JP3808582B2 - 有料道路料金収受システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は有料道路料金収受システム、有料道路料金収受方法及び有料道路料金収受総合管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
有料道路の料金収受方法は、一般に有料道路の利用料金の算出及び収受を利用区間終点にある出口料金所において行っていた。料金算出の基本情報は、入口側端末装置の設置箇所を示す入口側情報と出口側情報であり、入口側情報の入手元は、利用車両が携帯する入口側端末装置において発行された入口料金所番号等の入口側情報を記録した通行券である。
【0003】
なお、近年は、通行券に代わる携帯媒体として料金所での媒体受渡しのための車両停止が不要である特徴を利用した無線媒体が実用化されつつあり、通行券交付業務の合理化、入口、出口料金所の通過時間の短縮、渋滞緩和等が期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、無線媒体を利用したシステムにおいては、入口側端末装置の通過時に無線媒体への入口側端末装置の設置箇所を示す入口側情報記録が不調で有った場合は、車両停止無しであるが故に、利用車両は入口側情報を有しないまま目的地に走行してしまい、出口側端末装置での料金算出に支障を来すことが大いに懸念される。
【0005】
このような事態の解決策として、入口側情報を無所有の携行媒体の入口側情報を媒体識別符号と共に他の料金所の出口側端末装置に通信網を利用して配信し、出口側端末装置は入口側情報を持たない媒体に対しては入口側料金端末から配信された媒体識別符号群の中から入口側情報を得て、料金算出を行うが、利用の可能性の無い情報を蓄積することはデータ記憶装置の大型化、検索時間の長大化を招くことになる。
【0006】
そこで本発明は、情報媒体の交付業務の合理化、入口、出口各料金所の通過時間の短縮、渋滞緩和を、無線を利用した既存の料金収受システムを利用して記憶装置の大型化、検索時間の長大化を招くことなく極めて効率よく実現できる有料道路料金収受システムを提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項記載の発明に係る有料道路料金収受システムは、利用車両が携帯する情報媒体から発信される識別情報を有料道路の入口側端末装置において受信し、この識別情報に応じて当該入口側端末装置の設置箇所を示す入口側情報を前記情報媒体に送信するとともに、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の完了、未完了の判断を行い、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の未完と判断したとき、当該利用車両が携帯する情報媒体の識別情報及び入口側情報を料金収受管理装置に送信し、有料道路の要所に車両識別情報収集手段を設けて当該車両の通過を検知し、通過検知情報を料金収受管理装置に送信し、料金収受管理装置により前記識別情報及び入口側情報を記憶保持するとともに、入口側情報を送信した入口側端末装置以外の他の端末装置に当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報を配信するとともに、前記車両識別情報収集手段からの通過検知情報を基に既に通過した地点の出口側端末装置に対して当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報の削除指令を送信し、有料道路の出口側端末装置において、入口側情報の記憶の完了した利用車両が携帯する当該情報媒体から発信される識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うとともに、入口側情報記憶が未完了の情報媒体を携帯する利用車両に対しては前記料金収受管理装置から送信されてくる当該利用車両情報媒体の識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うことを特徴とするものである。
【0021】
この発明によれば、料金収受管理装置により前記識別情報及び入口側情報を記憶保持するとともに、入口側情報を送信した入口側端末装置以外の他の端末装置に当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報を配信し、かつ、車両識別情報収集手段からの通過検知情報を基に既に通過した地点の出口側端末装置に対して当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報の削除指令を行うものであるから、有料道路の出口側端末装置による当該利用車両の料金収受を正確に実行できるとともに、既に通過した地点の出口側端末装置に不要な識別情報及び入口側情報が蓄積されることは無くなり、極めて効率の良い有料道路料金収システムを構築できる。
【0022】
請求項記載の発明に係る有料道路料金収受システムは、利用車両が携帯する情報媒体から発信される識別情報を有料道路の入口側端末装置において受信し、この識別情報に応じて当該入口側端末装置の設置箇所を示す入口側情報を前記情報媒体に送信するとともに、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の完了、未完了の判断を行い、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の未完と判断したとき、当該利用車両が携帯する情報媒体の識別情報及び入口側情報を料金収受管理装置に送信し、有料道路の要所に車両識別情報収集手段及び各出口側端末装置への当該利用車両の到達時間を予測する時間予測手段を設けて、当該車両の識別情報及び前記時間予測手段により予測した到達時間情報を料金収受管理装置に送信し、料金収受管理装置により、送られてくる前記到達時間情報に基づき到達が予測される通過地点の出口側端末装置に当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報を順次配信し、有料道路の出口側端末装置において、入口側情報の記憶の完了した利用車両が携帯する当該情報媒体から発信される識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うとともに、前記入口側情報記憶が未完了の情報媒体を携帯する利用車両が到達したときは、前記料金収受管理装置から前記到達時間情報に基づき送信されてくる当該利用車両情報媒体の識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うことを特徴とするものである。
【0023】
この発明によれば、有料道路の要所に車両識別情報収集手段及び各出口側端末装置への当該利用車両の到達時間を予測する時間予測手段を設けて、当該車両の識別情報及び前記時間予測手段により予測した到達時間情報を料金収受管理装置に送信し、料金収受管理装置により、送られてくる前記到達時間情報に基づき到達が予測される通過地点の出口側端末装置に当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報を順次配信するものであるから、到達が予測される出口側端末装置においてリアルタイムに当該利用車両の識別情報及び入口側情報を入手して極めて効率良く料金の収受を行うことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
図1は本発明の実施の形態の有料道路料金収受システムを構築する有料道路料金収受総合管理装置の構成を示すものである。
【0030】
この有料道路料金収受総合管理装置は、利用車両が流入又は流出する有料道路の料金所101、102に各々設けられた入口側端末装置1及び出口側端末装置2と、有料道路の上り線及び下り線を通過する利用車両Cの検知、上り又は下りの進行方向判別を行うとともに、この有料道路に属する各料金所(料金所101、102を含む全ての料金所)への当該利用車両Cの到達時間を予測する時間予測手段3を含む第1の車両情報収集手段4と、有料道路の分岐部5に配置され通過する利用車両Cの分岐方向を判断して分岐情報を得る第2の車両情報収集手段6と、前記有料道路の料金所101、102を含む予め定めた管轄範囲の全ての料金所と無線(又は有線)で接続され、これら全体の管理を行う料金収受管理装置9Aと、この料金収受管理装置9A及びこの料金収受管理装置9Aが管理する管轄範囲以外の他の管轄範囲における図示していない全ての料金所を管理する他の料金収受管理装置9Bと各々接続された中央処理装置10とを有している。
【0031】
次に、前記入口側端末装置1及び出口側端末装置2について、図2、図3を参照して説明する。
【0032】
前記入口側端末装置1は、図2に示すように、有料道路の車線の両側に配置された車線を跨ぐ光束に利用車両Cを検出する発光部及び受光部を備えた一対の検知塔11、12と、利用車両Cが携帯する無線を利用した情報媒体から発信される当該情報媒体の識別情報をアンテナ15を介して受信する受信部13と、当該情報媒体に対して入口側端末装置1の設置箇所を示す入口側情報を送信する送信部14と、通信制御部16とを有する通信部17と、前記識別情報を基に利用車両Cが携帯する情報媒体に対する入口側端末装置1の設置箇所を示す入口側情報の書き込み処理を行う車両処理部18とを有している。
【0033】
この車両処理部18は、入口側端末装置1全体の制御を行うCPU20と、制御プログラムを格納したプログラムメモリ21と、入口側端末装置1の設置箇所を示す入口側情報を記憶した記憶装置22と、前記料金収受管理装置9Aとの間で情報の送受を行う通信装置22と、前記一対の検知塔11、12における発光部及び受光部と接続された検知インターフェース23と、前記通信制御部16と接続された通信インターフェース24とを具備している。
【0034】
前記出口側端末装置2は、図3に示すように、有料道路の出口における車線に臨ませて配置され利用車両Cと無線にて交信する通信部31と、この通信部31に接続した利用車両Cが携帯する情報媒体を利用して料金の収受を行う料金処理部32とを有している。
【0035】
前記通信部31は、利用車両Cが携帯する無線を利用した情報媒体から発信される当該情報媒体の識別情報、前記入口側情報をアンテナ35を介して受信する受信部33と、当該情報を送信する送信部34と、通信制御部36とを有している。
【0036】
また、料金処理部32は、出口側端末装置2全体の制御を行うCPU40と、制御プログラムを格納したプログラムメモリ41と、前記識別情報、入口側情報やこの出口側端末装置2の設置箇所を流出する利用車両Cに対する利用料金情報等を記憶する記憶装置42と、前記料金収受管理装置9Aとの間で情報の送受を行う通信装置43と、通信制御部36と接続された通信インターフェース44とを具備している。
【0037】
次に、前記第1の車両情報収集手段4(第2の車両情報収集手段6も同様)について図4を参照して説明する。
【0038】
この第1の車両情報収集手段4は、有料道路の要部における車線に臨ませて配置され利用車両Cが携帯する情報媒体と無線にて交信する通信部51と、この通信部51に接続した利用車両Cが携帯する情報媒体の識別情報を利用して当該利用車両Cの検知、上り又は下りの進行方向の判別を行い、さらに、この有料道路に属する各料金所(料金所102を含む他の全ての料金所)への当該利用車両Cの到達時間をも予測する車両情報処理部52とを具備している。
【0039】
前記通信部51は、利用車両Cが携帯する無線を利用した情報媒体から発信される当該情報媒体の識別情報、前記入口側情報をアンテナ65を介して受信する受信部63と、情報を送信する送信部64と、通信制御部66とを有している。
【0040】
前記車両情報処理部52は、全体の制御を行うCPU70と、制御プログラムを格納したプログラムメモリ71と、この第1の車両情報収集手段4の設置箇所を示す位置情報、前記識別情報に基づく上り線、下り線の判定結果に基づく進行方向情報、後述する到達時間情報等を記憶する記憶装置72と、前記料金収受管理装置9Aとの間で情報の送受を行う通信装置73と、通信制御部66と接続された通信インターフェース67と、この有料道路に属する各料金所(料金所102を含む他の全ての料金所)への当該利用車両Cの到達時間を各々予測し、各々の到達時間情報を得る時間予測手段3とを具備している。
【0041】
前記第2の車両情報収集手段4は、第1の車両情報収集手段4と同様な構成からなり、有料道路の分岐部5に配置され通過する利用車両Cの分岐方向を判断して分岐情報を得るとともに、分岐先先方の各料金所への当該利用車両Cの到達時間を各々予測し、各々の到達時間情報をも得るようになっている。
【0042】
次に、上記構成の有料道路料金収受総合管理装置の作用を、図5に示すフローチャートをも参照して説明する。
【0043】
いま、情報媒体を携帯する一台の利用車両Cが、前記有料道路の料金所101に流入し、料金所101、料金所102を経て分岐部5で分岐して図1に示す矢印A方向に進行するものとして以下の説明を行う。
【0044】
利用車両Cが、前記有料道路の料金所101に流入し(ステップS1)、一対の検知塔11、12の発光部及び受光部が形成する光束を遮ることで、利用車両Cの検知信号が検知インターフェース23を介して前記CPU20に送られる。
【0045】
また、利用車両Cの情報媒体から発信される当該情報媒体の識別情報が前記アンテナ15を介して受信部13により受信され(ステップS2)、通信制御部16、通信インターフェース24を介して前記CPU20に送られる。
【0046】
前記CPU20は、送られてくる情報媒体の識別情報を基に、この料金所101の設置箇所を示す入口側情報を通信インターフェース24、通信制御部16、アンテナ15を介して情報媒体に送信し、この情報媒体に書き込むが(ステップS3)、このとき、前記CPU20はこの情報媒体から返信されてくる応答情報を基に入口側情報の書き込みの完、未完を判断する(ステップS4)。
【0047】
入口側情報が書き込まれた情報媒体を携帯する利用車両Cは、目的の料金所に至り、利用料金の支払処理が行われる(ステップS5)。
【0048】
一方、入口側情報の書き込みが未完の情報媒体を携帯する利用車両Cに対しては、以下のような処理が実行される。
【0049】
前記入口側端末装置1は、入口側情報の書き込みが未完の情報媒体の識別情報と、入口側情報とを前記料金収受管理装置9Aに送信する(ステップS6)。料金収受管理装置9Aは、送信されてくる前記識別情報と、入口側情報とをメモリに記憶保持する(ステップS7)。
【0050】
やがて、料金所101を通過した利用車両Cは、有料道路の本線に入り、図1に示す上り線を走行して分岐部5に至るが、このとき、前記第1の車両情報収集手段4は、上り線を走行する利用車両Cが携帯する情報媒体の識別情報を通信部51により受信し、車両情報処理部52に送る。車両情報処理部52のCPU70は、この第1の車両情報収集手段4の設置箇所を示す位置情報、前記識別情報に基づく上り線との判定結果に基づく進行方向情報を前記料金収受管理装置9Aに送信する(ステップS8)。また、時間予測手段3により予測した各料金所への当該利用車両Cの到達時間を各々予測し、各々の到達時間情報を料金収受管理装置9Aに送信する(ステップS9)。
【0051】
また、分岐部5に設置された第2の車両情報収集手段6は、第1の車両情報収集手段4の場合と同様にして利用車両Cの分岐方向を判断して分岐情報を得るとともに、この分岐情報を前記料金収受管理装置9Aに送信する(ステップS10)。
【0052】
前記料金収受管理装置9Aは、管轄範囲で、かつ、上り線に属し、さらに分岐部5の先方に設置されている利用車両Cの進行方向の各料金所の出口側端末装置2に対して、入口側情報の書き込みが未完の情報媒体の識別情報と、料金所101の入口側情報とを送信する。このとき、料金収受管理装置9Aは、前記時間予測手段3により予測した各料金所への当該利用車両Cの到達時間情報に応じて、順次前記情報媒体の識別情報と、料金所101の入口側情報とを送信する(ステップS11)。
【0053】
これにより、利用車両Cの進行方向の各料金所は、この利用車両Cの予測される到達時間に応じてその識別情報及び料金所101の入口側情報をタイミング良く得ることができる。
【0054】
また、料金収受管理装置9Aは、既に利用車両Cが通過した地点よりも料金所101側に位置する各出口端末装置2に対して、既に送信済みの識別情報、料金所101の入口側情報の削除指令を送信する(ステップS12)。
【0055】
これにより、削除指令を受信した各出口端末装置2において、記憶装置42から識別情報、料金所101の入口側情報の削除処理が行われ、不要な識別情報、入口側情報の蓄積が阻止される。
【0056】
やがて、利用車両Cが目的の料金所の出口端末装置2に到達すると、出口端末装置2より前記利用車両Cの識別情報が読み込まれ、受信済みの入口側情報を用いて料金算出、料金収受処理が実行される(ステップS13)。
【0057】
このようにして、本実施の形態によれば、料金所での一時停止不要を最大の特徴とする無線を利用した情報媒体による既存の料金収受システムにおいて、設備をそのまま、あるいは若干の性能の向上を図ることだけで、新規装置の導入、追加等の必要が無しで従来例の不具合を解消できる。
【0058】
また、入口側情報未完の情報媒体について他の料金所の出口側端末装置に入口側情報を配信することで、出口側端末装置での同情報を記憶するための記憶装置の増大と、多量のデータ群からの検索の為に出口側端末装置の処理能力の負荷増大が懸念される事態に関しては、入口側情報未完の利用車両の目的地方向を特定する機能を具備することで、出口側端末装置の負担が軽減され処理速度が向上し、また、通信回線の負荷の軽減を図ることもできる。
【0059】
【発明の効果】
以上、詳述した本発明によれば、以下の効果を奏する。
【0060】
本発明によれば、有料道路の出口側端末装置に通行もしない利用車両の無駄な入口側情報が蓄積されていくことは無くなり、無線を利用した情報媒体の交付業務の合理化、入口、出口各料金所の通過時間の短縮、渋滞緩和を、既存の料金収受システムを利用してしかも記憶装置の大型化、検索時間の長大化を招くことなく極めて効率よく実現でき、しかも、極めて広範な有料道路に適用することが可能な有料道路料金収受システムを提供することができる。
【0061】
また、本発明によれば、無線を利用した情報媒体の交付業務の合理化、入口、出口各料金所の通過時間の短縮、渋滞緩和を、既存の料金収受システムを利用してしかも記憶装置の大型化、検索時間の長大化を招くことなく極めて効率よく実現できる有料道路料金収受方法を提供することができる。
【0062】
さらに、本発明によれば、上記有料道路料金収受システム及び有料道路料金収受方法を簡略な構成で実現できる有料道路料金収受装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の有料道路料金収受システムを構築する有料道路料金収受総合管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の有料道路料金収受総合管理装置における入口側端末装置を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の有料道路料金収受総合管理装置における出口側端末装置を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の有料道路料金収受総合管理装置における第1の車両情報収集手段を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の有料道路料金収受総合管理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入口側端末装置
2 出口側端末装置
3 時間予測手段
4 第1の車両情報収集手段
5 第1の車両情報収集手段
9A 料金収受管理装置
17 通信部
18 車両処理部
31 通信部
32 料金処理部
51 通信部
52 車両情報処理部
101 料金所
102 料金所

Claims (2)

  1. 利用車両が携帯する情報媒体から発信される識別情報を有料道路の入口側端末装置において受信し、この識別情報に応じて当該入口側端末装置の設置箇所を示す入口側情報を前記情報媒体に送信するとともに、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の完了、未完了の判断を行い、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の未完と判断したとき、当該利用車両が携帯する情報媒体の識別情報及び入口側情報を料金収受管理装置に送信し、有料道路の要所に車両識別情報収集手段を設けて当該車両の通過を検知し、通過検知情報を料金収受管理装置に送信し、料金収受管理装置により前記識別情報及び入口側情報を記憶保持するとともに、入口側情報を送信した入口側端末装置以外の他の端末装置に当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報を配信するとともに、前記車両識別情報収集手段からの通過検知情報を基に既に通過した地点の出口側端末装置に対して当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報の削除指令を送信し、有料道路の出口側端末装置において、入口側情報の記憶の完了した利用車両が携帯する当該情報媒体から発信される識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うとともに、入口側情報記憶が未完了の情報媒体を携帯する利用車両に対しては前記料金収受管理装置から送信されてくる当該利用車両情報媒体の識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うことを特徴とする有料道路料金収受システム。
  2. 利用車両が携帯する情報媒体から発信される識別情報を有料道路の入口側端末装置において受信し、この識別情報に応じて当該入口側端末装置の設置箇所を示す入口側情報を前記情報媒体に送信するとともに、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の完了、未完了の判断を行い、前記情報媒体に対する入口側情報の記憶の未完と判断したとき、当該利用車両が携帯する情報媒体の識別情報及び入口側情報を料金収受管理装置に送信し、有料道路の要所に車両識別情報収集手段及び各出口側端末装置への当該利用車両の到達時間を予測する時間予測手段を設けて、当該車両の識別情報及び前記時間予測手段により予測した到達時間情報を料金収受管理装置に送信し、料金収受管理装置により、送られてくる前記到達時間情報に基づき到達が予測される通過地点の出口側端末装置に当該利用車両の情報媒体の識別情報及び入口側情報を順次配信し、有料道路の出口側端末装置において、入口側情報の記憶の完了した利用車両が携帯する当該情報媒体から発信される識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うとともに、前記入口側情報記憶が未完了の情報媒体を携帯する利用車両が到達したときは、前記料金収受管理装置から前記到達時間情報に基づき送信されてくる当該利用車両情報媒体の識別情報及び入口側情報を入手して当該利用車両の料金の収受を行うことを特徴とする有料道路料金収受システム。
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