JP3805929B2 - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録装置及び情報記録方法の技術分野に属し、より詳細には、情報記録媒体への情報記録終了時及び情報記録再開時における当該記録終了制御及び当該記録再開制御の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば音声又は音楽等のオーディオ情報等を圧縮した後に光ディスク等の情報記録媒体に記録することが一般に行われている。
【0003】
そして、この情報記録時において、当該記録を一時的に中断する際に行われる処理について考えると、当該一時中断が指示された場合には、当該指示されたタイミング以降の記録すべきオーディオ情報等の取り込みを停止し、次に記録再開が指示されたタイミングから再度記録すべきオーディオ情報等の取り込みを開始して情報記録を再開する処理が実行されることとなる。
【0004】
ここで、従来実行されていた記録すべきオーディオ情報等の取り込み状態を制御することにより記録中断及び再開を制御する方法によると、当該中断時と再開時で記録すべきデータに大きなレベル差があった場合等においては、その中断時を含んでその前後で連続的に記録されているオーディオ情報を再生した場合に、当該中断タイミングにおいて突発的な雑音が発生する場合があるという問題点があった。
【0005】
なお、この問題点は、例えば、単にオーディオ情報等の記録終了を行う場合であっても、その終了直前に大きな記録レベルでオーディオ情報を記録していたときであってその終了前後を挟んで記録されたオーディオ情報を再生する場合にも生じる問題点であり、更に、単に新たにオーディオ情報等の記録を開始する場合であっても、その開始直後に大きな記録レベルでオーディオ情報を記録したときであってその開始前後を挟んで記録されたオーディオ情報を再生する場合に生じる問題点でもある。
【0006】
そこで、この問題点を解決すべく、従来、記録中断時(又は記録終了時。以下、これらを纏めて記録中断時と称する。)においては当該中断指示タイミング以降に記録すべきオーディオ情報等をフェードアウトさせ、一方記録再開時(又は記録開始時。以下、これらを纏めて記録再開時と称する。)においては当該再開指示タイミング以降に記録すべきオーディオ情報等をフェードインさせることで、当該中断又は再開タイミングにおけるオーディオ情報のレベルを実質的に零レベルとする処理が行われていた。
【0007】
ここで、当該フェードアウトとは、記録すべきオーディオ情報等の記録レベルを漸次低減して最終的に零レベルとする処理を言い、一方フェードインとは、当該オーディオ情報等の記録レベルを当初零レベルとしておき、その後、漸次増大させて本来の記録レベルに復帰させることを言う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のフェードアウト処理及びフェードイン処理においては、記録中断が指示された以降所定の時間内に漸次低減させると共に再度漸次増大させる必要があるので、特に、オーディオ情報等を圧縮して記録する場合等において記録のための処理が複雑化する場合があるという問題点があった。
【0009】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、簡易な処理によりフェードアウト処理及びフェードイン処理を行うことにより、記録中断及び記録再開が為されると共にその中断又は再開前後を含んで記録された情報を再生する場合に不要な雑音が発生することを防止して情報を再生できるように当該情報を記録することが可能な情報記録装置及び情報記録方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置において、フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算部等の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録するピックアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を終了するCPU等の終了手段と、を備える。
【0011】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードアウトする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を終了するとき終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同様の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において簡易な処理でフェードアウトさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急激に低減することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0012】
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置において、フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算部等の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録するピックアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を開始するCPU等の開始手段と、を備える。
【0013】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を開始するとき、開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を開始するので、記録開始直後のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードインと同様の変化となり、ディジタル情報の記録開始時において簡易な処理でフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録開始時において急激に増大することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0014】
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置において、フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算部等の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録するピックアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断するCPU等の中断手段と、前記ディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開するCPU等の再開手段と、を備える。
【0015】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、当該中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後に乗算ディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0016】
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置において、フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算部等の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録するピックアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断するCPU等の中断手段と、中断後に前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記再開するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開するCPU等の再開手段と、を備える。
【0017】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、中断するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を中断するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、再開するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を再開するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後に再開するタイミングより後に記録すべきディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0018】
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録装置において、複数の前記窓関数は、時間軸上において夫々の前記窓関数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有するように構成される。
【0019】
よって、元のディジタル情報に忠実な乗算ディジタル情報を生成して記録することができる。
【0020】
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報記録装置において、前記ディジタル情報はオーディオ情報であるように構成される。
【0021】
よって、オーディオ情報の記録終了時、記録開始時又は記録中断/再開時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0022】
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報記録装置において、前記窓関数は、MDCT符号化方式における歪み除去のための窓関数であるように構成される。
【0023】
よって、MDCT符号化方式を用いてオーディオ情報を記録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又はフェードインさせることができると共に再生時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0024】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法において、フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を終了する終了工程と、を備える。
【0025】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードアウトする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を終了するとき、当該終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を終了乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同様の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において簡易な処理でフェードアウトさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急激に低減することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0026】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法において、フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を開始する開始工程と、を備える。
【0027】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を開始するので、開始直後の記録ディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードインと同様の変化となり、ディジタル情報の記録開始時において簡易な処理でフェードインさせることができると共に、記録ディジタル情報の記録強度が記録開始時において急激に増大することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0028】
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法において、フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断する中断工程と、前記ディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開工程と、を備える。
【0029】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、当該中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0030】
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法において、フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断する中断工程と、中断後に前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記再開するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開工程と、を備える。
【0031】
よって、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、中断するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を中断するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、再開するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を再開するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後に再開するタイミングより後に記録すべきディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0032】
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項7から10のいずれか一項に記載の情報記録方法において、複数の前記窓関数は、時間軸上において夫々の前記窓関数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有するように構成される。
【0033】
よって、元のディジタル情報に忠実な乗算ディジタル情報を生成して記録することができる。
【0034】
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項7から12のいずれか一項に記載の情報記録方法において、前記ディジタル情報はオーディオ情報であるように構成される。
【0035】
よって、オーディオ情報の記録終了時、記録開始時又は記録中断/再開時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0036】
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の情報記録方法において、前記窓関数は、MDCT符号化方式における歪み除去のための窓関数であるように構成される。
【0037】
よって、MDCT符号化方式を用いてオーディオ情報を記録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録中断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又はフェードインさせることができると共に再生時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施の形態は、記録すべきディジタル情報としてのオーディオ情報及びビデオ(画像)情報を光ディスクに記録すると共に、当該光ディスクに記録されている各情報を再生する情報記録再生装置における当該オーディオ情報の記録に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
(I)第1実施形態
始めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至図8を用いて説明する。
【0039】
先ず、第1実施形態に係る情報記録再生装置の構成及び概要動作について、図1乃至図3を用いて説明する。
【0040】
図1に示すように、第1実施形態に係る情報記録再生装置1は、情報記録媒体としての光ディスク2を回転駆動するスビンドルモータ3と、光ディスク2に対して後述する記録用データDWTを光学的に記録すると共に当該光ディスク2から後述する検出データDRDを検出する記録手段としてのピックアップ4と、スピンドルモータ3とピックアップ4をサーボ制御するためのサーボ回路5と、光ディスク2に記録すべき上記記録用データDWTを生成するための記録系6と、光ディスク2から検出された上記検出データDRDに対して再生処理を施し、後述するビデオ信号SVO及びオーディオ信号SAOを外部に出力する再生系7と、情報記録再生装置1全体を制御する中央制御回路8と、使用者が中央制御回路8に対して後述する記録中断/再開等を含む所望の指示をするための操作部9と、表示部10と、により構成されている。
【0041】
また、記録系6は、A/Dコンバータ11及び12と、オーディオ圧縮回路13と、ビデオ圧縮回路14と、マルチプレックス回路15と、記録バッファメモリ16と、エンコーダ17と、記録回路18と、により構成されている。
【0042】
更に、再生系7は、D/Aコンバータ39及び40と、ビデオ伸張回路41と、オーディオ伸張回路42と、デマルチプレックス回路43と、再生バッファメモリ44と、デコーダ45と、再生回路46と、により構成されている.
更にまた、中央制御回路8は、予め設定されているシステムプログラム等を記録するメモリ8aを有し、上記システムプログラムを実行することにより情報記録再生装置1全体の動作を制御するマイクロプロセッサ(CPU)により構成されている。
【0043】
次に、記録系6の概要動作を説明する。
【0044】
先ず、A/Dコンバータ11は、外部から供給されるアナログ信号であるオーディオ信号SAIをディジタル信号であるオーディオデータDAIに変換し、オーディオ圧縮回路13へ出力する。
【0045】
そして、オーディオ圧縮回路13は、中央制御回路8からの制御信号C1により指定されるMDCT圧縮方式に基づいてオーディオデータDAIを圧縮し、圧縮オーディオデータDPAIを生成してマルチプレックス回路15に出力する。
【0046】
これらと並行して、A/Dコンバータ12は、外部から供給されるアナログ信号であるビデオ信号SVIをディジタル信号であるビデオデータDVIに変換し、ビデオ圧縮回路14へ出力する。
【0047】
そして、ビデオ圧縮回路14は、中央制御回路8からの制御信号C1により指定されるテータ圧縮方式(例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式)に基づいてビデオデータDVIを圧縮し、圧縮ビデオデータDPVIを生成してマルチプレックス回路15に出力する。
【0048】
そして、マルチプレックス回路15は、操作部9において使用者等により記録開始の指示が為されると、中央制御回路8からの制御信号C2により指定されるタイミングに従って、記録バッファメモリ16と協動しつつ圧縮オーディオデータDPAIと圧縮ビデオデータDPVIを時分割多重し、時分割多重の施された圧縮データDPWを生成してエンコーダ17へ出力する。
【0049】
このとき、記録バッファメモリ16は、圧縮オーディオデータDPAIと圧縮ビデオデータDPVIを一時的に格納しつつマルチプレックス回路15と協動して圧縮データDPWを生成する。
【0050】
これと並行して記録バッファメモリ16は、マルチプレックス回路15において生成される圧縮データDPWのデータ量(又はデータ長)を示すデータ量信号Cmwを中央制御回路8に対して逐一転送し、これにより、中央制御回路8は、データ量信号Cmwに基づいて圧縮データDPWのデータ量を文字等により表示部10に表示する。
【0051】
次に、エンコーダ17は、中央制御回路8から供給される制御信号C3に基づいて、圧縮データDPWを符号化し、エンコードデータDWEを生成して記録回路18へ出力する。
【0052】
そして、記録回路18は、中央制御回路8から供給される制御信号C4に基づいて、エンコードデータDWEに対して予め設定された増幅等の処理を施し、上記記録用データDWTを生成してピックアップ4へ出力する。
【0053】
これにより、ピックアップ4に内蔵されている半導体レーザ等の光源が記録用データDWTに対応して駆動される。そして、記録用データDWTに対応する強度を有する記録用の光ビームが射出され、これにより、記録用データDWTが光学的に光ディスク2に記録される。
【0054】
次に、再生系7の概要動作を説明する。
【0055】
先ず、再生回路46は、ピックアップ4により光ディスク2から検出された検出データ(RF(Radio Frequency)信号)DRDに対して中央制御回路8から供給される制御信号C5に基づいた波形整形処理等を施し、二値の再生テータDPPを生成してデコーダ45に出力する。
【0056】
これにより、デコーダ45は、中央制御回路8から供給される制御信号C6に基づいて、上記エンコーダ17のエンコード方式に対応する予め設定されたデコード方式により再生データDPPをデコード(復号)し、デコードデータDPRを生成して再生バッファメモリ44へ出力する。
【0057】
次に、再生バッファメモリ44は、上記デコードデータDPRを一時的に格納すると共に、当該格納したデコードデータDPRを予め設定されているタイミングに同期したテコードデータDPAVに配列し直してデマルチプレックス回路43へ出力する。
【0058】
これと並行して再生バッファメモリ44は、入力されるデコードデータDPRデータ量(又はデータ長)を示すデータ量信号Cmrを中央制御回路8に対して逐一転送し、これにより、中央制御回路8は、データ量信号Cmrに基づいてデコードデータDPRのデータ量を文字等により表示部10に表示する。
【0059】
これらにより、デマルチプレックス回路43は、中央制御回路8から供給される制御信号C7に基づいて、デコードデータDPAV内に時分割多重されている圧縮ビデオデータDPVOと圧縮オーディオデータDPAOとを分離し、圧縮ビデオデータDPVOをビデオ伸張回路41に出力すると共に、圧縮オーディオデータDPAOをオーディオ伸張回路42に出力する。ここで、圧縮オーディオデータDPAOは記録時においてFFT(First Fourier Transform;高速フーリエ変換)処理された状態の周波数領域のデータである。
【0060】
そして、ビデオ伸張回路41は、中央制御回路8から供給される制御信号C7に基づいて、当該圧縮ビデオデータDPVOに対して上記ビデオ圧縮回路14の圧縮方式に対応する所定の伸長処理を施すことにより、伸張されたビデオデータDVOを生成してD/Aコンバータ39に出力する。
【0061】
これにより、D/Aコンバータ39は、当該ビデオデータDVOをデジタル/アナログ変換することにより、アナログ信号であるビデオ信号SVOを生成して外部に出力する。
【0062】
一方、これと並行して、オーディオ伸張回路42は、中央制御回路8から供給される制御信号C7に基づいて、圧縮オーディオデータDPAOに対して上記オーディオ圧縮回路13の圧縮方式に対応する所定の伸張処理を施すことにより、伸張されたオーディオデータDAOを生成してD/Aコンバータ40に出力する。
【0063】
これにより、D/Aコンバータ40は、当該オーディオデータDAOをテジタル/アナログ変換することにより、アナログ信号であるオーディオ信号SAOを生成して外部に出力する。
【0064】
このとき、上述した記録動作又は再生動作を実行するに当たり、中央制御回路8は、サーボ回路5及び記録系6並びに再生系7の動作を制御するための上記各制御信号C1乃至C7を生成して各構成部材に出力すると共に、使用者等からの指示を操作部9を介して受信し、更に、情報記録再生装置1の現在の動作内容、記録情報に関連する各種情報等或いは使用者等に対して情報記録再生装置1の操作方法を指示するためのメニュー表示等を表示部10に表示する。
【0065】
更に、中央制御回路8は、光ビームBの焦点位置を光ディスク1の情報記録面上に正確に位置させるためのいわゆるトラッキングサーボ制御及びフォーカスサーボ制御並びにスピンドルモータ3の回転数等を制御するためのスピンドルサーボ制御をサーボ回路5に実行させるべく、制御信号CCSを生成して当該サーボ回路5へ出力する。
【0066】
そして、サーボ回路5は、当該制御信号CCSに基づいて上記トラッキングサーボ制御及びフォーカスサーボ制御を行うためのサーボ制御信号CPCを生成してピックアップ4内の図示しないアクチュエータ(すなわち、光ビームBを光ディスク2に集光させるための対物レンズを駆動するアクチュエータ)に出力すると共に、スピンドルサーボ制御を行うためのサーボ制御信号CSCを生成してスピンドルモータ3へ出力する。
【0067】
次に、記録系6における本発明に係るオーディオ圧縮回路13の細部構成について、図2を用いて説明する。なお、図2(a)はオーディオ圧縮回路13の細部構成を示すブロック図であり、図2(b)は後述する解析フィルタ部の細部構成を示すブロック図である。
【0068】
図2(a)に示すように、オーディオ圧縮回路13は、本発明に係る解析フィルタ部20と、量子化部21と、パック部22と、ビット配分部23と、により構成されている。
【0069】
次に、動作を説明する。
【0070】
先ず、解析フィルタ部20は、中央制御回路8からの制御信号C1に基づいてオーディオデータDAIに対してフィルタ処理を施し、フィルタデータDFを生成して量子化部21へ出力すると共に、ビット配分部23を制御するための制御信号CBを生成して当該ビット配分部23へ出力する。
【0071】
ここで、解析フィルタ部20において実行されるフィルタ処理とは、入力されるオーディオデータDAIに対して予め設定されたフェードインする時間軸特性及びフェードアウトする時間軸特性を有する窓関数を乗算し、更に、後述するように光ディスク2に対する情報記録を中断する場合又は再開する場合等においては当該中断タイミング又は再開タイミング等を含むデータを零データに置換し、次に生成されたデータに対してFFT処理を施す処理を言う。このとき、当該窓関数は上記FFT処理及び量子化部21における量子化処理において発生するブロック歪みの発生を防止するために乗算されるものである。
【0072】
ここで、当該ブロック歪みとは、上記オーディオ信号SAIをブロック単位で圧縮処理した後に光ディスク2に記録すると共にこれをブロック単位で伸長してオーディオ信号SAOとして再生する場合に、当該ブロック化されたオーディオ信号SAIにおける隣接するブロック同士の繋ぎ目が再生時において不連続となることにより発生する歪みである。
【0073】
次に、ビット配分部23は、制御信号CBに基づいて量子化部21における量子化の際のビット配分(ビットアロケーション)を設定し、当該設定内容を示す制御信号CBAを生成して量子化部21へ出力する。
【0074】
そして、量子化部21は、制御信号CBAにより示されるビット配分内容に基づいてフィルタ信号DFに含まれているオーディオ情報を量子化すると共に圧縮し、量子化オーディオデータDQを生成してパック部22に出力する。
【0075】
最後に、パック部22は、量子化オーディオデータDQを予め設定されているデータ量毎にパック化し、当該パック毎に分割されている上記圧縮オーディオデータDPAIを生成して上記マルチプレックス回路15へ出力する。
【0076】
次に、解析フィルタ部20の細部構成について、図2(b)を用いて説明する。
【0077】
図2(b)に示すように、解析フィルタ部20は、バッファメモリ25及び27と、乗算手段としての乗算部26と、置換部28と、終了手段、開始手段、中断手段及び再開手段としてのCPU30と、FFT部31と、により構成されている。
【0078】
次に、解析フィルタ部20の細部動作について、図2(b)及び図3を用いて説明する。なお、図3は解析フィルタ部20の処理を説明するためのタイミングチャートであり、当該図3において、各信号における縦軸は当該各信号のレベルを示している。
【0079】
先ず、バッファメモリ25は、CPU30からの制御信号CBM1に基づいて、入力されてくるオーディオデータDAIを予め設定されているデータ量毎に纏めて一時的に記憶し、その記憶した単位毎にメモリデータDB1として乗算部26へ出力する。
【0080】
次に、乗算部26は、入力されたメモリデータDB1に対して、図3に示すような上記窓関数(図3上から二段目参照)を夫々乗算し、当該乗算した窓関数毎に乗算データDWWを生成してバッファメモリ27へ出力する。
【0081】
ここで、乗算部26においてメモリデータDB1に乗算される窓関数の夫々は、そのレベルが零レベルからフェードインする時間TINと零レベルへフェードアウトする時間TOUTとが連続する時間的に対称な波形を有しており、更に、時間的に隣接する窓関数相互間において半周期づつ時間的に重なった波形を有している。
【0082】
この乗算部26の動作により、乗算データDWWとしては図3に示すように各窓関数と同様の波形を有するデータが夫々半周期づつ重なって出力されることとなる。そして、窓関数毎の当該乗算処理により、上述したブロック歪みの発生が防止される。
【0083】
次に、バッファメモリ27は、CPU30からの制御信号CBM2に基づいて、入力されてくる乗算データDWWを一時的に記憶し、バッファメモリ25に記憶された単位のメモリデータDB1の全てについて窓関数の乗算処理が終了した時点で、当該終了した乗算データDWWをメモリデータDB2として置換部28へ出力する。
【0084】
これにより、置換部28は、CPU30からの制御信号CCに基づいて、後述するように光ディスク2への情報記録を中断する場合又は再開する場合においては、夫々中断するタイミング又は再開するタイミングを含む窓関数を乗算して得られている上記メモリデータDB2を零データに置換し、置換データDCとしてFFT部31へ出力する。このとき、中断するタイミング又は再開するタイミングを含む窓関数を乗算して得られているメモリデータDB2以外のメモリデータDB2は、何等処理が施されることなくそのまま置換部29を介して置換データDCとしてFFT部31へ出力される。
【0085】
そして、FFT部31は、当該置換データDCに対してFFT処理を施し、周波数領域のデータに変換し上記フィルタデータDFとして量子化部21へ出力する。
【0086】
以上説明した処理において、CPU30は上記制御信号C1に基づいて、夫々の構成部材における処理が実行されるように上記制御信号CBM1、CBM2及びCCを生成して各構成部材に出力する。このとき、上記置換部28における置換処理に供される中断タイミング等を示すデータは、上記制御信号C1としてCPU30に与えられる。
【0087】
次に、再生系7におけるオーディオ伸長回路22の細部構成及び動作について、図4を用いて説明する。なお、図4(a)は当該オーディオ伸長回路22の細部構成を示すブロック図であり、図4(b)はオーディオ伸長回路22の動作を示す波形図である。
【0088】
図4(a)に示すように、オーディオ伸長回路22は、逆FFT部35と、乗算部36と、バッファメモリ37と、加算器38と、逆量子化部47と、により構成されている。
【0089】
次に、動作を説明する。
【0090】
先ず、逆量子化部47は、周波数領域のデータとして入力されてくる圧縮オーディオデータDPAOに対して上記量子化部21における圧縮処理に対応する伸長処理を施し、伸長データDPEXを生成して逆FFT部35へ出力する。
【0091】
次に、逆FFT部35は、当該伸長データDPEX対して逆FFT変換を施し、逆変換データDIFを生成して乗算部36へ出力する。
【0092】
そして、乗算部36は、上述した乗算部26と同様に時間軸領域のデータである逆変換データDIFに対して上述した窓関数を夫々乗算し、乗算データDA(図4(b)上段に示す波形を有している。)を生成してバッファメモリ37及び加算器38の一方の端子へ出力する。
【0093】
これにより、バッファメモリ37は、入力されてくる乗算データDAを一時的に記憶し、上述した窓関数の半周期に相当する時間が経過した後に加算器38の他の端子へ出力する。
【0094】
そして、加算器38は、乗算部36から直接入力されてくる乗算データDAとバッファメモリ37により遅延された乗算データDAとを時間軸上で加算し、図4(b)下段に示す上記オーディオデータDAOを生成してD/Aコンバータ40へ出力する。
【0095】
ここで、上述したバッファメモリ37における遅延処理並びに加算器38における加算処理により、各窓関数毎に時間的に分離していた乗算データDAが一様なレベルを有するオーディオデータDAO(記録系6におけるオーディオデータDAIに対応している。)に変換されるのである。
【0096】
次に、本発明に係る解析フィルタ部20における処理について、図5乃至図8を用いて説明する。なお、図5は情報記録終了時及び情報記録開始時における処理を示すフローチャートであり、図6は当該情報記録終了時及び情報記録開始時におけるデータ態様を示すタイミングチャートであり、図7は情報記録中断/再開時における処理を示すフローチャートであり、図8は当該情報記録中断/再開時におけるデータ態様を示すタイミングチャートである。また、図5及び図7に示される各フローチャートにおいて、同様の処理については同様のステップ番号を付して細部の説明は省略する。
【0097】
先ず、情報記録終了時の処理について、図5(a)及び図6(a)を用いて説明する。
【0098】
情報記録を終了する場合に、解析フィルタ部20においては、最初に、上述した乗算部26における窓関数の乗算処理をオーディオデータDAIに対して行う(ステップS1)。
【0099】
次に、情報記録の終了を示す旨の操作が操作部9において実行されることで制御信号C1によりCPU30がその旨を認識したか否かが確認され(ステップS2)、記録終了が指示されていないときは(ステップS2;NO)、バッファメモリ27に蓄積されているメモリデータDB2に対して何等処理を施すことなく置換部28を通過させ、更にFFT部31において上述したFFT処理を行う(ステップS5)。
【0100】
そして、全ての記録すべきオーディオデータDAIについてフィルタ処理が終了したか否かが確認され(ステップS6)、終了しているときは(ステップS6;YES)そのまま処理を終了し、終了していないときは(ステップS6;NO)、更に次のオーディオデータDAIについてフィルタ処理を行うべくステップS1に戻る。
【0101】
一方、ステップS2の判定において、記録を終了するときには(ステップS2;YES)、生成されている乗算データDWW(図6(a)上から三段目参照)のうち当該終了タイミングを含む窓関数を乗じて得られた乗算データDWWを零データに置換して図6(a)下から二段目に示す置換データDCを生成し(ステップS3)、以後、当該置換データDCに対して上述したステップS5及びS6の処理を行う。
【0102】
この結果、記録終了時における記録用データDWTのレベルは、時間的に終了タイミングの直前に生成された置換データDCのフェードアウト特性と同様のフェードアウト特性となるので、結果として、当該記録用データDWTが記録されるときの信号強度の変化が置換データDCと同様のフェードアウト特性によりそのレベルが低減した後にその記録が中断することとなる。
【0103】
これにより、記録した記録用データDWTの再生時において加算器38による加算処理後に得られる上記オーディオデータDAOの再生波形は、図6(a)最下段に示すように置換データDCのフェードアウト特性と同様のフェードアウト特性を呈して再生が終了することとなる。
【0104】
次に、情報記録開始時の処理について、図5(b)及び図6(b)を用いて説明する。
【0105】
情報記録を開始する場合に、解析フィルタ部20においては、最初に情報記録の開始を示す旨の操作が操作部9において実行されることで制御信号C1によりCPU30がその旨を認識したか否かが確認され(ステップS7)、記録開始が指示されていないときは(ステップS7;NO)指示されるまでそのまま待機し、指示されたときは(ステップS7;YES)、次に、乗算部26における窓関数の乗算処理を入力されてくるオーディオデータDAIに対して行う(ステップS1)。
【0106】
そして、夫々生成されている乗算データDWW(図6(b)上から三段目参照)のうち記録開始タイミングを含む窓関数を乗じて得られた乗算データDWWを零データに置換して図6(b)下から二段目に示す置換データDCを生成し(ステップS3)、以後、当該置換データDCに対して上述したステップS5及びS6の処理(図5(a)参照)を行う。
【0107】
このとき、ステップS6においては、全てのオーディオデータDAIに対して処理が終了していないときは(ステップS6;NO)、ステップS1に戻って次に入力されるオーディオデータDAIに対してステップS1、S5及びS6の処理を行う。この場合には、開始タイミング以降のオーディオデータDAIに対して処理を行うので、置換処理(ステップS3)は常にスキップされることとなる。
【0108】
この結果、記録開始時における記録用データDWTのレベルは、時間的に開始タイミングの直後に生成された置換データDCのフェードイン特性と同様のフェードイン特性となるので、結果として、当該記録用データDWTが記録されるときの信号強度の変化が置換データDCと同様のフェードイン特性によりそのレベルが増大した後にその記録が開始されることとなる。
【0109】
これにより、記録した記録用データDWTの再生時において加算器38による加算処理後に得られる上記オーディオデータDAOの再生波形は、図6(b)最下段に示すように置換データDCのフェードイン特性と同様のフェードイン特性を呈して再生が開始されることとなる。
【0110】
最後に、それまで継続されていた情報記録を一時中断し、その後、当該中断した位置から情報記録を再開する場合の処理について、図7及び図8を用いて説明する。
【0111】
先ず、情報記録を継続中においては、上述した記録処理としての乗算部26における窓関数乗算処理が実行されている(ステップS1)。
【0112】
そして、当該実行中において、情報記録の中断を示す旨の操作が操作部9において実行されることで制御信号C1によりCPU30がその旨を認識したか否かが確認され(ステップS10)、記録中断が指示されていないときは(ステップS10;NO)、上述した通常のフィルタ処理を行う(ステップS5及びS6)。
【0113】
一方、ステップS10の判定において、記録中断が指示されたときは(ステップS10;YES)、次に、当該指示された中断タイミングにおいてオーディオデータDAIの入力取り込みを停止し(ステップS11)、更に生成されている乗算データDWW(図8上から三段目参照)のうち当該中断タイミングを含む窓関数を乗じて得られた乗算データDWWを零データに置換して図8下から二段目に示す中断時の置換データDCを生成し(ステップS3)、以後、当該置換データDCに対して上述したFFT処理等を行って処理を中断する。
【0114】
この処理により、記録中断直前の記録用データDWTのレベルは、時間的に中断タイミングの直前に生成された置換データDCのフェードアウト特性と同様のフェードアウト特性となるので、結果として、光ディスク2に記録用データDWTが記録されるときの信号強度の変化が置換データDCと同様のフェードアウト特性によりそのレベルが低減した後にその記録が中断することとなる。これにより、記録した記録用データDWTの再生時において加算器38による加算処理後に得られる上記オーディオデータDAOの再生波形は、図8最下段に示すように置換データDCのフェードアウト特性と同様のフェードアウト特性を呈して再生が中断することとなる。
【0115】
次に、当該記録中断中においては、常時、情報記録の再開を示す旨の操作が操作部9において実行されることで制御信号C1によりCPU30がその旨を認識したか否かが確認される(ステップS12)。
【0116】
そして、記録再開が指示されていないときは(ステップS12;NO)中断のまま待機し、一方、記録開始が指示されたときは(ステップS12;YES)、次に、入力されてくるオーディオデータDAIに対して窓関数を夫々乗算することにより生成されている乗算データDWW(図8上から三段目参照)のうち記録再開タイミングを含む窓関数を乗じて得られた乗算データDWWを零データに置換して図8下から二段目に示す置換データDCを生成し(ステップS3)、以後、当該置換データDCに対して上述したステップS5及びS6の処理を行う。
【0117】
この結果、記録再開直後の記録用データDWTのレベルは、時間的に再開タイミングの直後に生成された置換データDCのフェードイン特性と同様のフェードイン特性となるので、結果として、光ディスク2に記録用データDWTが記録されるときの信号強度の変化が置換データDCと同様のフェードイン特性によりそのレベルが増大した後にその記録が再開することとなる。
【0118】
これにより、記録した記録用データDWTの再生時において加算器38による加算処理後に得られる上記オーディオデータDAOの再生波形は、図8最下段に示すように置換データDCのフェードイン特性と同様のフェードイン特性を呈して再生が再開されることとなる。
【0119】
以上説明したように、第1実施形態の解析フィルタ部20の処理によれば、情報の記録を終了するとき、当該終了するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データDWWを零データとし、当該零データを終了するタイミングを含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録した後に記録を終了するので、終了直前の記録データDWTの記録強度の変化が窓関数のレベルのフェードアウトと同様の変化となり、記録終了時において簡易な処理でフェードアウトさせることができると共に、記録強度が記録終了時において急激に低減することによる再生時の聴感上の雑音発生を防止することができる。
【0120】
また、情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データDWWを零データとし、当該零データを開始するタイミングを含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録した後に記録を開始するので、開始直後の記録データDWTの記録強度の変化が窓関数のレベルのフェードインと同様の変化となり、記録開始時において簡易な処理でフェードインさせることができると共に、記録強度が記録終了時において急激に増大することによる再生時の聴感上の雑音発生を防止することができる。
【0121】
更に、情報の記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データDWWを零データとし、当該零データを中断するタイミングを含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録した後に記録を中断し、更に情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データDWWを零データとし、当該零データを再開するタイミングを含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録した後に記録を再開するので、中断直前又は再開直後における記録データDWTの記録強度の変化が窓関数のレベルのフェードアウト又はフェードインと同様の変化となることとなり、記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の聴感上の雑音発生を防止することができる。
【0122】
更にまた、複数の窓関数が時間軸上において半周期づつ相互に時間軸上の重なりを有するように構成されるので、元のオーディオデータDAIに忠実な記録データDWTを生成して記録することができる。
【0123】
また、複数の窓関数がMDCT符号化方式におけるブロック歪み除去のための窓関数であるので、MDCT符号化方式を用いてオーディオデータDAIを記録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録中断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又はフェードインさせることができると共に再生時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0124】
ここで、上記した第1実施形態の情報記録再生装置1の動作によれば、オーディオデータDAIの記録時における時間進行は、記録中断と共に停止され記録再開と共に再開されることとなるので、ビデオデータDVIとオーディオデータDAIとを相互に関連させつつ光ディスク2に記録する場合に、記録中断によりビデオデータDVIの記録が当該中断時に瞬時に停止したにも拘らずオーディオデータDAIを従来の如くフェードアウトさせることに起因するビデオデータDVIとオーディオデータDAIとの間における時間情報のずれ(すなわち、オーディオデータDAIについてはフェードアウト中でもデータ上の時間が進行しているにも拘らずビデオデータDVI上は時間進行が記録中断と共に停止することに起因して、記録の再開時にビデオデータDVIとオーディオデータDAIとの間に生じる各々のデータ上における時間情報のずれ)が生じることも防止できる。
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態について、図9を用いて説明する。なお、図9(a)は第2実施形態に係る解析フィルタ部の構成を示すブロック図であり、図9(b)は第2実施形態に係る解析フィルタ部の動作を示すフローチャートである。ここで、上記第1実施形態の場合と同様の部材及び処理ついては、同様の部材番号及びステップ番号を付している。
【0125】
上述した第1実施形態では、解析フィルタ部20においては、乗算処理→置換処理→加算処理→FFT処理の順に処理を行ったが、第2実施形態では、その解析フィルタ部においては、異なった順番で処理を行う。
【0126】
ここで、第2実施形態においては、解析フィルタ部の構成及び動作以外の他の部材の構成及び動作については、第1実施形態の情報記録再生装置1と同様であるので、以下の説明では、解析フィルタ部以外の部分の説明は省略する。
【0127】
図9に示すように、第2実施形態の解析フィルタ部20’において記録を終了する際には、先ず、バッファメモリ25、乗算部26及びバッファメモリ27により第1実施形態と同様の乗算処理及びバッファメモリ27への蓄積処理を行う(ステップS1)。
【0128】
次に、バッファメモリ27に蓄積されている各窓関数毎のメモリデータDB2の夫々に対してFFT部31においてFFT処理を施す(ステップS5)。
【0129】
そして、FFT処理後の各窓関数毎の周波数領域データDCFに対して上記記録終了タイミング(ステップS2;YES)における零データへの置換処理を置換部28において行い、その後、各窓関数毎の(周波数領域のデータである)置換データをフィルタデータDFとして生成する(ステップS3)。
【0130】
このフィルタ処理により生成されたフィルタデータDFを用いても、記録後再生時においてオーディオデータDAOの再生強度は上述したように(図6(a)最下段参照)窓関数のレベルのフェードアウト特性と同様のフェードアウト特性となる。
【0131】
また、記録開始時又は記録中断/再開時において、上述した記録終了時と同様に、乗算処理→FFT処理→置換処理→加算処理の順にフィルタ処理を行っても第1実施形態における記録開始時又は記録中断/再開時と同様のオーディオデータDAOの再生強度の変化(図6(b)最下段及び図8最下段参照)が得られる。
【0132】
以上説明したように、第2実施形態の解析フィルタ部20’の動作によっても、第1実施形態の解析フィルタ部20の動作と同様の効果を得ることができる。
(III)第3実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態について、図10を用いて説明する。なお、図10(a)は第3実施形態に係る解析フィルタ部の構成を示すブロック図であり、図10(b)は第3実施形態に係る解析フィルタ部の動作を示すフローチャートである。ここで、上記第1実施形態の場合と同様の部材及び処理ついては、同様の部材番号及びステップ番号を付している。
【0133】
本第3実施形態においては、その解析フィルタ部において、上記第1実施形態又は第2実施形態と異なった形態のフィルタ処理を行う。
【0134】
ここで、第3実施形態においては、解析フィルタ部の構成及び動作以外の他の部材の構成及び動作については、第1実施形態の情報記録再生装置1と同様であるので、以下の説明では、解析フィルタ部以外の部分の説明は省略する。
【0135】
図10(a)に示すように、第3実施形態に係る解析フィルタ部20”は、第1実施形態の解析フィルタ部20と同様のバッファメモリ25及び27、乗算部26、置換部28並びにFFT部31と、CPU32と、スイッチ33及び34と、により構成されている。
【0136】
次に、記録終了時の解析フィルタ部20”の動作について、図10(a)及び(b)を用いて説明する。
【0137】
第3実施形態において、情報記録継続中(図10(b)ステップS2;NO)は、スイッチ33はCPU32からの制御信号CSWに基づきバッファメモリ25側に切り換えられており、一方、スイッチ34は当該制御信号CSWに基づきFFT部31側に切り換えられている。
【0138】
そして、当該情報記録継続中に入力されてくるオーディオデータDAIは、スイッチ33からスイッチ信号DSW2として出力され、バッファメモリ25へ入力される。この後は、CPU32の制御に基づくバッファメモリ25及び27並びに乗算部26の処理によりオーディオデータDAIに対して窓関数乗算処理が施される(図10(b)ステップS1)。
【0139】
そして、当該窓関数乗算処理により生成されたバッファデータDB2に対してFFT部31によるFFT処理が施されて周波数領域データDFFが生成され(図10(b)ステップS5)、FFT部31側に切り換えられているスイッチ34を介して上記フィルタデータDFとして量子化部21へ出力される。
【0140】
一方、情報の記録終了時には、先ず、情報記録の終了を示す旨の操作が操作部9において実行されることで制御信号C1によりCPU32がその旨を認識したか否かが確認され(ステップS2)、記録終了が指示されていないときは(ステップS2;NO)上述した情報記録継続中の処理が実行される。
【0141】
他方、ステップS2の判定において、記録終了が指示されたときは(ステップS2;YES)、次に、入力されてくるオーディオデータDAIのうち当該終了タイミングを含む窓関数に対応する時間に相当するオーディオデータDAIのみを零データに置換する(ステップS10)。このときには、スイッチ33及び34が制御信号CSWに基づいて置換部28側へ切り換えられ、スイッチデータDSW2として出力されるオーディオデータDAI(上記終了タイミングを含む窓関数に対応する時間に相当するオーディオデータDAI)が置換部28へ入力されることにより当該入力されたオーディオデータDAIの零データへの置換が実行される。
【0142】
なお、スイッチ33は、当該終了タイミングを含む窓関数に対応する時間に相当するオーディオデータDAIを置換部28へ入力させた後は再びバッファメモリ25側に切り換えられ、引き続き入力されるオーディオデータDAIをバッファメモリ25へ出力する。更に、スイッチ34は、当該終了タイミングを含む窓関数に対応する時間に相当する零データをフィルタデータDFとして量子化部21へ出力した後は再びFFT部31側に切り換えられ、引き続き入力される周波数領域データDFFを量子化部21へ出力する。
【0143】
その後は、上述した第1又は第2実施形態において説明したステップS6の処理が実行され、全オーディオデータDAIについて処理が終了しているときは(ステップS6;YES)、そのまま処理を終了し、処理が終了していないときは(ステップS6;NO)、次に、図10(b)ステップS1に戻って引き続き入力されてくるオーディオデータDAIに対してステップS1、S5及びS6の処理を行う。
【0144】
以上説明したように、第3実施形態のフィルタ処理により生成されたフィルタデータDFを用いても、記録後再生時におけるオーディオデータDAOの再生強度は上述したように(図6(a)最下段参照)窓関数のレベルのフェードアウト特性と同様のフェードアウト特性となる。
【0145】
また、記録開始時又は記録中断/再開時においても、上述した記録終了時と同様に、記録開始時又は記録中断/再開時を含む窓関数に相当するオーディオデータDAIを零データに置換すると共に、それ以外のタイミングに相当するオーディオデータDAIに対して上記窓関数乗算処理及びFFT処理を実行してフィルタデータDFを生成することにより、第1実施形態における記録開始時又は記録中断/再開時と同様のオーディオデータDAOの再生強度の変化(図6(b)最下段及び図8最下段参照)が得られる。
【0146】
以上のように、第3実施形態の解析フィルタ部20”の動作によっても、第1実施形態の解析フィルタ部20の動作と同様の効果を得ることができる。
【0147】
なお、上述の各実施形態においては、オーディオデータDAIに対して本発明に係るフィルタ処理を実行する構成について説明したが、これ以外に、本発明は、各実施形態におけるビデオデータDVIの記録終了時、記録開始時又は記録中断/再開時に対して適用することも可能である。
【0148】
更に、各実施形態においては、MDCT方式に対応する窓関数を用いた場合について説明したが、これ以外に、本発明は、フェードインする特性を有すると共にフェードアウトする特性を有する窓関数を用いてディジタル的に情報を処理する場合について広く適用することができる。
【0149】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードアウトする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を終了するとき、当該終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同様の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において簡易な処理でフェードアウトさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急激に低減することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0150】
従って、記録が終了され、更にその終了前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0151】
請求項2に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を開始するので、開始直後のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードインと同様の変化となり、ディジタル情報の記録開始時において簡易な処理でフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録開始時において急激に増大することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0152】
従って、情報記録が新たに開始され、更にその開始前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0153】
請求項3に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、当該中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0154】
従って、情報記録が一時的に中断された後に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0155】
請求項4に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、中断するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を中断するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、再開するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を再開するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後に再開するタイミングより後に記録すべきディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0156】
従って、情報記録が一時的に中断された後に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0157】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、複数の窓関数が時間軸上において夫々の窓関数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有するように構成されるので、元のディジタル情報に忠実な記録ディジタル情報を生成して記録することができる。
【0158】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、ディジタル情報がオーディオ情報であるので、オーディオ情報の記録終了時、記録開始時又は記録中断/再開時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0159】
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明の効果に加えて、複数の窓関数がMDCT符号化方式における歪み除去のための窓関数であるので、MDCT符号化方式を用いてオーディオ情報を記録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録中断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又はフェードインさせることができると共に再生時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0160】
請求項8に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードアウトする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を終了するとき、当該終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を終了乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同様の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において簡易な処理でフェードアウトさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急激に低減することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0161】
従って、記録が終了され、更にその終了前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0162】
請求項9に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を開始するので、開始直後のディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードインと同様の変化となり、ディジタル情報の記録開始時において簡易な処理でフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録開始時において急激に増大することによる再生時の雑音発生を防止することができる。
【0163】
従って、情報記録が新たに開始され、更にその開始前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0164】
請求項10に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、当該中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0165】
従って、情報記録が一時的に中断された後に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0166】
請求項11に記載の発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、中断するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を中断するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、再開するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を再開するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後に再開するタイミングより後に記録すべきディジタル情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェードインさせることができると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0167】
従って、情報記録が一時的に中断された後に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0168】
請求項12に記載の発明によれば、請求項8から11のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、複数の窓関数が時間軸上において夫々の窓関数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有するように構成されるので、元のディジタル情報に忠実な記録ディジタル情報を生成して記録することができる。
【0169】
請求項13に記載の発明によれば、請求項8から12のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、ディジタル情報がオーディオ情報であるので、オーディオ情報の記録終了時、記録開始時又は記録中断/再開時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0170】
請求項14に記載の発明によれば、請求項13に記載の発明の効果に加えて、複数の窓関数がMDCT符号化方式における歪み除去のための窓関数であるので、MDCT符号化方式を用いてオーディオ情報を記録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録中断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又はフェードインさせることができると共に再生時における聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の情報記録再生装置の概要構成を示すブロック図である。
【図2】オーディオ圧縮回路等の細部構成を示すブロック図であり、(a)はオーディオ圧縮回路の細部構成を示すブロック図であり、(b)は解析フィルタ部の細部構成を示すブロック図である。
【図3】通常のフィルタ処理を示す図である。
【図4】オーディオ伸長回路の構成を示すブロック図であり、(a)はオーディオ伸長回路の細部構成を示すブロック図であり、(b)はその動作波形を示す図である。
【図5】第1実施形態のフィルタ処理を示すフローチャートであり、(a)は記録終了時の処理を示すフローチャートであり、(b)は記録開始時の処理を示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態のフィルタ処理を示すタイミングチャートであり、(a)は記録終了時の処理を示すタイミングチャートであり、(b)は記録開始時の処理を示すタイミングチャートである。
【図7】記録中断/再開時のフィルタ処理を示すフローチャートである。
【図8】記録中断/再開時のフィルタ処理を示すタイミングチャートである。
【図9】第2実施形態の情報記録再生装置を示す図であり、(a)は解析フィルタ部の細部構成を示すブロック図であり、(b)は記録終了時におけるフィルタ処理を示すフローチャートである。
【図10】第3実施形態の情報記録再生装置を示す図であり、(a)は解析フィルタ部の細部構成を示すブロック図であり、(b)は記録終了時におけるフィルタ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…情報記録再生装置
2…光ディスク
3…スピンドルモータ
4…ピックアップ
5…サーボ回路
6…記録系
8…中央制御回路
8a…メモリ
9…操作部
10…表示部
11、12…A/Dコンバータ
13…オーディオ圧縮回路
14…ビデオ回路
15…マルチプレックス回路
16…記録バッファメモリ
17…エンコーダ
18…記録回路
20、20’,20”…解析フィルタ部
21…量子化部
22…パック部
23…ビット配分部
25、27、37…バッファメモリ
26、36…乗算部
28…置換部
30、32…CPU
29、31…FFT部
33、34…スイッチ
35…逆FFT部
38…加算器
39、40…D/Aコンバータ
41…ビデオ伸張回路
42…オーディオ伸張回路
43…デマルチプレックス回路
44…再生バッファメモリ
45…デコーダ
46…再生回路
47…逆量子化部
B…光ビーム
AI、SAO…オーディオ信号
AI、DAO…オーディオデータ
1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、CCS、CB、CBA、CBM1、CBM2、CC、CSW…制御信号
DPAI、DPAO…圧縮オーディオデータ
VI、SVO…ビデオ信号
VI、DVO…ビデオデータ
DPVI、DPVO…圧縮ビデオデータ
DPW…圧縮データ
WE…エンコードデータ
DPAV、DPR…デコードデータ
Cmw、Cmr…データ量信号
WT…記録用データ
DPPP…再生データ
RD…検出データ
PC、CSC…サーボ制御信号
F…フィルタデータ
Q…量子化オーディオデータ
DPAI…圧縮オーディオデータ
B1、DB2…メモリデータ
WW…乗算データ
C、DCC…置換データ
CF、DFF…周波数領域データ
DPEX…伸長データ

Claims (14)

  1. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録装置において、
    フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手段と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
    前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を終了する終了手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録装置において、
    フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手段と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
    前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を開始する開始手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  3. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録装置において、
    フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手段と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
    前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断する中断手段と、
    前記ディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  4. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録装置において、
    フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手段と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
    前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断する中断手段と、
    中断後に前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記再開するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    複数の前記窓関数は、時間軸上において夫々の前記窓関数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有することを特徴とする情報記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    前記ディジタル情報はオーディオ情報であることを特徴とする情報記録装置。
  7. 請求項6に記載の情報記録装置において、
    前記窓関数はMDCT(Modified Discrete Cosine Transform)符号化方式における歪み除去のための窓関数であることを特徴とする情報記録装置。
  8. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法において、
    フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
    前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を終了する終了工程と、
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  9. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法において、
    フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
    前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を開始する開始工程と、
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  10. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法において、
    フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
    前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断する中断工程と、
    前記ディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開工程と、
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  11. 外部から入力されるディジタル情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法において、
    フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、
    夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
    前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中断する中断工程と、
    中断後に前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記再開するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開工程と、
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  12. 請求項8から11のいずれか一項に記載の情報記録方法において、
    複数の前記窓関数は、時間軸上において夫々の前記窓関数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有することを特徴とする情報記録方法。
  13. 請求項8から12のいずれか一項に記載の情報記録方法において、
    前記ディジタル情報はオーディオ情報であることを特徴とする情報記録方法。
  14. 請求項13に記載の情報記録方法において、
    前記窓関数はMDCT符号化方式における歪み除去のための窓関数であることを特徴とする情報記録方法。
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