、前記ファンモータの駆動軸側の外周を支持するとともに、駆動軸が挿通する挿通孔を穿設したキャップ部と、前記ファンモータの反駆動軸側となるベース上に立設され、上端面が内方に窪む円弧状に形成されるとともに、同円弧状の上端面に摺動溝を形成した基台と、外周に前記摺動溝に対応した外方に膨らむ円弧部を形成するとともに、内周に前記ファンモータの軸受に装着された防振部材に干渉しないよう円弧状の切欠きを設けた摺動部材と、前記防振部材が挿通するとともに、これに被着する円筒状の被着部と、同被着部の上下端から延出され前記摺動部材の前記切欠き側に接合する接合部と、同接合部と前記被着部との間に架設されたリブに前記ファンモータの他側に穿設されたネジ孔に対応するネジ挿通孔とを備えた固定板とで構成されてなり、
前記ファンモータを抜脱する際、同ファンモータに螺着された前記固定板を外し、前記摺動部材を、前記基台の摺動溝内を摺動させて取り外すことにより、前記ファンモータを水平に移動させて抜脱できるようにし構成となっている。
【0007】
更に、前記基台及び前記基部とが、前記ベースに一体に形成された構成となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機を示す断面図であり、図2はファンモータの固定具を示す分解斜視図である。また図3はファンモータを抜脱する際の手順を示す断面図である。
本発明による空気調和機は、図1で示すように、前面を開放したベース1と、同ベース1の前面に装着される、後面が開放された前面パネルと、吸込口を形成し前記前面パネルに着脱自在に設けられた吸込グリルとで本体を構成している。同本体の前面には複数の横桟から形成される前面吸込口2が、上面には同様に複数の横桟から形成される上面吸込口3が夫々設けられ、前面下部には吹出口4が設けられている。前記前面吸込口2及び前記上面吸込口3と前記吹出口4とを結ぶ空気通路には、垂直部5aと、同垂直部5aの上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部5bと、同後方傾斜部5bの上端を折曲して前方に傾斜させた前方傾斜部5cとからなる熱交換器5が設けられ、同熱交換器5の下流側には同交換器5で熱交換された空気を前記吹出口4から室内に送出するクロスフローファンからなる送風ファン6と、同送風ファン6と連結されこれを駆動するファンモータ7が本体の一側に設けられており、同ファンモータ7の反駆動軸側は、基台9と、同基台9に摺動自在に支持される摺動部材10と、同摺動部材10と接合され前記ファンモータ7の後面に装着された防振部材を抱持するように固定する固定具11とで前記ベース1に装着されるようになっている。
【0009】
前記ファンモータ7の固定装置は図2で示すように構成されている。同ファンモータ7の駆動軸側は、前記ベース1上に立設された基部12aと、同基部12a上に形成され前記ファンモータ7の外周部を覆うようにして固定する有底円筒状のキャップ部12bとからなり、有底部には前記ファンモータ7の駆動軸が挿通する挿通孔が穿設されている。前記ファンモータ7の反駆動軸側は、前記ベース1上に立設され、上端面が内方に窪む円弧状に形成されるとともに、同円弧状の上端面に摺動溝9aを形成した基台9と、外周に前記摺動溝9aに対応した、外方に膨らむ円弧部10aを形成し、内周に前記ファンモータ7の軸受に装着された円筒状の防振部材7aに干渉しないよう、これに対応した円弧状の切欠き10bを形成した摺動部材10と、前記防振部材7aが挿通するとともに、これに被着する円筒状の被着部11aと、同被着部11aの上下端から延出され前記摺動部材10に接合する接合部11bと、同接合部11bと前記押さえ部11aとの間に架設されたリブ11cと同リブ11cに穿設された上下のネジ挿通孔11dとを備えた固定板11とで構成されている。また、前記ファンモータ7の反駆動軸側外周面には前記ネジ挿通孔11dに対峙してネジ孔7bが設けられている。
【0010】
次に、前記ファンモータ7の前記固定装置への装着及び抜脱手順について説明する。装着する際は、まず前記ファンモータ7の駆動軸側を前記キャップ部12bに挿入して固定する。続いて前記摺動部材10の前記円弧部10aを前記基台9の摺動溝9aの端部から挿入し、同摺動部材10の一側面を前記ファンモータ7に押し当てながら前記摺動溝9a内を摺動させ、所定の位置まで回動させる。次に、前記固定板11の前記被着部11aを前記ファンモータ7の防振部材7aに挿通させ被着するとともに、前記接合部11bを前記摺動部材10の端面に接合させ、続いて同固定板11に穿設された前記ネジ挿通孔11dにネジ8を挿通させ、前記ファンモータ7のネジ孔7bに螺合させる。これにより前記ファンモータ7の前記ベース1への装着が完了する。次に、前記ファンモータ7の駆動軸に送風ファン6を連結させる。
【0011】
修理時等に、前記ファンモータ7を前記ベース1から抜脱する際は、上記した手順とは逆に、まず前記ネジ孔7bに螺合したネジをはずし、図3で示すように、前記固定板11を取りはずす。次に前記摺動部材10の円弧部10aを前記前記摺動溝9a内で摺動させながら、矢印で示す方向に回動させ前記基台9から取り外す。これにより前記ファンモータ7の反駆動軸側が開放され、同ファンモータ7を水平方向に引き抜くことができるようになっている。
【0012】
上記したように、前記ファンモータ7の駆動軸側を前記キャップ部12bで覆うように固定し、反駆動軸側を前記摺動部材10及び前記固定具11とで固定することにより、同ファンモータ7から発生する振動が他の部位へ伝搬しないよう極力抑制できる一方、修理時等には、周囲を覆う熱交換器をはずさなくとも前記ファンモータ7を容易に抜脱できるようになっている。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ファンモータの固定装置が、前記ファンモータの駆動軸側を覆うように固定するキャップ部と同キャップ部をベース上に支持する基部とで構成し、前記ファンモータの反駆動軸側を、前記ベース上に立設された基台と、同基台の摺動溝に摺動自在に支持される摺動部材と、前記ファンモータの後面に螺着される固定板とで構成することにより、前記ファンモータから発生する振動を極力抑制できる一方、修理時等には、前記ファンモータを容易に抜脱できる空気調和機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機を示す断面図である。
【図2】ファンモータの固定装置を示す分解斜視図である。
【図3】ファンモータを抜脱する手順を示す断面図である。
【図4】従来例によるファンモータの固定装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 前面吸込口
3 上面吸込口
4 吹出口
5 熱交換器
5a 垂直部
5b 後方傾斜部
5c 前方傾斜部
6 送風ファン
7 ファンモータ
7a 防振部材
7b ネジ孔
8 ネジ
9 基台
9a 摺動溝
10 摺動部材
10a 円弧部
10b 切欠き
11 固定板
11a 被着部
11b 接合部
11c リブ
11d ネジ挿通孔
12a 基部
12b キャップ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には送風ファンを駆動するファンモータの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機におけるファンモータは、例えば図4で示すような固定構造により本体内に固定されていた。同図に示すように、空気調和機の本体を構成するベース1の一側にはファンモータ7を載置する載置部が形成され、同載置部の前面には前記ファンモータ7の前面ボスを抱持するように固定する前面固定具21が、後面には前記ファンモータ7の後面ボスを固定する固定部材22がネジ止めにより前記ベース1に着脱自在に設けられている。
【0003】
修理等により前記ファンモータ7を前記ベース1から取り外す際は、まずネジを抜脱して前記固定具材22を前記ベース1から抜脱し、続いて前記ファンモータ7を本体から抜脱するようになっている。
【0004】
しかしながら、近年ファンモータの能力増強に伴い、ファンモータの振動を極力抑制し騒音の発生を防止することが求められており、上記したファンモータの固定構造では騒音の発生を充分に抑制することができなかった。また、空気調和機本体の小型化に伴い、前記ファンモータ7を取り外す際、これを覆うように設けられている熱交換器を外さないと前記ファンモータ7を本体から外すことができないというような不具合が発生し、これらへの対応が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、ファンモータの振動を充分に抑制して本体外への騒音の発生を極力低減できるとともに、修理時に、ファンモータを本体から容易に抜脱することのできるファンモータの固定構造を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、前面が開放されたベースに、後面が開放され吸込グリルを備えた前面パネルを装着して本体を構成し、同本体の前面及び上面に吸込口を、前面下部に吹出口を夫々設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設けるとともに、前記ベースの一側に前記送風ファンを駆動するファンモータの固定装置を設けてなる空気調和機において、
前記ファンモータの固定装置が、前記ベース上に立設され、前記ファンモータの駆動軸側の外周を支持するとともに、駆動軸が挿通する挿通孔を穿設したキャップ部と、前記ファンモータの反駆動軸側となるベース上に立設され、上端面が内方に窪む円弧状に形成されるとともに、同円弧状の上端面に摺動溝を形成した基台と、外周に前記摺動溝に対応した外方に膨らむ円弧部を形成するとともに、内周に前記ファンモータの軸受に装着された防振部材に干渉しないよう円弧状の切欠きを設けた摺動部材と、前記防振部材が挿通するとともに、これに被着する円筒状の被着部と、同被着部の上下端から延出され前記摺動部材の前記切欠き側に接合する接合部と、同接合部と前記被着部との間に架設されたリブに前記ファンモータの他側に穿設されたネジ孔に対応するネジ挿通孔とを備えた固定板とで構成されてなり、
前記ファンモータを抜脱する際、同ファンモータに螺着された前記固定板を外し、前記摺動部材を、前記基台の摺動溝内を摺動させて取り外すことにより、前記ファンモータを水平に移動させて抜脱できるようにし構成となっている。
【0007】
更に、前記基台及び前記基部とが、前記ベースに一体に形成された構成となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機を示す断面図であり、図2はファンモータの固定具を示す分解斜視図である。また図3はファンモータを抜脱する際の手順を示す断面図である。
本発明による空気調和機は、図1で示すように、前面を開放したベース1と、同ベース1の前面に装着される、後面が開放された前面パネルと、吸込口を形成し前記前面パネルに着脱自在に設けられた吸込グリルとで本体を構成している。同本体の前面には複数の横桟から形成される前面吸込口2が、上面には同様に複数の横桟から形成される上面吸込口3が夫々設けられ、前面下部には吹出口4が設けられている。前記前面吸込口2及び前記上面吸込口3と前記吹出口4とを結ぶ空気通路には、垂直部5aと、同垂直部5aの上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部5bと、同後方傾斜部5bの上端を折曲して前方に傾斜させた前方傾斜部5cとからなる熱交換器5が設けられ、同熱交換器5の下流側には同交換器5で熱交換された空気を前記吹出口4から室内に送出するクロスフローファンからなる送風ファン6と、同送風ファン6と連結されこれを駆動するファンモータ7が本体の一側に設けられており、同ファンモータ7の反駆動軸側は、基台9と、同基台9に摺動自在に支持される摺動部材10と、同摺動部材10と接合され前記ファンモータ7の後面に装着された防振部材を抱持するように固定する固定具11とで前記ベース1に装着されるようになっている。
【0009】
前記ファンモータ7の固定装置は図2で示すように構成されている。同ファンモータ7の駆動軸側は、前記ベース1上に立設された基部12aと、同基部12a上に形成され前記ファンモータ7の外周部を覆うようにして固定する有底円筒状のキャップ部12bとからなり、有底部には前記ファンモータ7の駆動軸が挿通する挿通孔が穿設されている。前記ファンモータ7の反駆動軸側は、前記ベース1上に立設され、上端面が内方に窪む円弧状に形成されるとともに、同円弧状の上端面に摺動溝9aを形成した基台9と、外周に前記摺動溝9aに対応した、外方に膨らむ円弧部10aを形成し、内周に前記ファンモータ7の軸受に装着された円筒状の防振部材7aに干渉しないよう、これに対応した円弧状の切欠き10bを形成した摺動部材10と、前記防振部材7aが挿通するとともに、これに被着する円筒状の被着部11aと、同被着部11aの上下端から延出され前記摺動部材10に接合する接合部11bと、同接合部11bと前記押さえ部11aとの間に架設されたリブ11cと同リブ11cに穿設された上下のネジ挿通孔11dとを備えた固定板11とで構成されている。また、前記ファンモータ7の反駆動軸側外周面には前記ネジ挿通孔11dに対峙してネジ孔7bが設けられている。
【0010】
次に、前記ファンモータ7の前記固定装置への装着及び抜脱手順について説明する。装着する際は、まず前記ファンモータ7の駆動軸側を前記キャップ部12bに挿入して固定する。続いて前記摺動部材10の前記円弧部10aを前記基台9の摺動溝9aの端部から挿入し、同摺動部材10の一側面を前記ファンモータ7に押し当てながら前記摺動溝9a内を摺動させ、所定の位置まで回動させる。次に、前記固定板11の前記被着部11aを前記ファンモータ7の防振部材7aに挿通させ被着するとともに、前記接合部11bを前記摺動部材10の端面に接合させ、続いて同固定板11に穿設された前記ネジ挿通孔11dにネジ8を挿通させ、前記ファンモータ7のネジ孔7bに螺合させる。これにより前記ファンモータ7の前記ベース1への装着が完了する。次に、前記ファンモータ7の駆動軸に送風ファン6を連結させる。
【0011】
修理時等に、前記ファンモータ7を前記ベース1から抜脱する際は、上記した手順とは逆に、まず前記ネジ孔7bに螺合したネジをはずし、図3で示すように、前記固定板11を取りはずす。次に前記摺動部材10の円弧部10aを前記前記摺動溝9a内で摺動させながら、矢印で示す方向に回動させ前記基台9から取り外す。これにより前記ファンモータ7の反駆動軸側が開放され、同ファンモータ7を水平方向に引き抜くことができるようになっている。
【0012】
上記したように、前記ファンモータ7の駆動軸側を前記キャップ部12bで覆うように固定し、反駆動軸側を前記摺動部材10及び前記固定具11とで固定することにより、同ファンモータ7から発生する振動が他の部位へ伝搬しないよう極力抑制できる一方、修理時等には、周囲を覆う熱交換器をはずさなくとも前記ファンモータ7を容易に抜脱できるようになっている。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ファンモータの固定装置が、前記ファンモータの駆動軸側を覆うように固定するキャップ部と同キャップ部をベース上に支持する基部とで構成し、前記ファンモータの反駆動軸側を、前記ベース上に立設された基台と、同基台の摺動溝に摺動自在に支持される摺動部材と、前記ファンモータの後面に螺着される固定板とで構成することにより、前記ファンモータから発生する振動を極力抑制できる一方、修理時等には、前記ファンモータを容易に抜脱できる空気調和機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機を示す断面図である。
【図2】ファンモータの固定装置を示す分解斜視図である。
【図3】ファンモータを抜脱する手順を示す断面図である。
【図4】従来例によるファンモータの固定装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 前面吸込口
3 上面吸込口
4 吹出口
5 熱交換器
5a 垂直部
5b 後方傾斜部
5c 前方傾斜部
6 送風ファン
7 ファンモータ
7a 防振部材
7b ネジ孔
8 ネジ
9 基台
9a 摺動溝
10 摺動部材
10a 円弧部
10b 切欠き
11 固定板
11a 被着部
11b 接合部
11c リブ
11d ネジ挿通孔
12a 基部
12b キャップ部
Claims (2)
- 前面が開放されたベースに、後面が開放され吸込グリルを備えた前面パネルを装着して本体を構成し、同本体の前面及び上面に吸込口を、前面下部に吹出口を夫々設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設けるとともに、前記ベースの一側に前記送風ファンを駆動するファンモータの固定装置を設けてなる空気調和機において、
前記ファンモータの固定装置が、前記ベース上に立設され、前記ファンモータの駆動軸側の外周を支持するとともに、駆動軸が挿通する挿通孔を穿設したキャップ部と、前記ファンモータの反駆動軸側となるベース上に立設され、上端面が内方に窪む円弧状に形成されるとともに、同円弧状の上端面に摺動溝を形成した基台と、外周に前記摺動溝に対応した外方に膨らむ円弧部を形成するとともに、内周に前記ファンモータの軸受に装着された防振部材に干渉しないよう円弧状の切欠きを設けた摺動部材と、前記防振部材が挿通するとともに、これに被着する円筒状の被着部と、同被着部の上下端から延出され前記摺動部材の前記切欠き側に接合する接合部と、同接合部と前記被着部との間に架設されたリブに前記ファンモータの他側に穿設されたネジ孔に対応するネジ挿通孔とを備えた固定板とで構成されてなり、
前記ファンモータを抜脱する際、同ファンモータに螺着された前記固定板を外し、前記摺動部材を、前記基台の摺動溝内を摺動させて取り外すことにより、前記ファンモータを水平に移動させて抜脱できるようにしたことを特徴とする空気調和機。 - 前記基台及び前記基部とが、前記ベースに一体に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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JP2002132386A JP3826842B2 (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | 空気調和機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003329260A JP2003329260A (ja) | 2003-11-19 |
JP3826842B2 true JP3826842B2 (ja) | 2006-09-27 |
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KR101322659B1 (ko) * | 2011-06-09 | 2013-11-04 | 김계철 | 팬 조립체 |
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2002
- 2002-05-08 JP JP2002132386A patent/JP3826842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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