JP3807353B2 - 室外機の電装品ユニットおよび室外機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外機の電装品ユニットおよび室外機、特に、電装品を実装する基板を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和装置の室外機は、難燃性樹脂や金属等の難燃性材料からなる室外機ケーシング内に、熱交換器、室外ファン、圧縮機、リアクタ等を有している。また、室外機ケーシング内には、パワートランジスタやコンデンサ等の各種電装品を内蔵する電装品ユニットが配置されている。この電装品ユニット内の制御回路によって、室外ファンや圧縮機等に駆動電力が供給されるとともに、それらの駆動制御が為される。電装品ユニット内の電装品は、通常、プリント配線基板に実装される。具体的には、パワートランジスタ、電解コンデンサ、ダイオードブリッジ、制御回路用のICなどが、プリント配線基板に実装される。
【0003】
また、室外機ケーシング内は、仕切り板によって、雨水が侵入しても支障の少ない熱交換器および室外ファンが配置される熱交換室と、水が侵入すると支障をきたす恐れの高い各種電気部品等が配置される機械室とに区分けされている。
【0004】
ところで、近年、圧縮機のインバータ制御によって性能の向上を図る空気調和装置が増えているが、インバータ制御のためにはパワートランジスタなどの発熱部品が必要であり、そのような発熱部品は冷却しなければならない。このような場合に、図9に示すように、電装品ユニット250を熱交換室S1と機械室S2とにまたがるように仕切り板21の上に配置し、発熱部品88に放熱フィンを有するヒートシンク89を装着して通風性の高い熱交換室S1に配置するとともに、運転用の制御部品(制御素子)を機械室S2に配置するレイアウトを採ることが行われている。図9においては、蓋部291および底面板292を備える電装品ケーシング290の内部にプリント配線基板71を配置し、プリント配線基板71の実装面となる下面71aに、コンデンサ81,82,83やパワートランジスタ88などを実装している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の図9に示す電装品ユニットや、特開平9−60928号公報、特開平10−205830号公報などに示されているもののように、最近では、プリント配線基板の下面を電装品の実装面として、電装品ケーシング内に熱交換室へと抜ける空気の流れを形成させることで、基板が実装される電装品の冷却を図ることが行われている。図9に示す電装品ユニットでは、機械室S2の側板の隙間(あるいはスリット)から電装品ケーシング290の内部に流入した空気が、図9の1点鎖線の矢印Fで示すように、熱交換室S1へと通り抜ける。
【0006】
しかし、このようにプリント配線基板の実装面を下に向ける構成を採ると、電装品の密集している所において、局部的に熱が滞留することがある。例えば、図9に示すように比較的背の高いコンデンサ81,82,83が密集配置されていると、電装品ケーシング290の内部を通り抜ける空気は、コンデンサ81,82,83に行く手を遮られ、それらを避けるようなルートで熱交換室S1へと流れるようになる(図9の1点鎖線の矢印Fを参照)。このため、基板71の存在により上に抜けることができない熱が、コンデンサ81,82,83と基板71との接合部分付近(図9に示す基板に近い部分S31を参照)において、電装品ケーシング290内の空気の流れFによっても拡散されなくなり、滞留してしまう。この熱の滞留は、発熱部品などの電装品の寿命を低下させたり、電装品の使用条件に制約をかけたりする原因となり、引いては空気調和装置の室外機の信頼性の低下や性能の低下を招くことになる。
【0007】
本発明の課題は、電装品ユニットにおいて局部的な熱の滞留を抑え、空気調和装置の室外機の信頼性や性能を確保することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る室外機の電装品ユニットは、空気調和装置の室外機電装品ユニットである。この電装品ユニットは、基板と、風向変更部材とを備えている。基板の下面には、複数の電装品が実装される。風向変更部材は、基板の下方から基板の下面へと延び、基板の下方において流れる空気を基板の下面の近傍へと導く。複数の電装品は、第1部品を含んでいる。風向変更部材は、第1部品の近傍において、第1部品の下端よりも基板の下面に近いところまで延びている。第1部品の下端と基板の下面との距離は、基板の下面に実装される複数の電装品の下端と基板の下面との距離の平均値よりも大きい。すなわち、第1部品は、比較的背の高い電装品(部品)である。
【0009】
ここでは、基板の下面に複数の電装品が実装されるので、基板の下方において空気が流れていても、電装品の密集部分においては基板の下面の周辺で熱が滞留しやすくなる。しかしながら、請求項1の電装品ユニットでは、風向変更部材を基板の下方から基板の下面へと延ばし、基板の下方において流れる空気を、基板の下面の近傍へと導いている。したがって、電装品が密集するなどの原因により基板の下面の近傍に熱が滞留しやすい場所があっても、その場所へと風向変更部材によって空気を導くことによって局部的な熱の滞留を抑えることができる。このように、ここでは、電装品を実装する実装面が基板の下面である場合にも、空気調和装置の室外機の信頼性や性能を確保することができる。
【0010】
ただ、ここでは、第1部品が電装品の中でも比較的背の高い部品であることから、基板の下方を流れる空気が第1部品を避けて第1部品よりも下方に向きを変える傾向が強くなり、基板の下面の近傍における空気の流れが少なくなる。これでは、基板の下面の近傍に熱が滞留してしまう。
【0011】
しかし、請求項に係る電装品ユニットでは、風向変更部材を、第1部品の近傍において、第1部品の下端よりも基板の下面に近いところまで延ばしている。このため、第1部品の根本の空間に当たる基板の下面の近傍における熱の滞留が抑えられる。特に、第1部品が、他の背の高い部品とともに基板の一部分において密集している場合には、このような構成が非常に有効に機能することになる。
【0012】
請求項2に係る室外機の電装品ユニットは、請求項1に記載の電装品ユニットであって、風向変更部材は、基板の一端から他端まで連続している。
【0013】
風向変更部材を基板の下方から基板の下面へと延ばしても、その風向変更部材の幅が小さかったり、複数の風向変更部材が途切れ途切れに配置されていたりすると、基板の下方において流れる空気が十分に基板の下面の近傍へと導かれない恐れがある。すると、基板の下面の近傍における局部的な熱の滞留を十分に解消できないこともあり得る。
【0014】
しかし、ここでは、基板の一端から他端まで連続する風向変更部材を採用しているため、空気の流れがより確実に基板の下面の近傍に導かれるようになり、基板の下面の近傍における局部的な熱の滞留を十分に解消することができる。
【0015】
請求項に係る室外機の電装品ユニットは、請求項1又は2に記載の電装品ユニットであって、第1部品は、発熱部品であるか、あるいは発熱部品の近くに配置されている。
【0016】
ここでは、第1部品の周囲において熱が滞留する恐れが高いが、風向変更部材が第1部品の下端よりも基板の下面に近いところまで延びているため、基板の下面の近傍に熱が滞留することが抑えられる。これにより、発熱部品の冷却の程度も向上し、発熱部品の寿命向上や使用限界電流値の向上などが実現するようになる。
【0017】
請求項に係る室外機の電装品ユニットは、請求項1から3のいずれかに記載の電装品ユニットであって、基板には、基板の下方における空気の流れを基板の上方へと導く開口が形成されている。
【0018】
ここでは、基板の下面を実装面としているため、基板の下面の近傍において熱が上に逃げることを基板自身が妨げる状態となる。このことが局所的な熱の滞留の一要因であることに鑑み、ここでは、基板に開口を設け、基板の下方における空気の流れが開口を通って基板の上方に導かれるようにしている。これにより、基板の下面の近傍における熱の滞留がより抑えられることになる。
【0019】
請求項に係る空気調和装置の室外機は、熱交換器と、その熱交換器に空気を通す送風機と、請求項1から4のいずれかに記載の電装品ユニットとを備えている。そして、送風機による空気の流れによって内部に空気の流れが生じる場所に、電装品ユニットが配置されている。
【0020】
ここでは、送風機により生じる空気の流れが電装品ユニットを配置する場所にも空気の流れを作るため、電装品ユニット内の発熱部品などの電装品が冷却される。
【0021】
請求項に係る空気調和装置の室外機は、請求項に記載の室外機であって、室外機の内部が、熱交換器および送風機が配置され通風量の多い熱交換室と、通風量の少ない機械室とに仕切られている。また、電装品ユニットは、熱交換室および機械室にまたがって配置されており、少なくとも熱交換室に配置されている基板の部分の下方空間を囲う基板下方ケーシングを有している。そして、電装品ユニットの風向変更部材は、熱交換室において、基板下方ケーシングから基板の下面へと延びている。
【0022】
ここでは、通風量の多い熱交換室には雨水などが侵入し易いことに鑑み、電装品ユニットにおいて基板の下方空間を基板下方ケーシングによって囲っている。これにより、熱交換室に配置される基板および実装される電装品を、水分から隔離している。そして、その基板下方ケーシングから基板の下面に向けて、風向変更部材が延びている。したがって、風向変更部材がなければ熱が滞留しやすい傾向にある基板の下面の近傍にも空気の流れが導かれるようになり、基板の下面の近傍における熱の滞留が抑えられる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係る電装品収納箱およびそれを含む室外機は、図2に冷媒回路を示す空気調和装置において用いられる。空気調和装置は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とから構成されている。
【0024】
<室内機の構成>
室内機2には、室内熱交換器7が設けられている。この室内熱交換器7は、長さ方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2内には、クロスフローファン8と、クロスフローファン8を回転駆動する室内ファンモータ9とが設けられている。クロスフローファン8は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられており、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン8は、室内空気を室内機2内に吸い込ませるとともに、室内熱交換器7を流れる冷媒との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出させる。
【0025】
<室外機の構成>
室外機3には、圧縮機31と、圧縮機31の吐出側に接続される四路切換弁32と、圧縮機31の吸入側に接続されるアキュムレータ31aと、四路切換弁32に接続された室外熱交換器40と、室外熱交換器40に接続された電動弁34とが設けられている。電動弁34は、フィルタ26および液閉鎖弁35を介して冷媒配管6aに接続されており、この冷媒配管6aを介して室内熱交換器7の一端と接続される。また、四路切換弁32は、ガス閉鎖弁33を介して冷媒配管6bに接続されており、この冷媒配管6bを介して室内熱交換器7の他端と接続されている。また、室外機3には、室外熱交換器40での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン24が設けられている。このプロペラファン24は、室外ファンモータ23によって回転駆動される。
【0026】
図2は、室外機3の分解斜視図である。ここに示すように、室外機3は、ケーシング底板10、ベルマウス付きの前板11、側板12,13、後面保護金網14、天板15などで構成されるケーシングを備えている。また、ここでは、側板12の外方にさらに閉鎖弁カバー16が取り付けられる。
【0027】
室外機3の内部は、仕切り板21によって、室外熱交換器40等が配置され外気が十分に通る熱交換室S1と、外気からある程度隔離された機械室S2とに分けられる(図3参照)。
【0028】
熱交換室S1内には、プロペラファン24、室外ファンモータ23、後方から側方にかけて略L字形状に形成された室外熱交換器40などが配置される。
【0029】
機械室S2内には、圧縮機31、四路切換弁32、ガス閉鎖弁33、電動弁34、液閉鎖弁35などの部品が配置される。リアクタ30は、仕切り板21の機械室S2側の側面に配置され、後述する電装品ユニット50内のプリント配線基板71から伸びるリアクタ用ワイヤハーネス301が接続される。圧縮機31は、リアクタ30の下方に配置され、室外機3のケーシング底板10に固定される。圧縮機31には、圧縮機用ワイヤハーネス311の一端が接続される。四路切換弁32は、圧縮機31の側方に配置される。四路切換弁32は、四路切換弁コイル320を有している。この四路切換弁コイル320は、四路切換弁用ワイヤハーネス321と接続される。電動弁34は、四路切換弁32と共に圧縮機31の側方に配置されており、電動弁用コイル340を有している。この電動弁用コイル340は、電動弁用コイル用ワイヤハーネス341の一端と接続される。
【0030】
室外機3の内部の上方空間には、電装品ユニット50が配置される。この電装品ユニット50は、プリント配線基板71を有しており、室外機3の各部品を制御するためのマイクロコンピュータチップや制御プログラムを格納するメモリなどの電装品をプリント配線基板71に実装している。
【0031】
図3に、電装品ユニット50と他の部品との配置の概略を示す。
【0032】
電装品ユニット50は、熱交換室S1と機械室S2とにまたがるように配置されている。機械室S2の電装品ユニット50の下方空間には、リアクタ30、圧縮機31、四路切換弁32、電動弁34などの部品が配置されることになる。これらの部品と電装品ユニット50とは、それぞれワイヤハーネス301,311,321,341により接続される(図2参照)。さらに、機械室S2内には、図示しない各種サーミスタが配置されており、これらのサーミスタも電装品ユニット50と接続される。一方、熱交換室S1に配置されるファンモータ23も、ワイヤハーネス231により電装品ユニット50と接続される。
【0033】
<室外機の電装品ユニットの詳細構成>
図4は、電装品ユニット50の正面視断面図である。この電装品ユニット50は、多数の電装品を実装したプリント配線基板71をプラスチック製のケーシング90で覆ったものであり、熱交換室S1と機械室S2とにまたがって配置されている。プリント配線基板71も熱交換室S1と機械室S2とにまたがっているが、プリント配線基板71のうち機械室S2にある部分の下方については、ケーシング90に大きな開口が形成されている。この開口を介して、圧縮機31、四路切換弁32、電動弁34、ファンモータ23などに接続されたワイヤハーネスが、プリント配線基板71の下面71aに実装された複数のコネクタに接続される。
【0034】
このように、プリント配線基板71は、その下面71aが電装品を実装する実装面となっている。この下面71aには、コンデンサ81,82,83、パワートランジスタ88、ダイオードブリッジ、制御回路用のICなどの多くの電装品が実装されている。熱交換室S1に位置するプリント配線基板71の部分に実装されているコンデンサ81,82は、背の高い電装品であって、その高さが、各電装品の下端とプリント配線基板71の下面71aとの距離(各電装品の高さに相当)の平均値よりも大きい。
【0035】
ケーシング90は、ケーシング下部92、ケーシング側部93,94、ケーシング蓋部91などから構成されている。ケーシング下部92は、熱交換室S1においてはプリント配線基板71の下方をカバーしているが、機械室S2においてはプリント配線基板71の下方の一部をカバーしているにすぎない。すなわち、上記のように、プリント配線基板71のうち機械室S2にある部分の下方については、ケーシング90のケーシング下部92に大きな開口が形成されている。また、ケーシング下部92には、仕切り板21との干渉を回避するための凹部92aが形成されている。ケーシング蓋部91は、プリント配線基板71の上方を覆っている。
【0036】
プリント配線基板71の熱交換室S1側の端部には、パワートランジスタ88が実装されている。このパワートランジスタ88は、最大定格のコレクタ損失が1W以上のトランジスタであり、発熱量が非常に多い電装品(発熱部品)である。そして、パワートランジスタ88は、ケーシング90の内部空間において、他の電装品とは隔離された空間に配置されている。具体的には、隔離板95,96がケーシング90からプリント配線基板71へと延び、パワートランジスタ88と他の電装品とを隔離している。隔離板95,96は、熱膨張や歪みを考慮してプリント配線基板71に対して約1mmの距離まで延ばされている。また、隔離板95,96は、プリント配線基板71の端から端まで設けられている。
【0037】
このパワートランジスタ88には、放熱フィンを有するヒートシンク89が装着される。ヒートシンク89は、ケーシング90のケーシング側部93の近傍にネジ止めされるとともに、それらのネジ88a(図5参照)によってプリント配線基板71にもネジ止めされている。これらのネジ止めは、ヒートシンク89のパワートランジスタ88への装着の役割を果たすとともに、ケーシング90とプリント配線基板71との固定の役割も果たしている。
【0038】
プリント配線基板71は、実装している電装品の発熱などによって、図5および図6に示す2点鎖線の矢印Aの方向に熱膨張する。ケーシング90とプリント配線基板71とが熱交換室S1側の端部付近においてネジ88aによって固定されているため、プリント配線基板71は、ケーシング90に対して、熱膨張により主として機械室S2側へと伸びる。この熱膨張によるプリント配線基板71の伸びを吸収するため、ケーシング90の機械室S2側のケーシング側部94には、複数のスリット94aが鉛直方向に形成されている。これらのスリット94aの間の部分94b(以下、分割片94bという)は、スリット94aがない部分に較べて曲げ剛性が小さいため、プリント配線基板71の伸びに従って弾性変形する。すなわち、図6(a)に示すように、熱膨張前には分割片94bの上部の突起94cにプリント配線基板71からの力が作用していないが、プリント配線基板71が熱膨張して伸びると、図6(b)に示すように分割片94bが弾性変形してプリント配線基板71の伸びを吸収する。
【0039】
次に、プリント配線基板71の下方空間のうち熱交換室S1にある空間において空気の流れを変更する風向変更板97について説明する。
【0040】
風向変更板97は、プリント配線基板71に実装される比較的背の高い電装品であるコンデンサ81,82の近傍において、ケーシング下部92からプリント配線基板71の下面71aへと鉛直上向きに延びている。この風向変更板97は、プリント配線基板71の背面側の端部から正面側の端部まで連続しており、コンデンサ81,82の下端よりもプリント配線基板71の下面71aに近いところまで延びている。このため、図4の1点鎖線の矢印Fで示すように、プロペラファン24の作動によってケーシング90内のプリント配線基板71の下方空間を機械室S2側から熱交換室S1側へと流れてくる空気は、一旦は背の高いコンデンサ81,82,83を避けるようにプリント配線基板71から離れる流れになった後に、風向変更板97によりコンデンサ81,82とプリント配線基板71との接合部分付近の空間S31(プリント配線基板71の下面71aの近傍付近の空間)に流れ込み、そこからケーシング90の外部へと流れ出るようになる。
【0041】
<特徴>
(1)
室外機3においては、プロペラファン24により生じる空気の流れが電装品ユニット50の配置場所にも空気の流れを作るため、電装品ユニット50のケーシング90内においても図4の1点鎖線の矢印Fで示す空気流れが生じ、プリント配線基板71に実装される発熱部品などの電装品が冷却される。
【0042】
但し、室外機3では、通風量の多い熱交換室S1に雨水などが侵入し易いことに鑑みて、電装品ユニット50においてプリント配線基板71の下方空間をケーシング下部92などによって囲い、熱交換室S1に配置されるプリント配線基板71や電装品を水分から隔離している。すなわち、熱交換室S1側に配置される電装品は、ある程度密閉された空間にあり、背の高いコンデンサ81,82などの電装品が密集する場所においては、プリント配線基板71の下面71aの近傍(図4の空間S31)に空気が流れずに熱が滞留してしまう傾向にある。
【0043】
しかしながら、室外機3の電装品ユニット50では、ケーシング下部92からプリント配線基板71の下面71aに向けて、風向変更板97が延びている。したがって、風向変更板97がなければ熱が滞留しやすい傾向にある図4の空間S31にも空気の流れが導かれるようになり、プリント配線基板71の下面71aの近傍における熱の滞留が殆どなくなっている。
【0044】
このように、室外機3では、プリント配線基板71の下面71aが電装品を実装する実装面であり、下面71a近傍の空間に熱が滞留する傾向が強いにもかかわらず、室外機3の信頼性や性能を確保することができている。具体的には、風向変更板97がなければ約100℃であった所定の発熱部品の表面温度が、風向変更板97を設けることによって約90℃に下がっている。すなわち、周囲温度で考えると、少なくとも10℃は下がっていると思われる。
【0045】
なお、上記の風向変更板97は、プリント配線基板71の正面側の端から背面側の端まで連続しているが、このように連続させずに部分的に風向変更板97が抜けているような構造であっても、プリント配線基板71の下面71aの近傍のうち熱の滞留しやすい場所に空気の流れが導かれさえすれば上記の効果を得ることができる。
【0046】
(2)
風向変更板97をケーシング下部92からプリント配線基板71の下面71aへと延ばしていても、その風向変更板97の先端(上端)がプリント配線基板71に密集して実装されているコンデンサ81,82等よりも下方に配置されていると、プリント配線基板71の下面71aの近傍(図4の空間S31)に十分に空気の流れが導かれない恐れがある。この図4の空間S31は、コンデンサ81,82自身が発熱部品であり、またコンデンサ81,82の近くには強力な発熱部品であるパワートランジスタ88も存在するため、特に熱が集中する空間となっている。
【0047】
しかし、電装品ユニット50では、コンデンサ81,82の下端よりもプリント配線基板71の下面71aに近いところまで風向変更板97が延びているため、図4の空間S31に十分に空気の流れが導かれるようになる。したがって、図4の空間S31に熱が滞留することが抑えられ、発熱部品の冷却の程度も向上し、発熱部品の寿命向上や使用限界電流値の向上などが実現するようになる。
【0048】
<変形例A>
図4に示す位置に風向変更板97を設ける代わりに、図7に示すように、背の高い2つのコンデンサ81,82の間の空間に風向変更板98を延ばすことも考えられる。この場合にも、図7の1点鎖線の矢印Fで示すように、プリント配線基板71の下方を流れる空気の流れが、コンデンサ81,82の根本に位置するプリント配線基板71の下面71aの近傍(図7の空間S31)へと導かれる。これにより、プリント配線基板71の下面71aの近傍における熱の滞留が少なくなり、室外機3の信頼性や性能を確保することができるようになる。
【0049】
<変形例B>
図4や図7に示すように風向変更板を設けることに加え、図8に示すようにプリント配線基板に開口を形成すれば、さらにプリント配線基板の下面の近傍における熱の滞留を小さくすることができる。また、図4や図7に示すように風向変更板を設けることに代えて、プリント配線基板に開口を形成すること(図8の開口172参照)によってプリント配線基板の下面の近傍における熱の滞留を小さくすることも可能である。
【0050】
図8に示す電装品ユニット150は、上記の電装品ユニット50と同様に、多数の電装品を実装したプリント配線基板171をプラスチック製のケーシング190で覆ったものであり、熱交換室S1と機械室S2とにまたがって配置されている。プリント配線基板171も熱交換室S1と機械室S2とにまたがっているが、プリント配線基板171のうち機械室S2にある部分の下方については、ケーシング190に大きな開口が形成されている。この開口を介して、圧縮機31、四路切換弁32、電動弁34、ファンモータ23などに接続されたワイヤハーネスが、プリント配線基板171の下面171aに実装された複数のコネクタに接続される。
【0051】
このように、プリント配線基板171は、その下面171aが電装品を実装する実装面となっている。この下面171aには、コンデンサ81,82,83、パワートランジスタ88、ダイオードブリッジ、制御回路用のICなどの電装品が実装されている。熱交換室S1に位置するプリント配線基板171の部分に実装されているコンデンサ81,82は、背の高い電装品であって、その高さが、各電装品の下端とプリント配線基板171の下面171aとの距離(各電装品の高さに相当)の平均値よりも大きい。
【0052】
ケーシング190は、ケーシング下部192、ケーシング側部193、ケーシング蓋部191などから構成されている。ケーシング下部192は、熱交換室S1においてはプリント配線基板171の下方をカバーしているが、機械室S2においてはプリント配線基板171の下方の一部をカバーしているにすぎない。また、ケーシング下部192には、仕切り板21との干渉を回避するための凹部が形成されている。ケーシング蓋部191は、プリント配線基板171の上方を覆っており、熱交換室S1側の端部に通風口191aが形成されている。
【0053】
プリント配線基板171の熱交換室S1側の端部には、パワートランジスタ88が実装されている。このパワートランジスタ88は、ケーシング190の内部空間において、他の電装品とは隔離された空間に配置されている。
【0054】
風向変更板198は、プリント配線基板171に実装される比較的背の高い電装品であるコンデンサ81,82の近傍において、ケーシング下部192からプリント配線基板171の下面171aへと延びている。この風向変更板198は、プリント配線基板171の背面側の端部から正面側の端部まで連続しており、コンデンサ81,82の下端よりもプリント配線基板171の下面171aに近いところまで延びている。このため、図8の1点鎖線の矢印Fで示すように、プロペラファン24の作動によってケーシング190内のプリント配線基板171の下方空間を機械室S2側から熱交換室S1側へと流れてくる空気は、一旦は背の高いコンデンサ81,82,83を避けるようにプリント配線基板171から離れる流れになった後に、風向変更板198によりコンデンサ81,82とプリント配線基板171との接合部分付近の空間S31(プリント配線基板171の下面171aの近傍付近の空間)に流れ込み、そこからケーシング190の外部へと流れ出るようになる。
【0055】
また、コンデンサ81,82とプリント配線基板171との接合部分付近の空間S31に近い場所において、プリント配線基板171には、複数の開口172が形成されている。これらの開口172は、プリント配線基板71の下方における空気の流れをプリント配線基板71の上方へと導くためのものである。このような構成により、プリント配線基板171の下面171a近傍の空間S31に滞留しがちとなる熱が、開口172を通ってプリント配線基板171の上方に抜け、ケーシング蓋部191の通風口191aから電装品ユニット150外に流れ出るようになる。
【0056】
このように、変形例Bの図8に示す電装品ユニット150では、風向変更板198によってコンデンサ81,82とプリント配線基板171との接合部分付近の空間S31に空気を導くとともに、プリント配線基板171に開口172を形成して空間S31に滞留しがちな熱をプリント配線基板171の上方へ逃がし、さらにケーシング蓋部191の通風口191aから熱を含む空気をケーシング190の外へと出しているため、プリント配線基板71の下面71aの近傍における熱の滞留が殆どなくなる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に係る室外機の電装品ユニットでは、電装品を実装する実装面が基板の下面となっているので、基板の下方において空気が流れていても、電装品の密集部分においては基板の下面の周辺で熱が滞留しやすくなる。しかしながら、請求項1の電装品ユニットでは、風向変更部材を基板の下方から基板の下面へと延ばし、基板の下方において流れる空気を、基板の下面の近傍へと導いている。したがって、電装品が密集するなどの原因により基板の下面の近傍に熱が滞留しやすい場所があっても、その場所へと風向変更部材によって空気を導くことによって局部的な熱の滞留を抑えることができる。このように、ここでは、電装品を実装する実装面が基板の下面である場合にも、空気調和装置の室外機の信頼性や性能を確保することができる。また、風向変更部材を、第1部品の近傍において、第1部品の下端よりも基板の下面に近いところまで延ばしているため、第1部品の根本の空間に当たる基板の下面の近傍における熱の滞留が抑えられる。特に、第1部品が、他の背の高い部品とともに基板の一部分において密集している場合には、このような構成が非常に有効に機能することになる。
【0058】
請求項2に係る室外機の電装品ユニットでは、基板の一端から他端まで連続する風向変更部材を採用しているため、空気の流れがより確実に基板の下面の近傍に導かれるようになり、基板の下面の近傍における局部的な熱の滞留を十分に解消することができる。
【0059】
請求項に係る室外機の電装品ユニットでは、第1部品の周囲において熱が滞留する恐れが高いが、風向変更部材が第1部品の下端よりも基板の下面に近いところまで延びているため、基板の下面の近傍に熱が滞留することが抑えられる。これにより、発熱部品の冷却の程度も向上し、発熱部品の寿命向上や使用限界電流値の向上などが実現するようになる。
【0060】
請求項に係る室外機の電装品ユニットでは、基板の下面を実装面としているため、基板の下面の近傍において熱が上に逃げることを基板自身が妨げる状態となる。このことが局所的な熱の滞留の一要因であることに鑑み、ここでは、基板に開口を設け、基板の下方における空気の流れが開口を通って基板の上方に導かれるようにしている。これにより、基板の下面の近傍における熱の滞留がより抑えられることになる。
【0061】
請求項に係る空気調和装置の室外機では、送風機により生じる空気の流れが電装品ユニットを配置する場所にも空気の流れを作るため、電装品ユニット内の発熱部品などの電装品が冷却される。
【0062】
請求項に係る空気調和装置の室外機では、通風量の多い熱交換室には雨水などが侵入し易いことに鑑み、電装品ユニットにおいて基板の下方空間を基板下方ケーシングによって囲っている。これにより、熱交換室に配置される基板および実装される電装品を、水分から隔離している。そして、その基板下方ケーシングから基板の下面に向けて、風向変更部材が延びている。したがって、風向変更部材がなければ熱が滞留しやすい傾向にある基板の下面の近傍にも空気の流れが導かれるようになり、基板の下面の近傍における熱の滞留が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電装品ユニットおよび室外機を含む空気調和装置の概略図。
【図2】 室外機の分解斜視図。
【図3】 電装品ユニット内の空気の流れを示す室外機の正面図。
【図4】 電装品ユニットの正面視断面図。
【図5】 電装品ユニットを斜め上方から見た斜視図。
【図6】 電装品ユニットの側面構造の拡大図。
【図7】 変形例Aにおける電装品ユニットの正面視断面図。
【図8】 変形例Bにおける電装品ユニットの正面視断面図。
【図9】 従来の電装品ユニットの正面視断面図。
【符号の説明】
3 室外機
24 プロペラファン(送風機)
40 熱交換器
50 電装品ユニット
71 プリント配線基板
71a 下面
81,82 コンデンサ(第1部品)
92 ケーシング下部(基板下方ケーシング)
97 風向変更板(風向変更部材)
98 風向変更板(風向変更部材)
150 電装品ユニット
171 プリント配線基板
171a 下面
172 開口
191 ケーシング蓋部(基板覆い部材)
191a 通風口
192 ケーシング下部(基板下方ケーシング)
198 風向変更板(風向変更部材)
S1 熱交換室
S2 機械室

Claims (6)

  1. 空気調和装置の室外機(3)電装品ユニット(50,150)であって、
    その下面(71a,171a)に複数の電装品が実装される基板(71,171)と、
    前記基板の下方から前記基板の下面へと延び、前記基板の下方において流れる空気を前記基板の下面の近傍へと導く風向変更部材(97,98,198)と、
    を備え
    前記複数の電装品は、第1部品(81,82)を含んでおり、
    前記風向変更部材(98)は、前記第1部品の近傍において、前記第1部品の下端よりも前記基板の下面に近いところまで延び
    前記第1部品(81,82)の下端と前記基板の下面との距離は、前記複数の電装品の下端と前記基板の下面との距離の平均値よりも大きい、
    室外機の電装品ユニット。
  2. 前記風向変更部材(98)は、前記基板の一端付近から他端付近まで連続している、
    請求項1に記載の室外機の電装品ユニット。
  3. 前記第1部品(81,82)は、発熱部品である、あるいは発熱部品の近くに配置されている、
    請求項1又は2に記載の室外機の電装品ユニット。
  4. 前記基板(171)には、前記基板の下方における空気の流れを前記基板の上方へと導く開口(172)が形成されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の室外機の電装品ユニット。
  5. 熱交換器(40)と、
    前記熱交換器に空気を通す送風機(24)と、
    前記送風機による空気の流れにより内部に空気の流れが生じる場所に配置される請求項1から4のいずれかに記載の電装品ユニット(50,150)と、
    を備えた空気調和装置の室外機(3)。
  6. 内部が、前記熱交換器および前記送風機が配置され通風量の多い熱交換室(S1)と、通風量の少ない機械室(S2)とに仕切られており、
    前記電装品ユニット(50,150)は、前記熱交換室および前記機械室にまたがって配置され、少なくとも前記熱交換室に配置されている基板の部分の下方空間を囲う基板下方ケーシング(92,192)を有しており、
    前記風向変更部材(97,98,198)は、前記熱交換室(S1)において、前記基板下方ケーシング(92,192)から前記基板の下面へと延びている、
    請求項に記載の空気調和装置の室外機(3)。
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