JP3820273B2 - 油圧ポンプの流量制御弁 - Google Patents

油圧ポンプの流量制御弁 Download PDF

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Description

技術分野
この発明は、車両のパワーステアリング装置の油圧源として最適な油圧ポンプの流量制御弁に関する。
背景技術
従来、この種の油圧ポンプの流量制御弁を備えたパワーステアリング装置として、本出願人は特願平7−115052号を出願している。
図7(A)は、当該出願に係る流量制御弁FVが一体に組み付けられた油圧ポンプを示す。ここでは、油圧ポンプとしてベーンポンプVPを用いている。
ベーンポンプVPは、ポンプボディ10及びカバー11からなるハウジングHに、軸孔12を形成するとともに、軸孔12内に設けた軸受13によってシャフト14を回転自在に支持している。シャフト14は、ポンプボディ10内に設けたロータ15の駆動軸となる一方、このロータ15には複数のベーン16を放射状に組み込んでいる。
さらに、上記ロータ15の周囲には、図7(A)のX−X矢視図である図7(B)に示すように楕円形の内壁を有するカムリング17を設けている。そして、シャフト14が駆動されると、ロータ15も回転するが、このときベーン16がカムリング17の内壁に沿って出たり入ったりする。つまり、各ベーン16の先端がカムリング17に密接したまま回転するとともに、これら各ベーン16間のそれぞれが、独立した室を構成する。
そして、各室が収縮行程に入ったとき、吐出口から作動油を吐出する一方、各室が拡大行程に入ったとき、作動油を吸入する。
なお、ロータ15及びカムリング17の側面にはサイドプレート18を設けている。このサイドプレート18の背面側には高圧室19を形成するとともに、この高圧室19にポンプ吐出圧を導いている。そして、この高圧室19内の作動油の圧力により、サイドプレート18をロータ15側に押しつけ、ローディングバランスを保つ。
さらにボディ10には、後述する流量制御弁FVを一体に設けている。つまり、流量制御弁FVのボディをベーンポンプVPのボディ10と共用している。
ベーンポンプVPのシャフト14が図示していないエンジンに連結されており、エンジンを始動するとシャフト14に連結するロータ15が回転する。したがって、エンジン回転数が上昇すればするほど、ベーンポンプVPの吐出量が多くなる。
そして、この吐出作動油は、図4〜6に示すように、ポンプポート4を介して流量制御弁FVの圧力室8aに導かれるとともに、アクチュエータポート20aからパワーステアリング回路PSに供給される。
このとき、吐出作動油の流れに伴い、その供給途中に配置した可変絞り3前後には圧力差が発生する。そして、その上流側の圧力は圧力室8a側のスプール7の左端面に作用する一方、下流側の圧力がパイロット通路29を介して、パイロット室8b側のスプールの右端面に作用する。
しかし、可変絞り3前後の差圧にスプール7の受圧面積を乗じた推力がスプリング9のイニシャル荷重を超えるまで、つまり一定のポンプ吐出量に達するまでは、スプール7は右方に移動することができず、ポンプポート4とドレンポート5を遮断した状態を保つ。したがって、ポンプ吐出量のすべてがパワーステアリング回路PSに供給される(図4(B)の特性線Kの区間a)。
エンジン回転数が高くなり、ポンプ吐出量が多くなって、可変絞り3前後の差圧がある大きさ以上になると、スプール7はスプリング9に抗して右方に移動する。そして、スプール7に作用する前記推力とスプリング9のバネ力とがつりあう位置でスプール7は停止するとともに、この位置に応じた開度でポンプポート4とドレンポート5を連通する。したがって、その開度に応じてポンプ吐出量の一部がドレンポート5から還流させられ、パワーステアリング回路PS側にはほぼ一定に保たれた最大供給量Q1が供給される。
この最大供給量Q1は、必要とされる最大のパワーアシスト力を基準に設定しておけばよい。
エンジン回転数が更に高くなれば、パワーステアリング回路PSへの供給量Qは少なくなる特性を有するが、それは次の理由からである。すなわち、ポンプ吐出量が多くなると、可変絞り3前後の差圧が大きくなるので、スプール7は更に右方へ移動する。スプール7がこのように移動すれば、絞り部材23の大径部23aが絞り孔22bに突入するので、その可変絞り3の開度が小さくなる。しかも、大径部23aの一部が絞り孔22b内に入ったときと、その全部が絞り孔22b内に入ったときとでは、その絞り効果が異なるため、大径部23aが絞り孔22b内に入れば入るほど、その前後の差圧が大きくなり、スプール7がより大きく動いて、ポンプポート4とドレンポート5を連通する開度を大きくする。
このようにして図4(B)の特性線Kの区間bで示すように、エンジン回転数Nが所定の値に達するまでは、パワーステアリング回路PS側にはほぼ一定に保たれた最大供給量Q1が供給されるが、所定の値よりも高くなると、パワーステアリング回路PSに供給される流量が減少し、そのパワーアシスト力を小さくする。
そして、エンジン回転数Nは、車速にほぼ比例するので、結局、車速に応じたパワーアシスト力を付与することができる。
なお、パワーステアリング回路PSへ供給される最高圧は、リリーフバルブによって決められている。つまり、パワーステアリング回路PSの負荷圧が異常に上昇すると、第1パイロット室8bの圧力も大きくなるとともに、この圧力がボールポペット33に作用する。そして、この圧力がスプリング32によって決められているリリーフ設定圧より大きくなると、ボールポペット33を押し開いて第1パイロット室8bとドレンポート5とを連通する。
このようにパイロット室8bとドレンポート5が連通すると、圧力感知孔24に流れが生じ、そこに圧力損失が発生する。そのためにパイロット室8b内の圧力が急激に低下するとともに、スプール7は図5に示すように右方に移動してポンプポート4とドレンポート5の開度を大きくし、ポンプ供給圧を低くする。
そして、パワーステアリング回路PSの回路圧がリリーフ設定圧より小さくなると、再びボールポペット33がシート面34に着座するので、パワーステアリング回路PSの最高圧を一定に保つことができる。
以上述べた流量制御弁FVでは、図4〜6に示すように、スプール7と対向してピストン35を設けるとともに、このピストン35に切換スプール36を組み込んだ点に特徴がある。
この流量制御弁FVでは、パイロット通路29を介して可変絞り3の下流側に接続した第1パイロット室8b内において、スプール7とピストン35とを対向させ、両者の間にスプリング9を介在させている。したがって、このピストン35は、第1パイロット室に臨んで、スプリング9に当接することになる。
上記ピストン35には、その中央部分に鍔部37を形成し、この鍔部37で、シリンダ孔50を第2パイロット室38とドレン室39とに区画している。そして、ドレン室39には停止段部39aを形成し、鍔部37がこの停止段部39aに接した状態で、それ以上移動できないようにしている。
第2パイロット室38は、ピストン35を挟んで第1パイロット室8bと反対側に設けている。また、ドレン室39は、図示を省略したタンク通路に連通させるとともに、第1パイロット室8bとの連通は遮断されている。そして、第1パイロット室8b側に面したピストン35の一方の受圧面35aに対して、第2パイロット室38に面した他方の受圧面35b(鍔部37の受圧面も含む)の受圧面積を大きくしている。
上記ピストン35には、その軸線上にスプール孔40を形成しているが、第1パイロット室8b側にはスプール孔40の左端が開放され、右端は塞がれている。このようにしたスプール孔40に切換スプール36を摺動自在に組み込んでいる。したがって、この切換スプール36の左端面には、第1パイロット室8bの圧力が作用することになる。
さらに、このピストン35のスプール孔40には、環状溝41を形成し、この環状溝41と第2パイロット室38とを、通孔42を介して連通させている。
上記切換スプール36には、図5(B)に示すような2つのランド部43、44を形成するとともに、これらランド部43、44間を環状凹部45としている。そしてこの切換スプール36の右方のランド部44側には、スプリング46のバネ力を作用させている。
なお、上記環状凹部45は、その移動位置に関係なく、通路47を介して常にドレン室39に連通する。また、切換スプール36には連通孔48を形成し、スプリング49を収容した室を環状凹部45を介してドレン室39に連通させている。上記のようにした切換スプール36は、図5(A)に示すノーマル位置において、そのランド部43で、第1パイロット室8bと環状溝41との連通を遮断する一方、第2パイロット室38を、環状凹部45及び通路47を介してドレン室39に連通させる。
ポンプ1を駆動すると、前述したように、その吐出作動油がポンプポート4を介して圧力室8aに導かれるとともに、可変絞り3を介してパワーステアリング回路PSにも導かれる。
非操舵時であればパワーステアリング回路PSが中立状態となるので、圧力油はタンクに還流され、パワーステアリング回路PSの負荷圧、言い換えれば、可変絞り3の下流側の圧力は低い。そのため、その圧力がスプリング46で定めた設定圧力を超えることはなく、ピストン35が図5(A)のノーマル位置を維持し、第1パイロット室8b内のスプリング9のイニシャル荷重を比較的小さく保っている。
したがって、圧力室8aと第1パイロット室8bの差圧にスプール7の受圧面積を乗じた推力が、第1パイロット室8b内のスプリング9のバネ力に打ち勝ち、スプール7がスプリング9の荷重とバランスするまで右方に移動する。スプール7が移動すれば、ポンプポート4がドレンポート5に連通するので、その分パワーステアリング回路PSへの供給流量も少なくなる。
そして、この非操舵時の最大供給流量Q2を、図4(B)の特性線Lに示すように、前述した最大供給流量Q1よりも小さくすれば、アシスト力が必要とされない非操舵時におけるエネルギー損失を少なくすることができる。
操舵状態においては、第1パイロット室8bの圧力がスプリング46で定めた設定圧力を超えると、切換スプール36がスプリング46に抗して右方に移動し、第1パイロット室8bと環状溝41とを連通させる。この環状溝41は通孔42を介して第2パイロット室38にも連通しているので、結局、第1パイロット室8bと第2パイロット室38とが連通することになる。したがって、第1パイロット室8b及び第2パイロット室38のそれぞれに、可変絞り3の下流側の圧力が導かれる。両パイロット室8b、38に可変絞り3の下流側の圧力が導かれると、ピストン35の受圧面35aと35bとの受圧面積差により、図6(A)に示すように、ピストン35がスプリング9に抗して左方に移動することになる。このときのピストン35の最大移動量は、それが停止段部39aに接触する迄である。
このようにピストン35が移動すれば、スプリング9を押し縮めて、その荷重が比較的大きくなる。荷重が大きくなれば、圧力室8aと第1パイロット室8bの圧力差に基づく推力が、スプリング9の過重とバランスするまでのスプール7の移動量も相対的に小さくなり、圧力室8aからドレンポート5への流出量が少なくなる。この結果、パワーステアリング回路PSへの供給流量が最大供給流量Q1まで増え、操舵時には図4(B)に示す特性線Kの流量特性となる。
上記のことから明らかなように、操舵時には、最大供給流量Q1を確保して、パワーステアリング回路PS側がパワー不足にならないようにする一方、アシスト力が必要とされない非操舵時には、ポンプ1の最大供給流量Q2を操舵時の最大供給流量Q1よりも少なくして、エネルギー損失を少なくすることができる。
上記従来例では、非操舵状態から操舵状態に切換わるとき、第1パイロット室8bの圧力が高くなって、切換スプール36がスプリング46に抗して右方に移動し、第1パイロット室8bと第2パイロット室38を連通させる。
しかし、このときに切換スプール36の左端面が環状溝41に直接開口するので、その通路面積が急激に拡大する。そのため、この切換ピストン35が急激に左方に移動し、パワーステアリング回路PSへの供給圧、言い換えればパワーアシスト力が急激に変化してしまい、ドライバーに違和感を与えるという問題があった。
逆に、操舵状態から非操舵状態に切換わるときにも、第2パイロット室38と第1パイロット室8bとの通路が急激に閉塞された後、第2パイロット室38がドレン室39に開口するため、上記と同様な問題が生じる。
また、上記従来例では、ピストン35を、ボディ10に形成したシリンダ孔50に直接組み込んでから、このシリンダ孔50をプラグ51で閉塞している。そのため、この流量制御弁の組み付け工程でピストン35を一つ一つ組み付けなければならず面倒であり、生産コストがかかってしまう。しかも、例えば、ピストン35を組み付けた後に、ピストン35を設けないタイプの流量制御弁に変更したいような場合、プラグ51を外してから更にピストン35を取り外さなければならず、その変更に手間がかかってしまう。
さらに、上記従来例では、ボディ10に圧入されたスリーブ49及びこのスリーブ49に案内されるスプール7を、圧力室8a側からボディ10に挿入する構成となっている。そして、そのスペースを確保するためには、絞り孔22bが形成された絞り板22を別部材としなければならない。つまり、上記スリーブ49及びスプール7をボディ10に組み込んでから、この絞り板22をプラグ20で間接的に螺止させている。
しかし、絞り板22を別部材とすると、スプール7に設けた絞り部材23と絞り孔22bとがずれてしまうことがあり、その同軸度は必ずしも十分であるとはいえない。そして、絞り孔22bと絞り部材23とを組み合わせて構成する可変絞り3の絞り効果が、その同軸度に影響を受けるので、安定しにくいといった問題もあった。
この発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パワーステアリング装置に使用した場合にパワーアシスト力の急激な変化を防止して違和感を解消することと、ピストンをカートリッジ化して簡単に組み付けられるようにすることと、可変絞りの絞り効果の安定化を図ることである。
発明の開示
本発明は、油圧ポンプの作動油供給途中に配置した可変絞りと、ボディと、ボディに摺動自在に組み込んだスプールと、スプールの一端を臨ませた圧力室と、タンクに連通するドレンポートと、スプールの他端を臨ませた第1パイロット室と、第1パイロット室に臨ませたスプールの端部にイニシャル荷重を作用させたスプリングとからなり、上記可変絞りの上流側の圧力を圧力室に導き、また、下流側の圧力を第1パイロット室に導き、可変絞り前後の差圧が所定圧以上になったとき、圧力室の圧力がスプリングのバネ力及び第1パイロット室の圧力作用に打ち勝ってスプールを移動させ、そのスプールの位置に応じた開度で圧力室をドレンポートに開口させる構成にし、さらに、スプールの他端に対向させながら第1パイロット室に臨ませ、上記スプリングに当接させたピストンと、このピストンを挟んで第1パイロット室の反対側に設けた第2パイロット室と、このピストンに摺動自在に組み込み、第1パイロット室の圧力を作用させた切換スプールとを備え、この切換スプールは、そのノーマル位置で第2パイロット室をドレンさせる一方、第1パイロット室の圧力が設定圧以上になったとき移動して、第2パイロット室を第1パイロット室に連通させる構成にし、しかも、第1パイロット室に臨ませたピストンの受圧面積に対して、第2パイロット室に臨ませたピストンの受圧面積を大きく設定してなる油圧ポンプの流量制御弁を前提とする。
そして、第1の発明は、第2パイロット室をドレンさせる連通過程と、第2パイロット室を第1パイロット室に連通させる連通過程とのそれぞれに、絞りを介在させた点に特徴を有する。
第2の発明は、上記の油圧ポンプの流量制御弁を前提として、圧力室とは反対側におけるボディの端部に形成し、スプールの他端を臨ませた装着口と、切換スプールを組み込んだピストン及び第2パイロット室を予め設けたピストンケースとを備え、このピストンケースをスプリングとともに上記装着口に組み付けると、スプール及びピストンを臨ませた第1パイロット室が形成されるとともに、これらスプール及びピストン間にスプリングが介在する構成とし、しかも、このピストンケースは装着口から取り外し自在となっている点に特徴を有する。
第3の発明は、第1、2の発明において、可変絞りは、圧力室に臨ませたスプールの端部に設けたロッド状の絞り部材と、この絞り部材を挿入させた絞り孔とからなり、これら絞り部材と絞り孔との相対位置に応じて開度が変化する構成とし、しかも、上記絞り孔を形成した絞り板を、ボディに一体的に形成した点に特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の油圧ポンプの流量制御弁の非操舵状態を示す断面図である。
第2図は、本発明の油圧ポンプの流量制御弁の操舵状態を示す断面図である。
第3図は、図1、2に示した流量制御弁において、ピストンケース101をプラグ107に変更した状態を示す断面図である。
第4図は(A)は従来技術に係るパワーステアリング装置の回路図であり、(B)は、パワーステアリング装置の供給流量特性を示したグラフである。
第5図は、(A)は従来技術に係る流量制御弁のポンプ停止時における状態を示す断面図であり、(B)はそのピストン部分の拡大図である。
第6図は、(A)は従来技術に係る流量制御弁の操舵状態を示す断面図であり、(B)はそのピストン部分の拡大図である。
第7図は、(A)はベーンポンプの断面図であり、(B)はこのベーンポンプのX−X線端面図である。
発明を実施するための最良の形態
図1〜3に、この発明の一実施例を示す。ただし、基本的な構成は上記従来例と同じなので、以下では従来例で説明した流量制御弁との相違点を中心に述べ、同一の構成要素については、その詳細な説明を省略する。
この実施例の流量制御弁の特徴は、切換スプール106に、絞り106A、106Bを設けたことである。
非操舵状態では、従来例でも述べたように、パワーステアリング回路PSの負荷圧、言い換えれば可変絞り3の下流側の圧力は、スプリング105で定めた設定圧力を超えることはない。したがって、ピストン102が図1に示すノーマル位置を保つが、このノーマル位置では、第2パイロット室101Bが、切換スプール106に形成した連通孔102C→環状溝102B→通孔111B→スプリング室112→通路102Aを介して、ドレン室101Cに連通している。そして、この連通過程に絞り106Bを設けるが、ここでは、切換スプール106の軸心に直角にドリル等によって絞り106Bを形成している。
このようにしてピストン102がノーマル位置にあれば、スプリング9のイニシャル荷重を比較的小さく保つので、従来例で述べたように、最大供給流量Q2を最大供給流量Q1よりも小さくして、アシスト力が必要とされない非操舵時におけるエネルギー損失を少なくすることができる。
この状態から操舵状態に切換わると、従来例でも述べたように、パワーステアリング回路PSの負荷圧の上昇に伴い第1パイロット室101Aの圧力が高くなって、切換スプール106がスプリング105に抗して移動する。したがって、図2に示すように、第2パイロット室101Bが、連通孔102C→環状溝102B→通孔111Aを介して第1パイロット室101Aに連通するので、ピストン102は、その受圧面102D、102Eの面積差によってスプリング9を縮める方向に移動する。そして、この連通過程に絞り106Aを設けるが、ここでは、切換スプール106の軸心に直角にドリル等によって絞り106Aを形成している。
このようにしてピストン102がスプリング9を縮める方向に移動すれば、スプリング9のイニシャル荷重を比較的大きくするので、アシスト力に必要とされる最大供給流用Q1を確保でき、パワー不足になることがない。
以上述べた動作の中で、上記絞り106Aは、非操舵状態から操舵状態に切換わる際に、第1パイロット室101Aと第2パイロット室101Bとが連通する過程の通路面積を制限している。したがって、非操舵状態から操舵状態に切換わる際にピストン102が緩やかに移動することになり、パワーステアリング回路PSへの供給圧、言い換えればパワーアシスト力が急激に変化するの防止でき、ドライバーに違和感を与えることがない。
また、第1パイロット室101Aの圧力が脈動したとしても、その脈動が絞り106Aによって緩衝され、第2パイロット室101Bにそのまま伝わることがない。したがって、脈動によってピストン102が振動したりするのを防止することができる。
同様に、絞り106Bは、操舵状態から非操舵状態に切換わる際に、第2パイロット室101Bをドレン室101Cに連通する過程の通路面積を制限することにより、パワーアシスト力の急激な変化を防止している。
なお、これら絞り106A、106Bを、切換スプール106の軸心に直角にドリル等によって穿孔しているので、その作業が容易であり、低いコストで上記の効果を得ることができる。
また、この実施例では、ピストン102をボディ10に直接組み込むのではなく、ピストンケース101に組み込んでいる。
つまり、ピストンケース101には、軸方向に貫通孔113を形成するとともに、この貫通孔113にピストン102を摺動自在に組み込んでいる。そして、このピストン102の鍔部114で、貫通孔113内を第2パイロット室101Bとドレン室101Cとを区画している。このとき、ドレン室101Cには停止段部101Dを形成し、ピストン102がこの停止段部101Dに当接した後は、それ以上に移動できないようにしている。
そして、貫通孔113の端部にシールを装着したストッパ103を挿入し、Cピン104で抜け止めしている。このとき、これらストッパ103と鍔部114との間に、第2パイロット室101Bが形成されることになる。
また、ドレン室101Cは、第1パイロット室101Aからシール109によって遮断されている。そして、このドレン室101Cは、連通路101Fを介して、ピストンケース101の外周面側に開放させられている。
このようにしたピストンケース101を、ボディ10の端部に形成した装着口115にネジ式に組み込んでいる。このとき、ドレン室101Cに連通する上記連通路101Fは、ボディ10とピストンケース101とが相まって形成する容室100Gを介して、図示を省略したタンク通路に連通することになる。また、ピストンケース101の先端では、スプリング9を設けた貫通孔113内に、スプール7を臨ませた第1パイロット室101Aが形成されることになる。
以上述べたように、ピストン102をピストンケース101に予め組み込んでカートリッジ化しておけば、ピストン102の組み付けが簡単で、生産コストを低減させることができる。
そして、ピストンケース101とは別に、図3に示すように、装着口115にネジ式に組み付けられるプラグ117を準備しておけば、これらピストンケース101とプラグ117とのいずれかを選択的に組み付けることができる。したがって、ピストン102を設けたタイプの流量制御弁と、ピストン102を設けないタイプの流量制御弁とに自由に変更することが可能となる。
さらに、この実施例では、可変絞り3を構成する絞り孔22bを、別部材とした絞り板に形成するのではなく、ボディ10に一体に形成した絞り板116に形成している。
つまり、ボディ10には、スプール7の径よりも大きくした装着口115を形成して、スプール7等をこの装着口115側からボディ10内に挿入するようにしている。したがって、圧力室8a側にはスプール7等を挿入するスペースを確保しなくてもよく、絞り板116を別部材にする必要がなくなる。
そして、スプール7を摺動自在に案内するスプール孔100Eと絞り孔22bとは、ともにボディ10に直接加工されるので、ワンチャックによる同軸加工が容易となり、高い同軸度を得ることができる。したがって、スプール7に設けた絞り部材23と、絞り板116に形成した絞り孔22bとの同軸度も必然的に高くなり、両者を組み合わせて構成される可変絞り3の絞り効果を安定化させることができる。
なお、この実施例では、スプール7を摺動自在に案内するスリーブを設けていないが、もしスリーブをボディ10内に挿入するような場合でも、そのスリーブを装着口115側から挿入できるようにしておけばよい。
産業上の利用可能性
第1の発明によれば、ピストンによってスプリングのイニシャル荷重を変化させることができるので、例えば、パワーステアリング装置に使用した場合、操舵時には、パワーステアリング回路側がパワー不足にならないようにする一方、アシスト力を必要としない非操舵時には、ポンプの最大供給流量を少なくしてエネルギー損失を少なくすることができる。
特に、絞りを設けたので、第1パイロット室と第2パイロット室とが連通状態となる際に、あるいは、第1パイロット室と第2パイロット室とが非連通状態となる際に、ピストンを緩やかに移動させることができる。したがって、パワーステアリング装置に使用した場合には、パワーステアリング回路への供給圧、言い換えればパワーアシスト力が急激に変化するの防止でき、ドライバーに違和感を与えることがない。
また、第2パイロット室が第1パイロット室に連通しているとき、第1パイロット室の圧力が脈動したとしても、その脈動が絞りによって緩衝され、第2パイロット室にそのまま伝わることがない。したがって、脈動によってピストンが振動したりするのを防止することもできる。
第2の発明によれば、ピストンをピストンケースに予め組み込んでカートリッジ化しているので、そのボディへの組み付けが簡単で、生産コストを低減させることができる。
そして、このピストンケースとは別に、装着口に取り外し自在に組み付けられるプラグを準備しておけば、これらピストンケースとプラグとのいずれかを選択して、ピストンを設けたタイプの流量制御弁と、ピストンを設けないタイプの流量制御弁とに自由に変更することが可能となる。
第3の発明によれば、第1、2の発明において、絞り孔を形成した絞り板をボディに一体に形成したので、この絞り孔をスプール孔と同軸加工をすることができる。したがって、この絞り孔と、スプール孔に案内されるスプールに設けた絞り部材との同軸度も必然的に高くなり、両者を組み合わせて構成される可変絞りの絞り効果を安定化させることができる。

Claims (3)

  1. 油圧ポンプ(VP)の作動油供給途中に配置した可変絞り(3)と、ボディ(10)と、ボディ(10)に摺動自在に組み込んだスプール(7)と、スプール(7)の一端を臨ませた圧力室(8a)と、タンクに連通するドレンポート(5)と、スプール(7)の他端を臨ませた第1パイロット室(101A)と、第1パイロット室(101A)に臨ませたスプール(7)の端部にイニシャル荷重を作用させたスプリング(9)とからなり、上記可変絞り(3)の上流側の圧力を圧力室(8a)に導き、また、下流側の圧力を第1パイロット室(101A)に導き、可変絞り(3)前後の差圧が所定圧以上になったとき、圧力室(8a)の圧力がスプリング(9)のバネ力及び第1パイロット室(101A)の圧力作用に打ち勝ってスプール(7)を移動させ、そのスプール(7)の位置に応じた開度で圧力室(8a)をドレンポート(5)に開口させる構成にし、さらに、スプール(7)の他端に対向させながら第1パイロット室(101A)に臨ませ、上記スプリング(9)に当接させたピストン(102)と、このピストン(102)を挟んで第1パイロット室(101A)の反対側に設けた第2パイロット室(101B)と、このピストン(102)に摺動自在に組み込み、第1パイロット室(101A)の圧力を作用させた切換スプール(106)とを備え、この切換スプール(106)は、そのノーマル位置で第2パイロット室(101B)をドレンさせる一方、第1パイロット室(101A)の圧力が設定圧以上になったとき移動して、第2パイロット室(101B)を第1パイロット室(101A)に連通させる構成にし、しかも、第1パイロット室(101A)に臨ませたピストン(102)の受圧面積に対して、第2パイロット室(101B)に臨ませたピストン(102)の受圧面積を大きく設定してなる油圧ポンプの流量制御弁において、第2パイロット室(101B)をドレンさせる連通過程と、第2パイロット室(101B)を第1パイロット室(101A)に連通させる連通過程とのそれぞれに、絞り(106A)、(106B)を介在させたことを特徴とする油圧ポンプの流量制御弁。
  2. 油圧ポンプ(VP)の作動油供給途中に配置した可変絞り(3)と、ボディ(10)と、ボディ(10)に摺動自在に組み込んだスプール(7)と、スプール(7)の一端を臨ませた圧力室(8a)と、タンクに連通するドレンポート(5)と、スプール(7)の他端を臨ませた第1パイロット室(101A)と、第1パイロット室(101A)に臨ませたスプール(7)の端部にイニシャル荷重を作用させたスプリング(9)とからなり、上記可変絞り(3)の上流側の圧力を圧力室(8a)に導き、また、下流側の圧力を第1パイロット室(101A)に導き、可変絞り(3)前後の差圧が所定圧以上になったとき、圧力室(8a)の圧力がスプリング(9)のバネ力及び第1パイロット室(101A)の圧力作用に打ち勝ってスプール(7)を移動させ、そのスプール(7)の位置に応じた開度で圧力室(8a)をドレンポート(5)に開口させる構成にし、さらに、スプール(7)の他端に対向させながら第1パイロット室(101A)に臨ませ、上記スプリング(9)に当接させたピストン(102)と、このピストン(102)を挟んで第1パイロット室(101A)の反対側に設けた第2パイロット室(101B)と、このピストン(102)に摺動自在に組み込み、第1パイロット室(101A)の圧力を作用させた切換スプール(106)とを備え、この切換スプール(106)は、そのノーマル位置で第2パイロット室(101B)をドレンさせる一方、第1パイロット室(101A)の圧力が設定圧以上になったとき移動して、第2パイロット室(101B)を第1パイロット室(101A)に連通させる構成にし、しかも、第1パイロット室(101A)に臨ませたピストン(102)の受圧面積に対して、第2パイロット室(101B)に臨ませたピストン(102)の受圧面積を大きく設定してなる油圧ポンプの流量制御弁において、圧力室(8a)とは反対側におけるボディ(10)の端部に形成し、スプール(7)の他端を臨ませた装着口(115)と、切換スプール(106)を組み込んだピストン(102)及び第2パイロット室(101B)を予め設けたピストンケース(101)とを備え、このピストンケース(101)をスプリング(9)とともに上記装着口(115)に組み付けると、スプール(7)及びピストン(102)を臨ませた第1パイロット室(101A)が形成されるとともに、これらスプール(7)及びピストン(102)間にスプリング(9)が介在する構成とし、しかも、このピストンケース(101)は装着口(115)から取り外し自在となっていることを特徴とする油圧ポンプの流量制御弁。
  3. 可変絞り(3)は、圧力室(8a)に臨ませたスプール(7)の端部に設けたロッド状の絞り部材(23)と、この絞り部材(23)を挿入させた絞り孔(22b)とからなり、これら絞り部材(23)と絞り孔(22b)との相対位置に応じて開度が変化する構成とし、しかも、上記絞り孔(22b)を形成した絞り板(116)を、ボディ(10)に一体的に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の油圧ポンプの流量制御弁。
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