JP3814433B2 - マルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法 - Google Patents

マルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法、すなわち、ネットワークインタフェースを介して接続される入力装置と出力装置及びホストコンピュータによって構成されるマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、イメージスキャナやデジタルカメラ等の入力装置とプリンタやファクシミリ等の出力装置とを互いに接続してマルチファンクションシステムを構成する方式が知られている。
【0003】
このようなマルチファンクションシステムは、入力装置からの入力データを一旦ホストコンピュータ等の外部記憶装置に記憶した後、前記ホストコンピュータからユーザの操作により出力装置を選択し、選択された前記出力装置へ対して前記記憶された入力データを出力データとして送信することで実現されている。
【0004】
また、入力装置と出力装置とをケーブルや赤外線等で予め一対一で接続し、前記入力装置から入力されるデータを直接出力装置へ転送する方式も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の前者の方式では、入力装置から一旦ホストコンピュータへデータ転送した後、前記入力装置から転送されたデータを出力装置に出力可能なデータ形式変換した後、ユーザが出力装置を選択しデータを出力装置へ送信するといった複数回の操作をおこなわなければならず、複写機と比べ多くの手間が必要である。また、ホストコンピュータを仲介してデータを転送するため、転送時間が長くかかると同時にホストコンピュータにデータを格納するための記憶領域を確保する必要もあり、資源的にみても不利な面があった。
【0006】
一方、上記従来例の後者の方式の場合、直接入出力装置を接続するため転送時間の短縮や資源の効率化は図れるが、ネットワークを介して各入出力装置が複数接続されている場合には、入力装置から転送先となる出力装置を指定する方法が複雑になりユーザに操作負担を多く与えてしまい、さらに入出力装置の操作パネル等で宛先指定を実現するためには、操作ボタンの数を増やしたり操作パネルの表示情報量を増やす必要があり、装置にかかるコストを引き上げてしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ホストコンピュータを介さずに入力装置からの入力データを出力先となる出力装置へ直接送信し出力処理を行なうマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、入力装置から任意の出力装置を選択し、入力データを出力装置へ送信し出力処理するマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法を提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、ユーザ毎に入出力装置の設定及び転送方法を設定し、入力装置からの入力データを出力装置へ送信し出力処理するマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わるマルチファンクションシステムは、ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおいて、前記ホストコンピュータが、前記入力装置及び前記出力装置の機器情報を取得する機器情報取得手段と、該機器情報取得手段が取得した前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を生成する転送方式情報生成手段と、前記転送方式情報生成手段が生成した転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を生成する仮想入出力装置情報生成手段とを有し、前記入力装置及び前記出力装置が、前記装置の機器情報を通知する機器情報通知手段と、前記仮想入出力装置情報生成手段で生成された仮想入出力装置情報を取得する仮想入出力装置情報取得手段と、該仮想入出力情報取得手段で取得した仮想入出力装置情報に従って、前記入力装置から前記出力装置へデータ転送を行なう転送手段とを有することを特徴とし、これにより任意の入力装置から任意の出力装置へのデータ転送ホストコンピュータを介さずに可能となる。
【0011】
ここで、前記機器情報通知手段により通知される機器情報は、前記入力装置あるいは出力装置が送受信可能な通信プロトコル情報及び入出力処理可能なデータ書式情報を含む。また、前記機器情報通知手段は、前記入力装置及び出力装置の機器情報の変更を検知する機器情報変更検知手段をさらに具備し、前記変更された機器情報に応じて機器情報を通知する。また、前記転送方式情報生成手段が、前記入力装置と前記出力装置間でデータ転送可能な通信プロトコル情報及び入出力可能なデータ書式情報を生成する。また、前記転送方式情報生成手段が、前記入力装置から出力処理可能な前記出力装置を少なくとも1台以上決定する。
【0012】
さらに、ユーザ毎に転送方式情報を変更あるいは追加するユーザ情報生成手段を更に具備し、前記仮想入出力装置情報生成手段は、前記転送方式情報と前記ユーザ情報に従って仮想入出力装置情報を生成することを特徴とし、これによりユーザ毎に任意の仮想入出力装置を形成することを可能とする。
【0013】
さらに、前記仮想入出力装置情報取得手段が前記入力装置内に設けられ、前記入力装置には、前記入力装置から出力可能な仮想入出力装置を一意に選択する仮想入出力装置選択手段を更に備え、また、前記仮想入出力装置情報取得手段が前記出力装置内に設けられ、前記出力装置には、前記出力装置に出力可能な仮想入出力装置を一意に選択する仮想入出力装置選択手段を更に備えることを特徴とし、これにより入力装置や出力装置から仮想入出力装置を選択するだけで、入力装置や出力装置に対する転送方式を判断しデータ転送を可能にする。
【0014】
又、前記転送手段は、前記仮想出力装置情報に従って前記転送方式情報取得手段により転送方式情報を取得し、前記転送方式情報に応じてデータ転送を行なう。また、前記マルチファンクションシステムはファイルサーバを有し、該ファイルサーバには前記機器情報と前記転送方式情報と前記仮想入出力装置情報の少なくとも1つが登録される。
【0015】
又、本発明のデータ伝送方法は、ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおけるデータ転送方法であって、前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を作成し、該転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を作成し、前記作成された仮想入出力装置情報に従って、前記入力装置から前記出力装置へデータ転送を行なうことを特徴とする。更に、ユーザ毎に前記転送方式情報を変更あるいは追加する工程を更に具備し、前記転送方式情報と前記ユーザ情報に従って仮想入出力装置を作成する。前記入力装置が、前記入力装置から出力可能な仮想入出力装置を選択する工程を更に備える。また、前記出力装置が、前記出力装置へ出力可能な仮想入出力装置を選択する工程を更に備える
【0016】
又、本発明の記憶媒体は、ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、前記データ転送制御プログラムが、前記入力装置及び前記出力装置の機器情報を取得するモジュールと、取得した前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を生成するモジュールと、生成した前記転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を作成するモジュールとを含むことを特徴とする。前記データ転送制御プログラムが、前記ホストコンピュータで実行される。
【0017】
又、ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、前記データ転送制御プログラムが、装置の機器情報を通知するモジュールと、自装置と他装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を取得するモジュールと、該取得した仮想入出力装置情報に従って、前記自装置と前記他装置間でデータ転送を行なうモジュールとを含むことを特徴とする。前記データ転送制御プログラムが、前記入力装置及び/又は出力装置で実行される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
<本実施の形態のマルチファンクションシステムの構成例>
図4は、イメージスキャナやレーザビームプリンタをネットワークに接続するためのネットワークボード109及び209を装着した場合における、マルチファンクションシステムを構成するネットワークの標準的構成の一例を示した図である。
【0020】
図4で、ネットワークボード109及び209はローカルエリアネットワーク(LAN)10へ、例えば同軸コネクタをもつEthernetインタフェース10Base2やRJ45を持つ10Base−T等のLANインタフェースを介して、接続されている。ホストコンピュータ300等の複数のホストコンピュータもまたLAN10へ接続されており、ネットワークオペレーティングシステムの制御の下、これらのホストコンピュータはネットワークボード109及び209と通信することができる。また、LAN10にファイルサーバ400が接続されており、これはハードディスク等の記録デバイス411に記憶されたファイルへのアクセスを管理する。
【0021】
さらに詳しくは、ネットワークボード109及び209は、様々なホストコンピュータと効率良く通信を行なうために、複数のネットワークソフトウェアを同時に使用することが可能であり、例えばNetWare(Novell社の商標)やUNIX(AT&T社の商標)等のソフトウェアを使用できる。また、これらソフトウェアで用いられる様々ネットワークプロトコルも同時に使用することが可能であり、例えばTCP/IPやIPX/SPX等が使用可能である。
【0022】
簡潔に説明すると、ファイルサーバ400は、ホストコンピュータ300等でデータの送受信や共有、記憶及びプリントサーバへ送信するデータのキューイング(処理待ち行列として記憶)を行う、ファイル管理部としての役割を果たす。例えばホストコンピュータ300によって作成されたデータファイル群は、ファイルサーバ400に送られ、ファイルサーバ400はこれらファイルをキューイングし、キューイングされたデータファイル群をネットワークボード209を介しレーザプリンタ200に送信し、印刷処理を行なう。あるいは、ホストコンピュータ300によって作成されたデータファイル群を、ホストコンピュータ300によって直接ネットワークボード209を介しレーザプリンタ200に送信し、印刷処理を行なうことも可能である。
【0023】
次に、本実施の形態を適用するに好適な入力装置であるイメージスキャナの構成と出力装置としてレーザプリンタの構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、本実施の形態を適用するのは、イメージスキャナやレーザビームプリンタに限られるものではなく、例えばファクシミリやデジタルカメラ等の他の入出力方式の装置でも良い。
【0024】
(イメージスキャナの構成例)
図1は、本実施の形態における入力装置の制御システム構成を説明するブロック図である。ここでは、イメージスキャナを例にして説明する。
【0025】
イメージスキャナ100において、CPU101は演算・制御用のプロセッサである。CPU101は、ROM103のプログラム用リードオンリメモリに記憶された制御プログラム等あるいは外部記憶装置105に記憶されてRAM102にロードされた制御プログラム等に基づいて、システムバス104に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御し、スキャナエンジン106から入力情報として画像信号を入力する。
【0026】
ROM103のプログラムROMには、図5〜図8にフローチャートで示されるようなCPU101の制御プログラム等を記憶し、ROM103のデータROMには、外部記憶装置105が無いイメージスキャナの場合には、ハードディスクや不揮発性NVRAM等の装置の設定情報等を記憶している。通信制御部108は、ネットワークボード109を介してホストコンピュータ等の外部装置との通信処理をCPU101の制御により可能となっており、イメージスキャナ内の情報等をホストコンピュータ等に通知可能に構成されている。
【0027】
RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能するランダムアクセスメモリで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM102は、入力画像情報変換領域、環境データ格納領域等、あるいは外部記憶装置105からのプログラムロード領域に用いられる。前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部記憶装置105は、ディスクコントローラ(DKC)104によりアクセスを制御される。外部記憶装置105は、オプションとして接続され、入力画像情報格納領域や画像変換プログラム等を記憶する。また、107は操作パネルで操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている。
【0028】
尚、スキャナエンジン106をデジタルカメラ等の他の機能に対応させることで、他の入力装置を構成することができる。
【0029】
(レーザビームプリンタの構成例)
図2は、本実施の形態における出力装置の制御システムの構成を説明するブロック図である。ここでは、レーザビームプリンタを例にして説明する。
【0030】
レーザビームプリンタ200において、CPU201は演算・制御用のプロセッサである。CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部記憶装置205に記憶されてRAM202にロードされた制御プログラム等に基づいて、システムバス204に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御し、プリンタエンジン206に出力情報として画像信号を出力する。
【0031】
ROM203のプログラムROMには、図5〜図8のフローチャートで示されるようなCPU201の制御プログラム等を記憶し、ROM203のデータROMには、ハードディスク等の外部記憶装置205が無いプリンタの場合には、装置の設定情報等を記憶している。通信制御部208は、ネットワークボード209を介してホストコンピュータ等の外部装置との通信処理をCPU201の制御により可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ等に通知可能に構成されている。
【0032】
202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM202は、出力画像情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)、あるいは外部記憶装置205からプログラムをロードする領域等に用いられる。
【0033】
前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部記憶装置205は、ディスクコントローラ(DKC)204によりアクセスを制御される。外部記憶装置205は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、207は、操作パネルで操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている。また、前述した外部記憶装置は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部記憶装置205を複数接続できるように構成されていても良い。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル207からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0034】
尚、プリンタエンジン206をファクシミリ等の他の機能に対応させることで、他の出力装置を構成することができる。
【0035】
(ホストコンピュータの構成例)
図3は、本実施の形態を示す制御プログラムが動作するホストコンピュータの制御システム構成を説明するブロック図である。
【0036】
ホストコンピュータ300は、ROM303のプログラム用ROMに記憶された、あるいは外部記憶装置311からRAM302にロードされた文書処理プログラム等に基づいて、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行する演算・処理用のCPU301を備え、システムバス304に接続される各デバイスをCPU301が総括的に制御する。
【0037】
ROM303のプログラム用ROMには、図5〜図8のフローチャートで示されるようなCPU301の制御プログラム等を記憶し、ROM303のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM303のデータ用ROMは上記文書処理等を行う際に使用する各種データ(例えば、印刷情報初期値、エラーメッセージ等)を記憶する。302はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア、あるいはプログラムロード領域等として機能する。
【0038】
305はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード309や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。306はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)310の表示を制御する。307はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部記憶装置311とのアクセスを制御する。312はネットワークインタフェースでネットワークを介してイメージスキャナ100やレーザビームプリンタ200等の入出力装置に接続されて(LAN等のネットワークに関するデバイス及び接続されている他の外部装置は不図示)、各入出力装置との通信制御処理を実行する。
【0039】
なお、CPU301は、例えばRAM302上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT310上でのWYSIWYG(ウィジウィグ:見たままのものが得られる、即ちディスプレイ上で最終出力形態がその都度確認できること、仕上り希望通りにディスプレイに表示したり、表示通りに出力装置で出力できること)を可能としている。また、CPU301は、CRT310上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0040】
<本実施の形態のマルチファンクションシステムの動作例>
このように構成されたマルチファンクションシステムにおいて、以降図5,6,7,8に示すフローチャートを用いて、本発明の実施の動作形態を記述する。
【0041】
図5は、本実施の形態における入力装置及び出力装置の電源起動時、あるいは、操作パネル等で設定変更が行なわれた際に、機器情報をネットワーク上に通知する場合の処理を示すフローチャートである。この処理は、通常はイメージスキャナ100のCPU101やレーザビームプリンタ200のCPU201で実行されるが、ホストコンピュータ300のCPU301が自機のプロファイルを作成/更新するために実行してもよい。
【0042】
ステップS501において、現在の装置構成に従って、図9に例として示した情報を含んだデバイスプロファイル(Device profile)を作成する。なお図9において、例えばDevice−Typeは、その機器が入力装置であるか出力装置であるかを示しており、またDevice−idは各機器の識別子、Device−addressは自機のネットワークアドレス、Transmission−Modeはサポートする転送プロトコル、Resolutionはデータ処理解像度、Media−sizeはサポートしている用紙サイズ、Data−formatはサポートするデータフォーマットを示している。
【0043】
次にステップS502では。前回設定変更時の情報が存在しているかを確認するために、ネットワーク上に自機のデバイスプロファイルを取得する取得命令を送信し、ステップS503で一定期間応答があるのを待機し、応答があった場合にはステップS505へ進み、前記ステップS501で生成したデバイスプロファイルと応答のあったデバイスプロファイルとを比較する。
【0044】
ステップS506でデバイスプロファイルの内容に変更があったと判断した場合には、ステップS507において、ステップS501で生成されたデバイスファイルを応答先に返信して処理を終了する。ステップS506でデバイスプロファイルの内容が同一と判断した場合にはそのまま処理を終了する。
【0045】
ステップS503においてデバイスプロファイル取得命令に対する応答がないと判断した場合には、すてっぷS504において、ステップS501で生成したデバイスプロファイルを新規装置情報としてネットワーク上にブロードキャスト送信を行ない処理を終了する。
【0046】
図6は、本実施の形態における入力装置及び出力装置の機器情報により入出力装置間の転送方式を決定し、論理(仮想)入出力装置を生成する場合の処理を示すフローチャートである。この処理は、通常はホストコンピュータ300のCPU301で実行されるが、イメージスキャナ100のCPU101やレーザビームプリンタ200のCPU201で実行されてもよい。
【0047】
ステップS601で入力装置のデバイスプロファイルを取得する取得命令を送信し、ステップS602で一定期間応答があるのを待機し、応答を検知した場合には、ステップS603で応答のあったデバイスプロファイルが複数存在するかを判断する。デバイスプロファイルが複数存在する場合には、ステップS604でユーザに任意のデバイスプロファイルの選択を促し、選択されたデバイスプロファイル情報をRAM302等に一時記憶しておく。
【0048】
ステップS605で出力装置のデバイスプロファイルを取得する取得命令を送信し、ステップS606で一定期間応答があるのを待機し、応答を検知した場合にはステップS607に進み、ステップS604で選択された入力装置のデバイスプロファイルの定義内容に応じて、入力装置からの出力処理が可能な出力装置のデバイスプロファイルを検索する。ここでいう出力可能な出力装置とは、例えば、図9のデバイスプロファイルの項目Transmission−Mode及びData−formatに、入力装置のデバイスプロファイルの値に合致する出力装置のデバイスプロファイルが存在する場合等を示している。
【0049】
そして、ステップS608で出力可能な出力装置が存在したか否かを判定し、存在すると判定した場合には、さらにステップS609で複数台合致する出力装置が存在するか判定する。複数存在する場合には、ステップS610でユーザに任意のデバイスプロファイルの選択を促す。
【0050】
出力可能な出力装置が1つの場合、あるいはユーザからの選択があった場合は、ステップS611で選択された出力装置デバイスプロファイルと入力装置デバイスプロファイルとから、図10で示すような転送パスプロファイルを作成する。
【0051】
例えば、図10の転送パスファイルのInput−Deviceは、入力装置のデバイスプロファイルで定義されたDevice−idの値であり、Input−Addressは入力装置のネットワークアドレス、Output−Deviceは出力装置のデバイスプロファイルで定義されたDevice−idの値であり、Out−Addressは出力装置のネットワークアドレスを示している。またOutput−Trayは出力装置のデバイスプロファイルの中で定義された排紙先を示しており、Transmission−Mode、Resolution、Medea−size、Data−formatは入力装置と出力装置のデバイスプロファイルで合致した値を選択し、定義している。仮に合致する値が複数存在した場合には、予め定義しておいた優先順位に従って一意の値を選択するか、あるいはユーザによって一意に選択するという処理でも良い。
【0052】
そして、ステップS612において、作成された転送パスファイルを入力装置あるいは出力装置が参照可能な領域であるファイルサーバ400の記録デバイス411に格納するためにネットワーク上に送信する。
【0053】
さらに、ステップS613でユーザプロファイル(ユーザ個別の追加設定あるいは転送パスプロファイル設定値変更等も含む)を作成するか否かを判定し、ユーザがユーザプロファイルを作成すると指示した場合には、図11で示すようなユーザプロファイルを作成する。
【0054】
例えば、図11のuserは、ユーザプロファイルを利用可能ユーザ名を示しており、Resolution、Output−Tray、Transmission−Mode、Medea−size、Data−formatに定義された値はユーザが転送パスプロファイルの同じ項目の設定値を強制的に設定することを示している。さらにError−logは、本ユーザプロファイルを用いた処理過程において何らかのエラーが発生した際に、定義されたアドレスの記憶領域にエラー情報を格納することを指示している。
【0055】
そして、ステップS615で、転送パスプロファイルとユーザプロファイルとの組を、図12で示すような定義書式に従う仮想入出力装置として、ファイルサーバ400の記録デバイス411に格納するための登録命令を送信し、処理を終了する。
【0056】
図12の定義項目のうち、Transmission profileは転送パスプロファイルを示しており、User profileはユーザプロファイルを示している。さらに、Display Commentは、本仮想入出力装置を用いた処理中に入力装置あるいは出力装置等のLCD等の操作パネルに表示するためのメッセージを定義している。
【0057】
一方、ステップS613でユーザプロファイルを作成しないと判断した場合には、転送パスプロファイルのみを定義した仮想入出力装置の登録命令を送信し、処理を終了する。また、ステップS602あるいはS606でデバイスプロファイル取得要求命令に対する応答が無い場合、もしくはステップS608で出力可能なデバイスプロファイルが検索できなかった場合には、ステップS617でユーザにエラー通知を行ない処理を終了する。
【0058】
図7は、本実施の形態における論理(仮想)入出力装置情報に従って、入力装置からデータ入力を行なって出力装置に対して前記データを送信する場合の処理を示すフローチャートである。この処理は、入力装置であるイメージスキャナ100のCPU101で実行される。
【0059】
ユーザが入力装置からデータ入力処理の開始を指示すると、ステップS701で、前記入力装置が定義されている仮想入出力装置情報をファイルサーバ400から取得するための取得要求命令を送信する。ステップS702で一定期間応答があるのを待機し、応答を検知した場合には、ステップS703で応答のあった仮想入出力装置情報が複数存在するかを判断する。仮想入出力装置情報が複数存在した場合には、ステップS704で操作パネル等に表示してユーザに任意の仮想入出力装置の選択を促す。
【0060】
ステップS705で、選択された仮想入出力装置に図12で示したように少なくとも転送パスプロファイルを含む定義されたプロファイル群を取得するための命令を送信し、ステップS706で一定期間応答があるのを待機し、応答を検知した場合には、ステップS707でさらにユーザプロファイルも同時に送信されてきたかを判定する。ユーザプロファイルが存在する場合には、ステップS708で同時に送信されてきた転送パスプロファイルの値にユーザプロファイルの値を上書き追加する。
【0061】
ステップS709で、転送パスプロファイルで定義された出力装置に対して仮想入出力装置情報を含んで接続要求を行なう。ステップS710で出力装置との接続が確率されたのを判定し、接続が確立した場合には、ステップS711で転送パスプロファイルに定義された値に入力装置を設定し、ステップS712でデータ入力処理を行なう。入力されたデータを、ステップS713で転送パスプロファイルに定義された転送方式に従って出力装置へ対して送信し、処理を完了する。
【0062】
一方、ステップS702及びS706でファイルサーバ400から応答が無い場合、もしくはステップS710で出力装置と接続が確立できない場合には、ステップS714でユーザにエラー通知を行ない、処理を終了する。
【0063】
図8は、本実施の形態における論理(仮想)入出力装置情報に従って、出力装置が入力装置から送信されるデータを受信しデータ出力する場合の処理を示すフローチャートである。この処理は、出力装置であるレーザビームプリンタ200のCPU201で実行される。
【0064】
ステップS801で入力装置からの接続要求を検知すると、ステップS802で接続要求された仮想入出力装置を確認し、ステップS803でファイルサーバ400に対して、仮想入出力装置に図12で示したように少なくとも転送パスプロファイルを含む定義されたプロファイル群を取得するための命令を送信する。ステップS804で一定期間応答があるのを待機し、応答を検知した場合には、ステップS805でさらにユーザプロファイルも同時に送信されてきたかを判定する。ユーザプロファイルが存在する場合には、ステップS806で同時に送信されてきた転送パスプロファイルの値にユーザプロファイルの値を上書き追加する。
【0065】
ステップS807で、転送パスプロファイルに定義された値に出力装置を設定し、ステップS808で接続要求を行なった入力装置と接続を確立する。そして、ステップS809で転送パスプロファイルにより定義された値に従って送信されるデータを受信し、ステップS910でデータ出力処理を行ない、処理を終了する。
【0066】
一方、ステップS804及びS805でファイルサーバ400から応答が無い場合には、ステップS811でユーザにエラー通知を行ない、処理を終了する。
【0067】
尚、上記の実施の形態においては、デバイスプロファイル及び転送パスプロファイル、ユーザプロファイル、さらに仮想入出力装置の定義情報の格納先としてファイルサーバ400を想定しているが、ファイルサーバ400が存在しない場合は、デバイスプロファイルの取得要求があった際に入力装置及び出力装置自身が要求先に直接現在の構成情報を基に通知してもよく、一方、転送パスプロファイル及びユーザプロファイル、仮想入出力装置定義についても作成したホストコンピュータの記録装置に格納しておき、入力装置あるいは出力装置から要求があった場合に通知するか、あるいは転送パスプロファイル及びユーザプロファイル、仮想入出力装置定義を作成した後、入出力先となる入力装置及び出力装置に送信して、各入力装置及び出力装置の記憶装置に格納し、いずれからも取得可能にしておいてもよい。
【0068】
また、転送パスプロファイルに出力先となる出力装置を複数定義してもよく、これにより一度の操作で複数部の出力処理が可能となり、さらには同時に複数の異なる出力結果を得ることも可能である。
【0069】
また、ホストコンピュータ上で仮想入出力装置を作成する際に、図13で示したように、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)を用いて入力装置のデバイスプロファイルを表示して選択した後に、選択された入力装置のデバイスプロファイルから出力処理可能な出力装置のデバイスプロファイルを検索して表示する。さらに、出力装置のデバイスプロファイルを選択することで仮想入出力装置を既に登録済の仮想入出力装置とともに一覧表示可能なようにしてもよい。
【0070】
また、作成された仮想入出力装置にユーザプロファイルが定義されているかの識別のために、図14で示したようにアイコン表示を変更してもよい。これにより、より一層のユーザの操作性を高め効率的に論理入出力装置が定義可能となる。
【0071】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0072】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0073】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0074】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0075】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになる。
【0077】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明のマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法によれば、予め入力側となる装置と出力側となる装置を組み合わせて定義でき、入力側からも出力側からも指示できることで、実際に入力処理及び出力処理を行なう際に複雑な設定をその都度行なう必要がなくなるため、操作性を向上させ、ひいては作業効率を高め全体の処理時間を短縮することが可能となる。さらに、入力装置から入力されたデータをホストコンピュータやファイルサーバーに一時的に格納して出力装置へデータを転送するといった作業がなくなるため、ホストコンピュータやファイルサーバの記録装置やCPU,RAM等の資源負担を軽減できる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるイメージスキャナの制御システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態におけるレーザビームプリンタの制御システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態におけるホストコンピュータの制御システムの構成例を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態におけるマルチファンクションシステムを構成するネットワークの構成例を示す図である。
【図5】本実施の形態のデバイスプロファイル作成の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態の仮想プロファイル作成の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態の入力装置による仮想プロファイル使用の処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の出力装置による仮想プロファイル使用の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】デバイスプロファイルの一例を示す図である。
【図10】転送パスプロファイルの一例を示す図である。
【図11】ユーザプロファイルの一例を示す図である。
【図12】仮想入出力装置の定義ファイルの一例を示す図である。
【図13】GUIによる仮想入出力装置作成手順の一例を示す図である。
【図14】GUI仮想入出力装置定義ファイルを示すアイコンの一例を示す図である。

Claims (19)

  1. ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおいて、
    前記ホストコンピュータが、
    前記入力装置及び前記出力装置の機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    該機器情報取得手段が取得した前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を生成する転送方式情報生成手段と、
    前記転送方式情報生成手段が生成した転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を生成する仮想入出力装置情報生成手段とを有し、
    前記入力装置及び前記出力装置が、
    前記装置の機器情報を通知する機器情報通知手段と、
    前記仮想入出力装置情報生成手段で生成された仮想入出力装置情報を取得する仮想入出力装置情報取得手段と、
    仮想入出力情報取得手段で取得した仮想入出力装置情報に従って、前記入力装置から前記出力装置へデータ転送を行なう転送手段とを有することを特徴とするマルチファンクションシステム。
  2. 前記機器情報通知手段により通知される機器情報は、前記入力装置あるいは出力装置が送受信可能な通信プロトコル情報及び入出力処理可能なデータ書式情報を含むことを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  3. 前記機器情報通知手段は、前記入力装置及び出力装置の機器情報の変更を検知する機器情報変更検知手段をさらに具備し、前記変更された機器情報に応じて機器情報を通知することを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  4. 前記転送方式情報生成手段が、前記入力装置と前記出力装置間でデータ転送可能な通信プロトコル情報及び入出力可能なデータ書式情報を生成することを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  5. 前記転送方式情報生成手段が、前記入力装置から出力処理可能な前記出力装置を少なくとも1台以上決定することを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  6. ユーザ毎に転送方式情報を変更あるいは追加するユーザ情報生成手段を更に具備し、前記仮想入出力装置情報生成手段は、前記転送方式情報と前記ユーザ情報に従って仮想入出力装置情報を生成することを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  7. 前記仮想入出力装置情報取得手段が前記入力装置内に設けられ、前記入力装置には、前記入力装置から出力可能な仮想入出力装置を一意に選択する仮想入出力装置選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  8. 前記仮想入出力装置情報取得手段が前記出力装置内に設けられ、前記出力装置には、前記出力装置に出力可能な仮想入出力装置を一意に選択する仮想入出力装置選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  9. 前記転送手段は、前記仮想出力装置情報に従って前記転送方式情報取得手段により転送方式情報を取得し、前記転送方式情報に応じてデータ転送を行なうことを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  10. 前記マルチファンクションシステムはファイルサーバを有し、該ファイルサーバには前記機器情報と前記転送方式情報と前記仮想入出力装置情報の少なくとも1つが登録されることを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
  11. ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおいて、
    前記入力装置及び前記出力装置の機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    該機器情報取得手段が取得した前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を生成する転送方式情報生成手段と、
    前記転送方式情報生成手段が生成した転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を生成する仮想入出力装置情報生成手段と、
    前記入力装置又は前記出力装置の機器情報を通知する機器情報通知手段と、
    前記仮想入出力装置情報生成手段で生成された仮想入出力装置情報を取得する仮想入出力装置情報取得手段と、
    仮想入出力情報取得手段で取得した仮想入出力装置情報に従って、前記入力装置から前記出力装置へデータ転送を行なう転送手段とを備えることを特徴とするマルチファンクションシステム。
  12. ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおけるデータ転送方法であって、
    前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を作成し、
    該転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を作成し、
    前記作成された仮想入出力装置情報に従って、前記入力装置から前記出力装置へデータ転送を行なうことを特徴とするデータ転送方法。
  13. ユーザ毎に前記転送方式情報を変更あるいは追加する工程を更に具備し、前記転送方式情報と前記ユーザ情報に従って仮想入出力装置を作成することを特徴とする請求項12記載のデータ転送方法。
  14. 前記入力装置が、前記入力装置から出力可能な仮想入出力装置を選択する工程を更に備えることを特徴とする請求項12記載のデータ転送方法。
  15. 前記出力装置が、前記出力装置へ出力可能な仮想入出力装置を選択する工程を更に備えることを特徴とする請求項12記載のデータ転送方法。
  16. ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、
    前記データ転送制御プログラムが、
    前記入力装置及び前記出力装置の機器情報を取得するモジュールと、
    取得した前記入力装置の機器情報と前記出力装置の機器情報に従って、前記入力装置と前記出力装置間の転送方式を示す転送方式情報を生成するモジュールと、
    生成した前記転送方式情報に従って、前記入力装置と前記出力装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を作成するモジュールとを含むことを特徴とする記憶媒体。
  17. 前記データ転送制御プログラムが、前記ホストコンピュータで実行されることを特徴とする請求項16記載の記憶媒体。
  18. ネットワークに接続された入力装置、出力装置及びホストコンピュータにより形成されるマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、
    前記データ転送制御プログラムが、
    装置の機器情報を通知するモジュールと、
    自装置と他装置とからなる仮想入出力装置を示す仮想入出力装置情報を取得するモジュールと、
    該取得した仮想入出力装置情報に従って、前記自装置と前記他装置間でデータ転送を行なうモジュールとを含むことを特徴とする記憶媒体。
  19. 前記データ転送制御プログラムが、前記入力装置及び/又は出力装置で実行されることを特徴とする請求項18記載の記憶媒体。
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