JP2007274411A - プルダウン信号検出装置およびプルダウン信号検出方法並びに順次走査変換装置および順次走査変換方法 - Google Patents

プルダウン信号検出装置およびプルダウン信号検出方法並びに順次走査変換装置および順次走査変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プルダウン信号から通常の映像信号に切り替わるときにおけるくし状のノイズの発生を低減可能なプルダウン信号検出装置およびプルダウン信号検出方法並びに順次走査変換装置および順次走査変換方法を提供する。
【解決手段】プルダウン信号検出回路14は、現フィールド信号S1および1フィールド遅延信号S2のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドで小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または現フィールド信号S1および2フィールド遅延信号S3のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドで小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、入力映像信号がプルダウン信号であるか否かを判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、映画等の2−3プルダウン方式で生成されたプルダウン信号を検出するプルダウン信号検出装置およびプルダウン信号検出方法並びにその装置および方法を用いた順次走査変換装置および順次走査変換方法に関する。
テレビジョン放送波として一般に用いられるNTSC方式等の標準テレビジョン方式の映像信号は、飛越し走査方式で映像が走査されている。
一方、近年、液晶表示装置やプラズマ表示装置のような薄型のテレビジョン受像機が普及し始めている。このような表示装置を用いて飛越し走査方式の映像信号をそのまま各走査線に表示すると、画面の輝度が著しく低下し鑑賞に堪えない映像が表示される。そのため、このような表示装置では、順次走査方式で映像が表示されている。また、飛越し走査方式の映像信号を液晶表示装置やプラズマ表示装置といった順次走査方式の表示装置に表示する場合には、飛越し走査/順次走査変換回路が必要とされている。
ところで、NTSC方式等の映像信号の中には、映画フィルムに基づいて生成された映像信号が含まれていることがある。映画フィルムは毎秒24コマであるのに対して、標準テレビジョン方式の映像信号は毎秒30フレーム(毎秒60フィールド)の飛越し走査方式の映像信号である。そのため、映画フィルムに基づいて生成された映像信号は、2−3プルダウン方式または2−2プルダウン方式によって、標準テレビジョン方式の映像信号に変換されている。このような映画フィルムに基づき生成された映像信号を2−3プルダウン方式等で変換して得られる飛越し走査方式の映像信号を以下「プルダウン信号」という。
このプルダウン信号が生成されるとき、例えば2−3プルダウン方式では、先ず映画フィルムが走査されてフレーム周波数24Hzの順次走査方式の映像信号が生成される。次に、映画フィルムの第1フレームが第1および第2フィールド(2フィールド)、第2フレームが第3〜第5フィールド(3フィールド)、第3フレームが第6および第7フィールド(2フィールド)、そして、第4フレームが第8〜第10フィールド(3フィールド)というように対応させて変換が行なわれている。2−3プルダウン方式によるプルダウン信号は、このような変換によって生成されているため、奇数フィールドと偶数フィールドとを交互に繰り返した信号になっている(プルダウン信号を構成しているフィールドの配列をプルダウンシーケンスという)。なお、3フィールドに変換されるとき、最後のフィールド(第5フィールド、第10フィールド等)は、最初のフィールド(第3フィールド、第8フィールド等)と映像が同じフィールドが繰り返されている。
このように、映画フィルムの2コマが標準テレビジョン方式の映像信号の5フィールドに対応しており、映画フィルムのコマに対応して2フィールド映像信号と3フィールドの映像信号とが交互に繰り返される映像信号に変換されてプルダウン信号が生成されている。下記特許文献1には、このようなプルダウン信号に関し、現フィールド信号、1フィールド遅延信号および2フィールド遅延信号を用いて、フィルムモードを判定し、2−3プルダウン方式によるプルダウン信号を検出する技術について開示されている。
特開2002−290927公報
しかし、上記従来技術のように、現フィールド信号、1フィールド遅延信号および2フィールド遅延信号を用いて2−3プルダウン方式によるプルダウン信号を検出するときは、フィールド信号がプルダウン信号から通常の映像信号(ビデオ信号)に切り替わるときに、切り替わったと判定されるタイミングがずれて、くし状のノイズが発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、プルダウン信号から通常の映像信号に切り替わるときにおけるくし状のノイズの発生を低減可能なプルダウン信号検出装置およびプルダウン信号検出方法並びに順次走査変換装置および順次走査変換方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、入力映像信号の現フィールド信号、その現フィールド信号を1フィールド遅延させた1フィールド遅延信号およびその1フィールド遅延信号を1フィールド遅延させた2フィールド遅延信号の3つのフィールド信号を用いてプルダウン信号を検出するプルダウン信号検出装置であって、現フィールド信号および1フィールド遅延信号のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または現フィールド信号および2フィールド遅延信号のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、入力映像信号がプルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段を有するプルダウン信号検出装置を特徴とする。
また、本発明は、入力映像信号の現フィールド信号、その現フィールド信号を1フィールド遅延させた1フィールド遅延信号およびその1フィールド遅延信号を1フィールド遅延させた2フィールド遅延信号の3つのフィールド信号を用いて順次走査変換信号を生成する順次走査変換装置であって、現フィールド信号および1フィールド遅延信号のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または現フィールド信号および2フィールド遅延信号のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、入力映像信号がプルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段を有するプルダウン信号検出装置と、現フィールド信号、1フィールド遅延信号および2フィールド遅延信号から第1の補間信号を生成する補間信号生成手段と、プルダウン信号検出装置の出力に基づいて、現フィールド信号および2フィールド遅延信号の一方を選択してペアフィールド信号として出力する第1のセレクタと、プルダウン信号検出装置の出力に基づいて、第1の補間信号およびペアフィールド信号の一方を選択して第2の補間信号を出力する第2のセレクタと、1フィールド遅延信号と第2の補間信号とを整列し、順次走査変換信号を出力する走査線整列手段とを有する順次走査変換装置を提供する。
以上詳述したように、本発明によれば、プルダウン信号から通常の映像信号に切り替わるときにおけるくし状のノイズの発生を低減可能なプルダウン信号検出装置およびプルダウン信号検出方法並びに順次走査変換装置および順次走査変換方法が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る順次走査変換装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、順次走査変換装置1では、飛越し走査の入力映像信号である現フィールド信号S1が第1のフィールド遅延回路11に入力され、1フィールド後に1フィールド遅延信号S2として読み出される。フィールド遅延回路11は、例えば1フィールド分のメモリ領域を2つ有し、入力される1フィールド分の映像信号が2つのメモリ領域に交互に記録される。記録された映像信号の読出しも、2つのメモリ領域に対して交互に行われる。従って、記録された現フィールド信号S1が第1のフィールド遅延回路11から1フィールド遅延信号S2として読み出されているとき、次のフィールド信号が現フィールド信号S1として第1のフィールド遅延回路11のメモリ領域に記録されている。また、1フィールド遅延信号S2は第2のフィールド遅延回路12に入力され、1フィールド後に2フィールド遅延信号S3として読み出される。第2フィールド遅延回路12の構成および動作は、第1のフィールド遅延回路11と同様である。
図3には、順次走査変換装置1に入力される現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2および2フィールド遅延信号S3が順に示されている。また、図3には、後述する順次走査変換信号D1、画面単位プルダウン信号検出信号G3およびペアフィールド選択信号K2が示されている。
図3において、Aは映像フィルムの1コマAを元にして生成された偶数(even)フィールド、Aは映画フィルムの前記コマAを元にして生成された奇数(odd)フィールドを示している。Bは映画フィルムのコマBを元にして生成された偶数フィールド、Bは映画フィルムのコマBを元にして生成された奇数フィールドを示している。
C、D、Eは通常ビデオ信号のフィールドを示している。
図1の説明に戻り、動き適応補間信号生成回路13は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2のライン間に位置される動き適応補間信号S5(第1の補間信号)を、例えば動きベクトルによる動き補償補間により生成する。
プルダウン信号検出回路14は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、2フィールド遅延信号S3を用いて、入力映像信号がプルダウン信号であるか否かを判定し、プルダウン信号検出信号K1とペアフィールド選択信号K2とを出力する。プルダウン信号検出信号K1は、入力映像信号がプルダウン信号であるか否かを示している。また、ペアフィールド選択信号K2は、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドが現フィールド信号S1、2フィールド遅延信号S3のどちらであるかを示している。このプルダウン信号検出回路14については、後に詳述する。
第1のセレクタ15はペアフィールド選択信号K2に応じて、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドとして、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3のどちらか一方を選択し、選択した信号をペアフィールド信号S4として第2のセレクタ16に出力する。第2のセレクタ16は、プルダウン信号検出信号K1がプルダウン信号を示す場合にはペアフィールド信号S4を、そうでない場合には動き適応補間信号S5を選択し、選択した信号を補間信号S6(第2の補間信号)として出力する。走査線整列回路17は、直接信号である1フィールド遅延信号S2と補間信号S6とを順次走査順に整列(合成)して順次走査変換信号D1を出力する。
図2は、本発明の実施の形態に係るプルダウン信号検出回路14の構成を示すブロック図である。図2に示すように、プルダウン信号検出回路14では、現フィールド信号S1が第1の垂直LPF21を通過した後、フィールド間差分絶対値回路23およびフレーム間差分絶対値回路25に入力されている。また、1フィールド遅延信号S2が第2の垂直LPF22を通過した後、フィールド間差分絶対値回路23に入力されている。さらに、2フィールド遅延信号S3が第3の垂直LPF24を通過した後、フレーム間差分絶対値回路25に入力されている。
フィールド間差分絶対値回路23は、小領域積分回路26とともに本発明における第1の差分値算出手段を構成していて、現フィールド信号S1と1フィールド遅延信号S2を対象として、各フィールドにおけるフィールド間の差分絶対値を算出している。ここで算出される差分絶対値は、現フィールド信号S1と1フィールド遅延信号S2との間のフィールド間相関を求めるために使用される。フィールド間差分絶対値回路23の出力は小領域積分回路26に入力されている。
フレーム間差分絶対値回路25は、小領域積分回路27とともに本発明における第2の差分値算出手段を構成していて、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3を対象として、各フィールドにおけるフレーム間の差分絶対値を算出している。ここで算出される差分絶対値は、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3との間のフレーム間相関を求めるために使用される。フレーム間差分絶対値回路25の出力は小領域積分回路27に入力されている。
小領域積分回路26は、フィールド間差分絶対値回路23から出力されるフィールド間の差分絶対値を小領域(フィールドを細分化して得られる複数の画素からなる領域)単位(または画素単位)に積分して、小領域単位のフィールド間差分値を出力する。小領域積分回路27は、フレーム間差分絶対値回路25から出力されるフレーム間の差分絶対値を小領域単位に積分して、小領域単位のフレーム間差分値を出力する。小領域積分回路26の出力はフィールド間比較器28に入力され、小領域積分回路27の出力はフレーム間比較器29に入力される。なお、小領域積分回路26、27について、小領域は例えば水平8画素×垂直8ラインの矩形領域に設定されている。
フィールド間比較器28は、本発明における第1の比較手段であって、小領域積分回路26の出力を閾値E1(第1の差分値比較閾値)と比較する。この閾値E1は動いているまたは動きの大きい領域と判定し得る領域(以下「動領域」という)を小領域単位に検出し得るような所定の値に設定されている。フィールド間比較器28は、小領域積分回路26から出力されるフィールド間差分値が閾値E1以上であったときに、動領域が検出されたことを示す信号(動領域信号)を出力する。
フレーム間比較器29は、本発明における第2の比較手段であって、小領域積分回路27の出力を閾値E2(第2の差分値比較閾値)と比較する。この閾値E2も、動領域を小領域単位に検出し得るような所定の値に設定されている。フレーム間比較器29は、小領域積分回路27から出力されるフレーム間差分値が閾値E2以上であったときに、動領域が検出されたことを示す信号(動領域信号)を出力する。
フィールド間比較器28、フレーム間比較器29から出力される動領域信号は、それぞれ画面内カウンタ30,31に入力される。
画面内カウンタ30は、第1の計数手段であって、フィールド間比較器28から出力される動領域信号の個数をカウントし、カウントした結果を示す動領域カウント値を小領域フィールド間比較器32と、フィールド間累積加算値比較器34に入力する。画面内カウンタ31は、第2の計数手段であって、フレーム間比較器29から出力される動領域信号の個数をカウントし、カウントした結果を示す動領域カウント値を小領域フレーム間比較器33と、フレーム間累積加算値比較器35に入力する。
小領域フィールド間比較器32は、第1のフィールド検出手段であって、画面内カウンタ30から出力される動領域カウント値を小領域単位に閾値E3と比較して、フィールド間相関の低い低相関フィールド(第1の低相関フィールド)を検出する。この閾値E3は、小領域単位の比較によって第1の低相関フィールドを検出し得るような所定の値に設定されている。小領域フィールド間比較器32は、動領域カウント値が閾値E3以上になったとき、すなわち、フィールド間比較器28によって検出された動領域の個数(動領域の個数を「動領域数」ともいう)が閾値E3以上になったときに、第1の低相関フィールドが検出されたことを示す信号(第1の低相関フィールド信号)を出力する。
小領域フレーム間比較器33は、第2のフィールド検出手段であって、画面内カウンタ31から出力される動領域カウント値を小領域単位に閾値E4と比較して、フレーム間相関の低い低相関フィールド(第2の低相関フィールド)を検出する。この閾値E4は、小領域単位の比較によって第2の低相関フィールドを検出し得るような所定の値に設定されている。小領域フレーム間比較器33は、動領域カウント値が閾値E4以上になったとき、すなわち、フレーム間比較器29によって検出された動領域の個数が閾値E4以上になったときに、第2の低相関フィールドが検出されたことを示す信号(第2の低相関フィールド信号)を出力する。
フィールド間累積加算値比較器34は、画面内カウンタ30から出力される動領域カウント値をフィールド単位に閾値E5と比較し、その比較結果を示す信号をフィールド間パターン検出回路36に出力する。この閾値E5は、フィールド間相関の低い低相関フィールドをフィールド単位に検出可能な所定の値に設定されている。また、フレーム間累積加算値比較器35は、画面内カウンタ31から出力される動領域カウント値を閾値E6と比較し、その比較結果を示す信号をフレーム間パターン検出回路37に出力する。この閾値E6は、フレーム間相関の低い低相関フィールドをフレーム単位に検出可能な所定の値に設定されている。
フィールド間パターン検出回路36は、第1のパターン検出手段であって、フィールド間累積加算値比較器34から入力する信号に基づいて、例えば連続5フィールド等の複数フィールドにおけるフィールド間相関関係が2−3プルダウン信号、2−2プルダウン信号等のプルダウン信号特有のパターンと一致しているか否かを検出し、検出結果を示す信号を出力する。フレーム間パターン検出回路37は、第2のパターン検出手段であって、フレーム間累積加算値比較器35から入力する信号に基づいて、連続5フィールド等の複数フィールドにおけるフレーム間相関関係がプルダウン信号特有のパターンと一致しているか否かを検出し、検出結果を示す信号を出力する。
画面単位プルダウン信号判定回路38は、フィールド単位プルダウン信号検出手段であって、フィールド間パターン検出回路36から出力される信号およびフレーム間パターン検出回路37から出力される信号に基づいて、次の判定を行う。すなわち、画面単位プルダウン信号判定回路38は、所定数のフィールドにおいて、入力映像信号がプルダウン信号であるかを判定し、その判定結果を示す画面単位プルダウン信号検出信号G3を出力する。また、画面単位プルダウン信号判定回路38は、画面単位に判定したフィールド間の相関関係の高低を示すフィールド間相関関係フラグG1と、画面単位に判定したフレーム間の相関関係の高低を示すフレーム間相関関係フラグG2を出力する。画面単位プルダウン信号検出信号G3は、画面単位に行われたプルダウン信号の検出結果を示している。また、画面単位プルダウン信号判定回路38は、入力映像信号がプルダウン信号であるときは、ペアフィールド選択信号K2を出力する。
フィールド間プルダウン信号判定回路39は小領域フィールド間比較器32から出力される第1の低相関フィールド信号、フィールド間相関関係フラグG1および画面単位プルダウン信号検出信号G3に基づいて、以下のような判定を行う。
フィールド間プルダウン信号判定回路39は、画面単位でのプルダウン信号が検出されている状態において、画面単位ではフィールド間相関が高くて高相関フィールドであると判定されているときに(このときに判定される高相関フィールドが本発明における第1の高相関フィールドに相当している)、小領域フィールド間比較器32から第1の低相関フィールド信号が出力されたか否かを判定する。フィールド間プルダウン信号判定回路39は、第1の低相関フィールド信号が出力されたときは、入力映像信号がプルダウン信号ではないと判定し、その判定結果を示すプルダウン信号検出信号H1を出力する。
また、第1の低相関フィールド信号は、フィールド間の動領域数が閾値E3以上になったときに出力されているため、フィールド間プルダウン信号判定回路39は、第1の高相関フィールドについて少領域単位に求められたフィールド間の動領域数(第1の単位動領域数)に基づいて、上記の判定を行っていることになる。
フレーム間プルダウン信号判定回路40は小領域フレーム間比較器33から出力される第2の低相関フィールド信号、フレーム間相関関係フラグG2および画面単位プルダウン信号検出信号G3に基づいて、以下のような判定を行う。
フレーム間プルダウン信号判定回路40は、画面単位でのプルダウン信号が検出されている状態において、画面単位ではフレーム間相関が高くて高相関フィールドであると判定されているときに(このときに判定される高相関フィールドが本発明における第2の高相関フィールドに相当している)、小領域フレーム間比較器33から第2の低相関フィールド信号が出力されたか否かを判定する。フレーム間プルダウン信号判定回路40は、第2の低相関フィールド信号が出力されたときは、入力映像信号がプルダウン信号ではないと判定し、その判定結果を示すプルダウン信号検出信号H2を出力する。
また、第2の低相関フィールド信号は、フレーム間の動領域数が閾値E4以上になったときに出力されているため、フレーム間プルダウン信号判定回路40は、第2の高相関フィールドについて少領域単位に求められたフレーム間の動領域数(第2の単位動領域数)に基づいて、上記の判定を行っていることになる。
プルダウン信号判定回路41は、プルダウン信号検出信号H1、H2およびプルダウン信号検出信号G3に基づいて、プルダウン信号検出信号K1を出力する。プルダウン信号検出信号K1は、画面単位でのプルダウン信号が検出されている状態において、第1の高相関フィールドについての第1の単位動領域数が閾値E3以上になるか、または第2の高相関フィールドについての第2の単位動領域数が閾値E4以上になったときは、入力映像信号がプルダウン信号ではない(非プルダウン信号である)ことを示している。これらのフィールド間プルダウン信号判定回路39、フレーム間プルダウン信号判定回路40およびプルダウン信号判定回路41が本発明におけるプルダウン信号判定手段を構成している。
そして、以上の構成を有するプルダウン信号検出回路14には、次のような特徴がある。この点について図3を参照して説明する。
一般に、入力映像信号がプルダウン信号の場合(図3では、2−3プルダウン方式の場合を示している)、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、1フレーム遅延信号S3は、図3に示すようになる。図3では、現フィールド信号S1がフィールドA、A、B、B、Bと続いた後に通常ビデオ信号に切り替わり、フィールドC、D、Eが続くとしている。
現フィールド信号S1と1フィールド遅延信号S2との間にはフィールド間相関があり、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号(1フレーム遅延信号)S2との間にはフレーム間相関がある。
ここで、仮に、現フィールド信号S1が時刻t4の第4フィールドBの後も続けてプルダウン信号になっているとする。すると、フィールド間、フレーム間のそれぞれについて相関関係の低い場合を動的(Dynamic、“Dc”)とし、高い場合を静的(Static、“Sc”)とした場合、時刻t2の第2フィールドBから、時刻t6の第6フィールドBまでは、フィールド間相関、フレーム間相関は、それぞれ次のようになるはずである。すなわち、フィールド間相関はDc−Sc−Sc−Dc−Scとなり、フレーム間相関はDc−Dc−Sc−Dc−Dcとなるはずである。
しかし、図3に示したように、現フィールド信号S1は、時刻t5の第5フィールドCから通常ビデオ信号に切り替わっている(この場合は、B、B、Bの3フィールドの後、通常ビデオ信号に切り替わっている)ため、時刻t2の第2フィールドBからのフィールド間相関はDc−Sc−Sc−Dc−Dcとなっている。したがって、時刻t5の第5フィールドCにおいて、プルダウン信号から通常ビデオ信号に切り替わったにもかかわらず、フィールド間相関の崩れるタイミングが時刻t6の第6フィールドDになる。こうなると、プルダウン信号から通常ビデオ信号に切り替わったと判定されるのも、第6フィールドDになって、切り替わったと判定されるタイミングにずれが生じる。
そのため、順次走査変換装置1において、動き適応補間の行われるタイミングがずれる。すると、第2のセレクタ16が動き適応補間信号S5を選択して補間信号S6を出力するのが時刻t7の第7フィールド以降となる。また、時刻t6において、ペアフィールド選択信号K2が出力され、ペアフィールド信号S4が選択された補間信号S6が出力されるため、第6フィールドにおけるフィールドCと、第6フィールドDに対する誤ったプルダウン処理(対応するフィールドの合成処理)が行われる(本実施の形態では、誤ったプルダウン処理を誤補間ともいう)。この誤補間が行われると、くし状のノイズが発生してしまう。
しかしながら、本実施に形態における順次走査変換装置1では、以上のように構成されたプルダウン信号検出回路14によってプルダウン信号を検出しているため、後述するように、2−3プルダウンシーンから通常ビデオシーンへの切り替えが行われたときでも、くし状のノイズの発生を低減できるようになっている。
以下、図4、図5に示すフローチャートを参照して、プルダウン信号検出回路14によるプルダウン信号の検出手順について、より詳細に説明する。ここで、図4は、プルダウン信号検出回路14によるプルダウン信号の画面単位の検出手順を示すフローチャート、図5は、プルダウン信号検出回路14により、小領域単位に動領域数を検出してプルダウン信号を検出する手順を示すフローチャートである。なお、図4,5では、ステップをSと略記している。
図4に示すように、プルダウン信号検出回路14は、ステップ1でフィールド間相関が“Sc”と検出されているか否かを判定する。ここで、プルダウン信号検出回路14は、“Sc”と判定されているときはステップ2に処理を進めるが、判定されないときはステップ5に処理を進める。
プルダウン信号検出回路14は、ステップ2に処理を進めると、所定のフィールド数の期間、連続であるか否かを判定する。ここで、プルダウン信号検出回路14は、連続であると判定したときはステップ3に処理を進め、判定されないときはステップ5に処理を進める。
プルダウン信号検出回路14は、ステップ3に処理を進めると、フレーム間相関が“Sc”となるべきフィールドで、“Dc”と検出されているか否かを判定する。プルダウン信号検出回路14は、“Dc”が検出されていると判定したときはステップ5に処理を進め、判定されないときはステップ4に処理を進める。
そして、プルダウン信号検出回路14は、ステップ4では、プルダウン信号と判定し、ステップ5では、非プルダウン信号と判定し、その後、プルダウン信号の画面単位の検出を終了する。
一方、プルダウン信号検出回路14は、図4に示したフローチャートにおいて、画面単位でプルダウン信号が検出されたとき(この場合、画面単位プルダウン信号検出信号G3がプルダウン信号を示しているとき)、図5に示したプルダウン信号の検出手順のステップ12以降を実行する。なお、図5では、フィールド間差分絶対値回路23からフィールド間パターン判定回路36につながるフィールド間の処理を行う回路と、フレーム間差分絶対値回路25からフレーム間パターン判定回路37につながるフレーム間の処理を行う回路とが平行に構成されている関係で、ステップ12〜15と、ステップ16〜19とが平行して示されている。
プルダウン信号検出回路14は、図5に示すプルダウン信号の検出手順を開始すると、ステップ11でプルダウン信号が画面単位で検出されているか否かを判定し、プルダウン信号が画面単位で検出されていると判定したときはステップ12、16に処理を進めるが、そうでないときは処理を終了する。プルダウン信号検出回路14は、ステップ12に処理を進めると、プルダウンシーケンス上、フィールド間相関が“Sc”となるフィールド(上記の第1の高相関フィールドで、例えば図3に示した第6フィールドC)であるか否かを判定し、“Sc”のフィールドであると判定されないときは処理を終了する。
プルダウン信号検出回路14は、ステップ12でフィールド間相関が“Sc”のフィールドであると判定されればステップ13に処理を進めて、フィールド間の動領域数が閾値E3以上であるか否かを判定するが、そうでなければ処理を終了する。
また、プルダウン信号検出回路14は、ステップ13でフィールド間の動領域数が閾値E3以上であると判定されればステップ15に処理を進めて非プルダウン信号と判定し、処理を終了するが、そうでなければステップ14に処理を進める。プルダウン信号検出回路14は、ステップ14に処理を進めると、画面の終端か否かを判定し、画面の終端でなければ処理をステップ13に戻し、ステップ13を繰り返すが、そうでなければ処理を終了する。
プルダウン信号検出回路14は、同様の処理をフレーム間相関についても行う。すなわち、プルダウン信号検出回路14は、ステップ16で、プルダウンシーケンス上、フレーム間相関が“Sc”となるフィールド(上記の第2の高相関フィールド)であるか否かを判定する。ここで、“Sc”となるフィールドであればステップ17に処理を進めて、フレーム間の動領域数数が閾値E4以上であるか否かを判定するが、そうでなければ処理を終了する。
また、プルダウン信号検出回路14は、ステップ17でフレーム間の動領域数が閾値E4以上であると判定されればステップ19に処理を進めて非プルダウン信号と判定し、処理を終了するが、そうでなければステップ18に処理を進める。プルダウン信号検出回路14は、ステップ18に処理を進めると、画面の終端か否かを判定し、画面の終端でなければ処理をステップ17に戻し、ステップ17を繰り返すが、そうでなければ処理を終了する。
また、プルダウン信号検出回路14がステップ15,19を実行したときは、プルダウン信号検出信号K1が非プルダウン信号であることを示している。
プルダウン信号検出回路14は、以上のように、第1の高相関フィールドまたは第2の高相関フィールドでも、フィールド間の動領域数が閾値E4以上になるか、またはフレーム間の動領域数数が閾値E4以上になると、非プルダウン信号と判定できるようになっている。そのため、プルダウン信号検出回路14は、画面の途中であっても、非プルダウン信号と判定することができる。すると、第2のセレクタ16によって動き適応補間信号S5が選択されるようになる。したがって、このようなプルダウン信号検出回路14を有する順次走査変換装置1では、画面の途中でもプルダウン処理(対応フィールド合成)による順次走査変換を中止し、動き適応補間による順次走査変換に切り替えることができるようになっている。したがって、図3に示したような2−3プルダウンシーンから通常ビデオシーンへの切り替え時でも、くし状のノイズの発生を低減できるようになっている。
以上のプルダウン信号検出回路14における本発明の特徴とする動作を図4、図5に示したフローチャートに沿って説明している。このほか、順次走査変換回路1にMPU(Micro Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)を設け、MPUがROMに記憶されているプログラムにしたがい図4、図5に示したフローチャートに沿った制御を行うことによって、プルダウン信号検出回路14と同等の機能が実現されるようにしてもよい。
以上の説明は、本発明の実施の形態についての説明であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
本発明の実施の形態に係る順次走査変換回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るプルダウン信号検出回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る順次走査変換回路について、第5フィールドでプルダウン信号から通常ビデオ信号に切り替わった場合の現フィールド信号、1フィールド遅延信号、2フィールド遅延信号、順次走査変換信号等を示す図である。 図2に示したプルダウン信号判定回路の動作手順を示すフローチャートである。 同じく、動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…順次走査変換回路
13…動き適応補間信号生成回路
14…プルダウン信号検出回路
15…第1のセレクタ、16…第2のセレクタ
17…走査線整列回路
23…フィールド間差分絶対値回路
25…フレーム間差分絶対値回路
26,27…小領域積分回路
28…フィールド間比較器
29…フレーム間比較器
30,31…フ画面内カウンタ
32…小領域フィールド間比較器
33…小領域フレーム間比較器
36…小フィールド間パターン検出回路
37…フレーム間パターン検出回路
38…画面単位プルダウン信号判定回路
39…フィールド間プルダウン信号判定回路
40…フレーム間プルダウン信号判定回路
41…プルダウン信号判定回路

Claims (10)

  1. 入力映像信号の現フィールド信号、該現フィールド信号を1フィールド遅延させた1フィールド遅延信号および該1フィールド遅延信号を1フィールド遅延させた2フィールド遅延信号の3つのフィールド信号を用いてプルダウン信号を検出するプルダウン信号検出装置であって、
    前記現フィールド信号および前記1フィールド遅延信号のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、前記入力映像信号が前記プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段を有することを特徴とするプルダウン信号検出装置。
  2. 前記入力映像信号から、前記プルダウン信号をフィールド単位に検出するフィールド単位プルダウン信号検出手段を更に有し、
    前記プルダウン信号判定手段は、前記フィールド単位プルダウン信号検出手段により、前記プルダウン信号がフィールド単位に検出されているときに、前記入力映像信号が前記プルダウン信号であるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のプルダウン信号検出装置。
  3. 前記入力映像信号から、前記プルダウン信号をフィールド単位に検出するフィールド単位プルダウン信号検出手段を更に有し、
    前記プルダウン信号判定手段は、前記フィールド単位プルダウン信号検出手段により、前記プルダウン信号がフィールド単位に検出されているときに、前記第1の単位動領域数が閾値以上になるか、または前記第2の単位動領域数が閾値以上になったときは、前記入力映像信号が前記プルダウン信号ではないように判定することを特徴とする請求項1記載のプルダウン信号検出装置。
  4. 前記現フィールド信号および前記1フィールド遅延信号の各フィールドにおけるフィールド間の少領域単位の動領域数に基づいて、フィールド間相関の低い第1の低相関フィールドを検出する第1のフィールド検出手段と、
    前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号の各フィールドにおけるフレーム間の少領域単位の動領域数に基づいて、フレーム間相関の低い第2の低相関フィールドを検出する第2のフィールド検出手段とを更に有し、
    前記プルダウン信号判定手段は、前記第1のフィールド検出手段の出力および前記第2のフィールド検出手段の出力に基づいて、前記入力映像信号が前記プルダウン信号であるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のプルダウン信号検出装置。
  5. 前記現フィールド信号と前記1フィールド遅延信号とのフィールド間差分値を小領域単位に算出する第1の差分値算出手段と、
    前記現フィールド信号と前記2フィールド遅延信号とのフレーム間差分値を小領域単位に算出する第2の差分値算出手段とを更に有し、
    前記第1のフィールド検出手段は、前記第1の差分値算出手段により算出された前記フィールド間差分値に基づいて前記第1の低相関フィールドを検出し、前記第2のフィールド検出手段は、前記第2の差分値算出手段により算出された前記フレーム間差分値に基づいて前記第2の低相関フィールドを検出することを特徴とする請求項4記載のプルダウン信号検出装置。
  6. 前記現フィールド信号と前記1フィールド遅延信号とのフィールド間差分値を小領域単位に算出する第1の差分値算出手段と、
    前記現フィールド信号と前記2フィールド遅延信号とのフレーム間差分値を小領域単位に算出する第2の差分値算出手段とを更に有し、
    前記第1の差分値算出手段により算出された前記フィールド間差分値を、動領域を小領域単位に検出し得るように設定された第1の差分値比較閾値と比較して、動領域が検出されたことを示す動領域信号を出力する第1の比較手段と、
    前記第2の差分値算出手段により算出された前記フレーム間差分値を、動領域を小領域単位に検出し得るように設定された第2の差分値比較閾値と比較して、動領域が検出されたことを示す動領域信号を出力する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段から出力される動領域信号の個数を計数する第1の計数手段と、
    前記第2の比較手段から出力される動領域信号の個数を計数する第2の計数手段とを更に有し、
    前記第1のフィールド検出手段は、前記第1の計数手段の計数値に基づいて前記第1の低相関フィールドを検出し、前記第2のフィールド検出手段は、前記第2の計数手段の計数値に基づいて前記第2の低相関フィールドを検出することを特徴とする請求項4記載のプルダウン信号検出装置。
  7. 前記現フィールド信号と前記1フィールド遅延信号との複数フィールドにおけるフィールド間相関関係が前記プルダウン信号特有のパターンと一致するか否かを検出する第1のパターン検出手段と、
    前記現フィールド信号と前記2フィールド遅延信号との複数フィールドにおけるフレーム間相関関係が前記プルダウン信号特有のパターンと一致するか否かを検出する第2のパターン検出手段とを更に有し、
    前記フィールド単位プルダウン信号検出手段は、前記第1のパターン検出手段および前記第2のパターン検出手段の出力に基づいて、前記プルダウン信号をフィールド単位に検出することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項記載のプルダウン信号検出装置。
  8. 入力映像信号の現フィールド信号、該現フィールド信号を1フィールド遅延させた1フィールド遅延信号および該1フィールド遅延信号を1フィールド遅延させた2フィールド遅延信号の3つのフィールド信号を用いてプルダウン信号を検出するプルダウン信号検出方法であって、
    前記現フィールド信号および前記1フィールド遅延信号のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、前記入力映像信号が前記プルダウン信号であるか否かを判定することによって、前記プルダウン信号を検出することを特徴とするプルダウン信号検出方法。
  9. 入力映像信号の現フィールド信号、該現フィールド信号を1フィールド遅延させた1フィールド遅延信号および該1フィールド遅延信号を1フィールド遅延させた2フィールド遅延信号の3つのフィールド信号を用いて順次走査変換信号を生成する順次走査変換装置であって、
    前記現フィールド信号および前記1フィールド遅延信号のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、前記入力映像信号が前記プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段を有するプルダウン信号検出装置と、
    前記現フィールド信号、前記1フィールド遅延信号および前記2フィールド遅延信号から第1の補間信号を生成する補間信号生成手段と、
    前記プルダウン信号検出装置の出力に基づいて、前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号の一方を選択してペアフィールド信号として出力する第1のセレクタと、
    前記プルダウン信号検出装置の出力に基づいて、前記第1の補間信号および前記ペアフィールド信号の一方を選択して第2の補間信号を出力する第2のセレクタと、
    前記1フィールド遅延信号と前記第2の補間信号とを整列し、順次走査変換信号を出力する走査線整列手段とを有することを特徴とする順次走査変換装置。
  10. 入力映像信号の現フィールド信号、該現フィールド信号を1フィールド遅延させた1フィールド遅延信号および該1フィールド遅延信号を1フィールド遅延させた2フィールド遅延信号の3つのフィールド信号を用いて順次走査変換信号を生成する順次走査変換方法であって、
    前記現フィールド信号および前記1フィールド遅延信号のフィールド間相関の高い第1の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第1の単位動領域数、または前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号のフレーム間相関の高い第2の高相関フィールドについて小領域単位に求められた第2の単位動領域数に基づいて、前記入力映像信号が前記プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定を行い、
    前記現フィールド信号、前記1フィールド遅延信号および前記2フィールド遅延信号から第1の補間信号を生成し、
    前記プルダウン信号判定に基づいて、前記現フィールド信号および前記2フィールド遅延信号の一方を選択してペアフィールド信号として出力し、
    前記プルダウン信号判定に基づいて、前記第1の補間信号および前記ペアフィールド信号の一方を選択して第2の補間信号を出力し、
    前記1フィールド遅延信号と前記第2の補間信号とを合成し、順次走査変換信号を出力することを特徴とする順次走査変換方法。
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