JP3811386B2 - 施肥播種機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクター等の走行車両の後部に装着された施肥機や播種機等において、作溝ディスクにより圃場に溝を形成し、該溝に播種し、覆土ディスクで種子を覆土した後、鎮圧ローラーで圃場を鎮圧する構成の施肥機または播種機の鎮圧ローラーを下方に略均等な圧力で付勢する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクターの後部に装着され、種子や粉粒状の肥料のホッパーおよびこれらを繰出す機構を有し、作溝ディスクで圃場に溝を形成し、該溝に播種し、覆土ディスクで種子を覆土した後、鎮圧ローラーで圃場を鎮圧する構成の播種機の技術は公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の施肥播種機においては、トラクターの姿勢の変化や圃場の凹凸によらず作溝ディスク、覆土ディスクおよび鎮圧ローラーが圃場に追随して溝を形成するよう、施肥播種機をトラクターに連結する部位(以下「接続部」と称する)と圃場に追随させる部位(以下「接地部」と称する)の二つに構成し、両者を平行リンクで回動自在に連結し、両者の間にバネを介装して接地部を下方に付勢していたのである。例えば実公平4−49858の技術である。この従来の技術では接地部の骨格となるローラーフレームに作溝ディスク、覆土ディスクおよび鎮圧ローラーが回転自在に固定・軸支される構成であった。このような構成とすることは、例えば鎮圧ローラーの直下に圃場の凸部があるときに、接地部が上昇すると作溝ディスクおよび覆土ディスクも同時に上昇して圃場から浮き上がってしまうため、複雑な凹凸のある圃場においては接地部の追随性に問題があった。また従来の技術では平行リンクの対角方向の枢支部を引っ張りバネで連結する構成であったために、バネの長さが決まってしまい。バネ力調整することが難しく、また、平行リンク同士が当たって揺動域が狭いという不具合があった。更に、圃場面に追随させるためには、上昇時と下降時において略同じ付勢力が下方へ付勢することが望ましいが、下方への付勢力は平行リンクが上昇する程強くなっていたのである。本発明はこのような状況を鑑み、軽量かつ圃場の状況によらず略均等の押付力で鎮圧ローラーを圃場に追随させ、また圃場の状況に最適な押付力を容易に選択可能な施肥播種機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、走行車両の後部に装着され、作溝ディスク(19)により圃場に溝を形成し、該溝に播種し、覆土ディスク(21)で種子を覆土した後、鎮圧ローラー(23)で圃場を鎮圧する構成の施肥播種機(1)において、該施肥播種機(1)は前上部に設けた取付フレーム(35)がトラクター等の走行車両の後部に装着され、該取付フレーム(35)の後部に播種フレーム(36)が固設され、該播種フレーム(36)の後部に肥料用の繰出装置(6)と種子用の繰出装置(7)が固定され、該繰出装置(6・7)の上部にホッパー(4・5)をそれぞれ脱着可能に設け、前記取付フレーム(35)の前面より下方に支持フレーム(13)が垂設され、該支持フレーム(13)の下部に、平行リンク(15・16)を回動自在に枢支し、該平行リンク(15・16)の他端にローラーフレーム(17)を揺動自在に支持し、該揺動自在に支持されたローラーフレーム(17)に対して、回動自在にローラーアーム(22)の一端を連結し、該ローラーアーム(22)の他端に鎮圧ローラー(23)を回転自在に軸支し、前記ローラーフレーム(17)とローラーアーム(22)の間に圧縮バネ(40)を外嵌した支持ロッド(41)を枢支し、該支持ロッド(41)のローラーフレーム側支点軸(43)を、ローラーアーム側支点軸(42)の回動軌跡よりも外側の範囲、かつ、ローラーアーム側支点軸(42)よりも上方、かつ、後方に配置されるように構成したものである。
【0006】
請求項2においては、該支持ロッド(41)のローラーフレーム側支点軸(43)の位置を、施肥播種機の進行方向に調整可能な機構を設けたものである。
【発明の実施の形態】
【000 】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の施肥播種機の側面図、図2は従来例および本発明における施肥播種機のローラーアーム押圧機構の位置関係を示す側面図、図3はローラーアームが上方に回動したときのローラーアーム押圧機構の位置関係を示す側面図、図4は請求項2の実施例を示す側面図である。
【0007】
図1にて本発明の施肥播種機1の全体構成から説明する。なお、以下の説明ではトラクターの進行方向である図1中の矢印Aの方向を前方とする。
施肥播種機1は前上部に設けた取付フレーム35がトラクター等の走行車両の後部に設けたツールバーに装着され、左右に位置調整可能とされている。該取付フレーム35の後部に播種フレーム36が固設され、該播種フレーム36の後部に肥料用の繰出装置6が固設され、該繰出装置6の後部に種子用の繰出装置7が固定され、該繰出装置6・7の上部にホッパー4・5がそれぞれ脱着可能に設けられている。繰出装置6の下部にはガイドロート8が配設され、ガイドロート8下端にガイドパイプ10が連通されている。該ガイドパイプ10は図1の側面手前かつ前方に湾曲し、その下端は作溝ディスク19の回転軸の略前方側面側に位置している。一方、繰出装置7の下部にはガイドロート9が配設され、該ガイドロート9の下端に導管12が連通されている。該導管12の下端はガイドパイプ11に挿入されている。ガイドパイプ11はローラーフレーム17に固定されており、ガイドパイプ11下端は作溝ディスク19・19間に挿入している(以下播種フレーム36、ホッパー4・5、繰出装置6・7、ガイドロート8・9、ガイドパイプ10、導管12等走行車両の後部に接続固定される部分を総称して「接続部2」とする)。
【0008】
前記取付フレーム35の前面より下方に支持フレーム13が垂設され、該支持フレーム13の下部には平行リンク15・16が回動自在に枢支され、下端に前記ガイドパイプ10下端を固定するための支持杆37が固定されている。前記平行リンク15・16の他端は後方へ延出されてローラーフレーム17の前部に回動自在に枢支されている。該ローラーフレーム17の前端には支持杆18が固設され、下端に作溝ディスク19を平面視V字状に回転自在に軸支している。そしてローラーフレーム17より斜め下方に突設したアーム20の下端で作溝ディスク19の後部に覆土ディスク21を付設し、更に、ローラーフレーム17の前後中途部にローラーアーム22の前端を回動自在に枢支して後下方に突出し、該ローラーアーム22後部に鎮圧ローラー23を装着している(作溝ディスク19、覆土ディスク21、鎮圧ローラー23、ローラーフレーム17等平行リンク15・16の回動により圃場の凹凸に追随する部分を総称して「接地部3」とする)。鎮圧ローラー23の押圧機構については後で詳述する。
【0009】
前記取付フレーム35後面より、付勢アーム14が後方へ突設され、該付勢アーム14とローラーフレーム17との間に付勢部材となる圧縮バネ24・38を外嵌した支持ロッド39が介装されている。該支持ロッド39の下端は支点軸25により枢支され、上部は支点軸26により摺動自在かつ回動自在に支持されている。こうして、接地部3は圃場の凹凸に追随しつつ付勢される。
【0010】
このような構成において、作業時にはホッパー4に粉粒状肥料を、ホッパー5に種子を充填し、トラクター後部に施肥播種機1を装着してトラクターを前進させると、作溝ディスク19により圃場には断面V字状の溝ができ、図示しない駆動機構により繰出装置6・7が駆動されて、ホッパー4から繰出装置6、ガイドロート8、ガイドパイプ10を経て圃場に形成された溝から所定距離離れた位置に肥料が投下される。一方、ホッパー5から繰出装置7、ガイドロート9、導管12、ガイドパイプ11を経て種子が該溝に投下され、覆土ディスク21により覆土され、鎮圧ローラー23により鎮圧される。
【0011】
次に、接地部3の付勢機構の取付構成について図1を用いて説明する。
図1において、まず、接地部3は略平行に昇降できるように、接続部2に鉛直方向に設けた支持フレーム13の下部に前記平行リンク15・16の前端が支点軸31・32により枢支され、該支点軸31・32の軸心は接地部3が接地状態において略同一鉛直線上に配設されている。また、平行リンク15・16の後端はローラーフレーム17に支点軸33・34により枢支され、該支点軸33・34の軸心は接地状態において略同一鉛直線上に配設されるように設定される。
【0012】
一方、接地部3を下方に付勢するための、支持ロッド39の下端はローラーフレーム17の前後略中央であって、平行リンク15・16の後方となる高さの位置に支点軸25により枢支される。好ましくは、接地部3の重心位置に枢支する。該支持ロッド39の上部は所定距離をあけて、前記支点軸25の鉛直上方よりも後方の付勢アーム14に支点軸26により枢支される。
【0013】
次に本発明における鎮圧ローラー23の押圧機構の取付構成について図1から図3を用いて説明する。
なお、図2および図3においては説明を簡略にするため、支持ロッド41のローラーアーム22側支点軸42の位置を、ローラーアーム22の連結点44および鎮圧ローラー軸支点48を結ぶ直線上にあるものとする。ローラーアーム22は、一端がローラーフレーム17に回動自在に枢支・連結され、他端に鎮圧ローラー23が回動自在に軸支されている。ローラーアーム22の連結点44はローラーフレーム17の重心近傍に配置するのが好ましい。ローラーアーム22前後中途部にはステーが固設され、該ステーに支持ロッド41の下端が支点軸42により回動自在に枢支されている。また該支持ロッド41には圧縮バネ40が外嵌され、支持ロッド41の上端は支点軸43によりローラーフレーム17の後端に回動自在に枢支される。
【0014】
図2に示すように、従来の施肥播種機においては支持ロッド41の上端支点軸45の位置は、支持ロッド41の下端支点軸42から見て略前方かつ上方にあり、ローラーアーム22が連結点44を中心に上方へ回動したときに支点軸42が描く軌跡(図2、図3中の点線の円弧)よりも略内側に配置されていたのである。このような構成とすると、図3のようにローラーアームが上方に回動したときの支点軸42・45間距離の変化量、すなわち圧縮バネ40の圧縮量(|L2’−L2|)はローラーアーム22の上方への回動角度にほぼ比例して大きくなる。
【0015】
一方、本発明における支持ロッド41の上端支点軸43は支持ロッド41の下端支点軸42から見て略後方かつ上方にあり、ローラーアーム22が連結点44を中心に上方へ回動したときに支点軸42が描く軌跡(図2および図3中の点線の円弧)よりも外側に配置される。このような構成にすると、図3のようにローラーアームが上方に回動したときの支点軸42・43間距離の変化量、すなわち圧縮バネ40の圧縮量(|L1’−L1|)はローラーアーム22の上方への回動角度が大きくなるものの、従来の施肥播種機に比べて小さい(|L1’−L1|<|L2’−L2|)。バネの付勢力は弾性変形領域においては一般的にフックの法則が成立し、圧縮(もしくは伸張)量と付勢力は比例するから、図2から図3の位置にローラーアーム22が回動したときに支点軸42にかかる付勢力の増加量も従来例に比べて本発明の方が小さい(F1’−F1<F2’−F2)。
【0016】
また、鎮圧ローラー23の圃場への押付力を考えるときには前述の支点軸42にかかる付勢力の鉛直成分の大きさで比較する必要がある。圃場への押付力は(付勢力)×(水平線と支持ロッド41のなす角の正弦)で表される。図2において従来例および本発明で用いられる圧縮バネ40のバネ定数が等しく、また支点軸42にかかる付勢力F1およびF2の鉛直成分であるFの大きさが等しくなるように調整したとする。このとき図3の位置までローラーアーム22が回動したときの従来例における圃場への押付力F4は本発明における圃場への押付力F3に比べて大きくなる。すなわち従来例に比べて本発明の方が、ローラーアーム22が回動したときに鎮圧ローラー23の押付力の変化が小さい。これは前述した付勢力の増加量に加えて、水平線と支持ロッド41のなす角が大きな影響を及ぼしている。従来例と本発明で比較すると、図2から図3の位置までローラーアーム22が回動したときに該角度の変化量の絶対値はほとんど差がない(|θ1−θ1’|=|θ2−θ2’|)。しかし、従来例においては該角度が90度近傍、すなわち支持ロッド41が圃場に対して略直立しているのに対して、本発明は支持ロッド41が圃場に対して施肥播種機1の後方に傾いた状態である。このことは従来例ではローラーアーム22が図2から図3の状態になるときに該角度の正弦の大きさがほとんど変化しない(sin(θ2) ≒sin(θ2’) )のに対して本発明では該正弦が小さくなる(sin(θ1) >sin(θ1’) )ことを意味する。従って、本発明においては付勢力の増加量が小さく、かつ該正弦が小さくなるため圃場への押付力はローラーアーム22の上方への回動によってほとんど変化せず、結果として略均等の押圧で圃場を鎮圧することが可能である。なお、圧縮バネ40は接地部3およびローラーアーム22が圃場の凹凸に対して上下移動するが、急激な上下移動に対して緩衝する役目も果たしており、このときも略均等の押付力となり、どの高さの位置に対しても略同じ緩衝作用をするものである。
【0017】
また、ローラーフレームは図4に示すように構成することもできる。すなわちローラーフレーム46を後方に延長し、支持ロッド41の上端の支点軸43を固定する孔47・47・・・を多数穿設し、支点軸43の位置を変更可能とする。このような構成にすることにより、圧縮バネ40のバネ定数と支点軸26の組み合わせで、圃場の状況に最適な鎮圧ローラーの押付力の特性を選択することが可能である。なお、図4に示す以外にも、例えばローラーフレームの後部を摺動・伸縮する二本の異径筒で構成し、任意の長さで係止する手段を設けるなどの手段により、図4の実施例と同様の効果を得ることが可能である。従って、支持点43を支点軸42に対して上方かつ後方にある限りにおいては実施方法を限定するものではない。
【0018】
また本発明においては接地部3を構成する部位のひとつであるローラーフレーム17またはローラーフレーム46にローラーアーム22を回動自在に連結する構成としていたが、接続部2を構成するフレーム(たとえば支持フレーム13や付勢アーム14)より略後方かつ下方に突設されたステーの先端にローラーアーム22を連結し、該ローラーアーム22を付勢する押圧機構を前記と同様の構成にしても効果が得られる。よって、ローラーアーム22が連結されるフレームは接続部2または接地部3のいずれかに限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0020】
請求項1に示す如く、走行車両の後部に装着され、作溝ディスク(19)により圃場に溝を形成し、該溝に播種し、覆土ディスク(21)で種子を覆土した後、鎮圧ローラー(23)で圃場を鎮圧する構成の施肥播種機(1)において、該施肥播種機(1)は前上部に設けた取付フレーム(35)がトラクター等の走行車両の後部に装着され、該取付フレーム(35)の後部に播種フレーム(36)が固設され、該播種フレーム(36)の後部に肥料用の繰出装置(6)と種子用の繰出装置(7)が固定され、該繰出装置(6・7)の上部にホッパー(4・5)をそれぞれ脱着可能に設け、前記取付フレーム(35)の前面より下方に支持フレーム(13)が垂設され、該支持フレーム(13)の下部に、平行リンク(15・16)を回動自在に枢支し、該平行リンク(15・16)の他端にローラーフレーム(17)を揺動自在に支持し、該揺動自在に支持されたローラーフレーム(17)に対して、回動自在にローラーアーム(22)の一端を連結し、該ローラーアーム(22)の他端に鎮圧ローラー(23)を回転自在に軸支し、前記ローラーフレーム(17)とローラーアーム(22)の間に圧縮バネ(40)を外嵌した支持ロッド(41)を枢支し、該支持ロッド(41)のローラーフレーム側支点軸(43)を、ローラーアーム側支点軸(42)の回動軌跡よりも外側の範囲、かつ、ローラーアーム側支点軸(42)よりも上方、かつ、後方に配置されるように構成したので、走行車両の姿勢の変化や圃場の凹凸の状況によらず略均等の押圧で鎮圧ローラーを圃場に付勢することが可能となった。
即ち、従来の技術では接地部の骨格となるローラーフレームに作溝ディスク、覆土ディスクおよび鎮圧ローラーが回転自在に固定・軸支される構成であった。このような構成とすることは、例えば鎮圧ローラーの直下に圃場の凸部があるときに、接地部が上昇すると作溝ディスクおよび覆土ディスクも同時に上昇して圃場から浮き上がってしまうため、複雑な凹凸のある圃場においては接地部の追随性に問題があった。また従来の技術では平行リンクの対角方向の枢支部を引っ張りバネで連結する構成であったために、バネの長さが決まってしまい。バネ力調整することが難しく、また、平行リンク同士が当たって揺動域が狭いという不具合があった。更に、圃場面に追随させるためには、上昇時と下降時において略同じ付勢力が下方へ付勢することが望ましいが、下方への付勢力は平行リンクが上昇する程強くなっていたのである。
本発明はこのような状況を鑑み、軽量かつ圃場の状況によらず略均等の押付力で鎮圧ローラーを圃場に追随させ、また圃場の状況に最適な押付力を容易に選択可能な施肥播種機を提供することが出来たものである。
【0021】
請求項2に示す如く、該支持ロッド(41)のローラーフレーム側支点軸(43)の位置を、施肥播種機の進行方向に調整可能な機構を設けたので、圃場の状況に最適な鎮圧ローラーの押付力を容易に選択可能としたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の施肥播種機の側面図。
【図2】 従来例および本発明における施肥播種機のローラーアーム押圧機構の位置関係を示す側面図。
【図3】 ローラーアームが上方に回動したときのローラーアーム押圧機構の位置関係を示す側面図。
【図4】 請求項2の実施例を示す側面図。
【符号の説明】
1 施肥播種機
2 接続部
3 接地部
4・5 ホッパー
6・7 繰出装置
12 導管
17・46 ローラーフレーム
19 作溝ディスク
21 覆土ディスク
23 鎮圧ローラー
40 圧縮バネ
41 支持ロッド
42 ローラーアーム側支点軸
43 ローラーフレーム側支点軸
44 連結点

Claims (2)

  1. 走行車両の後部に装着され、作溝ディスク(19)により圃場に溝を形成し、該溝に播種し、覆土ディスク(21)で種子を覆土した後、鎮圧ローラー(23)で圃場を鎮圧する構成の施肥播種機(1)において、該施肥播種機(1)は前上部に設けた取付フレーム(35)がトラクター等の走行車両の後部に装着され、該取付フレーム(35)の後部に播種フレーム(36)が固設され、該播種フレーム(36)の後部に肥料用の繰出装置(6)と種子用の繰出装置(7)が固定され、該繰出装置(6・7)の上部にホッパー(4・5)をそれぞれ脱着可能に設け、前記取付フレーム(35)の前面より下方に支持フレーム(13)が垂設され、該支持フレーム(13)の下部に、平行リンク(15・16)を回動自在に枢支し、該平行リンク(15・16)の他端にローラーフレーム(17)を揺動自在に支持し、該揺動自在に支持されたローラーフレーム(17)に対して、回動自在にローラーアーム(22)の一端を連結し、該ローラーアーム(22)の他端に鎮圧ローラー(23)を回転自在に軸支し、前記ローラーフレーム(17)とローラーアーム(22)の間に圧縮バネ(40)を外嵌した支持ロッド(41)を枢支し、該支持ロッド(41)のローラーフレーム側支点軸(43)を、ローラーアーム側支点軸(42)の回動軌跡よりも外側の範囲、かつ、ローラーアーム側支点軸(42)よりも上方、かつ、後方に配置されるように構成したことを特徴とする施肥播種機。
  2. 該支持ロッド(41)のローラーフレーム側支点軸(43)の位置を、施肥播種機の進行方向に調整可能な機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の施肥播種機。
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