JP3811054B2 - 布帛の製織方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、布帛の製織方法及びその装置に関する。さらに詳しくは、整経したたて糸群をダイレクトでインクジェットプリンターにプリントしながら製織する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
デザイン織物には、白生地にプリントする後染め織物と、予めたて糸群をデザインに応じて染色したものを整経し、これらと多種の色のよこ糸とをたとえばジャカード織機により製織する先染め織物とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者の後染め織物は、質感として安価品である印象を与える欠点があるものの、色数が自由、グラデーションが自由、染色工程が簡単で低コストで可能である利点がある。後者の先染め織物は、質感として緻密さ、色合いの深さなどにより高級感を与える利点があるものの、色数が限られ、グラデーションが困難、染色工程が複雑で高コストで可能である欠点がある。
【0004】
したがって、本発明の主たる課題は、両者の長所を最大限に生かし、すなわち、質感として緻密さ、色合いの深さなどにより高級感を与え、色数が自由、グラデーションが自由、染色工程が簡単で低コストである布帛の製織方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
たて糸とよこ糸とを製織する織機の上流に、たて糸群が平行に整列している面に対向して、インクジェットプリンターのヘッドを横方向及び経方向に独立的に移動可能に配設し、
前記ヘッドを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントし、次に経方向の異なる位置に前記ヘッドを移動させ、その位置において前記ヘッドを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントした後、前記織機によりよこ糸と製織を行う布帛の製織方法であって、
整列しているたて糸群の本体へのプリントと併せて、前記たて糸群の横方向端部にもある経方向長さでマーク用プリントを行い、そのプリントマークをセンサにより検出し、その検出信号に基づくマーク用プリントによるマークの経方向長さに達した時点まで、織機の稼動による製織を続行し、その製織が終了した段階で織機を停止し、続いて本体へのプリント及びマーク用プリントを再開するにあたり、
前記センサがヘッドより織機側に位置し、両者が製織方向に常に同一の間隔をおいた位置関係となる構成とし、
(1)前ステップの製織が終了し織機が停止した後、ヘッドが横方向及び経方向の移動をして後方に移動しながらプリント及びマーク用プリントを行う段階、
(2)プリント終了後、前記センサが製織が終了した位置に移動する段階、
(3)製織を開始し、前記センサが前記マークの後端を検知するまで製織を行う段階、
(4)ヘッドが前記前ステップの製織終了位置に移動し、(1)のプリント開始を待機する段階を有する、
ことを特徴とする布帛の製織方法。
【0006】
(作用効果)
たて糸に対して、インクジェットプリンターによりプリントすることにより、色の選定数に制限がなくなり、しかも、たてや斜めぼかしなど種々の図案をプリントでき、豊富なデザインとすることができる。このプリントされたたて糸群に対して、その後に横糸を製織することにより、全体がプリントされたものとは異なる立体感のある織布となる。このとき、たて糸として単色のみならず、たて糸の色使いを工夫することにより、従来にない、デザインの織布が得られる。たとえば、ぼかしまたはグラデーションをもつたて糸群に対して、単色または多色のよこ糸をストライプや紋柄などをもって製織することにより、たて糸群のデザインに対してよこ糸の配色及び柄が組み合わされ、複雑な、しかも従来のプリント地や柄地に比較して新規なデザイン及び質感を有した織布を得ることができる。
ここで、インクジェットプリンターのヘッドによるプリントは、プリント面積に制限があり、かつ長尺物を得るためには、本発明に従うヘッドの移動、及びプリント及び製織の繰り返しによるものが適している。
そして、プリンターのプリント速度と織機の製織速度とを同期させることにより、プリントと製織を連続化させることも不可能ではないが、操業中に主に織機側からのたて糸のテンションの経時的な変動が生じ、その同期が困難である理由などにより、織機の稼動とプリントとを分離して、プリント時におけるテンションの変動を防止し、また、各種の微調整可能段階をもたせておくことが有効である。
また、マーク用プリントをたて糸群の横方向端部に行うとしても、その部分を利用するものではないから、製織製品にとってなんら支障はない。また、マーク用プリントは整列しているたて糸群の本体へのプリントと併せて行うものであるから、プリントマークをセンサにより検出することで、プリント長さを直接的に検出することが可能である。製織時におけるたて糸の送り移動長さを検出することも可能ではあるが、製織時によこ糸を打込むときにたて糸が約1cm程度前後運動するので、正確なたて糸の送り移動長さを検出することは困難であることの知見にも基づいている。
そして、特に本発明によれば、後述のように、プリント長さと製織によるたて糸の送り移動長さとの正確な連動を図ることができる。
【0007】
<請求項2記載の発明>
たて糸とよこ糸とを製織する織機の上流に、たて糸群が平行に整列している面に対向して配置されたインクジェットプリンターのヘッドと、前記ヘッドの横方向移動手段と、前記ヘッドの経方向移動手段とを有するプリンター駆動手段と、前記インクジェットプリンターにより、たて糸群が平行に整列している面の本体へのプリントと併せて、前記たて糸群の横方向端部にもある経方向長さでプリントマークのプリントを行い、そのプリントマークを光学センサにより検出し、その検出信号に基づく前記プリントマークの経方向長さを検知するたて糸の送り長さ検知手段とを備え、
前記センサがヘッドより織機側に位置し、かつ両者が製織方向に常に同一の間隔をおいた位置関係となるよう構成し、
ヘッドの横方向移動手段と前記ヘッドの経方向移動手段とは独立的に作動するよう構成し、
前記横方向移動手段によるヘッドの横方向への移動過程で前記たて糸に対してプリントするように構成し、
その横方向の所定幅の移動が終了した時点で、前記経方向移動手段が作動し、次の経方向の異なる位置に前記ヘッドを移動させ、その位置において前記ヘッドを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントすることを繰り返し、この繰り返しにより経方向のプリント長さが所定長さとなった時点で、前記プリンター駆動手段が停止し、
前記プリンター駆動手段が停止した後に前記織機が稼動し、その製織に伴う前記たて糸の送り開始から終了までを、前記プリントマークの開始位置から終了位置を前記光学センサにより検知し、前記光学センサが前記終了位置を検出した時点で所定長さの製織を終了させ、これに代えて前記プリンター駆動手段の作動が再開可能とし、
かつ、前ステップの製織が終了し織機が停止した後にヘッドが横方向及び経方向の移動をして後方に移動しながらプリント及びマーク用プリントを行うように構成し、
そのプリント終了後に前記センサが製織が終了した位置に移動するように構成し、
前記センサが前記マークの後端を検知するまで製織を行うように構成し、
前記ヘッドが前記前ステップの製織終了位置に移動してプリント開始を待機するように構成した、ことを特徴とする布帛の製織装置。
【0008】
(作用効果)
請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
【0009】
<請求項3記載の発明>ヘッドの前後にたて糸を通すおさを配置した請求項2のいずれか1項に記載の布帛の製織装置。
【0010】
(作用効果)
たて糸の重なりをおさにより防止でき、プリントを的確に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながらさらに詳説する。
図1は、本発明の概念図であり、チーズ1から所望の長さのたて糸Xを整経し、送出しロール(ビーム、男巻き)2にセットする。3はジャカード3aを備えたジャカード織機などのたて糸Xとよこ糸Yとを製織する織機であり、この織機3の上流に、たて糸群が平行に整列している面に対向してインクジェットプリンター4のヘッド4aが配設されている。よこ糸Yは、シャトル織機の場合にはシャトル3bによるほか、レピア織機などの高速織機の場合にはチーズ3cにより直接供給することができ、織機及びよこ糸の供給及び製織形態に限定されるものではない。
【0012】
このヘッド4aを横方向に移動させながらたて糸に対してプリントし、次に経方向の異なる位置にヘッド4aを移動させ、その位置においてヘッド4aを横方向に移動させながらたて糸に対してプリントすることを繰り返すものである。
【0013】
プリントの繰り返しをある経方向長さで終了した後、織機3を稼動させ製織し、所定長さの製織が終了した段階で織機3を停止し、その代わりにプリントを再開する。最終的に製織後の布帛は、巻き取り反物5とされる。
【0014】
装置の具体例として、図2以降の図面が参照される。すなわち、上流側から、たて糸送り装置10、インクジェットプリンタープリンター4及びプリンター送り装置20、たて糸送り量(織り量)検知手段としての光学センサ30(たとえばカラーセンサ)、必要により設けられる、プリント後のたて糸群の整列面の上下高さ位置を調整する送り面調整手段(図示せず)、織機3が設けられている。
【0015】
たて糸送り装置10としては公知のものを使用できるので説明を省略する。
【0016】
実施の形態でのインクジェットプリンター4の周辺機器は、左右一対の架台6,6に搭載され、ヘッド4aは前記架台6,6上の本体部4b、4bに跨設された横行駆動ガイド手段7に沿って横方向に移動可能とされている。この横移動は、基本的にインパクトドットプリンターのヘッドの駆動手段と同様であり、装備された駆動モータ(図示せず)により行われる。したがって、横行駆動ガイド手段7は、本発明のヘッドの横方向移動手段を構成する。
【0017】
左右一対の架台6,6は、ベースに対して設置された左右一対の経方向に沿うスライドレール21,21上に載置され、さらに架台6,6は送りボールネジなどの前後進送りロッド22,22と連結され、前後進送りロッド22,22の端部にはそれぞれ送りプーリ23,23が一体化され、両送りプーリ23,23は、1基のサーボモータ24の出力軸と、共通に巻きかけられたタイミングベルト25,25により連結されている。これらの要素は本発明の経方向移動手段を構成する。
【0018】
したがって、サーボモータ24の正逆回転により、タイミングベルト25,25を介して、送りプーリ23,23及び前後進送りロッド22,22が回転することにより、たとえば前後進送りロッド22を送りボールネジとすることにより螺合する架台6,6の脚部6Aは、スライドレール21,21上を前後進する。
【0019】
前記ヘッド4aの横方向移動手段(実施の形態では横行駆動ガイド手段7をもって構成している)と前記ヘッドの経方向移動手段(実施の形態ではプリンター送り装置20をもって構成している)とはプリンター駆動手段を構成し、これらは独立的に作動し、かつ横方向移動が終了した後に経方向移動手段が作動するように構成する。
【0020】
他方、図示されているように、ヘッド4aの前後には、たて糸を通すおさ(リード)8,8が設けられている。たとえば、おさ(リード)8は90羽(鯨寸)とし、1目(約0.4mm)に4本のたて糸を入れて、プリント時にたて糸が重ならないようにするのが望ましい。
【0021】
前記たて糸送り量(織り量)検知手段として、実際の製織によるたて糸の送り量を検出するために、インクジェットプリンター4のヘッド4aにより、たて糸群が平行に整列している面の本体へのプリントと併せて、前記たて糸群の横方向端部にもある経方向長さでプリントマークのプリントを行い、そのプリントマークを本体部4bに支持部材30aを介して支持された光学センサ30により検出するようにする。
【0022】
(作動について)
本発明においては、たて糸とよこ糸とを製織する織機3の上流に、たて糸群が平行に整列している面に対向して配置したインクジェットプリンター4のヘッド4aを,横方向に移動させながらたて糸Xに対してプリントし、次に経方向の異なる位置にヘッド4aを移動させ、その位置においてヘッド4aを横方向に移動させながらたて糸Xに対してプリントすることを繰り返す.
【0023】
具体的に、前記横方向移動手段(横行駆動ガイド手段7)によるヘッドの横方向への移動過程で前記たて糸に対してプリントし、その横方向の所定幅の移動が終了した時点で、前記経方向移動手段(プリンター送り装置20)が作動し、次の経方向の異なる位置に前記ヘッド4aを移動させ、その位置において前記ヘッド4aを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントすることを繰り返し、この繰り返しにより経方向のプリント長さが所定長さとなった時点で、前記プリンター駆動手段を停止させる。
【0024】
前記プリンター駆動手段が停止した後に前記織機3が稼動し、その製織に伴う前記たて糸の送り長さを前記たて糸の送り長さ検知手段(光学センサ)30により検知し、所定長さの製織が終了した時点で、前記プリンター駆動手段の作動が再開する構成としたものである。
【0025】
他方、図5に基づき、プリントと製織の動作説明をする。工程Aは、前ステップの製織が終了し織機3が停止し、プリントを再開する段階である。ヘッド4aは、製織終了位置に位置した状態で待機している。工程Bは、プリントが再開し、プリントマークPMをプリントしつつプリントが終了する段階を示す。ヘッド4aは、横行駆動ガイド手段7の後退移動過程で横行しながらプリントを行う。このとき、光学センサ30も共に後退する。工程Cは、プリント終了後に、ヘッド4aが、ヘッド原点に移動した後、光学センサ30が工程Aでの待機位置、すなわち製織終了位置に移動する段階を示す。工程Dは、移動後、製織を開始し、製織する段階を示す。製織に伴って、プリントマークPMの後端位置が前進する。工程Eは、光学センサ30がプリントマークPMの後端を検出した段階を示す。このプリントマークPMの後端の検出が行われると、自動的にまたは織機3の運転員に表示手段などにより告知され、製織が終了される。工程Fは、ヘッド4aが製織の終了位置まで移動し、プリントの開始に向けて待機している段階を示す。この待機段階は、次のステップの工程Aである。このように、各ステップごと、工程A〜工程Fが繰り返されながら、プリント及び製織が行われる。
かかる形態によると、ヘッド4aを、各ステップごと、製織の終了位置に合致させることができる。したがって、プリントの連続性が常に確保できる。
【0026】
(他の事項)
上記例においては、インクジェットプリンター4はコンピュータなどの画像処理装置と接続され、予め求めるデザインのたて糸に対するカラー信号がインクジェットプリンター4に与えられる。このカラー信号は、たて糸X群の横及び経の各位置へ対応した色信号である。プリントはインクジェットプリンター4によるものであるあるため、複雑な染色が可能である。ぼかし染色も可能である。横糸は単色のほか、複数または多色とすることが当然に可能である。後者の場合、より複雑なデザインの製織が可能である。
【0027】
製織は、平織り、斜文織、朱子織やこれらの変形織が可能であるが、複雑感・高級感を与えるために、特に朱子織及びその変形織が望ましい。
【0028】
上記例において、インクジェットプリンター4全体が横及び左右に移動するようにしたが、ヘッドと本体とを分離し、ヘッドのみを横及び左右に移動するように構成することができる。
【0029】
必要により、インクジェットプリンター4の出側にインクの乾燥手段を設けることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、後染め織物と先染め織物との各長所を最大限に生かし、質感として緻密さ、色合いの深さなどにより高級感を与え、色数が自由、グラデーションが自由、染色工程が簡単で低コストなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の概略の構成図である。
【図2】設備の側面図である。
【図3】要部詳細図である。
【図4】設備の要部平面図である。
【図5】プリントと製織の動作説明図である。
【符号の説明】
1…チーズ、2…送出しロール(ビーム、男巻き)、3…織機、4…インクジェットプリンター、4a…ヘッド、4b…本体部、6…架台、7…横行駆動ガイド手段、8…おさ、20…プリンター送り装置、21…スライドレール、22…前後進送りロッド、23…送りプーリ、24…サーボモータ、30…光学センサ。

Claims (3)

  1. たて糸とよこ糸とを製織する織機の上流に、たて糸群が平行に整列している面に対向して、インクジェットプリンターのヘッドを横方向及び経方向に独立的に移動可能に配設し、
    前記ヘッドを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントし、次に経方向の異なる位置に前記ヘッドを移動させ、その位置において前記ヘッドを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントした後、前記織機によりよこ糸と製織を行う布帛の製織方法であって、
    整列しているたて糸群の本体へのプリントと併せて、前記たて糸群の横方向端部にもある経方向長さでマーク用プリントを行い、そのプリントマークをセンサにより検出し、その検出信号に基づくマーク用プリントによるマークの経方向長さに達した時点まで、織機の稼動による製織を続行し、その製織が終了した段階で織機を停止し、続いて本体へのプリント及びマーク用プリントを再開するにあたり、
    前記センサがヘッドより織機側に位置し、両者が製織方向に常に同一の間隔をおいた位置関係となる構成とし、
    (1)前ステップの製織が終了し織機が停止した後、ヘッドが横方向及び経方向の移動をして後方に移動しながらプリント及びマーク用プリントを行う段階、
    (2)プリント終了後、前記センサが製織が終了した位置に移動する段階、
    (3)製織を開始し、前記センサが前記マークの後端を検知するまで製織を行う段階、
    (4)ヘッドが前記前ステップの製織終了位置に移動し、(1)のプリント開始を待機する段階を有する、
    ことを特徴とする布帛の製織方法。
  2. たて糸とよこ糸とを製織する織機の上流に、たて糸群が平行に整列している面に対向して配置されたインクジェットプリンターのヘッドと、前記ヘッドの横方向移動手段と、前記ヘッドの経方向移動手段とを有するプリンター駆動手段と、前記インクジェットプリンターにより、たて糸群が平行に整列している面の本体へのプリントと併せて、前記たて糸群の横方向端部にもある経方向長さでプリントマークのプリントを行い、そのプリントマークを光学センサにより検出し、その検出信号に基づく前記プリントマークの経方向長さを検知するたて糸の送り長さ検知手段とを備え、
    前記センサがヘッドより織機側に位置し、かつ両者が製織方向に常に同一の間隔をおいた位置関係となるよう構成し、
    ヘッドの横方向移動手段と前記ヘッドの経方向移動手段とは独立的に作動するよう構成し、
    前記横方向移動手段によるヘッドの横方向への移動過程で前記たて糸に対してプリントするように構成し、
    その横方向の所定幅の移動が終了した時点で、前記経方向移動手段が作動し、次の経方向の異なる位置に前記ヘッドを移動させ、その位置において前記ヘッドを横方向に移動させながら前記たて糸に対してプリントすることを繰り返し、この繰り返しにより経方向のプリント長さが所定長さとなった時点で、前記プリンター駆動手段が停止し、
    前記プリンター駆動手段が停止した後に前記織機が稼動し、その製織に伴う前記たて糸の送り開始から終了までを、前記プリントマークの開始位置から終了位置を前記光学センサにより検知し、前記光学センサが前記終了位置を検出した時点で所定長さの製織を終了させ、これに代えて前記プリンター駆動手段の作動が再開可能とし、
    かつ、前ステップの製織が終了し織機が停止した後にヘッドが横方向及び経方向の移動をして後方に移動しながらプリント及びマーク用プリントを行うように構成し、
    そのプリント終了後に前記センサが製織が終了した位置に移動するように構成し、
    前記センサが前記マークの後端を検知するまで製織を行うように構成し、
    前記ヘッドが前記前ステップの製織終了位置に移動してプリント開始を待機するように構成した、ことを特徴とする布帛の製織装置。
  3. ヘッドの前後にたて糸を通すおさを配置した請求項2のいずれか1項に記載の布帛の製織装置。
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