JP3784321B2 - 車両用ライニング部材の成形装置及び成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用ライニング部材の成形装置及び成形方法に係り、特に、成形時における表皮材の位置ずれや、成形品の表面に表れるシワなどの外観不良を解消することが可能な、車両用ライニング部材の成形装置及び成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等の内張り内装材として、熱可塑性樹脂などからなる基材に、各種表皮材が貼合されたライニング部材が多用されている。このような車両用ライニング部材としては、例えば、ドアライニング、サイドライニング等がある
【0003】
これらのライニング部材を成形する場合、表皮材を予め成形金型に配設した後で溶融樹脂を注入し、成形樹脂と表皮材とを一体成形している。表皮材はクランプ装置により固定型側に引っ張られ、固定型に密着させて配設される。
【0004】
このとき、従来では、表皮材が固定型と可動型との間に配置されると、表皮材の周縁部側に配設されたクランプ装置が固定型側に移動し、表皮材の端末部と接触しながら固定型側に引っ張り、固定型になじませながら密着させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の方法では、表皮材の片面のみがクランプ装置に係合しているため、例えば、アームレスト形状様の突形状を有するドアライニングを成形する場合など、表皮端末が奥まった部分に位置する成形品を成形する場合、表皮材端末を所定位置に精度良く配設することができないという問題があった。
【0006】
また、表皮材を固定型へ密着させるとき、クランプ装置で表皮材の端末部を押さえるのと同時にテンションをかけていたので、表皮材全体に均一にテンションがかからず、表皮材全体が均一に伸張しないため、表皮材の端末部側にシワなどの不良が発生するという問題があった。
【0007】
上記問題を解決するため、表皮材のみを予め金型面に沿う形状に予備成形しておき、この表皮材を金型にセットし、基材成形と同時に貼合する方法がある。この方法によれば、表皮材は金型に精度良く配設され、成形時にも金型面に良好に追従するので、表皮材の端末部を所定箇所に精度良く配設して成形を行うことが可能となる。
【0008】
しかし、この方法では、加飾部材の予備成形を行う分、コストが高くなるという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、品質精度の高い成形品を、低コストで製造することが可能な、車両用ライニング部材の成形装置及び成形方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置によれば、対向する金型間に形成されたキャビティに表皮材を配置して樹脂を注入し、樹脂に前記表皮材を一体成形する車両用ライニング部品の成形装置において、前記対向する金型のいずれかに、前記キャビティに対して所定角度で進入または後退するスライドブロックが設けられ、該スライドブロックは、前記金型の型開き方向とは異なる方向に突出した凸部を有する第1のスライドブロックと、前記凸部へ少なくとも二箇所で係合する係合部を備えた第2のスライドブロックとからなり、前記第1のスライドブロックと第2のスライドブロックにより前記表皮材の端末部の少なくとも一部が挟持される、ことにより解決される。
【0011】
このように、本発明の車両用ライニング部材の成形装置によれば、第1のスライドブロックと第2のスライドブロックで表皮材の端末部を挟持して成形を行うことができるので、表皮材の端末部を所定の位置まで精度良く引き込むことが可能となる。
【0012】
また、キャビティに突出した第1のスライドブロックと第2のスライドブロックにより、金型面より離れた位置で表皮材を保持することができるので、表皮材が金型の凹凸形状から受ける影響を軽減し、表皮材を容易に配設することが可能となる。
【0013】
そして、表皮材が予め第1のスライドブロックと第2のスライドブロックによって保持され、表皮材全体に均一なテンションを掛けて、固定型へ密着させることが可能であるため、表皮材に部分的に無理な力がかかることなく、表皮材の表面に表れるシワの発生を防止して、品質及び成形精度の高い成形品を得ることが可能となる。
【0014】
本発明の車両用ライニング部材の成形方法は、対向する固定型と可動型の間に形成されたキャビティに表皮材を配置して樹脂を注入し、樹脂に前記表皮材を一体成形する車両用ライニング部品の成形方法において、前記表皮材を前記固定型に沿わせて配設する工程と、前記固定型側に設けられ、前記固定型と可動型の型開き方向とは異なる方向に突出した凸部を有する第1のスライドブロックと、前記凸部へ少なくとも二箇所で係合する係合部を備えた第2のスライドブロックを備えたクランプ手段で前記表皮材の端末部を挟持する工程と、前記クランプ手段を前記固定型側に移動させて前記表皮材を前記固定型に密着させ所定の形状に賦形するとともに、前記表皮材の端末部を前記キャビティよりも前記固定型側に移動させる工程と、前記キャビティ内に溶融樹脂を射出し型締め加圧して表皮材と基材とを成形する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0016】
図1乃至図8は本発明の一実施例を示すものであり、図1は成形品の一例を示す説明図、図2は表皮材の一例を示す説明図、図3乃至図8は本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び成形方法を示す断面図である。
【0017】
本例の車両用ライニング部材の成形装置S及び成形方法により、図1に示すドアライニング等の車両用ライニング部材が成形される。成形装置Sは、図3に示すように、固定型10と、スライドブロック20と、可動型40と、を主要構成要素として構成されている。固定型10と可動型40との間には、所定形状のキャビティKが形成される。
【0018】
固定型10は、所望の型形状を備えており、また、固定型10を貫通して、基材としての溶融樹脂50を供給するための通路11が形成されている。そして、この通路11およびゲート12を介して、キャビティKへ、図示しない押出成形機または射出成形機から溶融樹脂50が供給されるように構成されている。
【0019】
上記固定型10と対向して、可動型40が配設されている。可動型40は所定の駆動機構等により可動自在に構成されている。駆動機構としては油圧装置、空気圧装置、ばね式等の公知の手段を用いることができる。
【0020】
そして、固定型10と可動型40により加圧型締めし、表皮材30と溶融樹脂50とが一体成形された成形品1が得られるように構成されている。
【0021】
さらに、本例の成形装置Sでは、固定型10にスライドブロック20が設けられており、このスライドブロック20で表皮材30を保持するように構成されている。
【0022】
スライドブロック20は、第1のスライドブロック21と、第2のスライドブロック22とから構成されている。スライドブロック20は、表皮材30の周縁端部を均等に保持できるように、枠状に形成されているか、或いは表皮材30の回りに複数が突出されるように設けられている。
【0023】
スライドブロック20は、図示しない駆動装置により、キャビティKへ進退可能に構成されている。なお、駆動機構としては油圧装置、空気圧装置、ばね式等の公知の手段を用いることができる。
【0024】
第1のスライドブロック21は、図4に示すように、金型の型開き方向とは異なる方向に突出した凸部21aを有している。本例では、凸部21aは、金型の型開き方向に対して直交する方向に突出するように設けられている。
【0025】
第2のスライドブロック22は、先端部において、第1のスライドブロック21側が切欠され、係合部22aが形成されている。係合部22aは、第1のスライドブロック21の凸部21aが係合し密着できる大きさ及び形状に形成されている。
【0026】
表皮材30としては、織布,不織布,ポリオレフィン、塩化ビニル、ナイロン等の熱可塑性樹脂及びポリオレフィン系、ポリエステル系、ウレタン系、塩化ビニル系等の熱可塑性エラストマーのシート,フィルムが用いられる。また上記材質を単独或いは2種以上積層したものを表皮材として使用することもできる。
【0027】
さらにソフトな感触を出すために、表皮材の裏面にポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン等の発泡シートを貼合したもの、成形時において溶融樹脂の熱から保護したり、表皮材と芯材層を接着力を強化させる目的で布、またはシート等を裏面に貼合した積層体を使用することもできる。
【0028】
表皮材30は、図2に示すように、周囲に端末部30aと切り欠き部30bとを備えている。表皮材30は端末部30aを、第1のスライドブロック21の凸部21aと、第2のスライドブロック22の係合部22aとで挟持されることにより保持される。
【0029】
そして、成形時に溶融樹脂50がキャビティKに供給されたとき、切り欠き部30bを溶融樹脂50が流通して、表皮材30の外側と、表皮材30に覆われた部分の、基材樹脂の連続性が保たれるように構成されている。なお、表皮材30の端末部30aがスライドブロック20により保持されるまで、表皮材30をロボット等により支持しておくようにしても良い。
【0030】
なお、第1のスライドブロック21の凸部21aまたは第2のスライドブロック22の係合部22aに、表皮材30を仮に固定するためのピン,クリップ,粘着面等を設けても良い。或いは、表皮材30を予備成形しておき、固定型10に被せて配設するようにしても良い。
【0031】
さらにまた、凸部21aと係合部22aの表皮材30に接する面を、粗面としても良い。これにより、凸部21a及び係合部22aと、表皮材30との摩擦力を高めることができ、表皮材30をより確実に保持することが可能となる。
【0032】
本発明に基材として用いられる樹脂材料は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体、ナイロン等の熱可塑性樹脂、エチレン−プロピレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体等の熱可塑性エラストマー等、圧縮成形、射出成形および押出成形に通常使用されるものをいずれも用いることができる。また、これらに無機質充填剤、ガラス繊維等の充填剤顔料、滑剤、帯電防止剤等の添加剤を含有したものも適宜用いることができる。
【0033】
次に、上記構成からなる成形装置Sによって、表皮材30が取り付けられた成形品1を製造する工程について説明する。ここでは、表皮材30を加飾部材として用いたケースに基づいて説明する。
【0034】
先ず、金型が型開きされているときに、図4に示すように、金型間のキャビティKに表皮材30を配設する。表皮材30は、第1のスライドブロック21と第2のスライドブロック22で挟持されるまで、図示しないロボットにより脱落しないように支持される。
【0035】
次いで、図5に示すように、表皮材30の端末部30aを、第1のスライドブロック21と第2のスライドブロック22で挟持して保持する。表皮材30は、第1のスライドブロック21の凸部21aと、第2のスライドブロック22の係合部22aとの間において、端末部30aが挟持されることにより固定される。
【0036】
つまり、第1のスライドブロック21と第2のスライドブロック22の間に表皮材30の端末部30aを位置させ、その後、第1のスライドブロック21を固定型10側へ移動させることにより、第1のスライドブロック21の凸部21aと、第2のスライドブロック22の係合部22aとが圧着され、これにより、スライドブロック20において表皮材30の端末部30aが保持される。
【0037】
表皮材30が保持されたら、図6に示すように、スライドブロック20を固定型10側に移動させる。これにより、表皮材30は、テンションをかけながら、固定型10に密着される。
【0038】
本例では、表皮材30は、スライドブロック20によって予め端末部30aが保持されており、表皮材30の範囲を予め決めておいてから、固定型10になじませながら密着させるように構成されているので、表皮材30に均一にテンションがかかることになる。
【0039】
このとき、第2のスライドブロック22には、第2のスライドブロック22の先端部を切欠することにより設けられた係合部22aが形成されているので、表皮材30は、係合部22aの凸部21aに接する二つの面において確実に固定される。
【0040】
表皮材30が固定型10に密着されて配設されたら、可動型40を固定型10側に移動させ、固定型10と可動型40を仮締めした状態とする。そして、図7に示すように、固定型10に設けられたゲート12からキャビティK内に溶融樹脂50を射出し、型締め加圧して表皮材30と溶融樹脂50とを一体成形する。
【0041】
溶融樹脂50は、表皮材30を挟んで、図中上方側と下方側の両方からキャビティK内に充填される。このとき、表皮材30の切り欠き部30bを通じて、表皮材30の外側に供給された溶融樹脂50と、表皮材30に覆われた部分の溶融樹脂50とが流通して基材樹脂の連続性が保たれる。
【0042】
そして、型締めの状態が維持され、溶融樹脂50を硬化させる冷却が行われ、表皮材30と溶融樹脂50とが一体化する。続いて、図8に示すように、金型を型開きして成形品1を取り出す。このとき、スライドブロック20を延出させて、成形品1を突き出すようにしても良い。そして、表皮材30の端末処理などが行われ、車両用ライニング部材が完成する。
【0043】
なお、上記実施例では、表皮材30が加飾部材である場合の成形装置及び成型方法について示したが、本例の成形装置及び成形方法は、表皮材30で基材の全てを被覆した成形品1の場合でも対応可能である。
【0044】
また、上記実施例では、金型に対するスライドブロック20の摺動方向は、金型の型開き方向に対して平行としたが、スライドブロック20の摺動方向を傾斜させるようにしても良い。
【0045】
このとき、表皮材30の概略中心方向にスライドブロック20の頂部を向けて傾斜させた場合は、表皮材30を保持した後の引き込みにおいて、表皮材30により大きな張力を与えることができ、特にシワの発生しやすい表皮材30を用いたときに効果的である。
【0046】
また、スライドブロック20の頂部が、表皮材30から離間するようにスライドブロック20を傾斜させた場合は、第1のスライドブロック21の凸部21aと、第2のスライドブロック22の係合部22aが上側を向くようになるので、表皮材30のセットを容易に行うことが可能となる。このため、表皮材30のクランプ代を最小限にすることが可能となる。
【0047】
なお、スライドブロック20を、キャビティKを任意の時間区切るための仕切ブロックとして機能させることも可能である。この場合は、スライドブロック20の頂部を可動型40の金型面に整合する形状にしておく。そして、突き出したスライドブロック20が金型面に突き当てられることにより、キャビティKが区切られる。
【0048】
このとき、区切られた一方のキャビティに溶融樹脂を充填した後、スライドブロックを後退させて、対向する金型面との間に隙間を作り、残りのキャビティに溶融樹脂を充填する。これにより、時間差で充填された樹脂間に、計画された一定の境界線を生じさせることができ、デザイン性に富んだ成形品を得ることが可能となる。この際、はじめに充填される溶融樹脂と、その後に充填される溶融樹脂とは全く同一のものでも、異なる種類のものであっても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明の車両用ライニング部材の成形装置及び成形方法によれば、第1のスライドブロックと第2のスライドブロックで表皮材の端末部を挟持して成形を行うことができるので、表皮材の端末部を所定の位置まで精度良く引き込むことが可能となる。
【0050】
また、キャビティに突出した第1のスライドブロックと第2のスライドブロックにより、金型面より離れた位置で表皮材を保持することができるので、表皮材が金型の凹凸形状から受ける影響を軽減し、表皮材を容易に配設することが可能となる。
【0051】
そして、表皮材が予め第1のスライドブロックと第2のスライドブロックによって保持され、表皮材全体に均一なテンションを掛けて、固定型へ密着させることが可能であるため、表皮材に部分的に無理な力がかかることなく、表皮材の表面に表れるシワの発生を防止して、品質及び成形精度の高い成形品を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形品の一例を示す説明図である。
【図2】表皮材の一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び工程の断面図である。
【図4】本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び工程の断面図である。
【図5】本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び工程の断面図である。
【図6】本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び工程の断面図である。
【図7】本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び工程の断面図である。
【図8】本発明に係る車両用ライニング部材の成形装置及び工程の断面図である。
【符号の説明】
10 固定型
20 スライドブロック
21 第1のスライドブロック
21a 凸部
22 第2のスライドブロック
22a 係合部
30 表皮材
30a 端末部
30b 切り欠き部
40 可動型
50 溶融樹脂
Claims (2)
- 対向する金型間に形成されたキャビティに表皮材を配置して樹脂を注入し、樹脂に前記表皮材を一体成形する車両用ライニング部品の成形装置において、
前記対向する金型のいずれかに、前記キャビティに対して所定角度で進入または後退するスライドブロックが設けられ、
該スライドブロックは、前記金型の型開き方向とは異なる方向に突出した凸部を有する第1のスライドブロックと、前記凸部へ少なくとも二箇所で係合する係合部を備えた第2のスライドブロックとからなり、
前記第1のスライドブロックと第2のスライドブロックにより前記表皮材の端末部の少なくとも一部が挟持されることを特徴とする車両用ライニング部材の成形装置。 - 対向する固定型と可動型の間に形成されたキャビティに表皮材を配置して樹脂を注入し、樹脂に前記表皮材を一体成形する車両用ライニング部品の成形方法において、
前記表皮材を前記固定型に沿わせて配設する工程と、
前記固定型側に設けられ、前記固定型と可動型の型開き方向とは異なる方向に突出した凸部を有する第1のスライドブロックと、前記凸部へ少なくとも二箇所で係合する係合部を備えた第2のスライドブロックを備えたクランプ手段で前記表皮材の端末部を挟持する工程と、
前記クランプ手段を前記固定型側に移動させて前記表皮材を前記固定型に密着させ所定の形状に賦形するとともに、前記表皮材の端末部を前記キャビティよりも前記固定型側に移動させる工程と、
前記キャビティ内に溶融樹脂を射出し型締め加圧して表皮材と基材とを成形する工程と、を備えたことを特徴とする車両用ライニング部材の成形方法。
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