JP3799820B2 - データ入力装置及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ入力装置及び記憶媒体に係り、詳細には、ペン指示による記号入力の簡易化を可能にするデータ入力装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、技術の進歩に伴って電子機器の小型化が急速に進み、携帯性の優れた電子機器が開発されている。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)と呼ばれる携帯端末装置では、液晶表示画面をかねたタッチパネルを入力装置として採用し、専用の入力用ペンにより、データ入力を行うものが主流となっている。
【0003】
このようなペン指示により文字や記号を入力する装置において、文字を専用の入力用ペンにより入力する際は、数個の格子状の文字入力枠を表示画面に表示しておき、この文字入力枠内に入力する方法をとっている。
【0004】
更に、入力手段として手書き文字の認識だけでなく、入力の利便性向上を図るため、記号入力アイコンなどを表示画面上に表示し、必要に応じて各アイコンを入力用ペンよりタッチすることにより、記号を一覧表示する記号ボード等を表示させる。この記号ボードは表示画面上の候補表示領域に記号が一覧表示され、入力すべき記号を入力用ペンによりタッチすることにより選択入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記号ボードに一覧表示される記号の候補はこのような小型の携帯端末装置の表示画面上には1ページに表示しきれないので、複数ページにわたって表示される。またこのような複数ページにわたる候補表示は、記号のコード順に表示されているため、入力したい記号を複数のページの中から探して出してペンタッチしなければならない。そのため画面をスクロールする回数が増え、結果としてペンタッチの回数が増加し、ユーザーにとって入力の煩わしさがあった。
【0006】
更に、例えば全角の「¥」記号を入力する際に誤って半角の「\」記号を入力した場合は、訂正するために全角の「¥」記号を複数ページの中から探し出さねばならず、入力の際に候補表示の中から目的の記号を選択するために要する時間を多く費やしてしまうという問題が生じていた。
【0007】
本発明の課題は、上述の問題点を解決するため、記号を使用頻度順に並べ、半角記号と全角記号とが複数ページに表示される場合に、同一の記号を異なるページの同位置に配置して表示させ、更に、所定のページに表示された記号と類似する他の記号を異なるページの同位置に現れるようにして、記号を選択する際に着目位置を変えずに選択できるようにし、またペンタッチ数の増加から生ずる入力の煩わしさを解消し、記号選択をする時間を低減させることを可能とするデータ入力装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、表示手段を具備したタブレットに対する指示操作を検出し、この指示操作に基づいてデータを入力するデータ入力装置において、所定の表示頁単位で予め決められたデータ配列に対応して、文字以外の記号のうち同一種類に分類される予め決められた類似記号が異なる表示頁内の同一位置に順次表示されるように当該表示頁単位に複数の記号データを配列して格納する記号データ格納手段と、前記表示頁の頁切替指示を入力する入力手段と、前記入力手段により入力される頁切替指示に応じて、当該表示頁単位を切り替える際に、前の表示頁に表示された記号データと類似する他の記号データが次の表示頁における同一位置に表示されるように制御する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照して本発明に係るデータ入力装置1の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
まず構成を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるデータ入力装置1の内部の要部構成を示すブロック図である。
【0016】
この図1において、データ入力装置1は、CPU2、入力装置3、RAM4、表示装置5、タブレット6a、タブレット検出部6b、記憶装置7、記憶媒体8によって構成されており、記憶媒体8を除く各部はバス9によって接続されている。
【0017】
CPU(Central Processing Unit)2は、記憶装置7に記憶されているシステムプログラム及び当該データ入力装置1に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラム、入力装置3やタブレット6aから専用の入力用ペンにより入力される入力指示、入力データを、タブレット検出部6bにより検出してRAM4に格納し、この入力指示及び入力データに応じてRAM4内に格納したアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM4に格納するとともに、表示装置5に表示する。そして、RAM4に格納した処理結果を入力装置3あるいはタブレット6aから指示される記憶装置7内の保存先に保存する。
【0018】
また、CPU2は、例えば顧客マスタ登録などのデータ入力に関する処理を行う。即ち、顧客データベースに顧客情報を入力したり、入力済みの顧客情報のメンテナンスを行う際のデータ入力処理を上述したアプリケーションプログラムに従って実行する。
【0019】
図2(a)は、ユーザーが実際にデータ入力を行う場合に表示装置5に表示される表示画面の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、この例における顧客データベースは、「フリガナ」、「得意先」、「住所」、「TEL番号」、「FAX番号」の5つのフィールドによってレコードが構成されており、図中の反転表示される部分はデータが入力される入力フィールド51を示す。この入力フィールド51に入力用ペンなどにより実際に入力処理を行う際はペンパッド52の手書入力領域54に実際に文字を手書文字を入力したり、各種アイコンをペンタッチすることにより、対応する入力用ボードを表示して記号等を入力する処理に移行する。
【0020】
図2(b)は、タブレット6aと一体的に構成された表示装置5に表示されたペンパッド52を示している。この図2(b)に示すペンパッド52は、手書文字入力ボードが選択表示されている例を示している。
【0021】
CPU2は、ペンタッチにより入力するフィールドが選択されるとそのフィールド名を取得し、ペンパッド52のフィールド名表示領域53に表示させる。そして、ペンパッド52の手書入力領域54に文字が手書入力されるとタブレット検出部6bによりストロークデータが検出され、図示しない文字認識部によりそのストロークデータが解析されて、CPU2はその解析結果であるペン入力された文字の候補を取得して認識候補表示領域55に表示させる。
【0022】
そして認識候補表示領域55に表示された候補文字の一つがペンタッチにより選択されると、CPU2はその選択された文字を認識結果表示領域56に表示させ、更に、ペンパッド52の実行アイコンがペンタッチにより選択されると、認識結果表示領域56の表示が、入力フィールド51の入力対象となっているフィールドに転送するとともに、認識候補表示領域55、認識結果表示領域56、フィールド名表示領域53の表示内容を消去する。
【0023】
以上のデータ入力処理の際、ペン入力する内容が記号である場合は、ペンパッド52へのペン指示により記号ボード100を呼び出して、記号の候補を一覧表示させ、この候補表示した記号の中から目的の記号をペンタッチすることにより選択入力する。
【0024】
即ち、図2(b)のペンパッド52上に「¥@%ボード」と表示される記号アイコン57がペンタッチされたことをタブレット検出部6bが検出すると、その信号をCPU2に出力し、CPU2は、RAM4に格納したアプリケーションプログラムの内、記号データ入力に関する処理プログラムに従って記号ボード100をペンパッド52に表示する。
【0025】
図3は、ペンパッド52に表示される記号ボード100を示す一例であり、(a)は半角記号を一覧表示したページ、(b)は全角記号を一覧表示したページを示す図である。
【0026】
図3に示すように、記号ボード100は、記号の候補を表示する候補表示領域120、認識結果表示領域130を有し、また全角アイコン101、半角アイコン102、記号アイコン103、単位アイコン104、ユーザ外字アイコン105、システム外字アイコン106等のこの記号ボード100の候補表示領域120に表示される各種文字セットを選択表示させるためのアイコンや空白アイコン107、全文字削除アイコン108、一文字削除アイコン109、実行アイコン110などの認識結果表示領域130を操作する各種アイコン、スクロールダウンボタン111、スクロールアップボタン112等のページを切替えるスクロールボタン、手書141、かな文字142、英数文字143、部首145、電卓146、設定147など他ボードを呼び出すアイコンを有する。
【0027】
記号ボード100に候補表示される記号の文字セットは、記憶装置7に格納される記号テーブル70にページ毎に分類され記憶されている。
【0028】
図4は、記号テーブル70を示す図である。
この図4に示すように、記号テーブル70は記号ボード100の候補表示領域120の各ページに候補表示される記号データとその配置に関するデータとをそれぞれ有し、半角記号データと全角記号データとを分類して格納する。また、全角記号データは、記号種が多いため複数ページ分の領域にわたって格納される。
【0029】
CPU2は、記号ボード100の記号アイコン103と半角アイコン102とがペンタッチされたことをタブレット検出部6bから取得すると、記憶装置7に記憶された記号テーブル70から半角ページ71に格納された記号データとその配置に関するデータとを取得してRAM4に一時的に格納するとともに記号ボード100の候補表示領域120に複数の半角記号を一覧表示させる。記号アイコン103と全角アイコン101がペンタッチされた場合は、同様に記号テーブル70から全角1ページ格納領域72に格納された記号データ及び配置データを取得して、記号ボード100の候補表示領域120に複数の全角記号を一覧表示させる。
【0030】
更に、スクロールアップボタン112がペンタッチされると順次ページを切り替え、記号テーブル70の全角2ページ格納領域73から全角8ページ格納領域79までに格納されている記号データ及び配置データを取得して、候補表示領域120に表示される一覧表示のページを順次切り替える。スクロールダウンボタン111がペンタッチされると、その逆に表示されるページは順次前のページに戻る。
【0031】
以上説明したようにデータ入力処理の際、CPU2はデータ入力タブレット装置1のタブレット6aに入力用ペンによりデータ入力されると、タブレット検出部6bにより検出された座標を取得して、その取得した入力データに対応する処理プログラムを記憶装置7から取得してRAM4に展開し、またその処理プログラムに従って上述のデータ入力処理などの各種処理を実行し、その処理結果をRAM4に格納するとともに表示装置5に表示させる。
【0032】
入力装置3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に出力する。
【0033】
RAM(Random Access Memory)4は、指定されたアプリケーションプログラム、入力指示データ、データ入力処理の処理結果等を格納する。
【0034】
表示装置5は、液晶表示装置等により構成され、CPU2から入力される表示データを表示し、例えば、タブレット6aで手書き入力された文字や選択候補として挙げられる記号や、その文字、記号などの認識結果を表示する。
【0035】
タブレット6aは、ペンなどの座標を指示する装置と指示した座標を感知する透明な板状の装置により構成され、表示装置5と組み合わされて表示画面を構成する。表示画面上に表示された各種アイコン等にペンで触れることにより指示を入力し、また手書の文字をペンで入力する。またペン入力された座標は電磁誘導方式,磁気歪式,感圧式などの方法でタブレット検出部6bにより検出され、タブレット検出部6bはその検出した座標をCPU2に出力する。
【0036】
記憶装置7は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒体7は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定的に設けたもの、若しくは、着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体8には上記システムプログラム、各種アプリケーションプログラム、データ入力処理の際参照される文字認識辞書や記号データを格納する記号テーブル70、データ入力に関する処理プログラム、及び各処理で処理された結果等を記憶する。
【0037】
また、この記憶媒体8に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体8を備えた記憶装置7を設け、この記憶媒体8に記憶されているプログラム、データを、通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0038】
この記憶装置7に記憶された記号テーブル70は、記号ボード100の候補表示領域120に候補表示される記号の文字セットが各ページ毎に分類して格納される。具体的には半角ページに表示される複数の半角記号の記号データとその配置データが半角ページ格納領域71に格納され、記号種の多い全角記号は全角ページに表示される全角記号データとその配置データが複数ページにわたって各全角ページ格納領域72〜79に格納されている。
【0039】
なお、この格納領域の数、即ちページ数は図に示すように限定するものでなく、候補表示する記号の数に応じて変更が可能である。
【0040】
図3(a)に示すように記号ボード100に表示される複数の半角記号は、使用頻度順に配置されるように半角ページ格納領域71にその記号データと配置データとが格納され、また全角1ページ格納領域72に記憶される全角記号データと配置データもこの半角記号と同じ記号種が同じ配置で表示されるように格納されている。
【0041】
従って、例えば全角で「¥」を入力した場合に誤って半角で入力した場合などは、記号ボード100の全角アイコン101をペンタッチすることにより全角1ページを表示することができ、また半角ページと同位置に「¥」が表示されているため、ページ上のどこに目的の記号があるか探す必要がなくなり、複数画面を何度もスクロールするなどの操作を減らすことができるので少ないペンタッチ回数で訂正を行うことができる。
【0042】
更に、全角2ページ格納領域73から全角8ページ格納領域79までの各格納領域に格納される全角記号データ及びその配置データについては、上述の使用頻度順であることに加え、半角ページに表示される半角記号の一部と同一の全角記号は、全角ページのすべてのページにおいて、半角記号が配置されていた位置と同位置に常に表示されるように記憶されている。
【0043】
図5(a)は半角ページに候補表示される記号とその配置の一例を示し、(b)及び(c)は、全角2ページ目以降に表示される記号とその配置の一例を示している。
【0044】
この図5(b)は、(a)に示す半角ページに表示される半角記号の一部である「¥ @ % $」の記号と同一の全角記号が全角1ページの同位置に表示され、他の部分には異なる全角記号が表示される。また、図5(c)に示す例のように全角2ページには「― _ \  ̄」以外の部分について、半角ページに表示された記号に対応する全角記号が同一位置に表示される。
【0045】
従って、通貨記号などの使用頻度の高い記号は半角ページと同一の配置で複数の全角ページにわたって表示されるため、画面をスクロールする回数を減らすことができ、入力作業に要する時間を短縮することができる。
【0046】
更に、図6に示すように類似記号が複数ある場合、全角2ページ目以降もその類似する記号を常に同位置又は同範囲に配置するように記号データ及び配置データを各格納領域に格納する。図6(a)は全角1ページの表示であり、まずこの全角記号の一部に類似する全角記号が、全角2ページ目以降に図6(b)や図6(c)に示すように、例えばカッコ等の類似の記号は同範囲に配置される。即ち、全角1ページの「・」の位置には、全角2ページでは「・・」、全角3ページでは「・・・」というように各ページの同位置に類似記号が配置される。
【0047】
従って類似記号を入力する際も、「・・・」を入力したいときは「・」の位置に着目してスクロールを繰り返すだけで「・・・」を探すことができるので、記号を候補表示の中から探すためのペンタッチ数を削減することができ、また記号を探すのに要する時間を短縮する事ができる。
【0048】
なお、以上の例に示す記憶装置7の記号テーブル70に格納される記号データとその配置は一例を示すものであり、各ページに常に表示される記号の例や類似記号の例は、変更が可能である。
【0049】
次に動作を説明する。
図7、図8は本実施の形態のデータ入力装置1におけるデータ入力処理の流れを示すフローチャートである。以下この図7,図8に示すフローチャートに従って、データ入力処理の動作を説明する。
【0050】
またこのフローチャートは、データ入力装置1において、ペンパッド52の記号アイコン(図2(b)中の「¥@%ボード」と示されるアイコン)57がペンタッチにより選択された状態で実行される記号の入力処理の流れを示しており、以下の説明においては、図2(a)に示す顧客マスタ登録に対応する記憶装置7内の記憶媒体8に記憶されたアプリケーションプログラム、記号入力に関する処理プログラム、記号テーブル70は、RAM4内に格納されているものとする。
【0051】
更にこのフローチャートにおいて「P」は全角一覧表示のページ番号を示しており、全角1ページをページ番号1、全角2ページをページ番号2・・・の様に各ページ番号に対応するページが記号テーブル70において定義されるものとする。
【0052】
まずユーザーがデータ入力装置1の表示装置5に表示された記号アイコン57をペンタッチすると、CPU2は上記アプリケーションプログラムに従って記号ボード100に表示する記号テーブル70に格納された各種データを取得し、記号ボード100におけるデータ入力処理を開始する(ステップS10)。
【0053】
そしてCPU2はペンパッド52に記号ボード100を表示する。この際、表示される画面は初期画面として半角ページが表示される(図3(a)参照)。また全角ページ番号PをP=1とセットする(ステップS20)。そして、データ入力装置1はペン入力の待機状態になる(ステップS30)。
【0054】
タブレット検出部6bがペンタッチ位置を検出すると、CPU2は、そのペンタッチが記号ボード100のどの位置にされたかを判定する(ステップS40)。
【0055】
ステップS50〜ステップS59はタッチ位置による処理の分岐を示しており、ステップS50は他ボードへの移行アイコン141〜147が選択された場合、ステップS51は全角アイコン101が選択された場合、ステップS52は半角アイコン102が選択された場合、ステップS53は、単位アイコン104が選択された場合、ステップS54はユーザー外字アイコン105が選択された場合、ステップS55はシステム外字106が選択された場合、ステップS56は認識結果表示領域130の制御アイコン107〜110及び113,114が選択された場合、ステップS57は、記号候補表示領域120に表示された候補(記号)が選択された場合、ステップS58はスクロールダウンボタン111が選択された場合、ステップS59はスクロールアップボタン112が選択された場合である。
【0056】
ステップS40において他のボードを選択したことをCPU2が認識すると(ステップS50)、CPU2はその選択されたボードに対応する処理に移行する(ステップS501)。
【0057】
ステップS40において全角アイコン101を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS51)、CPU2は記号ページが表示されているかを否かを判断する(ステップS511)。そして記号ページが表示中であれば、記号テーブル70の全角Pページ格納領域に格納された記号データと配置データとを取得して、記号ボード100の候補表示領域120に全角第Pページの表示を行う(ステップS512)。ステップS521の判断で記号ページが表示されていない場合は、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0058】
ステップS40において半角アイコン102が選択されたことをCPU2が認識すると(ステップS52)、CPU2は、記号ページが表示されているかを否かを判断する(ステップS521)。そして記号ページが表示中であれば、記号テーブル70の半角ページ格納領域71に格納された記号データと配置データとを取得して、記号ボード100の候補表示領域120に半角ページの表示を行う(ステップS522)。ステップS521の判断で記号ページが表示されていない場合は、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0059】
ステップS40において単位アイコン104を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS53)、CPU2は記憶装置7に記憶されている単位の文字セットを取得して、候補表示領域120に単位ページを表示させる(ステップS531)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0060】
ステップS40においてユーザー外字アイコン105を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS54)、CPU2は記憶装置7に記憶されているユーザー外字セットを取得して、候補表示領域120に登録されたユーザー外字の候補を表示させる(ステップS541)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0061】
ステップS40においてシステム外字アイコン106を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS55)、CPU2は記憶装置7に記憶されているシステム外字セットを取得して、候補表示領域120にシステム外字の候補を表示させる(ステップS551)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0062】
ステップS40において「空白」、「実行」などの認識結果表示領域130を制御するアイコン107〜110、113、114のいずれかを選択したことをCPU2が認識すると(ステップS56)、CPU2は、該当するコードを認識結果表示領域130に送信して、スペースを入れる、表示された文字などを削除する等の処理を行う(ステップS561)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0063】
ステップS40において候補表示領域120に一覧表示された記号、外字の中からいずれかの記号或いは外字を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS57)、CPU2は該当するコードを認識結果表示領域130に送信して、ペンタッチされた記号などを認識結果表示領域130に表示させる(ステップS571)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0064】
ステップS40においてスクロールダウンボタン111を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS58)、CPU2は記号ページが表示中であるか否かを判断し(ステップS581)、記号ページが表示中であれば、ページ番号を現在表示中のページの一つ前のページ番号にセット(P←P−1)する(ステップS582)。そしてセットしたページ番号がP=0であるか否かを判断し(ステップS583)、P=0であればページ番号にページ番号の最大値をセットし(ステップS584)、また、ステップS583の判断でP=0でない場合は、セットされたページ番号に対応するページに表示すべき記号の記号データ及び配置データを記号テーブル70から取得して、表示を切り替える(ステップS585)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0065】
ステップS40においてスクロールアップボタン112を選択したことをCPU2が認識すると(ステップS59)、CPU2は記号ページが表示中であるか否かを判断し(ステップS591)、記号ページが表示中であれば、ページ番号を現在表示中のページの一つ後のページ番号にセット(P←P+1)する(ステップS592)。そしてセットしたページ番号がページ番号の最大値より大きいか否かを判断し(ステップS593)、P>最大値であればページ番号に1をセット(P←1)し(ステップS594)、また、ステップS593の判断においてP≦最大値であれば、セットされたページ番号に対応するページに表示すべき記号の記号データ及び配置データを記号テーブル70から取得して、表示を切り替える(ステップS595)。その後、ペンタッチの待機状態に戻り次のペンタッチを判定する。
【0066】
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ入力装置1によれば、記号ボード100の各種アイコンをペンタッチし、所定の記号ページを表示させ、この候補表示された複数の記号の中から所望の記号をペンタッチすることによってにより選択することにより、記号を候補表示された中から選択して入力することができ、また各ページに表示される記号は使用頻度順に分類して記憶されているため、使用頻度の高い記号を探すためのペンタッチの回数を減らすことが可能である。更に同一記号を半角記号から全角記号に訂正する場合についても、半角ページと全角ページとが分けて記号テーブル70に記憶されており、同一種の半角記号あるいは全角記号は各ページ上の同位置に表示され、また、使用頻度の特に高い記号は、全ページの同位置に配置され、スクロールによってページを切り替えても何回も表示されるので、何度も前のページに戻る必要がなく、更に類似記号の配置も各ページに同位置に揃えて配置することにより、着目位置を大きく変えずに、記号を探すことができ、記号入力作業に要する時間とユーザーの労力が短縮できる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のデータ入力装置及び請求項2記載の発明の記憶媒体によれば、複数ページにわたって複数の記号を一覧表示させる際に、所定のページに表示された記号と類似する記号が異なる各ページの同位置に表示されるので、一覧表示のページを切替えて記号を探す場合は、着目位置を変えずに類似の記号を探すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置1の内部の要部構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は表示装置5に表示される表示画面の一例を示す図であり、(b)は表示装置5に表示されるペンパッド52の一例を示している。
【図3】ペンパッド52に表示される記号ボード100を示す図であり、(a)は半角記号を一覧表示したページ、(b)は全角記号を一覧表示したページを示す図である。
【図4】記号テーブル70を示す図である。
【図5】ペンパッド52に表示される記号ボード100を示す図であり、(a)は半角ページに一覧表示された記号とその配置の一例を示す図であり、(b)及び(c)は全角2ページ目以降に表示される記号とその配置の一例を示す図である。
【図6】ペンパッド52に表示される記号ボード100を示す図であり、(a)は半角ページに一覧表示された記号とその配置の一例を示す図であり、(b)は全角2ページに一覧表示された記号とその配置の一例を示す図であり、(c)は全角3ページに一覧表示された記号とその配置の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置1におけるデータ入力処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置1におけるデータ入力処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ入力装置
2 CPU
3 入力装置
4 RAM
5 表示装置
51 入力フィールド
52 ペンパッド
53 フィールド名表示領域
57 記号ボードアイコン
6a タブレット
6b タブレット検出部
7 記憶装置
70 記号テーブル
8 記憶媒体
9 バス
100 記号ボード
101 全角アイコン
102 半角アイコン
103 記号アイコン
104 単位アイコン
105 ユーザ外字アイコン
106 システム外字アイコン
111 スクロールダウンアイコン
112 スクロールアップアイコン
120 候補表示領域
130 認識結果表示領域
Claims (2)
- 表示手段を具備したタブレットに対する指示操作を検出し、この指示操作に基づいてデータを入力するデータ入力装置において、
所定の表示頁単位で予め決められたデータ配列に対応して、文字以外の記号のうち同一種類に分類される予め決められた類似記号が異なる表示頁内の同一位置に順次表示されるように当該表示頁単位に複数の記号データを配列して格納する記号データ格納手段と、
前記表示頁の頁切替指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力される頁切替指示に応じて、当該表示頁単位を切り替える際に、前の表示頁に表示された記号データと類似する他の記号データが次の表示頁における同一位置に表示されるように制御する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするデータ入力装置。 - コンピュータを、
所定の表示頁単位で予め決められたデータ配列に対応して、文字以外の記号のうち同一種類に分類される予め決められた類似記号が異なる表示頁内の同一位置に順次表示されるように当該表示頁単位に複数の記号データを配列して記号データ格納手段に格納させる手段、
前記表示頁の頁切替指示を入力する手段、
前記入力される頁切替指示に応じて、当該表示頁単位を切り替える際に、前の表示頁に表示された記号データと類似する他の記号データが次の表示頁における同一位置に表示されるように制御する手段、
として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15960498A JP3799820B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | データ入力装置及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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WO2010123485A2 (en) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Entering information into a communications device |
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