JPH07217766A - 電磁弁装置 - Google Patents

電磁弁装置

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Publication number
JPH07217766A
JPH07217766A JP6013475A JP1347594A JPH07217766A JP H07217766 A JPH07217766 A JP H07217766A JP 6013475 A JP6013475 A JP 6013475A JP 1347594 A JP1347594 A JP 1347594A JP H07217766 A JPH07217766 A JP H07217766A
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JP
Japan
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valve
electromagnetic force
iron core
valve body
force generating
Prior art date
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Pending
Application number
JP6013475A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nagaoka
行夫 長岡
Keijiro Kunimoto
啓次郎 国本
Fumitaka Kikutani
文孝 菊谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to CN95100187A priority patent/CN1096586C/zh
Priority to TW084100918A priority patent/TW305016B/zh
Priority to KR1019950002032A priority patent/KR0180270B1/ko
Publication of JPH07217766A publication Critical patent/JPH07217766A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁装置の電流に対する流量の制御性をよ
くする。 【構成】 弁体と一体に取り付けられた可動鉄心と、こ
の可動鉄心に電磁力を付与する電磁力発生手段と、電磁
力発生手段の操作力と対抗して変位に伴ってバネ定数が
大きくなる弾性体を備え、電磁力発生手段の電流に対す
る流量の変化を直線にすることができ感度が一定となり
流量の制御性がよく、電流値に対する流量の安定性や再
現性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯装置などの水量を
調節する電磁弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁弁装置は、図8に示
すように、弁ボディ1内に設けられた弁体2に可動鉄心
3を取り付け、この可動鉄心3をソレノイドコイル4に
よって発生する電磁力で吸引し、可動鉄心3の力に対抗
してバネ5が、また弁体2を閉方向に付勢するバネ6が
それぞれ設けられ、電磁力とバネの力がバランスして弁
体2の開度を制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁弁装置では、2つのバネは常に弁体2と可動鉄
心3に作用しているので、バネ定数は2つのバネ定数の
加算されたものになり変位に関わらず常にほぼ一定であ
る。このため調節性(ソレノイドコイル4の電流に対す
る流量の変化の割合)をよくするために、可動鉄心3の
変位に対する電磁力の特性はバネ定数に合わせて直線に
する必要があり、さらに弁体2の変位に対する流量の特
性もほぼ直線にしなければならないので弁体2の形状も
複雑にしなければならなかった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、簡単
な形状で調節性のよい電磁弁装置をを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電磁弁装置は、以下の構成とした。
【0006】弁体と、前記弁体と一体に取り付けられた
可動鉄心と、前記可動鉄心に電磁力を付与する電磁力発
生手段と、前記電磁力発生手段の操作力と対抗して変位
に伴ってバネ定数が大きくなる弾性体とを備えたもので
ある。
【0007】また、弁体に常時作用する第1弾性体と、
前記弁体が所定量変位した位置で作用する第2弾性体と
を備えたものである。
【0008】また、第2弾性体は、弁体が閉止する近傍
でのみ付勢するものである。また、熱交換器と、前記熱
交換器を迂回するバイパス路と、前記バイパス路に設け
られた弁体と、前記バイパス路と前記熱交換器の混合部
に設けられた出湯温度検出器と、前記弁体を駆動する電
磁力発生手段と、前記電磁力発生手段と対抗して変位に
伴ってバネ定数が大きくなる弾性体とを備えたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって、弾性体の力に抗し
て電磁力発生手段で可動鉄心を操作し弁体の位置を調節
するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図面にもとづ
いて説明する。
【0011】図1において、電磁弁装置7は主として弁
部8と電磁力発生手段9からなり、弁部8には弁ボディ
10があって、流体の入口10aと出口10bおよび弁
口10cを有する。また弁口10cと相対して弁体11
があり、弁体11の移動によって流量を調節する。弁体
11には弁口10cとほぼ同じ有効受圧面積を有するダ
イヤフラム12が受圧体13を挟んで可動鉄心14によ
って取り付けられている。弁体11と可動鉄心14の中
央部には連通孔11aと14aがそれぞれ開口してお
り、弁体11とダイヤフラム12に作用する流体の圧力
はバランスしている。電磁力発生手段9にはコイル15
と固定鉄心16とヨーク17があって、コイル15で発
生した磁束はヨーク17、固定鉄心16を通り、固定鉄
心16と可動鉄心14との間に吸引力を発生させる。固
定鉄心16の下部にはプラグA18があって流体を密封
している。可動鉄心14にはバネ19が弁体11が開く
方向に作用している。20はバネ受け、21はプラグB
である。
【0012】次に動作について説明する。コイル15に
電流が流れていないときバネ19が可動鉄心14を図1
の下方向に付勢しているので弁体11は全開になってい
る。コイル15の電流を増加させると固定鉄心16と可
動鉄心14の間に吸引力が作用しバネ19と釣り合った
ところまで可動鉄心14が移動する。すなわちコイル1
5の電流の大きさのよって弁体11の開度を無段階に調
節できる。このときコイル15の電流に対する流量の増
加が図2の線Aに示すように一定の割合である方が調節
性がよい。しかしながら通常は弁体11の開き始めは変
位に対する流量の変化割合が大きく図2の線Bに示すよ
うな特性になる。図3は本発明の第一の実施例のバネ1
9の拡大図であり、バネ19のコイルの巻ピッチが一定
ではなく粗密な部分を構成している。このため、バネ1
9の変位と荷重の特性は巻ピッチが一定のものが図4の
線Aのようにほぼ直線であるのに対し、巻ピッチが変化
しているものは線Bに示すように、変位が小さいときに
はバネ定数が小さく変位が大きくなるとバネ定数が大き
くなる。このバネ19のバネ定数を組み込むと図2の線
Aの特性または特性に近いものを得ることができる。バ
ネ19の非線形特性はバネのコイルの直径を漸次変える
ことや、あるいは材料の素線径を漸次変えることでも達
成できる。またバネ19のみならず弁体11の形状を非
線形にすれば希望する特性はさらに容易に得ることがで
きる。
【0013】図5は本発明の第二の実施例であり、弁体
11を付勢する第1バネ(第1弾性体)19とは別の第
2バネ(第2弾性体)22を設けており、第2バネ22
は弁体11が全開の時には作用していない。このため弁
体11が全開より閉じ始めるときには第1バネ19のみ
が作用しているのでバネ定数は比較的小さく、弁体11
が変位して弁体11が閉止する近傍では第2バネ22も
作用し、2つのバネが作用するのでバネ定数は大きくな
る。このときのバネの変位と荷重の特性は図6に示すよ
うになる。
【0014】図7は本発明を第三の実施例で、バーナな
どの加熱器23で加熱される熱交換器24と、この熱交
換器24を迂回するバイパス路25との混合部26下流
にサーミスタなどの出湯温度検出器27を設けられてい
る。このバイパス路25の一部には電磁力発生手段9で
駆動される弁体11があって出湯温度検出器27の信号
によってバイパス流量を制御する。28は熱交換器24
の水量を検出する水量検出器、29と30は入水温度検
出器と熱交湯温検出器であり、31は水量制御弁であ
る。
【0015】次にその動作について説明する。給水が開
始される前は入水温度検出器29と熱交湯温検出器30
の信号より設定温度に等しい混合比率になるよう電磁力
発生手段9の電流を調節して弁体11を所定の開度に開
く。そして通水が開始されると水量検出器28で通水量
が検出され、加熱器23で熱交換器24の加熱が開始さ
れる。熱交換器24の湯温が上昇すると混合部26での
湯温も上昇し出湯温度検出器27でその湯温を検出し、
この混合湯温と設定温度とを比較し、混合湯温が低けれ
ば電磁力発生手段9の電流を増加させて弁体11を上方
向に変位させてバイパスの流量を減少させて混合湯温を
高める。混合湯温が高ければ電磁力発生手段9を逆に制
御する。
【0016】以上のように本発明の実施例によれば次の
効果が得られる。 (1)弁体と一体に取り付けられた可動鉄心と、可動鉄
心に電磁力を付与する電磁力発生手段と、この電磁力発
生手段の操作力と対抗して変位に伴ってバネ定数が大き
くなる弾性体とを備えたので、電磁力発生手段の電流に
対する流量の変化を直線にすることができ感度が一定と
なり流量の制御性がよく、電流値に対する流量の安定性
や再現性が高い。
【0017】(2)弁体に常時作用する第1弾性体と、
弁体が所定量変位した位置で作用する第2弾性体とを備
えたので、簡単な構成により電流値に対する流量の変化
を直線にすることができ、また2つの弾性体の組み合せ
でバネ定数を任意にかつ容易に変更することができ汎用
性が高い。
【0018】(3)弁体を開方向に常時付勢する第1弾
性体と、弁体が閉止する近傍でのみ付勢する第2弾性体
を備えたので、特に弁体近傍での制御性を高めることが
できる。
【0019】(4)熱交換器を迂回するバイパス路と、
バイパス路に設けられた弁体と、バイパス路と熱交換器
の混合部に設けられた出湯温度検出手段と、弁体を駆動
する電磁力発生手段と、電磁力発生手段と対抗して変位
に伴ってバネ定数が大きくなる弾性体とを備えたので、
給湯の立ち上がり時や再出湯時などの過渡的な湯温変化
を小さくでき、シャワー使用時に快適である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の給湯制御装置によ
れば次の効果が得られる。
【0021】(1)弁体と一体に取り付けられた可動鉄
心と、可動鉄心に電磁力を付与する電磁力発生手段と、
この電磁力発生手段の操作力と対抗して変位に伴ってバ
ネ定数が大きくなる弾性体とを備えたので、電磁力発生
手段の電流に対する流量の変化を直線にすることができ
感度が一定となり流量の制御性がよく、電流値に対する
流量の安定性や再現性が高い。
【0022】(2)弁体に常時作用する第1弾性体と、
弁体が所定量変位した位置で作用する第2弾性体とを備
えたので、簡単な構成により電流値に対する流量の変化
を直線にすることができ、また2つの弾性体の組み合せ
でバネ定数を任意にかつ容易に変更することができ汎用
性が高い。
【0023】(3)弁体を開方向に常時付勢する第1弾
性体と、弁体が閉止する近傍でのみ付勢する第2弾性体
を備えたので、特に弁体近傍での制御性を高めることが
できる。
【0024】(4)熱交換器を迂回するバイパス路と、
バイパス路に設けられた弁体と、バイパス路と熱交換器
の混合部に設けられた出湯温度検出手段と、弁体を駆動
する電磁力発生手段と、電磁力発生手段と対抗して変位
に伴ってバネ定数が大きくなる弾性体とを備えたので、
給湯の立ち上がり時や再出湯時などの過渡的な湯温変化
を小さくでき、シャワー使用時に快適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電磁弁装置の構成図
【図2】同装置の電流に対する流量の特性図
【図3】同装置の要部拡大構成図
【図4】同装置の弾性体の特性図
【図5】本発明の第二の実施例の電磁弁装置の要部拡大
構成図
【図6】同装置の要部拡大構成図
【図7】本発明の第三の実施例の給湯制御装置の電磁弁
装置の構成図
【図8】従来の電磁弁装置の断面図
【符号の説明】
9 電磁力発生手段 11 弁体 14 可動鉄心 19 弾性体(第1弾性体) 22 第2弾性体 24 熱交換器 25 バイパス路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁体と、前記弁体と一体に取り付けられた
    可動鉄心と、前記可動鉄心に電磁力を付与する電磁力発
    生手段と、前記電磁力発生手段の操作力と対抗して変位
    に伴ってバネ定数が大きくなる弾性体とを備えた電磁弁
    装置。
  2. 【請求項2】弁体に常時作用する第1弾性体と、前記弁
    体が所定量変位した位置で作用する第2弾性体とを備え
    た請求項1記載の電磁弁装置。
  3. 【請求項3】第2弾性体は、弁体が閉止する近傍でのみ
    付勢する請求項2記載の電磁弁装置。
  4. 【請求項4】熱交換器と、前記熱交換器を迂回するバイ
    パス路と、前記バイパス路に設けられた弁体と、前記バ
    イパス路と前記熱交換器の混合部に設けられた出湯温度
    検出器と、前記弁体を駆動する電磁力発生手段と、前記
    電磁力発生手段と対抗して変位に伴ってバネ定数が大き
    くなる弾性体とを備えた給湯制御装置の電磁弁装置。
JP6013475A 1994-02-07 1994-02-07 電磁弁装置 Pending JPH07217766A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6013475A JPH07217766A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 電磁弁装置
CN95100187A CN1096586C (zh) 1994-02-07 1995-01-26 流量控制阀和热水供给装置
TW084100918A TW305016B (ja) 1994-02-07 1995-02-06
KR1019950002032A KR0180270B1 (ko) 1994-02-07 1995-02-06 유량제어밸브 및 그것을 사용한 급탕장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6013475A JPH07217766A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 電磁弁装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013155762A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Rinnai Corp 電磁弁
CN104315229A (zh) * 2014-10-20 2015-01-28 宁波市鄞州通力液压电器厂 电磁阀用电磁铁
US11060764B2 (en) 2018-11-13 2021-07-13 White Knight Fluid Handling Inc. On-demand heater and temperature control system and related process

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