JP3780246B2 - 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ機能,プリント機能,ファクシミリ機能等を備える複合機能処理を実行可能な画像処理装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナ部から読み取った画像データや、ホストコンピュータからネットワークを介して送られてきたPDLデータをビットマップに展開した画像データを複写機内のハードディスクなどのメモリに一旦記憶し、そのメモリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出してプリントアウトする機能を備えたデジタル複写機が知られている。
【0003】
また、これらデジタル複写機には、ステイプル、パンチ穴開け、折り、製本とじ等のフィニッシング機能を搭載したフィニッシャを接続することができ、それらフィニッシングの設定や両面等の画像の割り付けなどを画像の保存と同時にジョブ属性としてメモリに保存しておき、画像の入力とは非同期にこれらジョブ情報に基づきプリント出力するボックス機能を有するものもある。
【0004】
このようなスキャナ機能,プリント機能,ファクシミリ機能等を備える複合機などのそれぞれの機能が高度になるにつれ、該スキャナ機能により読み込まれる複数のソースからなる複数のドキュメントを合成し1つのまとまったドキュメント冊子(合成冊子)を容易に作成できるように構成されている。
【0005】
そして、その際、該プリント機能により合成されたドキュメント冊子に対し通し番号を重ねて印刷するナンバリング機能を備えたものも増えつつある。
【0006】
一方、上記ボックス機能において、複数の文書を選択し、それら複数の文書を1つの文書としてフィニンシングの設定や両面等の画像の割り付けなどを設定してプリントするボックス結合プリント機能がある。
【0007】
この機能により、複数の異なる文書を集めて1つの文書とすることができ、後から文書の順番等を変更することもできるため、より自由な出力を得ることが可能である。
【0008】
デジタル複写機には、これらの機能の他に合紙機能とページ印刷機能を備えたものがある。
【0009】
ここで、台紙機能とは、本文の間に色紙等の他の用紙を挟み込み、文書に区切りをつける意味でよく使用される機能である。
【0010】
もちろん合紙は本文と同じ用紙で挿入することもでき、台紙に本文画像を印刷するごとも可能である。
【0011】
また、ページ印刷機能とは、スキャンした画像やボックスの画像を出力するときにページ番号を自動的に印刷する機能であり、例えば「−1−,−2−,…」のようなページ番号を自動的にインクリメントしつつ、ページの好きな位置に印刷が可能である。
【0012】
また、このページ印刷機能を章変更位置を指定したり、合紙と連動させることにより章の区切りをつけることにより、「1−1,1−2,…,2−1,2−2,…」のような章番号−ページ番号の組合せを自動的に印刷する章立てページ印刷という機能を備えるデジジタル複写機も知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、合成対象である個々のドキュメントには元々のページ番号が原稿のヘッダ部やフッタ部にいろいろの形式で印刷されている可能性が高いので、そこに新たな合成後のナンバリングによる番号を印刷すると、読み込み時に既に印刷されている元々のページ番号と新たなナンバリングが各ページに混在して印刷されることになる。
【0014】
このように合成された冊子においては、元々のページ番号は既に不要な情報であり、後で付加したナンバリング情報が本質的となるべきものであるにもかかわらず、両者が共に混在してしまうことは、単に見栄え(体裁)が悪いのみにとどまらずドキュメント参照者に混乱を引き起こしてしまう問題点があった。
【0015】
さらに、上記章立てページ印刷機能は、合紙との連動であるならば合紙の挿入位置をページ番号で指定しなければならず、また、同様に、章変更,位置指定の場合においても章変更,位置をページ番号で指定しなければならず、大量ページ文書時に指定場所を特定するのが難しいという問題があった。
【0016】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置の前記印刷手段によりページ番号を印刷すべきジョブを処理する場合に、整合化されたページ番号を付与でき、ページ番号の視認性を格段に向上できる仕組みを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置であって、ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にする制御手段を有し、前記制御手段は、ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、該予め付与されているページ番号は前記印刷手段により印刷させず、且つ、操作手段を介して入力されたユーザ指示により、印刷すべきページ番号を印刷媒体上のどの位置に印刷させるか前記操作手段を介してユーザが指定することなく、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、自動的に、前記印刷手段により、印刷可能にすることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用可能な画像処理装置の一例を示す外観図である。
【0019】
図1において、1は原稿フィーダで、スキャナ部2のプラテンガラス上に複数の原稿束から分離される原稿を一枚ずつ給送する。3はプリンタ部で、スキャナ部2により読み取られる原稿画像データ、あるいは図示しないI/Fを介して外部装置から受信されるプリントデータから生成される画像データを印刷処理する。4は給紙部で、定型サイズの記録紙をプリンタ部3に給送する。5はフィニッシャ機能付きのソータ部で、プリンタ部3で印刷された出力紙に所定の後処理(ステイプル,折り)等を施して排紙トレイあるいは排紙ビンに出力する。
【0020】
〔第1実施形態〕
図2は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の制御構成を説明するブロック図であり、図1に示した画像処理装置の制御構成に対応する。なお、本構成では、主なモジュールはデータやコントロール信号の送受信を媒介するシステムバス201によって互いに接続されている。これらの構成は実施形態の説明に用いた一例であり、請求項に記載の要件を満たす限りはいかなる構成を採った場合でも本発明は適用される。
【0021】
図2において、操作部202は、機器が通常備える単数あるいは複数のキーと表示装置あるいはタッチパネルからなる部分であり、ユーザの機器に対する操作の入出力を行う部分である。
【0022】
一次記憶装置203、二次記憶装置204は、それぞれシステムが印刷処理に使用したりシステムが使用するデータを一時的あるいは長期的に蓄積したりするために用いる半導体記憶装置、磁気記録装置等の装置である。
【0023】
ネットワークアダプタ205は、ネットワークによって接続された外部の機器と情報の送受信を行う装置である。プロトコル解析部206は、ネットワークアダプタ205が受信したデータをサポートするプロトコルに応じて処理し、機器内で処理可能な形式に変換するためのものである。ただし、ネットワークアダプタ205及びプロトコル解析部206の働きは本発明の本質ではないので詳細な説明は省略する。
【0024】
PDL解釈部207は、印刷対象データ(PDLデータ)をイメージデータに変換する働きをし、ここで変換されたイメージデータはプリンタエンジンコントローラ208を介してプリントエンジン209に送られることによって物理的な印刷処理が行われる。これらの詳細な構成に関する説明も上記と同様の理由によって省略する。
【0025】
スキャンエンジン211とスキャンエンジンコントローラ210は、紙原稿を光学的にスキャンし電子情報に変換するための装置である。これらの詳細な構成に関する説明も上記と同様の理由によって省略する。
【0026】
課金管理部212は、ユーザの機器に対する利用状況や印刷処理等に要した消耗品等の量に応じ、正しく課金を行うための管理を担当するモジュールである。
【0027】
ナンバリング制御部214は、ナンバリング情報の作成および合成、また画像データに含まれるページ情報の検出および消去等を行うためのものである。
【0028】
メインコントローラ213は、一次記憶装置203、二次記憶装置204に記憶される各種モジュールに基づき、MFPシステム全体の制御を司り、本発明の機能を実現するためのステップを実行するためのものである。
【0029】
図3は、図2に示した操作部202に表示される第1のナンバリング設定画面の一例を示す図であり、複数のボタンがタッチパネル上に表示され、ユーザが設定希望のボタンを押下することにより選択することが可能である。
【0030】
図3において、ユーザがナンバリング機能を選択すると、本画面を操作部202に出力する。ここでは、まずナンバリング情報を印刷面のどの位置に配置するかを設定する。
【0031】
本実施形態においては、用紙の上302、下305、左上301、右上303、左下304、右下306の6カ所から選択可能であり、各ボタンを押下することにより選択される。
【0032】
また、本実施形態においては、左上301がデフォルトで選択されている。ナンバリングの位置を指定したら「次へ」ボタン309を押下することにより次の設定画面に進む。ここで「戻る」ボタン307若しくは「取消」ボタン308を押下した場合にはナンバリング設定は中止される。
【0033】
図4は、図2に示した操作部202に表示される第2のナンバリング設定画面の一例を示す図であり、図3において、「次へ」ボタン309を押した場合に操作部202に表示されるナンバリング設定画面の一例を示すためのものである。
【0034】
図4において、ナンバリング情報を印刷する際にもともとの画像データに含まれているページ番号を消去するかそのまま残すかをボタン401および402によって選択する。
【0035】
ここで、「消去する」を選択した場合には、さらにページ番号が紙面上に相当する位置のどの部分に存在するかを指定する。自動指定409を選択した場合にはナンバリング制御部214によって画像データからページ番号に相当する部分を検出させる。
【0036】
この検出のための方法は様々なものが考えられるが、本実施形態のナンバリング制御部214において、ページ番号はほとんどの場合画像領域の上下端に存在するということを利用し、画像データを上下端からスキャンして得られる画素ヒストグラムの分布からページ番号領域を割り出している。
【0037】
この検出アルゴリズムは本発明の本質ではないため、詳細な説明は省略するが、請求項に記載の要件が満たされる限り検出アルゴリズムにいかなるものを用いたとしても本発明は有効であることは言うまでもない。
【0038】
また、自動指定409を選択しない場合にはユーザに位置を直接指定させる。ここでは左上403、上404、右上405、左下406、下407、右下408のなかからユーザが指定する。
【0039】
各ボタンが押下された際に具体的に紙面上のどのエリアにページ番号が存在するとみなすかはシステムに予め登録された画像領域を対応させる。自動設定409を選択した場合には左上403、上404、右上405、左下406、下407、右下408を指定しても無視される。
【0040】
OKボタン412の押下によって、ナンバリング設定画面は終了し実際のナンバリング処理に移る。取消ボタン411を押下するとナンバリング設定画面を中断し設定前の状態に戻る。この場合はナンバリング処理は行われない。戻るボタン410を押下した場合は、図3に示した設定画面に戻る。
【0041】
図5は、本発明に係る画像処理装置における第1のナンバリング処理状態を説明する模式図であり、複数のページを含む画像データのうちの連続するある3ページ分の画像データを示したものである。この例では各画像データの下端中央付近にページ番号が存在している。
【0042】
図6は、本発明に係る画像処理装置における第2のナンバリング処理状態を説明する模式図であり、ナンバリング処理時の設置値は図3に示したナンバリング位置指定で左上301、図4に示したページ番号を「消去しない」402を選択した場合の例を示している。
【0043】
図6に示すように、本例はページの左上の領域にナンバリング情報が印刷され、かつ元画像データが持つページ番号も下端中央に存続していることが分かる。
【0044】
図7は、本発明に係る画像処理装置における第3のナンバリング処理状態を説明する模式図であり、ナンバリング処理設定値は図3に示したナンバリング位置指定で左上301、図4に示したページ番号を「消去する」401、位置指定「自動指定」409を選択した場合の例を示している。
【0045】
図7に示すように、本例は画像データ中のページ番号が存在していた下端中央のページ番号が消去され、左上にナンバリング情報が印刷されていることが分かる。
【0046】
図8は、本発明に係る画像処理装置における第4のナンバリング処理状態を説明する模式図であり、ナンバリング処理設定値は図3に示したナンバリング位置指定で下305、図4に示したページ番号を「消去する」401、位置指定「自動指定」409を選択した場合の例を示している。
【0047】
図8に示すように、本例は元々ページ番号が存在していた位置のページ番号が消去され、同じ位置にナンバリング情報が印刷されていることが分かる。
【0048】
図9は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、メインコントローラ213において行われる制御のうち、ナンバリング制御手順に対応する。なお、S901〜S910は各ステップを示す。
【0049】
まず、操作部202よりユーザからの処理要求を受け付け待ちし(ステップS901)、操作部202よりユーザから処理要求があったら、ステップS902に進み、要求内容がナンバリング制御かどうかを判別し、ナンバリング制御以外の要求であった場合には、その他の処理を実行し(S903)、再びステップS901に示す処理要求待ち状態に戻る。
【0050】
一方、ステップS902において、ユーザからの要求がナンバリング制御であると判明した場合には、ステップS904に進み操作部202上に図3または図4に示す設定画面を表示して、ユーザによるナンバリング設定を促す。
【0051】
そして、ユーザの設定中に取消ボタン411あるいは取消ボタン308が押されているかを判別し(ステップS905)、いずれかの取消ボタンが押されていたら何も処理をせずに、再びステップS901に示す処理要求待ち状態に戻る。
【0052】
一方、ステップS905で取消ボタンでないと判断した場合は、ステップS906に進み、OKボタン412が押されたかどうかを判別して、OKボタン412でもない場合には、まだ設定中であることを意味するので再びステップS904に戻る。
【0053】
一方、ステップS906で、OKボタン412が押下されたと判別された場合には、ユーザによる設定処理は完了したことになるので、ステップS907に進む。
【0054】
そして、ステップS907から実際のナンバリング処理に移り、ユーザが設定でナンバリング時に元の画像データに含まれているページ番号消去を設定しているかどうかを判別して、設定されていると判別した場合は、ステップS908に進み、ナンバリング制御部214に対し一時記憶装置203若しくは二次記憶装置204内に蓄積されている画像データ中のページ番号部分の画像データを前述した方法により画像消去処理し、ステップS909に進む。
【0055】
なお、ステップS907で、ページ番号消去が設定されていないと判別した場合は、ステップS908を飛ばしてステップS909に進む。
【0056】
そして、ステップS909ではユーザの設定に基づきナンバリング制御部214に対し一時記憶装置203若しくは二次記憶装置204内に蓄積されている画像データにナンバリング情報を付加する処理(ページ情報描画処理)を行う。
【0057】
次に、ステップS910に進み、画像データ中の全ページに対し前記の処理が完了したかどうかを判別し、まだ未処理のページが残っていると判別した場合には、ステップS907に戻り残りのページを処理する。
【0058】
一方、ステップS910で、全てのページについて処理が完了したと判別した場合にはナンバリング処理は終了し、ステップS901に示す処理要求待ちに戻る。
【0059】
これにより、ボックス機能を有するデジタル複写機において、複数の文書を結合してプリント出力する結合プリントと章立てページ印刷機能を組み合わせることにより、プリント時に文書単位で章番号を自動的にインクリメントすることで、章立てページ印刷機能の章変更位置を簡潔に指定することができるデジタル複写機を提供することができる。
【0060】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、複数の原稿束を合成して1つのドキュメントを作成する際に、原稿にオリジナルとして印刷されているページ番号を消去して整列化されたページ番号を合成ドキュメントに自動的に付与する場合について説明したが、ユーザが登録された原稿画像データファイル(ジョブ)を任意順に複数指定して、結合される印刷時に整列化されたページ番号を自動的に付与できるように制御したり、各原稿束を章として、章別のページ番号を自動的に付与できるように制御したりする構成としてもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0061】
図10は、本発明の第2実施形態を示す画像処理装置の一例を示す断面図であり、特に、図1に示した画像処理装置の構成例に対応する。
【0062】
図10において、原稿給送装置1201は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス1202上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス1202上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス1202上に搬送されると、ランプ1203が点灯し、そしてスキャナユニット1204の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー1205,1206,1207、及びレンズ1208によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)1209へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD1209によって読み取られる。
【0063】
レーザドライバ1221はレーザ発光部1210を駆動するものであり、出力画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部1210に発光させる。このレーザ光は感光ドラム1211に照射され、感光ドラム1211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム1211の潜像の部分には現像器1212によって現像剤が付着される。
【0064】
カラー機の場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分現像器が装着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット1213及びカセット1214,手差し給紙段1227のいずれかから記録紙を給紙して転写部1215へ搬送し、感光ドラム1211に付着された現像剤を記録紙に転写する。
【0065】
そして、現像剤の乗った記録紙は定着部1216に搬送され、定着部1216の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。定着部1216を通過した記録紙は排出ローラ1217によって排出され、また、両面記録が設定されている場合は、排出コーラ1217のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ1217の回転方向を逆転させ、フラッパ1218によって再給紙搬送路1219へ導く。再給紙搬送路1219へ導かれたた記録紙は上述したタイミングで転写部1215へ再給紙される。
【0066】
一方、サドルスティッチャー1225が本体に装備されている場合には、Z折りユニットへ記録紙が搬送され、操作部からの操作に応じてZ折りが行われるフィニッシャ1220が装備されている場合、排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、ユーザからの指定に応じてパンチャ1223で記録紙のパンチが、ステイプラ1224でステイプルがそれぞれ行われる。
【0067】
また、サドルスティッチャー1225を使用すると記録紙の中央部をステッチし、その中央部を折ることにより記録紙が製本される。インサータ1222では、予め印刷された記録紙を、表紙や合紙として給紙することが可能となり、プリンタ部の記録紙経路を通することがないため用紙を傷めず搬送することができる。サドルスティッチャー1225を使用しないジョブは、排紙口1231を通り、可動トレイ(排紙ビン)1228,1229のどちらかに排出される。
【0068】
これらの可動トレイ1228と1229は両方共上下に動作することができ、可動トレイ1228に出力する場合には可動トレイ1228が排紙口1231の位置まで降りる。サドルスティッチャー1225を使用するジョブは、排紙口1232を通り、製本トレイ1230に排出される。
【0069】
図11は、図10に示した画像処理装置のシステム構成を説明するブロック図である。
【0070】
図11において、1101はデジタル複写機本体(画像処理装置)であり、操作部1102、リーダ部1103、プリンタ部1104から構成される。操作部1102は、デジタル複写機本体1101及び画像入出力制御部1105を操作するために使用する。リーダ部1103は原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部1104及び画像入出力制御部1105へ出力する。プリンタ部1104はリーダ部1103及び画像入出力制御部1105からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
【0071】
画像入出力制御部1105は、リーダ部1103に接続されており、コンピュータインタフェース部1106、画像メモリ1107、制御部1108、バックアップRAM1110から構成される。
【0072】
コンピュータインタフェース部1106は、パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/WS)によって構成されるプリントサーバ1109と制御部1108の間のインタフェースであり、プリントサーバ1109から転送された画像を表すコードデータ(PDL)をプリンタ部1104で記録できる画像データに展開して制御部1108に渡す。
【0073】
制御部1108については後述するが、制御部1108は、リーダ部1103、コンピュータインタフェース部1106、画像メモリ1107のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。
【0074】
バックアップRAM1110は、電源を落としても消去されないメモリであり、デジタル複写機本体1101及び画像入出力制御部1105においてバックアップしておかなければならないデータを保存しておくものである。
【0075】
図12は、図11に示したデジタル複写機本体1101の操作部1102のキー配列例を示す平面図である。
【0076】
図12において、1301は電源スイッチであり、本体への通電を制御する。1302は予熱キーであり、予熱モードのON/OFFに使用する。1303はコピーAモードキーであり、複数の機能の中からコピーAモードを選択するときに使用する。1304はコピーBモードキーであり、複数の機能の中からコピーBモードを選択するときに使用する。コピーA及びコピーBとは、各々同じコピー機能であるが、片方のコピーのスキャナ読み込みが終了している場合は次のコピーの入力ができるため、敢えてユーザに分かりやすくするために分けている。
【0077】
1305はメールボックスキーであり、複数の機能の中からメールボックスモードを選択するときに使用する。メールボックス機能とは、ユーザ個人や部署毎に複写機内のメモリに記憶領域を持ち、そこにPDLやスキャン画像を入れておき、好きなときに出力する機能である。
【0078】
1306は拡張キーであり、PDLに対する操作を行うときに使用する。各キー1303〜1306は後述するLCDタッチパネル1316の各々の機能画面を呼び出すときにも使用され、LCDタッチパネル1316の表示により各々のジョブの状況を見ることができる。
【0079】
1307はコピースタートキーであり、コピーの開始を指示するときに用いるキーである。1308はストップキーであり、コピーを中断したり、中止したりするときに用いるキーである。
【0080】
1309はリセットキーで、スタンバイ中は標準モードに復帰させるキーとして動作する。1310はガイドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキーである。1311はユーザモードキーであり、ユーザがシステムの基本設定を変更するときに使用する。
【0081】
1312は割り込みキーであり、コピー中に割り込みしてコピーしたいときに使用する。1313はテンキーであり、数値の入力を行うときに使用する。1314はクリアキーであり、数値をクリアするときに用いる。1315はIDキーであり、複写機を使用する場合にIDの入力モードに移行するときに使用する。
【0082】
1316は液晶画面とタッチセンサの組合せからなるLCDタッチパネルであり、各モード毎に個別の設定画面が表示され、さらに、描画されたキーに触れることで、各種の詳細な設定を行うことが可能である。また、各々のジョブの動作状況表示なども行う。1317はネットワークの通信状態を示すタリーランプであり、通常緑色で、通信しているときは緑色で点滅し、ネットワークエラーの場合には赤色になる。
【0083】
図13は、図12に示したLCDタッチパネル1316のコピー標準画面を示した図であり、本実施形態の画像処理装置は、電源投入時にデフォルトとしてコピー標準画像で起動するようになっている。
【0084】
図13において、1401はメッセージラインであり、コピージョブの状態をメッセージで表示する。1402は倍率表示であり、設定された倍率やコピーモードによって自動的に決められる倍率をパーセントで表示する。1403は用紙サイズ表示であり、選択された出力用紙を表示し、自動用紙選択が設定されている場合にはオート用紙というメッセージを表示する。
【0085】
1404は置数表示であり、何枚コピーするかを示す。1405は縮小キーであり、縮小コピーを行いたい場合に使用する。1406は等倍キーであり、縮小や拡大が設定されている場合に等倍に戻したいときに使用する。1407は拡大キーであり、拡大コピーを行いたい場合に使用する。
【0086】
1408はズームキーであり、細かい単位で倍率を設定して縮小コピーや拡大コピーを行いたい場合に使用する。1409は用紙選択キーであり、出力用紙を指定する場合に使用する。1410はソータキーであり、ソートやステイプルのモードを設定する場合に使用する。
【0087】
1411は両面キーであり、両面モードを設定する場合に使用する。1412は濃度表示で、現在の濃度が分かるようになっており、左側は濃度が薄く、右側は濃度が濃いことを示す。
【0088】
また、濃度表示1412は、うすくキー1413、こくキー1415と連動して表示が変化するようになっている。1413はうすくキーであり、濃度を薄くしたい場合に使用する。1414は自動キーであり、自動的に濃度を決定するモードを使用する場合に使用する。1415はこくキーであり、濃度を濃くしたい場合に使用する。
【0089】
1416は文字キーであり、文字原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定する文字モードを設定する場合に使用する。1417は文字/写真キーであり、写真が混在した原稿をコピーするのに通した濃度に自動的に設定する文字/写真モードを設定する場合に使用する。
【0090】
1418は応用モードキーであり、コピー標準測面で設定できない様々なコピーモードを設定する場合に使用する。1419はプリント履歴キーであり、現在この画像処理装置1101で行われているプリントの状況を見たい場合に使用する。プリント状祝キー1419は、コピー標準画面だけではなく、常にこの位置に現れており、いつでもこのキーを押すことによりプリント状況を見ることができるようになっている。
【0091】
図14は、図11に示した画像メモリ1107の論理的な使用方法を説明する図である。
【0092】
図14に示す本実施形態では、使用用途に応じてハードディスク等の画像メモリの記憶領域をテンポラリ領域1501とボックス全体領域1502に論理的に分ける。テンポラリ領域1501は、画像データの出力順序を変えたり、複数部出力においても一回のスキャンで出力ができるようにするために、PDLの展開データやスキャナからの画像データを一時的に記憶する記憶領域である。
【0093】
ボックス全体領域1502は、ボックス機能を使用するための記憶領域であり、1503〜1507のように登録された数の小さな記憶領域に分割されている。ボックス領域1503〜1507は、各ユーザや会社などの部署毎に割り当てられ、各ボックスにはボックス名とパスワードを付けることができる。ユーザはボックスを指定することでPDLジョブやスキャンジョブを各ボックスに入力することができ、パスワードを入力することで実際にボックスの中を見たり、設定変更やプリント出力を行う。
【0094】
図15は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、ボックスへのジョブ登録手順に対応し、ボックスへの登録は、図11に示すホストコンピュータ1109からのPDL画像登録処理(図15の(a))と、図15の(b)に示すスキャナからのスキャン画像の登録処理とがある。なお、S601〜S609は各ステップを示す。
【0095】
図15の(a)に示すようにPDL画像を登録する場合、ステップS601では、ホストコンピュータ1109上でユーザがプリント設定を行い、ステップS602に進む。なお、ここで、プリント設定内容とは、部数、用紙サイズ、拡大縮小率、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等が含まれる。
【0096】
そして、ステップS602では、ホストコンピュータ1109上でボックス番号を設定することで、画像メモリ1107のボックス全体領域1502内の領域が摘定され、ステップS603に進む。例えば、ボックス番号BOXNoがBOX1と指定されると、ボックス全体領域1502内のボックス領域1503が指定されることなる。
【0097】
次に、ステップS603では、ホストコンピュータ1109上で印刷指示を与え、それと共にホストコンピュータ1109上にインストールされているドライバソフトウエアが印刷対象となるコードデータをいわゆるPDLデータに変換して、ステップS601で設定したプリント設定パラメータとともに、本画像入出力装置の制御部1108にPDLデータを転送し、ステップS604に進む。
【0098】
そして、ステップS604では、転送されたPDLデータを画像データに展開(ラスタライズ)し、該画像データの展開が完了すると、ステップS605に進む。
【0099】
そして、ステップS605では、展開された画像データが画像メモリ1107のボックス全体領域1502に順次記録され、例えばボックス番号BOXNoがBOX1のときは、ボックス領域1503内に記憶され、処理を終了する。
【0100】
なお、ステップS601で設定したプリント設定パラメータもボックス領域1503に記録される。ボックス番号BOXNoがBOX2,BOX3のときはそれぞれボックス領域1504、1505に記憶される。
【0101】
また、図15の(b)に示すようにスキャン画像を登録する場合は、まず、ステップS606で画像を入力するボックス番号BOXNoを指定し、ステップS607に進む。
【0102】
そして、ステップS607では、画像処理等のスキャン設定を指定し、ステップS608に進むみ、スキャン、スタートの指示を出すことで、リーダ部1103で原稿を読み取り、ステップS609に進み、ステップS608で読み取った画像をステップS606で指定したボックス領域に格納して、処理を終了する。
【0103】
図16〜図18は、図13に示したLCDタッチパネル1316に表示される操作画面例を示す図であり、例えば操作部1102のボックスキー1305を押下した場合のLCDタッチパネル1316の表示例に対応する。
【0104】
図16に示すボックス選択画面において、1701はボックス番号(ボックスBOXNo)、ボックス名、画像メモリ1107のボックス全体領域1502に対してそのボックスがどれだけ容量をとっているかの情報も表示する。1702,1703はスクロールキーであり、ボックス番号1701の表示を越える数のボックスが登録されているときに、画面をスクロールする場合に使用する。
【0105】
ここで、ボックス番号1701のいずれかのボックスBOXNoを押下すると、画面表示状態が図16に示す操作画面から図17に示すパスワード入力画面に遷移する。
【0106】
図17に示すボックスパスワード入力画面において、各ボックスに設定されているパスワードを入力することで、操作画面表示が図18に示すボックス内画面に遷移し、各ボックスにアクセスできるようになる。
【0107】
図17に示す操作画面において、パスワードが違う場合には、図示していない警告画面に遷移し、ボックスにはアクセスできない。1801は取消キーであり、該取消キー1801を押下することで、操作画面表示が図16に示す画面に戻る。1802はOKキーであり、このキー1802を押下することで、入力したパスワードの確定となり、パスワードの検証が制御部1108により行われる。
【0108】
図18に示すボックス内画面において、1901はボックス内の文書リストであり、各文書の登録日時、ファイル名がリスト表示される。文書を選択するにはファイル名を押下し、現在選択されている文書は反転表示される。これはトグル動作になっており、一度選択したファイル名をもう一度押下すると、選択が解除される。
【0109】
1902は選択された文書の選択順序を示す表示であり、図18に示す例の場合には、ファイル名5,ファイル名1,ファイル名4の順に選択されている。この選択順はそのままプリント順序、結合保存順序、消去順序となる。
【0110】
1903はスキャンキーであり、現在開いているボックスにスキャナ(リーダ部1103)から画像を入力する場合に使用し、図示していないスキャンの設定画面に遷移する。
【0111】
1904はプリントキーであり、文書リスト1901で選択している文書をプリントする場合に押下し、このキー1901を押下すると、画面表示状態が図19に示す画面に遷移する。
【0112】
図18において、1905は結合保存キーであり、複数文書を1文書にまとめて格納しなおしたい場合に使用する。1906は消去キーであり、文書リスト1901で選択している文書を消去する場合に使用する。
【0113】
1907は全選択キーであり、文書リスト1901に表示されている文書を全部選択する場合に使用する。このキー1907により全選択した場合には、選択順序は文書リスト1901の表示順となる。
【0114】
1908,1909はスクロールキーであり、文書リスト1901の表示を超える数の文書が登録されているときに、画面をスクロールする場合に使用する。1910は閉じるキーであり、図18に示す画面表示から図17に示す画面表示に戻るときに使用する。
【0115】
図19は、本発明に係る画像処理装置における文書結合プリント結果状態を示す図であり、例えば文書(後述する管理テーブルTA〜TCで管理される)結合プリント時の章立てページ印刷の出力結果を示した例である。
【0116】
図19において、2101はあるボックス領域(図14参照)に格納されている文書構造を示している。文書TAA〜TACはそれぞれ文書の管理テーブルを示し、その管理テーブルTAA〜TACの情報には部数、ステイプル等のフィニッシング情報、その文書にぶら下がっているページ数等、文書全体に関わるプリント属性が格納されている。
【0117】
また、ページA−l〜A−n、B−1〜B−n、C−1〜C−nはそれぞれの文書のページの管理テーブルを示し、各ページの解像度、画素数等のページに関わるプリント属性や、実際画像のファイルID等が格納されている。
【0118】
また、各ページがプリント時に表裏どちらに印刷するかの両面情報や、用紙サイズとどの給紙段から給紙するかの給紙段情報等の属性も格納されている。
【0119】
図19に示す例では、3文書の結合プリントを例に挙げており、文書A、文書B、文書Cが結合プリントされる文書であり、図18に示した画面で文書A、文書B、文書Cの順に選択されたこととする。
【0120】
2102は、結合プリントの出力ページ順を示しており、文書AのページA−1〜A−n、文書BのページB−1〜B−n、文書CのページC−1〜C−nの順にプリント出力されることを示している。2103は、章立てぺージ印刷結果であり、A−1からC−nまでの各々のページにどのような番号が印刷されるかを示している。本実施形態においては、「章番号−ページ番号」という印刷を行うこととしており、結合プリント前の文書毎に自動的に章番号をインクリメントすることとしている。図19の例では、結合プリント前の文書毎に章番号をインクリメントするため、文書Aのページの章番号は1、文書Bは2,文書Cは3となる。また、各章内でページ番号は1〜nまでシーケンシャルに番号が振られる。
【0121】
図20〜図23は、図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図であり、プリント設定画面例に対応する。なお、本画面は、図18に示したプリントキー1904を押下するとこの画面に遷移する。
【0122】
図20において、2201は文書選択数であり、プリントする文書がいくつ選択されているかを表示している。2202はプリントする部数を表示しており、この画面を表示した時点ではデフォルトの1部を表示している。
【0123】
また、ユーザはプリント部数を自由に設定することができる。2203は選択文書に部数が異なる文書が1つでもある場合に表示される警告表示である。警告だけで、実際には、図21で説明する文書結合しない場合は、デフォルト部数、文書結合する場合は部数2202に表示している部数でプリントされる。2204はプリント設定変更キーであり、このキーを押下することにより、図21に示す表示画面に遷移し、部数のみならずさらに詳細なプリント設定を行うことができる。
【0124】
2205はプリント後に元文書を消去するかどうかの設定を行うキーである。このキー2205はキーが押下される度にトグル表示され、設定のOFF/ONを交互に行うことができる。2206は部数変更キーであり、このキー2206を押下することで、図示していないソフトテンキー画面に表示が遷移し、部数2202に表示されているプリント部数を変更することができる。
【0125】
2207はキャンセルキーであり、この画面から抜けるときに使用する。2208はプリント開始キーであり、このキー2208を押下することでプリントを開始する。この場合、図18に示す画面で選択されている複数の文書を結合せずに、元のプリント設定のまま、部数2202に表示されている部数プリントすることとなる。
【0126】
図21に示すプリント設定変更画面は、図20に示したプリント設定変更キー2204を押下するとこの画面に遷移する。
【0127】
図21において、2301はプリント文書の給紙段と用紙サイズを表示している。用紙サイズが混在している場合は混在していることを表示する。用紙サイズ表示上の自動用紙は、ユーザが明示的に指定した給紙段ではなく、元文書の用紙サイズを優先して給紙段を決定することを示している。
【0128】
2302は現在設定されている部数を示している。2303は元の設定に戻すためのキーであり、この画面で設定したプリント設定を元文書の設定に戻すときに使用する。
【0129】
2304はプリント後に元文書を消去するかどうかの設定キーである。2305は用紙選択キーであり、給紙段をユーザの選択する給紙段で固定してプリントさせる場合に使用する。2306はソータキーであり、ステイプル、パンチ穴等のフィニッシング認定を行うためのキーである。
【0130】
2307は両面キーであり、両面設定を行うことができる。2308は、表紙/仕切紙キーであり、表紙、合紙、仕切紙の挿入設定を行うことができる。ここで言う仕切紙とは、図18に示す画面で選択した複数文書を結合してプリントする場合に、各文書と文書の間に仕切紙を給紙するという機能である。もちろん、仕切紙に各文書の先頭ページを印刷させるかどうかを設定できるように構成してもかまわない。
【0131】
2309はページ印刷キーであり、ページ番号を自動的に印刷する機能を設定する場合に使用する。このキー2309を押下することで、操作画面の表示状態は、図22に示す画面表示に遷移する。
【0132】
2310は文書結合設定キーであり、図18に示した選択した文書を結合して、1文書としてプリント出力するかどうかを設定するキーである。このキーはトグルで動作しへ選択されているときは反転表示され、文書結合することを意味する。なお、図21に示す画面例では反転していないため、文書結合しない設定となっている。
【0133】
2311は初期値に戻すキーであり、この画面で設定した項目をキャンセルし、この画面に遷移してきたときの状態に戻すときに押下する。2312はキャンセルキーであり、設定を無効にして図20に示す画面に戻るときに押下する。2313はプリント開始キーであり、このキーを押下プリント開始キーすることでこの画面での設定を有効にし、プリントを開始する。
【0134】
図22に示すページ印刷設定画面は、図21に示したページ印刷キー2309を押下すると、図22に示す画面表示に遷移する。この画面に遷移する。
【0135】
図22において、2401はページ印刷基本設定キーであり、ページ印刷機能共通の設定項目を設定する場合にこのキーを押下すると、図示しない設定画面に遷移する。本実施形態において、ここで設定できる項目は、ページ番号を印刷する場所、合紙や仕切紙をページとしてカウントするかどうか、印刷フォントとフォントサイズ、印刷濃度などである。
【0136】
2402はページ印刷設定であり、章立て以外のページ印刷を行う場合に使用する。図示はしないが、設定できる項目は、ページの表記の仕方である。
【0137】
例えば、「−ページ番号−」、「ページ番号/全ページ数」などが選択できる。2403は章立てページ印刷設定キーであり、「章番号−ページ番号」といった形式でページ印刷する場合に使用する。
【0138】
本実施形態においては、図18に示した画面で複数文書を選択している場合にのみ有効となる。この章立てページ印刷設定キー2403を押下することで、画面表示状態は、図23に示す画面表示状態に遷移する。
【0139】
2404は設定取消キーであり、この画面での設定をクリアして前の画面に戻る場合に使用する。2405はOKキーであり、この画面での設定を有効にしてこの画面を抜ける場合に使用する。
【0140】
図23に示す章立てページ印刷設定画面は、図22に示した章立てページ印刷設定キー2403を押下すると表示される。
【0141】
図23において、2501は開始章番号設定であり、印刷開始章番号を設定する。2502は章番号であり、現在設定している章番号が表示される。
【0142】
2503,2504はスクロールキーで、この章番号を設定変更可能である。2505は開始ページ番号設定であり、印刷開始ページ番号を設定する。2506はページ番号であり、現在設定しているページ番号が表示される。
【0143】
2507,2508はスクロールキーで、このページ番号を設定変更可能である。本実施形態において、例えば章番号2502を「2」とし、ページ番号2506を「3」としたとすると、最初のページは「2−3」から順にページ印刷され、次の文書の1ページ目は「3−1」となる。デフォルト値は章番号、ページ番号共に「1」である。
【0144】
この機能は、前に途中までプリントした続きの文書からプリントするとき、途中の番号から印刷したい場合などに使用する。
【0145】
2509は設定取消キーであり、この画面での設定をクリアして前の画面に戻る場合に使用する。2510はOKキーであり、この画面での設定を有効にしてこの画面を抜ける場合に使用する。
【0146】
図24は、本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、結合プリント時の章立てページ印刷処理手順に対応する。なお、S1601〜S1608は各ステップを示し、該処理は、図21に示した文書結合設定キー2310により結合プリントする設定でプリント開始キー1313が押下された状態でスタートする。
【0147】
まず、ステップS1601では、図23に示した設定画面上で、設定した章立てページ印刷設定を読み出し、開始章番号と開始ページ番号等の章立てページ印刷情報を初期化設定し、ステップS1602に進み、図18に示した操作画面で選択された順序で文書の情報を読み出す。
【0148】
そして、ステップS1603では、ステップS1602で読み出した文書情報から、その文書にリンクされているページ情報を1ページ読み出し、そのページ情報に対応する画像を読み出す。
【0149】
次に、ステップS1604では、読み出した画像に章番号とページ番号をマージし、プリンタ部1104でマージした画像をプリントアウトし、ステップS1605に進み、ページ番号をインクリメントする。
【0150】
そして、ステップSl606では、ステップS1603で読み出したページがステップSl602で読み出した文書の最終ページかどうかを判断し、最終ページだったと判断した場合にはステップS1607に進み、そうでないと判断した場合にはステップS1603に戻る。
【0151】
そして、ステップS1607では、章番号をインクリメントすると共にページ番号を「1」に初期化し、ステップS1608で、ステップS1602で読み出した文書がプリントする最終文書であるかどうかを判断し、最終文書だと判断した場合は処理を終了し、そうでないと判断した場合は、ステップS1602に戻る。
【0152】
これにより、ボックス機能を有するデジタル複写機において、複数の文書を結合してプリント出力する結合プリントと章立てページ印刷機能を組み合わせることにより、プリント時に文書単位で章番号を自動的にインクリメントすることで、章立てページ印刷機能の章変更位置を簡潔に指定することができるデジタル複写機を提供することができる。
【0153】
〔他の実施形態〕
なお、上記実施形態では、先頭ページを「1」とするようなページ付加制御を行う場合について説明したが、ユーザが先頭ページの番号を任意に指定可能とし、さらに、その任意ページから連番となるようなページ付加制御を行えるように制御してもよい。
【0154】
また、上記実施形態では、ユーザが指定する位置にページ番号を付与する場合について説明したが、プリンタエンジン等の制限により、有効印刷領域から外れてしまうような指定、あるいは余白領域にページ印刷指定がなされた場合には、警告してユーザによる再指定を催促したり、自動的にその領域を回避したりして、指定位置に近い位置にページ番号を付与できるように制御してもよい。
【0155】
さらに、上記実施形態では、出力すべき用紙サイズに対して同サイズの原稿画像を出力する場合に本発明を適用したが、複数の原稿画像の元サイズが異なる場合には、指定された出力サイズに対して所定の変倍処理を行った画像を出力できるように制御してもよい。
【0156】
また、上記実施形態では、出力すべきページに1つのページ番号を付与する場合について説明したが、複数の段構成をとるような文書画像の場合には、同時に複数のページ指定を可能として、その付与位置等を制御して自在に対応できるように構成してもよい。
【0157】
さらに、上記実施形態では、ページ番号が付与されたジョブを1つのプリントエンジン209等で一括出力する場合について説明したが、同等のプリント機能を有する画像処理装置と通信可能な場合には、連番が付与されているジョブをそれぞれの画像処理装置に割り当てて分割出力させる際に、付与したページ情報が反映されるイメージデータを転送したり、転送先で再度ページ情報を付与する制御を行う等の変形例も本発明の適用範囲である。
【0158】
以下、図25に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0159】
図25は、本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0160】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0161】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0162】
本実施形態における図9,図15,図24に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0163】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0164】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0165】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0166】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0167】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0168】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0169】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜18について説明する。
【0170】
〔実施態様1〕
原稿束中の各原稿画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置であって、前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報中から前記原稿束に印刷されていたページ番号を消去する消去手段と、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成する合成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
【0171】
〔実施態様2〕
前記消去手段が消去すべき画像領域を指定する第1の指定手段を備え、前記消去手段は、前記第1の指定手段により指定された画像領域のページ番号イメージを消去することを特徴とする画像処理装置。
【0172】
〔実施態様3〕
前記合成手段が合成すべきページ情報を付与すべき位置を指定する第2の指定手段を備え、前記合成手段は、前記第2の指定手段により指定された位置に基づいて、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0173】
〔実施態様4〕
前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報中から前記原稿束に印刷されていたページ番号領域を検出する検出手段を備え、
前記合成手段は、前記検出手段により検出されたページ番号領域に基づいて、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0174】
〔実施態様5〕
前記第2の指定手段により指定されるページ位置指定と前記検出手段により検出されるページ番号領域によるページ位置指定とのいずれかを選択する選択手段を備え、前記合成手段は、前記選択手段により選択されたページ位置指定に基づいて、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0175】
〔実施態様6〕
原稿束中の各原稿画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置であって、前記読み取り手段により読み取られる複数ページからなるイメージ情報をジョブとして複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるジョブを結合して1つのジョブとして出力する結合出力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により前記結合出力モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶される複数のジョブ中から結合すべきジョブを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたジョブを印刷する際に出力すべき連番号を付与する番号付与手段と、前記選択手段により選択されたジョブ中の各ページに対して、前記番号付与手段により付与される連番号を付与して印刷部より印刷させる制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
【0176】
〔実施態様7〕
原稿束中の各原稿画像を読み取る読み取り手段と、入力されるプリント情報からイメージ情報を生成する生成手段と、前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報、あるいは前記生成手段により生成されるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置であって、前記読み取り手段により読み取られる複数ページからなるイメージ情報、あるいは生成手段により生成されるイメージ情報をジョブとして複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるジョブを結合して1つのジョブとして出力する結合出力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により前記結合出力モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶される複数のジョブ中から結合すべきジョブを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたジョブを印刷する際に出力すべき連番号を付与する番号付与手段と、前記選択手段により選択されたジョブ中の各ページに対して、前記番号付与手段により付与される連番号を付与して印刷部より印刷させる制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【0177】
〔実施態様8〕
前記選択手段によるジョブ選択順に従い、前記番号付与手段が付与すべき連番号の内容をジョブ毎に変更する番号変更手段を有することを特徴とする実施態様6または7記載の画像処理装置。
【0178】
〔実施態様9〕
原稿束中の各原稿画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置における画像処理方法であって、前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報中から前記原稿束に印刷されていたページ番号を消去する消去ステップと、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成する合成ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
【0179】
〔実施態様10〕
前記消去ステップが消去すべき画像領域を指定する第1の指定ステップを備え、前記消去ステップは、前記第1の指定ステップにより指定された画像領域のページ番号イメージを消去することを特徴とする実施態様9記載の画像処理方法。
【0180】
〔実施態様11〕
前記合成ステップが合成すべきページ情報を付与すべき位置を指定する第2の指定ステップを備え、前記合成ステップは、前記第2の指定ステップにより指定された位置に基づいて、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することを特徴とする実施態様9記載の画像処理方法。
【0181】
〔実施態様12〕
前記読み取り手段により読み取られるイメージ情報中から前記原稿束に印刷されていたページ番号領域を検出する検出ステップを備え、前記合成ステップは、前記検出ステップにより検出されたページ番号領域に基づいて、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することを特徴とする実施態様9記載の画像処理方法。
【0182】
〔実施態様13〕
前記第2の指定ステップにより指定されるページ位置指定と前記検出ステップにより検出されるページ番号領域によるページ位置指定とのいずれかを選択する選択ステップを備え、前記合成ステップは、前記選択ステップにより選択されたページ位置指定に基づいて、前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することを特徴とする実施態様9記載の画像処理方法。
【0183】
〔実施態様14〕
原稿束中の各原稿画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られる複数ページからなるイメージ情報をジョブとして複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段から読み出されるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置における画像処理方法であって、前記記憶手段に記憶されるジョブを結合して1つのジョブとして出力する結合出力モードを設定する設定ステップと、前記設定ステップにより前記結合出力モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶される複数のジョブ中から結合すべきジョブを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択されたジョブを印刷する際に出力すべき連番号を付与する番号付与ステップと、前記選択ステップにより選択されたジョブ中の各ページに対して、前記番号付与ステップにより付与される連番号を付与して印刷部より印刷させる制御ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
【0184】
〔実施態様15〕
原稿束中の各原稿画像を読み取る読み取り手段と、入力されるプリント情報からイメージ情報を生成する生成手段と、前記読み取り手段により読み取られる複数ページからなるイメージ情報、あるいは生成手段により生成されるイメージ情報をジョブとして複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置における画像処理方法であって、前記記憶手段に記憶されるジョブを結合して1つのジョブとして出力する結合出力モードを設定する設定ステップと、前記設定ステップにより前記結合出力モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶される複数のジョブ中から結合すべきジョブを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択されたジョブを印刷する際に出力すべき連番号を付与する番号付与ステップと、前記選択ステップにより選択されたジョブ中の各ページに対して、前記番号付与ステップにより付与される連番号を付与して印刷部より印刷させる制御ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
【0185】
〔実施態様16〕
前記選択ステップによるジョブ選択順に従い、前記番号付与ステップが付与すべき連番号の内容をジョブ毎に変更する番号変更ステップを有することを特徴とする実施態様14または15記載の画像処理方法。
【0186】
〔実施態様17〕
実施態様9〜16のいずれかに記載の画像処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0187】
〔実施態様18〕
実施態様9〜16のいずれかに記載の画像処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0188】
各実施態様によれば、読み取り手段により読み取られるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置において、読み取られるイメージ情報中から前記原稿束に印刷されていたページ番号を消去し、該読み取られる複数の原稿束の各原稿ページのイメージ情報に対して、1つのドキュメントとして整列化されたページ情報をイメージ合成することにより、原稿束から合成出力される合成ドキュメントに対してオリジナルのページ番号と新たなページ番号とが混在することなく、整列化されたページ番号を付与できるため、複数の原稿束から合成ドキュメントを作成する際に、合成ドキュメント中におけるページ番号の視認性を格段に向上できる。
【0189】
また、読み取り手段により読み取られるイメージ情報に対して画像処理を行う画像処理装置において、読み取られる複数ページからなるイメージ情報をジョブとして記憶手段に複数記憶可能しておき、該記憶されるジョブを結合して1つのジョブとして出力する結合出力モードを設定した場合に、記憶される複数のジョブ中から結合すべきジョブを選択させ、該選択されたジョブを印刷する際に出力すべき連番号を付与した後、選択されたジョブ中の各ページに対して、連番号を付与して印刷部より印刷させることにより、入力される複数の文書情報あるいは読み取られる文書情報と入力される文書情報等を結合して1つのドキュメントとして出力する際に、結合すべきジョブのページ情報に影響されることなく、出力順に従い一連に整列化された番号を付与できるため、合成ドキュメント中におけるページ番号の視認性を格段に向上できる。
【0190】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置の前記印刷手段によりページ番号を印刷すべきジョブを処理する場合に、整合化されたページ番号を付与でき、ページ番号の視認性を格段に向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な画像処理装置の一例を示す外観図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の制御構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示した操作部に表示される第1のナンバリング設定画面の一例を示す図である。
【図4】図2に示した操作部に表示される第2のナンバリング設定画面の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る画像処理装置における第1のナンバリング処理状態を説明する模式図である。
【図6】本発明に係る画像処理装置における第2のナンバリング処理状態を説明する模式図である。
【図7】本発明に係る画像処理装置における第3のナンバリング処理状態を説明する模式図である。
【図8】本発明に係る画像処理装置における第4のナンバリング処理状態を説明する模式図である。
【図9】本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2実施形態を示す画像処理装置の一例を示す断面図である。
【図11】図10に示した画像処理装置のシステム構成を説明するブロック図である。
【図12】図11に示したデジタル複写機の操作部のキー配列例を示す平面図である。
【図13】図12に示した操作パネルのコピー標準画面を示す図である。
【図14】図11に示した画像メモリの論理的な使用方法を説明する図である。
【図15】本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図17】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図18】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図19】本発明に係る画像処理装置における文書結合プリント結果状態を示す図である。
【図20】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図21】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図22】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図23】図13に示したLCDタッチパネルに表示される操作画面例を示す図である。
【図24】本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図25】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
201 システムバス
202 操作部
203 一次記憶装置
204 二次記憶装置
205 ネットワークアダプタ
206 プロトコル解析部
207 PDL解釈部
208 プリンタエンジンコントローラ
209 プリントエンジン
210 スキャンエンジンコントローラ
211 スキャンエンジン
212 課金管理部
213 メインコントローラ
214 ナンバリング制御部
Claims (16)
- 複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置であって、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にする制御手段を有し、
前記制御手段は、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、該予め付与されているページ番号は前記印刷手段により印刷させず、且つ、操作手段を介して入力されたユーザ指示により、印刷すべきページ番号を印刷媒体上のどの位置に印刷させるか前記操作手段を介してユーザが指定することなく、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、自動的に、前記印刷手段により、印刷可能にする、ことを特徴とする画像処理装置。 - 複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置であって、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にする制御手段を有し、
前記制御手段は、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、該予め付与されているページ番号は前記印刷手段により印刷させず、且つ、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に印刷すべきページ番号を自動的に前記印刷手段により印刷させる第1指定動作、及び、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に前記印刷すべきページ番号を自動的に前記印刷手段により印刷させない第2指定動作、のうちの、操作手段を介して実行された第1のユーザ選択に応じた動作で、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にし、且つ、
前記第2指定動作を実行する場合に、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に前記印刷すべきページ番号を印刷させずに、操作手段を介して実行されたページ番号の印刷位置として何れか 1 つが選択対象となる複数の印刷位置の選択肢の中からページ番号の印刷位置をユーザにより選択可能にした第2のユーザ選択に基づいた印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にする、ことを特徴とする画像処理装置。 - 複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置であって、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にする制御手段を有し、
前記制御手段は、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号は残したままで印刷すべきページ番号を前記印刷手段により印刷させる第1のナンバリング動作、及び、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号は残さずに前記印刷すべきページ番号を前記印刷手段により印刷させる第2のナンバリング動作、のうちの、操作手段を介して入力されたユーザからの第1の指示に応じた動作で、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にし、且つ、
前記第2のナンバリング動作を実行する場合に、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に前記印刷すべきページ番号を印刷させずに、前記操作手段を介して入力されたページ番号の印刷位置として何れか 1 つが選択対象となる複数の印刷位置の選択肢の中からペ ージ番号の印刷位置をユーザにより選択可能にしたユーザからの第2の指示に基づいた印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にする、ことを特徴とする画像処理装置。 - 複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置の為の画像処理方法であって、ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にし、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、該予め付与されているページ番号は前記印刷手段により印刷させず、且つ、操作手段を介して入力されたユーザ指示により、印刷すべきページ番号を印刷媒体上のどの位置に印刷させるか前記操作手段を介してユーザが指定することなく、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、自動的に、前記印刷手段により、印刷可能にする、ことを特徴とする画像処理方法。 - 複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置の為の画像処理方法であって、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にし、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、該予め付与されているページ番号は前記印刷手段により印刷させず、且つ、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に印刷すべきページ番号を自動的に前記印刷手段により印刷させる第1指定動作、及び、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に前記印刷すべきページ番号を自動的に前記印刷手段により印刷させない第2指定動作、のうちの、操作手段を介して実行された第1のユーザ選択に応じた動作で、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にし、且つ、
前記第2指定動作を実行する場合に、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に前記印刷すべきページ番号を印刷させずに、操作手段を介して実行されたページ番号の印刷位置として何れか 1 つが選択対象となる複数の印刷位置の選択肢の中からページ番号の印刷位置をユーザにより選択可能にした第2のユーザ選択に基づいた印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にする、ことを特徴とする画像処理方法。 - 複数ページからなる文書データを記憶可能な記憶手段と該記憶手段の文書データを印刷可能な印刷手段とを有する画像処理装置の為の画像処理方法であって、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データの印刷を前記印刷手段により実行可能にし、
ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予めページ番号が付与されている場合に、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号は残したままで印刷すべきページ番号を前記印刷手段により印刷させる第1のナンバリング動作、及び、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号は残さずに前記印刷すべきページ番号を前記印刷手段により印刷させる第2のナンバリング動作、のうちの、操作手段を介して入力されたユーザからの第1の指示に応じた動作で、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にし、且つ、
前記第2のナンバリング動作を実行する場合に、前記ページ番号を印刷すべきジョブの文書データに予め付与されているページ番号の位置と同じ位置に相当する印刷媒体上の印刷位置に前記印刷すべきページ番号を印刷させずに、前記操作手段を介して入力されたページ番号の印刷位置として何れか1つが選択対象となる複数の印刷位置の選択肢の中からページ番号の印刷位置をユーザにより選択可能にしたユーザからの第2の指示に基づいた印刷媒体上の印刷位置に、前記印刷すべきページ番号を、前記印刷手段により、印刷可能にする、ことを特徴とする画像処理方法。 - 前記第1のナンバリング動作及び前記第2のナンバリング動作のいずれかをユーザにより選択可能にする表示を前記操作手段の表示部に実行させ、該表示を介して前記第1の指示をユーザにより入力可能にする、ことを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
- 前記文書データの印刷がなされる印刷媒体における前記印刷すべきページ番号の印刷位置を予め定められた個数の選択候補の中からユーザにより選択可能にする為の表示を前記操作手段の表示部に実行させ、該表示を介して前記印刷すべきページ番号の印刷位置を指定する為の指示をユーザにより入力可能にする、ことを特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載の画像処理方法。
- 原稿読取手段で読取ったジョブの文書データ、及び、ホストコンピュータから出力されたジョブの文書データを、前記印刷手段により印刷可能にする、ことを特徴とする請求項4乃至8の何れかに記載の画像処理方法。
- 複数ページからなる1つの文書データに含まれる先頭ページの文書データのページ番号を1とすることを特徴とする請求項4乃至9の何れかに記載の画像処理方法。
- 複数ページからなる1つの文書データに含まれる先頭ページの文書データのページ番号を、前記操作手段を介してユーザにより任意に指定可能にする、ことを特徴とする請求項4乃至10の何れかに記載の画像処理方法。
- 複数ページからなる1つの文書データに含まれる各ページのページ番号が連番となるようにすることを特徴とする請求項4乃至11の何れかに記載の画像処理方法。
- 前記画像処理装置がプリント機能を具備する他の画像処理装置と通信可能な場合に、ページ番号が付与されるジョブを各画像処理装置に割当てて分割出力可能にする、ことを特徴とする請求項4乃至12の何れかに記載の画像処理方法。
- 前記画像処理装置がプリント機能を具備する他の画像処理装置と通信可能な場合に、ページ番号が反映されるイメージデータを転送可能にする、ことを特徴とする請求項4乃至13の何れかに記載の画像処理方法。
- 請求項4乃至14の何れかに記載の画像処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
- 請求項4乃至14の何れかに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
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