JP3783203B2 - 低融点金属材料の射出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、溶解した低融点の非鉄金属を直ちに金型に射出充填して金属製品に成形することができる低融点金属材料の射出装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
低融点の非鉄金属(例えば鉛、亜鉛、錫、アルミニウム、マグネシウム或いはその合金等)を金属材料とし、それをプランジャ又はスクリュを内装した加熱筒内にて溶解し、その溶融金属をプラスチックの場合と同様に計量した後、プランジャ又はスクリュの前進移動により、加熱筒先端のノズルから直接又はホットランナーを経て金型に射出充填し、冷却により所望の金属製品を成形することが行われている。
【0003】
このような金属材料の射出成形では、プラスチック材料とは異なって、完全溶解した液相状態の金属材料には粘度が殆ど無く、また流動抵抗も生じ難いことから、これまでのインラインスクリュ式射出装置が採用している計量手段では、射出スクリュの前進移動による射出負荷圧により計量材料が逆流して減少し、このため計量が著しく不安定となって、成形精度が良好な金属成形品を成形することが困難とされている。
【0004】
この解決策として、金属材料を完全溶融せずに、溶解温度を固相線温度以上で液相線温度以下の温度に制限して、半溶融状態で射出成形するようにしている。この温度範囲の溶融金属では、その組織が半溶融状(チクソトロピー性状)にあって、ある程度の流動抵抗が生ずるようになり、射出負荷圧による計量材料の逆流による漏れも、液相状態に比べて少なくなるので、その漏れによる減少量を考慮して余分に計量することで、計量の安定化を図っている。それには高精度の計量及び射出制御が要求される。
【0005】
そこで本発明者等は、外周囲に加熱手段を有する溶解筒と、後部内を計量室に形成して着脱自在に取付けた溶解筒先端のノズル部材と、中空で外周囲に攪拌翼を有する溶解筒内の攪拌軸と、攪拌軸内に挿通して先端のプランジャを計量室に嵌挿した進退自在な射出ロッドとからなる射出装置を、ノズル部材側を下向きに機台上に斜設して成形を行うことにより、金属材料の溶融状態が液相状又は半溶融状であっても、成形状態が良好な金属製品を射出成形することができる成形機を先に開発した。
【0006】
この成形機に採用された射出装置では、斜設した溶解筒の底部に当たる先端のノズル部材内に計量室があることから、溶融金属(以下溶湯と称する))の表面に生じたスラッジ(金属酸化物)が、溶解筒内における攪拌により、細かな粒子となって溶湯内に取り込まれると、底部の計量室の開口周囲に沈殿し易く、これがプランジャの後退移動により溶湯と共に計量室に吸い込まれる。
【0007】
このスラッジのうち微細な粒子は、材料逆流防止のために隙間により形成したプランジャの流路を通過し、また製品中に混入されても外観及び強度などに影響を与えることはないが、大きな粒子は流路に詰まって計量及び射出充填に不具合が生じ、或いは計量不安定の原因となる。したがつて、スラッジによる成形上の弊害を何らかの手段をもって防止する必要がある。
【0008】
この発明は、上記事情から考えられたものであって、その目的は、攪拌軸により溶解筒内を溶解攪拌部と溶湯流路部とに区画することで、計量室内へのスラッジの流入を防止することができ、また金属材料の供給及び溶湯の計量を安定して行える新たな低融点金属材料の射出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの発明は、低融点金属材料を溶解する加熱手段を外周囲に有する溶解筒と、後部内を計量室に形成して着脱自在に取付けた溶解筒先端のノズル部材と、中空で外周囲に攪拌翼を有する溶解筒内の攪拌軸と、攪拌軸内に挿通して先端のプランジャを計量室に嵌挿した進退自在な射出ロッドとからなり、ノズル部材側を下向きに機台上に斜設した射出装置であって、
上記ノズル部材の溶解筒内に臨む計量室の開口周囲の端面を環状の軸受に突出形成し、そのノズル部材と溶解筒後端内の軸受部材とに、上記攪拌軸を先端部側壁に吸込口を穿設して回転自在に軸承し、その攪拌軸により溶解筒内を材料供給口を備える溶解攪拌部と、上記計量室に連通した溶湯貯溜部とに区画してなることを特徴とする低融点金属材料の射出装置。
【0010】
また上記攪拌軸は、先端部内径を拡径して上記ノズル部材に軸承され、その軸承先端と上記吸込口との間の周壁に微細な多数の穿孔を有し、その穿孔が上部に位置する溶解筒の先端内が、該溶解筒の斜設によりスラッジ溜りとして機能するというものであり、また溶湯面より上の側壁に穿設したオーバーフロー用の流出口を有する、というものである。
【0011】
さらに上記射出ロッド先端のプランジャは、外周面にシールリングを埋設したリングバルブを外周囲に進退自在に備え、そのリングバルブとプランジャとの間に形成した流路を、リングバルブの後端面とプランジャ後部のガイドを兼ねるシートリングとの接離により開閉できるようにして、上記計量室に移動自在に嵌挿してなる、というものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図中1は射出装置、2は型締機構で共に機台3の上面に設置されている。4は型締機構2に対し進退自在に設置した台座4で、後部上に上面が傾斜した架台5を旋回自在に備え、その架台5に上記射出装置1がノズル部材側を下向きに傾斜位置するように設置してある。
【0013】
6は台座4の前部のノズルタッチブロックで、内部のホットランナー7と接続した射出ノズル8を前面に有し、その傾斜後面に射出装置1がノズルタッチしてある。9は台座4とに機台上面にわたり設けたノズルタッチ装置で、これにより台座4が射出装置1と共に金型10を備えた上記型締機構2の対して進退移動する。
【0014】
上記射出装置1は、外周囲にバンドヒータ12による加熱手段を有する溶解筒11と、後部内を計量室13に形成して溶解筒11の先端に着脱自在に設けたノズル部材14と、溶解筒11内の中空で外周囲に多数枚の攪拌翼15,15を所定間隔ごとに有する攪拌軸16と、その攪拌軸16の内部に挿通して先端のプランジャ17を上記計量室13に嵌挿した進退自在な射出ロッド18とからなり、その射出ロッド18を進退移動する油圧作動の射出シリンダ19と、攪拌軸16を回転又は往復回動する電動モータ(図は省略)と、材料供給装置20とを備えている。
【0015】
上記溶解筒11は、先端及び後端が開口した円筒体からなり、その先端開口は上記ノズル部材14の嵌合により塞がれ、また後端開口はその内部に嵌装した軸受部材21により塞がれており、その溶解筒11の低融点金属材料の融点を超えない温度領域、すなわち、溶湯面から離れた低温の上側部に材料供給口22が設け、その材料供給口22に上記材料供給装置20を装着している。
【0016】
この低温部位では攪拌軸16も低温にあることから、材料供給口22からの粒状金属材料が攪拌軸16に接触しても、表面溶解を起こして攪拌軸16に付着し、その多数が積重固化して、金属材料の溶湯面への落下を妨げるようなことがなく、材料供給装置20から送られて来た金属材料(フレーク上又は粒状)の全てを、溶湯面に落下させることができるので、材料供給口22の近辺での材料詰まりによる供給不足を起こすようなことがない。
【0017】
上記ノズル部材14は、内径が溶解筒11よりも小径で後端周囲にフランジを設けたシリンダの前部を、ノズルヘッド14aに形成して、後部内を所要長さの上記計量室13とし、その計量室13の開口周囲の端面を環状の軸受14bに突出形成したものからなる。
【0018】
このようなノズル部材14は、図2に示すように、上記フランジを溶解筒11の開口内に形成した段部に嵌合して、計量室13の開口を溶解筒内に臨ませたのち、ボルト孔を有する厚肉の止めリング24をノズル部材14の外周囲に嵌めて上記フランジに重ね置き、その上からボルト23を溶解筒11の開口縁のネジ孔にねじ込んで、溶解筒11の先端に隙間なく取付けることができる。またその取付けにより計量室13の開口が、周囲の上記軸受14bと共に、溶解筒11の内部に臨んで先端中心に位置する。
【0019】
上記攪拌軸16は、上記軸受14bの内側に回転自在に軸承可能な外径の管体からなり、先端部は部分的に内径が拡径されて、その上部の側壁の四方に吸込口25が穿設してある。この吸込口25と拡径された軸承先端との間の周壁には微細な多数の穿孔26(図2参照)が施してあり、その穿孔26が上部に位置する溶解筒11の先端内が、該溶解筒11の斜設によりスラッジ溜り27として機能するようにしてある。また溶湯レベルLより上の側壁には、オーバーフロー用の流出口28が穿設してあり、更にその上方の側壁に不活性ガス流入孔29が穿設してある。
【0020】
このような攪拌軸16は、ノズル部材後端の上記軸受14aと、溶解筒後端内の軸受部材21とにわたり回転自在に軸承して、溶解筒11の内部中央に設けられ、これにより溶解筒11の内部は、材料供給口22を備える溶解攪拌部Aと、上記計量室13と連通した攪拌軸16内の溶湯貯溜部Bとに区画されている。
【0021】
また攪拌軸16の軸受部材21から外側に突出した軸端には、回転用のプーリー30が取付けてあり、図示しない電動モータにより攪拌軸16が回転又は揺動(往復動)して、溶湯を攪拌することができるようにしてある。
【0022】
上記射出ロッド18は、後部外周にガイドとバックフロー防止用のリング18aを多段に形成したロッドを、周囲に流通間隙を設けて上記攪拌軸16に進退自在に挿通したものからなり、攪拌軸16から突出した先端に上記プランジャ17がねじ込みにより取付けてある。
また攪拌軸16から外部に突出した後端は、上記射出シリンダ19のピストンロッド19aに連結され、そのピストンロッド19aと共に進退移動して、先端のプランジャ17が計量室内を移動し、その移動にともない溶解筒内の溶融材料の計量及び射出とが行えるようにしてある。
【0023】
上記射出ロッド18の先端にネジ着したプランジャ17は、図4に示すように、拡径自在な耐熱性のピストンリングからなる2条のシールリング31を、外周面に埋設したリングバルブ32を進退自在に備え、そのリングバルブ32とプランジャ17との間に形成した流路33を、リングバルブ32の後端面とプランジャ後部のシートリング34との接離により開閉できるようにして、上記計量室13に摺動自在に嵌装してある。
【0024】
上記シートリング34は、垂直面に形成したバルブ当接面を除く面内に、流通個所35を残して部分的に外径が計量室13の内径とぼほ同一に形成されており、それによりプランジャ17をリングバルブ32と共に計量室13の中心に保持できるようにしてある。
【0025】
36は溶湯面レベルLの溶解筒側壁に設けた不活性ガス供給口で、この部位に不活性ガスの供給と溶湯面レベルLの検出及びバブリングの3機能を備えた部材37が取付けてある。
【0026】
上記構成の射出装置1では、上記バンドヒーター12により溶解筒11を加熱して、その内部を低融点金属溶融温度以上の高温(例えばマグネシウム620°〜680℃)となすことができる。この加熱状態において上記攪拌軸16を設定速度により回転又は揺動して攪拌状態となし、また溶解筒内を不活性ガス雰囲気とした状態で材料供給口22から金属材料を供給すると、溶解筒11が下向きに傾斜していることから、金属材料は直ちに既に溶解されて溶解筒11の先端内に蓄えられた溶湯の中に落ち込んで、溶湯が持つ熱により溶解されるとともに、攪拌翼15により溶湯の中に混ぜ込まれる。これにより極めて短時間で溶解するようになる。
【0027】
また溶解筒11の先端内では、溶解攪拌部Aの底部の溶湯が、上記吸込口25から攪拌軸内に流入して、拡径により広く形成された攪拌軸16の先端部の溶湯貯溜部Bに、溶湯攪拌部Aから隔離された状態で蓄えられる。
【0028】
このため溶湯貯溜部Bに貯溜された後の溶湯には、溶湯攪拌部Aにおける攪拌により溶湯面から取り込まれたスラッジの混入が防止され、また溶湯攪拌部Aにて混入されたスラッジは、微細な多数の穿孔26から、ノズル部材後端の軸受14bの下側に生じたスラッジ溜り27に自然に排出されるようになるので、スラッジの混入量が著しく減少するようになる。
【0029】
この溶湯貯溜部Bに蓄えられた溶湯は、上記射出ロッド18と共にプランジャ17を強制的に後退移動したときに生ずる計量室内の負圧により、上記リングバルブ32が開弁することによって、計量室13に吸い込まれるように流れ込む。また同時に溶湯攪拌部Aの溶湯が吸込口25から溶湯貯溜部Bに吸い込まれてゆく。上記負圧は射出ノズル8のノズル口が残留金属によるコールドプラグ8aにより密栓されていることから生ずる。
【0030】
そして、計量室13に蓄えられた一定量の溶湯、すなわち、計量材料は再びプランジャ17が射出ロッド18により押出されると、プランジャ17により圧迫され、それによりリングバルブ32が閉弁して溶湯貯溜部Bへの逆流が防止してのち、さらにプランジャ17による押圧によりコールドプラグ8aをノズル口から押し出して上記金型10に射出充填される。
【0031】
このプランジャ17の前進移動により、その背部の溶湯貯溜部Bは拡張されることになるので、それに伴って吸込孔25から溶湯攪拌部Aの溶湯が溶湯貯溜部Bに吸い込まれてゆく。このようなことから、プランジャ17の往復移動により溶湯攪拌部Aの溶湯が溶湯貯溜部Bに供給されるので、攪拌軸16により溶融筒11の内部が溶湯攪拌部Aと溶湯貯溜部Bとに区画されて、計量される溶湯へのスラッジの混入を防止するものであっても、計量室13への溶湯の供給を不足なく行うことが出来る。
【0032】
また溶湯攪拌部Aの溶湯中に取り込まれたスラッジは、溶解筒11の最低位置の先端内に形成されたスラッジ溜り27に沈殿するが、計量室13の開口は軸受14bによりスラッジ溜り27から遮蔽されていることと、その個所では攪拌が行われないこと、さらに吸込口25が上方にあることから、必然的に計量室13の開口がスラッジ溜り27と同位置であっても、溶湯と共にスラッジが計量室13に直接流入するようなこともない。
【0033】
またスラッジ溜り27に沈殿したスラッジは、図3に示すように、ノズル部材14の取外しにより、溶解筒11の先端開口が全面的に開放されるので、清掃により容易に除去できる。
このようなことから、スラッジの混入による課題が解消されて、更に成形精度の高い非鉄金属による製品を射出成形することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る低融点金属材料の射出装置を備えた成形機の要部縦断側面図である。
【図2】 この発明の射出装置の先端部の縦断面図である。
【図3】 同上のノズル部材を取外した状態を示す縦断面図である。
【図4】 プランジャ周辺の縦断面図である。
【図5】 吸込口部分の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 射出装置
2 型締機構
3 機台
4 台座
5 架台
11 溶解筒
13 計量室
14 ノズル部材
15 攪拌翼
16 攪拌軸
17 プランジャ
18 射出ロッド
19 射出シリンダ
20 材料供給装置
21 軸受部材
22 材料供給口
25 吸込口
26 微細な穿孔
27 スラッジ溜り
28 流出口
29 不活性ガス流入孔
31 シールリング
32 リングバルブ
33 流路
34 シートリング
A 溶解攪拌部
B 溶湯貯溜部

Claims (5)

  1. 低融点金属材料を溶解する加熱手段を外周囲に有する溶解筒と、後部内を計量室に形成して着脱自在に取付けた溶解筒先端のノズル部材と、中空で外周囲に攪拌翼を有する溶解筒内の攪拌軸と、攪拌軸内に挿通して先端のプランジャを計量室に嵌挿した進退自在な射出ロッドとからなり、ノズル部材側を下向きに機台上に斜設した射出装置であって、
    上記ノズル部材の溶解筒内に臨む計量室の開口周囲の端面を環状の軸受に突出形成し、そのノズル部材と溶解筒後端内の軸受部材とに、上記攪拌軸を先端部側壁に吸込口を穿設して回転自在に軸承し、その攪拌軸により溶解筒内を材料供給口を備える溶解攪拌部と、上記計量室に連通した溶湯貯溜部とに区画してなることを特徴とする低融点金属材料の射出装置。
  2. 上記溶解筒は、低融点金属材料の融点を超えない温度領域にある上側部に上記材料供給口を有することを特徴とする請求項1記載の低融点金属材料の射出装置。
  3. 上記攪拌軸は、先端部内径を拡径して上記ノズル部材に軸承され、その軸承先端と上記吸込口との間の周壁に微細な多数の穿孔を有し、その穿孔が上部に位置する溶解筒の先端内が、該溶解筒の斜設によりスラッジ溜りとして機能することを特徴とする請求項1記載の低融点金属材料の射出装置。
  4. 上記攪拌軸は、溶湯面より上の側壁に穿設したオーバーフロー用の流出口を有することを特徴とする請求項1又は3記載の低融点金属材料の射出装置。
  5. 上記射出ロッド先端のプランジャは、外周面にシールリングを埋設したリングバルブを外周囲に進退自在に備え、そのリングバルブとプランジャとの間に形成した流路を、リングバルブの後端面とプランジャ後部のガイドを兼ねるシートリングとの接離により開閉できるようにして、上記計量室に移動自在に嵌挿してなることを特徴とする請求項1記載の低融点金属材料の射出装置。
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