JP3794429B2 - ビデオ信号編集装置およびビデオ信号編集方法 - Google Patents
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Description
このような映像信号圧縮・符号化装置によって圧縮・符号化された符号化映像信号は、復号する際の単位となる複数のフレームごとにグループ分けされている。
このようにフレーム間予測符号化(フレーム間圧縮・符号化)された複数の符号化映像信号を接続して編集作業を行うことがある。
このように編集された符号化映像信号を伸長し、復号すると、符号化信号の性質に依存して符号化映像信号を接続した点(編集位置)で映像が乱れることがある。
具体的に述べると、符号化映像信号aの編集位置にBフレームがある場合には、符号化映像信号bのIフレームまたはBフレームの映像データを用いて符号化映像信号aのBフレームの映像データを復号することになってしまう。符号化映像信号a,b相互は一般的には何らの関係をも有さないので、編集位置の映像データが正常に復号できず、得られた映像に乱れが生じる。
また好ましくは、上記制御手段は、上記第2の編集位置に対応するピクチャがIピクチャのとき、上記第2の編集位置から復号するように上記復号手を制御する。
また好ましくは、上記制御手段は、上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームのGOP位相を上記編集手段の切り換え動作の合わせた上で切り換えるように、上記編集手段を制御する。
しかも、編集の結果得られた映像信号を伸長・復号したとき、映像に乱れが生じることがない。
以下、本発明のビデオ信号編集装置の第1の実施例を説明する。
図1を参照して本発明のビデオ信号編集装置1の構成を説明する。
図1は本発明のビデオ信号編集装置1の構成を示す図である。
ビデオ信号編集装置1は、映像信号が符号化されて記録されている光磁気ディスク(MO)10から符号化映像信号を再生する光磁気ディスクドライブ(MOドライブ)20、信号変換・接続装置30、伸長・復号装置40および端末装置60から構成されている。
MOディスクドライブ20は、端末装置60により指定された編集位置に従って、所定の順番およびタイミングで、光学式ヘッド22を介してMOディスク10に記録されている符号化映像信号を読み出す。MOディスクドライブ20において、MOディスク10に記録された符号化映像信号を読みだす方法を図5〜図11を参照して後述する。
上述した端末装置60によって指定される編集位置は、VTRの編集などにおいて一般的に用いられているタイムコードにより指定される。指定されたタイムコードがBフレームなのか、Iフレームなのかはビデオ信号を符号化するときに決定する。本実施例においてはBフレームがタイムコードの偶数フレームになり、Iフレームが奇数フレームになるように決定している。
信号変換・接続装置30は、SCSI(Small Computer Small
Interface)データ変換回路32、バッファメモリ34、パラレル/シリアル(P/S)変換回路36、コンピュータを内蔵した制御回路(CPU)38および識別フラグ挿入回路39から構成されている。
SCSIデータ変換回路32は、MOディスク10から読み出されたSCSI形式の符号化映像信号を通常の符号化映像信号(本実施例ではSDIフォーマットによるビデオ信号)に変換してバッファメモリ34に出力する。バッファメモリ34は、図5Aを参照して後述するように、MOディスク10上をシークする時間間隔を有する符号化映像信号X,Yを信号変換・接続装置30と伸長・復号装置40と間の伝送速度の信号に変換し、多重化してP/S変換回路36に出力する。P/S変換回路36はバッファメモリ34に記憶されている符号化映像信号をシリアル形式の信号(本実施例では、SDDIフォーマットのビデオ信号)に変換して伸長・復号装置40に出力する。
識別フラグ挿入回路39はP/S変換回路36と制御回路38に対して符号化映像信号がXであるかYであるかを識別する識別フラグを挿入することを指示する。
伸長・復号装置40は、シリアル/パラレル(S/P)変換回路42、識別フラグ抽出回路43、伸長・復号回路44,46、セレクタ回路48、フレームメモリ50、シリアルデータインターフェース(SDI)変換回路52およびコンピュータを内蔵した制御回路54から構成される。
S/P変換回路42は、接続装置30のP/S変換回路36から入力されたシリアル形式の符号化映像信号(本実施例ではSDDIフォーマットのビデオ信号)をパラレル形式の信号に変換する。S/P変換回路42には符号化映像信号XとYとは入り乱れて入力される。
識別フラグ抽出回路43は、S/P変換回路42でパラレル信号に変換されたXとYとは入り乱れている符号化映像信号を読み込んで、信号変換・接続装置30において挿入された識別フラグを検出して、符号化映像信号がXであるかYであるかを識別し、その結果を示すフラグ(映像信号種別識別フラグ)を制御回路54に出力する。
伸長・復号回路44,46は、信号処理の性能を高めるために2系統設けられている。これら伸長・復号回路44,46は符号化映像信号Xについては伸長・符号化回路44で処理し、符号化映像信号Yについては伸長・符号化回路46で処理するように分離して処理することもできる。その場合、識別フラグ抽出回路43で抽出した映像信号種別識別フラグに基づいて制御回路54が、符号化映像信号Xの場合は第1の伸長・符号化回路44を動作させ、その結果をセレクタ回路48から出力されるように制御し、また、符号化映像信号Yの場合は第2の伸長・符号化回路46を動作させ、その結果をセレクタ回路48から出力されるように制御する。あるいは、伸長・復号回路44,46をそれぞれ符号化映像信号X,Yのいずれも復号処理可能にしておき、たとえば、S/P変換回路42に到来する信号を伸長・復号回路44,46の両者に入力されるようにしておき、制御回路54からそれぞれの伸長・復号回路44,46に印加される識別フラグ抽出回路43で抽出した映像信号種別識別フラグを参照して該当する伸長・復号回路44または46が処理を遂行し、その結果を制御回路54からの指令に応答して動作するセレクタ回路48から出力されるようにすることもできる。
セレクタ回路48は、制御回路54の上述した制御に従って伸長・復号回路44,46で伸長・復号された映像信号XまたはYのいずれかを選択してフレームメモリ50に出力する。
フレームメモリ50はセレクタ回路48から出力された映像信号をフレーム単位で記憶する。
SDI変換回路52は、フレームメモリ50に記憶されたシリアルディジタルデータインターフェース(SDDI)フォーマットのビデオ信号を、SMPTE(Society of Motion and Television Engineerings )の規格SMPTE−259Mにおいて標準化されているSDIフォーマットで後述するアクティブビデオ(ACV)部に乗せて出力する。
ここで、SDIフォーマットとSDDIフォーマットについて述べる。
図2AはSDIフォーマットのビデオ信号のフレームの全体構成を示す図であり、図2BはSDIフォーマットの伝送用パケットの構成を示す図である。
NTSC525方式のビデオ信号の場合、SDIフォーマットのディジタルビデオ信号は、1ライン当たり10ビット/ワードで、(4+268+4+1440)=1716ワード、垂直方向に525ラインで構成されている。またPAL625方式のビデオ信号の場合、SDIフォーマットのディジタルビデオ信号は、水平方向に1ライン当たり10ビット/ワードで、(4+280+4+1440)=1728ワード、垂直方向に625ラインで構成されている。図において、括弧内の数字はPAL625方式のビデオ信号の数値を示しており、括弧がない数字はNTSC525方式のビデオ信号の数値を示している。以下、NTSC525方式の場合のみ述べる。
各ラインについて、NTSC525方式の場合は第5ワードから第272ワードまでの268ワードは、水平方向アンシラリデータ部ANCとして用いられ、ヘッダ、補助データおよび音声データ等が格納される。
各ラインについて、NTSC525方式の場合は第273から第276ワードまでの4ワードは、アクティブビデオ部ACVの開始を示し、アンシラリデータ部ANCとを分離する符号、アクティブビデオ部開始符号SAV(Start of Active Video)が格納される。4ワードの符号SAVは16進表示で、3FF,000,000,XYZ(任意のデータ)である。つまりEAVとSAVとは、最初の3ワードが同じデータである。
NTSC525方式の場合もPAL625方式の場合も、水平方向に同じワード数、1440ワードのアクティブビデオ部ACV(Active Video)が設けられており、ここにビデオ信号が格納される。525ライン(NTSC525方式の場合)は2つに大きく領域が分割されている。つまり、NTSC525方式の場合、第10ラインから第263ラインまで(10+244=254ライン)が第1フィールドのアクティブビデオ部ACV1 として用いられ、第273ラインから第525ラインまでの(10+243=253ライン)が第2フィールドのアクティブビデオ部ACV2 として用いられる。
規格SMPTE−259は基本的にはディジタル信号の規格であるD1フォーマットまたはD2フォーマットを対象とした信号規格である。したがって、SDIフォーマットの信号もD1フォーマットまたはD2フォーマットのディジタルAV信号として伝送に用いられる。SDIフォーマットの信号の伝送速度(伝送周波数)は270MHzと高速である。しかしながら、SDIフォーマットの信号は標準化のため、伝送可能な信号の量がディジタルビデオ信号1チャネル分のみに制限され、さらにベースバンドの音声信号8チャネル分のみに制限されている。そのため、SDIフォーマットを用いると伝送の限界に遭遇することがある。
そこで本願出願人は、SDIフォーマットの利点を生かしつつ、SDIフォーマットと部分的に共通性を保ちながら、マルチメディア化またはマルチチャネル化などに好適であることはもとより、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イサーネット(Ether
Net)、トークンリング(Token Ring)などのデータ通信系統においても好適な新規なディジタルデータフォーマットを提案している(たとえば、平成6年(1994年)6月27日出願の特願平6−144,403号、「ディジタル信号伝送方法、ディジタル信号送信装置及び受信装置、並びに送受信装置」を参照されたい)。本出願人が提案した新たなフォーマットを、“シリアルディジタルデータ・インターフェース(SDDI)“のフォーマットと呼ぶ。
図3AはSDDIフォーマットを示す図であり、図3Bは図2Aに図解したSDDIフォーマットの伝送用パケットの構成を示す図である。図4Aは図3Bに示したSDDIフォーマットの伝送用パケットのアンシラリデータ部ANCに含まれるデータ、特に、ヘッダ(HEADER)の構成を示す図であり、図4Bは図4Aに示したヘッダデータがアンシラリデータ部ANCに占める位置とその前後関係を示す図である。
NTSC525方式のビデオ信号の場合、SDDIフォーマットのディジタルビデオ信号は、水平方向に1ライン当たり10ビット/ワードで、(4+268+4+1440)=1716ワード、垂直方向に525ラインで構成されている。また、PAL625方式のビデオ信号の場合、SDDIフォーマットのディジタルビデオ信号は、水平方向に1ライン当たり10ビット/ワードで、(4+280+4+1440)=1728ワード、垂直方向に625ラインで構成されている。図において、括弧内の数字はPAL625方式のビデオ信号の数値を示しており、括弧がない数字はNTSC525方式のビデオ信号の数値を示している。以下、NTSC525方式についてのみ述べる。
各ラインについて、NTSC525方式の場合は第5ワードから第272ワードまでの268ワードは、アンシラリデータ部ANCとして用いられ、ヘッダ、補助データ等が格納される。
各ラインにおいて、NTSC525方式の場合は第273から第276ワードまでの4ワードペイロード部PAD(アクティブビデオ部ACV)の開始を示し、アンシラリデータ部ANCとを分離する符号SAV(Start of Active Video)が格納される。
NTSC525方式の場合の容量もPAL625方式の場合の容量も同じく、水平方向に1440ワードのペイロード部PADが設けられており、ここにビデオ信号およびオーディオ信号が格納される。SDIフォーマットにおいてはオーディオ信号はアンシラリデータ部ANCにのみ格納されたが、SDDIフォーマットにおいてはビデオ信号だけでなくオーディオ信号もペイロード部PADに格納できる。なお、本発明においては、後述するように、編集位置(切換位置)における映像信号の乱れを防止するため、映像信号に重複する部分(のりしろ)を付加し、切換位置を正確に示す情報、GOPの数、有効数、映像信号の種別XまたはYを用いるか、これらの情報を、SDDIフォーマットのペイロード部PADのVideo Control Command(図示せず)に切換相手のGOPが判るように設定する。
SDIフォーマットとSDDIフォーマットの各ラインのデータ長、フレーム構成およびデータ伝送速度は同じにし、さらに、SDIフォーマットの伝送用パケットとSDDIフォーマットの伝送用パケットとに共通性を持たせている。 SDDIフォーマットのビデオ信号の各ラインは、SDIフォーマットのビデオ信号の各ラインと同様に、水平方向に1ライン当たり同じワード数(10ビット/ワードで、1724(1716)ワード)、垂直方向に同じライン数(525(625)ライン)で構成されており、SDIフォーマットの符号SAV,EAV、アンシラリデータ部ANCおよびアクティブビデオ部ACV1 ,ACV2 にそれぞれ相当する分離符号SAV,EAV、アンシラリデータ部ANCおよびペイロード部PAD(データ部DT)を含む。
SDIフォーマットにおいてはアンシラリデータ部ANCにオーディオ信号を格納するが、SDDIフォーマットはSDIフォーマットと異なり、アンシラリデータ部ANCデータにオーディオ信号を含まず、ペイロード部分にオーディオ信号およびビデオ信号を格納する。
SDDIフォーマットの信号のフレームには、SDIビデオ信号の垂直ブランキング部VBKに対応する部分は含まれていない。
本実施例においては、MOディスク10からSDIフォーマットで読み出されて、P/S変換回路36からSDDIフォーマットで出力され、伸長・復号装置40の内部はSDDIフォーマットの処理されて、SDI変換回路52でSDIフォーマットの信号に変換されて外部に出力されていく。
図5A〜図5Dは図1に示したビデオ信号編集装置1の動作を説明する信号形態図であって、図5AはMOディスクドライブ20からSCSI形式の符号化映像信号X,Yが交互に出力されるタイミングを示し、図5Bは信号変換・接続装置30から映像信号X,Yの編集位置(切換位置)を示すGOPが出力されるタイミングを示し、図5Cおよび図5Dはそれぞれ、伸長・復号回路44,46において符号化映像信号X,Yが復号されるタイミングを示す。
図6A、図6B、図6C〜図9A、図9Bは、それぞれ編集位置と符号化映像信号X,Yのフレームとの関係、および、図1に示した信号変換・接続装置30から伝送されてきた符号化映像信号を示す図である。図6A、図7A、図8Aおよび図9Aは編集位置と符号化映像信号X,Yのフレームとの関係を示し、図6B、図7B、図8Bおよび図9Bは信号変換・接続装置30から伝送されてきた符号化映像信号のフォーマットを示す。
MOディスク10から読み出された符号化映像信号は、SCSIデータ変換回路32を介してバッファメモリ34に入力される。バッファメモリ34は、符号化映像信号の速度を変換し、多重化してP/S変換回路36に対して出力する。P/S変換回路36は、符号化映像信号をシリアル形式の映像信号に変換して伸長・復号装置40に伝送する。
伸長・復号装置40内のS/P変換回路42は、信号変換・接続装置30内のP/S変換回路36から伝送されてきたSDDIフォーマットの符号化映像信号をパラレル形式の映像信号に変換する。ここで、S/P変換回路42から伸長・復号回路44,46に対して出力される符号化映像信号X,Yは、図5C,図5Dの斜線部分に示すように、各符号化映像信号X,Yそれぞれが完全に復号可能とするために、一部重複するように信号変換・接続装置30から伝送されている。
これらの符号化映像信号X,Yの重複する部分を、本明細書において「のりしろ(重複部分)」と呼ぶ。のりしろを付加して編集位置で映像信号の乱れを防止するのが本発明の意図するところである。
ところが、P/S変換回路52から出力されるシリアル形式の符号化ビデオ信号(つまり、SDDIフォーマットのビデオ信号)のGOPの数は図5Bに示すように「のりしろ」部分で増加する。したがって、編集位置(切換位置)を正確に決めるには、GOPの数、有効数、映像信号の種別XまたはYが必要になる。これらの編集位置(切換位置)を示す情報は、SDDIフォーマットのペイロード部PADのVideo Control
Command(図示せず)に切換相手のGOPが判るように設定する。
伸長・復号回路44は、S/P変換回路42から入力された符号化映像信号Xを伸長・復号する。つまり、伸長・復号回路44には、識別フラグ抽出回路43で抽出され、制御回路54を介して伸長・復号回路44に入力される自らが伸長・復号すべき符号化映像信号Xの識別フラグの値が設定されており、入力されてきた符号化映像信号の各フレームの識別フラグが設定された値と一致する場合にのみ、符号化映像信号の各フレームの映像データを伸長・復号して元の映像信号XまたはYを生成し、識別フラグの一致を制御回路54に対して通知する。
セレクタ回路48は、制御回路54の制御に従って、伸長・復号回路44,46が生成した映像信号X,Yのいずれかを選択してフレームメモリ50に対して出力する。つまり、伸長・復号回路44,46のいずれかが識別フラグの一致を示している場合には識別フラグが一致している方の映像信号を出力する。
また伸長・復号回路44,46の両方が識別フラグの一致を示している場合には、例えば、先に伸長・復号回路44,46のいずれかから出力されている映像信号が終了するまでその映像信号を出力し、その映像信号が終了した後に他の映像信号を出力する。
フレームメモリ50は、セレクタ回路48から入力されてきた映像信号をフレーム単位で記憶し、SDI変換回路52は、フレームメモリ50に記憶された映像信号をSDI方式のビデオ信号として出力する。
編集位置に対するフレームの組み合わせは、符号化映像信号X,YがそれぞれBフレームの映像信号とIフレームの映像信号とになる場合(図6A)、それぞれIフレームとBフレームとになる場合(図7A)、両方がBフレームとなる場合(図8A)、および、両方がIフレームとなる場合(図9A)の4通りがある。図10はこれを図解したフローチャートである。
以下、編集位置に対するフレームの組み合わせごとに、MOディスクドライブ20がMOディスク10から符号化映像信号を読み出し、信号変換・接続装置30から伝送する方法を説明する。
図6Aに示すように、符号化映像信号X,YがそれぞれBフレーム映像信号とIフレーム映像信号とになる場合には、そのまま読み出すと(区切ると)、符号化映像信号Yを完全に伸長・復号できるが、符号化映像信号Xを完全には伸長・復号できないことになる。このような場合には、MOディスクドライブ20はMOディスク10から図6Aに示す符号化信号X2のBフレーム映像信号に次の符号化信号X2のIフレーム映像信号を付加して読み出す。その結果、図6Bに示すように信号変換・接続装置30からは、「のりしろ」の部分以前のGOPには、それぞれ符号化映像信号X(X1)のみが出力され、編集位置においては「のりしろ」に対応するGOPには符号化映像信号X2と符号化映像信号Y2とが出力され、「のりしろ」の後のGOPには符号化映像信号Y(Y3,Y4,…)が出力される。
切換位置を示す情報、つまり、GOPの数、有効数、映像信号の種別X,Yは前述したように、SDDIフォーマットのペイロード部PAD(図3B)のVideo Control Command(図示せず)の部分に、切換相手のGOPが判るように設定されている。したがって、制御装置54はこれらの情報を参照した切換制御を行う。
図7Aに示すように、符号化映像信号X,YがそれぞれIフレーム映像信号とBフレーム映像信号とになる場合には、そのまま読み出すと符号化映像信号Xを完全に伸長・復号できるが、符号化映像信号Yが完全には伸長・復号不可能とない。このような場合には、MOディスクドライブ20は、符号化映像信号Yについて、編集位置の一つ前のGOPの符号化映像信号Y2から読み出す。その結果、図7Bに示すように、信号変換・接続装置30からは、図6Bに示したのと同様な符号化映像信号が出力される。
図8Aに示すように、符号化映像信号X,Yが両方ともBフレーム映像信号となる場合には、そのまま読み出すと符号化映像信号X,Yが両方とも完全には伸長・復号不可能となってしまう。このような場合には、MOディスクドライブ20は、図8Bの信号a,bにそれぞれ示すように、符号化映像信号Xについては符号化映像信号X2のIフレーム映像信号を付加して読み出し、符号化映像信号Yについては編集位置の1つ前の符号化映像信号Y2から読み出し、信号変換・接続装置30から図5Bの信号a,bのいずれかのタイミングで出力される。これらいずれの方法によっても、符号化映像信号X,Yの両方を完全に伸長・復号することができるので、ビデオ信号編集装置1の実際の構成に適した方法を採用することができる。
図9Aに示すように、符号化映像信号X,Yが両方ともIフレーム映像信号となる場合には、そのまま読み出しても符号化映像信号X,Yが両方とも完全に伸長・復号可能である。このような場合には、MOディスクドライブ20は、図9Bの信号a,bにそれぞれ示すように、符号化映像信号Xについては、符号化映像信号X2までを読み出し、符号化映像信号Yについては編集位置から、あるいは、編集位置の1つ前から読み出す等の方法が考えられる。
図8Bに示した場合と同様に、これらいずれの方法によっても、符号化映像信号X,Yの両方を完全に伸長・復号することができるので、ビデオ信号編集装置1の実際の構成に適した方法を採用することができる。
第1の実施例に示したビデオ信号編集装置1によれば、MOディスク10から複数の符号化映像信号を、それぞれ編集位置と符号化映像信号のフレームとの関係で定まる所定のフレームを付加するようにMOディスクドライブ20により読み出し、信号変換・接続装置30により多重化することにより、容易に接続、編集することができ、しかも、編集の結果得られた映像信号に乱れが生じない。
また図8などに示したように、編集位置と符号化映像信号のフレームとの関係で付加すべきフレームの選択の自由度が高いので、ビデオ信号編集装置1の設計が容易である。
また図6〜図9に示したMOディスク10から符号化映像信号を読み出す際の方法は例示であり、例えば「のりしろ」となる部分がさらに広くなるように規則を定めてもよい。
さらに伸長・復号装置40から出力される信号のフォーマットは、SDIフォーマットに限らず、他の信号フォーマットであってもよい。
以下、本発明のビデオ信号編集装置の第2の実施例として、第1の実施例に示したのと異なるGOPの構成を採るMOディスク10を用いる場合に、MOディスク10から符号化映像信号を読み出す規則を説明する。
第2の実施例において、MOディスク10には、1GOPが4フレーム、つまり、第1のBフレーム、Iフレーム、第2のBフレームおよびそのフレームの映像データを伸長・復号する際に、その前のIフレームの映像データを必要とする前方向フレーム(Pフレーム)が、この順番に並べられて構成された符号化映像信号が記録されている。
以下、このようなMOディスク10について、GOP単位に符号化映像信号の読み出しを行う場合について説明する。
編集位置が符号化映像信号の先頭に当たる場合には、その符号化映像信号の先フレームが第1のBフレームの場合のみ1つ前のGOPの先頭から読み出し、それ以外は同一のGOPの先頭から読み出し、編集位置がその符号化映像信号の最後に当たる場合には、同一のGOPのPフレームまでを読み出せばよい。
このような場合であって、編集位置が第1のBフレームに当たる場合には、Bフレームを伸長・復号するために、前のPフレームを必要とするため、1つ前のGOPの先頭から読み出す。
編集位置がIフレームに当たる場合には、伸長・復号の際に必要な前後フレームを必要としないため、同一のGOPの先頭から読み出す。
編集位置が第2のBフレームに当たる場合には、伸長・復号の際に必要な前後のIフレームとPフレームは同一のGOP内に存在するため、同一のGOPの先頭から読み出す。
編集位置がPフレームに当たる場合には、伸長・復号の際に必要なIフレームは同一のGOP内に存在するため、同一のGOPの先頭から読み出す。
この場合、GOP内の最後のフレームがPフレームであり、編集位置がどのフレームに当たっても、伸長・復号の際に次のGOPを必要としないため、いずれの場合も同一GOPのPフレームまでを読み出せばよい。
編集位置がPフレームに当たる場合には、何らのフレームを付加せずに、同一のGOPまたはそれ以降の他のGOPのIフレーム、または、それ以降の他のGOPのPフレームまでを読み出す。
なお図5等に示したように、「のりしろ」部分の長さは、ビデオ信号編集装置1の実際の構成に合わせて定めればよい。
以上に示したMOディスク10から符号化映像信号を読み出す規則は、1つ以上のBフレーム、1つのIフレーム、および、1つ以上のPフレームが任意の順番で並べられたGOPの構成を有するMOディスク10を読み出す場合に共通である。
したがって、上述の規則を用いる限り、本発明のビデオ信号編集装置によれば、GOP構成が、1つ以上のBフレーム、1つのIフレーム、および、1つ以上のPフレームが任意の順番で並べられているという条件を満たす限り、いかなる符号化映像信号の接続、編集をも行うことが可能である。
しかも、編集の結果得られた映像信号を伸長・復号して見ても、映像に乱れが生じることがない。
Claims (10)
- 第1の符号化ストリームと第2の符号化ストリームとを接続するビデオ信号編集装置であって、
上記第1の符号化ストリームを、上記第1の符号化ストリームに設定された第1の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号終了位置で区切るとともに、上記第2の符号化ストリームを上記第2の符号化ストリームに設定された第2の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号開始位置で区切る区切り手段と、
上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームを復号して、第1の画像データ及び第2の画像データを生成する復号手段と、
上記第1の符号化ストリームを上記区切り手段により区切られた復号終了位置まで復号するように、上記復号手段を制御するとともに、上記第2の符号化ストリームを上記区切り手段により区切られた復号開始位置から復号するように、上記復号手段を制御する制御手段と、
上記復号手段により復号された上記第1の画像データと上記第2の画像データとを、上記第1の編集点及び上記第2の編集点で切り替えて出力することにより、編集された編集画像データを生成する編集手段と
を有するビデオ信号編集装置。 - 上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームから、上記第1の編集位置及び上記第2の編集位置を示す編集情報を抽出する抽出手段を更に有し、
上記制御手段は、上記抽出手段により抽出された上記編集情報を参照して上記復号手段を制御する、
請求項1に記載の信号編集装置。 - 上記編集情報は、上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームを構成するGOPの数、又は、上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームの種別を識別する識別情報を含む、
請求項2に記載の信号編集装置。 - 上記制御手段は、上記第1の編集位置に対応するピクチャがIピクチャのとき、上記第1の編集位置まで復号するように上記復号手段を制御する、
請求項1に記載のビデオ信号編集装置。 - 上記制御手段は、上記第2の編集位置に対応するピクチャがIピクチャのとき、上記第2の編集位置から復号するように上記復号手を制御する、
請求項1に記載のビデオ信号編集装置。 - 上記制御手段は、上記第1の符号化ストリームのGOP位相と上記第2の符号化ストリームのGOP位相とを合わせた上で復号するように、上記復号手段を制御する、
請求項1に記載のビデオ信号編集装置。 - 上記制御手段は、上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームのGOP位相を上記編集手段の切り換え動作の合わせた上で切り換えるように、上記編集手段を制御する、
請求項6に記載のビデオ信号編集装置。 - 第1の符号化ストリームと第2の符号化ストリームとを接続するビデオ信号編集方法であって、
上記第1の符号化ストリームを、上記第1の符号化ストリームに設定された第1の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号終了位置で区切るとともに、上記第2の符号化ストリームを上記第2の符号化ストリームに設定された第2の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号開始位置で区切る区切り工程と、
上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームを復号して、第1の画像データ及び第2の画像データを生成する復号工程と、
上記第1の符号化ストリームを上記区切り工程において区切られた復号終了位置まで復号するように、上記復号工程における復号処理を制御するとともに、上記第2の符号化ストリームを上記区切り工程において区切られた復号開始位置から復号するように、上記復号工程における復号処理を制御する制御工程と、
上記復号工程において復号された上記第1の画像データと上記第2の画像データとを、上記第1の編集点及び上記第2の編集点で切り替えて出力することにより、編集された編集画像データを生成する編集工程と
を含むビデオ信号編集方法。 - 第1の符号化ストリームと第2の符号化ストリームとを接続するビデオ信号編集装置であって、
上記第1の符号化ストリームを、上記第1の符号化ストリームに設定された第1の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号終了位置で区切るとともに、上記第2の符号化ストリームを上記第2の符号化ストリームに設定された第2の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号開始位置で区切る区切り手段と、
上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームを復号して、第1の画像データ及び第2の画像データを生成する復号手段と、
上記区切り手段により区切られた上記復号終了位置までの上記参照ピクチャを用いて、上記第1の符号化ストリームの第1の編集位置までを復号するように、上記復号手段を制御するとともに、上記区切り手段により区切られた上記復号開始位置からの上記参照ピクチャを用いて、上記第2の符号化ストリームの第2の編集位置から復号するように、上記復号手段を制御する制御手段と、
上記復号手段により復号された上記第1の画像データと上記第2の画像データとを、上記第1の編集点及び上記第2の編集点で切り替えて出力することにより、編集された編集画像データを生成する編集手段と
を有するビデオ信号編集装置。 - 第1の符号化ストリームと第2の符号化ストリームとを接続するビデオ信号編集方法であって、
上記第1の符号化ストリームを、上記第1の符号化ストリームに設定された第1の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号終了位置で区切るとともに、上記第2の符号化ストリームを、上記第2の符号化ストリームに設定された第2の編集位置近傍のピクチャを復号するのに必要な参照ピクチャを含んだ復号開始位置で区切る区切り工程と、
上記第1の符号化ストリーム及び上記第2の符号化ストリームを復号して、第1の画像データ及び第2の画像データを生成する復号工程と、
上記区切り工程において区切られた上記復号終了位置までの上記参照ピクチャを用いて、上記第1の符号化ストリームの第1の編集位置までを復号するように、上記復号工程における復号処理を制御するとともに、上記区切り工程において区切られた上記復号開始位置からの上記参照ピクチャを用いて、上記第2の符号化ストリームの第2の編集位置から復号するように、上記復号工程における復号処理を制御する制御工程と、
上記復号工程において復号された上記第1の画像データと上記第2の画像データとを、上記第1の編集点及び上記第2の編集点で切り替えて出力することにより、編集された編集画像データを生成する編集工程と
を含むビデオ信号編集方法。
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