JP3119729U - 衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】縁部を薄く仕上げることができ、縁部の伸縮性、可撓性及び通気性を阻害せず、縁部のほつれを防止し、製造が簡単で大がかりな製造装置を省略できる衣服の提供。
【解決手段】伸縮性を有する身生地2,3,4の縁に沿って、スチレン系熱可塑性エラストマーを主原料とし、多数の小孔が設けられたテープ状もしくはシート状の合成ゴム又は伸縮性樹脂5を融着してある。合成ゴム又は伸縮性樹脂は、身生地の裏面に露出させて融着しても良いし、身生地の縁部を裏面へ折り返し、折り返し部6と本体部とを合成ゴム又は伸縮性樹脂を介して融着しても良い。また、身生地の接合縁に合成ゴム又は伸縮性樹脂を配設し、身生地どうしを、合成ゴム又は伸縮性樹脂を介して融着しても良い。
【選択図】図1

Description

本考案は、伸縮性のある生地で形成したブラジャー、ガードル、ショーツ、水着等の衣服に関する。
伸縮性を有する衣服の縁部、例えば、ガードル、ショーツ等のウェスト口や脚口は、裏面へ折り返してミシンで縫い止めると共に、縁に沿って伸縮紐を装着するのが一般的である。
しかし、このような縁処理は、生地が二重に重なると共に、伸縮紐を重ねてあるので、他の部分に比べて非常に厚くなり、ごろついて不快であるばかりか、その外側に身体へフィットするアウターウェアを着用した場合には、縁部がくっきり浮き上がって見えるため、体裁も悪い。
また、縁部を折り返してミシン縫いをし、さらに伸縮紐を装着するため、工程数が多くて製造に手間がかかった。
さらに、近年、端縁にヘム加工と称するほつれ止め処理が施された経編み地を、その端縁がウェスト口、脚口等に相当するよう裁断し、これを縫い合わせて成る下着が多く着用されるようになっている。
このような下着は、端縁が他の部分と同じ厚みに仕上がり、伸縮性も他の部分と変わらないので、着用感が優れている。
しかし、経編み地の端縁は必ず直線なので、曲線状の縁部にはヘム加工された端縁を用いることができない。また、ウェスト口、脚口等の縁部が編み地の端縁と一致するよう裁断しなければならないので、生地が無駄になりやすい。
また、衣類の縁部を薄く仕上げて、伸縮性を維持するものとして、伸縮性を有するテープ状当て生地を、伸縮性身生地の所望する部位の縁部端部より0.5mm〜5.0mm内側に、熱可塑性樹脂を介して熱圧着手段により接着し配設した衣類が知られている(特許文献1参照)。
ところが、この衣類は、身生地又は当て生地に熱可塑性樹脂をドット状に塗布してあるので、樹脂を転写するための大掛かりな装置が必要である。また、熱可塑性樹脂が柔軟性を有するものならば、テープ状の樹脂を積層させて身生地と当て生地を接着させることも可能であるとしているが、柔軟性を有するとはいえ、単なるテープ状の樹脂を配設しただけでは、伸縮性、可撓性及び通気性が阻害される。
特開2003−253510号公報
本考案が解決しようとする課題は、縁部を薄く仕上げることができると共に、縁部の伸縮性、可撓性及び通気性を阻害せず、縁部のほつれを防止し、製造が簡単で大がかりな製造装置を省略できる衣服を提供することにある。
本考案の衣服は、伸縮性を有する身生地によって形成され、前記身生地の縁に沿って、熱可塑性エラストマーを主原料とし、多数の小孔が設けられたテープ状もしくはシート状の伸縮性のある合成ゴム又は樹脂を融着してある。
以下の構成を採用しても良い。
前記身生地の裏面に前記合成ゴム又は樹脂を露出させて融着した構成。
この場合、前記衣服がブラジャーであり、該ブラジャーの背部バンドの裏面における上下縁に沿って前記合成ゴム又は樹脂を配設した構成。
前記身生地の縁部を裏面へ折り返し、折り返し部と本体部とを前記合成ゴム又は樹脂を介して融着した構成。
前記身生地の接合縁に前記合成ゴム又は樹脂を配設し、前記身生地どうしを、前記合成ゴム又は樹脂を介して融着した構成。
本考案によれば、縁部に沿って伸縮性のある合成ゴム又は樹脂を融着してあるのでほつれが防止され、このため、身生地の縁部にミシン縫いを施したり、伸縮紐を装着する必要がなく、製造工程が少なくて済み、縁部が薄く仕上がって着用感が良好で体裁が良い。
また、へム加工の端縁のように直線状の縁部のみに限定されることもなく、樹脂を転写させるための装置も不要である。
さらに、合成ゴム又は樹脂の主原料である熱可塑性エラストマーは伸縮性があり、しかも、多数の小孔が穿設されているので、いっそう伸縮性が高まり、身生地になじみやすく、通気性も確保できる。
本考案の衣服は、伸縮性のある身生地で形成され、身生地の縁に沿ってテープ状もしくはシート状の伸縮性のある合成ゴム又は樹脂が融着されている。
合成ゴム又は樹脂には、多数の小孔を設けてある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図4は、衣服がガードル1である実施例1を示す。図1は、ガードル1の裏面斜視図、図2は、ガードル1のウェスト口の断面図、図3は、ガードル1の脚口の断面図、図4は、ガードル1の腹部断面図である。
図1に示すように、ガードル1は、通常のガードルとほぼ同様の形状を有し、3個の身生地、すなわち、腹部片2及び左右の背部・脚部片3,4を接合して成る。
腹部片2及び背部・脚部片3,4は、ポリウレタンを含む伸縮糸を編んだ伸縮性生地で形成される。
図2に示すように、ガードル1のウェスト口を構成する腹部片2及び背部・脚部片3,4の上端は裏面側へ一定幅で折り返し、この折り返し部6と腹部片2及び背部・脚部片3,4の本体部との間には、ウェスト口に沿ってテープ状もしくはシート状の伸縮性樹脂5を配設する。
伸縮性樹脂5は、スチレン系等の熱可塑性エラストマーを主原料とし、多数の小孔が全面に亘り均等に設けられてメッシュ状となっている。
そして、積層した折り返し部6、伸縮性樹脂5、腹部片2及び背部・脚部片3,4の本体部を熱プレスして、折り返し部6と腹部片2及び背部・脚部片3,4の本体部とを伸縮性樹脂5を介して融着する。
伸縮性樹脂5の素材である熱可塑性エラストマーは、ゴムのような高い弾性と強度を有するものであって、ウェスト口の伸縮性を阻害せず、しかも、薄いテープ状もしくはシート状なので、ゴム紐を装着したもののように分厚くならない。
また、伸縮性樹脂5には多数の小孔を形成してあり、融着後もこの小孔は潰れずに残るので、通気性、伸縮性及び柔軟性が高く、この結果、蒸れやすいウェスト口近傍の通気性が確保されると共に、ウェスト口が身体にフィットして動きやすい。
図3に示すように、ガードル1の裏面において、脚口を構成する背部・脚部片3,4の下端に沿って、ウェスト口に装着したものと同様のテープ状もしくはシート状の伸縮性樹脂5を配設し、熱プレスして伸縮性樹脂5と背部・脚部片3,4とを融着する。
ガードル1の裏面には、ゴムのような弾性を有すると共に多数の小孔が形成されて凹凸のある伸縮性樹脂5が、脚口に沿って露出しているので、ガードル1を着用した時の脚口のずり上がりを防ぐことができる。
もちろん、伸縮性樹脂5を配設したウェスト口と同様に、通気性、伸縮性及び柔軟性が良好である。
図4に示すように、腹部片2と背部・脚部片3,4との接合縁どうしを重ね合わせ、接合縁に沿って、腹部片2と背部・脚部片3,4との間に伸縮性樹脂5を挟む。伸縮性樹脂5は、ウェスト口及び脚口に装着した伸縮性樹脂5と同じものである。
そして、積層した腹部片2、伸縮性樹脂5及び背部・脚部片3,4を熱プレスして、腹部片2と背部・脚部片3,4を、伸縮性樹脂5を介して融着してある。
このように伸縮性樹脂5を介して身生地どうしを融着すると、縫着した場合に比べて薄く仕上がるので違和感がなく、通気性、伸縮性及び柔軟性が高い。
図5は、衣服がブラジャー7である実施例2を示す。
ブラジャー7は、左右のカップ8を設けた土台布9と、土台布9の両側に取付けた背部バンド10とを有する。
身生地である背部バンド10の裏面には、上下縁に沿ってテープ状もしくはシート状の伸縮性樹脂5が融着されて露出している。伸縮性樹脂5は、実施例1のガードル1に用いたものと同様である。
このように背部バンド10の裏面に上下縁に沿って伸縮性樹脂5を装着してあるので、身動きによって背部バンド10がずり上がるのを防ぐ。
また、背部バンド10の縁に伸縮紐を取り付けたものに比べて、薄く平坦に仕上がるので違和感がない。
なお、伸縮性樹脂5の厚みは、身生地の厚さ及び伸縮性に応じて適宜変えることができ、伸縮性樹脂5の厚みを変えることにより、衣類の縁部の緊迫力を調整することが可能である。また、伸縮性樹脂5の幅も、衣服の寸法や配置場所によって任意に変更することができる。
さらに、ガードルのウェスト口において、身生地を折り返さず、ウェスト口に融着した伸縮性樹脂5を裏面に露出させても良い。
また、ショーツのウェスト口、脚口、身生地どうしの接合縁に沿って、実施例1のガードル1と同様にしてテープ状の伸縮性樹脂5を融着しても良いし、シャツの袖口及び裾口に沿って、ガードル1のウェスト口或いは脚口と同じようにテープ状の伸縮性樹脂5を融着しても良い。
伸縮性樹脂5の代わりに、テープ状もしくはシート状の合成ゴムを融着することも可能である。
実施例1を示すガードルの裏面斜視図。 実施例1を示すガードルのウェスト口断面図。 実施例1を示すガードルの脚口断面図。 実施例1を示すガードルの腹部断面図。 実施例2を示すブラジャーの要部裏面図。
符号の説明
1 ガードル
2 腹部片(身生地)
3,4 背部・脚部片(身生地)
5 伸縮性樹脂
6 折り返し部
7 ブラジャー
8 カップ
9 土台布
10 背部バンド(身生地)

Claims (5)

  1. 伸縮性を有する身生地によって形成された衣服において、前記身生地の縁に沿って、熱可塑性エラストマーを主原料とし、多数の小孔が設けられたテープ状もしくはシート状の伸縮性のある合成ゴム又は樹脂を融着したことを特徴とする衣服。
  2. 前記身生地の裏面に前記合成ゴム又は樹脂を露出させて融着した請求項1に記載の衣服。
  3. 前記衣服はブラジャーであって、該ブラジャーの背部バンドの裏面における上下縁に沿って前記合成ゴム又は樹脂が配設されている請求項2に記載の衣服。
  4. 前記身生地の縁部を裏面へ折り返し、折り返し部と本体部とを前記合成ゴム又は樹脂を介して融着した請求項1に記載の衣服。
  5. 前記身生地の接合縁に前記合成ゴム又は樹脂を配設し、前記身生地どうしを、前記合成ゴム又は樹脂を介して融着した請求項1に記載の衣服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007119341A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-25 Utax Co., Ltd. 股部を有する衣類およびその製造方法
KR20160026827A (ko) * 2013-03-01 2016-03-09 에치비아이 브랜디드 어패럴 엔터프라이지즈, 엘엘씨 개선된 밴드를 갖는 상반신 및 하반신 의복

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