JP3800015B2 - 電気光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学パネルに電子部品が実装された電気光学装置、および電気光学装置を用いた電子機器に関するものである。さらに詳しくは、電気光学パネルに対する電気的な接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種の電子機器のうち、携帯電話機は、例えば、図2に示すように、下ケース6、この携帯電話機1を機能させるための各種の電気回路が形成された回路基板7、照明装置10、光拡散シート8、各種の表示を行なう電気光学パネル400、および上ケース9がこの順に重ねられた構成になっている。
【0003】
この照明装置10において、導光板12には、電気光学パネル400が配置される表示領域121が矩形の凹部として形成され、この表示領域121において、底壁124の先端側の隅部分には、電気光学パネル400と回路基板7とを電気的に接続するための矩形の貫通穴125が形成されている。
【0004】
従って、図11に示すように、回路基板7の上面側において、第1の反射材15、導光板12、光反射シート8および電気光学パネル400を重ねて電気光学装置100を構成したとき、回路基板7と電気光学パネル400との間には、第1の反射材15および導光板12が介在するが、回路基板7と電気光学パネル400とは、貫通穴125、155を介して対向している。それ故、回路基板7と電気光学パネル400との間にラバーコネクタ60を挟持させれば、ラバーコネクタ60のコネクタ電極は、電気光学パネル400のパネル側端子481に弾性をもって圧接するとともに、回路基板7の端子781にも弾性をもって圧接するので、電気光学パネル400と回路基板7との間で端子481、781同士を電気的に接続することができる。
【0005】
このような構成の電気光学装置100に用いた電気光学パネル400は、図12に示すように、所定の間隙を介して貼り合わされた第1の透明基板410と第2の透明基板420との間に電気光学物質としての液晶(図示せず)が保持されている。また、第1の透明基板410および第2の透明基板420において、互いに対向する面には、ITO膜(Indium Tin Oxide/透明導電膜)によって電極パターン(図示せず)が形成されている。
【0006】
ここで、第2の透明基板420が第1の透明基板410から張り出す部分425には、電極パターンの形成プロセスを利用して形成されたITO膜によって、駆動用IC490を異方性導電材によってCOG実装するためのパネル側端子(図示せず)、この駆動用IC490に対して信号などを入出力するためのパネル側端子481、および駆動用IC490に対して外付けされる昇圧用のキャパシタ91を異方性導電材800によって実装するためのパネル側端子910(図13を参照)が形成されている。パネル側端子481は、図11を参照して説明したように、ラバーコネクタ60を介して回路基板7の端子781に電気的に接続されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電気光学装置100において、電気光学パネル400に形成したパネル側端子481、910は、画素駆動用の電極パターンと同時形成されたITO膜からなるため、図13に示すように、パネル側端子910に対して、異方性導電材を用いてキャパシタ91を実装したとき、ITO膜の膜厚のばらつきなどに起因して、接続抵抗が大きく、かつ、回路定数がばらつきやすいという問題点がある。
【0008】
また、駆動用IC490やキャパシタ91などの電子部品は小さく、電子部品とパネル側端子910との接触面積も小さい。よって、異方性導電材を用いて実装しても十分に固定することができず、電気抵抗値が不安定になったり、電子部品が解離したりするという問題点がある。
【0009】
また、回路基板7の端子781は、表面に金めっきが施されているため、ラバーコネクタ60のコネクタ電極との電気的な接続部分は、圧接しているだけでも接続抵抗が小さく、かつ、その経時的な抵抗変化も問題とならないが、パネル側端子481は、ITO膜からなるため、パネル側端子481とラバーコネクタ79のコネクタ電極との電気的な接続部分は、圧接しているだけでは接続抵抗が大きく、かつ、その抵抗が経時的に増大するという問題点がある。このような接続抵抗の問題は、電気光学パネル400で表示を行なったとき、不点灯や表示が薄くなるという問題を引き起こす。
【0010】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、電気光学パネルに対して電子部品を良好に電気的に接続することのできる電気光学装置、およびこの電気光学装置を用いた電子機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、一対の基板によって電気光学物質が保持された電気光学パネルと、前記一対の基板のうち一方の基板に実装された電子部品とを有する電気光学装置において、表面および裏面のそれぞれに形成された表面側端子および裏面側端子がスルーホールを経由して電気的に接続しているフレキシブル基板を具備し、前記表面側端子は前記電子部品と接続された端子を含み、前記裏面側端子は前記一方の基板に形成されている第1のパネル側端子と異方性導電材によって接続された端子を含み、前記フレキシブル基板は、一面全体が前記一方の基板に重ねられていることを特徴とする。
【0012】
本発明において、電気光学パネルのパネル側端子に直接、電気的に接続されているのは、フレキシブル基板の裏面側端子であり、電子部品は、フレキシブル基板の表面側端子に対して半田などによって確実に実装されている。ここで、フレキシブル基板は、可撓性を有しているため、パネル側端子と異方性導電材によって電気的に接続する際、パネル側端子の膜厚ばらつきを吸収できる。また、フレキシブル基板の端子には通常、金めっきが施されているので、パネル側端子とフレキシブル基板の裏面側端子とは、確実に電気的に接続する。また、フレキシブル基板と基板とは大きい面積で接触する為、異方性導電材でも確実に実装することができる。従って、本発明によれば、電子部品を異方性導電材によってパネル側端子に直接、電気的に接続した場合と違って、接続抵抗が初期的に大きいなどという問題が発生しない。また、電子部品はフレキシブル基板と半田で接続されているため、電子部品を異方性導電材によってパネル側端子に直接、電気的に接続した場合に比べて、電子部品が解離するという問題が発生しない。
【0013】
本発明において、前記一方の基板は、前記電気光学パネルの外部から前記電子部品に信号を入力するための第2のパネル側端子を具備し、前記裏面側端子は、前記第2のパネル側端子に異方性導電材によって電気的に接続された端子を含み、前記表面側端子には、パネル外部と電気的に接続される端子が含まれていることが好ましい。さらに、前記表面側端子および前記裏面側端子には、例えば、金めっきが施されていることが好ましい。このように構成すると、ラバーコネクタなどを利用して外部と電気光学パネル側との電気的な接続を行う場合でも、ラバーコネクタと電気光学パネル側との電気的な接続部分の信頼性が高い。すなわち、電気光学パネルのパネル側端子に対してフレキシブル基板の裏面側端子を異方性導電材によって電気的に接続し、かつ、フレキシブル基板の表面側端子に対してラバーコネクタのコネクタ電極を弾性をもって圧接させる構造では、フレキシブル基板の表面側端子には、通常、金めっきなどが施されているので、ここでの電気的な接続は、圧接だけでも接続抵抗が小さく、かつ、その経時的な抵抗変化も問題とならない。それ故、本発明によれば、電気光学パネルで表示を行なったとき、電気的な接続部分の抵抗の増大に起因して、不点灯や表示が薄くなるという問題を回避することができる。
【0014】
本発明において、前記パネル側端子は、例えば、ITO膜などの透明導電膜から構成されている。このように構成すると、パネル側端子を電気光学パネルに透明導電膜で形成された画素駆動用の電極パターンと同時に形成することができるため、パネル側端子を画素駆動用の電極パターンと異なる工程で形成する場合に比べて製造工程を簡素化できる。
【0015】
本発明において、前記電気光学物質は、例えば、液晶である。
【0016】
本発明に係る電気光学装置は、例えば、携帯電話などの電子機器の表示部として用いられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
[実施の形態1]
(電子機器の全体構成)
図1は、本発明が適用された電子機器の一例である携帯電話機の外観を示す斜視図、図2は、この携帯電話機の要部の構成を示す分解斜視図である。図3は、この携帯電話機において、回路基板、第1の反射材、第2の反射材、導光板、光拡散シート、電気光学パネルを重ねて電気光学装置を構成した状態を拡大して示す縦断面図である。なお、本形態の電子機器の基本的な構成は、従来のものと共通するので、共通する部分には同一の符号を付して説明する。
【0019】
図1において、本形態の携帯電話機1には、その上半部分に、電気光学パネルとしての電気光学パネル400を用いた表示部2が構成され、下半部分には、複数のキーボタン101が配置された操作部3が構成されている。表示部2の上方位置にはスピーカ穴4が形成され、操作部3の下方位置にはマイク穴5が形成されている。
【0020】
図2に示すように、携帯電話機1は、下ケース6、この携帯電話機1を機能させるための各種の電気回路が形成された回路基板7、照明装置10、光拡散シート8、各種の表示を行なう電気光学パネル400、および上ケース9がこの順に重ねられた構成になっている。なお、図2には、スピーカあるいはマイクなどの図示を省略してある。
【0021】
照明装置10は、LEDなどからなる光源11、透明なプラスチック成形品などからなる導光板12、プラスチック成形品などからなる第1の反射材15、およびシート状の第2の反射材17から構成されている。
【0022】
照明装置10において、導光板12には、電気光学パネル400が配置される表示領域121が矩形の凹部として形成されているとともに、表示領域121に隣接する領域には、複数のキーボタン101が配置されるキーパッド領域122が形成されている。導光板12の先端部分には、LEDなどからなる光源11をそれぞれ配置する凹部123が2箇所に形成されている。
【0023】
導光板12の表示領域121では、底壁124の先端側の隅部分に、電気光学パネル400と回路基板7とを電気的に接続するための矩形の貫通穴125が形成されている。
【0024】
第1の反射材15は、導光板12の矩形の表示領域121の四辺のうち、キーパッド領域122が位置する側を除く導光板12の三方の外周端面を囲む3つの側壁部分151、152、153と、表示領域121の下面に重ねられる底壁部分154とを有している。第1の反射材15の底壁部分154には、導光板12の凹部123と重なる位置に貫通穴159が形成されている。この貫通穴159は、回路基板7に第1の反射材15および導光板12を重ねたとき、回路基板7に実装されている光源11を導光板12の凹部123に通すための穴である。
【0025】
第1の反射材15の底壁部分154には、導光板12の貫通穴125と重なる位置に矩形の貫通穴155が形成されている。
【0026】
従って、図3に示すように、回路基板7の上面側において、第1の反射材15、導光板12および電気光学パネル400を重ねて電気光学装置100を組み立てたとき、回路基板7と電気光学パネル400との間には、第1の反射材15および導光板12が介在するが、回路基板7と電気光学パネル400とは、貫通穴125、155を介して対向している。それ故、後述するように、ラバーコネクタ60などを用いれば、貫通穴125、155を介して、回路基板7と電気光学パネル400とが対向している部分で回路基板7の端子781と電気光学パネル400のパネル側端子481とを電気的に接続することができる。
【0027】
なお、図2に示すように、上ケース9の操作部3、導光板12のキーパッド領域122、およびシート状の第2の反射材17には、透光性を有するキーボタン101が配置されるボタン穴90、120、170が互いに重なる位置に形成され、これらの複数のボタン穴90、120、170の内部にキーボタン101がそれぞれ配置される。
【0028】
(電気光学パネル400の構成)
図4および図5を参照して、本形態の携帯電話機1に用いた電気光学パネル400の構成を説明する。
【0029】
図4および図5はそれぞれ、電気光学パネル400を斜め下方からみたときの斜視図および分解斜視図である。
【0030】
図4および図5において、電気光学パネル400は、パッシブマトリクス型のカラー液晶パネルであり、所定の間隙を介してシール材430によって貼り合わされた矩形のガラスなどからなる一対の透明基板間にシール材430によって液晶封入領域435が区画されているとともに、この液晶封入領域435内に、電気光学物質としての液晶が封入されている。ここでは、前記一対の透明基板のうち、液晶封入領域435内で縦方向に延びる複数列の第1の電極パターン440が形成されている方の基板を第1の透明基板410とし、液晶封入領域435内で横方向に延びる複数列の第2の電極パターン450が形成されている方の基板を第2の透明基板420とする。
【0031】
ここに示す電気光学パネル400は透過型であり、図2に示す照明装置10をバックライトとして所定の表示を行なう。このため、第2の透明基板420の外側表面には偏光板461が貼られ、第1の透明基板410の外側表面には偏光板462が貼られている。なお、第2の透明基板420には、第1の電極パターン440と第2の電極パターン450との交点に相当する領域に、赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタ(図示せず)が形成され、これらのカラーフィルタの表面側に絶縁性の平坦化膜、第2の電極パターン450、および配向膜がこの順に形成されている。これに対して、第1の透明基板410には、第1の電極パターン440および配向膜がこの順に形成されている。この電気光学パネル400において、第1の電極パターン440および第2の電極パターン450は、いずれもITO膜によって形成されている。
【0032】
電気光学パネル400では、外部との間での信号の入出力、および基板間の導通のいずれを行うにも、第1の透明基板410および第2の透明基板420の同一方向に位置する各基板辺418、428付近において第1の透明基板410および第2の透明基板420のそれぞれに形成されている第1の端子形成領域411および第2の端子形成領域421が用いられる。第2の透明基板420としては、第1の透明基板410よりも大きな基板が用いられ、第1の透明基板410と第2の透明基板420とを貼り合わせたときに第1の透明基板410の基板辺418から第2の透明基板420が張り出す部分425(張り出し領域)に駆動用IC490が異方性導電材などによってCOG実装されている。
【0033】
第2の端子形成領域421において、駆動用IC490より液晶封入領域435の側に位置する部分は、第1の透明基板410の側との基板間導通用に用いられるので、第1の透明基板410との重なり部分に形成されている。また、第1の透明基板410において、第1の端子形成領域411は、第2の透明基板420の側との基板間導通に用いられるので、第2の透明基板420との重なり部分に形成されている。
【0034】
従って、第1の透明基板410と第2の透明基板420とを基板間導通剤を含有するシール材430で貼り合わせて基板間で基板間導通端子同士を導通させて、外部から駆動用IC490に信号入力すれば、駆動用IC490から出力された信号は、第1の電極パターン440および第2の電極パターン450に供給されるので、第1の電極パターン440と第2の電極パターン450との交点に相当する画素を各々駆動することができる。
【0035】
第2の透明基板420が第1の透明基板410から張り出した部分425には、駆動用IC490を実装するための端子(図示せず)の他にも、駆動用IC490に対して外付けされる表面実装型の昇圧用のキャパシタ91(電子部品)の電極と電気的に接続されるパネル側端子911(第1のパネル側端子)が形成されている。また、張り出し部分425において、駆動用IC490より基板辺421の側に位置する部分には、信号入出力用のパネル側端子481(第2のパネル側端子)が形成されている。このようなパネル側端子911、481は、いずれも第2の電極パターン450と同時形成されたITO膜からなる。また、第1の透明基板410および第2の透明基板420に形成されている基板間導通端子も第1の電極パターン44や第2の電極パターン450と同時形成されたITO膜からなる。
【0036】
(電気光学パネル400の端子に対する電気的な接続構造)
このように構成した電気光学パネル400において、ITO膜から形成した端子911に表面実装型のキャパシタ91を直接、実装した場合、およびITO膜から形成したパネル側端子481にラバーコネクタ60のコネクタ電極を直接、圧接させると、電気的特性および信頼性が低下する。そこで、本形態では、このような電子部品をパネル側端子481、911に電気的に接続するにあたって、図6に示すフレキシブル基板を用いる。
【0037】
図6は、本形態で用いたフレキシブル基板に形成されている端子、および電気光学パネルに形成されている端子などを示す平面図である。図7(A)、(B)はそれぞれ、図6に示すフレキシブル基板を用いて表面実装型のキャパシタ、およびラバーコネクタを電気光学パネルに電気的に接続した様子を示す断面図である。
【0038】
図6において、第2の透明基板420の張り出し部分425には、点線で示すように、キャパシタ91に電気的に接続されるべきパネル側端子911と、外部からの信号が入力されるパネル側端子481とが基板辺428に沿って並んで形成され、これらの端子911、481の各々からは配線パターン482が延びている。
【0039】
また、フレキシブル基板70の表面には、実線で示すように、複数の表面側端子71が形成され、その裏面には、一点鎖線で示すように、複数の裏面側端子72が形成されている。
【0040】
本形態において、裏面側端子72には、フレキシブル基板70の一面全体を第2の透明基板420の張り出し部分425に重ねたとき、キャパシタ91に電気的に接続されるべきパネル側端子911と重なる第1の裏面側端子721と、信号入出力用のパネル側端子481に重なる第2の裏面側端子722とが含まれている。
【0041】
一方、表面側端子71には、第1の裏面側端子721に対して配線パターン716およびスルーホール703を介して電気的に接続する第1の表面側端子711と、第2の裏面側端子722に対してスルーホール704を介して電気的に接続する第2の表面側端子712とが含まれている。
【0042】
ここで、表面側端子71(第1の表面側端子711および第2の表面側端子712)、および裏面側端子72(第1の裏面側端子721および第2の裏面側端子722)は、銅箔パターンの表面に金めっきが施されている。
【0043】
本形態では、このように構成したフレキシブル基板70を用いて、以下に説明するようにして、電気光学パネル400のパネル側端子911にキャパシタ91の電極を電気的に接続し、かつ、パネル側端子481に回路基板7の端子781を電気的に接続する(図3を参照)。なお、回路基板7の端子781も表面に金めっきが施されている。
【0044】
まず、フレキシブル基板70の第1の表面側端子711に対してキャパシタ91を半田により実装する。
【0045】
次に、キャパシタ91が実装されたフレキシブル基板70を、電気光学パネル400の第2の透明基板420に裏面側を向けて張り出し部分425に異方性導電材を介して重ね、フレキシブル基板70全体が張り出し部分425に完全に重なるように、フレキシブル基板70を第2の透明基板420に実装する。その結果、図7(A)に示すように、第1の裏面側端子721は、異方性導電材800によってパネル側端子911に電気的に接続する。従って、キャパシタ91の各電極は、第1の表面側端子711、配線パターン716、スルーホール703、第1の裏面側端子721を介して、パネル側端子911に電気的に接続することになる。また、図7(B)に示すように、第2の裏面側端子722は、異方性導電材800によってパネル側端子481に電気的に接続する。
【0046】
次に、図3に示すように、回路基板7の上面側において、第1の反射材15、導光板12および電気光学パネル400を重ねて電気光学装置100を組み立てる。この際、フレキシブル基板70と回路基板7との間にラバーコネクタ60を配置する。その結果、ラバーコネクタ60のコネクタ電極は、フレキシブル基板70の第2の表面側端子712に弾性をもって圧接するとともに、回路基板7の端子781にも弾性をもって圧接する。従って、図7(B)に示すように、パネル側端子481と回路基板7の端子781とは、フレキシブル基板70の第2の裏面側端子722、スルーホール704、第2の表面側端子712、ラバーコネクタ60を介して電気的に接続することになる。なお、本実施の形態ではコネクタ電極としてラバーコネクタを用いたが、弾性力によって圧接を行うものであればどのようなコネクタ電極でも用いることができ、例えばくの字形の金属バネの復元力によって圧接を行うようなスプリング構造のコネクタ等を用いてもよい。
【0047】
(本形態の効果)
このように、本形態において、電気光学パネル400のパネル側端子481、911に対して異方性導電材800によって直接、電気的に接続されているのは、フレキシブル基板70の裏面側端子72であり、このフレキシブル基板70の表面側端子71にキャパシタ91やラバーコネクタ60などの電子部品が電気的に接続している。ここで、フレキシブル基板70は可撓性を有しているため、異方性導電材800による電気的な接続を行う際、パネル側端子481、911を構成するITO膜の厚さのばらつきを吸収できる。また、フレキシブル基板70の裏面側端子72には金めっきが施されているので、表面実装型のキャパシタ91やラバーコネクタ60をパネル側端子481、911に直接、電気的に接続した場合と違って、接続抵抗が初期的に大きいという問題、あるいは接続抵抗が経時的に増大するなどの問題が発生しない。
【0048】
すなわち、表面実装型のキャパシタ91は、パネル側端子911に対して異方性導電材によって直接、電気的に接続しているのではなく、パネル側端子911に異方性導電材800を介して第1の裏面側端子721が良好に電気的に接続されたフレキシブル基板70の第1の表面側端子711に対して半田によって電気的接続しているので、この接続部分では、接続抵抗が小さく、かつ、その経時的な抵抗変化も問題とならない。
【0049】
また、ラバーコネクタ60は、電気光学パネル400のパネル側端子481に直接、圧接しているのではなく、パネル側端子481に異方性導電材800を介して第2の裏面側端子722が良好に電気的に接続されたフレキシブル基板70の第2の表面側端子712に対して圧接している。このような状態において、フレキシブル基板70の第2の表面側端子712には、ラバーコネクタ60のコネクタ電極が弾性をもって圧接しているだけの構造になっているが、フレキシブル基板60の表面側端子71には、金めっきが施されているので、この接続部分では、圧接しているだけでも接続抵抗が小さく、かつ、その経時的な抵抗変化も問題とならない。また、ラバーコネクタ60のコネクタ電極は、回路基板7の端子781に弾性をもって圧接しているだけの構造になっているが、この端子781にも金めっきが施されているので、この接続部分では、圧接しているだけでも接続抵抗が小さく、かつ、その経時的な抵抗変化も問題とならない。それ故、電気光学パネル400で表示を行なったとき、電気的な接続部分の抵抗の増大に起因して、不点灯や表示が薄くなるという問題を回避することができる。
【0050】
[実施の形態2]
実施の形態1では、キャパシタ91が実装されたフレキシブル基板70には、ラバーコネクタ60が圧接する第2の表面側端子722が形成されている例を説明したが、ラバーコネクタ60を介しての電気的な接続で支障がない場合、あるいは、パネル側端子481に対して別のフレキシブル基板を接続して、このフレキシブル基板を介して駆動用IC490に対して信号入力を行う場合には、図8、図9および図10を参照して以下に説明するように、フレキシブル基板70をキャパシタ91の実装用にのみ利用してもよい。
【0051】
図8および図9はそれぞれ、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置に用いた電気光学パネルを斜め下方から見た斜視図、およびこの電気光学パネルを斜め下方から見た分解斜視図である。図10は、本形態の電気光学パネルに接続されるフレキシブル基板に形成されている端子、および電気光学パネルに形成されている端子などを示す平面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して、図8および図9に図示し、それらの説明を省略する。
【0052】
図8および図9に示すように、実施の形態1と同様、本形態の電気光学装置に用いた電気光学パネル400では、所定の間隙を介してシール材430によって貼り合わされた矩形のガラスなどからなる一対の透明基板間にシール材430によって液晶封入領域435が区画されているとともに、この液晶封入領域435内に液晶が封入されている。
【0053】
ここに示す電気光学パネル400でも、外部との間での信号の入出力、および基板間の導通が、第1の透明基板410および第2の透明基板420のそれぞれに形成されている第1の端子形成領域411および第2の端子形成領域421が用いられる。また、第1の透明基板410と第2の透明基板420とを貼り合わせたときに第1の透明基板410の基板辺418から第2の透明基板420が張り出す部分425(張り出し領域)に駆動用IC490がCOG実装されている。
【0054】
この張り出し部分425には、駆動用IC490を実装するための端子(図示せず)の他にも、駆動用IC490に対して外付けされる表面実装型の昇圧用のキャパシタ91(電子部品)の電極と電気的に接続されるパネル側端子911(第1のパネル側端子)が形成されている。また、張り出した部分425において、駆動用IC490より基板辺428の側に位置する部分に信号入出力用のパネル側端子481(第2のパネル側端子)が形成されている。このようなパネル側端子911、481は、いずれも第2の電極パターン450と同時形成されたITO膜からなる。
【0055】
このように構成した電気光学パネル400において、キャパシタ91を実装するのに、図10に示すフレキシブル基板70を用いる。
【0056】
図10において、第2の透明基板20の張り出し部分425には、点線で示すように、キャパシタ91に電気的に接続されるべきパネル側端子911が並んで形成され、これらの端子911の各々からは配線パターン482が延びている。
【0057】
また、フレキシブル基板70の表面には、実線で示すように、複数の表面側端子71が形成され、その裏面には、一点鎖線で示すように、複数の裏面側端子72が形成されている。裏面側端子72は、フレキシブル基板70全体を第2の透明基板20の張り出し部分425に重ねたときパネル側端子911と重なるように形成され、表面側端子71は、裏面側端子72に対して配線パターン716およびスルーホール703を介して電気的に接続している。ここで、表面側端子71および裏面側端子72の表面には金めっきが施されている。
【0058】
このように構成したフレキシブル基板70を用いて電気光学装置を製造するには、まず、フレキシブル基板70の表面側端子71に対して、キャパシタ91を半田により実装する。次に、キャパシタ91が実装されたフレキシブル基板70を、電気光学パネル400の第2の透明基板420に裏面側を向けて張り出し部分425に異方性導電材を介して重ね、フレキシブル基板70全体が張り出し部分425に完全に重なるようにフレキシブル基板70を第2の透明基板420に実装する。その結果、本形態でも、図7(A)を参照して説明したように、裏面側端子72は、異方性導電材800によってパネル側端子911に電気的に接続する。従って、キャパシタ91の各電極は、表面側端子71、配線パターン716、スルーホール703、裏面側端子72を介してパネル側端子911に電気的に接続することになる。
【0059】
従って、本形態でも、実施の形態1と同様、表面実装型のキャパシタ91は、パネル側端子911に対して異方性導電材800によって直接、電気的に接続しているのではなく、パネル側端子911に異方性導電材800を介して裏面側端子72が良好に電気的に接続されたフレキシブル基板70の表面側端子71に対して半田によって電気的接続しているので、この電気的な接続部分は、接続抵抗が小さく、かつ、その経時的な抵抗変化も問題とならない。
【0060】
[その他の実施の形態]
なお、上記のいずれの実施の形態でも、携帯電話機1に本発明を適用した例を説明したが、その他の表示装置などといった電子機器に本発明を適用してもよい。また、上記形態では、電気光学パネル400として液晶パネルを用いた例を説明したが、電気光学パネル400としては、液晶パネルに限らず、有機エレクトロルミネッセンス型の電気光学パネルを用いた電子機器に本発明を適用してもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、電気光学パネルのパネル側端子に直接、電気的に接続されているのは、フレキシブル基板の裏面側端子であり、表面実装型の電子部品は、フレキシブル基板の表面側端子に対して半田などによって確実に実装されている。ここで、フレキシブル基板は、可撓性を有しているため、パネル側端子と異方性導電材によって電気的に接続する際、パネル側端子の膜厚ばらつきを吸収でき、かつ、フレキシブル基板の端子には通常、金めっきが施されているので、パネル側端子とフレキシブル基板の裏面側端子とは、確実に電気的に接続する。従って、表面実装型の電子部品を異方性導電材によって、パネル側端子に直接、電気的に接続した場合と違って、接続抵抗が初期的に大きいなどという問題が発生しない。また、電子部品はフレキシブル基板と半田で接続されているため、電子部品を異方性導電材によってパネル側端子に直接、電気的に接続した場合に比べて、電子部品が解離するという問題が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る電子機器の一例である携帯電話機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の要部の構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明を適用した携帯電話機において、回路基板、第1の反射材、第2の反射材、導光板、光拡散シート、電気光学パネルを重ねた電気光学装置を拡大して示す縦断面図である。
【図4】図3に示す携帯電話機に用いた電気光学パネルを斜め下方から見た斜視図である。
【図5】図4に示す電気光学パネルを斜め下方から見た分解斜視図である。
【図6】図4に示す電気光学パネルに接続されるフレキシブル基板に形成されている端子、および電気光学パネルに形成されている端子などを示す平面図である。
【図7】(A)、(B)はそれぞれ、図6に示すフレキシブル基板を用いて表面実装型のキャパシタ、およびラバーコネクタを電気光学パネルに電気的に接続した様子を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る電気光学装置に用いた電気光学パネルを斜め下方から見た斜視図である。
【図9】図8に示す電気光学パネルを斜め下方から見た分解斜視図である。
【図10】図8に示す電気光学パネルに接続されるフレキシブル基板に形成されている端子、および電気光学パネルに形成されている端子などを示す平面図である。
【図11】従来の携帯電話機に搭載した電気光学装置において、回路基板、第1の反射材、第2の反射材、導光板、光拡散シート、電気光学パネルを重ねた状態を拡大して示す縦断面図である。
【図12】図11に示す携帯電話機に用いた電気光学パネルを斜め下方から見た斜視図である。
【図13】図12に示す電気光学パネルに表面実装型のキャパシタを実装した様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(電子機器)
2 表示部
3 操作部
7 回路基板
10 照明装置
11 光源
12 導光板
60 ラバーコネクタ
70 フレキシブル基板
71 フレキシブル基板の表面側端子
72 フレキシブル基板の裏面側端子
91 キャパシタ(電子部品)
100 電気光学装置
400 電気光学パネル
410 第1の透明基板
411 第1の端子形成領域
420 第2の透明基板
421 第2の端子形成領域
425 透明基板が張り出す部分(張り出し領域)
440 第1の電極パターン
450 第2の電極パターン
481 信号入出力用のパネル側端子(第2のパネル側端子)
490 駆動用IC
703、704 フレキシブル基板のスルーホール
711 フレキシブル基板の第1の表面側端子
712 フレキシブル基板の第2の表面側端子
721 フレキシブル基板の第1の裏面側端子
722 フレキシブル基板の第2の裏面側端子
781 回路基板の端子
800 異方性導電材
911 キャパシタとの電気的接続用のパネル側端子(第2のパネル側端子)

Claims (2)

  1. 一対の基板によって電気光学物質が保持された電気光学パネルと、前記一対の基板のうち一方の基板が他方の基板から張り出す部分に実装された前記電気光学パネルの駆動用ICとを有する電気光学装置において、
    表面および裏面のそれぞれに形成された表面側端子および裏面側端子がスルーホールを経由して電気的に接続しているフレキシブル基板を具備し、
    前記表面側端子および前記裏面側端子には、それぞれ金めっきが施され、
    前記表面側端子は、電子部品が半田により接続された端子を含み、
    前記裏面側端子は、前記一方の基板の前記張り出し部分に形成されている第1のパネル側端子と異方性導電材によって接続された端子を含み、
    前記一方の基板の前記張り出し部分には、前記電気光学パネルの外部から前記電子部品に信号を入力するための第2のパネル側端子を具備し、
    前記裏面側端子は、前記第2のパネル側端子に異方性導電材によって電気的に接続された端子を含み、
    前記表面側端子には、ラバーコネクタが弾性をもって圧接され、パネル外部と電気的に接続される端子が含まれ、
    前記フレキシブル基板は、一面全体が前記一方の基板の前記張り出し部分に重ねられていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 一対の基板によって電気光学物質が保持された電気光学パネルと、前記一対の基板のうち一方の基板が他方の基板から張り出す部分に実装された前記電気光学パネルの駆動用ICとを有する電気光学装置において、
    表面および裏面のそれぞれに形成された表面側端子および裏面側端子がスルーホールを経由して電気的に接続しているフレキシブル基板を具備し、
    前記表面側端子および前記裏面側端子には、それぞれ金めっきが施され、
    前記表面側端子は、前記駆動用ICに外付けされるキャパシタが半田により接続された端子を含み、
    前記裏面側端子は、前記一方の基板の前記張り出し部分に形成されている第1のパネル側端子と異方性導電材によって接続された端子を含み、
    前記フレキシブル基板は、一面全体が前記一方の基板の前記張り出し部分に重ねられていることを特徴とする電気光学装置。
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