JP3818128B2 - クッション - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアあるいはリッド等に設けられるものであって、これらドアあるいはリッド等の閉時に、当該ドア等に入力する衝撃力(荷重)を緩和させるようにしたクッションに関するものであり、特に、その装着性(組付性)に優れているとともに一旦組付けられた後は脱落等の問題の生ずることのないようにするために、クッション部をゴム材にて形成するとともに係合部を形成するクリップは所定の剛性を有するプラスチック材にて形成させるようにした2部材からなる組付式のクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の2部材からなるクッションとしては、例えば実開平1−63838号公報記載のようなものが挙げられる。このものは、ゴム材からなるクッション部と、プラスチック材にて形成されるクリップ部とからなるものであって、クッション部とクリップ部との結合は、所定の形態に形成されたクリップ部を予め金型内にインサートさせておくとともに、このような金型内に所定のゴム材を注入することによってクッション部を形成させ、これと同時に、クリップ部とクッション部との一体化を行わせるようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものにおいては、プラスチック材からなるクリップ部とゴム材からなるクッション部とは化学的に結合されているものでは無い。また、クリップ部の結合部であってクッション部内に埋込まれる部分のクッション部への結合の状態、すなわち、両者間における結合度も十分なものであるとは言い難い。これらのことから、この従来のものにおいては、上記クッション部に軸直角方向の荷重等が加わったときに、クリップ部とクッション部とが乖離してしまうおそれがあると言う問題点がある。このような問題点を解決するために、2部材からなるものであって、クッション部とクリップ部とが強固に結合されるとともに、このような両者の結合を比較的簡単な作業にて行なわせることのできるようにした2部材からなるクッションを提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、ストッパの役目を果すクッション部及び当該クッション部に組付けられるものであって取付部材への装着に寄与するクリップからなるクッションに関して、クリップを水平頭部及びこれに直角状に設けられる垂直軸部からなるようにするとともに、当該垂直軸部のところに取付部材に係合する係合部を有するようにし、当該クリップを形成する水平頭部の端末部のところに下方向へ突出するように形成された突起部を設け、一方、上記クッション部を緩衝機能を発揮するように形成された形態からなるものであって、上記クリップを形成する水平頭部を収容する横穴及び上記クリップを形成する垂直軸部を収容する縦穴を有するようにし、更に、上記横穴の一端から水平方向に延長するように形成されるものであってクッション部の側面部に開口するように形成された貫通穴を有するようにするとともに、当該貫通穴の周りに薄肉状に形成された弾性変形部を有するようにし、更に、上記横穴の上記貫通穴の設けられる側とは反対の側の端部のところに凹部を設けるようにし、このように形成された上記クリップの水平頭部の一端側を縦穴内に挿入するとともに、このようにして挿入されたクリップの水平頭部の一端側を上記クッション部の側面部に開口するように形成された貫通穴内へ導くようにし、このような状態において、上記クッション部を形成するものであって薄肉状に形成された弾性変形部を弾性変形させながら上記クリップの水平頭部全体を上記横穴内に嵌り込ませるようにするとともに、上記水平頭部の端末部に形成された突起部を横穴内に形成された凹部のところに嵌め込ませ、更に、上記垂直軸部を上記縦穴内に嵌り込ませるようにし、これによって上記クッション部とクリップとの一体化を行わせるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、簡単な組付作業にてクリップとクッション部との一体化が成されようになる。そして、このようにして形成されたクッションは、ドアパネル等の取付部材への取付けが簡単に行なわれるようになるとともに、一旦取付けられた後は、上記係合部のところが取付部材に係合するようになり、簡単には外れないようになる。
【0006】
また、本発明のものにおいては、クリップのクッション部への組付けが、単純なスナップ作業にて行われるようになる。特に、本発明のものにおいては、貫通穴の周りに設けられた弾性変形部が薄肉状に形成されるようになっていることより、クリップ取付部周りが弾性変形し易いようになっており、クリップはクッション部に簡単に組付けられるようになる。そして、このようにして組付けられた本クッションの、そのクリップとクッション部とは水平頭部の端末部に形成された突起部がクッション部に形成された凹部内へ嵌り込むことによって、両者は強固に結合されることとなる。また、このようにして形成された本クッションは、取付部材への取付けが簡単に行われるとともに、一旦取付けられた後は、上記係合部のところが取付部材に係合するようになり、簡単には外れないようになる。
【0007】
次に、請求項記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載のクッションに関して、上記クリップを形成する水平頭部を笠状の形態からなるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項1記載のものと同様、クリップのクッション部への組付け単純な作業にて行うことができるようになる。そして、このようにして一体化された本クッションは、クッション部とクリップとの結合部を形成するクリップの水平頭部が面積の広い笠状体にて形成されるようになっていることより、更には、その端末部に形成された突起部がクッション部に形成された凹部内に嵌り込むようになっていることより、両者は、より強固に結合されることとなり、本クッションの使用中において両者が乖離するようなことが無い。
【0008】
次に、請求項記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載のクッションに関して、上記クリップをT字状の形態からなるようにした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項1または請求項2記載のものと同様、クリップのクッション部への組付作業が簡単に行われるようになる。特に、本発明のものにおいては、クリップの全体形状がT字状の形態からなるものであるとともに、クッション部の貫通穴周りに形成される弾性変形部は薄肉状に形成されて弾性変形がし易いようになっていることより、クリップを形成する水平頭部のクッション部に設けられた縦穴及び横穴への挿入が比較的簡単に行われるようになり、クリップのクッション部への組付作業が効率良く行われるようになる。また、一旦組付けられた後は、T字状端末部のところに形成された突起部がクッション部に形成された凹部内に嵌り込むようになり、両者の結合はより強固に行なわれることとなる。
【0009】
次に、請求項記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし請求項記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1ないし請求項記載のクッションに関して、上記クリップを形成する水平頭部の下方部のところであって垂直軸部のところに、当該垂直軸部から、その軸直角方向に張り出すように形成されたフランジ部を設けるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項1ないし請求項記載のものと同様、クッション部とクリップとの一体化、すなわち、組付作業が円滑に行われるようになる。そして、本発明のものにおいては、これらに加えて、更に、上記クリップに設けられた水平頭部とフランジ部とがクッション部に形成された弾性変形部周りを挟み込むように保持することとなり、これによって、水平頭部の端末部に形成された突起部がクッション部に形成された凹部内へより強く嵌り込むようになり、クリップとクッション部との一体化(結合)は強固に保持されることとなる。その結果、本クッションの使用時等において、クッション部とクリップとが乖離するようなことが無い。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図8を基に説明する。本実施の形態に関するものの、その構成は、図1及び図2に示す如く、円錐台状の形態からなるものであって全体がゴム部材あるいはエラストマーからなるクッション部1と、当該クッション部1を形成する円錐台の底面部11のところから直立状に設けられるものであって取付部材9に設けられた取付穴91への取付に供せられるものであって全体が所定のプラスチック材にて形成されるクリップ2と、からなることを基本とするものである。
【0011】
なお、上記クッション部1は、図1または図2に示すような円錐台状の形態のものに限定されるものでは無く、この外に、円柱状の形態のもの、あるいは、図8に示すような変形四角錐台状のもの等、要は衝撃吸収機能あるいは緩衝機能を有するような形状のものであれば良い。そして、このような緩衝機能を有するものにおいて、その底面部11に近いところには、図1及び図2に示す如く、T字状のクリップ2の嵌り込む係合穴15が設けられるようになっている。この係合穴15は、具体的には、図1ないし図4に示す如く、T字状クリップ2の水平頭部21が嵌り込む横穴151と、当該横穴151に直角に設けられるものであって上記クリップ2の垂直軸部22の付け根部221が嵌り込むように形成された縦穴152と、からなることを基本とするものである。そして、このような構成からなる係合穴15を形成する上記横穴151の一方の端部のところからは、図1及び図3に示す如く、クッション部1の側面部に開口するように形成された貫通横穴155が設けられるようになっている。また、このような横穴151の上記貫通横穴155の設けられる側とは反対の側の端部のところには、後に述べるT字状クリップ2の水平頭部21が装着されたときに、当該水平頭部21の端末部に形成された突起部211が嵌り込むように形成された凹部154が設けられるようになっているものである(図3参照)。そして更に、このような係合穴15を形成する縦穴152の上記底面部11への開口部のところには、図2及び図4に示す如く、平面視において所定の円形形状からなる座ぐり部153が設けられるようになっており、ここには、後に述べるT字状クリップ2に設けられたフランジ部23が収まるようになっているものである。また、上記縦穴152の周りには上記垂直軸部22を保持する弾性保持部16及びクリップ2の組付け時に大きく弾性変形をする弾性変形部17が設けられるようになっている。
【0012】
次に、このような構成からなるクッション部1の係合穴15に組付けられる(結合される)クリップ2について説明する。このものは、基本的には、図5及び図6に示す如く、T字状の形態からなるものであって所定のプラスチック材にて形成されるようになっているものである。すなわち、図1及び図5に示す如く、T字状を形成する水平頭部21と、これに対して直角に形成される垂直軸部22と、からなることを基本とするものである。このような基本構成からなるものにおいて、上記水平頭部21の両端末部のところには、下向きの突起部211が設けられるようになっており、この突起部211は、本クリップ2が上記クッション部1の係合穴15に係合するようになったときに、係合穴15を形成する横穴151に設けられた凹部154内に嵌り込み、クリップ2のクッション部1内における位置決めを確実に行わせるようにしているものである。なお、このような構成からなるクリップ2の形態は、必ずしもT字状に限定されるものではなく、この外に、水平頭部21のところが円盤状に張り出すように形成された笠状のものからなるものであっても良い。
【0013】
そして、このような水平頭部21の中央部のところからは、直角状に垂直軸部22が設けられるとともに、その付け根部221は上記係合穴15の縦穴152内に嵌り込むようになっているものである。そして更に、この付け根部221の直下のところには傘状のフランジ部23が設けられるようになっており、このフランジ部23と上記水平頭部21とにて、上記クッション部1の縦穴152周りの弾性保持部16及び弾性変形部17を挟み込むようになっているものである。また、このような構成からなる上記フランジ部23の下方部のところには、図2及び図6に示す如く、垂直軸部22の下方部のところから上記傘状のフランジ部23側に向かって拡がるように形成された複数本の係合爪25が設けられるようになっている。この係合爪25は、通常は、図6に示す如く、開いた状態となっており、取付部材9等に取付ける際には、その弾性力(バネ反力)に抗した状態ですぼませる(閉じさせる)ことができるようになっているものである。なお、この係合爪25は、本実施の形態においては、2本が相対向するように設けられるようになっているが、これに限られず、この外に垂直軸部22を中心にして放射状に設けられるようなもの、あるいは取付部材9に係合するようなものであれば、どのような形態から成るものであっても良い。
【0014】
次に、このような構成からなるプラスチック製クリップ2とゴム材等からなるクッション部1との結合(一体化)手順について、図7を基に説明する。まず、図7の(A)に示す如く、クリップ2のT字部を形成する水平頭部21の一方の端部側をクッション部1の縦穴152内に挿入する。このような状態において、次に、図7の(B)に示す如く、既に挿入されている水平頭部21の一方の端部側をクッション部1の横穴151内の貫通横穴155につながる方に、本クリップ2全体をスナッピングさせながら押し込むようにする。そうすると、クリップ2の水平頭部21あるいは付け根部221が、クッション部1の係合穴15を形成する周りの部分、すなわち、弾性変形部17を弾性変形させて、図7の(B)に示す如く、係合穴15全体を大きく開いた状態にする。このような状態において、クリップ2の水平頭部21全体を横穴151内へ嵌まり込ませるようにする。このようなことから、上記弾性変形部17は、薄肉状に形成されて、変形し易く形成されているものであることが望ましい。
【0015】
このような水平頭部21の横穴151内への嵌め込み作業において、上記クッション部1の側面部のところには横穴151に連続して貫通横穴155が設けられるようになっているので、係合穴15の周りに形成される弾性変形部17の弾性変形が比較的容易に行われ、クリップ2の水平頭部21及び付け根部221の上記クッション部1の係合穴15内への装着作業が円滑に行われるようになる。そして、このようにして一旦組み付けられた後は、係合穴15の周りは、素材の有する弾性力にて元の形態に戻ることとなるので、図7の(C)に示す如く、クリップ2の水平頭部21とフランジ部23とがクッション部1の底面部11周りに係合することとなり、両者の結合は確実に行われるようになる。また、クリップ2の水平頭部21の端末部に設けられた突起部211がクッション部1の横穴151に設けられた凹部154内に嵌り込むようになり、クリップ2を形成する水平頭部21の位置決め等も確実に行われるようになる。従って、このようなクッションが取付部材9等に取り付けられた状態において(図8参照)、両者1、2の乖離等は生じないようになる。
【0016】
次に、このような構成からなる本実施の形態のものの、その作用等について、図8を基に説明する。すなわち、本実施の形態のものにおいては、取付部材9への取付けに寄与するクリップ2が所定の剛性を有するプラスチック材にて形成されているとともに、取付部材9に設けられた取付穴91への係合に寄与する係合爪25は所定の反発力(バネ反力)を有するようになっているので、この係合爪25を閉じさせてすぼませた状態にて上記取付穴91内へ簡単に取付ける(装着させる)ことができるようになる。そして、一旦装着された後は、上記係合爪25のところが、本来有している弾性力(バネ反力)によって元の状態に戻って拡がった形態となるので、この拡がった状態の係合爪25が取付部材9の取付穴91のところに係合して、本クッションは、取付部材9のところから簡単には脱落しないようになる。また、上記構成からなる本クッションのクッション部1に形成された貫通横穴155の位置を、例えば図8に示す如く、取付部材9の壁面側に来るように設定することによって、クッションの装着後における使用時において、貫通横穴155が、外部からは見えないようになり、見栄えを損なうようなことが無くなる。また、本貫通横穴155は短い方が望ましいので、場合によってはクッション部1に設けられる係合穴15の位置をクッション部1の軸中心線に対して偏心させた状態で設けるようにすることも考えられる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、クリップを水平頭部及びこれに直角状に設けられる垂直軸部からなるようにするとともに、上記垂直軸部の先端部のところに当該垂直軸部のところから水平頭部側に向かって拡がるように形成された複数の係合爪を有するようにし、一方、上記クッション部を緩衝機能を発揮するように形成された形態からなるものであって、上記クリップを形成する水平頭部の係合する横穴及び上記クリップを形成する垂直軸部の係合する縦穴を有するようにし、更に、上記横穴の一端から水平方向に延長するように形成された貫通穴を有するようにし、これら横穴及び縦穴、更には貫通穴の周りに弾性変形部を形成させるようにした構成を採ることとしたので、簡単な組付作業にてクリップとクッション部とを一体化させることができるようになった。そして、このようにして形成された本クッションは、上記係合爪をすぼませることによって取付部材へ簡単に取付けることができるようになるとともに、一旦取付けられた後は、上記係合爪が取付部材に係合するようになり、簡単には外れないようになった。
【0018】
また、本発明においては、上記クッション部の係合穴へのクリップの組付けに当たっては、クリップの水平頭部の一端側を上記係合穴の縦穴内に挿入するとともに、このようにして挿入されたクリップの水平頭部を形成する一端側を上記クッション部の側面部に開口するように形成された貫通穴内へ導くようにし、このような状態において、上記クッション部を形成するものであって係合穴の周りに形成される弾性変形部を弾性変形させながら上記クリップの水平頭部全体を上記横穴内に嵌り込ませるようにするとともに、上記垂直軸部の付け根部のところを上記縦穴内に嵌り込ませるようにした手順を採ることとしたので、クリップのクッション部への組付けが、単純なスナップ作業にて行われるようになるとともに、このようにして組付けられた本クッションの、そのクリップとクッション部とは強固に結合されるようになった。そして、このようにして形成された本クッションは、取付部材への取付けが簡単に行われるとともに、一旦取付けられた後は、上記係合爪のところが取付部材に係合するようになり、簡単には外れないようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクッション部にT字状クリップの水平頭部が係合している状態を示す一部断面図である。
【図2】クッション部とクリップとの係合状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明にかかるクッション部の横穴及び貫通横穴の構成を示す横断面図である。
【図4】本発明にかかるクッション部の係合穴の構成を示す部分断面図である。
【図5】本発明にかかるクリップの全体構成及びT字状水平頭部の構造を示す一部断面図である。
【図6】クリップの全体構成を示す半断面図及び外観図である。
【図7】本発明にかかるクッション部へのクリップ装着手順を示す説明図である。
【図8】本発明にかかるクッションの取付部材への取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 クッション部
11 底面部
15 係合穴
151 横穴
152 縦穴
153 座ぐり部
154 凹部
155 貫通穴(貫通横穴)
16 弾性保持部
17 弾性変形部
2 クリップ
21 水平頭部
211 突起部
22 垂直軸部
221 付け根部
23 フランジ部
25 係合爪
9 取付部材
91 取付穴

Claims (4)

  1. ストッパの役目を果すクッション部及び当該クッション部に組付けられるものであって取付部材への装着に寄与するクリップからなるクッションにおいて、クリップを水平頭部及びこれに直角状に設けられる垂直軸部からなるようにするとともに、当該垂直軸部のところに取付部材に係合する係合部を有するようにし、当該クリップを形成する水平頭部の端末部のところに下方向へ突出するように形成された突起部を設け、一方、上記クッション部を緩衝機能を発揮するように形成された形態からなるものであって、上記クリップを形成する水平頭部を収容する横穴及び上記クリップを形成する垂直軸部を収容する縦穴を有するようにし、更に、上記横穴の一端から水平方向に延長するように形成されるものであってクッション部の側面部に開口するように形成された貫通穴を有するようにするとともに、当該貫通穴の周りに薄肉状に形成された弾性変形部を有するようにし、更に、上記横穴の上記貫通穴の設けられる側とは反対の側の端部のところに凹部を設けるようにし、このように形成された上記クリップの水平頭部の一端側を縦穴内に挿入するとともに、このようにして挿入されたクリップの水平頭部の一端側を上記クッション部の側面部に開口するように形成された貫通穴内へ導くようにし、このような状態において、上記クッション部を形成するものであって薄肉状に形成された弾性変形部を弾性変形させながら上記クリップの水平頭部全体を上記横穴内に嵌り込ませるようにするとともに、上記水平頭部の端末部に形成された突起部を横穴内に形成された凹部のところに嵌め込ませ、更に、上記垂直軸部を上記縦穴内に嵌り込ませるようにし、これによって上記クッション部とクリップとの一体化を行わせるようにしたことを特徴とするクッション。
  2. 請求項1記載のクッションにおいて、上記クリップを形成する水平頭部を笠状の形態からなるようにしたことを特徴とするクッション。
  3. 請求項1記載のクッションにおいて、上記クリップをT字状の形態からなるようにしたことを特徴とするクッション。
  4. 請求項1ないし請求項3記載のクッションにおいて、上記クリップを形成する水平頭部の下方部のところであって垂直軸部のところに、当該垂直軸部から、その軸直角方向に張り出すように形成されたフランジ部を設けるようにしたことを特徴とするクッション。
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