JP3809422B2

JP3809422B2 - Landmine treatment equipment

Info

Publication number: JP3809422B2
Application number: JP2003033772A
Authority: JP
Inventors: 清雨宮
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-02-12
Filing date: 2003-02-12
Publication date: 2006-08-16
Anticipated expiration: 2023-02-12
Also published as: JP2004245454A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地雷を効率的に処理でき、合わせて農地改良で農耕地の確保をも可能となる地雷処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
地雷の中で対人用の地雷の処理は、従来、全て手作業で行われている。詳しくは、まず、大抵長い棒体に固定した金属探知機に似た地雷探知機を使って一つずつ探知する。探知が出来たなら、水をまき、土を柔らかくした上で地雷の状況を確認する。刷毛等で土を除き地雷を見える状態にしてから火薬を仕掛けて誘爆させるものであり、このように従来の地雷の処理は、一つずつ専門的技術を持つ者の経験とカンに頼って処理を行っているので、多くの時間と労力を費やさざるを得ないことはいうまでもない。
【０００３】
そこで、無限軌道車を利用してブルドーザタイプのものやショベルタイプのものを地雷掃討のために使用することにより、地雷掃討に伴う危険に曝されることなく、能率的に掃討を行なうことができることが種々提案されている。発明者も先に、図１０に示すように、バックホウ等のショベル機で使用する重機車両１の起伏かつ屈折自在なアーム部２の先端に、バケットに代えて回転ドラム１０の周面にカッタビット１１を植設し、深さ３０cm程度以上まで切削可能で、進行方向に対して反対側に排土可能なロータリーカッタ９を取り付けたこと地雷処理装置を発明し、第301608号、特許第3096847 号、第3177737 号を得た。
【０００４】
【特許文献１】
特開平11-183095 号公報（特許第3177737 号）
【特許文献２】
特開2000-130996 号公報（特許第3016018 号）
【特許文献３】
特開2001-74398 号公報（特許第3096847 号）
【０００５】
図中、３は走行のための履帯であるが、このようなクローラ式のものの他に履帯の代わりに車輪を有するホイールタイプのものでもよい。
【０００６】
起伏かつ屈折自在なアーム部２はブーム２ａ、アーム２ｂ、ブームシリンダ２ｃ、アームシリンダ２ｄ、バケットシリンダ２ｅで構成され、その先端にはリンク機構５ａの先にアタッチメント側のピン６の抱持間隔を可変とするネジハンドル式のスライド機構５ｂを組み込んだアタッチメント着脱装置５を設けた。このアタッチメント着脱装置５はアタッチメントのピン６を抜かずに組み替えできるものでクイックヒッチと称せられる。
【０００７】
運転席３の窓ガラスにはポリカーボネイト板の特殊防弾ガラス７を採用し、さらに、その前面にはメッシュの鋼製網体によるガード８を設ける。
【０００８】
ロータリーカッタ９はレーキ２６を横側に突設し、また、背面側にフラップ式の飛散防止ブレード２７を設ける。
【０００９】
ロータリーカッタ９を回転させながら旋回、ブーム２ａやアーム２ｂを作動させ、荒地に生えているブッシュ、草等も切削粉砕すると同時に、さらに地表面下に埋設されている対人地雷をも一気に粉砕処理することができる。特に、高速で回転するロータリーカッタ９は、深さ３０cm程度まで切削可能なものなので、対人地雷が土中に埋もれていてもこれを掘り出し、カッタビット１１が地雷に接触すると打撃された対人地雷は変形し、内部の火薬系列が破壊されるとともに、電気回路が切断される。
【００１０】
次の歯（カッタビット１１）で対人地雷はロータリーカッタ９中に巻き込まれ、ケースと蓋が分離して火薬類が粉々に飛散してしまう。
【００１１】
このため、電気式信管の対人地雷はまったく爆発せず、一方、機械式信管の対人地雷では、信管のみが破裂するだけで、対人地雷本体が爆発することはない。処理された地雷は、ケース、蓋、電気回路基板に分かれて地上に排出され、進行方向に対して反対側に排土されるので、対人地雷の上に泥が被さりこれが埋まってしまうこともない。
【００１２】
ところで、前記特許文献２の特開2000-130996 号公報（特許第3016018 号）では、地雷探査装置１７をアーム部２の先端で横側に取付ける。地雷探査装置１７は図示は省略するが運転席３内に設置する信号処理部及びモニタ用ＣＲＴに接続される。
【００１３】
地雷探査装置１７はジャッキ式の伸縮アームにより繰り出し可能なものであり、この地雷探査装置１７をアーム部２の動きとジャッキ式の伸縮アームの動きで一定の条件で移動させ、地下１ｍ以内にある埋設物を探知し、その材質、種類を識別できる。ＣＲＴ上に材質、位置、深さを標示する。
【００１４】
地雷探査装置１７で対人地雷と対戦車地雷・不発弾とを区別し、対戦車地雷・不発弾の場合はロータリーカッタ９のレーキ２６またはスケルトンバケットで露出させ、事後、人力等で爆発地点に運搬し処理し、対人地雷の場合はロータリーカッタ９の高速回転により破壊する。この地雷探査装置１７は金属探知機または／およびレーザー探査機、もしくは超音波探査機等による。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記前記特許文献２では、地雷探査装置１７は起伏かつ屈折自在なアーム部２のアーム２ｂの先端で横側に取付けられたもので、常にロータリーカッタ９の近くに位置し、ロータリーカッタ９の運転時で地雷探査を行わない場合でもアーム２ｂとともに移動するので移動量も多く不安定な状態に置かれ、ロータリーカッタ９での作業の邪魔になるおそれもある。
【００１６】
また、対人地雷を破壊した後に散在する金属片、金属部品、金属球等がロータリーカッタ９に付着していると、これが地雷探査装置１７に反応してしまうと、適切かつ迅速な地雷探査が行えないことになる。
【００１７】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、バックホウ等のショベル機で使用する重機車両のブーム、アーム、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダで構成された起伏かつ屈折自在なアーム部の先端に、着脱自在にロータリーカッタを取り付ける地雷処理装置において、地雷探査装置をロータリーカッタの邪魔にならないように、安定した状態で設けることができ、確実に地雷探査を行うことができる地雷処理装置を提供することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、起伏かつ屈折自在なアーム部のブームに地雷探査装置の支持アームを回動自在に設け、ロータリーカッタの非使用時にはこの支持アームが前記アームと交差するようにし、また、ロータリーカッタ使用時には支持アームをブームに沿わせるように収納すること、および、地雷探査装置の支持アームはブームに回動自在に設けた鞘管内に摺動する伸縮構造であり、鞘管の先端はフード状に拡径して地雷探査装置の収納部を形成することを要旨とするものである。
【００１９】
請求項１記載の本発明によれば、地雷探査装置の支持アームは、起伏かつ屈折自在なアーム部のアームではなく、ブームに設けるものであり、アームの動きで動かされることはない。しかも、ロータリーカッタの非使用時にはアームはブーム対して鋭角になるように畳まれ、邪魔にならないようにするが、その際には、地雷探査装置の支持アームが前記アームと交差するようにして、十分前方に伸びる状態となり、ロータリーカッタと離れた状態で地雷探査を行うことができる。
【００２０】
また、ロータリーカッタ使用時にはアームはブーム対して延設されるように伸びるが、地雷探査装置の支持アームをブームに沿わせるように収納することでこの地雷探査装置をロータリーカッタと離した状態で邪魔にならないようにすることができる。
【００２１】
請求項２記載の本発明によれば、前記作用に加えて、地雷探査装置および支持アームは鞘管とその先端のフード状収納部に納まり、これらがケース体として非使用時の保護をなすとともに、鞘管は地雷探査装置を伸縮させるための部材構成の一部を負担し、少ない部材点数で合理的な機構となる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図１は本発明の地雷処理装置の１実施形態を示す側面図で、前記従来例を示す図と同一構成要素には同一参照符号を付したものである。
【００２３】
本発明の地雷処理装置も現在市場で最も多用されているバックホー等のシャベル等で使用する重機車両（ベースマシン）１を使用するが、この重機車両１には起伏かつ屈折自在なアーム部２と排土板２２とが設けられている。３は運転席（キャビン）、４は走行のための履帯であるが、このようなクローラ式のものの他に履帯の代わりに車輪を有するホイールタイプのものでもよい。履帯４では急な斜面等で威力を発揮するが、ホイールタイプの場合は平地での前（後）進力が増す。前記排土板２２は防爆用ブレードであり、ブレードシリンダー２２ａを有する。
【００２４】
起伏かつ屈折自在なアーム部２はブーム２ａ、アーム２ｂ、ブームシリンダ２ｃ、アームシリンダ２ｄ、バケットシリンダ２ｅで構成され、その先端にはリンク機構５ａの先にピン６で着脱できるアタッチメントとしてのロータリーカッタ９を設けた。
【００２５】
ロータリーカッタ９は、回転ドラム１０の周面にカッタホルダー１３を溶接して設け、このカッタホルダー１３を介して炭素鋼を材質とするカッタビット１１を適宜間隔で植設した。
【００２６】
さらに、ロータリーカッタ９は、バケット２８ａに対してシリンダ等でのグラップルリンク２８ｃにより可動するグラップル２８ｂを設けて挟み込み動作が可能なフォークグラップル付バケット２８を横側に付設した。
【００２７】
また、ロータリーカッタ９の反対側の側方には、電気式であり、バックホー等のシャベル等で使用する重機車両（ベースマシン）１の動力電源を操作スイッチで電源供給するマグネット１４を設けた。
【００２８】
図中１７は地雷探査装置であるが、図５〜図７に示すように、矩形管である内管１５ａと外管１５ｂの多重管による収縮可能な支持アーム１５の内管１５ａの先端にチルトシリンダー１６で１２０°程度回動自在に設ける。
【００２９】
前記支持アーム１５の外管１５ｂは矩形管である鞘管１８内に摺動自在に収め、この鞘管１８の先端はフード状に拡径して地雷探査装置１７の収納部１９を形成した。２０ａ、２０ｂはこれら内管１５ａと外管１５ｂ、外管１５ｂと鞘管１８とを連結して伸縮させる伸縮シリンダーである。
【００３０】
鞘管１８は、前記起伏かつ屈折自在なアーム部２のブーム２ａにその中央部分を軸着し、これらにセンサー用シリンダー２１を掛け渡した。その結果、支持アーム１５はブーム２ａに回動自在に設けられる。
【００３１】
次に使用法について説明する。図９は本発明の地雷処理装置の使用工程を示すブロック図であるが、地雷探査作業と探査した地雷の処理作業とに分かれ、さらに、処理作業は対人地雷、対戦車地雷、不発弾の場合とに分かれる。
【００３２】
探査作業は、各種情報の事前調査結果から、地雷等があると予想される場所に地雷探査装置１７を近づけて行うが、図１に示すようにロータリーカッタ９の非使用時であり、起伏かつ屈折自在なアーム部２はブーム２ａに対してアーム２ｂは鋭角をなして折り畳まれ、ロータリーカッタ９は運転席３側に近づくように位置させる。
【００３３】
一方、鞘管１８を含めて地雷探査装置１７の支持アーム１５は前記アーム２ｂと交差するようにし、鞘管１８から支持アーム１５を伸ばして地雷探査装置１７を地表に近づけて作業行を行う。
【００３４】
地雷探査装置１７での探査作業は、２段階に分けて行う。第１段階は、探知モードで作業する。センサー部底面を地上５〜10cmの一定高に保ち、旋回速度２km／ｈ〜４km／ｈでブーム２ａを旋回させて探知作業を行う。
【００３５】
地中に地雷や不発弾を探知すると、音声による発見信号が発せられる。続いて、第２段階の精密モードに切り替え、正確な情報を探知する。地雷探査装置１７を発見位置の前後に繰り返し走査し、埋設物の種類、正確な深さ、位置、材質の種別を明らかにし、ＣＲＴに映し出し、記録する。
【００３６】
位置が確定したら、地雷探査装置１７を地雷等の上に止め、図示は省略するが地雷探査装置１７自体またはその近傍に組み込んだマーキングシステムで地上に標示塗料でマーキングを行う。
【００３７】
探知作業により明らかになった対戦車地雷、不発弾は、事後のロータリーカッタによる対人地雷処理の安全確保のため、これを処理する。図４に示すようにフォークグラップル付バケット２８のバケット２８ａを使用し、標示された位置の土中にある対戦車地雷、不発弾を爆発させないように慎重に掘り出し、必要に応じてグラップル２８ｂで掴み、爆発処理地点に運搬し処理する。
【００３８】
対人地雷の処理は、図２に示すように、探査作業により明らかになった対人地雷の位置を重点に、全ての地域をロータリーカッタ９により隈なくクリアリングし、対人地雷を処理する。処理作業は、ロータリーカッタ９のガイド底面を地表に接触させながら、旋回し、ロータリーカッタ９のカッタビットの刃先が地下30cmまで達するようにする。土地の固さや地面に凹凸に応じ、旋回速度を変化させたり、２段階作業により十分な深さを確保する。
【００３９】
未処理部分の無いよう、探査作業と同様、５〜10cmをオーバーラップさせる。対人地雷は、ロータリーカッタ９の高速回転により、爆発することなく破壊され、破片が地上に放出される。種類によっては、信管のみが破裂することがあるが、装置に対する影響はない。
【００４０】
このようなロータリーカッタ９やフォークグラップル付バケット２８の使用の場合には支持アーム１５を縮めて鞘管１８内に収めるようにすれば、地雷探査装置１７は収納部１９内に収まる。
【００４１】
さらに鞘管１８を回動してこれに収納された支持アーム１５をブーム２ｂに沿わせるようにして地雷探査装置１７に収納すれば、作業の邪魔になることはない。
【００４２】
前記作業により、対人地雷は30cmまで、対戦車地雷及び不発弾は１ｍまで処理される。さらに、安全確認のため、処理した全域にわたり、残った地雷等が無いかを地雷探査装置１７によりチェックする。これにより、この地域の処理が確実に行われたことが確認される。
【００４３】
なお、前記地雷探査装置１７によりチェックを行うには、破壊した対人地雷のバネ等を回収することが必要であり、マグネット１４にバッテリの直流（24ｖ）を通電し、このマグネット１４の部分に発生する強力な磁界で鉄、スクラップ、切屑等を吸着する。図３にその使用状態を示すが、ロータリーカッタ９を傾け、マグネット１４を地上に近づけることでおこなう。
【００４４】
これらマグネット１４に吸着した鉄、スクラップ、切屑等は、所定の位置に運搬し、マグネット１４を消磁すると、マグネット１４から外れる。
【００４５】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の地雷処理装置は、バックホウ等のショベル機で使用する重機車両のブーム、アーム、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダで構成された起伏かつ屈折自在なアーム部の先端に、着脱自在にロータリーカッタを取り付ける地雷処理装置において、地雷探査装置をロータリーカッタの邪魔にならないように、安定した状態で設けることができ、確実に地雷探査を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の地雷処理装置の１実施形態を示す地雷探査装置使用時の側面図である。
【図２】本発明の地雷処理装置の１実施形態を示すロータリカッター使用時の側面図である。
【図３】本発明の地雷処理装置の１実施形態を示すマグネット使用時の側面図である。
【図４】本発明の地雷処理装置の１実施形態を示すバケット使用時の側面図である。
【図５】地雷処理装置の支持アームの縮小時の縦断側面図である。
【図６】地雷処理装置の支持アームの伸張時の縦断側面図である。
【図７】図５のＡ線断面図である。
【図８】本発明の地雷処理装置の１実施形態を示す平面図である。
【図９】地雷処理システムの概要を示すブロック図である。
【図１０】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１…重機車両
２…起伏かつ屈折自在なアーム部
２ａ…ブーム２ｂ…アーム
２ｃ…ブームシリンダ２ｄ…アームシリンダ
２ｅ…バケットシリンダ３…運転席
４…履帯
５…アタッチメント着脱装置
５ａ…リンク機構５ｂ…スライド機構
６…ピン７…特殊防弾ガラス
８…ガード９…ロータリーカッタ
１０…回転ドラム１１…カッタビット
１２…駆動モータ１３…カッタホルダー
１４…マグネット１５…支持アーム
１５ａ…内管１５ｂ…外管
１６…チルトシリンダー１７…地雷探査装置
１８…鞘管１９…収納部
２０ａ、２０ｂ…伸縮シリンダー
２１…センサー用シリンダー
２２…排土板
２２ａ…ブレードシリンダー
２４…フード２６…レーキ
２７…飛散防止ブレード
２８…フォークグラップル付バケット
２８ａ…バケット２８ｂ…グラップル
２８ｃ…グラップルリンク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a landmine treatment apparatus that can efficiently process landmines and that can also secure farmland by improving farmland.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the handling of mines for personal use among mines has been carried out manually. Specifically, the detection is done one by one using a mine detector, which is similar to a metal detector, usually fixed to a long rod. If you can detect it, water it, soften the soil and check the status of the mine. After removing the soil with a brush or the like to make the mine visible, the gunpowder is set up to explode, and in this way the conventional mine treatment depends on the experience and kang of specialists one by one. It goes without saying that you have to spend a lot of time and effort.
[0003]
Therefore, by using a bulldozer type or excavator type for landmine sweeping by using an endless track vehicle, it is possible to efficiently sweep away without being exposed to the dangers associated with landmine sweeping. Various proposals have been made. As shown in FIG. 10, the inventor also cuts a cutter bit on the peripheral surface of the rotating drum 10 instead of the bucket at the tip of the undulating and bendable arm portion 2 of the heavy vehicle 1 used in the excavator such as a backhoe. No. 301608, Patent No. 3096847, inventing No. 301608, No. 3096847, inventing a rotary cutter 9 that can be cut to a depth of about 30 cm or more and can be discharged to the opposite side of the traveling direction. No. 3177737 was obtained.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 11-183095 A (Patent No. 3177737)
[Patent Document 2]
JP 2000-130996 (Patent No. 3016018)
[Patent Document 3]
JP 2001-74398 A (Patent No. 3096847)
[0005]
In the figure, reference numeral 3 denotes a crawler track for traveling, but in addition to such a crawler type, it may be of a wheel type having wheels instead of the crawler belt.
[0006]
The undulating and bendable arm portion 2 is composed of a boom 2a, an arm 2b, a boom cylinder 2c, an arm cylinder 2d, and a bucket cylinder 2e, and the tip of the link mechanism 5a has a holding interval between the pin 6 on the attachment side. An attachment attachment / detachment device 5 incorporating a variable screw handle type slide mechanism 5b is provided. This attachment attaching / detaching device 5 can be reassembled without removing the attachment pins 6 and is called a quick hitch.
[0007]
A special bulletproof glass 7 made of a polycarbonate plate is adopted for the window glass of the driver's seat 3, and a guard 8 made of a mesh steel net is provided on the front surface thereof.
[0008]
The rotary cutter 9 has a rake 26 projecting laterally and a flap-type anti-scattering blade 27 on the back side.
[0009]
Rotating while rotating the rotary cutter 9, operating the boom 2a and arm 2b, cutting and crushing bushes, grass, etc. growing in the wasteland, and at the same time crushing anti-personnel mines buried under the ground surface at once be able to. In particular, the rotary cutter 9 that rotates at a high speed can be cut to a depth of about 30 cm, so even if the anti-personnel mine is buried in the soil, it will be excavated and the anti-personnel mine hit when the cutter bit 11 contacts the mine. It is deformed, the internal explosive series is destroyed, and the electric circuit is disconnected.
[0010]
The anti-personnel mine is caught in the rotary cutter 9 by the next tooth (cutter bit 11), the case and the lid are separated, and the explosives are shattered.
[0011]
For this reason, anti-personnel mines in electric fuzes do not explode at all, while in anti-personnel mines with mechanical fuzes, only the fuze is ruptured and the anti-personnel mine itself does not explode. Treated landmines are divided into cases, lids, and electric circuit boards and discharged to the ground. They are discharged to the opposite side of the direction of travel, so mud is not covered and buried on antipersonnel landmines. .
[0012]
Incidentally, in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-130996 (Patent No. 3016018) of Patent Document 2, the landmine exploration device 17 is attached to the side at the tip of the arm portion 2. Although not shown, the landmine exploration device 17 is connected to a signal processing unit and a monitor CRT installed in the driver's seat 3.
[0013]
The mine exploration device 17 can be extended by a jack-type telescopic arm. The mine exploration device 17 is moved under certain conditions by the movement of the arm unit 2 and the movement of the jack-type telescopic arm, and is within 1 m underground. Detect buried objects and identify their materials and types. Mark the material, position and depth on the CRT.
[0014]
Mine exploration device 17 distinguishes antipersonnel mines from antitank landmines / unexploded bombs, and in the case of antitank landmines / unexploded shells, they are exposed with rake 26 or skeleton bucket of rotary cutter 9 and then transported to the explosion point by human power. In the case of antipersonnel mines, the rotary cutter 9 is destroyed by high-speed rotation. This landmine exploration device 17 is a metal detector or / and a laser probe, an ultrasonic probe, or the like.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned Patent Document 2, the landmine exploration device 17 is attached to the lateral side at the tip of the arm 2b of the undulating and refracting arm part 2, and is always located near the rotary cutter 9, and the rotary cutter 9 Even when landmine exploration is not performed during the operation, the movement with the arm 2b causes a large amount of movement, which may cause an unstable state and may interfere with the operation of the rotary cutter 9.
[0016]
In addition, if metal fragments, metal parts, metal balls, etc. scattered after the destruction of antipersonnel mines are attached to the rotary cutter 9, if this reacts to the mine exploration device 17, an appropriate and quick mine exploration can be performed. There will be no.
[0017]
The object of the present invention is to eliminate the disadvantages of the conventional example described above, and the tip of an undulating and bendable arm portion composed of a boom, an arm, a boom cylinder, an arm cylinder, and a bucket cylinder of a heavy machinery vehicle used in an excavator such as a backhoe. In addition, in a landmine treatment device that attaches a rotary cutter in a removable manner, a landmine exploration device that can be provided in a stable state so that it does not interfere with the rotary cutter, and can be used for landmine exploration reliably is provided. There is to do.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention provides a support arm of a mine exploration device rotatably on a boom of an undulating and bending arm part so that the support arm intersects the arm when the rotary cutter is not used. Also, when using the rotary cutter, the support arm is accommodated along the boom, and the support arm of the mine exploration device has a telescopic structure that slides in a sheath tube that is rotatably provided on the boom. The gist of this is to expand the diameter of the hood into a hood to form a storage section for a landmine exploration device.
[0019]
According to the first aspect of the present invention, the support arm of the landmine exploration device is not provided on the boom and is not bent, but is provided on the boom, and is not moved by the movement of the arm. In addition, when the rotary cutter is not used, the arm is folded at an acute angle with respect to the boom so that it does not get in the way, but in that case, the support arm of the mine exploration device crosses the arm, The land mining exploration can be performed in a state that extends sufficiently forward and away from the rotary cutter.
[0020]
Also, when the rotary cutter is used, the arm extends to extend from the boom, but the mine exploration device is stored in the boom so that the mine exploration device is separated from the rotary cutter. Can be avoided.
[0021]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the above-described function, the mine exploration device and the support arm are housed in the sheath tube and the hood-like storage portion at the tip thereof, and these provide protection when not in use as a case body. The sheath tube bears a part of the member structure for expanding and contracting the mine exploration device, and becomes a rational mechanism with a small number of members.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view showing an embodiment of a landmine disposal apparatus according to the present invention, in which the same reference numerals are assigned to the same constituent elements as those in the conventional example.
[0023]
The mine disposal apparatus of the present invention also uses a heavy machine vehicle (base machine) 1 that is used in a shovel such as a backhoe that is most frequently used in the market. An earth discharging plate 22 is provided. Reference numeral 3 denotes a driver's seat (cabin), and reference numeral 4 denotes a crawler belt for traveling. However, in addition to such a crawler type, a wheel type having wheels instead of the crawler belt may be used. The crawler belt 4 demonstrates its power on steep slopes, etc., but in the case of the wheel type, the forward (rear) advance on the flat ground increases. The earth discharging plate 22 is an explosion-proof blade and has a blade cylinder 22a.
[0024]
The undulating and bendable arm portion 2 includes a boom 2a, an arm 2b, a boom cylinder 2c, an arm cylinder 2d, and a bucket cylinder 2e, and a rotary cutter as an attachment that can be attached to and detached from the tip of the link mechanism 5a with a pin 6 at the tip. 9 was provided.
[0025]
The rotary cutter 9 was provided by welding a cutter holder 13 to the peripheral surface of the rotary drum 10, and a cutter bit 11 made of carbon steel was planted at appropriate intervals through the cutter holder 13.
[0026]
Further, the rotary cutter 9 is provided with a fork grapple-equipped bucket 28 on the lateral side by providing a grapple 28b movable by a grapple link 28c such as a cylinder with respect to the bucket 28a.
[0027]
Further, on the side opposite to the rotary cutter 9, there is provided a magnet 14 which is an electric type and supplies a power source of a heavy machine vehicle (base machine) 1 used for a shovel such as a backhoe with an operation switch.
[0028]
In the figure, reference numeral 17 denotes a landmine exploration device, but as shown in FIGS. 5 to 7, it is tilted to the tip of the inner tube 15a of the support arm 15 which can be contracted by a multiple tube of a rectangular tube, an inner tube 15a and an outer tube 15b. The cylinder 16 is provided so as to be rotatable about 120 °.
[0029]
The outer tube 15b of the support arm 15 is slidably accommodated in a sheath tube 18 that is a rectangular tube, and the distal end of the sheath tube 18 is expanded in the shape of a hood to form a housing portion 19 of the mine exploration device 17. Reference numerals 20a and 20b denote expansion and contraction cylinders that connect and contract the inner tube 15a and the outer tube 15b, and the outer tube 15b and the sheath tube 18, respectively.
[0030]
The central portion of the sheath tube 18 is pivotally attached to the boom 2a of the undulating and refracting arm portion 2, and a sensor cylinder 21 is spanned over them. As a result, the support arm 15 is rotatably provided on the boom 2a.
[0031]
Next, the usage will be described. FIG. 9 is a block diagram showing the use process of the landmine disposal device of the present invention, which is divided into landmine exploration work and exploration landmine disposal work, and the treatment work is for antipersonnel landmines, anti-tank landmines, unexploded shells. And divided.
[0032]
The exploration work is carried out by bringing the landmine exploration device 17 close to a place where there is expected to be a landmine based on the results of preliminary surveys of various information. However, as shown in FIG. The bendable arm portion 2 is folded at an acute angle with respect to the boom 2a, and the rotary cutter 9 is positioned so as to approach the driver's seat 3 side.
[0033]
On the other hand, the support arm 15 of the mine exploration device 17 including the sheath tube 18 intersects the arm 2b, and the support arm 15 is extended from the sheath tube 18 so that the mine exploration device 17 is brought close to the surface of the ground.
[0034]
The exploration work by the mine exploration device 17 is performed in two stages. The first stage works in the detection mode. The bottom of the sensor unit is kept at a constant height of 5 to 10 cm above the ground, and the boom 2a is turned at a turning speed of 2 km / h to 4 km / h to perform detection work.
[0035]
When a mine or unexploded bomb is detected in the ground, a sound discovery signal is emitted. Subsequently, the mode is switched to the second precision mode and accurate information is detected. The landmine exploration device 17 is repeatedly scanned before and after the discovery position to clarify the type of buried object, the exact depth, position, and material type, and project and record it on the CRT.
[0036]
When the position is determined, the landmine exploration device 17 is stopped on the landmine or the like, and although not shown, marking is performed on the ground with a marking paint by a marking system incorporated in the landmine exploration device 17 itself or in the vicinity thereof.
[0037]
Anti-tank landmines and unexploded shells revealed by the detection work will be processed to ensure the safety of antipersonnel landmine disposal by the subsequent rotary cutter. As shown in FIG. 4, using the bucket 28a of the bucket 28 with fork grapples, carefully digging out anti-tank landmines and unexploded bombs in the soil at the indicated position, and grab them with the grapple 28b as necessary. Transport to an explosion treatment point for processing.
[0038]
As shown in FIG. 2, the processing of antipersonnel mines is performed by clearing all areas with a rotary cutter 9 with the emphasis on the positions of the antipersonnel mines revealed by the exploration work and processing the antipersonnel mines. The processing operation is performed while the guide bottom surface of the rotary cutter 9 is brought into contact with the ground surface so that the cutting edge of the cutter bit of the rotary cutter 9 reaches 30 cm underground. Depending on the hardness of the land and unevenness of the ground, the turning speed is changed and sufficient depth is secured by two-step work.
[0039]
Similar to the exploration work, overlap 5-10cm so that there is no unprocessed part. Antipersonnel mines are destroyed without exploding by the high-speed rotation of the rotary cutter 9, and fragments are released to the ground. Depending on the type, only the fuze may burst, but there is no effect on the device.
[0040]
In the case of using the rotary cutter 9 or the bucket 28 with fork grapples, the mine exploration device 17 can be accommodated in the accommodating portion 19 if the support arm 15 is contracted and accommodated in the sheath tube 18.
[0041]
Further, if the sheath arm 18 is rotated and the support arm 15 accommodated therein is accommodated in the mine exploration device 17 so as to be along the boom 2b, the work is not disturbed.
[0042]
By the above work, anti-personnel mines are processed up to 30cm, anti-tank mines and unexploded shells are processed up to 1m. Further, for safety confirmation, the landmine exploration device 17 checks whether there are any remaining landmines or the like over the entire treated area. As a result, it is confirmed that the processing in this area has been performed reliably.
[0043]
In order to check with the mine exploration device 17, it is necessary to collect the spring of the destroyed antipersonnel mine, etc., and the magnet 14 is energized with a direct current (24 v) of the battery, and is generated in the magnet 14 portion. Adsorbs iron, scrap, chips, etc. with a strong magnetic field. FIG. 3 shows the state of use, which is performed by tilting the rotary cutter 9 and bringing the magnet 14 closer to the ground.
[0044]
The iron, scrap, chips and the like adsorbed on the magnet 14 are transported to a predetermined position and demagnetized when the magnet 14 is demagnetized.
[0045]
【The invention's effect】
As described above, the land mine disposal apparatus of the present invention is provided at the tip of an undulating and bendable arm portion composed of a boom, an arm, a boom cylinder, an arm cylinder, and a bucket cylinder of a heavy machinery vehicle used in an excavator such as a backhoe. In the landmine disposal device to which the rotary cutter is detachably attached, the landmine exploration device can be provided in a stable state so as not to obstruct the rotary cutter, and the landmine exploration can be surely performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view when a landmine exploration device is used showing an embodiment of a landmine disposal device of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a landmine disposal apparatus according to an embodiment of the present invention when a rotary cutter is used.
FIG. 3 is a side view of the landmine disposal apparatus according to an embodiment of the present invention when a magnet is used.
FIG. 4 is a side view of a landmine disposal apparatus according to an embodiment of the present invention when a bucket is used.
FIG. 5 is a longitudinal side view of the mine disposal apparatus when the support arm is reduced.
FIG. 6 is a longitudinal side view of the mine treatment apparatus when the support arm is extended.
7 is a cross-sectional view taken along line A in FIG.
FIG. 8 is a plan view showing one embodiment of a landmine disposal device of the present invention.
FIG. 9 is a block diagram showing an outline of a landmine disposal system.
FIG. 10 is a perspective view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Heavy equipment vehicle 2 ... Arm part 2a which can be bent and bent freely ... Boom 2b ... Arm 2c ... Boom cylinder 2d ... Arm cylinder 2e ... Bucket cylinder 3 ... Driver's seat 4 ... Crawler belt 5 ... Attachment attaching / detaching device 5a ... Link mechanism 5b ... Slide Mechanism 6 ... Pin 7 ... Special bulletproof glass 8 ... Guard 9 ... Rotary cutter 10 ... Rotating drum 11 ... Cutter bit 12 ... Drive motor 13 ... Cutter holder 14 ... Magnet 15 ... Support arm 15a ... Inner tube 15b ... Outer tube 16 ... Tilt Cylinder 17 ... Mine exploration device 18 ... Sheath tube 19 ... Storage section 20a, 20b ... Extension cylinder 21 ... Sensor cylinder 22 ... Soil discharge plate 22a ... Blade cylinder 24 ... Hood 26 ... Rake 27 ... Spatter prevention blade 28 ... Fork grapple Bucket 28a ... Bucket 28b ... Grapp 28c ... grapple link

Claims

バックホウ等のショベル機で使用する重機車両のブーム、アーム、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダで構成された起伏かつ屈折自在なアーム部の先端に、着脱自在にロータリーカッタを取り付ける地雷処理装置において、起伏かつ屈折自在なアーム部のブームに地雷探査装置の支持アームを回動自在に設け、ロータリーカッタの非使用時にはこの支持アームが前記アームと交差するようにし、また、ロータリーカッタ使用時には支持アームをブームに沿わせるように収納することを特徴とする地雷処理装置。In a landmine treatment device in which a rotary cutter is detachably attached to the tip of an undulating and bendable arm part composed of booms, arms, boom cylinders, arm cylinders, bucket cylinders of heavy equipment vehicles used in excavators such as backhoes, A support arm of the landmine exploration device is pivotally installed on the boom of the undulating and bending arm part so that this support arm intersects the arm when the rotary cutter is not used, and the support arm is used when the rotary cutter is used. A landmine disposal device that is housed along a boom.

地雷探査装置の支持アームはブームに回動自在に設けた鞘管内に摺動する伸縮構造であり、鞘管の先端はフード状に拡径して地雷探査装置の収納部を形成する請求項１記載の地雷処理装置。2. The support arm of the mine exploration device is a telescopic structure that slides in a sheath tube that is pivotally provided on the boom, and the tip of the sheath tube is expanded in the shape of a hood to form a storage portion of the mine exploration device. The mine disposal equipment described.