JP3818408B2 - 免震床支承部の構造および免震床支承部用の延長支承部材 - Google Patents

免震床支承部の構造および免震床支承部用の延長支承部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、免震床支承部の構造および免震床支承部用の延長支承部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2重床式の免震床構造の中には、特公平8−19758号公報に示すようなものがある。すなわち、上面が低摩擦とされた中心支承部材が、床スラブ上に縦、横に互いに所定間隔あけて複数設置され、該各中心支承部材に対してそれぞれ該中心支承部材を覆うようにスライドパネルが配置されて、該スライドパネルが該中心支承部材に対して水平方向に滑動可能とされている。各スライドパネルからはそれぞれ支柱が立設されて、この支柱によって、室内の床面を構成する床パネルが支承される。
【0003】
上記公報には、さらに、隣接するスライドパネル同士をジョイントビ−ムによって相互に連結して、各スライドパネルとジョイントビ−ムとによって全体的に床スラブに対して水平方向に変位可能な強固な下構造体を構成することが開示されている。また、上記公報には、前記中心支承部材を、床スラブに固定されるディンプルベ−スと、該ディンプルベ−スに全方向に揺動可能に支承されると共に上面が平坦かつ低摩擦とされて前記スライドパネルが摺動される滑動部材とによって構成することも開示されている。
【0004】
上述の公報記載のものにあっては、通常は、大きな面積を有するスライドパネルによって小さな面積とされた中心支承部材が覆われているため、つまり摺動部分がスライドパネルによって覆われた状態となっているため、当該摺動部分に塵埃等の異物が付着するのが防止され、地震の際に所望の免震効果を得る上で好ましいものとなる。また、スライドパネルと床パネルとの間の上下方向間隔を小さくしつつ、このスライドパネルと床パネルとの間の空間を配線等の配設空間として有効利用することができるものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、水平方向に大きく揺れる地震が発生したとき、スライドパネルが中心支承部材に対して水平方向に大きく変位されることになるが、スライドパネルが所定以上大きく水平方向に変位すると、スライドパネルが中心支承部材から脱落してしまうことになる。スライドパネルが中心支承部材から脱落した後は、効果的な免震というものが期待できなくなり、この点において何等かの対策が望まれることになる。なお、スライドパネルの面積を十分に増大させることも考えられるが、製造、施工コストの増大や可動床の重量増大となって好ましくない。
【0006】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その第1の目的は、スライドパネルが中心支承部材から脱落した後も免震効果を十分得ることのできるようにした免震床支承部の構造を提供することにある。
本発明の第2の目的は、スライドパネルが中心支承部材から脱落した後も免震効果を十分得るために用いられる免震床支承部用の延長支承部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成するため、本発明はその第1の解決手法として次のようにしてある。すなわち、
上面が低摩擦とされた中心支承部材が床スラブ上に互いに所定間隔あけて複数設置され、該各中心支承部材に対してそれぞれ該中心支承部材を覆うようにスライドパネルが配置されて、該スライドパネルが該中心支承部材に対して水平方向に滑動可能とされた免震床支承部の構造において、
前記床スラブ上に、各中心支承部材の周囲に位置させて、上面が低摩擦とされると共に水平方向に細長く伸びる延長支承部材が設置され、
前記スライドパネルが、前記中心支承部材に対して水平方向において任意の方向に大きく相対変位されたときに、該スライドパネルが前記延長支承部材によって支承される、
ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2〜請求項8および請求項10に記載のとおりである。
【0008】
前記第1の目的を達成するため、本発明はその第2の解決手法として次のようにしてある。すなわち、
床スラブ上に、水平方向において直交する縦方向および横方向に等間隔に複数のディンプルベ−スが固定され、
前記各ディンプルベ−ス上に、上面が平坦かつ低摩擦とされた滑動部材が全方向に揺動可能として載置され、
前記各滑動部材に対してそれぞれ該滑動部材を覆うようにスライドパネルが配置されて、該スライドパネルが該滑動部材に対して水平方向に滑動可能とされた免震床支承部の構造において、
前記床スラブ上に、前記各ディンプルベ−スの周囲に位置させて、上面が低摩擦とされると共に水平方向に直線状に細長く伸びる延長支承部材が設置され、
前記延長支承部材の上面高さ位置が、前記滑動部材の上面よりも低くかつ前記ディンプルベ−スよりも高い位置となるように設定されて、前記スライドパネルが該滑動部材に支承されているときは、該スライドパネルが該延長支承部材に対してフロ−ティング状態とされ、
前記延長支承部材は、少なくとも前記各ディンプルベ−スを中心にして放射状に複数本伸びるように配置されると共に、各延長支承部材のそれぞれが他の延長支承部材またはディンプルベ−スに連結され、
前記スライドパネルが前記滑動部材に対して水平方向において任意の方向に大きく相対変位されて該滑動部材から脱落したときに、該スライドパネルが前記延長支承部材によって支承される、
ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項10に記載のとおりである。
【0009】
前記第2の目的を達成するため、本発明はその解決手法として次のようにしてある。すなわち、
金属製のチャネル材からなる本体と、該本体の上面を覆う低摩擦部材からなる上面部材とからなり、全体として直線状に細長く伸びるように形成され、
前記本体は、上壁部と、該上壁部の幅方向各端部から下方へ伸びる左右一対の側壁部と、該各側壁の下端から幅方向外側へ伸びるフランジ部と、前記上壁部に形成された第1係止孔と、前記側壁部に形成された第2係止孔と有し、
前記上面部材は、上壁部と、該上壁部の下面に突設された係止突起部と、該上壁部の幅方向各端部から下方へ伸びる左右一対の脚部と、該脚部の先端部に形成された係止爪部とを有し、
前記第1係止孔に前記係止突起部が嵌合されて、前記上面部材の前記本体に対する水平方向の相対変位が強固に規制され、
前記第2係止孔に前記係止爪が嵌合されることによりに、前記上面部材の前記本体に対する上方への変位が強固に規制されている、
ようにしてある。
【0010】
【発明の効果】
請求項1によれば、地震の際、通常はスライドパネルが中心支承部材の上を摺動して免震効果が得られ、水平方向に大きく揺れる大きな地震が発生してスライドパネルが中心支承部材から脱落したときは、当該スライドパネルが延長支承部材の上を摺動してこのときも免震効果が得られることになる。また、延長支承部材は、細長くしてあるので、つまり各中心支承部材の間の空間に部分的に設置するだけで、中心支承部材から脱落したスライドパネルを確実に支承することができる。
【0011】
請求項2によれば、各中心支承部材から伸びる延長支承部材の本数を極力少なくしつつ、中心支承部材から脱落したスライドパネルを延長支承部材で確実に支承する上で好ましいものとなる。
請求項3によれば、延長支承部材の設置場所は、縦横の直線に沿って配置される各中心支承部材によって規定される4角形の中に配置される形式とされるが、直線状とされた長さの異なる複数種の延長支承部材を利用して、スライドパネルを確実に支承できるような配置を容易に得ることができる。特に、延長支承部材は直線状なのでその構成ひいては製造が簡単であり、しかも各延長支承部材が他の延長支承部材あるいは中心支承部材に連結されているので、その設置もしっかりしたものとすることができる。
【0012】
請求項4によれば、1つの中心支承部材から伸びる延長支承部材の数を極力少なくしつつ、スライドパネルを確実に支承するための延長支承部材の配置形態を提供することができる。
請求項5によれば、3本の連結部を有する連結金具を利用して、3本の延長支承部材の連結を簡単に行う上で好ましいものとなる。
請求項6によれば、中心支承部材と延長支承部材とを上下方向の凹凸嵌合によって連結することにより、連結が容易であり、しかも水平方向の相互の位置ずれを防止する上で好ましいものとなる。
【0013】
請求項7によれば、延長支承部材を、本体部分と低摩擦部材からなる上面部材との分割構成とすることにより、本体部分を剛性の高い材料で構成しつつ、高価な低摩擦部材の使用量を低減する上で好ましいものとなる。また、係止孔と係止突起部とを利用して、スライドパネルが摺動するときの力を受けても本体部材と上面部材とを水平方向に位置ずれしないように強固に連結することができる。
【0014】
請求項8によれば、床スラブに不陸が存在してディンプルベ−スが傾斜設置されても、滑動部材のディンプルベ−スに対する全方向への揺動を利用して、滑動部材をスライドパネルに密着させておくことでき、このとき不陸によって延長支承部材が傾斜していても滑動部材より低い位置にあり、スライドパネルと干渉することがない。また、スライドパネルが一旦滑動部材から脱落して延長支承部材に乗り移った後に、再び脱落した滑動部材に接近する方向に戻るように揺れ動いたときに、スライドパネルによって滑動部材をディンプルベ−スから押し出して、この押し出し方向にある延長支承部材によってスライドパネルを支承させることができ、滑動部材との段差に起因して免震機能が損なわれることがない。
【0015】
請求項9によれば、請求項1および請求項8に対応した効果を得ることができる。また、延長支承部材を直線状としてその製造を容易にしつつ、ディンプルベ−スを中心にして延長支承部材を放射状に配置することにより、滑動部材から脱落したスライドパネルを延長支承部材によって確実に支承することができる。さらに、延長支承部材を他の延長支承部材あるいは中心支承部材に連結することにより、その設置をしっかりとしたものにすることができる。
請求項10によれば、隣り合うスライドパネル同士をジョイントビ−ムによって相互に連結して、全体として、床スラブに対して水平方向に変位可能でかつ床パネルを支承するための強固な下構造体を構成することができる。
【0016】
請求項11によれば、中心支承部材から脱落したスライドパネルを支承するための延長支承部材が提供されるが、この延長支承部材が、直線状とされると共に、本体部分と低摩擦部材からなる上面部材との分割構成とすることにより、高価な低摩擦部材の使用量を低減しつつ所望断面形状の延長支承部材を得る上で好ましいものとなる。また、第1係止孔と係止突起部とを利用して、スライドパネルが摺動するときの力を受けても本体部材と上面部材とを水平方向に位置ずれしないように強固に連結することができる。さらに、第2係止孔孔と係止爪部とを利用して、上面部材の本体部材からの上方への外れを防止する上で好ましいものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1〜図3に示すように、床スラブU上に設置される室Sの床が、水平方向に変位可能な可動床1と、固定された固定床2とから構成されている。可動床1は、室Sの側壁3から所定間隔有するように設置されて、可動床1の全周囲に固定床2が位置されている。可動床1と固定床2とは、可動床1の周縁部に設けたオ−バパネル4を利用して互いにオ−バラップされていて、可動床1が水平方向に変位されたときにそのオ−バラップ量が変化される。
【0018】
可動床1は、図4にも示すように、その周囲に設けたコイルスプリングからなるリタ−ンスプリング5によって、室Sのほぼ中心に位置するように付勢されている。このリタ−ンスプリング5は、水平方向に伸びて、可動床1と床スラブUとの間に架設されている。また、可動床1の周囲には、可動床1から所定間隔有するようにして、ダンパ6が床スラブUに固定設置され、可動床1が水平方向に許容範囲を越えて変位されたときに当接されて減衰作用が行われる。このダンパ6は、摩擦式とされて、その受圧部材6Aが床スラブUに固定された本体ケース6Bに対して押し込まれるときに、大きな摩擦力を発生して減衰作用を行うようになっており、設置後のメンテナンスが不要であるが、オイルダンパ等を用いることもできる。なお、図4では、後述する延長支承部材は略してある。
【0019】
可動床1は実施形態では室Sの形状に合せて4角形、より具体的には正方形とされているが、可動床1の形状は適宜設定できるものである。また、可動床1の各辺についてそれぞれリタ−ンスプリング5とダンパ6とが複数設けられているが、リタ−ンスプリング5およびダンパ6の数は適宜設定できるものである。
【0020】
図2に示すように、可動床1は、中心支承部材11を介して、床スラブUに対して水平方向に変位可能に支承されている。中心支承部材11は、縦および横に等間隔に、つまり互いに等間隔(例えば60cm)で設定された複数の縦線と複数の横線との交差する部分において、床スラブUに固定されていて、その上面が平坦かつ低摩擦とされている。
【0021】
可動床1は複数のスライドパネル12を有し、このスライドパネル12は、中心支承部材11に対応して設けられている。すなわち、スライドパネル12も、縦および横に等間隔に位置されている(1つの中心支承部材11に対して1つのスライドパネル12が設定されている)。このスライドパネル12の底面は、平坦面な摺動面とされている。図5には、スライドパネル12の下面が示されており、図5中ハッチングを施すことにより区別して示す部分が、中心支承部材11に対して摺動される上記摺動面であり、スライドパネル12のうちもっとも低い面となる。このようなスライドパネル12(の摺動面)は、中心支承部材11よりも十分に大きな面積を有している。より具体的には、隣り合うスライドパネル同士が近接する程度にまで十分大きな面積とされている。可動床1が水平方向に変位するとき、スライドパネル12(の下面)が、中心支承部材11(の上面)に対して摺動される。
【0022】
隣り合うスライドパネル12同士は、鉄板等の金属板を加工してなるジョイントビ−ム13によって、互いに連結されている。これにより、各スライドパネル12同士は、ジョイントビ−ム13を介した強固な一体物として構成され、このような強固な一体物が偏平な下構造体を構成する。なお、スライドパネル12とジョイントビ−ム13との連結は、ボルト等の固定具を利用して行われる。
【0023】
各スライドパネル12からはそれぞれ、支柱14が立設されており、各支柱14に対して、床パネル15が固定されている。床パネル15は、規格寸法(例えば60cm角)の正方形とされたパネル構成体15aを並設することにより構成されて、パネル構成体15aの角部分毎に支柱14に固定される。そして、床パネル15上に、コンピュ−タ等の振動を嫌う機器類が設置される。このように、パネル構成体15aの寸法に対応して、隣り合4本の支柱15の中心間隔が設定されている。換言すれば、中心支承部材11あるいはスライドパネル12の縦および横の等間隔の設置は、規格寸法の正方形とされたパネル構成体15aの寸法に応じて設定されたものとなっている。
【0024】
床スラブU上には、各中心支承部材11の周囲に位置するようにして、延長支承部材21が設置されている。延長支承部材21は、スライドパネル12が中心支承部材11から脱落したときに、当該スライドパネル12を支承するためのものであり、その上面が低摩擦とされている。すなわち、延長支承部材21は、中心支承部材11よりも若干低く設定されていて、スライドパネル12が中心支承部材11に支承されているときは、延長支承部材21に対してスライドパネル12がフロ−ティング状態となっている。
【0025】
延長支承部材21は、それぞれ細長い直線状とされていて、長さの異なる複数種が用いられている。延長支承部材21の好ましい設置形態について、図6を参照しつつ説明する。まず、延長支承部材として、もっとも長い第1延長支承部材21Aと、該第1延長支承部材21Aよりも十分短い第2延長支承部材21Bおよび第3延長支承部材21Cとが用いられる。縦方向または横方向のいずれか一方方向のうち、図6横方向に伸びるようにして、前記第1延長支承部材21Aによって隣り合う中心支承部材11同士が連結されている。縦方向または横方向の他方方向(図6縦方向)において、隣合う中心支承部材11同士の中間位置において、前記第1延長支承部材21Aと平行にかつ該第1延長支承部材21Aの長手方向中間に位置するように、第2延長支承部材21Bが配置される。
【0026】
第2延長支承部材21Bの一端部と、該第2延長支承部材21Bの一端部にもっとも近い位置にある2つの中心支承部材11とが、それぞれ前記第3延長支承部材21Cによって連結される。第2延長支承部材21Bの他端部と、該第2延長支承部材21Bの他端部にもっとも近い位置にある2つの中心支承部材11とが、それぞれ前記第3延長支承部材21Cによって連結されている。
【0027】
このようにして、1つの中心支承部材11に着目したとき、合計6本の延長支承部材21(2本の第1延長支承部材21Aと4本の第3延長支承部材21C)が、放射状に伸びるように配置される。なお、横方向端部にある中心支承部材11については、固定床2側へ向う方向(横方向に隣り合う中心支承部材11とは反対方向)においては、第1延長支承部材21Aの延長線上において、当該第1延長支承部材21Aの略半分の長さとされた第4延長支承部材21Dが配置されているが、これは、固定床2側には隣り合う中心支承部材11が存在しないためであり、第4延長支承部材21Dは、実質的に第1延長支承部材21Aと同様の意味合いを有することになる。
【0028】
上述の第2延長支承部材21Bと第3延長支承部材21Cとの連結は、後述するように、連結金具22を利用して行われている。また、中心支承部材11に対する延長支承部材21(第1延長支承部材21Aまたは第4延長支承部材21D、第3延長支承部材21C)との連結は、後述するように、上下方向の凹凸嵌合形式によって行われている。
【0029】
中心支承部材11毎に設けられるスライドパネル12のうち、その一部が図6において一点鎖線で示されているが、符号12Aで示すスライドパネルが正規の位置にある(中心支承部材11がほぼ中心に位置する)状態である。また、符号12Bで示すスライドパネルが、水平方向に大きく変位されて中心支承部材11から脱落して延長支承部材21によって支承された状態(摺動面が中心支承部材11から完全に外れた状態)である。スライドパネル12が、中心支承部材11に対して水平方向のうち任意の全方向に大きく変位されても、延長支承部材21によってスライドパネル12が確実に支承されることになる。なお、延長支承部材21は、縦横の配置関係を逆転しても同じである(図6の状態を、90度時計方向あるいは反時計方向に回転して得られる状態となるだけ)。
【0030】
ここで、延長支承部材21の配置は、図6に示す態様以外に適宜設定できるものである。例えば、第1延長支承部材21Aは図6の場合と同様に設ける一方、第2延長支承部材21Bと第3延長支承部材21Cの代わりに、斜め方向に隣り合う中心支承部材11同士を、第1延長支承部材21Aに対して45度の角度をなすようにして伸びる延長支承部材にによって連結するようにすることもできる。この場合、1つの中心支承部材11に着目したとき、合計8本の延長支承部材部、互いに周方向に45度の間隔で放射状に伸びることになる。1つの中心支承部材11から放射状に伸びる延長支承部材21の数を極力少なくしつつ、水平方向に大きく変位されたときのスライドパネル12を延長支承部材21によって確実に支承するには、図6の状態のものが有利となる。
【0031】
図7〜図9には、延長支承部材21の詳細な一例が示されるが、図示の例は第3延長支承部材21Cを示すものである。第1延長支承部材21A、第2延長支所部材21Bも第3延長支承部材21Cと基本的に同じであるが、第3延長支承部材21Cと相違するのは、第1第1延長支承部材21Aにおいてはその両端に後述する延長フランジ部38(および連結突起部39)が形成され、また第2延長支承部材21Bにおいてはその両端に後述する連結開口37が形成されることである。
【0032】
延長支承部材21すなわち第3延長支承部材21Cは、基本的に、本体31と上面部材32との分割構成とされて、両者31と32とを結合、一体化することにより構成されている。本体31は、鉄板等の金属板を加工することにより、あるいは剛性に優れた合成樹脂によってチャネル材の構造として形成されていて、上壁部31aと、上壁部31aの左右端から下方へ略直角に下方へ伸びる左右一対の側壁部31bと、各側壁部31bの下端から互いに左右反対方向に伸びる左右一対のフランジ部31cとを有する。延長支承部材21は、そのフランジ部31c部分でもって、床スラブUに対して接着剤によって固定することもできる。
【0033】
本体31の上壁部31aには、長手方向に細長く伸びる第1係止孔33が、互いに長手方向に所定間隔あけて複数(図では2つ)形成されている。また、本体31の各側壁部31bには、長手方向に細長く伸びる第2係止孔34が、互いに長手方向に所定間隔あけて複数(図では2つ)形成されている。
【0034】
前記上面部材32は、低摩擦部材、例えばテフロンやナイロン、ポリアセタール等の低摩擦の合成樹脂によって形成されているが、本体31の長さよりも十分短くされている。すなわち、1つの本体31に対して、上面部材32を複数個(図7、図8では2個)組み付けることにより延長支承部材21が構成されるようになっている。換言すれば、前述のように、長さの異なる複数種の延長支承部材21A〜21Dを構成するときに、本体31の長さのみ異なるものを用いて、上面部材32は、その組み付け個数を変更することにより対応するようになっている(上面部材32は、長さの異なる延長支承部材21A〜21D間で完全に共通あるいはほぼ共通)。
【0035】
上面部材32は、本体31の上壁部31aを覆う上壁部32aと、上壁部32aの左右端から略直角に下方へ伸びる左右一対の脚部32bを有する。左右一対の脚部32bは、幅方向となる左右方向に十分に弾性変形できるようにされており、このため、脚部32bは、上壁部32aの長さよりも十分短くされている。そして、各脚部32bの下端部には、上面部材32の幅方向内方側へ向けて突出した係止爪部32cが形成されている。さらに、上壁部32aの下面には、長手方向に細長く伸びる係止突起部32dが形成されている。なお、上面部材32の上面(上壁部32aの上面)は、上に凸となるように、より具体的には断面が幅方向端に向うにつれて徐々に低くなるような略円弧状となるように形成されていて、スライドパネル12の支承が線接触によって行われるようにされている(スライドパネル12に対する摺動抵抗の低減作用)。
【0036】
上面部材32の係止突起部32dが、本体31の第1係止孔33にきつく嵌合される。上面部材32の脚部32bが、本体31の側壁部31bの外面に沿って伸びて、上面部材32の係止爪部32cが、本体31の第2係止孔34に嵌合、係止される。上面部材32は、係止爪部32cの第2係止孔34に対する係止作用によって、本体31から上方へ分離されるのが防止される。また、係止突起部32dが第1係止孔33に嵌合されることにより、上面部材32が本体31に対して水平方向に相対変位されるのが強固に規制される。なお、係止爪部32cを利用した係止作用に加えてあるいは代りに、接着剤によって本体31と上面部材32とを固定することもできる。
【0037】
延長支承部材21の長手方向一端側には、図10、図11に示すように、幅方向に伸びる端板部36を有し、この端板部36には、本体31の内部空間に連なる連結開口37が形成されている。図10には、第2延長支承部材21Bと第3延長支承部材21Cとを連結する前記連結金具22の一例が合せて示される。この連結金具22は、例えば鉄板等の金属板を曲げ加工することにより形成されて、放射状に伸びる3本の連結脚部22aを有する。各連結脚部22aの先端部には、左右端から上方へ短く伸びる左右一対の立上がり部22bが形成されている。延長支承部材21の前述した連結開口37に対して、立上がり部22bを有する連結脚部22aががたつきなく挿入されて、その連結が行われる(図12をも参照)。
【0038】
延長支承部材21の長手方向他端部側には、フランジ部31cと同一高さ位置において、延長フランジ部38が一体に形成されており、この延長フランジ部38には、上方へ突出する連結突起部39が形成されている(例えば延長フランジ部38の一部を上方へ向けて膨出形成することにより形成)。この連結突起部39は、後述するように、中心支承部材11との連結のために用いられる。
【0039】
延長支承部材21が連結される中心支承部材11の一例が、図13、図14に示される。中心支承部材11は、ディンプルベ−ス41と、ディンプルベ−ス41上に載置された低摩擦部材からなる滑動部材42との分割構成とされて、ディンプルベ−ス41が床スラブUに固定される。ディンプルベ−ス41の上面には、上方に凹となるように球面状に形成された凹部41aが形成されている。一方、滑動部材42の下面は、下方に凸となるように球面状に形成されていて、上記ディンプルベ−ス41の凹部41aに載置されている。これにより、滑動部材42は、ディンプルベ−ス41に対して全方向に揺動可能とされている。そして、滑動部材42の上面は、平坦面とされている。
【0040】
ディンプルベ−ス41は、その外周縁部において、全体として環状に伸びるフランジ部41bを有する。このフランジ部41bには、周方向に間隔をあけて、複数の連結用膨出部41cが形成されている。この連結用膨出部41cは、連結される延長支承部材21の数に対応した6個形成されており、フランジ部41bを部分的に上方へ若干膨出させることにより形成されていて、フランジ部41bの外周側に開口された形状とされている。そして、連結用膨出部41cの上壁部分には、連結孔43が形成されている。
【0041】
ディンプルベ−ス41は、床スラブUに着座されるそのフランジ部41b部分でもって、床スラブUに固定される。ディンプルベ−ス41の床スラブUに対する固定状態において、連結用膨出部41c内には延長支承部材21の延長フランジ部38が挿入されていて、この延長フランジ部38に形成された前述の連結突起部39が、連結用膨出部41cに形成された連結孔43に緩く嵌合されている。このようにして、延長支承部材21とディンプルベ−ス41との連結が行われる。なお、連結用膨出部41cに上下方向に伸びる連結突起部を形成する一方、延長支承部材21の延長フランジ部38に連結突起部が嵌合される連結孔を形成するようにすることもできる。
【0042】
ここで、図14に示すように、床スラブU上にディンプルベ−ス41、延長支承部材21を設置した状態で、床スラブUからの高さにおいて、延長支承部材21の最大高さをH1、ディンプルベ−ス41の最大高さをH2、ディンプルベ−ス41上に載置された滑動部材42の上面高さをH3としたとき、H2<H1<H3となるように設定されている。これにより、中心支承部材11つまり滑動部材42から完全に脱落したスライドパネル12が、一端延長支承部材21に乗り移ってこれに支承された後に、滑動部材42に接近する方向に変位されたとき、スライドパネル12の外周縁部によって滑動部材42がディンプルベ−ス41から押し出されて、この後は、延長支承部材21のみによってスライドパネル12が支承されることになる。
【0043】
中心支承部材11が、ディンプルベ−ス41に対して分離可能な滑動部材42を有しない場合、つまり中心支承部材11の上面部分を構成する低摩擦部分が床スラブUに対して常時固定関係にある場合は、延長支承部材21の中心支承部材11側端部を、中心支承部材11に近づくにつれて徐々に高くなるように傾斜設定して、中心支承部材11直近での延長支承部材21の高さ位置が、中心支承部材11の上面高さ位置とほぼ同じ高さとなるように設定することもできる。
【0044】
なお、延長支承部材21の高さをそのほぼ全長に渡って、中心支承部材11の上面高さと一致させることも考えられる。しかしながら、この場合は、小さな水平方向変位でもスライドパネル12が延長支承部材21に対してかなり大きな面積でもって摺動することになってしまい、本来的には中心支承部材11(の低摩擦とされた上面)のみでもってスライドパネル12を摺動させる、という要請からは好ましくないものとなる。
【0045】
以上実施形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲に記載された範囲において適宜改変可能である。また、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として記載されたものを提供するこをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される2重床式免震床構造の全体的な様子を簡略的に示す上面図。
【図2】本発明が適用された免震床支承構造の一例を示す一部断面側面図。
【図3】図2の一部破断上面図。
【図4】スライドパネルとリタ−ンスプリングとジョイントビ−ムと床パネルとの様子を示すもので、延長支承部材を省略して示す斜視図。
【図5】スライドパネルの下面図。
【図6】延長支承部材の中心支承部材に対する好ましい設置例を示す上面図。
【図7】延長支承部材の一例を示す斜視図。
【図8】図7の分解斜視図。
【図9】図7のX9−X9線相当断面図。
【図10】連結金具の一例を示すと共に、連結金具の延長支承部材に対する連結の様子を示す分解斜視図。
【図11】連結金具と延長支承部材とが連結されている様子を示す斜視図。
【図12】図11のX12−X12線相当断面図。
【図13】ディンプルベ−スの上面図で、延長支承部材との連結をも示す図。
【図14】図13のX14−X14線相当断面図で、延長支承部材との連結の様子をも示す図。
【符号の説明】
U:床スラブ
S:室
1:可動床
3:室の側壁
11:中心支承部材
12:スライドパネル
13:ジョイントビ−ム
14:支柱
15:床パネル
21:延長支承部材
21A:第1延長支承部材
21B:第2延長支承部材
21C:第3延長支承部材
21D:第4延長支承部材
22:連結金具
22a:締結脚部(連結部)
31:本体
31a:上壁部
31b:側壁部
31c:フランジ部
32:上面部材
32a:上壁部
32b:脚部
32c:係止爪部
32d:係止突起部
33:第1係止孔
34:第2係止孔
38:延長フランジ部
39:係止突起部
41:ディンプルベ−ス
41a:凹部
41c:連結用膨出部
42:滑動部材
43:連結孔

Claims (11)

  1. 上面が低摩擦とされた中心支承部材が床スラブ上に互いに所定間隔あけて複数設置され、該各中心支承部材に対してそれぞれ該中心支承部材を覆うようにスライドパネルが配置されて、該スライドパネルが該中心支承部材に対して水平方向に滑動可能とされた免震床支承部の構造において、
    前記床スラブ上に、各中心支承部材の周囲に位置させて、上面が低摩擦とされると共に水平方向に細長く伸びる延長支承部材が設置され、
    前記スライドパネルが、前記中心支承部材に対して水平方向において任意の方向に大きく相対変位されたときに、該スライドパネルが前記延長支承部材によって支承される、
    ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  2. 請求項1において、
    前記延長支承部材が、前記各中心支承部材から放射状に6本伸びるように配置されている、ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  3. 請求項1において、
    前記各中心支承部材が、水平方向において直交する方向となる縦方向および横方向に等間隔に配置され、
    前記延長支承部材が直線状とされ、
    前記延長支承部材として、長さの異なる複数種用いられ、
    各延長支承部材のそれぞれが、他の延長支承部材または中心支承部材に連結されている、
    ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  4. 請求項3において、
    前記延長支承部材として、もっとも長い第1延長支承部材と、該第1延長支承部材よりも十分短い第2延長支承部材および第3延長支承部材とが用いられ、
    縦方向または横方向のいずれか一方方向において、前記第1延長支承部材によって隣り合う中心支承部材同士が連結され、
    縦方向または横方向の他方方向において隣合う前記中心支承部材同士の中間位置において、前記第1延長支承部材と平行にかつ該第1延長支承部材の長手方向中間に位置するように第2延長支承部材が配置され、
    前記第2延長支承部材の一端部と、該第2延長支承部材の一端部にもっとも近い位置にある2つの中心支承部材とがそれぞれ前記第3延長支承部材によって連結され、
    前記第2延長支承部材の他端部と、該第2延長支承部材の他端部にもっとも近い位置にある2つの中心支承部材とがそれぞれ前記第3延長支承部材によって連結されている、
    ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  5. 請求項4において、
    前記第2延長支承部材の各端部と、該第2延長支承部材の各端部にそれぞれ連結されるべき前記2本の第3延長支承部材とが、放射状に3本の連結部を有する連結金具によって互いに連結されている、ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  6. 請求項3または請求項4において、
    前記中心支承部材と延長支承部材との連結が、上下方向に凹凸嵌合させることにより行われている、ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  7. 請求項1において、
    前記延長支承部材が、チャネル材からなる本体と、該本体の上面を覆う低摩擦部材からなる上面部材により構成され、
    前記本体の上面に係止孔が形成され、
    前記上面部材の下面に前記係止孔に嵌合される係止突起部が形成され、
    前記係止孔と係止突起部との嵌合によって、前記上面部材の前記本体に対する水平方向の相対変位が強固に規制されている、
    ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、
    前記中心支承部材が、床スラブに固定されるディンプルベ−スと、該ディンプルベ−ス上に全方向に揺動可能に載置されると共に上面が平坦かつ低摩擦とされて前記スライドパネルが摺動される滑動部材とによって構成され、
    前記延長支承部材の上面高さ位置が、前記滑動部材の上面よりも低く、かつ前記ディンプルベ−スよりも高い位置となるように設定されている、
    ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  9. 床スラブ上に、水平方向において直交する縦方向および横方向に等間隔に複数のディンプルベ−スが固定され、
    前記各ディンプルベ−ス上に、上面が平坦かつ低摩擦とされた滑動部材が全方向に揺動可能として載置され、
    前記各滑動部材に対してそれぞれ該滑動部材を覆うようにスライドパネルが配置されて、該スライドパネルが該滑動部材に対して水平方向に滑動可能とされた免震床支承部の構造において、
    前記床スラブ上に、前記各ディンプルベ−スの周囲に位置させて、上面が低摩擦とされると共に水平方向に直線状に細長く伸びる延長支承部材が設置され、
    前記延長支承部材の上面高さ位置が、前記滑動部材の上面よりも低くかつ前記ディンプルベ−スよりも高い位置となるように設定されて、前記スライドパネルが該滑動部材に支承されているときは、該スライドパネルが該延長支承部材に対してフロ−ティング状態とされ、
    前記延長支承部材は、少なくとも前記各ディンプルベ−スを中心にして放射状に複数本伸びるように配置されると共に、各延長支承部材のそれぞれが他の延長支承部材またはディンプルベ−スに連結され、
    前記スライドパネルが前記滑動部材に対して水平方向において任意の方向に大きく相対変位されて該滑動部材から脱落したときに、該スライドパネルが前記延長支承部材によって支承される、
    ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項において、
    隣り合う前記各スライドパネル同士が、ジョイントビ−ムによって相互に連結されている、ことを特徴とする免震床支承部の構造。
  11. 金属製のチャネル材からなる本体と、該本体の上面を覆う低摩擦部材からなる上面部材とからなり、全体として直線状に細長く伸びるように形成され、
    前記本体は、上壁部と、該上壁部の幅方向各端部から下方へ伸びる左右一対の側壁部と、該各側壁の下端から幅方向外側へ伸びるフランジ部と、前記上壁部に形成された第1係止孔と、前記側壁部に形成された第2係止孔と有し、
    前記上面部材は、上壁部と、該上壁部の下面に突設された係止突起部と、該上壁部の幅方向各端部から下方へ伸びる左右一対の脚部と、該脚部の先端部に形成された係止爪部とを有し、
    前記第1係止孔に前記係止突起部が嵌合されて、前記上面部材の前記本体に対する水平方向の相対変位が強固に規制され、
    前記第2係止孔に前記係止爪が嵌合されることによりに、前記上面部材の前記本体に対する上方への変位が強固に規制されている、
    ことを特徴とする免震床支承部用の延長支承部材。
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