JP3803129B2 - 印刷ユニット切り換え装置 - Google Patents

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷ユニットを切り換えるための装置に関し、特に印刷ユニットが第1の位置では版胴によってゴム胴と当接し、第2の位置ではゴム胴から離れ、前記印刷ユニットが印刷機の駆動装置から切り離される第3の位置に移動可能である、印刷ユニットの切り換え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ特許公開公報第4142792A1号により、空気圧シリンダによってトグルレバーが直線位置につき、トグルレバーはまた版胴を支持している揺り腕とヒンジ結合している装置が知られている。それによって、版胴はゴム胴に当接する第1の位置と、版胴がゴム胴から離れている第2の位置との2つの位置につくことができる。印刷前に版胴をゴム胴に当接させ、印刷注文が終了したならば版を交換できるように再び離すことだけが問題ならば、これで十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、1つのゴム胴に複数の印刷ユニットが付属している印刷機では、任意の数の印刷ユニットで最適に使用することができるように機械を可変に構成する必要がある。すなわち、その際に摩耗および駆動エネルギーをできるだけ減少させる必要がある。
【0004】
本発明の目的は、少なくとも2つの印刷ユニットが1つのゴム胴に付属している印刷機に対して、この印刷機をさらに最適な条件のもとで可変に使用できるようにするために用いられる、「発明の属する技術分野」の欄に記載された種類の装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記の目的は、
印刷ユニットの版胴が、該印刷ユニットのケーシングに偏心せずに回転可能に支持されている軸の回りを回転し、この軸はその両端部区域に偏心器を有し、この偏心器上にゴム胴と連結されている連結器が支持されており、印刷ユニットの3つの位置は偏心器の3つの異なる角位置に対応している、ことによって達成される。
【0006】
本発明によって印刷機は、印刷をしていない印刷ユニットを駆動することなく、その都度必要な印刷ユニットを用いて印刷を行うことができる。そうすることによって、この印刷ユニットに摩耗が生じることがなく、駆動装置の負担が軽減され、その結果としてエネルギー消費量を削減し、そのことにより印刷速度を上げることができる。
【0007】
本発明の一実施態様において、連結したり切り離したりすることができる印刷ユニットもしくは連結したり切り離したりできるすべての印刷ユニットの版胴が、印刷ユニットのケーシングに偏心せずに回転可能に支持されている軸の回りを回転し、この軸はその端部区域に偏心器を備え、この偏心器上に連結器が支持されていて、これらの連結器がゴム胴と結合しており、印刷ユニットの3つの位置は偏心器の3つの異なる角位置に対応している。これらの連結器は、ゴム胴の軸と直接結合するか、またはゴム胴を支持しているケーシングを介してゴム胴と結合することができる。版胴の軸の両端部の偏心器を用いて動かすことにより、版胴の極めて平行で正確な移動が保証される。このことは、印刷ユニットが印刷を行うときに特に有効である。なぜならば、版胴とゴム胴との間の接触線全体にかかる印圧は正確に守られなければならないからである。偏心器と連結器を用いたこのような軸受構造は極めて安定しており、精密印刷に不可欠な振動のない機械の運転を保証する。
【0008】
連結したり切り離したりすることができる印刷ユニットは、版胴と共に3つの異なった位置をとる。このことは、これらの印刷ユニットが平行移動可能に支持されていることよって実現されるか、または、印刷ユニットが、連結器の上方に配置された揺動可能なヒンジ継手によって、ゴム胴を支持している機械ケーシングに固定されるという他の構成の提案に従って実現することができる。この揺動可能なヒンジ継手も、特に印刷ユニットがゴム胴に当接している状態で高い安定性を保証する。この場合、印刷ユニットは正確に位置決めすることができ、そのことによって均等な印圧を達成することができる。
【0009】
偏心器が軸と固く結合していて、共通の駆動装置によって移動することができることによって、簡単な駆動装置が可能になるだけでなく、移動の平行性も保証される。
【0010】
偏心器の移動は種々の方法で実現することができる。たとえば、軸をウォーム歯車装置で移動させることができる。あるいは、実施例で提案されているように、偏心器の移動をトグル機構によって行うようにすることができる。このトグル機構や、偏心器を移動させるためのその他の機構の操作も、空気圧シリンダによって行うことができる。空気圧シリンダを用いることは、たとえば油圧シリンダと比べて、機械にもともと存在する圧縮空気制御装置を用いることができるという利点がある。
【0011】
3つすべての位置への切り換えを駆動機構によって行えるようにするか、あるいは駆動機構は版胴をゴム胴に当接させたりゴム胴から離したりするだけで、印刷ユニットの切り離しは手動操作で行えるようにすることもできる。この後者の構成により、駆動機構によって操作される機械的機構の移動行程をそれほど大きくする必要はなくなり、そのことによってより簡単な態様が可能となり、切り離しのためのさらに大きな移動行程を簡単に実現することができる。このことは例えば、空気圧シリンダを印刷ユニットのケーシングに揺動可能にヒンジ結合し、ゴム胴への当接およびゴム胴からの離脱のために該空気圧シリンダを拘束し、手動操作を行うときにはこの拘束を解除することによって達成される。このようにすることによって、手動操作のために、空気圧シリンダは、空気圧シリンダと偏心器との間に配置された機構と共に移動行程(手動操作によって実現しようとしている位置調整行程)に対応して揺動することができる。したがって、機構と空気圧シリンダの、このように大きな移動行程(手動操作のため移動行程は比較的大きい)に対する設計はもはや必要ではない。
【0012】
好適な構成において、印刷ユニットを切り離すために、手動操作によってトグル機構がストッパに当たるまで死点を越えて偏心器を調節する。このようにすることによって、別個のロック機構を必要とせず、また機械の運転中や振動発生時にも所定の位置にとどまることができる自動保持機構が達成される。
【0013】
手動操作は、版胴が移動しないように確実に保持される版胴位置においてのみ行うことができることが適切である。このようにすることによって、印刷ユニットの連結が切り離しと同じ位置で行われることが保証される。その他の機械も連結前に、当該その他の機械が切り離しのときにあった位置に再び移動する場合には、見当の精度は保証される。そうすることによって後続の印刷のための調整時間は著しく低減される。なぜならば、新しく張られた印刷版に適合した再調整だけで済むからである。この再調整は、版交換のための調整装置の調節範囲内にある。もし、これより大きい調節は行うとしても、それはできないか、または多大なコストによってしか可能ではないだろう。印刷ユニットを連結および切り離しのための位置に版胴を確実に保持することは、固定ボルトが版胴の穴に挿入可能であることによって達成することができる。
【0021】
結合および切り離しができる印刷ユニットは、いずれも1つのゴム胴に付属した2つ以上の同等の印刷ユニットであることができる。または、常にゴム胴と係合している主印刷ユニットがあり、さらに付加印刷ユニットを接続することができる印刷機であることも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、切り換え可能な印刷ユニット1を有する印刷機の概略的な表現に基づいて本発明の実施形態を示す図である。他の印刷ユニット4もしくはゴム胴3に付属している複数の印刷ユニットも、同じ仕方で切り換え可能に構成することができる。図示の実施形態では、簡単にするために、印刷ユニット1のみが切り換え装置とともに示されている。したがって、版胴5を有する他の印刷ユニット4は図形的に暗示されているに過ぎない。
【0023】
印刷ユニット1は、ゴム胴3を支持している機械ケーシング9に、揺動可能なヒンジ継手6によって連結されている。印刷ユニット1は連結・切り離し切り換え可能な印刷ユニット1として構成されている。この印刷ユニット1の版胴2は、軸11の回りを回転し、軸11は、偏心せずにケーシング8に支持されている。この軸11は、その両端部に偏心器12を有し(図3参照)、それらの上に連結器13が支持されている。これらの連結器13はゴム胴3と結合している。これらの連結器13はゴム胴3の軸と直接結合することもできるが、あるいは別の方法で、たとえば機械ケーシング9を介してゴム胴3と連結されている。軸11を回転させることにより、偏心器12と連結器13を介して、版胴2とゴム胴3との間の異なる間隔が設定される。そのことから、印刷ユニット1の3つの位置が生じる。すなわち、版胴2がゴム胴3に接触している第1の位置、版胴2がゴム胴3から離れている第2の位置、そして印刷ユニット1が印刷機の駆動系から切り離される第3の位置である。この切り離しは、たとえば印刷ユニット1の歯車が、ゴム胴3を駆動する駆動歯車の歯車列から切り離されることを意味する。版胴2とゴム胴3との間の3つの異なる間隔に対応するこれらの3つの位置は、偏心器12の3つの異なる角度位置によって得られる。この目的のために、偏心器12は回転されなければならない。偏心器12が、版胴2を支持するための軸11と固く連結されていて、軸11が回転することによって同時に移動することができると好都合である。このような移動は手動で、または自動的に行うことができ、種々の機械的態様が考えられる。
【0024】
図1には、さらに、ゴム胴3の上方にある他の印刷ユニット4の版胴5と、圧胴7が示されている。ばね10は、印刷ユニット1の移動がわずかな力で、したがってより少ない機械的コストで行えることを配慮して設けられている。
【0025】
図2は、切り換え可能な印刷ユニット1の実施形態の詳細図を示す。図1と同じ参照番号は、上記の機能を有する上述した部分を示す。図2には、さらに偏心器12を移動させる駆動機構が示されている。その偏心器の移動によって印刷ユニット1は上記の3つの位置に移行される。図は、版胴2がゴム胴3から離れているが、印刷ユニット1はまだ駆動装置と連結している第2の位置を示している。駆動装置は示されていないが、この連結は、本来、印刷ユニット1の歯車が印刷機の駆動歯車の歯車列とかみ合うことから生じている。
【0026】
偏心器12を移動させる本質的な部分は、トグル機構14である。トグル機構14は、ケーシング8にヒンジ結合されているレバー15と、偏心器12にヒンジ結合されたレバー16からなる。これらのレバー15、16は、トグル継手17によって互いに結合されている。ケーシング8におけるレバー15の支点は参照番号34で示され、偏心器12におけるレバー16の支点は参照番号39で示されている。トグル機構14の動作は、ケーシング8に支承された空気圧シリンダ19を介して行われる。トグルヒンジ17をつかんでいる空気圧シリンダ19のピストン棒20により、トグル機構14は図示の屈曲位置から伸びた位置へ移動することができる。この伸びた位置で、レバー15のばね要素37はケーシング8のストッパ18に当接する。この位置では、版胴2はゴム胴3に接触している。 したがって、この実施形態では、空気圧シリンダ19を用いた操作によって2つの位置を調整することができる。印刷ユニット1が駆動から切り離される第3の位置に到達するために、偏心器12は操作工具28により第3の位置に運ばれる必要がある。操作工具28を用いたこの移動には、軸11の端部にある六角頭38が用いられる。操作工具28を六角頭38に被せた後、軸11を時計方向に、偏心器12に関節結合されたレバー16がストッパ25に当たるまで回すことができる。ストッパ25は、ケーシング8の壁40に配置されている。壁40は上記の機構が見えるように、図2では取り除かれている。レバー16は死点を越えて動かされ、それによって確実にストッパ25に接触する。したがって、機械の運転中や振動発生時に予期せずに動くことはあり得ない。
【0027】
トグル機構14はトグルヒンジ17において空気圧シリンダ19のピストン棒20と連結しており、空気圧シリンダ19は限られた操作行程しか持たないので、印刷ユニット1を第3の位置に動かすために空気圧シリンダ19が摺動することが必要である。この目的のために、空気圧シリンダ19は、揺動可能な板21(以下、揺動板21と記す)上に支持され、揺動板21は揺動可能な支点22を介してケーシング8と結合している。ストッパ23とラッチ24は、揺動板21をロックし、したがって空気圧シリンダ19を印刷ユニット1の第1の位置と第2の位置に拘束(ロック)する。第3の位置に到達するために、ラッチ24は揺動して離れ、揺動板21を解放する。そうすることによって、空気圧シリンダ19は、第3の位置への手動調整の際には、トグル機構14との連結を介して図示の表現では上方に揺動する。旋回板21のこの解放は、操作工具28が壁40の挿入口32に差し込まれてアーム29に当たり、そのことによって調節軸30を回転させ、調節軸30と結合しているラッチ24が揺動板21を解放することによって引き起こされる。
【0028】
版胴2の位置は、印刷ユニット1の切り離しのときには変化しないで維持されていることが必要であるので、確実性が考慮されている。このことは、印刷ユニットを印刷機に再度連結したときに印刷ユニット1の歯車が駆動歯車の歯車列の同じ位置で再びかみ合うためである。この目的のために、版胴2の穴に挿し込むことができる固定ボルト26が設けられている。この固定ボルト26は伝動装置36によって調節軸30と結合しており、そのことによって操作工具28を挿入するときに固定ボルト26は版胴2の穴に差し込まれる。このように構成することによって、印刷ユニット1の切り離しは、版胴2確実性が確保された状態でのみ行うことができる。
【0029】
固定ボルト26を再び版胴2から取り外すために、図示されないばねが設けられている。しかし、この固定ボルト26の取り離しは、印刷ユニット1が再び駆動装置と連結されるときにのみ行われる必要があるので、上述した機構には自動ロックが設けられている。この自動ロックは安全ボルト33によって達成される。安全ボルト33は、印刷ユニットが第3の位置に移動した後にラッチ24の下に入り、これを保持する。このことは、操作工具28で移動させる際に行われる。なぜならば、この移動の際に、レバー16の支点39は時計方向に広角度に移動し、その移動は、安全ボルト33が折り返し運動をする、折り返し点の高さまで上昇したときに安全ボルト33がラッチ24の位置に到達するように、トグル機構14、したがって空気圧シリンダ19を大きく振らせるからである。支点39が進む揺動角は、図示の実施例では100°を僅かに上回る。このとき安全ボルト33はラッチ24の下にあり、ラッチ24、したがってまた調節軸30と固定ボルト26とを保持している。後者(固定ボルト26)は、ばねの力に抗して版胴2を安全に保つ位置に保持される。
【0030】
したがって、この機構により、印刷ユニット1を第3の位置につけることによって、印刷ユニット1は確実に保持された版胴2と共にこの位置にとどまるということが達成される。印刷機は、印刷ユニット1が切り離された状態で運転状態になることができる。印刷ユニット1を再組み込みするためには、再び操作工具28を挿入し、レバー16の支点39を図示の位置に戻す。そうすることによって、トグル機構14とトグル継手17を介して空気圧シリンダ19も、揺動板21がストッパ23に当接している図示の位置に戻される。このとき操作工具28を引き離すと、固定ボルト26のばねによって固定ボルト26は再び版胴2の穴から引き出され、または押し出される。そして伝動装置36を介して、ラッチ24が揺動板21をロックしてアーム29を再び操作工具28の挿入路中に揺動させる位置に調節軸30は回される。この位置では、印刷ユニット1は版胴2と共に再び空気圧シリンダ19の助けによって第1、第2の2つの位置の間で切り換えられる。操作工具28を新たに挿入することにより、再び上述した仕方でロック解除と確実な保持が引き起こされる。なぜならば、アーム29は、再び挿入路にあって操作工具28を挿入すると新たに自動ロックを作動させるからである。図2は、さらに、機構のいくつかの位置を検知するリミットスイッチ31および35を示している。リミットスイッチ31および35は、切り換え工程が終了したときにのみ印刷機を再び使用開始のために解放するために用いられる。
【0031】
図3は、拡大した部分図を示す。この図は、図2に向かって左から見た側面図である。参照番号は、上記の図と同じ部分を示している。図3は、印刷ユニット1の第3の位置における上記の機構の部分を示している。図は、印刷ユニット1を第2の位置に戻すために、ちょうど操作工具28を差し込んだところを表している。図3では、壁40は安全フラップ27を備え、この安全フラップ27は、移動(偏心器の移動)が行われる必要がない位置(偏心器の位置)では操作工具28の挿入口32を閉じている。このように構成することによって、印刷ユニット1を連結したときに印刷ユニット1と他の印刷ユニット4は、見当が一致する位置にあることが保証される。さらに図3により、軸11がケーシング8に偏心せずに回転可能に支持されていて、軸11の回転の際に、偏心器12は連結器13と共にゴム胴3に対する版胴2の間隔を調節する作用をすることが分かる。
【0032】
図示の実施例に基づいて切り換え工程を説明する。印刷ユニット1を印刷機から切り離すために作業者は押しボタンを押す。そうすると、制御が働き、印刷機は安全ボルト33を挿入できる位置に入る。その後、安全フラップ27が開き、作業者は操作工具28を差し込むことができる。このとき操作工具28はアーム29を押し戻し、そのことによって調節軸が約90°回転する。その結果として、固定ボルト26は版胴2に差し込まれ、版胴2はその位置で確実に保持される。同時に、ラッチ24は拘束位置から揺動して出て、揺動板21を空気圧シリンダ19と共に解放する。このとき、操作工具28は六角頭38と係合し、レバー16がストッパ25に当たるまで軸11は時計方向に回転することができる。軸11の回転によって、偏心器12はその死点を越えて移動し、版胴2とゴム胴3との間隔は印刷ユニット1の切り離された位置に対応する。それと同時に、印刷ユニット1は揺動可能なヒンジ継手6の回りで揺動を行いその揺動によって、印刷ユニット1の駆動歯車はもはや印刷機の駆動歯車の歯車列とかみ合っていない。この位置はリミットスイッチ35によって検知され、そうすることによって印刷機は操作工具28を再び取り去った後に運転から解放される。しかし、これは安全フラップ27が挿入口32を閉じた後に初めて行われる。
【0033】
印刷ユニット1を再び連結することは、次の方法で行われる。押しボタンを押すと制御が起動され、その制御によって他の印刷ユニット4の見当が印刷ユニット1の見当と一致する位置に印刷ユニット4が移行する。その後に初めて安全フラップ27が開き、操作工具28を挿入口32に差し込むことができる。このとき、操作工具28は反時計方向に、揺動板21がストッパ23に当たるまでの間回される。その際、トグル機構14は空気圧シリンダ19と共に、図2に示されている位置につく。このことは、リミットスイッチ35によって検知される。ここで操作工具28が離されると、固定ボルト26はばね力により版胴2から引き出される。なぜならば、操作工具28はアーム29が戻り揺動する行路を解放するからである。同時にラッチ24は、揺動板21を拘束する位置に揺動する。そのことにより、印刷ユニット1は、再び係合した状態になる。操作工具28を取り去った後に安全フラップ27は再び閉じ、機械は運転から解放される。
【0034】
前述の構成形態は例に過ぎないことは言うまでもない。機構および空気圧シリンダは、空気圧シリンダによって3つすべての位置を調整できるように構成することもできる。印刷ユニット1を3つの位置につかせる他の駆動装置と他の機構を選ぶことも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、切り換え可能な印刷ユニットを有する印刷機の説明図である。
【図2】図2は、切り換え可能な印刷ユニットの構成形態の詳細図である。
【図3】図3は、拡大した部分図である。
【符号の説明】
1 印刷ユニット
2 版胴
3 ゴム胴
4 他の印刷ユニット
5 他の印刷ユニットの版胴
揺動可能なヒンジ継手
7 圧胴
8 ケーシング
9 機械ケーシング
10 ばね
11 軸
12 偏心器
13 連結器
14 トグル機構
15 ケーシングにヒンジ接合したレバー
16 偏心器にヒンジ接合したレバー
17 トグル継手
18、23、25 ストッパ
19 空気圧シリンダ
20 ピストン棒
21 揺動
22 揺動板の支点
24 ラッチ
26 固定ボルト
27 安全フラップ
28 操作工具
29 アーム
30 調節軸
31 リミットスイッチ
32 挿入口
33 安全ボルト
34 レバー15の支点
35 別のリミットスイッチ
36 伝動装置
37 ばね部材
38 六角頭
39 レバー16の支点
40 ケーシング8の壁

Claims (10)

  1. 印刷ユニット(1)が第1の位置では版胴(2)によってゴム胴(3)に当接し、第2の位置では前記ゴム胴(3)から離れ、前記印刷ユニット(1、4)が印刷機の駆動装置から切り離される第3の位置に移動可能である、印刷ユニット(1、4)の切り換え装置において、
    前記印刷ユニット(1)の版胴(2)は、該印刷ユニット(1)のケーシング(8)に偏心せずに回転可能に支持されている軸(11)の回りを回転し、
    この軸(11)はその両端部区域に偏心器(12)を有し、
    この偏心器(12)上に、ゴム胴(3)と連結されている連結器(13)が支持されており、前記印刷ユニット(1)の前記3つの位置は前記両偏心器(12)の3つの異なる角位置に対応していることを特徴とする印刷ユニット切り換え装置。
  2. 前記印刷ユニット(1)が、前記連結器(13)の上方に配置された揺動可能なヒンジ継手(6)によって、前記ゴム胴(3)を支持している機械ケーシング(9)に固定されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記両偏心器(12)が前記軸(11)と固く連結されていて、前記両偏心器の共通の駆動装置(19)によって移動させることができる、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記偏心器(12)の移動がトグル機構(14)によって行われる、請求項3に記載の装置。
  5. 前記両偏心器の共通の駆動装置が空気圧シリンダ(19)である、請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記両偏心器の共通の駆動装置は前記版胴(2)を前記ゴム胴に当接させたり前記ゴム胴から離したりする働きをし、前記印刷ユニット(1)の切り離しは手動操作で行うことができる、請求項3から5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記空気圧シリンダ(19)は、前記印刷ユニット(1)のケーシング(8)に揺動可能にヒンジ結合されていて、前記版胴の前記ゴム胴への当接および前記ゴム胴からの離脱のために拘束され、手動操作を行うためにこの拘束が解除される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記印刷ユニット(1)を切り離すために、前記偏心器(12)が手動操作によって、死点を越えて前記トグル機構(14)がストッパ(25)に当たるまで動かされる、請求項6または7に記載の装置。
  9. 前記印刷ユニットを切り離して前記印刷機に再度連結したとき、前記印刷ユニットの歯車が、前記印刷機の駆動装置の駆動歯車の歯車列に常に同じ位置で噛み合うように前記版胴(2)が確実に保持される、前記版胴(2)の位置でのみ前記手動操作を行うことができる、請求項6から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記印刷ユニット(1)の連結および切り離しのための位置における前記版胴(2)の確実な保持は、該版胴(2)の穴に挿入可能な固定ボルト(26)によって行われる、請求項9に記載の装置。
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