JP3808203B2 - 流延製膜方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックフィルムの製造方法の1種である押出し成形のTダイ法による流延製膜方法及び設備に関する。詳しくは、Tダイ法において、ダイから押出される樹脂溶液(本明細書において、カーテンという。)の、泡巻き込みを防止し、さらに厚みムラを防止する流延製膜方法及び設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックは、その弾性、塑性、伸縮性、強度、絶縁性等の特性や成形加工のし易さから、優れた材料として多方面に広く応用されている。特にフィルム状としたものは、種々の厚みにより、積層体、コンデンサ、線材被覆剤等に使用され、電気電子機器部品の用途に応用されている。
【0003】
また、ポリイミドは、プラスチック材料のなかでも、耐熱性、絶縁性、耐溶剤性、及び耐低温性等の優れた特性を備えており、電気及び電子部品材料として用いられ、特に、フレキシブル配線板、TAB用キャリアテープのベースフィルム、航空機等の電線被覆剤、磁気記録テープのベース等、超伝導コイルの線材被覆剤等が挙げられる。これら各種用途においては、それぞれの用途に適したポリイミドフィルムが適宜選択されている。
【0004】
電気・電子部品は、小型化、薄層化に伴い、回路の細線化が進み、使用部材の寸法変化は、細線化した回路構成に対して、断線や短絡などの故障を招来する危惧がある。従って、電気・電子部品に使用される部材は、高い精度での寸法安定性が要求されており、このような部材に用いられるフィルムも高い寸法精度が求められている。
【0005】
ところで、上記プラスチックフィルムの製造は、例えば、第1図に示すように、押出し機2中で混合、混練され液体状、スラリー状の形態の樹脂は、押出し機2から幅方向に広げられた後、スリットダイ4の狭いスリット状の間隙を通り、ダイリップ6からフィルム状に押出される工程を経る。押出された樹脂組成物が、樹脂膜8となって、引取り機10上に連続的に載せられるのである。
【0006】
しかしながら、例えば、熱硬化性ポリイミドフィルムの場合、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸組成物をTダイによる流延法により、フィルム成形・加熱・乾燥を経て、イミド化を完成してポリイミドフィルムとするが、流延工程において、第3図に示すように、スリットダイ100から押出された流動性を有する樹脂組成物のカーテン102は、ベルト速度が高速になるに従って、進行方向に引っ張られる。カーテン102が、進行方向に引っ張られると、カーテン102と引取り機のベルト104の間の着地角度θが小さくなり、カーテン102が、ベルト104の表面に着地した際に、周辺の空気を抱き込みやすくなる。
【0007】
その結果、樹脂膜106とベルト104との間に、空気が封入されて、樹脂膜106の表面に、大小の泡状の突出部分が残留する。この泡の巻き込み現象は、樹脂膜の乾燥工程において、樹脂膜の膜厚が薄くなったり、巻き込まれた空気が熱膨張して樹脂膜を破り欠損部分を作るなど、樹脂膜表面性を著しく損なう原因となる。
【0008】
そこで、このような泡の巻き込み現象を防止するために、スリットダイから押出される流動性を有する樹脂組成物のカーテンの接地角度を大きくする等、種々の方法が考えられている。たとえば、特開昭61−135725号では、空気ジェットをフィルム、シート等の帯状物面(本明細書のカーテンに該当する。)に対して鋭角な下方流として吹き込み、空気圧により、フィルム、シート等の帯状物面を冷却ロール面へ強力に押しつけると共にダイ面への空気流の発生を防止するいわゆるエアーナイフ式を開示する。
【0009】
また、特開平2−52721号では、ダイのスリットから押出された溶融膜又は溶液膜とロール面との間に細いスリット状の吸引ノズルを用い、適当な風速で吸引することによる減圧効果により、カーテンのアワ巻き込みを防止するいわゆるバキューム式を開示する。
【0010】
さらに、特開昭63−239442号では、写真遮光材料に関し、ビードの上下面に与える気体圧に圧力差を生じさせ、この圧力差を常に一定に維持させることにより、ビードを安定させ塗布ムラの発生を軽減する、いわゆるスライドビード塗布方法による装置を開示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記いわゆるエアーナイフ式では、エアーの吹き付けがカーテンの至近距離であり、押し当てたエアの分布が乱れて、カーテンの中央部と端部にあたるエアの量が変化し、空気圧を一定にすることは困難であった。また、微調整も困難であった。さらに、エアーが直接当たるカーテンの一部が、局所的に乾燥して、フィルムの成形性を悪化させる場合がある。
【0012】
また、いわゆるバキューム式では、装置が大きく、また、ダイとベルト・ドラム等の支持体との間隔は、数mm〜数十mmと狭いため、調整の際に、接触、落下等の危険があり、ベルト・ドラム等の支持体や、リップを傷つけるおそれがあった。また、微調整も困難であった。
【0013】
上述の2種の方法は、いずれもカーテンの接地位置が安定せず変動し、フィルムの厚みムラの原因となっていた。
【0014】
さらに、スライドビート塗布方法による装置は、粘度が高く自己支持性があるものではカーテンを真っ直ぐに落下させることができず、進行方向に引っ張られるという不都合があり、特に粘度の高く自己支持性のある膜状物に場合には、適用することはできない。
【0015】
そこで、本発明者らは、特に高分子樹脂溶液による樹脂膜の流延時における、泡の巻き込み現象を防止し、厚みムラを改善するため、鋭意研究を重ねた結果、カーテンの接地角度を大きく安定した角度の保持させ、さらに接地位置の変動を減少させることにより厚みムラの悪化を防止することができる樹脂膜の流延製膜方法、及び設備、特にはポリイミドフィルムの流延製膜方法及び設備に想到した。
【0016】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の要旨とするところは、ダイ周辺のチャンバーを複数の圧力調整可能な部屋に仕切り、各部屋の静圧を変化させる流延製膜方法であって、前記部屋が、カーテン前室及びカーテン後室と、前記カーテン後室の上方に位置するダイ室とから構成され、前記ダイ室から前記カーテン後室に気体を流入させることを特徴とする流延製膜方法にある。
【0017】
また、前記カーテン前室とカーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0〜4.00mmA q
であることにある。
【0018】
また、前記カーテン前室とカーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0.05〜1.00mmA q であることにある。
【0019】
また、本発明の要旨とするところは、ダイ周辺のチャンバーが、カーテン前室及びカーテン後室と、前記カーテン後室の上方に位置するダイ室とに仕切られており、各部屋が気圧調整手段を備え、前記ダイ室から前記カーテン後室に気体を流入させるための開口部が前記ダイ室と前記カーテン後室を仕切る隔壁に設けられていることを特徴とする流延製膜設備にある。
【0020】
また、前記カーテン前室と、カーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0〜4.00mmA q
であることにある。
【0021】
また、前記カーテン前室と、カーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0.05〜1.00mmA q
であることにある。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る樹脂膜の流延製膜方法について、実施の形態の1例を説明する。
【0023】
また、本発明の用語、「カーテン」とは、流動性を有する樹脂組成物が、スリットダイから押出され、ベルトに接地するまでのエアギャップの間隙に存在するカーテン状の形状を有するものをいう。
【0024】
また、本発明の用語、「着地角度」とは、ベルトに対するカーテンの入射角をいう。
【0025】
本発明に係る樹脂膜の流延製膜方法は、基本的には、あらゆる樹脂の樹脂膜に適用することができる。例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム等に適用することができる。特に、その特性より電気・電子機器に有用であり、高い精度を要求されるポリイミドフィルムに、好ましく適応される。
【0026】
本願発明に係る流延製膜方法は、ダイ周辺を囲んだチャンバーとし、仕切り開口部を通じ、ダイ室からカーテン後室に部屋内の気体を流通させて静圧を調整しうる構造をとることにより、カーテンの前後の静圧を調整し、カーテンを最適の角度に安定的に接地させ得る。
【0027】
以下、本発明にかかる流延製膜方法及び設備の実施の形態の1例を示しながら、具体的に説明する。図4で示すように、ダイを含むチャンバ30は、ダイ室32、カーテン前室34、カーテン後室36に分けられている。カーテン前室34は、隔壁38により、ダイ室32と隔てられ、カーテン後室36は、ダイ室32と、開口部40のある隔壁42により、分けられている。また、ダイ室32は、通常、系外から気体の流入手段44により、気体を吹き付ける等により、防塵防湿を行なっている。カーテン後室36は、圧力調整手段46により、ダイ室32より、低く保持されている。このため、ダイ室32に流入した気体は、流入の圧力及びダイ室32とカーテン後室36の静圧の圧力差により、開口部40から、カーテン後室36に流入する。
【0028】
カーテン前室34とカーテン後室36の静圧は、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0〜4.00mmAq、
特には、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0.05〜1.00mmAqの範囲に保持されることが好ましい。従って、ダイから、リップを通じてドラムやベルト等の支持体に流延されて膜状となったカーテンは、カーテン前室34と、カーテン後室36との静圧差、及び、カーテン前室34の圧力調整手段による、気体吸引力と、カーテン後室36へのダイ室32からの気体流入により、接地角度を、図2のθのように高く保持することが可能となる。
【0029】
また、圧力調整手段44,46,48は、図に表されていないが、圧力検知装置が設けられており、ダイ室32、カーテン前室34、カーテン後室36のそれぞれの静圧を感知し、静圧差を一定の範囲内に調整するよう、制御装置を介して圧力調整手段と連動するようにしてもよい。
【0030】
本発明にかかる流延製膜方法を用いると、樹脂組成物の着地角度を図2に示すように大きく安定して保持することができ、従来の方法のような気体の吹き付けや吸引等がないため、従来法による装置がある場合に発生する、装置付近のエアの乱れやカーテンの乾燥等の厚みムラ・泡の巻き込み等の原因がない。従って、圧力の値を決めることによりカーテン前後の調整を正確に行なうことが可能であり、接地角度、接地点が変動しないため厚みムラ・泡の巻き込みをおこさず、加工性が高く安定した流延塗布によるフィルム成形をすることができる。
【0031】
以上、本発明に係る流延製膜方法及びその装置について説明したが、本発明は上記の例のみに限定されるものではなく、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき、種々なる改良、変更、修正を加えた態様で実施しうるものである。
【0032】
【実施例】
以下に、本発明にかかる方法及びその設備による実施の1例として、以下に示す。各室の静圧を測定し、その状態でキャストし、フィルムを形成した。フィルムの泡の巻き込みの状態及び、カーテンの状態、着地点を観察した。
【0033】
また、各部屋の静圧は、0.01mmAqまで測定可能な微差圧計により測定した。また、MD方向の厚みムラは、フィルムの中心部のMD5mを連続厚み計にて測定し、
MD厚みムラ=最大厚み−最小厚み
により、求めた。
【0034】
また、ダイまわりのチャンバーを仕切った部屋を、ダイ室をC室、カーテン前室をB室、カーテン後室をA室とする。
【0035】
(実施例1)
C室を給気ブロワでゆっくり空気を送り込み続けることで、+0.20mmAqを維持した。その結果、A室は−1.75mmAq、B室は−1.80mmAqとなり、A室−B室=+0.05mmAqであった。この時のキャストの状態を見たところ、フィルムの泡の巻き込みは全く見られなかった。また、MD方向の厚みムラは1.55μmであった。
【0036】
(実施例2)
ダイまわりの部屋をA、B、C室とする。C室を給気ブロワでゆっくり空気を送り込み続けることで、+1.00mmAqを維持した。その結果、A室は+0.35mmAq、B室は−0.55mmAqとなり、A室−B室=+0.90mmAqであった。この時のキャストの状態を見たところ、フィルムの泡の巻き込みは全く見られなかった。また、MD方向の厚みムラは1.45μmであった。
【0037】
(比較例1)
ダイまわりの部屋をA、B、C室とする。C室を給気ブロワでゆっくり空気を送り込み続けることで、+5.00mmAqを維持した。その結果、A室は+3.90mmAq、B室は−0.25mmAqとなり、A室−B室=+4.15mmAqであった。この時のキャストの状態を見たところ、フィルムの泡の巻き込みは全く見られなかったが、カーテンの着地点は行ったり来たりを繰り返していた。また、MD方向の厚みムラを測定したところ、2.70μmであった。
【0038】
(比較例2)
ダイまわりの部屋をA、B、C室とする。C室を給気ブロワでゆっくり空気を送り込み続ける、逆にC室では排気ブロワでゆっくりと排気を続けた。その結果、A室は−0.05mmAq、B室は+0.30mmAq、C室は−2.20mmAqとなり、A室−B室=−0.35mmAqであった。この時のキャストの状態を見たところ、カーテンは不規則に膨らんでおり、フィルムには全面に渡って直径約1cmの泡の巻き込みが見られた。また、MD方向の厚みムラを測定したところ、3.60μmであった。
【0039】
実施例1〜2、比較例1〜2より、本発明の流延製膜方法及びその設備によって、A室、B室内の静圧の差を、一定の範囲に調整することにより、泡の巻き込みなく製膜し、またMD方向の厚みムラも防止することができることがわかる。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかる流延製膜方法及びその設備は、カーテンの接地角度を大きく安定した角度を保持させ、接地位置の変動を減少させることにより、泡の巻き込み、厚みムラの悪化を防止することができる。また、装置の設置や局所的な調整が不要であるため、時間コストが良好に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のプラスチックフィルムの製造装置を示す概念図である。
【図2】 本発明にかかる流延製膜方法により、ダイリップから押出されたカーテンの状態を示す説明図である。
【図3】 従来のダイリップから押出されたカーテンの状態を示す説明図である。
【図4】 本発明にかかる流延製膜設備の1例を示した断面側面説明図である。
【符号の説明】
2;押し出し機
4;スリットダイ
6,20,100;ダイリップ
8,26,106;樹脂膜
10,24,104;コンベアベルト
22,102;カーテン
30;ダイを含むチャンバ
32;ダイ室
34;カーテン前室
36;カーテン後室
38,42;隔壁
40;開口部
44;気体の流入手段
46,48;圧力調整手段
Claims (6)
- ダイ周辺のチャンバーを複数の圧力調整可能な部屋に仕切り、各部屋の静圧を変化させる流延製膜方法であって、前記部屋が、カーテン前室及びカーテン後室と、前記カーテン後室の上方に位置するダイ室とから構成され、前記ダイ室から前記カーテン後室に気体を流入させることを特徴とする流延製膜方法。
- 前記カーテン前室とカーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0〜4.00mmAq
であることを特徴とする請求項1に記載する流延製膜方法。 - 前記カーテン前室とカーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0.05〜1.00mmAq
であることを特徴とする請求項1に記載する流延製膜方法。 - ダイ周辺のチャンバーが、カーテン前室及びカーテン後室と、前記カーテン後室の上方に位置するダイ室とに仕切られており、各部屋が気圧調整手段を備え、前記ダイ室から前記カーテン後室に気体を流入させるための開口部が前記ダイ室と前記カーテン後室を仕切る隔壁に設けられていることを特徴とする流延製膜設備。
- 前記カーテン前室と、カーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0〜4.00mmAq
であることを特徴とする請求項4に記載する流延製膜設備。 - 前記カーテン前室と、カーテン後室の静圧が、
(カーテン後室の静圧)−(カーテン前室の静圧)=0.05〜1.00mmAq
であることを特徴とする請求項4に記載する流延製膜設備。
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JP10252098A JP3808203B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 流延製膜方法及びその装置 |
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-
1998
- 1998-04-14 JP JP10252098A patent/JP3808203B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH11291330A (ja) | 1999-10-26 |
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