JP3804595B2 - 映像信号処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号処理方法及び装置に関し、特に、映像信号の走査線数を倍速変換などに変換して高画質化処理を行った場合に、過度の信号強調を適応的に抑制する処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば1フレームの走査線数が525本のNTSC方式の映像信号や、625本のPAL方式の映像信号を、1フレーム1050本或いはそれ以上の走査線数に変換する走査線数変換装置として、入力画像をそのパターンに応じて分類し、そのパターン毎により高精細な画像になるように処理する、走査線数変換装置が提案されている(特開平7−75066号公報)。
【0003】
このような走査線数変換装置を用いることにより、例えば、カメラ撮影された自然画等の画質を著しく向上させることができる。ところが、このような装置においては、特に垂直方向の画質を向上させる目的で、垂直方向の高域成分の強調を行う処理が設けられている。その場合に、上述した自然画は問題がないが、例えば、自然画に重畳されるテロップのような人工的な画像に対しては、画像の一部分の輝度が過度に高くなるなどの弊害を生じてしまう。
【0004】
即ち、例えば自然画に重畳されたテロップにおいては、そのテロップのエッジ部分での垂直方向の周波数が極めて高くなる。そこで、このような画像で垂直方向の高域成分の強調を行うと、エッジ部分の輝度レベルが過度に高くなって目立ち易くなる。このため、いわゆるラインフリッカや、画像を表示する陰極線管の特性によるデフォーカス等の画質劣化を生じるものである。
【0005】
なお、このような画質劣化は、上述したテロップ以外でも、例えば受像機の調整のためのメニュー画面を自然画に重畳して表示する場合などにも生じる。また画像の垂直方向の高域成分の強調は、上述のような高精度の走査線数変換を行う映像信号処理に限らず、いわゆる垂直補間による走査線数変換や、一般的な垂直エンハンスにおいても行われているものであり、このような場合においても上述の画質劣化は生じているものである。
【0006】
この問題点を解決するために、本出願人は先に、画像処理された信号と元の信号と基準レベルとを比較し、この比較結果に応じてこれらの信号を切り換えて取り出すようにした映像信号処理装置を提案した(特開平11−355613号公報)。
【0007】
即ち、図6に示すように、入力端子1に入力した映像信号を、走査線変換・高画質化回路2に供給して、2倍の走査線数に変換する倍速変換などを行うと共に、そのときの映像に応じた高画質化処理を行う。そして、走査線変換・高画質化回路2の出力を、強調成分の適応的抑制回路3に供給して、垂直方向の映像成分が必要以上に強調された部分を抑制させて、出力映像信号を得る。
【0008】
強調成分の適応的抑制回路3では、走査線変換・高画質化回路2での信号処理に必要な時間だけ、入力端子1に入力した映像信号を遅延させる遅延回路4を用意する。そして、その遅延回路4の出力と、走査線変換・高画質化回路2の出力とを強調成分検出回路5に供給して、それぞれの出力と基準信号入力端子6に得られる基準信号レベルとの差を比較して、過度に強調された成分を検出する。強調成分検出回路5で過度に強調された成分を検出した場合には、その部分の映像信号を、適応的強調成分抑制回路7で抑制させる処理を行い、出力させる。
【0009】
図7は、図6に示した処理回路のより具体的な構成例を示した図である。この例では、入力端子11に得られる映像信号を、倍速処理回路12に供給して、走査線数を2倍に変換するいわゆる倍速変換処理を行うようにしてある。この倍速処理回路12での倍速変換処理を行う際には、高画質化処理も行うようにしてある。ここでは、倍速処理回路12で1本の走査線の信号から変換された2本の走査線の信号(この2本の信号をha,hbと称する)は、同時に並行して出力されるようにしてあり、その2本の走査線の信号ha,hbを、それぞれ別の適応的強調成分抑制回路13a,13bに供給する。各適応的強調成分抑制回路13a,13bでは、それぞれ別の強調成分検出回路16a,16bの出力に基づいた強調成分の抑制処理を行う。この適応的強調成分抑制回路は、ピークリミッタとも称される。各適応的強調成分抑制回路13a,13bの出力は、時間軸変換回路14に供給し、各走査線を出力させる時間軸を変換して、1系統の映像信号として出力させる。
【0010】
各強調成分検出回路16a,16bでは、倍速処理回路12が出力する2本の走査線の信号ha,hbが供給されると共に、倍速処理回路12での信号処理に要する時間だけ遅延回路15で遅延された信号が供給され、さらに、基準信号入力端子17に得られる基準レベル信号が供給されて、垂直方向に過度に強調された成分が検出される。
【0011】
各強調成分検出回路16a,16bでの強調成分の検出処理としては、例えば、入力端子17に得られる基準信号により基準レベルを設定し、遅延回路15から供給される信号を入力信号とし、倍速処理回路12の出力を変換後信号とした場合、a.(入力信号−基準レベル)、b.(変換後信号−基準レベル)、c.(入力信号−変換後信号)の3つの差分信号を得る。この3つの差分信号a,b,cを使用した具体的な一例を示すと、(差分信号a<0)かつ(差分信号b>0)である場合に、適応的強調成分抑制回路13a又は13bで、走査変換後の信号を基準レベルまで抑える処理を行う。また、(差分信号a<0)かつ(差分信号b<0)である場合に、走査変換後の信号を、適応的強調成分抑制回路13a又は13bでそのまま出力させる。
【0012】
基準信号レベルは、この処理回路の出力が供給される表示手段(陰極線管など)の特性に合わせて選定され、基準レベルを適正に選定することで、過度に強調された映像信号のピークを適正なレベルに抑え、高画質化に貢献している強調成分はそのまま生かすことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のこの種の強調成分抑制処理では、強調成分検出回路(図7中の強調成分検出回路16a,16bに相当)で比較する原信号と変換後信号とが、常に一定の関係にある信号であるため、入力信号の状態によっては、正確な強調成分の検出ができず、適切な強調が行われているにもかかわらず、強調成分が抑制されてしまったり、或いは逆に、過度の強調成分を抑制できず、画質劣化が起きる場合があった。
【0014】
また、走査線変換によって生成される走査線の位相が入力信号の位相と異なる場合には、走査線数変換回路と同じだけ遅延させた入力信号との比較だけでは、正確な強調成分の検出ができなく、同様に、誤った強調成分が抑制や過度の強調成分を抑制できない状態が発生する問題があった。
【0015】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、映像信号の走査数を変換する場合の過度に強調された成分の抑制が良好にできるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、映像信号の走査線数を変換する際に、変換された映像信号の少なくとも垂直方向の高域成分を強調する場合に、走査線数変換に要する時間以上の複数段階の時間に遅延された遅延信号を得て、その複数の遅延信号の中から、その遅延信号のレベルの比較により適切な遅延信号を選択し、その選択された遅延信号と強調された映像信号との比較で、過度に強調された信号成分を検出し、過度に強調された信号成分を検出した部分について、強調を抑制する処理を行うようにしたものである。
【0017】
このようにしたことで、複数段階の遅延信号の中から適切な遅延信号を選択することで、強調成分と比較する信号が良好に選定でき、強調成分の抑制が良好にできるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図3を参照して説明する。
【0019】
図1は、本例の映像信号処理を行う構成例を示した図である。本例の回路は、テレビジョン受像機などに適用される回路であり、チューナで受信した映像信号などが入力端子11に供給される。この入力端子11に得られる映像信号を、倍速処理回路12に供給して、走査線数を2倍に変換するいわゆる倍速変換処理を行う。この場合、入力端子11に得られる映像信号は、デジタル化された映像信号であり、デジタル処理で倍速変換処理などを行う。倍速処理回路12での倍速変換処理を行う際には、高画質化処理も行うようにしてある。この高画質化処理は、例えば、入力される映像の種類(例えば自然画,動きの激しい画像など)に応じて変化させる場合もある。
【0020】
倍速処理回路12は、入力した1本の走査線の信号から変換された2本の走査線の信号ha,hbを、同時に並行して出力されるようにしてあり、その2本の走査線の信号ha,hbを、それぞれ別の適応的強調成分抑制回路(ピークリミッタ)13a,13bに供給する。各適応的強調成分抑制回路13a,13bでは、それぞれ別の強調成分検出回路16a,16bの出力に基づいた過度の強調成分の抑制処理を行う。各適応的強調成分抑制回路13a,13bの出力は、時間軸変換回路14に供給し、各走査線を出力させる時間軸を変換して、1系統の映像信号として出力させる。ここまで説明した構成については、従来例として図7に示した構成と基本的に同じである。
【0021】
そして本例においては、各強調成分検出回路16a,16bに、倍速処理回路12が出力する2本の走査線の信号ha,hbが供給される。また、遅延回路18で、倍速処理回路12での信号処理に要する時間とほぼ等しい時間だけ遅延された遅延信号(以下第1の遅延信号と称する)と、倍速処理回路12での信号処理に要する時間に1フィールド期間(例えば1/60秒)を加算した時間とほぼ等しい時間だけ遅延された遅延信号(以下第2の遅延信号と称する)とを得る。この遅延回路18が出力する第1の遅延信号と第2の遅延信号は、比較選択回路19で両遅延信号のレベルを比較して、レベルの高い信号を選択する処理が行われる。この比較選択処理は、供給される映像信号の1サンプル毎に行い、1サンプル毎にレベルの高い信号が選択されるものである。
【0022】
そして、強調成分検出回路16aでは、遅延回路18が出力する第1の遅延信号と、倍速処理回路12が出力する一方の走査線の信号haと、基準信号入力端子17に得られる基準レベル信号とを供給し、基準レベルとの比較で垂直方向の強調成分を検出する。
【0023】
また、強調成分検出回路16bでは、比較選択回路19で選択された第1又は第2の遅延信号と、倍速処理回路12が出力する他方の走査線の信号hbと、基準信号入力端子17に得られる基準レベル信号とを供給し、基準レベルとの比較で垂直方向の強調成分を検出する。
【0024】
各強調成分検出回路16a,16bでの強調成分の検出処理としては、例えば、入力端子17に得られる基準信号により基準レベルを設定し、遅延回路18又は比較選択回路19から供給される遅延信号を入力信号とし、倍速処理回路12の出力を変換後信号とした場合、a.(入力信号−基準レベル)、b.(変換後信号−基準レベル)、c.(入力信号−変換後信号)の3つの差分信号を得る。この3つの差分信号a,b,cを使用した具体的な一例を示すと、(差分信号a<0)かつ(差分信号b>0)である場合に、適応的強調成分抑制回路13a又は13bで、走査変換後の信号を基準レベルまで抑える処理を行う。また、(差分信号a<0)かつ(差分信号b<0)である場合に、走査変換後の信号を、適応的強調成分抑制回路13a又は13bでそのまま出力させる。各強調成分検出回路16a,16bでの比較についても、1サンプル毎に行うようにしてあり、その1サンプル毎の比較結果に基づいて、各適応的強調成分抑制回路13a,13bでの抑制処理についても、1サンプル抑制処理状態を変化させるようにしてある。
【0025】
入力端子17に得られる信号に基づいて設定される基準信号レベルは、この処理回路の出力が供給される表示手段(陰極線管など)の特性に合わせて選定され、基準レベルを適正に選定することで、過度に強調された映像信号のピークを適正なレベルに抑え、高画質化に貢献している強調成分はそのまま生かすことができる。
【0026】
図2は、このような構成で映像信号の処理を行う場合の走査線の変換例を示した図である。図の横軸は、時間の流れを示し、個々の丸印が1本毎の走査線を示している。縦軸方向に、同じフィールド内の映像信号の走査線の列を示してあり、時間t1 に入力端子11に入力した映像信号が、2倍の走査線数に変換されて、時間t2 に時間軸変換回路14から出力され、以下同様に、時間t3 に入力した映像信号が、2倍の走査線数に変換されて、時間t4 に出力される様子を示してある。時間t1 の入力映像と、その1フィールド後の時間t3 の入力映像とは、インターレースの関係にあり、この2フィールドで1フレームが構成される。従って、時間t1 の入力映像の各ラインの空間的な位置と、時間t3 の入力映像の各ラインの空間的な位置は、ずれた位置に設定される。
【0027】
ここで、例えば時間t3 に入力した映像信号の特定のラインHAの信号は、2本のラインha,hbに変換されて、時間t4 に出力される。本例の場合、2倍の倍速変換処理としては、同一フィールド内の隣接ラインの情報を参照して、高画質化処理が行われるだけでなく、隣接したフィールド内の情報についても参照されて、高画質化処理が行われる。このため、例えば図2に示す変換後のラインhaの信号については、空間的にほぼ同じ位置である入力映像のラインHAの信号が参照されて生成される可能性が最も高いが、変換後のラインhbの信号については、1フィールド前の空間的にほぼ同じ位置のラインHBの信号についても参照されて生成される可能性が高い。
【0028】
図2に示したラインha,hbの信号が図1の倍速処理回路12から出力された場合には、適応的強調成分抑制回路13aにラインhaの信号が供給されて、この回路13aの制御を行う強調成分検出回路16aでは、遅延回路18が出力する第1の遅延信号が供給される。この第1の遅延信号は、図2に示したラインHAの信号に相当する。従って、強調成分検出回路16aで、入力信号であるラインHAの信号と、変換後の信号であるラインhaが、それぞれ基準レベルとの差から比較されて、過度の強調成分が検出され、その過度の強調成分を検出したサンプル位置では、適応的強調成分抑制回路13aで過度の強調を抑制する処理が行われる。この適応的強調成分抑制回路13aと強調成分検出回路16aでの処理は、従来例として図7に示した回路での処理と基本的に同じである。
【0029】
そして、適応的強調成分抑制回路13bに図2のラインhbの信号が供給される場合に、この回路13bの制御を行う強調成分検出回路16bでは、遅延信号として比較選択回路19で選択された第1又は第2のの遅延信号が供給される。ここでの第1の遅延信号は、図2に示したラインHAの信号に相当し、第2の遅延信号は、図2に示したラインHBの信号に相当する。この2つのラインの信号が比較選択回路19に供給されて、1サンプル毎にレベルの高い信号が選択され、そのレベルの高い方の遅延信号が、強調成分検出回路16bに供給される。
【0030】
例えば、走査線HB,HAの信号波形例を図3に示すと、それぞれの走査線の区間aでは走査線HAの方が高く、区間bでは走査線HBの方が高いとする。このような場合には、区間aでは走査線HAの信号(第1の遅延信号)が選択され、区間bでは走査線HBの信号(第2の遅延信号)が選択されて、強調成分検出回路16bに供給される。
【0031】
このようにしてレベルの高い方の遅延信号が強調成分検出回路16bに供給されることで、強調成分検出回路16bで、入力信号であるラインHA又はHBの信号と、変換後の信号であるラインhbが、それぞれ基準レベルとの差から比較されて、過度の強調成分が検出され、その過度の強調成分を検出したサンプル位置では、適応的強調成分抑制回路13bで過度の強調を抑制する処理が行われる。ここで、遅延信号として第1,第2の遅延信号の内のレベルの高い信号が選択されて供給されることで、強調成分検出回路16bでの比較対象として、時間的に最も近い信号(第1の遅延信号)が選択される場合と、位相的に最も近い位置の信号(第2の遅延信号)が選択される場合とがあり、信号状態に応じて正確に強調成分を検出できるようになり、過度の強調成分の抑制が従来よりも正確に行えるようになる。
【0032】
従って、高画質化処理の過程で画質劣化につながる過度の強調があった場合に、その過度の強調成分だけを検出して抑制することで、画質改善の目的である自然画についてはより高画質に、劣化を起こしやすいテロップなどの人工的な画像についても、画質を保ったまま表示することが可能になる。過度の強調が良好に抑えられることで、高画質化回路での高画質化処理の自由度も広がり、従来よりもさらに画質の向上を図ることが可能になる。ここでは2倍に走査線数を変換する例としたが、その倍率に走査線数を変換する場合に適用可能であり、走査線数変換の倍率や、入出力信号の位相関係に依存することなく、画質を維持できるようになるので、この回路が組み込まれる表示装置の画像表示手段(陰極線管,液晶表示パネルなど)の選択もより自由に行うことができる。例えば、同じ高画質化回路を、陰極線管を表示手段として使用した表示装置と、液晶表示パネルを表示手段として使用した表示装置に兼用できることになり、回路の汎用性が向上する。
【0033】
なお、図1の例では、2倍に変換された2ラインの内の一方のラインについてだけ、1フィールド前の遅延信号とそうでない遅延信号とを比較選択するようにしたが、全てのラインの強調成分を検出する際に、同様の比較選択を行う構成としても良い。
【0034】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図4及び図5を参照して説明する。
【0035】
図4は、本例の映像信号処理を行う構成例を示した図である。本例においては、入力端子21に得られる映像信号を、時間軸変換回路22に供給する。この時間軸変換回路22では、入力映像信号の走査線数を2倍に変換する処理が行われる。但し、この回路22では、同じラインの信号を単純に2回繰り返し出力させる時間軸変換処理が行われるだけである。時間軸変換回路22で2倍の走査線数に変換された信号は、走査線変換回路23に供給されて、高画質化処理が行われる。この高画質化処理時には、隣接するラインの信号や、隣接するフィールドの信号などが参照される。
【0036】
走査線変換回路23で高画質化された倍速変換された映像信号は、適応的強調成分抑制回路(ピークリミッタ)24に供給する。適応的強調成分抑制回路24では、強調成分検出回路27の出力に基づいた過度の強調成分の抑制処理を行う。そして、回路27で過度の強調成分が抑制された信号を出力させて、後段の回路(図示せず)に供給する。適応的強調成分抑制回路24では、強調成分検出回路27での過度の強調成分の検出状態に応じて、過度の強調成分を抑制する処理が実行される。
【0037】
強調成分検出回路27に供給される信号について説明すると、本例では、時間軸変換回路22の出力を遅延回路25に供給して、それぞれ遅延時間が異なる4つの遅延信号を得る。ここでの4つの遅延信号の一例を示すと、例えば、走査線変換回路23での処理に要する時間とほぼ等しい時間だけ遅延させた信号(第1の遅延信号)と、その第1の遅延信号よりもさらに1フィールド期間だけ遅延させた信号(第2の遅延信号)と、第1の遅延信号よりも1ライン前の信号を得るために遅延させた信号(第3の遅延信号)と、第2の遅延信号よりも1ライン前の信号を得るために遅延させた信号(第4の遅延信号)とを得るようにしてある。ここでの1フィールド期間や1ラインの期間は、走査線数変換前の期間である。
【0038】
そして、その4つの遅延信号(第1〜第4の遅延信号)を、比較選択回路26に供給して、比較して最適なレベルの信号(例えば最もレベルの高い信号)を1サンプル毎に選択し、その選択された信号を、強調成分検出回路27に供給する。この比較選択回路26の出力の他に、走査線変換回路23の出力と、基準信号入力端子28に得られる基準信号とを、強調成分検出回路27に供給し、基準レベルと各信号との差から、過度に強調された成分を検出する。この過度に強調された成分を検出する処理については、第1の実施の形態で説明した強調成分検出回路16a,16bでの処理と基本的に同じである。
【0039】
なお、比較選択回路26での選択状態については、走査線変換回路23での変換状態などに関する情報を得て、その情報により変更するようにしても良い。即ち、必ずしも常時4つの遅延信号の中から、最もレベルの高い信号を選択するのではなく、そのときの走査線変換回路23での変換状態などに応じて、いずれか2つ又は3つの遅延信号から、最もレベルの高い信号などを選択するようにしても良い。
【0040】
この図4に示すように構成したことで、そのときの走査線変換回路23での高画質化の変換状態に応じて、より適した信号を比較対象として、過度の強調成分を検出できるようになる。例えば、図5に示した変換例で入力映像信号の走査線数変換が行われているとする。この図5は、既に説明した図2と同様に、図の横軸は時間の流れを示し、個々の丸印が1本毎の走査線を示している。縦軸方向に、同じフィールド内の映像信号の走査線の列を示してあり、時間t1 に入力端子21に入力した映像信号が、2倍の走査線数に変換されて、時間t2 に走査線変換回路23から出力され、以下同様に、時間t3 に入力した映像信号が、2倍の走査線数に変換されて、時間t4 に出力される様子を示してある。この例でも、時間t1 の入力映像と、その1フィールド後の時間t3 の入力映像とは、インターレースの関係にあり、この2フィールドで1フレームが構成される。従って、時間t1 の入力映像の各ラインの空間的な位置と、時間t3 の入力映像の各ラインの空間的な位置は、ずれた位置に設定される。
【0041】
ここで、例えば時間t3 に入力した映像信号の特定のラインHAの信号と、空間的に同じ位置の変換後のラインha、及びその直後のラインhb、さらに1本前のラインhcについて見ると、これらのラインha,hb,hcの信号は、元の2フィールドのラインHA,HB,HCの信号(グループg1の信号)から変換される場合、或いは元の2フィールドのラインHA,HB,HC,HDの信号(グループg2の信号)から変換される場合、などがある。これらの変換状態に応じて、比較選択回路26での選択状態を適切に選定することで、過度の強調成分を良好に検出できるようになり、より正確に過度の強調成分の抑制が行えるようになる。
【0042】
なお、図5に示したグループg1,g2の選び方については、一例を示したものであり、その他の範囲内の信号の中から適切な信号を選択するようにしても良い。
【0043】
また、上述した各実施の形態では、映像信号の高画質処理を行う回路と、遅延回路とは別体の回路として示したが、映像信号処理を行う回路は、遅延回路を含んで構成される場合が多々あり、そのような場合には、内部の遅延回路で遅延された信号を強調成分検出回路に供給して、検出するようにしても良い。
【0044】
また、上述した各実施の形態では、走査線数を2倍に変換する倍速変換の場合の例について説明したが、2倍以上の走査線数に変換する場合にも適用可能であり、また整数倍以外の数に走査線数を変換する場合にも適用可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、複数段階の遅延信号の中から適切な遅延信号を選択することで、強調成分と比較する信号が良好に選定でき、過度の強調成分の抑制が良好にできるようになり、高画質化を図ることができる。
【0046】
この場合、複数段階の遅延は、ほぼ走査線数変換に要する時間だけ遅延させた信号と、ほぼ走査線数変換に要する時間だけ遅延させた信号からさらに1フィールド又は1フレーム期間だけ遅延させた信号とすることで、1フィールド前又は1フレーム前の信号を強調成分の検出に使用でき、強調成分と比較する信号が良好に選定できるようになる。
【0047】
また、このように2つの遅延信号から選択する際に、2つの遅延信号からレベルの高い信号を選択するようにしたことで、単純なレベル比較による比較的簡単な構成で、適切な遅延信号を選択できるようになる。
【0048】
また、このようにレベル比較で選択する場合に、走査線数変換では元の映像信号の走査線数を2倍にする変換を行い、選択処理で2つの遅延信号からレベルの高い信号を選択するのは、隣接する2本のラインの内の一方のラインだけであり、他方のラインについては、走査線数変換に要する時間だけ遅延させた信号を常に選択するようにしたことで、走査線数を2倍にするいわゆる倍速変換を行って高画質化を図る際の、過度の強調成分の抑制が各ライン毎に良好に行えるようになる。
【0049】
さらに、遅延処理で、垂直方向の高域成分の強調に使用した複数のラインの信号を同時に得るための遅延を行い、その複数のラインの信号の中から、適切な遅延信号を選択するようにしたことで、そのときの高画質化処理状態に応じた良好な過度の強調成分の検出が行え、過度の強調成分の抑制が良好に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による構成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態による変換例を示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態による処理を説明するための信号波形図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による構成例を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態による変換例を示す説明図である。
【図6】従来の映像信号処理構成例を示すブロック図である。
【図7】従来の映像信号処理の具体的な構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力端子、2…走査線変換・高画質化回路、3…強調成分の適応的抑制回路、4…遅延回路、5…強調成分検出回路、6…基準信号入力端子、7…適応的強調成分抑制回路、11…入力端子、12…倍速処理回路、13a,13b…各適応的強調成分抑制回路、14…時間軸変換回路、15…遅延回路、16a,16b…強調成分検出回路、17…基準信号入力端子、18…遅延回路、19…比較選択回路、21…入力端子、22…時間軸変換回路、23…走査線変換回路、24…適応的強調成分抑制回路、25…遅延回路、26…比較回路、27…強調制御検出回路、28…基準信号入力端子
Claims (10)
- 映像信号の走査線数を変換する走査線数変換ステップと、
前記走査線数変換ステップで変換された映像信号の少なくとも垂直方向の高域成分を強調する強調ステップと、
前記走査線数変換ステップでの変換に要する時間以上の複数段階の時間に遅延された遅延信号を得る遅延ステップと、
前記遅延ステップで得られた複数の遅延信号の中から、その遅延信号のレベルの比較により適切な遅延信号を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された遅延信号と、前記強調ステップで強調された映像信号との比較で、過度に強調された信号成分を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで過度に強調された信号成分を検出した部分について、強調を抑制する抑制ステップとを備えた
映像信号処理方法。 - 請求項1記載の映像信号処理方法において、
前記遅延ステップでの複数段階の遅延は、ほぼ前記走査線数変換ステップでの変換に要する時間だけ遅延させた信号と、ほぼ前記走査線数変換ステップでの変換に要する時間だけ遅延させた信号からさらにほぼ1フィールド期間だけ遅延させた信号とする
映像信号処理方法。 - 請求項2記載の映像信号処理方法において、
前記選択ステップは、2つの遅延信号からレベルの高い信号を選択する
映像信号処理方法。 - 請求項3記載の映像信号処理方法において、
前記走査線数変換ステップは、元の映像信号の走査線数を2倍にする変換であり、
前記選択ステップで、2つの遅延信号からレベルの高い信号を選択するのは、隣接する2本のラインの内の一方のラインだけであり、他方のラインについては、前記走査線数変換ステップでの変換に要する時間だけ遅延させた信号を常に選択する
映像信号処理方法。 - 請求項1記載の映像信号処理方法において、
前記遅延ステップは、前記強調ステップでの強調に使用した複数のラインの信号を同時に得るための遅延処理であり、
前記選択ステップは、その複数のラインの信号の中から、適切な遅延信号を選択するようにした
映像信号処理方法。 - 映像信号の走査線数を変換する走査線数変換手段と、
前記走査線数変換手段で変換された映像信号の少なくとも垂直方向の高域成分を強調する強調手段と、
前記走査線数変換手段での変換に要する時間以上の複数段階の時間に遅延された遅延信号を得る遅延手段と、
前記遅延手段で得られた複数の遅延信号の中から、その遅延信号のレベルの比較により適切な遅延信号を選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された遅延信号と、前記強調手段で強調された映像信号との比較で、過度に強調された信号成分を検出する検出手段と、
前記検出手段で過度に強調された信号成分を検出した部分について、強調を抑制する抑制手段とを備えた
映像信号処理装置。 - 請求項6記載の映像信号処理装置において、
前記遅延手段での複数段階の遅延は、ほぼ前記走査線数変換手段での変換に要する時間だけ遅延させた信号と、ほぼ前記走査線数変換手段での変換に要する時間だけ遅延させた信号からさらにほぼ1フィールド期間だけ遅延させた信号とする
映像信号処理装置。 - 請求項7記載の映像信号処理装置において、
前記選択手段は、2つの遅延信号からレベルの高い信号を選択する
映像信号処理装置。 - 請求項8記載の映像信号処理装置において、
前記走査線数変換手段は、元の映像信号の走査線数を2倍にする変換手段であり、
前記選択手段で、2つの遅延信号からレベルの高い信号を選択するのは、隣接する2本のラインの内の一方のラインだけであり、他方のラインについては、前記走査線数変換手段での変換に要する時間だけ遅延させた信号を常に選択する
映像信号処理装置。 - 請求項5記載の映像信号処理装置において、
前記遅延手段は、前記強調手段での強調に使用した複数のラインの信号を同時に得るための遅延処理であり、
前記選択手段は、その複数のラインの信号の中から、適切な遅延信号を選択する
映像信号処理装置。
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