JP3815037B2 - シートカセット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、用紙等の媒体を合成樹脂フィルム等のシートによってラミネートするラミネート装置に装着される、シート供給用のシートカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシートカセットが装着されるラミネート装置としては、例えば、図6及び図7に示すようなものがある。このラミネート装置50は、同図に示すように、書類やカード等のラミネート媒体(以下、媒体という。)Pを供給するための媒体トレイ51を有する媒体供給部▲1▼と、媒体Pをラミネートするためのシートを供給するシート供給部▲2▼と、媒体供給部▲1▼から供給される媒体Pをシート供給部▲2▼から供給されるシートによって挟み込んでラミネートしながら送り出す一対の挟持ローラ53a、53bを有するラミネート処理部▲3▼と、このラミネート処理部▲3▼から送り出される積層体(媒体Pがシートによってラミネートされたもの)Rをその送り出し方向に直交する第1の方向に切断する横カッター刃54を有する切断部▲4▼とから構成されている。
【0003】
前記シート供給部▲2▼には、図7に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムという。)等の合成樹脂フィルムによって形成された長尺帯状の非粘着シートS1をロール状に巻回した非粘着シートロール52aと、PETフィルム等の片面側に粘着層が形成された長尺帯状の粘着シートS2を、その粘着面が内側になるように、ロール状に巻回した粘着シートロール52bとをそれぞれ回転可能に支持してなるシートカセット52が装着されるようになっており、非粘着シートロール52aから繰り出された非粘着シートS1に、粘着シートロール52bから繰り出された粘着シートS2の粘着面が対向するような状態で、非粘着シートS1及び粘着シートS2の双方がこのシートカセット52からラミネート処理部▲3▼に供給される。
【0004】
前記媒体トレイ51の先端部には、供給する媒体Pを挟持ローラ53a、53bの挟持位置に案内するための案内路を形成するガイド板51aが設けられており、この媒体トレイ51は、そのガイド板51aによって形成された案内路部分が装置本体50aに装着されたシートカセット52の非粘着シートロール52aと粘着シートロール52bとの間に入り込むような状態で装置本体50aに装着される。一対の挟持ローラ53a、53bは、ハンドル53cを回転操作することにより積層体Rを送り出し方向へ移動するように構成されている。
【0005】
前記横カッター刃54は、図6(b)及び図7に示すように、挟持ローラ53a、53bの積層体Rの送出側において、装置本体50aの幅方向に掛け渡されたバー54aにスライド自在に支持されており、積層体Rを任意の切断位置まで送り出し、その位置で横カッター刃54を幅方向にスライドさせることにより、積層体Rをその送り出し方向の任意の位置で第1の方向に切断することができるようになっている。
【0006】
以上のように構成されたラミネート装置50は、図8(a)に示すように、非粘着シートロール52a及び粘着シートロール52bから僅かに繰り出された非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部同士が相互に接着された状態の新たなシートカセット52を装置本体50aの後方に載置し、同図(b)に示すように、相互に接着された非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部に案内シートSGの一端を張り付ける。
【0007】
次に、同図(c)に示すように、案内シートSGの他端をラミネート処理部▲3▼の一対の挟持ローラ53a、53bの挟持位置に導いた状態で、ハンドル53cを操作して一方の挟持ローラ53aを所定方向に回転させることで、案内シートSGを挟持ローラ53a、53bに挟み込んで前方に送り出した後、その案内シートSGを非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部から取り外す。
【0008】
そして、同図(d)に示すように、シートカセット52を起こして装置本体50aに装着した後、同図(e)に示すように、装着したシートカセット52の後方から、非粘着シートロール52aと粘着シートロール52bとの間に差し込むようにして媒体トレイ51を装置本体50aに装着すると、このラミネート装置50が使用可能な状態となる。
【0009】
なお、このとき、このラミネート装置50は、シートカセット52の上下に支持された非粘着シートロール52a及び粘着シートロール52bからそれぞれ繰り出されて相互に接着されている非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部が挟持ローラ53a、53bに挟み込まれた状態となっている。
【0010】
このようにしてシートカセット52が装着されたラミネート装置50を使用する場合は、まず、媒体トレイ51に載せたカード等の媒体Pを前方に押し込むと、図7に示すように、ガイド板51aによって、その媒体Pの先端が、非粘着シートロール52a及び粘着シートロール52bからそれぞれ繰り出された非粘着シートS1及び粘着シートS2の間を通って挟持ローラ53a、53bの挟持位置に導かれる。
【0011】
ここで、ハンドル53cを操作して一方の挟持ローラ53aを所定方向に回転させると、非粘着シートS1及び粘着シートS2と共に媒体Pが挟持ローラ53a、53bに引き込まれ、媒体Pが非粘着シートS1及び粘着シートS2によってラミネートされた積層体Rとなって前方に送り出されるので、その積層体Rを横カッター刃54によって第1の方向に切断すると、PETフィルム等のシートによってラミネートされた媒体(積層体)が得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記ラミネート装置50は、上述したように、シートカセット52を装置本体50aの後方側から装着するような構造を採用しているため、媒体Pをシートカセット52の非粘着シートロール52aと粘着シートロール52bとの間に供給するための媒体トレイ51も装置本体50aに対して着脱自在に取り付けられている。従って、シートカセット52を交換する場合には、媒体トレイ51を装置本体50aから外した後、シートカセット52を新しいものと交換し、再度媒体トレイ51を装置本体50aに装着するといった面倒な作業を行わなければならないといった問題がある。
【0013】
このような問題を解消するため、シートカセット52を装置本体50aの上方や側方から装着することで、媒体トレイ51を装置本体50aに対して固定設置することも考えられるが、上述したようなシートカセット52を装置本体50aの上方や側方から装着しようとすると、装置本体50aに固定設置されている媒体トレイ51の基端部を、シートカセット52に支持されている非粘着シートロール52aと粘着シートロール52bとの間に入り込ませるような構造を採用することができず、媒体トレイ51の基端部に上述したようなガイド板51aを設けたとしても、そのガイド板51aと挟持ローラ53a、53bの挟持位置との間にある程度の距離があるため、媒体Pの先端部を挟持ローラ53a、53bの挟持位置に確実に案内することができないといった問題がある。
【0014】
そこで、この発明は、媒体トレイを取り外すことなく、ラミネート装置本体に対して着脱することができ、しかも、媒体トレイによって供給される用紙等の媒体の先端部を確実に所定位置に案内することのできるシートカセットを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のシートカセットは、長尺帯状のシートをそれぞれロール状に巻回した一対のシートロールを回転可能に支持したシートカセットにおいて、前記シートロール間に用紙等の媒体を送り込む媒体挿入口と、その媒体挿入口から送り込まれた前記媒体を、各シートロールから繰り出された前記シートと共に積層体とするために送り出す送出口と、前記媒体挿入口から送り込まれた前記媒体を前記送出口に案内するための案内路を形成する一対のガイド体とを設けたことを特徴としている。
【0016】
以上のように構成されたシートカセットは、媒体挿入口から送り込まれた媒体が一対のガイド体に案内されて送出口から確実に送り出されるので、その送出口がラミネート装置におけるラミネート処理部の媒体挟持位置に対応するように、このシートカセットをラミネート装置に装着することで、媒体を確実に媒体挟持位置に案内することができる。
【0017】
特に、請求項2に記載の発明のシートカセットのように、一対の前記シートロールが、非粘着シートを巻回した非粘着シートロールと、粘着面が内側になるように粘着シートを巻回した粘着シートロールとによって構成されており、前記粘着シートロールは、そこから繰り出される粘着シートの粘着面が、前記非粘着シートロールから繰り出される非粘着シートに対向するように、支持されており、前記ガイド体は、前記媒体挿入口から前記送出口に向かって延びており、前記非粘着シートロール側のガイド体が前記非粘着シートロールから繰り出される前記非粘着シートに接触しないように、そのガイド体の先端部を前記媒体挿入口側に後退させたものにあっては、前記非粘着シートロールから繰り出された非粘着シートが、ガイド体に接触することなく前記送出口まで導かれるので、非粘着シートがガイド体に接触することに伴って、非粘着シートの繰出抵抗が極端に大きくなったり、非粘着シートが折れ曲がったり、傷ついたりするといった問題が発生することがない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のシートカセットを具体化した実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、用紙等の媒体を透明なPETフィルム等により形成された一対のシートによってラミネートするラミネート装置1を示している。
【0019】
このラミネート装置1は、図1及び図2に示すように、カードや書類等の媒体Pを供給する媒体供給部Aと、媒体Pをラミネートするための粘着シートS1及び非粘着シートS2を供給するシート供給部Bと、媒体供給部Aから供給される媒体Pをシート供給部Bから供給される粘着シートS1及び非粘着シートS2によって挟み込んでラミネートしながら積層体Rとして送り出す、上下一対の挟持ローラ30を備えたラミネート処理部Cと、そのラミネート処理部Cから送り出された積層体Rを、その送り出し方向に直交するX方向に切断する横切断機構41及び積層体Rをその送り出し方向であるY方向に切断する、X方向に移動自在の縦切断機構42とを備えた切断部Dとから構成されており、前記シート供給部Bには、図2に示すように、媒体Pの上面側に積層される、片面側に粘着層が形成された粘着シートS1と、媒体Pの下面側に積層される非粘着シートS2とをそれぞれ収容した本発明のシートカセット20が装着されるようになっている。
【0020】
前記媒体供給部Aには、図1及び図2に示すように、供給しようとする用紙等の媒体Pを載置するための平坦な媒体載置面を有する媒体トレイ11と、この媒体トレイ11に載置された媒体PをX方向に位置決めする、X方向に移動自在の媒体ガイド12とが備えられており、前記切断部Dに備えられた縦切断機構42は支持軸44に回動可能に支持された連結アーム43を介して媒体ガイド12に連結されている。
【0021】
従って、媒体ガイド12をX方向に移動させることで媒体トレイ11に載置された媒体PをX方向に位置決めすると、媒体ガイド12と共に縦切断機構42もX方向に移動して、ラミネート処理部Cから送り出される積層体Rを、媒体PのX方向の端縁の外側に所定幅の縁取部(粘着シートS1と非粘着シートS2が相互に接着された領域)が残るように、Y方向に切断することができるようになっている。
【0022】
また、上述したシートカセット20の着脱に際しては、図2に二点鎖線で示すように、支持軸44を中心に連結アーム43を回動させることで、シート供給部Bの上方にシートカセット20の着脱空間が確保されるようになっている。
【0023】
前記シート供給部Bに装着される本発明のシートカセット20は、図3及び図4に示すように、粘着面が内側になるように、長尺帯状の粘着シートS1をロール状に巻回した粘着シートロール21と、長尺帯状の非粘着シートS2をロール状に巻回した非粘着シートロール22と、粘着シートロール21及び非粘着シートロール22をそれぞれ回転可能に支持する筐体23とから構成されており、前記粘着シートロール21は、そこから繰り出される粘着シートS1の粘着面が、非粘着シートロール22から繰り出される非粘着シートS2に対向するように、筐体23に支持されている。
【0024】
前記筐体23には、同図に示すように、支持された粘着シートロール21と非粘着シートロール22との間に媒体Pを送り込む媒体挿入口23aと、その媒体挿入口23aから送り込まれた媒体Pを、粘着シートロール21及び非粘着シートロール22のそれぞれから繰り出された粘着シートS1及び非粘着シートS2と共に前記ラミネート処理部Cに送り出す送出口23bとが形成されており、さらに、この送出口23b部分には、送出口23bを開閉するためのシャッター24が設けられている。
【0025】
なお、このシートカセット20がシート供給部Bに装着された状態では、筐体23の媒体挿入口23aは、媒体トレイ11から供給される媒体Pが円滑にシートカセット20内に送り込まれるように、媒体Pの供給経路の延長線上に位置するように配置され、また、送出口23bは、このシートカセット20内に送り込まれた媒体Pがラミネート処理部Cの挟持ローラ30による挟持位置に確実に導かれるように、前記挟持ローラ30による挟持位置に近接した状態で対向するように配置されている。
【0026】
前記シャッター24は、シートカセット20がシート供給部Bに装着されていない状態では、図3に示すように、送出口23bを覆っているが、シートカセット20がシート供給部Bに装着された状態では、図4に示すように、送出口23bから退避して媒体Pをラミネート処理部Cに送り出すことができるように構成されている。
【0027】
また、使用していない新たなシートカセット20では、図3に示すように、送出口23bから予め引き出された、相互に接着されている粘着シートS1及び非粘着シートS2の先端部が、送出口23bを閉塞しているシャッター24によって、斜め下方を向くように規制されており、図5に示すように、このシートカセット20を、ラミネート装置1の上方(矢印Z方向)からシート供給部Bに装着する際には、斜め下方を向いた粘着シートS1及び非粘着シートS2の先端部が、リリース位置に退避した上位ローラ31と固定設置されている下位ローラ32との間に自然に挿入され、その後に上位ローラ31を挟持位置に復帰させることで、図4に示すように、粘着シートS1及び非粘着シートS2の先端部を確実に挟持することができるようになっている。
【0028】
また、筐体23には、媒体挿入口23aから送り込まれた媒体Pを送出口23bに案内するためのガイド体としての上下一対のガイド板25a、25bが、媒体挿入口23aから送出口23bに向かって延びるように設けられており、非粘着シートロール22側のガイド板25bは、非粘着シートロール22から繰り出される非粘着シートS2に接触しないように、そのガイド板25bの先端部を媒体挿入口23a側に後退させてある。一方、粘着シートロール21側のガイド板25aは、その先端部が送出口23bの直近まで延されており、粘着シートS1が媒体Pや非粘着シートS2に接触するタイミングをなるべく遅らせている。また、そのガイド板25aの先端部の表面にシリコン処理が施されており、何らかの理由によって粘着シートロール21から繰り出された粘着シートS1の粘着面がガイド板25aの先端部に接触した場合でも、粘着シートS1がガイド板25aに接着しにくいようになっている。
【0029】
このように、非粘着シートロール22側のガイド板25bの先端部を媒体挿入口23a側に後退させたのは、図3に示すように、通常、非粘着シートロール22からの非粘着シートS2の繰り出し方向が、粘着シートロール21からの粘着シートS1の繰り出し方向と異なるため、非粘着シートロール22から繰り出される非粘着シートS2が、ガイド板25bに接近した状態で送出口23bまで導かれることになり、非粘着シートロール21側のガイド板25bを粘着シートロール21側のガイド板25aと同様の長さに設定しておくと、非粘着シートロール22から繰り出された非粘着シートS2がガイド板25aに接触して折れ曲がったり、傷ついたりすると共に非粘着シートロール22からの繰出抵抗が大きくなるといった問題が生じるからである。
【0030】
従って、上述したようなガイド板25a、25bを筐体23内に設けることにより、媒体挿入口23aから送り込まれた媒体Pを、送出口23b、ひいてはラミネート処理部Cの挟持ローラ30による挟持位置に確実に案内することができると共に、非粘着シートロール22から繰り出された非粘着シートS2が、ガイド板25bによって、折れ曲がったり、傷ついたりすることがなく、しかも、所定の繰出抵抗を維持した状態で非粘着シートS2を送出口23bにスムースに送り出すことができる。
【0031】
以上のように、このシートカセット20は、筐体23内に送り込まれた媒体Pを、筐体23内に設けた上下一対のガイド板25a、25bによって送出口23bまで案内する構成を採用したため、上述した従来のシートカセット52のように、媒体トレイ51に取り付けられたガイド板51bによって媒体Pをラミネート処理部▲3▼の媒体挟持位置に案内する必要がない。このため、図1及び図2に示すように、ラミネート装置1の後方側に媒体トレイ11を固定設置した状態で、ラミネート装置1の上方からシート供給部Bにシートカセット20を装着することができ、ラミネート装置1に対するシートカセット20の交換作業を簡単かつ効率的に行うことができる。
【0032】
なお、この実施形態では、筐体23に支持される一対のシートロールの一方が粘着シートロール21、他方が非粘着シートロール22である場合について説明したが、ラミネートされた媒体Pの端縁に沿って切断された縁取部のない積層体を作るために双方とも粘着シートロールを使用する場合には、上述したように、繰り出される粘着シートがガイド板25a、25bに接近した状態で送出口23bまで導かれるということはないので、双方のガイド板25a、25bを共に送出口23bの近傍まで延したものであってもよい。
【0033】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明のシートカセットは、一対のシートロール間に媒体を送り込む媒体挿入口と、その媒体挿入口から送り込まれた前記媒体を、各シートロールから繰り出されたシートと共に送り出す送出口と、媒体挿入口から送り込まれた媒体を送出口に案内するための案内路を形成する一対のガイド体とを設ける構成を採用したため、その送出口がラミネート装置におけるラミネート処理部の媒体挟持位置に対応するように、このシートカセットをラミネート装置に装着するだけで、媒体を確実に媒体挟持位置に案内することができる。
【0034】
従って、従来のシートカセットのように、媒体トレイに取り付けられたガイド板によって媒体をラミネート処理部の媒体挟持位置に案内する必要がなくなり、ラミネート装置の後方側に媒体トレイを固定設置した状態で、装置本体の上方あるいは側方からシートカセットを装着することができるので、シートカセットの交換作業を簡単かつ効率的に行うことができる。
【0035】
請求項2に記載の発明のシートカセットは、支持されている一対のシートロールの一方が非粘着シートロール、他方が粘着シートロールの場合に、非粘着シートロール側のガイド体が非粘着シートロールから繰り出される非粘着シートに接触しないように、そのガイド体の先端部を媒体挿入口側に後退させる構成を採用したため、ガイド体によって非粘着シートが折れ曲がったり、傷ついたりすることがなく、しかも、所定の繰出抵抗を維持した状態で非粘着シートを送出口にスムースに送り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態であるシートカセットが装着されるラミネート装置を示す概略平面図である。
【図2】同上のラミネート装置を示す概略側面図である。
【図3】この発明にかかるシートカセットの一実施形態を示す断面図である。
【図4】同上のラミネート装置に装着された状態を示す断面図である。
【図5】同上のラミネート装置に対する装着途中の状態を示す断面図である。
【図6】従来のラミネート装置を示す斜視図である。
【図7】同上のラミネート装置の主要な構成部分を示す概略構成図である。
【図8】同上のラミネート装置のシートカセットの交換作業を示す工程図である。
【符号の説明】
20 シートカセット
21 粘着シートロール
22 非粘着シートロール
23 筐体
23a 媒体挿入口
23b 送出口
25a、25b ガイド板
A 媒体供給部
B シート供給部
C ラミネート処理部
D 切断部
P 媒体
S1 粘着シート
S2 非粘着シート
R 積層体

Claims (2)

  1. 長尺帯状のシートをそれぞれロール状に巻回した一対のシートロールを回転可能に支持したシートカセットにおいて、
    前記シートロール間に用紙等の媒体を送り込む媒体挿入口と、
    その媒体挿入口から送り込まれた前記媒体を、各シートロールから繰り出された前記シートと共に積層体とするために送り出す送出口と、
    前記媒体挿入口から送り込まれた前記媒体を前記送出口に案内するための案内路を形成する一対のガイド体と
    を設けたことを特徴とするシートカセット。
  2. 一対の前記シートロールが、非粘着シートを巻回した非粘着シートロールと、粘着面が内側になるように粘着シートを巻回した粘着シートロールとによって構成されており、
    前記粘着シートロールは、そこから繰り出される粘着シートの粘着面が、前記非粘着シートロールから繰り出される非粘着シートに対向するように、支持されており、
    前記ガイド体は、前記媒体挿入口から前記送出口に向かって延びており、前記非粘着シートロール側のガイド体が前記非粘着シートロールから繰り出される前記非粘着シートに接触しないように、そのガイド体の先端部を前記媒体挿入口側に後退させたことを特徴とする請求項1に記載のシートカセット。
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