JP3780219B2 - バックル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックルに関する。詳しくは、帯状体の長手方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能なバックルに関する。
【0002】
【背景技術】
第1の部材と、この第1の部材に変位可能に設けられた第2の部材とを備え、帯状体の長手方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能なバックルとして、たとえば、実公平5−31926号公報に開示されたバックル(従来例1)、あるいは、実公平4−9841号公報に開示されたバックル(従来例2)などが知られている。
【0003】
(従来例1)
このバックルは、バックル本体と、ストッパー片とを備えている。バックル本体は、一対の側枠と、この一対の側枠間の一端側に架け渡された取付シャフトと、一対の側枠間の他端側に架け渡された捲回シャフトおよび案内シャフトとを備える。ストッパー片は、一端側が取付シャフト側の側枠間に回動可能に支持され、他端側に捲回シャフトとの間にベルトを締め付ける係止突起を有する。
このような構成において、一方のベルトを取付シャフトに取り付ける。他方のベルトを捲回シャフトに捲回、反転させたのち、そのベルトの反転面にストッパー片の係止突起を押し入れると、この係止突起の側面でベルトの反転面が捲回シャフトに圧接係止される。つまり、ベルトの長さ方向の任意の位置がバックルに係止される。
【0004】
(従来例2)
このバックルは、バックル本体と、ストッパーとを備えている。バックル本体は、一対の側枠と、この一対の側枠の一端側に形成された一対の軸受溝と、一対の側枠間の他端側に架け渡された捲回シャフトおよび案内シャフトとを備える。ストッパー片は、一端側に設けられた取付シャフトおよび前記軸受溝に係合される突起軸と、他端側に設けられ捲回シャフトとの間にベルトを締め付ける係止突起を有する。
このような構成において、一方のベルトを取付シャフトに取り付ける。他方のベルトを捲回シャフトに捲回、反転させたのち、そのベルトの反転面にストッパー片の係止突起を押し入れると、この係止突起の側面でベルトの反転面が捲回シャフトに圧接係止される。つまり、ベルトの長さ方向の任意の位置がバックルに係止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したいずれのバックルも、ストッパー片の係止突起と捲回シャフトとの間にベルトを挟み込んで、ベルトの移動を阻止する構造であるため、ストッパー片を回転させたときに、ストッパー片の係止突起と捲回シャフトとの間隔がベルトの厚みより適正量だけ小さい寸法に正確に製作する必要がある。従って、各部品を高精度に製作しなければならないから、コストアップにつながる。
【0006】
仮に、ストッパー片の係止突起と捲回シャフトとの間隔がベルトの厚みより適正量だけ小さい寸法になっていないと、次のような問題が生じやすい。
たとえば、ストッパー片の係止突起と捲回シャフトとの間隔がベルトの厚みより極端に小さいと、ストッパー片の回転時に力が必要なうえ、その力がストッパー片およびこれを回動可能に支持するバックル本体に加わるため、これらが破損しやすい。
逆に、ストッパー片の係止突起と捲回シャフトとの間隔がベルトの厚みより極端に大きいと、ベルトを挟持する力が十分でなく、ベルトの移動を確実に阻止できない。
【0007】
また、長期に亘って繰り返し使用していくと、ストッパー片の係止突起が摩耗などによって滑りやすくなり、ベルトの移動を確実に阻止できないという問題も考えられる。つまり、摩耗による固定機能の低下が発生しやすい。
【0008】
本発明の目的は、このような従来の課題を解消し、各部品を高精度に製作する必要がなく、移動および固定操作も簡易に行えるうえ、長期に亘って破損が少なく、かつ、固定機能の低下を防止できるバックルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のバックルは、第1の部材と、この第1の部材に変位可能に設けられた第2の部材とを備え、帯状体の長手方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能なバックルであって、前記第1の部材は、ベース部と、このベース部に間隔を隔てて設けられ前記帯状体が挿通される少なくとも2つの挿通部と、この2つの挿通部の間に設けられ前記帯状体を前記ベース部から離れる方向へ屈曲させる屈曲部とを備え、前記第2の部材は、前記帯状体に対してバックルが移動可能な第1の位置および前記帯状体に対してバックルが固定可能な第2の位置に変位可能で、第2の位置において、屈曲状態にある前記帯状体の一方側を他方側へ向かって押圧して更に深い屈曲状態に変形させる押圧部を備え、前記屈曲部は、前記一方の挿通部近傍のベース部から他方の挿通部へ向かうに従ってベース部から離れる方向へ傾斜状に起立した起立片によって構成され、前記押圧部は、第2の位置において、前記起立片の先端からベース部へ下ろした垂線と略同じ位置または垂線より起立片内側に突出されている、ことを特徴とする。
【0010】
ここで、屈曲状態にある帯状体の一方側を他方側へ向かって押圧して更に深い屈曲状態に変形させるときは、帯状体が屈曲部と押圧部とに接していてもよいが、屈曲部と押圧部とで挟まれて強い力で締め付けられる必要はなく、バックルが帯状体の長手方向へ移動しようとするとき、帯状体の屈曲状態がバックルの移動時の抵抗となって、バックルの移動を阻止する状態であればよい。
【0011】
このような構成によれば、帯状体を、たとえば、他方の挿通部に挿通させたのち、屈曲部を経由して一方の挿通部から引き出す。ここで、第2の部材を第1の位置にしておけば、帯状体に対してバックルが移動可能な状態になっているから、バックルを帯状体の長手方向の任意の位置へ移動させることができる。なお、バックルに対して帯状体を移動させる用途の場合には、バックルに対して帯状体をその長手方向へ移動させることができる。
第2の部材を第2の位置に変位させると、第2の部材の押圧部が屈曲状態にある帯状体の一方側を他方側へ向かって押圧して更に深い屈曲状態に変形させる。そのため、帯状体に対してバックルの移動が阻止された状態となるから、バックルを帯状体の長手方向の任意の位置で固定することができる。
【0012】
従って、第2の部材の押圧部が屈曲状態にある帯状体の一方側を他方側へ向かって押圧し更に深い屈曲状態に変形させることによって、バックルを固定する構造であるから、つまり、帯状体が屈曲部と押圧部とで挟まれて強い力で締め付けられて固定される構造ではないから、従来のように、各部品を高精度に製作する必要がない。また、このこと、つまり、帯状体が屈曲部と押圧部とで挟まれて強い力で締め付けられて固定される構造ではないから、バックルの移動および固定操作も簡易に行えるうえ、長期に亘って破損が少なく、かつ、固定機能の低下も防止できる。
【0013】
また、第2の部材が第2の位置になった状態では、押圧部は、起立片の先端からベース部へ下ろした垂線と略同じ位置、または、垂線より起立片内側に突出されているから、帯状体はZ字状あるいは逆S字状に屈曲された状態となるため、バックルの移動をより確実に阻止することができる。
【0014】
また、前記起立片は、前記ベース部に対して35度〜55度の角度で傾斜状に起立されていることが望ましい。
このような構成によれば、起立片はベース部に対して35度〜55度の角度で傾斜状に起立されているから、バックルの移動阻止機能を維持しつつ、バックルの厚み寸法を抑えることができる。つまり、起立片の角度を大きくすれば、帯状体のベース部からの屈曲高さ(すなわち、立ち上がり高さ)も大きくなり、バックルの移動時の抵抗が大きくなる。従って、バックルの移動阻止機能が向上するが、バックルの厚み寸法が厚くなる。逆に、起立片の角度を小さくすれば、バックルの厚み寸法を薄くできるが、バックルの移動阻止機能が低下する。これに対し、起立片をベース部に対して上記角度範囲内にすれば、上記両機能を同時に満足させることができる。
【0015】
また、前記起立片の先端および押圧部の先端は、90度以下の角度に形成されていることをが望ましい。
このような構成によれば、帯状体が屈曲された状態で当接する起立片の先端および押圧部の先端が、共に90度以下の角度に形成されているから、これらの先端角部が帯状体に係止された状態になるため、バックルの移動阻止機能をより向上させることができる。
【0016】
また、前記第1の部材は、前記ベース部の幅方向両側に立設された一対の側壁部を備え、前記第2の部材は、前記第1の部材の2つの挿通部の間において、前記一対の側壁部に回動可能に支持されていることが望ましい。
このような構成によれば、第2の部材を回動操作するだけで、第1の位置および第2の位置に位置変化させることができるから、操作が簡単で、しかも、スムーズに行える。
【0017】
また、前記第2の部材には、その第2の部材が第2の位置に位置したとき、前記第1の部材のベース部との間に帯状体を挟む挟持部が形成されていることが望ましい。
このような構成によれば、第2の部材が第2の位置に位置すると、帯状体は、第2の部材の押圧部により更に深い屈曲状態に変形されると同時に、第2の部材の挟持部と第1の部材のベース部との間でも挟み込まれるため、つまり、帯状体とバックルとの抵抗がより高められる結果、移動阻止機能を更に向上させることができる。
【0018】
また、前記第2の部材には、前記帯状体とは異なる他の帯状体が挿通されるとともに、その挿通された他の帯状体を長さ方向の任意の位置で移動阻止可能な長さ調整手段が設けられていることが望ましい。
このような構成によれば、帯状体の長手方向の任意の位置への移動および固定と、他の帯状体の長さ調整とを1つのバックルで行うことができるから、従来のリュック構造に適用すれば、部品点数も削減でき、コストも安くできるうえ、操作性も向上させることができる。
【0019】
ちなみに、従来のリュック構造は、図8および図9に示す通りである。これは、リュック本体1と、このリュック本体1の背負部両側に設けられた一対の背負用ベルト2と、この背負用ベルト2の上部とリュック本体1の上部とを連結する補助ベルト3とを備えている。背負用ベルト2は、リュック本体1に片方の端部が固定された2本のベルト2A,2Bと、この2本のベルト2A,2Bの端部同士を連結するとともに、ベルト2Bを長さ調整可能にする連結具2Cとを備える。補助ベルト3は、2本のベルト3A,3Bと、この2本のベルト3A,3Bを連結するとともに、ベルト3Aを長さ調整可能にする連結具3Cと、ベルト2Aの長手方向へ移動可能に設けられベルト3Aの他の端部を連結した連結具3Dとを備える。
【0020】
このような構造の場合、3つの連結具、つまり、連結具2C、連結具3Cおよび連結具3Dが必要であるため、部品点数が多く、コストも高くつくうえ、調整操作もそれぞれの連結具2C,3C,3Dの位置、つまり、異なる3個所で操作しなければならないので、操作性に欠けるという課題がある。
このように課題に対しても、本発明のような構成を採用すれば、つまり、第2の部材に、帯状体とは異なる他の帯状体が挿通されるとともに、その挿通された他の帯状体を長さ方向の任意の位置で移動阻止可能な長さ調整手段が設けられたバックルを、たとえば、図8および図9の連結具3Dの位置に採用すれば、部品点数の削減、コスト低減、操作性の向上が期待できる。すなわち、本発明の構成を図8および図9のリュック構造に採用すれば、連結具3Cを削減でき、かつ、連結具2Cと本発明のバックルとの2個所での操作ですむから、従来に比べ、操作性も向上させることができる。
【0021】
また、前記長さ調整手段は、前記第2の部材に前記他の帯状体の長手方向に間隔を隔てて設けられ前記他の帯状体が挿通される少なくとも2つの挿通部によって構成されていることが望ましい。
このような構成によれば、他の帯状体を一方の挿通部を通したのち、反転して他の挿通部に挿通し、最初の帯状体側へ引き出せば、他の帯状体を任意の長さ位置で固定できる。
【0022】
また、前記第2の部材に形成された2つの挿通部の間の中間部分の断面形状は、少なくとも1つの角部が鋭角に形成されていることが望ましい。
このような構成によれば、他の帯状体が挿通される2つの挿通部の間の中間部分の断面形状のうち、少なくとも1つの角部が鋭角に形成されているから、この先端鋭角部が帯状体に係止された状態になるため、他の帯状体を任意の長さ位置で確実に固定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本実施形態のバックル(固定状態および固定解除状態)10を示している。このバックル10は、前述した図8および図9のリュック構造において連結具3Dの位置に適用したもので、帯状体としてのベルト2(2A)の長手方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能な機能と、帯状体としてのベルト3(3A)の長さを調整可能な機能とを備える。なお、ベルト2,3としては、合成樹脂製糸(たとえば、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリル製などの糸)を平織、山杉綾織、グログラン織、バスケット織、変形バスケット織などによって、ある程度の腰(剛性)を有しかつ所定幅の帯状体に形成したものが用いられている。
【0024】
本実施形態のバックル10は、図3および図4に示すように、合成樹脂の射出成形によって成形された第1の部材としてのバックル本体11と、このバックル本体11に変位可能、つまり、回動可能に設けられた第2の部材としての係止部材31とを備えている。
【0025】
バックル本体11は、横長矩形状のベース部12と、このベース部12の幅方向両側に立設された一対の側壁部15とを備える。
ベース部12の長手方向中間位置には、ベルト2の挿通方向に間隔を隔てて2つの貫通孔13,14が形成されている。
一対の側壁部15間には、その両端側に連結桟16,17がそれぞれ架け渡されているとともに、一端側にベルト2をベース部12から離れる方向へ屈曲させる屈曲部としての起立片20が、また、中央部分に軸受孔21がそれぞれ形成されている。連結桟16,17とベース部12との間にはベルト2が挿通される挿通部としての挿通孔18,19がベルト2の長手方向に間隔を隔てて設けられている。起立片20は、一方の挿通孔19近傍のベース部12から他方の挿通孔18へ向かうに従ってベース部12から離れる方向へ傾斜状に起立して設けられている。ここでは、ベース部12に対して35度〜55度の角度で傾斜状に起立され、かつ、その先端20Aが略90度以下の角度に形成されている。
【0026】
係止部材31は、バックル本体11の2つの挿通孔18,19の間において、側壁部15の軸受孔21に回動可能に係合され、かつ、ベルト2に対してバックル10が移動可能な第1の位置(図2の位置)およびベルト2に対してバックル10が固定可能な第2の位置(図1の位置)に回動可能になっている。
係止部材31には、軸受孔21に回動可能に係合される突起32と、第2の位置に位置した状態において、屈曲状態にあるベルト2の一方側を他方側へ向かって押圧して更に深い屈曲状態に変形させる押圧部33と、バックル本体11のベース部12との間にベルト2を挟む挟持部34と、ベルト3が挿通されるとともに、その挿通されたベルト3を長さ方向の任意の位置で移動阻止可能な長さ調整手段35とを備える。
【0027】
押圧部33は、係止部材31が第2の位置に位置した状態において、起立片20の先端からベース部12へ下ろした垂線と略同じ位置または垂線より起立片20の内側に突出され、その先端33Aは、90度以下の角度、ここでは約60度の鋭角に形成され、かつ、幅方向の一定間隔位置に溝(凹凸)を備えている。
挟持部34は、係止部材31が第2の位置に位置した状態において、バックル本体11のベース部12との間でベルト2を挟みつける機能を備え、かつ、先端34Aは、角部に形成されているとともに、幅方向の一定間隔位置に溝(凹凸)を備えている。
長さ調整手段35は、係止部材31にベルト3の長手方向に間隔を隔てて設けられベルト3が挿通される少なくとも2つの挿通部としての挿通孔36,37によって構成されている。2つの挿通孔36,37の間に形成された中間部分38の断面形状は、少なくとも1つの角部が鋭角に形成されている。具体的には、中間部分38の外面および内面が、挿通孔37から挿通孔36に向かうに従って互いに接近するようにかつ弧状に湾曲され、いわゆる、砲弾形状に形成され、2つの角部38A,38Bが鋭角に形成されている。
【0028】
以上の構成において、バックル10にベルト2,3を通すには、図5に示す手順で行う。
ベルト2を通すには、ベルト2をバックル本体11の挿通孔18に挿通させたのち、更に押し込むと、ベルト2の先端が起立片20の内面側に当接したのち、その起立片20の傾斜に沿って貫通孔14からベース部12の裏面側へ突出される((a)参照)。
続いて、ベース部12の裏面側へ突出したベルト2の先端を反転したのち、ベルト2の先端を起立片20の内面に沿って押し込むと、ベルト2の先端が起立片20の内面に沿って進み、起立片20と係止部材31との間の隙間からバックル10の表面側へ突出される((b)参照)。
最後に、バックル10の表面側へ突出したベルト2の先端を反転したのち、ベルト2の先端を起立片20の外面に沿って押し込むと、ベルト2の先端が起立片20の外面に沿って進み、挿通孔19を通って他端側へ突出される((c)参照)。これにより、ベルト2がバックル10に挿通される。
【0029】
ベルト3を通すには、ベルト3を係止部材31の内面側から挿通孔36に挿通させたのち、その先端を反転して中間部分38の外面側から挿通孔37内に挿通させ、その先端を係止部材31の内面側から引き出す。これにより、ベルト2がバックル10に挿通される。
【0030】
このようにして、バックル10にベルト2,3を挿通した状態において、係止部材31が図2の状態、つまり、第1の位置にあるときは、バックル10内におけるベルト2は、中央部分がゆるやかな山状に屈曲した状態であるため、バックル10の移動に対する阻止力は大きくない。従って、この状態において、バックル10にベルト2の長手方向への力を加えることにより、バックル10をベルト2の長手方向へ移動させることができる。
【0031】
バックル10をベルト2の長手方向任意の位置まで移動させたのち、係止部材31を図1の状態、つまり、第2の位置に回動させると、係止部材31の押圧部33は回動しながら、起立片20の先端からベース部12へ下ろした垂線より起立片20の内側まで突出する。すると、図6に示すように、バックル10内でゆるやかな山状に屈曲していたベルト2は、山状の片側の辺が更に内側に押し込まれ、より深い屈曲状態に変形される。つまり、ベルト2は、起立片20の傾斜外面からその先端を捲回したのち、更に、係止部材31の押圧部33を捲回した状態となる。そのため、この部分では逆「S」字状、あるいは、「Z」字状に屈曲された状態となる。その結果、このベルト2の屈曲状態がバックル10の抵抗となって、バックル10の移動が阻止された状態となるから、バックル10をベルト2の長手方向の任意の位置で固定することができる。なお、ベルト2が逆「S」字状、あるいは、「Z」字状に屈曲された状態においては、ベルト2と起立片20の内面との間には隙間dが形成されている。
【0032】
一方、ベルト3の長さ調整を行う必要がある場合には、バックル10をベルト2に対して固定する前に、つまり、係止部材31を第1の位置に位置させた状態において、ベルト3の長さ調整を行ったのち、係止部材31を図1の状態、つまり、第2の位置に回動させる。
ベルト3の長さ調整にあたっては、ベルト3の先端側(固定端側とは反対側)を係止部材31の長さ調整手段35に押し込み、ベルト3の固定端側を係止部材31の長さ調整手段35から引き出す(長くする場合)、あるいは、ベルト3の固定端側を係止部材31の長さ調整手段35に押し込み、ベルト3の先端側を係止部材31の長さ調整手段35から引き出し(長くする場合)、ベルト3の固定端からバックル10までの長さを任意の長さに調整する。
【0033】
本実施形態によれば、次の効果が期待できる。
(1)係止部材31の押圧部33が屈曲状態にあるベルト2の一方側を他方側へ向かって押圧し更に深い屈曲状態に変形させることによって、バックル10を固定する構造であるから、つまり、ベルト2が起立片20と押圧部33とで挟まれて強い力で締め付けられて固定される構造ではないから、従来のように、各部品を高精度に製作する必要がない。
また、バックル10の固定および移動操作時も、大きな力で押圧部33を押圧してベルト2を起立片20へ押し付けたり、大きな力で押し付け状態を解除する必要もないから、バックル10の固定および移動操作も簡易に行えるうえ、長期に亘って破損が少なく、かつ、固定機能の低下も防止できる。
【0034】
(2)ベルト2を屈曲させる部分は、挿通孔19近傍のベース部12から挿通孔18へ向かうに従ってベース部12から離れる方向へ傾斜状に起立した起立片20によって構成され、押圧部33は、第2の位置において、起立片20の先端からベース部12へ下ろした垂線と略同じ位置または垂線より起立片内側に突出されている。そのため、係止部材31が第2の位置になった状態では、押圧部33は、起立片20の先端からベース部12へ下ろした垂線と略同じ位置、または、垂線より起立片内側に突出されているから、ベルト2は逆「S」字あるいは「Z」字状に屈曲された状態となるため、バックル10の移動をより確実に阻止できる。
【0035】
(3)この際、ベルト2と起立片20の内面との間には隙間が形成されているから、起立片20と押圧部33との位置関係に製作上の誤差が生じても、これらを吸収できる。従って、この構造からも、従来のように、各部品を高精度に製作する必要がない。
【0036】
(4)また、起立片20は、ベース部12に対して35度〜55度の角度で傾斜状に起立されているから、バックル10の移動阻止機能を維持しつつ、バックル10の厚み寸法を抑えることができる。つまり、起立片20の角度を大きくすれば、ベルト2のベース部12からの屈曲高さ(すなわち、立ち上がり高さ)も大きくなり、バックル10の移動時の抵抗が大きくなるため、バックル10の移動阻止機能が向上するが、バックル10の厚み寸法が厚くなる。逆に、起立片20の角度を小さくすれば、バックル10の厚み寸法を薄くできるが、バックル10の移動阻止機能が低下する。これに対し、本実施形態では、起立片20をベース部12に対して上記角度にしたので、上記両機能を同時に満足させることができる。
【0037】
(5)起立片20の先端および押圧部33の先端が、共に90度以下の角度に形成されているから、これらの先端鋭角部がベルト2に係止された状態になるため、バックル10の移動阻止機能をより向上させることができる。
しかも、押圧部33の先端33Aには、その幅方向一定間隔位置に溝(凹凸)が形成されているから、ベルト2との接触抵抗が大きく、バックル10の移動阻止機能をより高めることができる。
【0038】
(6)係止部材31は、バックル本体11の2つの挿通孔18,19の間において、バックル本体11に回動可能に支持されているから、係止部材31を回動するだけで、第1の位置および第2の位置に変化させることができるから、操作が簡単で、しかも、スムーズに行える。
【0039】
(7)係止部材31には、その係止部材31が第2の位置に位置したとき、バックル本体11のベース部12との間にベルト2を挟む挟持部34が形成されているから、係止部材31が第2の位置になると、係止部材31の挟持部34がバックル本体11のベース部12との間にベルト2を挟み込むため、ベルト2とバックル10との抵抗をより高め、移動阻止機能を向上させることができる。
しかも、挟持部34の先端34Aには、その幅方向一定間隔位置に溝(凹凸)が形成されているから、ベルト2との接触抵抗が大きく、バックル10の移動阻止機能をより高めることができる。
【0040】
(8)係止部材31には、ベルト3が挿通されるとともに、その挿通されたベルト3を長さ方向の任意の位置で移動阻止可能な長さ調整手段35が設けられているから、ベルト2の長手方向の任意の位置への移動および固定と、ベルト3の長さ調整とを1つのバックルで行うことができる。そのため、、従来のリュック構造において、部品点数を削減できるとともに、コストも安くできるうえ、操作性も向上させることができる。
しかも、従来のリュック構造では、3つの連結具に伴う問題だけでなく、調整操作もそれぞれの連結具2C,3C,3Dの位置、つまり、異なる3個所で操作しなければならないので、操作性に欠けるという課題があったが、本実施形態のバックルによれば、2個所での操作ですむから、これらの課題も同時に軽減できる。
【0041】
(9)長さ調整手段35は、係止部材31にベルト3の長手方向に間隔を隔てて設けられベルト3が挿通される少なくとも2つの挿通孔36,37によって構成されているから、ベルト3を一方の挿通孔36を通したのち、反転して他の挿通孔37に挿通し、最初のベルト3側へ引き出せば、ベルト3を任意の長さ位置で固定できる。
【0042】
(10)係止部材31に形成された2つの挿通孔36,37の間の中間部分38の断面形状は、少なくとも1つの角部が90度以下に形成されているから、つまり、ベルト3が屈曲された状態で当接するこれらの先端が、共に90度以下の角度に形成されているから、これらの先端角部がベルト3に係止された状態になるため、バックル10の移動阻止機能をより向上させることができる。
【0043】
なお、本発明は、上記実施形態で説明したバックルに限定されるものでなく、次のような変形例も含む。
上記実施形態では、バックル10がベルト2の長手方向に沿って移動する構成であったが、これとは逆に、ベルト2がバックル10に対して移動してもよい。
上記実施形態では、リュックに適用した例について説明したが、この例に限られるものでなく、他の用途、たとえば、帯状体の長手方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能なバックルにも適用できる。
【0044】
たとえば、図7に示すように、ベルト用のバックル40として利用できる。このベルト用バックル40は、上記実施形態のバックル10に対して、係止部材31に設けられていた長さ調整手段35が省略されている点、ベルト4の片方の端部が連結桟16に固定されている点が異なり、他の点は共通である。
使用方法は、ベルト4の一端をバックル本体11に連結桟16に固定し、ベルト2の他端を挿通孔19を通し、起立片20に沿わせたのち、係止部材31の押圧部33と起立片20との間を通し、係止部材31とバックル本体11との隙間から引き出す。
この状態において、ベルト4の他端を引っ張れば、ベルト4の長さが短くなる。任意の位置で、係止部材31を回動させると、押圧部33が起立片20の内側に入り込み、ベルト2の屈曲部がより深く屈曲された状態となるため、ベルト4の移動が阻止される。つまり、その位置に固定される。
従って、ベルト用バックルとして利用しても、前述した(1)〜(7)の効果が期待できる。
【0045】
また、上記実施形態では、係止部材31をバックル本体11に対して回動可能に支持させたが、係止部材31をバックル本体11に対してスライド、つまり、起立片20の内側へ入り込むようにバックル本体11のベース部12に沿って平行にスライドさせるようにしても同様な効果が期待できる。
また、上記実施形態では、連結桟16,17とベース部12との間にベルト2が挿通される挿通孔18,19を設けたが、これは、完全に閉じられた孔でなくてもよく、一部が開放された溝状のものでもよい。要は、ベース部12の所定位置において、ベルト2を長手方向へ移動可能に案内できれば、形状は問わない。
【0046】
また、上記実施形態では、起立片20をベース部12に対して35度〜55度の角度で傾斜状に起立させたが、傾斜状に起立しなくてもよく、ベース部12から略直角に起立させたのち、ベース部12と平行に伸びる(挿通孔18に向かって平行に伸びる)形状でもよい。
【0047】
また、上記実施形態では、係止部材31に、2つの挿通孔36,37を備えた長さ調整手段35を設けたが、長さ調整手段35の機構
(構成)としては、上記例に限られない。要は、ベルト3を長さ調整可能に固定できる構造であれば、他の構造であってもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明のバックルによれば、各部品を高精度に製作する必要がなく、移動および固定操作も簡易に行えるうえ、長期に亘って破損が少なく、かつ、固定機能の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックルの一実施形態(固定状態)を示す斜視図。
【図2】同上実施形態において、固定解除状態を示す斜視図。
【図3】同上実施形態において、バックル本体および係止部材の分解斜視図。
【図4】同上実施形態において、バックル本体および係止部材の断面図。
【図5】同上実施形態において、固定解除状態における断面図。
【図6】同上実施形態において、固定状態の断面図。
【図7】本発明の他の実施形態を示す断面図。
【図8】リュック構造を示す図。
【図9】図8のリュック構造におけるベルト連結状態を示す図。
【符号の説明】
2…ベルト、3…ベルト、10,40…バックル、11…バックル本体(第1の部材)、12…ベース部、13,14…貫通孔、18,19…挿通孔(挿通部)、20…起立片(屈曲部)、31…係止部材(第2の部材)、33…押圧部、34…挟持部、35…長さ調整手段、36,37…挿通孔(挿通部)、38…中間部分。

Claims (8)

  1. 第1の部材と、この第1の部材に変位可能に設けられた第2の部材とを備え、帯状体の長手方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能なバックルであって、
    前記第1の部材は、ベース部と、このベース部に間隔を隔てて設けられ前記帯状体が挿通される少なくとも2つの挿通部と、この2つの挿通部の間に設けられ前記帯状体を前記ベース部から離れる方向へ屈曲させる屈曲部とを備え、
    前記第2の部材は、前記帯状体に対してバックルが移動可能な第1の位置および前記帯状体に対してバックルが固定可能な第2の位置に変位可能で、第2の位置において、屈曲状態にある前記帯状体の一方側を他方側へ向かって押圧して更に深い屈曲状態に変形させる押圧部を備え、
    前記屈曲部は、前記一方の挿通部近傍のベース部から他方の挿通部へ向かうに従ってベース部から離れる方向へ傾斜状に起立した起立片によって構成され、前記押圧部は、第2の位置において、前記起立片の先端からベース部へ下ろした垂線と略同じ位置または垂線より起立片内側に突出されていることを特徴とするバックル。
  2. 前記起立片は、前記ベース部に対して35度〜55度の角度で傾斜状に起立されていることを特徴とする請求項に記載のバックル。
  3. 前記起立片の先端および押圧部の先端は、90度以下の角度に形成されていることを特徴とする請求項または請求項に記載のバックル。
  4. 前記第1の部材は、前記ベース部の幅方向両側に立設された一対の側壁部を備え、前記第2の部材は、前記第1の部材の2つの挿通部の間において、前記一対の側壁部に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のバックル。
  5. 前記第2の部材には、その第2の部材が第2の位置に位置したとき、前記第1の部材のベース部との間に帯状体を挟む挟持部が形成されていることを特徴とする請求項に記載のバックル。
  6. 前記第2の部材には、前記帯状体とは異なる他の帯状体が挿通されるとともに、その挿通された他の帯状体を長さ方向の任意の位置で移動阻止可能な長さ調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のバックル。
  7. 前記長さ調整手段は、前記第2の部材に前記他の帯状体の長手方向に間隔を隔てて設けられ前記他の帯状体が挿通される少なくとも2つの挿通部によって構成されていることを特徴とする請求項に記載のバックル。
  8. 前記第2の部材に形成された2つの挿通部の間の中間部分の断面形状は、少なくとも1つの角部が鋭角に形成されていることを特徴とする請求項または請求項に記載のバックル。
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