JP3817498B2 - 近接場光用の探針を有するプローブの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、近接場光用の探針を有するプローブの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、導体の表面原子の電子構造を直接観察できる走査型トンネル顕微鏡(以下、「STM」と呼ぶ)が開発されて(G.Binnig et al.Phys.Rev.Lett.、49、57(1983))単結晶、非晶質を問わず実空間像を高い分解能で測定できるようになって以来、走査型プローブ顕微鏡(以下、「SPM」と呼ぶ)が材料の微細構造評価の分野で盛んに研究されるようになってきた。
【0003】
SPMとしては、微小探針(探針)を有するプローブを評価する試料に近接させることにより得られるトンネル電流、原子間力、磁気力、光等を用いて表面の構造を検出する走査型トンネル顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡(AFM)、磁気力顕微鏡(MFM)、近接場光学顕微鏡(SNOM)等がある。これらのSPMの中でSNOMは、従来の光学顕微鏡では不可能とされたλ/2以下の分解能を、微小開口から発生される近接場光を利用して計測し、試料表面の微細パターン形状等を高い分解能で非破壊にて計測するものである。また、SNOMでは、生態や細胞等の従来観察が困難であった材料を試料として用いることが可能であり、観察可能な対象が多く、その応用範囲も広い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平10−293134号公報では近接場光を発生するための先鋭な探針が提案されているが、先鋭な探針の先端に設けられた微小開口を用いて近接場光を発生させる場合、分解能向上のために前記微小開口の開口径を小さくすると近接場光の発生効率が低下するため、発生効率の更なる向上が望まれている。
また、先端が先鋭化されている場合には、作製プロセス中及び使用中における探針形状の変形の防止も望まれている。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決し、高効率に近接場光を発生させることができ、また作製プロセス中あるいは使用中等に変形が生じにくいようにした近接場光用の探針を有するプローブの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するため、つぎの(1)〜()のように構成した近接場光用の探針を有するプローブの製造方法を提供するものである。
)近接場光用の探針を有するプローブの製造方法であって、
面方位(100)のSi基板の表面に、結晶軸異方性エッチングによって(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が平面とされた(100)面で構成される逆ピラミット状の凹部を形成する工程と、
前記凹部に剥離層を形成した後、該凹部を含む前記基板の表面に遮光層を形成し、該遮光層をパターニングする工程と、
前記パターニングされた遮光層を、被転写物に転写する工程と、
前記被転写物に転写された前記遮光層の平面状の頂部に微小開口を形成する工程と、
を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。
)近接場光用の探針を有するプローブの製造方法であって、
面方位(100)のSi基板の表面に、結晶軸異方性エッチングによって(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が平面をなす(100)面で構成される逆ピラミット状の凹部を形成する工程と、
前記Si基板の凹部凹状のエッチングストップ層を形成する工程と、
前記Si基板の裏面側よりエッチングし、前記凹状のエッチングストップ層露出させる工程と、
前記露出した凹状のエッチングストップ層の凹部をなす平面状の頂部に微小開口を形成する工程と、
前記微小開口が形成された凹状のエッチングストップ層上に遮光層を形成して、該遮光層中にも微小開口を残す工程と、
を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。
)近接場光用の探針を有するプローブの製造方法であって、
面方位(100)のSi基板の表面に、結晶軸異方性エッチングによって(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が平面とされた(100)面で構成される逆ピラミット状の凹部を形成する工程と、
前記Si基板の凹部の平面をなす底面に微小開口を形成する工程と、
前記微小開口が形成されたSi基板上に遮光層を形成して、該遮光層中にも微小開口を残す工程と、
を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】
上記構成を適用し、特に近接場光を検知または照射するために、錐状の探針の頂部を平面で構成し、該頂部に貫通孔を形成することで、高い近接場光発生効率を得ることが可能となる。探針の内面形状が錐状である場合、探針内部では、入射光が内面で反射され干渉、集光することにより空間的に集光スポットが発生する。そこで探針内面頂部を先鋭な錐状ではなく平面にし、内面反射による集光スポットの位置を変化させ、近接場光発生のため探針先端に設けられた微小開口の位置を前記集光スポットの近傍に設けることで高い近接場光発生効率を得ることが出来る。
【0008】
前記集光スポットの発生位置は、探針形状のみならず探針内に入射する光の偏光方向によって変化することも明らかになっている。そのため、高効率な近接場光の発生には探針内面の形状と探針内部に入射する光の偏光方向の双方を考慮する必要がある。四角錐の探針内に光が入射した場合、偏光方向により集光スポットの位置が変化する模式図を図9に示す。また、探針内面頂部の平面部の大きさを変化させたときに発生する近接場光強度が変化する例を図10に示す。つまり探針の内面形状を、入射光の偏光方向を考慮した大きさの頂部が平面で構成される長方形錐(図13参照)(この例では入射光波長が500nm、探針の材質が金Auの場合、頂部の長方形が600nm×800nm程度となるような)とすることが望ましい。またこの最適条件において発生する近接場光強度は先鋭な内面形状の探針と比較して約40倍に増強する可能性が数値計算により示されている。さらに、頂部の長方形の大きさは各辺100nm程度の誤差があっても十分な近接場光増強効果が見込めるため、パターニング誤差やエッチングの深さ方向の誤差等に対しても100nm程度の誤差を許容することが可能となる。
【0009】
また、探針内面頂部だけでなく探針外面頂部も平坦にすることで、探針を使用中に探針が試料と接触した場合に頂部の単位面積あたりにかかる荷重が低減するため、探針が観察試料や加工対象に接触した場合にも探針自身が変形することを防ぐことができる。また観察対称を破壊することを防ぐ効果をも有する。また、図11(a)のように頂部の平面部を錐状の斜面で支えることにより、図11(b)の形状と比較して、探針に対して横方向にかかる力に対する強度を向上させることができる。
【0010】
また、上記した探針で構成したプローブによって、表面観察の速度が向上した表面観察装置や、あるいは記録の際の記録時間を小さくすることの可能な情報処理装置を実現することができる。
また、上記した探針で構成したプローブを用いることによって、微細なパターンを高速で形成できる露光装置を提供することが可能となった。またこのプローブでマルチプローブを構成することにより、小型化・大容量の光メモリーを実現することが可能となる。
【0011】
また、上記したプローブの製造方法によれば、半導体プロセス技術、特にシリコン基板の熱酸化と、真空装置を用いた薄膜形成という半導体プロセス技術を用い、用途に応じた適切な形状にすることにより高効率に近接場光を発生させる探針を再現性良く形成することができ、作製プロセス中での探針形状の変形を低減した微小開口探針を有するプローブの製造方法を実現することができる。また、上記したプローブの製造方法によれば、歩留まりが向上し、短時間で探針を作製することが可能となる。
【0012】
次に本発明の微小開口を有する探針の製造方法について図2及び図3に基づいて説明する。
まず、面方位(100)の第一基板2の表面に結晶軸異方性エッチングにより凹部3を形成する。この時凹部3の底部は尖らせず、平面状に形成しておく。そのためには基板内に結晶軸異方性エッチングにより凹部形成する際にエッチングで全ての面を(100)面にすることなく、途中の状態でエッチングを停止することが好ましい。その後凹部3の表面に熱酸化膜を形成する。この熱酸化膜は剥離層4としての機能を有する。
【0013】
次に、第一基板2の表面に真空成膜装置を用いて遮光層A5を堆積する(図2(c)参照)。次に堆積した遮光層A5をフォトリソグラフィとエッチングの手法を用いて所望の形状にパターニングする。
次に、上記遮光層A5を転写する対象となる被転写物を用意し、必要に応じて第二基板6あるいは被転写物上に遮光層A5と第二基板6との接合を容易にするための接合層を形成する。例えばカンチレバー等の弾性体を被転写物とすることによりAFM/SNOM複合プローブとすることが出来る。
【0014】
次に、剥離層4上の遮光層A5を第二基板6または第二基板6上の遮光層C11に接合する。これにはそれぞれの基板を真空チャック等により保持出来るアライメント装置を用い、第一基板2と第二基板6とを位置合わせして対向、接触させ、さらに荷重を加えることにより遮光層A5と第二基板6または第二基板6上の遮光層C11との接合(圧着)を行う。
次に、剥離層4と遮光層A5との界面で剥離を行い、第二基板6または第二基板6上の遮光層C11上に遮光層A5を転写する。すなわち第一基板2と第二基板6を引き離すことにより、剥離層4と遮光層A5との界面で剥離させる(図3(g)参照)。
【0015】
次に、集束イオンビーム加工装置を用いて探針頂部に直径が100nm以下の微小開口を形成する。また、上記の例では探針を他の基板に圧着して用いていたがその他の用法として探針を他の基板に圧着せずに用いることも考えられる。そのような用法に適した探針の製法について以下に述べる。
まず、異方性エッチングを用いて、底面が平らな凹部をSi基板上に作製する。この凹部にエッチストップ層を作製し、基板裏面から異方性エッチング等の手法でバックエッチする。このとき凹部の頂部が露出するまでエッチングする。さらにこの露出した凹部の頂部に集束イオンビーム加工装置により微小開口を形成する。そして基板表面から遮光層を成膜することで探針が完成する。
【0016】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1は、頂部が平面で構成される錐状の貫通孔を有する部材からなる探針を有するプローブの製造方法に係るものである。
本実施例による探針の使用方法は、例えば図1に示すように、探針を支持する導波路層の端面から直接またはファイバー等の光学素子を介して光を導入し、微小開口から出るエバネッセント光が及ぶ距離までフォトレジストを接近させることにより微細なパターンの露光を行うために用いる。
【0017】
図2及び図3は本実施例による微小光照射用探針の製造工程を示す断面図であり、以下これを用いてプローブの製造方法を説明する。
まず、第一基板2として面方位(100)の単結晶シリコンウエハを用意し、保護層1としてシリコン熱酸化膜を100nm形成した。次に表面の保護層1の所望の箇所を、フォトリソグラフィとフッ化水素とフッ化アンモニウムの水溶液によるエッチングによりパターニングし、2辺がそれぞれ5μm、5.2μmの長方形のシリコンを露出した。
次に、水酸化カリウム水溶液を用いた結晶軸異方性エッチングによりパターニング部のシリコンを濃度30%、液温90℃の水酸化カリウム水溶液を用いて10分間エッチングした。この工程により(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が(100)面で構成される深さ約3μmの、底部が平らな逆ピラミッド状の凹部3が形成された(図2(b)参照))。この際凹部3の4つの面それぞれと第一基板2の表面とのなす角度は結晶方位によって決まり、ほぼ55°であった。
【0018】
次に、保護層1をフッ化水素とフッ化アンモニウムの水溶液により除去した後、水素と酸素の混合ガスを用いて1000℃にて熱酸化し、剥離層4として二酸化シリコンを200nm堆積した。次に、第一基板2上に金Auと白金Ptを真空蒸着法により同時に堆積させ、その厚さは100nmとした。さらに白金Ptを真空蒸着法により50nm堆積した。最後に金Auを300nm真空蒸着法により堆積した。これら3層を遮光層A5とした。次に遮光層A5をフォトリソグラフィーとエッチングによりパターニングした(図2(c)参照)。
【0019】
次に、第二基板(10)として面方位(100)の単結晶シリコンウエハを用意し、第二基板6の両面にマスク層7として窒化シリコンを250nm成膜した(図2(d)参照)。
次に、表面のマスク層7をフォトリソグラフィーにより幅5μm、長さ1mmの長方形のシリコンを露出した。ただしこの際、長方形はオリフラに対して45度の角度をなすように作製する。
【0020】
次に、TMAH(22%)溶液と界面活性剤NCW601(0.5%)の混合溶液を90度に熱して基板を結晶軸異方性エッチングを10分間行なった。その結果、幅約5μm、深さ約2μmの、底部が平らなV溝8が形成された。次にフォトリソグラフィーとドライエッチングにより、V溝8の上にせり出しているシリコン窒化膜を除去した。次に真空蒸着法によりチタンTiを5nm堆積した。さらに真空蒸着法により金Auを100nm堆積した。最後に真空蒸着法により白金Ptを50nm堆積した。これら3層をまとめて遮光層B9とした(図2(e)参照)。
【0021】
次に、導波路層10としてSU8を塗布しパターニングした。そして真空蒸着法により白金Ptを50nm堆積した。さらに真空蒸着法により金Auを100nm堆積した。これら2層を遮光層C11とした。次に遮光層B9と遮光層C11をフォトリソグラフィーとエッチングによりパターニングした(図2(f)参照)。
そして、処理が終わった第一基板2に成膜してある遮光層A5と第二基板6の遮光層C11を、第一基板2の凹部3の中心と第二基板6の遮光層C11上にパターニングされた開口部12の中心が同軸上にくるようにして圧着した(図3(g)参照)。
圧着により第一基板2上に形成されていた遮光層A5が第二基板6上の遮光層C11(12)上に転写された(図3(g)参照)。
【0022】
次に、遮光層A5の頂点部に微小開口13を、集束イオンビーム装置で形成した。このようにして先端に微小開口を有する探針を作製した。そしてレバー化処理を施した(図3(h)参照)。
使用時には光が第二基板中の導波路層を伝播し、探針下部まで到達したときに、導波路層の端面の(110)面で構成される45度ミラー部により探針内に跳ね上げられた。
【0023】
本実施例に示したプロセスによるプローブを、従来の形成方法によるプローブと比較した場合、本実施例のものでは探針内部に入射する光の偏光方向を考慮した探針形状の効果、あるいは探針内部の光の内面反射の効果等により、探針先端から発生する近接場光強度の増大が確認された。
本実施例中の探針先端の微小開口の形状は円形に限らない。
また、本実施例による探針を用いたプローブを用いた表面観察装置において、高スループットに高分解能のSNOM像を得ることができた。
また、本実施例による探針を用いたプローブを搭載する露光装置により作製した回折格子は100nm以下のグレーティングピッチで作製されていることが確認された。さらに探針先端部が平面で構成されているため、探針先端がプロセス中に折れ曲がる危険性が低減され、プロセス全体での歩留まりも高くなった。なお、本実施例におけるプローブは、1本でなくマルチプローブとして使用しても良い。
【0024】
[実施例2]
本発明の実施例2は、頂部が平面で構成される錐状の貫通孔を有する部材からなる探針の製造方法に係るものである。
図4は本実施例による探針の製造工程を示す断面図であり、以下これを用いて探針の製造方法を説明する。
まず、面方位(100)の単結晶シリコンウエハの基板14を用意し、保護層15としてシリコン熱酸化膜を100nm形成した(図4(a)参照)。
次に、保護層15の所望の箇所を、フォトリソグラフィーとフッ化水素とフッ化アンモニウムによるエッチングによりパターニングし、幅5μm、長さ5.2μmのシリコンを露出した。
次に、水酸化カリウム水溶液を用いた結晶軸異方性エッチングによりパターニング部のシリコンを濃度30%液温90℃の水酸化カリウム水溶液を用いてエッチングした。この工程により(111)面と等価な4つの面で囲まれた(100)面の底面を持つ深さ約3μmの、底部が平たい逆ピラミッド状の凹部16が形成された。次に保護層15をフッ化水素とフッ化アンモニウムの水溶液により除去した後、裏面マスク層18及びエッチストップ層17として窒化シリコン膜を低圧化学気相成長法により200nm形成した(図4(b)参照)。
【0025】
次に、裏面マスク層18の所望の箇所を、フォトリソグラフィーと四フッ化炭素によるドライエッチングによりパターニングし、一部のシリコンを露出した。次に水酸化カリウム水溶液を用いた結晶軸異方性エッチングによりパターニング部のシリコンを濃度30%、液温110℃の水酸化カリウム水溶液を用いてエッチングした。この工程により凹部16のエッチストップ層17の頂点部が露出するまでエッチングした(図4(c)参照)。
【0026】
次に、集束イオンビーム加工装置を用いてエッチストップ層17の頂点部に微小開口19を形成した。このとき集束イオンビームは凹部16の、探針内側に相当する側から照射する。次に基板14の表面から真空蒸着法により金Auを100nm堆積し、遮光層20とした(図4(d)参照)。
【0027】
本実施例に示したプロセスによる探針を、従来の形成方法による探針と比較した場合、本実施例のものでは、探針内部に入射する光の偏光方向を考慮した探針形状の効果、あるいは探針内部の光の内面反射の効果等により、探針先端から発生する近接場光強度の増大が確認された。
本実施例中の探針先端の微小開口の形状は円形に限らない。
【0028】
また、本実施例による探針を用いたプローブを用いた表面観察装置において、高スループットに高分解能のSNOM像を得ることができた。また本実施例による探針を用いたプローブを搭載する露光装置により作製した回折格子は100nm以下のグレーティングピッチで作製されていることが確認された。
さらに探針先端部が平面で構成されているため、探針先端がプロセス中に折れ曲がる危険性が低減され、プロセス全体での歩留まりも高くなった。また探針を導波路層と組み合わせず単体で使用するため、導波路層への探針の圧着工程が存在しないことも歩留まりの向上に寄与した。またこの探針は1本でなくマルチ探針として使用しても良い(図14)。マルチ探針に光を入射してその先端に形成された微小開口から近接場光を発生させて使用する場合、近接場光発生のための入射光は各探針を一括に照明するものでも良いし、空間光変調素子等を介して各探針ごとに異なる入射光強度にしても良い。
【0029】
[実施例3]
図12は、本発明の実施例3における頂部が平面で構成される錐状の貫通孔を有する部材からなる探針の製造方法を示す図である。
図12により、本実施例の探針の製造方法を説明すると、まず、面方位(100)の単結晶シリコンウエハ(厚さ10μm程度)、基板1201を用意し、保護層1202としてシリコン熱酸化膜を200nm形成した(図12(a)参照)。
次に、保護層1202の所望の箇所を、フォトリソグラフィーとフッ化水素とフッ化アンモニウムによるエッチングによりパターニングし、幅13.6μm、長さ13.8μmのシリコンを露出した。
次に、水酸化カリウム水溶液を用いた結晶軸異方性エッチングによりパターニング部のシリコンを濃度30%液温90℃の水酸化カリウム水溶液を用いてエッチングした。この工程により(111)面と等価な4つの面で囲まれた(100)面の底面を持つ深さ約9.7μmの、底部が平たい逆ピラミッド状の凹部1203が形成された。
次に、保護層1202をフッ化水素とフッ化アンモニウムの水溶液により除去した(図12(b)参照)。
【0030】
次に、集束イオンビーム加工装置を用いて凹部1203の頂点部に微小開口1204を形成した。このとき集束イオンビームは凹部1203の、探針内側に相当する側から照射する。次に基板1201の表面から真空蒸着法によりチタンTiを50nm、金Auを100nm堆積し、遮光層1205とした(図12(c)参照)。
【0031】
本実施例に示したプロセスによる探針を、従来の形成方法による探針と比較した場合、本実施例のものでは、探針内部に入射する光の偏光方向を考慮した探針形状の効果及び探針内部の光の内面反射の効果により探針先端から発生する近接場光強度の増大が確認された。さらに、探針先端部が平面で構成されているため、探針先端がプロセス中に折れ曲がる危険性が低減され、プロセス全体での歩留まりも高くなった。また、探針を導波路層と組み合わせず単体で使用するため、導波路層への探針の圧着工程が存在しないことも歩留まりの向上に寄与した。またこの探針は1本でなくマルチ探針として使用しても良い。
【0032】
[実施例4]
図5は本発明の方法により製造された参考例1における近接場光プローブをストレージ装置に応用した構成を示す図である。
図5において、前述のイルミネーションモードのSNOMと同様に近接場光プローブ501先端の微小開口から発生させた近接場光を基板502上の記録媒体503に照射し、記録再生を行う。レーザ光の強度を増大させることにより強度の大きい近接場光を用いて記録を行い、レーザ光の強度を弱めることにより、強度の小さい近接場光を記録媒体503に照射してその散乱透過光を集光レンズ504で集光してアバランシェフォトダイオード505で強度を検出して再生信号とし、記録再生制御コンピュータ506に入力する。
【0033】
記録再生制御コンピュータ506から回転モータ駆動回路507を介して回転モータ508を駆動し、近接場光プローブ501に対して記録媒体503を回転させる。前述のイルミネーションモードのSNOMと同様に得るΑFM信号は位置合わせ(トラッキング)用の制御信号として記録再生制御コンピュータ506に入力し、近接場光プローブ501に対する記録媒体503の位置合わせを行うために用いられる。
【0034】
本発明の方法により製造された近接場光プローブを用いてストレージ装置を構成することにより、有機材料などの柔かい記録媒体に対してプローブ先端が接触した走査を行っても、探針外面頂部が平坦なため記録媒体表面を破壊することなく、また探針自身も破壊されること無く安定した記録再生を行うことができた。また、高効率な近接場光発生のため短時間に情報記録、再生をすることができた。
【0035】
[実施例5]
図6は本発明の方法により製造された参考例2における近接場光プローブをイルミネーション(照射)モードの近接場光学顕微鏡(SNOM)に応用した装置の構成を示す図である。
図6において、レーザ駆動回路601によって駆動された面発光レーザ602から出射されたレーザ光が近接場光プローブ603中の伝送路を伝送して先端の微小開口から近接場光として出射される。この近接場光を基板604上の試料表面605に対して100nm以下の距離まで近接させて照射した結果生じる散乱光を集光レンズ606で集光し、光電子増倍管607で検出し、これをSNOM信号とし、計測制御コンピュータ608に入力する。
一方、ΑFM用レーザ609から出射されるレーザ光を近接場光プローブのカンチレバー部分の裏面に照射し、その反射光の角度変化を二分割センサ610で検出し、カンチレバーの撓み量を検出して試料表面形状を反映した原子間力顕微鏡(ΑFM)信号とし、計測制御コンピュータ608に入力する。
【0036】
計測制御コンピュータ608からはxyzステージ611を駆動するための駆動信号がステージ駆動回路612を介して出力され、xyzステージ611の三次元位置制御を行う。
計測制御コンピュータ608では、xyzステージ611を駆動することにより、試料605に対する近接場光プローブ603先端を走査し、その位置に応じてSNOM信号及びΑFM信号を三次元プロットすることにより、試料表面のSNOM像及びΑFM像を形成し、これをディスプレイ613に表示する。
本発明の近接場光プローブを用いてイルミネーションモードSNOM装置を構成することにより、生体分子などの柔かい試料に対してプローブ先端が接触した走査を行っても探針外面頂部が平坦なため試料表面を破壊することなく、また探針自身も破壊されること無く安定したSNOM像及びΑFM像を観察することができた。また高効率な近接場光発生のため、高速に試料を観察することができた。
【0037】
[実施例6]
図7は本発明の方法により製造された参考例3における近接場光プローブをコレクション(集光)モードのSNOMに応用した装置の構成を示す図である。
図7において、SNOM用レーザ701から照射されるレーザ光を直角プリズム702上に取り付けた基板703上の試料704に対して裏面から全反射の角度で入射する。これにより、試料表面に生じる近接場光を近接場光プローブ705の先端の微小開口で検出し、近接場光プローブ中の伝送路を伝送させてフォトダイオード706で検出し、SNOM信号として計測制御コンピュータ707に入力する。
【0038】
上記以外については前述のイルミネーションモードのSNOMと同様に動作する。本発明の方法により製造された近接場光プローブを用いてコレクションモードSNOM装置を構成することにより、生体分子などの柔かい試料に対してプローブ先端が接触した走査を行っても探針外面頂部が平坦なため試料表面を破壊することなく、また探針自身も破壊されること無く安定したSNOM像及びΑFM像を観察することができた。また高効率な近接場光発生のため、高速に試料を観察することができた。
【0039】
[実施例7]
図8は本発明の方法により製造された参考例4における近接場光プローブを微細加工装置に応用した構成を示す図である。
図8において、前述のイルミネーションモードのSNOMと同様に近接場光プローブ801先端の微小開口から発生させた近接場光を基板上のレジスト802に照射し、レジスト802への露光(潜像形成)を行う。ここで、露光用の面発光レーザ803としては、レジスト802を露光する波長の光を発生するものを用いる。
【0040】
前述のイルミネーションモードのSNOMと同様に得るΑFM信号は位置合わせ(アライメント)用の制御信号として位置合わせ/露光制御コンピュータ804に入力し、近接場光プローブ801に対するレジスト802の位置合わせを行うために用いられる。
本発明の方法により製造された近接場光プローブを用いて微細加工装置を構成することにより、生体分子などの柔かい試料に対してプローブ先端が接触した走査を行っても探針外面頂部が平坦なため試料表面を破壊することなく、また探針自身も破壊されること無く安定して微細加工をすることができた。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、高効率に近接場光を発生させることができ、また作製プロセス中あるいは使用中等に変形が生じにくいようにした近接場光用の探針を有するプローブの製造方法を実現することができる
た、本発明のプローブの製造方法によれば、より高効率に近接場光を発生させる探針を再現性良く形成することができ、作製プロセス中での探針形状の変形を低減した微小開口探針を有するプローブの製造方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の探針を用いたプローブの使用例を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態、及び実施例1の探針とそれを用いたプローブの作製方法を示す図である。
【図3】 図2のプローブの作製方法の工程に引き続く工程を示す図である。
【図4】 本発明の実施例2における探針の作成方法を示す図である。
【図5】 本発明の参考例1における近接場光プローブをストレージ装置に応用した構成の概要を示す図である。
【図6】 本発明の参考例2における近接場光プローブをイルミネーション(照射)モードの近接場光学顕微鏡(SNOM)に応用した装置の構成の概要を示す図である。
【図7】 本発明の参考例3における近接場光プローブをコレクション(集光)モードのSNOMに応用した装置の構成の概要を示す図である。
【図8】 本発明の参考例4における近接場光プローブを微細加工装置に応用した構成の概要を示す図である。
【図9】 探針内に入射する偏光により探針内面反射による集光スポットが変化することを説明するための概略図である。
【図10】 探針頂部の広さに対する、発生する近接場光強度の強さの例を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態における探針頂部の支持の仕方の例を説明するための図である。
【図12】 本発明の実施例3における探針の製造方法の概要を示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態における高効率探針を説明するための概略図である。
【図14】 本発明の実施例の探針によるマルチ探針の構成例を示す概略図である。

Claims (3)

  1. 近接場光用の探針を有するプローブの製造方法であって、
    面方位(100)のSi基板の表面に、結晶軸異方性エッチングによって(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が平面とされた(100)面で構成される逆ピラミット状の凹部を形成する工程と、
    前記凹部に剥離層を形成した後、該凹部を含む前記基板の表面に遮光層を形成し、該遮光層をパターニングする工程と、
    前記パターニングされた遮光層を、被転写物に転写する工程と、
    前記被転写物に転写された前記遮光層の平面状の頂部に微小開口を形成する工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。
  2. 近接場光用の探針を有するプローブの製造方法であって、
    面方位(100)のSi基板の表面に、結晶軸異方性エッチングによって(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が平面をなす(100)面で構成される逆ピラミット状の凹部を形成する工程と、
    前記Si基板の凹部凹状のエッチングストップ層を形成する工程と、
    前記Si基板の裏面側よりエッチングし、前記凹状のエッチングストップ層露出させる工程と、
    前記露出した凹状のエッチングストップ層の凹部をなす平面状の頂部に微小開口を形成する工程と、
    前記微小開口が形成された凹状のエッチングストップ層上に遮光層を形成して、該遮光層中にも微小開口を残す工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。
  3. 近接場光用の探針を有するプローブの製造方法であって、
    面方位(100)のSi基板の表面に、結晶軸異方性エッチングによって(111)面と等価な4つの面で囲まれ、底面が平面とされた(100)面で構成される逆ピラミット状の凹部を形成する工程と、
    前記Si基板の凹部の平面をなす底面に微小開口を形成する工程と、
    前記微小開口が形成されたSi基板上に遮光層を形成して、該遮光層中にも微小開口を残す工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。
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