JP3788741B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ、プリンタ、複写機等の画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機等の画像処理装置を、複数のユーザが端末装置であるコンピュータ、情報携帯端末等の情報処理装置を介して共有して使用するようなネットワークシステムでは、画像処理装置でのエラーの発生時に、該エラーが解除されることなく長時間放置されることによる画像処理装置の稼働率低下を防止するために、ユーザの端末装置にエラーの発生を通知することが行なわれる。
【0003】
このような方法でエラーを通知する従来の装置では、エラーの発生時に実行していたジョブを指示したユーザの端末装置のみにエラーの発生を通知すると、例えば、かかるユーザが不在でエラー解除が行われなかった場合に、エラーが解除されずに長時間放置されることとなり画像処理装置の稼働率が低下するといった問題がある。
【0004】
一方、画像処理装置で処理待ちの全てのユーザの端末装置にエラーを通知するとなると、エラー解除処理に必要な人数が一人であるにも拘わらず場合によっては、画像処理装置の設置場所に多くのユーザがエラー解除に来るといった不具合が起こり得る。
【0005】
このような従来装置の問題点を解決する1つの装置として、例えば、特開平11−8727号公報に記載されているようなマルチファンクションプリンタ等の複合機能を備えた画像処理装置がある。
【0006】
この装置においては、ある特定のジョブを実行する部分にエラーが発生した場合、かかるエラーの発生情報を解析してエラーの内容を特定すると共にかかるエラーがあってはならないジョブを指示した処理待ちのユーザの端末装置に関するデータを全て検索し、該検索されたデータに基づいて上記エラーがあってはならないジョブデータを送信した全てのユーザの端末装置にエラーを通知する構成となっている。
【0007】
一般に画像処理装置のエラーの種類としては、例えば、用紙に関するエラー(A4用紙切れ、印刷処理中用紙詰まり等)及びトナー切れ等のエラーがあるが、上記特開平11−8727号公報に記載の画像処理装置では、例えば、発生したエラーの発生情報を解析した結果、エラーの種類がA4用紙切れのエラーと解析された場合には、A4用紙切れにより実行することが出来なくなるジョブと該ジョブを指示したユーザの端末装置に関するデータの全てを検索し、これら検索されたジョブデータを送信した全てのユーザの端末装置にエラーを通知することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平11−8727号公報に開示されている画像処理装置では、上記のように、あるエラーが発生した場合、そのエラーがあっては実行出来ないジョブを要求し待機中にあった全てのユーザの端末装置にエラーの通知を行なうことが出来るものの、高い頻度で生じ、また影響が大きくなるエラー、例えば、A4用紙に関連するエラーやトナー切れのエラーが発生した場合、殆ど全ての印刷処理に関するジョブが実行不能となるため、殆ど全てのユーザの端末装置にエラーの通知が行われることとなる。
【0009】
その結果、エラーが発生すればジョブの処理を急ぐ必要がないユーザの端末装置に対しても同時にエラーが通知されるため、エラーの通知を最も必要とするジョブの処理を急ぐユーザの端末装置に絞り込むことが出来ず、効率のよいエラーの通知を行なうことが出来ないという問題があった。
【0010】
本発明は、従来の技術における上述の問題を解決し、エラーが発生した場合、エラーの通知を行なうユーザの端末装置の絞り込みをより効果的に行なうことによって、より効率的なエラーの通知を行なう画像処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、課題を解決するためになされたものであり、本発明の画像処理装置は、ユーザの端末装置である情報処理装置から送信され、かつ、印刷ジョブの実行順序に関する優先度がユーザにより指定された印刷ジョブデータを受信する受信手段と、用紙切れ、用紙詰まり、トナー切れのうちの少なくとも1つのエラーを検出する検出手段と、該検出手段により上記エラーが検出されると、上記優先度が高く指定されている印刷ジョブデータを抽出する管理手段と、該検出手段により上記エラーが検出されると、該管理手段により抽出された印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、上記エラー発生時に処理中であった印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、及び予め設定されているシステム管理者の情報処理装置のみに対して、上記エラーの発生を通知する通知手段とを備え、上記通知手段は、上記各情報処理装置に対して上記エラーの通知を行った後、上記エラーの発生により実行に影響を受けない印刷ジョブが完了すると、当該印刷ジョブを送信した情報処理装置に対して、上記エラーの発生を通知することを特徴とする。
【0012】
上記構成により、エラーの通知をジョブの処理を急ぐユーザの端末装置に対して行なうことが可能となり、当該ユーザに対して、エラーを解除する等のエラー発生に即応させることが出来る。
【0013】
また、本発明の画像処理装置は、ユーザの端末装置である情報処理装置から送信され、かつ、印刷ジョブの実行順序に関する優先度がユーザにより指定された印刷ジョブデータを受信する受信手段と、用紙切れ、用紙詰まり、トナー切れのうちの少なくとも1つのエラーを検出する検出手段と、該検出手段で検出した上記エラーの内容を判別する判別手段と、該判別手段により上記エラーの内容が判別されると、該判別された上記エラーにより実行することが出来ない印刷ジョブの中で上記優先度が高く指定されている印刷ジョブデータを抽出する管理手段と、該検出手段により上記エラーが検出されると、該管理手段により抽出された印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、上記エラー発生時に処理中であった印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、及び予め設定されているシステム管理者の情報処理装置のみに対して、上記エラーの発生を通知する通知手段とを備え、上記通知手段は、上記各情報処理装置に対して上記エラーの通知を行った後、上記エラーの発生により実行に影響を受けない印刷ジョブが完了すると、当該印刷ジョブを送信した情報処理装置に対して、上記エラーの発生を通知することを特徴とする。
【0014】
上記構成により、エラーの通知をエラーにより実行出来ないジョブの中で処理を急ぐユーザの端末装置に対して行なうことが可能となり、ユーザの端末装置の絞り込みをより効果的に行なうことが可能となる。
【0015】
しかも、当該ユーザに対して、エラーを解除する等のエラー発生に即応させることが出来る。
【0016】
また、本発明の画像処理装置は、上記の何れかの画像処理装置において、上記管理手段により、上記通知手段によるエラーの通知を実行してから所定時間経過してもエラーが解除されない場合は、エラーにより実行することが出来ない印刷ジョブの中で優先度が高く指定されていない印刷ジョブデータの抽出を行ない、上記通知手段は、上記管理手段により抽出された印刷ジョブデータを送信した情報処理装置に対しても、エラーの発生を通知することを特徴とする。
【0017】
上記構成により、ジョブの処理の停滞が避けられ多くのユーザにかける迷惑を最小限に抑えることが可能となる。
【0018】
また、本発明の画像処理装置は、上記の何れかの画像処理装置において、電力消費を制限すると共に、上記管理手段により印刷ジョブデータが抽出されない場合は、装置全体の消費電力を制限した少電力モードに入るように設定可能な電力制御手段を備えたことを特徴とする。
【0019】
上記構成により、エラーが解除されるまでの電力消費を抑えることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる画像処理装置の実施態様を添付図面に従って、詳細に説明する。
〈構成〉
図1は、本発明にかかる画像処理装置2とユーザの端末装置であるコンピュータや情報携帯端末等の情報処理装置A、B、・・・とをネットワーク3にて接続したネットワークシステム1の概略構成を示している。
【0021】
この図において、画像処理装置2は、ネットワーク3を介して複数の情報処理装置A、B、・・・に通信可能に接続されている。
【0022】
そして、上記画像処理装置2は、制御部4、表示部5、画像形成部6、メモリ7、ネットワークインターフェース(以下、ネットワークI/Fという)8、及び電源部9を備えている。
【0023】
上記制御部4は、上記各部の制御を行なうものであり、情報処理装置A、B、・・・より受信したジョブデータ中の文書或いは図面等の印刷データを印刷処理可能なフォーマットに変換する画像処理部10と、受信したジョブデータを管理するジョブデータ管理部11と、画像形成部6に設けられたエラー検知用のセンサー群6aにより画像形成部6において検出したエラーを判定するエラー判定部12と、電源部9より供給される電力を管理する電源管理部13と、現在の時刻及び時間の経過をカウントするための時計回路部14、及び発生したエラーの情報を情報処理装置A、B、・・・へ通知するための通知部15とを備えている。
【0024】
このような構成において、上記ジョブデータ管理部11は、ジョブ受付部11cを介して情報処理装置A、B、・・・より順次ジョブデータを受信し、各ジョブデータ中の用紙サイズデータとジョブの実行順序に関するデータについては、順序記憶部(以下、キューという)11bに記憶し、ユーザの情報処理装置にかかる情報即ち、その情報処理装置を特定するコード情報等については、ユーザ情報部11aにそれぞれ区別して記憶する。
【0025】
一方、何れかの情報処理装置より既にキュー11bに記憶されているジョブデータよりも実行順序を先に優先させるための優先度が指定されているジョブデータを受信した場合は、記憶順序を変更しその指定された優先度についてもキュー11bに登録するようになっている。
【0026】
図2は、ジョブデータ管理部11のキュー11bに登録された実行順序に関するデータ配列を表わすテーブルを示しており、この図に従って、各ジョブの優先度について説明する。
【0027】
ユーザが優先度について何も指定しない場合は、通常ジョブのジョブ(ジョブデータID:00457、ジョブデータID:00459)として登録され、また、優先処理を希望して優先度を示すデータを入力すれば、該入力データに基づいてそれを示す優先度を登録する。
【0028】
かかる優先度については、本発明では優先度2のジョブ(ジョブデータID:00460)は優先度1のジョブ(ジョブデータID:00458)よりも優先度が高く設定されている。
【0029】
そのため、優先度2のジョブ(ジョブデータID:00460)の処理順序は優先度1のジョブ(ジョブデータID:00458)よりも先に実行される。
【0030】
従って、図2のケースでは、ジョブの処理順序としては、1番最後に受信した優先度2のジョブ(ジョブデータID:00460)が、現在実行中のジョブ(ジョブデータID:00457)の次に処理されるようにキュー11bに登録される。
【0031】
また、ジョブの処理を全く優先させる必要がない場合は、ジョブデータID:00414で示されるジョブのように非優先と指定して登録することにより、通常ジョブよりも後にジョブの処理が行なわれる。
【0032】
尚、本発明では、同じ優先度の複数のジョブデータが存在する場合は、受信の早かったものから順に印刷処理を行なうようにキュー11bに登録される。
【0033】
このような、情報処理装置による優先度の指定については、一般的には全ての情報処理装置に対して指定を許可するようになっているが、全ての情報処理装置に対して優先度の指定を許可するのではなく、ジョブデータ管理部11のユーザ情報11aに予め優先度の指定を許容する情報処理装置のユーザIDを登録しておき、予め登録された情報処理装置の優先度に基づいて優先度の指定を許可する構成としても良い。
【0034】
その結果、この予め指定された優先度よりもさらに高い優先度を示すジョブデータを情報処理装置より受信しても画像処理装置2は、それを拒否し、優先度による記憶順序の変更を実行することはない。
【0035】
再び、図1において、上記エラー判定部12により判定されるエラーの種類としては、用紙に関するエラー(A4用紙又はB4用紙切れ、印刷処理中の用紙の斜行等による用紙搬送不良により発生した用紙詰まりによるジャム等)及びトナー切れ等のエラーがある。
【0036】
また、上記通知部15は、上記ユーザ情報部11aに記憶されているユーザ情報に基づいてユーザの情報処理装置の連絡先及び連絡手段について判別し、エラー情報及び画像処理装置2からの必要な情報について情報処理装置への通知を行なう。
【0037】
上記表示部5は、タッチパネル式スイッチ部を含む液晶デイスプレイから成るものであり、スイッチ部の操作で入力したデータ、エラー状態を含む画像処理装置2の状態並びにユーザ操作時の操作ガイド等の表示を行なう構成と成っている。
【0038】
また、上記画像形成部6は、情報処理装置A、B、・・・から受信したジョブデータの印刷処理を行なうもので、電子写真方式、インクジェット方式等の何れの印刷方式を採用している。
【0039】
上記メモリ7は、情報処理装置A、B、・・・から受付けたジョブデータに含まれる例えば図面等の印刷データを、印刷処理が実行されるまで保管する記憶部7aと、画像処理装置2の制御に必要なプログラムを記憶する記憶部7bと、その他の各種データを記憶する記憶部7c等に区分されている。
【0040】
また、上記ネットワークI/F8は、ネットワーク3を介して画像処理装置2と情報処理装置A、B・・・との通信を行なうためのインターフェースである。
【0041】
上記電源部9は、画像処理装置2の各部へ図示しない電源ラインにより電源供給を行なう。
【0042】
また、上記ユーザの端末装置である情報処理装置A、B・・・は、該情報処理装置を制御する制御部17、表示部18、ネットワークI/F16をそれぞれ備えている。
【0043】
このような構成において、上記制御部17は、上記情報処理装置内各部の制御を行なうものであり、画像処理装置2へのジョブデータの送信時においては、表示部18により入力された処理指定データについてもネットワークI/F16を介して画像処理装置2へ送信するように制御し、また、画像処理装置2からのエラーデータの受信時においては、受信したエラー情報を表示部18に表示するように制御する。
〈作用説明〉
本発明の実施の形態に係わる画像処理装置2におけるエラー発生時の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
尚、図3のフローチャートでは、エラー判定部12により、画像処理装置2において発生したエラーの種類がA4用紙切れと判定された場合について説明する。
【0045】
先ず、ジョブデータ管理部11は、A4用紙切れのエラーにより実行に影響を受ける全ジョブデータを抽出すると共に、これらジョブデータの中で優先度を指定しているジョブデータのジョブデータIDを抽出する(ステップS1)。
【0046】
次に、上記ステップS1で抽出された優先度を指定しているジョブデータの中で優先度が高く指定されているジョブデータ(本実施の形態では、優先度1及び2のジョブデータを優先度が高いデータとし、これを優先ジョブデータという)の有無を判定し(ステップS2)、優先ジョブデータがある場合にはYESと判断して、上記優先ジョブデータの指定を行なった情報処理装置に対して、A4用紙切れのエラーが発生したことを示すエラー発生情報又はA4用紙の補充を依頼するエラー解除要求のうち少なくとも何れか一方のエラーの通知を行なう(ステップS3)。
【0047】
さらに、エラー発生時に処理中であったジョブを依頼したユーザの情報処理装置及び予め設定されているネットワークシステム1のシステム管理者の情報処理装置に対してもエラーの通知を行なう(ステップS4)と共に、ジョブデータ管理部11は、時計回路部4と連携して上記ステップS3及びS4のエラーの通知時刻を記憶し、該エラー通知時刻から所定時間が経過するまでの時間のカウントを開始する(ステップS5)。
【0048】
一方、上記ステップS2で優先ジョブデータが無かった場合にはジョブデータ管理部11はNOと判断して、ステップS6に進みA4用紙切れのエラーにより実行に影響を受けないジョブデータの有無を確認する。
【0049】
そして、上記エラーにより実行に影響を受けないジョブデータが無ければ、この時点で処理の必要なジョブが存在しないため、電源管理部13により画像処理装置2の消費電力を制限した省電力モードへ移行した後(ステップS7)、上記S4乃至S5のステップを行なう。
【0050】
一方、上記ステップS6において、A4用紙切れのエラーにより実行に影響を受けないジョブデータがあれば、ジョブデータ管理部11はYESと判断して、該ジョブデータの示すジョブ(例えばB4印刷)の印刷処理を実行するために省電力モードへの移行を行なわずに上記S4乃至S5のステップを行なう。
【0051】
この後、画像処理装置2は、上記ステップS3及びS4のエラーの通知を受けたユーザによるエラーの解除が行われるまで待機状態に入るが(ステップS8)、該ステップS8において、エラーの通知を受けたユーザによりA4用紙が補充され、エラーの解除が行われた場合には(ステップS8でYES)、エラー発生時における通知ステップは終了する。
【0052】
一方、上記ステップS8において、エラーの通知を受けたユーザによるエラー解除が行われず、かつ上記エラーの通知時刻から所定時間が経過する前にステップS9で示すように他イベント(例えば、B4用紙のジョブデータの受信)が発生した場合には(ステップS9)、以下のステップに示す処理が実行される。
【0053】
即ち、上記キュー11bに発生中のエラーにより実行に影響を受けないジョブデータとして、A4用紙以外の上記B4用紙での印刷処理のジョブデータが追加されると、この時点で例えば画像処理装置2が省電力モードの状態であれば、新たに追加されたジョブデータの印刷処理を実行するために省電力モードを解除しジョブの印刷処理を実行する(ステップS10)。
【0054】
このように、A4用紙切れに伴うエラー発生に影響を受けないB4用紙印刷のジョブを実行することにより、ジョブデータの処理の遅延によるメモリ7のメモリフルを防ぐ事が可能となる。
【0055】
次に、上記ステップS10での印刷処理が完了すると、B4用紙のジョブを依頼した情報処理装置にジョブの処理完了の通知を行なうが、これと同時にA4用紙に関連して発生したエラーの通知についても同装置に対して行なう(ステップS11)。
【0056】
このような処理を行なうのは、印刷処理済みのB4用紙を取りに画像処理装置2の設置場所に取に来るユーザにエラーの通知をし、その解除を促すためである。
【0057】
次いで、上記ステップ11の終了後、ジョブデータ管理部11は、再度キュー11bに新たに追加されたジョブデータの中で上記A4用紙に基づくエラーに対して実行に影響を受けないジョブデータの有無を判別する(ステップS12)。
【0058】
もし、影響の受けないジョブデータが有る場合にはYESと判断して、画像形成部6にかかる影響の受けないジョブデータに関するジョブを実行させ、再び上記ステップS8へ戻る。
【0059】
一方、上記ステップS12において、実行に影響を受けないジョブデータがない場合には、ジョブデータ管理部11はNOと判断して、ステップS13に進み、再度キュー11bに新たに追加されたジョブデータの中で優先ジョブデータの有無を判別する(ステップS13)。
【0060】
そして、もし、優先ジョブデータが有る場合にはYESと判断し、再び上記ステップS3へ戻る。
【0061】
一方、上記ステップS13において、優先ジョブデータがない場合には、ジョブデータ管理部11はNOと判断し、この時点で処理の必要なジョブは存在しないため、電源管理部13により画像処理装置2の消費電力を制限した省電力モードへ移行した後に(ステップS14)、再び上記ステップS8へ戻る。
【0062】
次に、上記ステップS9で示す他イベントとして、エラーの通知から所定時間が経過した場合の処理についてステップS15乃至S19を用いて説明する。
【0063】
尚、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置2は、キュー11bに優先ジョブデータが有る場合に、該優先ジョブデータを依頼した情報処理装置に対してエラーの通知を行なうことで迅速なエラーの解除を要求するものである。
【0064】
そのため、エラーの通知から所定時間内にエラーの解除が行われるか監視するための所定時間(エラー解除待ち時間)が、ジョブデータ管理部11に予め設定されているが、該エラー解除待ち時間については、優先度の高い優先度2のジョブを依頼した情報処理装置に対する第1のエラー解除待ち時間の方が、優先度1のジョブを依頼した情報処理装置に対する第2のエラー解除待ち時間よりも短く設定されている。
【0065】
従って、エラーが発生すると、先ず、ジョブデータ管理部11は、優先度2のジョブを依頼した情報処理装置(例えばA)に対するエラー通知後の第1のエラー解除待ち時間の経過について判定する(ステップ15)。
【0066】
もし、情報処理装置Aのユーザによって解除操作(本例ではA4用紙の補充)がなされることなく第1のエラー解除待ち時間が経過した場合には、ジョブデータ管理部11はYESと判定して、キュー11bに登録されている優先度2のジョブの優先度に関するデータを優先度1のデータに変更即ち、優先度を下げ(ステップS16)、そして、その後再び上記ステップS8へ戻る。
【0067】
このように、ジョブデータ管理部11が、情報処理装置により指定された優先度を下げるのは、優先度を高く指定しているにも関わらず所定時間内にエラーの解除が行なわれないということは、実際には、優先的な印刷処理の実行を必要としていないものと判断したためである。
【0068】
次に、ジョブデータ管理部11は、優先度1のジョブを依頼した情報処理装置(例えばB)に対するエラー通知後の第2のエラー解除待ち時間の経過について判定する(ステップ17)。
【0069】
もし、情報処理装置Bのユーザによって解除操作(本例ではA4用紙の補充)がなされることなく第2の待ち時間が経過した場合には、ジョブデータ管理部11はYESと判定して、キュー11bに登録されている優先度1のジョブの優先度に関するデータを通常ジョブのデータに変更即ち、優先度を下げる(ステップS18)。
【0070】
そして、その後、これ以上のジョブの処理の停滞を避けるため、エラーにより実行に影響を受ける通常ジョブを依頼した全ての情報処理装置に対してエラーの通知を行なう(ステップS19)。
【0071】
上記例では、全ての情報処理装置に対して優先度の指定を許可する実施形態を説明したが、ジョブデータ管理部11のユーザ情報部11aに優先度の指定を許容する情報処理装置のユーザIDを予め登録しておく場合にも、エラー解除待ち時間の適用が可能である。
【0072】
上記図3で説明したジョブの優先度の変更動作の詳細について、図4及び図5を用いて説明する。
【0073】
図4の(a)は、ジョブデータ管理部11のキュー11bに登録された実行順序に関するデータ配列を表すテーブルを示している。
【0074】
この図に示すように、ジョブ(ジョブデータID:00457)の実行中にA4用紙切れのエラーが発生した場合には、ジョブデータ管理部11は、エラーにより実行に影響を受ける優先度2のジョブ(ジョブデータID:00460)及び優先度1のジョブ(ジョブデータID:00458)を依頼した情報処理装置に対してエラーの通知を行なう。
【0075】
さらに、エラー発生時に実行中であったジョブ(ジョブデータID:00457)を依頼した情報処理装置及び図示しないシステム全体の管理者の情報処理装置に対してもエラーの通知を行なうと共に、ジョブデータ管理部11は、時計回路部4と連携して、上記エラー解除待ち時間のカウントを開始する。
【0076】
次に、この図の(b)に示すように、A4用紙切れのエラーにより実行に影響を受けないB4用紙のジョブ(ジョブデータID:00461)の印刷処理を実行し、該B4用紙によるジョブの印刷処理が完了すると、該B4用紙のジョブを依頼した情報処理装置に対してジョブの完了の通知を行なうが、これと同時に同装置に対してもA4用紙に関連するエラーの通知を行なう。
【0077】
図5の(a)は、上記図4の(b)において説明したB4用紙のジョブ(ジョブデータID:00461)の印刷処理が終了した後も、ジョブデータID:00457のジョブが待機状態を継続していることを示しており、この図の(a)から(b)にかけては、優先度2のジョブ(ジョブデータID:00460)を依頼した情報処理装置のユーザによるエラーの解除がなされないまま上記第1のエラー解除待ち時間が経過し、優先度1に変更された状態を示している。
【0078】
これによって、優先度2のジョブ(ジョブデータID:00460)の優先度はジョブデータ管理部11により優先度1に下げられる。
【0079】
また、ジョブデータ管理部11に予め優先度の指定を許容され、ユーザIDを登録されている情報処理装置の優先度を変更する動作の詳細について図6を用いて説明する。
【0080】
この図は、ユーザ情報部11aにおいて、ユーザID:(鈴木)とユーザID:(山本)の情報処理装置が優先度2を指定している状態を示している。
【0081】
このようなユーザ情報部11aの記憶状態において、エラーが発生してエラーの通知が発せられ、これに伴う第1のエラー解除待ち時間が経過すると、図6の(b)に示すように、ユーザID:(山本)の情報処理装置の優先度がジョブデータ管理部11の動作により、優先度1に変更される。
【0082】
尚、上記(b)において、情報処理装置(ユーザID:(鈴木))の優先度が下げられていないのは、システム全体の管理者の情報処理装置の優先度の変更に対してまで本発明の優先度変更の技術を適用していないためである。
【0083】
勿論、管理者の情報処理装置の優先度についても下げる構成にしても良い。
【0084】
尚、上述する本発明の実施の形態として、画像処理装置2は、情報処理装置A、B、・・・からジョブの処理順序を優先させるための優先度が指定されたジョブデータを受信し、上記情報処理装置A、B、・・・により指定された印刷順序により印刷処理するプリンタ機能のみについて説明しているが、プリンタ機能以外にコピー機能または、ファクス機能にも適用出来る。
【0085】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されるものであり、本発明の画像処理装置によれば、ユーザの端末装置である情報処理装置から優先度が指定されたジョブデータを受信すると、情報処理装置により指定された優先度に従ってジョブの処理を実行し、エラーの発生が検出されると、優先度が高く指定されているジョブデータを抽出して、該抽出されたジョブデータを送信した情報処理装置に対してエラーの発生を通知することにより、エラーの発生の通知をジョブの処理を急ぐ情報処理装置に対して行なうことが可能となり、当該ユーザに対して、エラーを解除する等のエラー発生に即応させることが出来る。
【0086】
また、本発明の画像処理装置によれば、ユーザの端末装置である情報処理装置から送信される優先度が指定されたジョブデータを受信すると、情報処理装置により指定された優先度に従ってジョブの処理を実行し、エラーの発生が検出されると、発生したエラーの内容を判別して、該判別したエラーの内容により実行することが出来ないジョブの中で優先度が高く指定されているジョブデータを抽出する。
【0087】
そして、該抽出されたジョブデータを送信した情報処理装置に対してエラーの発生を通知することにより、エラーの発生の通知をエラーにより実行出来ないジョブの中で処理を急ぐ情報処理装置に対して行なうことが可能となり、情報処理装置の絞り込みをより効果的に行なうことが可能となる。
【0088】
しかも、当該ユーザに対して、エラーを解除する等のエラー発生に即応させることが出来る。
【0089】
さらに、エラーの解除が行われない状態で、エラー解除待ち時間が経過した場合は、発生したエラーにより実行することが出来ないジョブの中で優先度が高く指定されていないジョブデータを送信した情報処理装置に対してもエラーの発生を通知することにより、ジョブの処理の停滞が避けられ多くのユーザにかける迷惑を最小限に抑える事が出来ると言う効果がある。
【0090】
またさらに、エラーが発生した場合、短時間でエラーの解除がされる可能性が低いため、画像処理装置の消費電力を制限した少電力モードに入るように設定する事により、エラーが解除されるまでの電力消費を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる画像処理装置を含むネットワークシステムを表わす概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる画像処理装置におけるジョブデータ管理部のキューに登録されたジョブ実行順序に関するデータ配列を表わすテーブルを説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わる画像処理装置のエラー発生時の動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わるジョブの優先度を変更する方法を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態に係わるジョブデータの優先度を変更する方法を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態に係わる画像処理装置において、優先度の指定を許容された情報処理装置の優先度を変更する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ネットワークシステム
2 画像処理装置
3 ネットワーク
4 制御部
5 表示部
6 画像形成部
7 メモリ
7a 記憶部
7b 記憶部
7c 記憶部
8 ネットワークI/F
9 電源部
10 画像処理部
11 ジョブデータ管理部
11a ユーザ情報部
11b キュー
11c ジョブ受付部
12 エラー判定部
13 電源管理部
14 時計回路部
15 通知部
16 ネットワークI/F
17 制御部
18 表示部
Claims (4)
- 情報処理装置から送信され、かつ、印刷ジョブの実行順序に関する優先度がユーザにより指定された印刷ジョブデータを受信する受信手段と、
用紙切れ、用紙詰まり、トナー切れのうちの少なくとも1つのエラーを検出する検出手段と、
該検出手段により上記エラーが検出されると、上記優先度が高く指定されている印刷ジョブデータを抽出する管理手段と、
該検出手段により上記エラーが検出されると、該管理手段により抽出された印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、上記エラー発生時に処理中であった印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、及び予め設定されているシステム管理者の情報処理装置のみに対して、上記エラーの発生を通知する通知手段とを備え、
上記通知手段は、上記各情報処理装置に対して上記エラーの通知を行った後、上記エラーの発生により実行に影響を受けない印刷ジョブが完了すると、当該印刷ジョブを送信した情報処理装置に対して、上記エラーの発生を通知することを特徴とする画像処理装置。 - 情報処理装置から送信され、かつ、印刷ジョブの実行順序に関する優先度がユーザにより指定された印刷ジョブデータを受信する受信手段と、
用紙切れ、用紙詰まり、トナー切れのうちの少なくとも1つのエラーを検出する検出手段と、
該検出手段で検出した上記エラーの内容を判別する判別手段と、
該判別手段により上記エラーの内容が判別されると、該判別された上記エラーにより実行することが出来ない印刷ジョブの中で上記優先度が高く指定されている印刷ジョブデータを抽出する管理手段と、
該検出手段により上記エラーが検出されると、該管理手段により抽出された印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、上記エラー発生時に処理中であった印刷ジョブデータを送信した情報処理装置、及び予め設定されているシステム管理者の情報処理装置のみに対して、上記エラーの発生を通知する通知手段とを備え、
上記通知手段は、上記各情報処理装置に対して上記エラーの通知を行った後、上記エラーの発生により実行に影響を受けない印刷ジョブが完了すると、当該印刷ジョブを送信した情報処理装置に対して、上記エラーの発生を通知することを特徴とする画像処理装置。 - 上記管理手段は、上記通知手段による上記エラーの通知を実行してから所定時間経過しても上記エラーが解除されない場合は、上記エラーにより実行することが出来ない印刷ジョブの中で優先度が高く指定されていない印刷ジョブデータの抽出を行ない、
上記通知手段は、上記管理手段により抽出された印刷ジョブデータを送信した情報処理装置に、上記エラーの発生を通知することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 電力消費を制御すると共に、上記管理手段により印刷ジョブデータが抽出されない場合は、装置全体の消費電力を制限する少電力モードに入るように設定可能な電力制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の画像処理装置。
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