JP3796373B2 - パイロット作動流量制御弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパイロット作動流量制御弁に関し、特に給湯装置における流体の流量を調整するようにしたパイロット作動流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
流量制御弁は、一般に、電磁ソレノイドで弁の前後差圧を調整して、その設定差圧に対応して流量が制御されるようになっており、小さな駆動力で作動させるためにはパイロット作動の流量制御弁が用いられる。
【0003】
そのようなパイロット作動の流量制御弁は、一般に、主弁に連結された可動受圧部材によって主弁の下流側に位置する流路との間が仕切られた調圧室を設け、ソレノイドで付勢される定差圧制御弁で調圧室内の圧力を制御して流量制御を行っている。
【0004】
このとき、主弁が完全に閉じた全閉状態では、主弁を開閉する方向に流体圧が作用しないので、補助的にスプリングを設けて全閉状態を保持するようにしている。その結果、主弁を開くためには、スプリングの付勢力よりも大きな作動差圧を流体管路で作る必要があるので、その分だけ流量制御弁のために流体圧が失われる(圧力損失)ことになり、流体の元圧がそれだけ高い条件下でないと作動しない。
【0005】
これに対し、本願出願人は、熱交換器より上流側と下流側との流体管路のうち一方の管路と調圧室内との間を連通させる小断面積のリーク路と、他方の管路内の流体圧とリーク路を介して一方の管路に連通された調圧室内の流体圧との差圧を任意の一定圧に制御する定差圧制御弁とを設けるようにしたパイロット作動流量弁を提案している(特願平11−13685号明細書)。
【0006】
このパイロット作動流量制御弁によれば、定差圧制御弁は、上流側管路の流体圧(元圧)と調圧室側の流体圧との差圧が、ソレノイドによりパイロット弁体に加えられる付勢力と釣り合い、電磁コイルに流される電流値に対応して差圧が一定に維持され、その差圧が流量調整弁の主弁を制御するようにした構成であるため、電磁コイルに流す電流値を変えることにより流量調整弁を通る流体の流量を制御することができる。
【0007】
これにより、熱交換器によって必然的に生じる圧力損失を流体制御弁内の主弁の作動に利用することができるため、流量調整弁を作動させるための圧力損失が発生せず、流体に与えられている上流側の元圧が低いような環境においても確実に作動させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のパイロット作動流量弁は、上流側の流体の元圧があまり変化しないような環境において、電磁コイルに流す電流値に応じて流量調整弁を通る流体の流量を比例的に制御することができるが、元圧が大きく変化する場合には、その電流値と流量との比例関係がなくなるという問題点がある。
【0009】
図17は従来のパイロット作動流量弁の差圧の違いによる電流−流量特性を示す図である。この図において、横軸はソレノイドの電磁コイルに流す電流値を示し、縦軸にはパイロット作動流量弁の流量調節弁と熱交換器とを通って流れる流体の流量を示している。差圧は、流量調節弁および熱交換器が接続されたときのそれらの上流側流体の圧力と下流側流体の圧力との差を表している。この図によれば、たとえば差圧が6(Kg/cm2G)の場合、電流値が120(mA)であれば、流量は約12(l/分)である。ここで、元圧が下がって差圧が4(Kg/cm2G)になった場合、同じ電流値で流量は約6(l/分)になり、さらに低下して、差圧が2(Kg/cm2G)になった場合には、同じ電流値で流体は流れなくなる。逆に、元圧が上がって差圧が8(Kg/cm2G)になった場合には、120(mA)の電流値で流量は約17(l/分)に、さらに上昇して、差圧が10(Kg/cm2G)になると、同じ電流値で流量は約24(l/分)にもなってしまう。このように、元圧が変化してしまう環境では、元圧の変化によって、電流−流量の関係が大きく変化する。
【0010】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、元圧の変化に影響されないパイロット作動流量制御弁を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、圧力損失発生手段が介挿配置された流体管路を流れる流体の流量を制御するパイロット作動流量制御弁において、前記圧力損失発生手段を通って流れる前記流体管路の流量を調整するための主弁と、前記主弁に連結された可動受圧部材によって前記流体管路より隔てられた調圧室と、前記可動受圧部材に設けられて前記流体管路と前記調圧室内とを連通させる小断面積のリーク路と、電磁力の大きさに応じて弁軸方向に変位された位置から前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力と下流側の流体圧力との差圧に応じて前記弁軸方向に動く弁体により流量が制御された前記流体管路の上流側の流体を前記調圧室に導くことで前記差圧が一定になるよう前記主弁を制御する作動弁と、を備えていることを特徴とするパイロット作動流量制御弁が提供される。
【0012】
このようなパイロット作動流量制御弁によれば、電磁コイルに電流を流すことにより可動鉄芯が移動して弁体を所定の開度に保持し、その開度で弁体を介して調圧室に流入する流体の流量で主弁を通過する流体の流量を決定するとともに、弁体が所定の開度に保持されているときに発生する差圧に応じて変化する弁体から調圧室への流体流量に従って差圧が一定になるように主弁を制御する。
【0013】
ここで、圧力損失発生手段を流れる流体の流量が増えて、圧力損失発生手段による圧力損失が大きくなると、可動鉄芯が受ける圧力が弁体が受ける圧力より相対的に低くなるので、弁体はその閉弁方向に移動し、弁体を通って調圧室に流れる流体の流量が減少する。これにより、調圧室の可動受圧部材は主弁を閉じて流量を絞る方向に調整する。また、圧力損失発生手段を流れる流体の流量が減少したときは逆の動作をする。このように、主弁を通過する流体は、圧力損失発生手段にて生じる流体圧力の差圧が一定になるように流量が制御される。このため、主弁を流れる流体の流量設定には、電磁コイルの電流と一定に制御される圧力損失発生手段での差圧としか関与しないので、電流−流量の関係が元圧の変化に影響されることはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、給湯装置に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の流量制御時の状態を示す縦断面図、図2は流量制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。パイロット作動流量制御弁は、流量調整弁10と、ソレノイド差圧弁20とから構成されている。給湯装置の主流の系統は、上流側の流体管路1aへ導入された流体が、図示されていない熱源により加熱される熱交換器2およびパイロット作動流量制御弁の流量調整弁10を介して下流側の流体管路1bへ流れるよう構成され、パイロット作動流量制御弁のソレノイド差圧弁20は、熱交換器2の出入口の圧力を検出してその差が一定になるよう流量調整弁10を制御するよう構成されている。
【0016】
流量調整弁10は、熱交換器2から流入する流体を制御する主弁11を備え、この主弁11は、弁座12に向かって往復動することにより流体管路1bの流路を開閉するように配置されている。主弁11の下流側は、流体管路1bに直接接続されるとともに、可動受圧部材であるピストン14によって隔てられた調圧室15を備えている。ピストン14には、主弁11の下流側空間と調圧室15との間を連通させる小断面積のリーク部が設けられている。この主弁11は、弁座12およびピストン14と中心軸をそれぞれ一致させて配置されており、その軸線上には主弁11と一体に形成された連結部材17が配置され、その連結部材17の自由端はピストン14に連結されている。主弁11の上流側には、閉弁用圧縮コイルスプリング18が配置され、これによって主弁11を弁座12に当接させる方向に常に付勢している。また、調圧室15は、パイロット流路19を介してソレノイド差圧弁20に連結されている。
【0017】
したがって、流量調整弁10に入る上流側の流体圧と閉弁用圧縮コイルスプリング18の付勢力とが主弁11を閉じる方向に作用し、調圧室15内の流体圧が主弁11を開く方向に作用し、それらが釣り合う位置において主弁11が静止し、その位置によって決められた弁開度にて流体流量が制御される。
【0018】
ソレノイド差圧弁20は、プランジャ形ソレノイドを構成する可動鉄芯21、固定鉄芯22および電磁コイル23と、ポペット弁を構成する弁体24、弁座25、および弁体24を弁座25に当接させる方向に常に付勢している閉弁用圧縮コイルスプリング26とを備えている。可動鉄芯21、固定鉄芯22、弁体24および弁座25は、中心軸をそれぞれ一致させて配置されている。
【0019】
ここで、可動鉄芯21は、その一方の端面に熱交換器2の出口側の流体圧力を受けるようになっており、他方の端面には弁体24の心棒が当接されている。また、弁体24は、熱交換器2の入口側の流体圧力を受けるようになっている。なお、熱交換器2の出口側の流体圧力を受ける可動鉄芯21の有効受圧面積と弁体24の有効受圧面積とはほぼ同じにしてある。そして、弁体24の下流側は、流量調整弁10の調圧室15に連通するパイロット流路19に連結されている。したがって、電磁コイル23が励磁されることにより可動鉄芯21が固定鉄芯22に吸引されて、弁体24の方向へ付勢されていると、ソレノイド力は可動鉄芯21によって弁体24を開く方向に作用し、弁体24は閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力によって閉じる方向に作用し、それらの力が釣り合う位置において弁体24が静止している。熱交換器2に流体が流れると、その流量に応じた圧力が熱交換器2の出入口に発生するが、その差圧は、それらソレノイド力および閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力に加わり、その差圧に相当する圧力が弁体24をその弁軸方向に動かし、その弁体24の開度に応じた流量がソレノイド差圧弁20の出力に流出し、その流量がパイロット流路19を介して調圧室15の流体圧力を制御し、主弁11の開度を制御する。
【0020】
次に、このパイロット作動流量制御弁の動作について説明する。ここで、上流側の流体管路1aにおける流体の圧力をP1、熱交換器2の出口の圧力をP2、パイロット流路19における流体の圧力をP3、下流側の流体管路1bにおける流体の圧力をP4とし、ソレノイド差圧弁20の電磁コイル23が付勢されたときのソレノイド力をFSOL(Kg)、閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力をFSP(Kg)とし、可動鉄芯21および弁体24のそれぞれの有効受圧面積をそれぞれA(cm2)とし、熱交換器2を流れる流量をGwとする。
【0021】
電磁コイル23に流れるソレノイド電流がある値にあるとき、弁体24を開く方向に作用する力はP2A+FSOLで表され、弁体24を閉じる方向に作用する力はP1A+FSPで表される。これらは釣り合う位置において弁体24が静止しているので、
【0022】
【数1】
A(P1−P2)=FSOL−FSP ・・(1)
となる。このときのソレノイド差圧弁20の出力における流体の圧力P3、すなわち弁体24が釣り合う位置での差圧(P1−P2)は、
【0023】
【数2】
4≦P3<P1 ・・(2)
の範囲内にあって、その値は流量調整弁10の開き具合で決まる。
【0024】
ここで、圧力P3が増加すると、調圧室15の圧力が上昇し、主弁11は開く方向に動いて、流量Gwは増加する。つまり、流量Gwは差圧(P1−P2)の関数として表すことができ、
【0025】
【数3】
Gw=fA(P1−P2) ・・(3)
となる。この関係を図3に示す。
【0026】
図3は熱交換器に流れる流量と差圧との関係を示す図である。図3において、横軸は差圧(P1−P2)を示し、縦軸は流量Gwを示しており、ソレノイド電流がある値のとき、流量Gwは差圧(P1−P2)の関数として変化することになり、流量Gwを制御する主弁11は、熱交換器2によって生じる差圧だけで動作することになる。
【0027】
また、式(3)に式(1)を代入することによって、
【0028】
【数4】
Gw=fA{(FSOL−FSP)/A} ・・(4)
と表すことができる。
【0029】
一方、ソレノイド力FSOLは、電磁コイル23を流れるソレノイド電流iによって変化するが、その例を図4に示す。
図4はソレノイド電流とソレノイド力との関係を示す図である。この図4において、横軸はソレノイド電流iを示し、縦軸はソレノイド力FSOLを示しており、電磁コイル23を流れるソレノイド電流iの関数としてソレノイド力FSOLが変化することを示している。これから、ソレノイド力FSOLは、次式のように電磁コイル23を流れるソレノイド電流iの関数として表すことができる。
【0030】
【数5】
Gw=fB(i) ・・(5)
次に、この式(5)を式(4)に代入することにより、
【0031】
【数6】
Gw=fA{(fB(i)−FSP)/A} ・・(6)
となる。ここで、閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力FSP、可動鉄芯21および弁体24のそれぞれの有効受圧面積Aは固定であることから、
【0032】
【数7】
Gw=fAB(i) ・・(7)
となり、流量Gwはソレノイド電流iの関数として表すことができる。この関係を図5に示す。
【0033】
図5はソレノイド電流と熱交換器を流れる流量との関係を示す図である。図5において、横軸はソレノイド電流iを示し、縦軸は流量Gwを示す。ここで、熱交換器2を流れる流量Gwは、ソレノイド電流iの変化方向に対して実際には多少のヒステリシスはあるものの、概ねソレノイド電流iにほぼ比例して変化することを示している。この関係は、ソレノイド差圧弁20が熱交換器2の出入口の圧力差を一定になるように制御していることから、上流側流体の圧力P1の変化を受けることはない。
【0034】
図6は第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の止水制御時の状態を示す縦断面図、図7は止水制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。ソレノイド差圧弁20の電磁コイル23へ流すソレノイド電流をゼロにすると、電磁コイル23は消勢される。すると、電磁コイル23の付勢時に釣り合っていた弁体24を開く方向に作用する力(P2A+FSOL)および弁体24を閉じる方向に作用する力(P1A+FSP)のうち、ソレノイド力FSOLがゼロになることで、P2A<(P1A+FSP)となり、弁体24は、閉弁用圧縮コイルスプリング26により弁座25の方に付勢され、閉弁される。このとき、可動鉄芯21は、弁体24の心棒によって熱交換器2の出口側の流体圧力を導入する側へ移動される。
【0035】
これにより、ソレノイド差圧弁20の出力に連結されたパイロット流路19の圧力変化がなくなり、調圧室15は、リーク路16を介して次第に下流側の流体管路1bの流体圧力と同じ圧力になろうとする。これに伴って、ピストン14は、閉弁用圧縮コイルスプリング18により調圧室15の方向へ付勢され、ピストン14に連結された主弁11は弁座12の方に付勢されて、閉弁されることになる。
【0036】
次に、電磁コイル23へ流す電流の向きを逆にしたパイロット作動流量制御弁について説明する。
図8は第2の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の流量制御時の状態を示す縦断面図、図9は流量制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。これらの図において、第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してある。
【0037】
このパイロット作動流量制御弁において、流量調整弁10については、第1の実施の形態のパイロット作動流量制御弁のものと同じ構成を有している。ソレノイド差圧弁20は、可動鉄芯21、熱交換器2の出口における流体圧力を受ける側に配置された固定鉄芯22、電磁コイル23、弁体24、弁座25、閉弁用圧縮コイルスプリング26、および固定鉄芯22に内蔵されて可動鉄芯21を弁体24が開く方向に付勢される開弁用圧縮コイルスプリング27を備えている。開弁用圧縮コイルスプリング27は、閉弁用圧縮コイルスプリング26よりも大きな付勢力を有し、電磁コイル23が消勢されているとき、弁体24を弁座25から離れた位置に静止させる。
【0038】
ここで、電磁コイル23が消勢されているとき、可動鉄芯21は、その一方の端面に熱交換器2の出口側の流体圧力と開弁用圧縮コイルスプリング27の付勢力とを受けるようになっており、他方の端面には弁体24の心棒を介して熱交換器2の入口側の流体圧力を受けるようになっている。このとき、ソレノイド差圧弁20は、熱交換器2の出入口の差圧で動く弁体24によって流量制御された流体を出力し、その流体がパイロット流路19を介して調圧室15へ供給され、その流体圧力に応じた開度に主弁11を制御する。
【0039】
次に、このパイロット作動流量制御弁の動作について説明する。ここで、ソレノイド差圧弁20の電磁コイル23が付勢されたときのソレノイド力をFSOL(Kg)、開弁用圧縮コイルスプリング27の付勢力をFSP1(Kg)、閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力をFSP2(Kg)とする。
【0040】
電磁コイル23に流れるソレノイド電流がある値にあるとき、弁体24を開く方向に作用する力はP2A+FSP1で表され、弁体24を閉じる方向に作用する力はP1A+FSP2+FSOLで表される。これらは釣り合う位置において弁体24が静止しているので、
【0041】
【数8】
A(P1−P2)=FSP−FSOL ・・(8)
となる。ただし、FSPは、開弁用圧縮コイルスプリング27の付勢力と閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力との差(FSP1−FSP2)である。
【0042】
ここで、ソレノイド力FSOLは、電磁コイル23を流れるソレノイド電流iによって変化するが、その例を図10に示す。
図10はソレノイド差圧弁のソレノイド電流と開弁方向の力との関係を示す図である。図10において、横軸はソレノイド電流iを示し、縦軸はスプリングによって変位されたソレノイド力FSOLを示している。図示のように、ソレノイド電流iに対するソレノイド差圧弁20の開弁方向の力は、電磁コイル23にソレノイド電流iが流れていないときにおける開弁用圧縮コイルスプリング27の付勢力と閉弁用圧縮コイルスプリング26の付勢力との差FSPから始まって、次第に減少する変化曲線で示される。
【0043】
ここで、第1の実施の形態の場合と同様にして、流量Gwはソレノイド電流iの関数として表すことができる。この関係を図11に示す。
図11はソレノイド電流と熱交換器を流れる流量との関係を示す図である。図5において、横軸はソレノイド電流iを示し、縦軸は流量Gwを示している。ソレノイド電流iがゼロのとき、主弁11は全開状態にあるので、ソレノイド電流iに対する熱交換器2を流れる流量Gwは、最大流量から始まり、ソレノイド電流iにほぼ反比例して変化する。この関係は、ソレノイド差圧弁20が熱交換器2の出入口の圧力差が一定になるように熱交換器2の流量を制御していることから、上流側流体の圧力P1の変化を受けることはない。
【0044】
図12は第2の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の止水制御時の状態を示す縦断面図、図13は止水制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。電磁コイル23に流れるソレノイド電流iが最大になると、可動鉄芯21は、固定鉄芯22に吸引されて開弁用圧縮コイルスプリング27の付勢力に抗して固定鉄芯22に当接するまで移動し、これにより、弁体24は閉弁用圧縮コイルスプリング26によって弁座25に押し付けられ、閉弁される。
【0045】
この結果、ソレノイド差圧弁20の出力に連結されたパイロット流路19の圧力変化がなくなり、調圧室15は、リーク路16を介して次第に下流側の流体管路1bの流体圧力と同じ圧力になろうとする。これに伴って、ピストン14はフリーになるため、ピストン14に連結された主弁11は、閉弁用圧縮コイルスプリング18により調圧室15の方向へ付勢され、閉弁されることになる。
【0046】
次に、以上のようなパイロット作動流量制御弁を利用した給湯装置の別の構成例について説明する。
図14は本発明のパイロット作動流量制御弁を利用した給湯装置の構成例を示す図である。図14によれば、上流側の流体管路1aは、熱交換器2および第1のパイロット作動流量制御弁30の流量調整弁を介して下流側の流体管路1bに連結されている。また、上流側の流体管路1aは、バイパス管路50および第2のパイロット作動流量制御弁40の流量調整弁を介して下流側の流体管路1bに連結されている。このバイパス管路50には、熱交換器2と同じような圧力損失を生じさせる絞り流路51が介挿配置され、その出入口の圧力をソレノイド差圧弁が受けるようにしている。
【0047】
これにより、まず、上流側の流体管路1aより供給された水は、熱交換器2にて熱交換され、第1のパイロット作動流量制御弁30にて流量制御された湯が下流側の流体管路1bに出力する。同時に、バイパス管路50へ分流した水は、第2のパイロット作動流量制御弁40にて流量制御され、第1のパイロット作動流量制御弁30からの湯と混合され、温度調整された湯として下流側の流体管路1bより出湯される。第1のパイロット作動流量制御弁30がそのソレノイド差圧弁により熱交換器2の出入口の差圧が一定となるように主弁を制御することで流量を制御しているのと同様に、第2のパイロット作動流量制御弁40においても、バイパス管路50の絞り流路51の出入口の差圧が一定となるように主弁を制御することで、結果的に、バイパス管路50の流量を一定に制御している。
【0048】
なお、図示の例では、第1および第2のパイロット作動流量制御弁30,40として、第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁を使用したが、第2の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁を使用してもよく、また、第1および第2の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁を組み合わせて使用してもよい。
【0049】
次に、ソレノイド差圧弁の別の構成例について説明する。
図15はソレノイド作動弁の別の構成例を示す縦断面図である。図15において、第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してある。
【0050】
図示のソレノイド作動弁20によれば、上流側の流体管路1aが接続される部分に可動弁座61が設けられ、閉弁用圧縮コイルスプリング26によって図の上方へ付勢されている。この可動弁座61には、固定鉄芯22との間で、球体62が閉弁するように配置されている。球体62にはロッド63の一端がスポット溶接されている。ロッド63の他端は、固定鉄芯22の底面に凹設されたくぼみ64に遊嵌されている。固定鉄芯22は、可動鉄芯21の可動方向に好ましくは三つの連通孔が設けられており、それら三つの連通孔には両端が可動弁座61と可動鉄芯21とにそれぞれ当接したロッド65が挿通されている。そして、可動鉄芯21の有効受圧面積と可動弁座61の有効受圧面積とは、ほぼ同一になるように形成されている。
【0051】
ここで、電磁コイル23が付勢されていないときには、可動弁座61は閉弁用圧縮コイルスプリング26によって押し上げられ、ロッド63がくぼみ64の内壁に当接することにより、可動弁座61と球体62とが密着される。これにより、パイロット流路19へ通じる空間は上流側の流体管路1aと遮断され、流量調整弁10は、主弁11が閉弁用圧縮コイルスプリング18によって調圧室15側へ移動し、閉弁される。
【0052】
電磁コイル23が付勢されると、可動鉄芯21が図の下方へ付勢され、ロッド65を介して可動弁座61を押し下げ、くぼみ64の内壁とロッド63とが所定間隔だけ隔てられる。これにより、球体62は開弁方向に所定の間隔だけ上下方向に移動できるようになり、上流側の流体管路1aから可動弁座61、パイロット流路19、調圧室15およびリーク路16を介してほぼ一定流量で流れる流体の圧力により球体62が可動弁座61から浮いた状態で静止する。この状態で、熱交換器2を流れる流量が増加すると、熱交換器2の出入口の差圧が高くなって、可動弁座61は上方へ移動される。このとき、可動弁座61は球体62に接近することになるので、この可動弁座61を介して調圧室15へ流れる流量が絞られ、この結果、調圧室15の圧力が下がり、ピストン14およびこのピストン14に固定された主弁11は、閉弁用圧縮コイルスプリング18の助けを借りて閉弁方向へ移動することになるので、主流量が絞られ、熱交換器2の出入口の差圧は小さくなるように制御される。逆に、熱交換器2を流れる流量が減少したときは、逆の動作をし、主流量を増加させて、熱交換器2の出入口の差圧が一定になるように制御される。
【0053】
図16はソレノイド作動弁のさらに別の構成例を示す縦断面図である。図16において、第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してある。
【0054】
図示のソレノイド作動弁20によれば、弁体24は、その心棒66の有効受圧面積とほぼ同じ有効受圧面積を有するように形成されている。可動鉄芯21はこれを収容するシリンダの内径よりも小さい外径を有し、可動鉄芯21とシリンダとの間に隙間があって、熱交換器2の出口側の流体圧力がロスすることなく心棒66に受圧されるようになっている。
【0055】
ここで、電磁コイル23が付勢されていないときには、弁体24は閉弁用圧縮コイルスプリング26によって閉弁方向に付勢され、弁座25に当接することにより、パイロット流路19へ通じる空間は上流側の流体管路1aと遮断される。これにより調圧室15の圧力が徐々に下がり、閉弁用圧縮コイルスプリング18の付勢力も加わって、主弁11は調圧室15側へ移動していき、流量調整弁10は閉弁される。
【0056】
電磁コイル23が付勢されると、可動鉄芯21は固定鉄芯22に吸引されて、図の下方へ付勢されることにより、心棒66を介して弁体24はその開弁方向に移動される。これにより、弁体24は弁座25から所定の間隔だけ離間され、上流側の流体管路1aからの流体が調圧室15へ一定流量で流れるようになり、この流量に応じた開度が主弁11に設定される。この状態で、熱交換器2を流れる流量が増加すると、熱交換器2の出入口の差圧が高くなって、弁体24は弁座25の方向へ移動され、この弁体24と弁座25との隙間を介して調圧室15へ流れる流量が絞られる。この結果、調圧室15の圧力が下がり、ピストン14および主弁11は閉弁方向へ移動し、主弁11は設定開度に絞られ、熱交換器2の出入口の差圧は小さくなるように制御される。逆に、熱交換器2を流れる流量が減少したときは、逆の動作をし、主弁11の開度を増加させて、熱交換器2の出入口の差圧が一定になるように制御される。
【0057】
なお、上述の実施の形態では、流量調整弁10を熱交換器2の下流側に配置した構成例を示したが、これを上流側に配置し、ソレノイド差圧弁20で熱交換器2の出入口にて発生する差圧が一定になるように流量調整弁10を制御する構成にすることは、当業者ならば容易に想到することができるであろう。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、流量設定をソレノイド差圧弁のソレノイド電流で行うパイロット作動流量制御弁において、熱交換器の出入口の差圧が一定になるように主流量を制御する構成にした。これにより、上流側流体の圧力変化に拘らず、ソレノイド電流に対する流量の関係を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の流量制御時の状態を示す縦断面図である。
【図2】流量制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。
【図3】熱交換器に流れる流量と差圧との関係を示す図である。
【図4】ソレノイド電流とソレノイド力との関係を示す図である。
【図5】ソレノイド電流と熱交換器を流れる流量との関係を示す図である。
【図6】第1の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の止水制御時の状態を示す縦断面図である。
【図7】止水制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。
【図8】第2の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の流量制御時の状態を示す縦断面図である。
【図9】流量制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。
【図10】ソレノイド差圧弁のソレノイド電流と開弁方向の力との関係を示す図である。
【図11】ソレノイド電流と熱交換器を流れる流量との関係を示す図である。
【図12】第2の実施の形態に係るパイロット作動流量制御弁の止水制御時の状態を示す縦断面図である。
【図13】止水制御時のソレノイド作動弁の拡大縦断面図である。
【図14】本発明のパイロット作動流量制御弁を利用した給湯装置の構成例を示す図である。
【図15】ソレノイド作動弁の別の構成例を示す縦断面図である。
【図16】ソレノイド作動弁のさらに別の構成例を示す縦断面図である。
【図17】従来のパイロット作動流量弁の差圧の違いによる電流−流量特性を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b 流体管路
2 熱交換器
10 流量調整弁
11 主弁
12 弁座
14 ピストン
15 調圧室
16 リーク路
17 連結部材
18 閉弁用圧縮コイルスプリング
19 パイロット流路
20 ソレノイド差圧弁
21 可動鉄芯
22 固定鉄芯
23 電磁コイル
24 弁体
25 弁座
26 閉弁用圧縮コイルスプリング
27 開弁用圧縮コイルスプリング
30,40 パイロット作動流量制御弁
50 バイパス管路
51 絞り流路
61 可動弁座
62 球体
63 ロッド
64 くぼみ
65 ロッド
66 心棒

Claims (13)

  1. 圧力損失発生手段が介挿配置された流体管路を流れる流体の流量を制御するパイロット作動流量制御弁において、
    前記圧力損失発生手段を通って流れる前記流体管路の流量を調整するための主弁と、
    前記主弁に連結された可動受圧部材によって前記流体管路より隔てられた調圧室と、
    前記可動受圧部材に設けられて前記流体管路と前記調圧室内とを連通させる小断面積のリーク路と、
    電磁力の大きさに応じて弁軸方向に変位された位置から前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力と下流側の流体圧力との差圧に応じて前記弁軸方向に動く弁体により流量が制御された前記流体管路の上流側の流体を前記調圧室に導くことで前記差圧が一定になるよう前記主弁を制御する作動弁と、
    を備えていることを特徴とするパイロット作動流量制御弁。
  2. 前記作動弁は、前記弁体を閉弁方向に付勢する閉弁用圧縮コイルスプリングと、電磁コイルに流す電流に応じて前記弁体を開弁方向に制御付勢するとともに前記圧力損失発生手段の下流側の流体圧力を受けて前記弁体が受ける前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力との前記差圧に応じて前記弁体を前記弁軸方向に移動させることにより前記弁体を介して前記調圧室に導く前記流体管路の上流側の流体流量を制御する可動鉄芯とを備え、前記圧力損失発生手段の下流側に配置された前記主弁を制御することを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  3. 前記可動鉄芯および弁体は、有効受圧面積がほぼ同一になるように形成されていることを特徴とする請求項2記載のパイロット作動流量制御弁。
  4. 前記作動弁は、前記弁体を閉弁方向に付勢する閉弁用圧縮コイルスプリングと、電磁コイルに流す電流に応じて前記弁体を閉弁方向に制御付勢するとともに前記圧力損失発生手段の下流側の流体圧力を受けて前記弁体が受ける前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力との前記差圧に応じて前記弁体を前記弁軸方向に移動させる可動鉄芯と、前記可動鉄芯を前記弁体の開弁方向に付勢する開弁用圧縮コイルスプリングとを備え、前記圧力損失発生手段の下流側に配置された前記主弁を制御することを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  5. 前記可動鉄芯および弁体は、有効受圧面積がほぼ同一になるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のパイロット作動流量制御弁。
  6. 前記開弁用圧縮コイルスプリングは、前記閉弁用圧縮コイルスプリングの付勢力よりも大きな付勢力を有することを特徴とする請求項4記載のパイロット作動流量制御弁。
  7. 前記作動弁は、前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力を受ける可動弁座と、前記可動弁座の前記調圧室と連通する側にて閉弁するよう配置された弁体と、電磁コイルに流す電流に応じて前記可動弁座を制御付勢するとともに前記圧力損失発生手段の下流側の流体圧力を受けて前記可動弁座が受ける前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力との前記差圧に応じて軸方向に移動される可動鉄芯と、前記可動弁座および可動鉄芯を前記可動鉄芯が電磁コイルに流す電流によって付勢される方向と逆の方向に付勢する圧縮コイルスプリングとを備え、前記圧力損失発生手段の下流側に配置された前記主弁を制御することを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  8. 前記可動鉄芯および可動弁座は、有効受圧面積がほぼ同一になるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  9. 前記作動弁は、前記弁体を閉弁方向に付勢する閉弁用圧縮コイルスプリングと、前記圧力損失発生手段の下流側の流体圧力を受けて前記弁体が受ける前記圧力損失発生手段の上流側の流体圧力との前記差圧に応じて前記弁体を前記弁軸方向に移動させる心棒と、電磁コイルに流す電流に応じて前記心棒を閉弁方向に制御付勢する可動鉄芯とを備え、前記圧力損失発生手段の下流側に配置された前記主弁を制御することを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  10. 前記心棒および弁体は、有効受圧面積がほぼ同一になるように形成されていることを特徴とする請求項9記載のパイロット作動流量制御弁。
  11. 前記圧力損失発生手段は、熱交換器であることを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  12. 前記圧力損失発生手段は、絞り流路であることを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
  13. 前記可動受圧部材は、ピストンであることを特徴とする請求項1記載のパイロット作動流量制御弁。
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