JP3776645B2 - 鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具 - Google Patents

鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ホイール、たとえばアルミホイール、(以下、単にホイールという)のアンバランス補正用の鉄製貼付けバランスウエイトを、ホイールの意匠面ではなく、内周面の指示位置に正確に貼着するための圧着治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用ホイールとタイヤをアッセンブリーした車輪は、車輪回転時に潜在する動的アンバランスを補正するために、バランスウエイトを装着するのが通例である。
従来の鉛製貼付けバランスウエイトは、板状の鉛製のウエイト部に、両面粘着テープ(以下、両面テープという)を貼着したものからなる。鉛製のバランスホイールは極めて剛性が低いため、作業者の手の力によってホイールのバランスウエイト貼付面と同様の曲率変形を与えることが可能である。したがって、従来の鉛製貼付けバランスウエイトのホイールへの圧着作業は、通常、主に作業者の手で行われ、両面テープに貼付された離型紙を剥がしたのち、ホイールの指定位置に仮付けし、その後、圧着治具により、所定圧を一定時間保持し接着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、環境への配慮から、鉛などの重金属の工業的利用が控えられてきている。バランスウエイトにおいても、鉛が他の金属に代替される傾向にあり、たとえば、鉄製の貼付式バランスウエイトが提案されている(特願平10−365915号)。特願平10−365915号の鉄製貼付けバランスウエイトは、1以上の、所定重量(たとえば、5g)の鉄製の個別ウエイトを、両面テープの一面に並列に貼付して作製される。
しかし、鉄製貼付けバランスウエイトのホイール内周面への圧着を、従来のように手による作業で行う場合には、つぎの問題が生じる。
鉄製貼付けバランスウエイトは、総重量が大きくなると(たとえば、総重量50gのバランスウエイトは重量5gの個別ウエイト30を10個組み合わせて作製する)、ウエイト並び方向長さが長くなり、また、隣合う個別ウエイト間は両面テープのみで連結されているため、長手方向の剛性が無く不安定な状態となる。したがって、バランスウエイトをホイールの内周面に接着する作業性が悪くなる。
本発明の課題は、鉄製貼付けバランスウエイトをホイールの内周面の指示位置に正確に貼着するための、作業性に優れた、圧着治具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 取付けプレートと、
ホイールのハブ取付面に接触され、取付けプレートに着脱可能に取り付けられたホイール受けプレートと、
前記ホイール受けプレートに一体に形成されたハブ穴ガイドと、
前記取付けプレートに固定されたシリンダーと、
前記シリンダーのロッドに取り付けられたバランス押え受けプレートと、
前記バランス押え受けプレートのホイール対向面に取り付けられたバランスウエイト押えクッションと該バランスウエイト押えクッションの外面に取り付けられたゴムプレート磁石と、
前記バランス押え受けプレートに対して、ホイールに進退可能なように、可動に支持されホイール側に付勢されるバランスウエイト受けプレートと、
からなる鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具。
【0005】
上記の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具では、鉄製バランスウエイトをバランスウエイト受けプレートに載置し、ゴムプレート磁石に吸着させて位置を保持する。離型紙をバランスウエイトの両面テープから剥がす。ついで、圧着治具をホイール内に吊り降し、ハブ穴ガイドをハブ穴に挿入し、圧着治具をハブ穴中心まわりに回転させてバランスウエイトの長手方向中心(予めバランスウエイトにマークを施してある)をホイールのバランスウエイト装着位置中心(予めホイールにマークを施されている)に合わせ、ホイール受けプレートをホイールのハブ取付け面に着地させる。(ただし、ホイール受けプレートをホイールのハブ取付け面に着地させた後、バランスウエイトの長手方向中心をホイールのバランスウエイト装着位置中心に合わせてもよい)。ついで、シリンダーを作動させて、バランス押え受けプレートをホイールに対し前進させる。バランス押え受けプレートに対して可動に支持されたバランスウエイト受けプレートがホイールの内面に当たってバランス押え受けプレートに対して後退し、さらに、バランス押え受けプレートをホイールに向かって前進させると、バランスウエイトの両面テープの面がホイールに当たりホイールに圧着される。これによって、鉄製貼付けバランスウエイトをホイール内周面の指定位置に正確に貼着することができる。また、治具を用いての圧着作業であるので、主に人の手によって行われていた従来の貼付け作業に比べて作業性が向上し、貼着精度の向上、省人化をはかることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明実施例の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具を図1〜6を参照して説明する。
ホイールへの貼付けに本発明圧着治具が用いられる鉄製貼付けバランスウエイト30は、図4に示すように、1つ以上の、所定重量Wの個別ウエイト40Aを、両面テープ50の一面に並列に貼付したものからなり、両面テープの他面でホイールの内周面に貼着される。図6に示すように、バランスウエイト30のホイールへの貼着場所は、望ましくは外側から見えないか見えにくい場所であり、また、望ましくは軸方向にストレートに延びている場所であり、従来のようにフランジの内周面であるとは限らない。ホイールに貼着される両面テープの他面には、粘着部保護のため、離型紙が貼付してある。
より細かい重量間隔のバランスウエイトを得るために、個別ウエイトとして、重量の異なる2種類の個別ウエイト、たとえば、重量Wの個別ウエイト40Aと、重量W/n+W(ただし、nは2以上の整数、たとえば、2)の個別ウエイト40Bを用意してもよい。図5は、重量W/nとWの和の重量をもつ1つ以上の個別ウエイト40Bの両側に、1つ以上の重量Wの個別ウエイト40Aを並べて、両面テープ50に貼付した例を示す。
所定重量Wは、ウエイトの規格重量(通常、5gから100gまで5g刻み)のうち、最小の重量とすることが望ましい。たとえば、個別ウエイト40Aの重量Wを5gとすると、重量Wの個別ウエイト40Aのみを組み合わせた場合のバランスウエイト30の総重量は所定重量の整数倍、すなわち、5g刻みの重量間隔となり、1つ以上の重量Wの個別ウエイト40Aと、1つの重量W/n+Wの個別ウエイト40B(n=2の場合には7.5g)を組み合わせた場合のバランスウエイト30の総重量は2.5g刻みの重量間隔となる。このように、ウエイトバランス30は、たとえば、5g刻み重量間隔あるいは2.5g刻み重量間隔となっているため、様々なホイール径(たとえば、12インチ〜18インチ)を有するホイールの内周面に、それぞれ、必要総重量のバランスウエイトを貼着することが可能である。
【0007】
本発明実施例の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具20は、図1〜3に示すように、取付けプレート1と、取付けプレート1に着脱可能に取り付けられたホイール受けプレート2と、ホイール受けプレート2と一体に形成されたハブ穴ガイド3と、取付けプレート1に固定されたシリンダー8と、シリンダー8のロッド8aに取り付けられたバランス押え受けプレート4と、バランス押え受けプレートのホイール対向面に取り付けられたバランスウエイト押えクッション6とバランスウエイト押えクッション6の外面に取り付けられたゴムプレート磁石7と、バランス押え受けプレート4に対して、ホイールに進退可能なように、可動に支持されホイール側に付勢されるバランスウエイト受けプレート5からなる。
【0008】
圧着治具20は、スプリングバランサー吊りバー11により天井から吊り下げられ、軸芯を上下方向に向けられたホイールのリム内(スペース)に吊り降ろされて、ハブ穴ガイド3がホイール60のハブ穴70に嵌め込まれる。
取付けプレート1には、シリンダー8が取り付けられ、取付けプレート1の上面に取り付けられたバルブ押えプレート9にはメカニカルバルブ10が設けられている。メカニカルバルブ10はシリンダー8の圧縮エアの供給を切り替えるためのバルブである。メカニカルバルブ10の上部にはエア切替えのスイッチ12が設けられている。
ホイール受けプレート2の下面は、ホイールのハブ取付面と接触する面であり、ホイールハブ当り面を形成している。また、ホイール受けプレート2は、取付けプレート1にボルト等により着脱可能な構造となっている。この構造により、バランスウエイトを貼着するホイール60の大きさ、ハブ径等に対応して、ホイール受けプレート2を取り替えることが可能である。
ハブ穴ガイド3は、ホイール受けプレート2のホイールハブ当り面の下方に突出して形成されており、ホイール60のハブ穴70に挿入され、ホイールバランス30のホイール60に対する回転中心および径方向位置を決定する。
【0009】
シリンダー8は、たとえば、エアシリンダーからなり、ハブ穴ガイド3の軸芯を対称の中心として水平方向対称位置には受側シリンダー8’が設置されている。対称位置にエアシリンダー8’を設置するのは、シリンダー8を作動させて一定圧をホイールに付与したときに生じる反力の受けのためである。エアシリンダー8と反対側(受け側)のシリンダー8’には、2種類のホイールの径(たとえば、16インチと17インチ)に対応できるように、シリンダー8と異なる種類のシリンダーを用いてもよい。2種類のシリンダーを設けた場合には、1つの治具で、ホイール径の異なる2種類のホイールへのバランスウエイトの圧着作業を行うことが可能となる。
シリンダー8のロッド8aは、ハブ穴ガイド3の軸芯と直交方向に駆動され、ホイール60のリム部80の内面に対して前進、後退する。
エアシリンダー8は、エアホース13を介してメカニカルバルブ10と連通しており、メカニカルバルブ10のスイッチ12をONとすることによって作動し、シリンダーロッド8aをホイール60に対して前進、後退させる。
【0010】
バランス押え受けプレート4は、底壁4aと、底壁から垂直に延びる縦壁4bからなり、縦壁4bは平面視でホイールのバランスウエイト貼着面の曲率と同様の曲率で湾曲している。バランス押え受けプレート4の底壁4aには下方に突起する少なくとも1つの突起、たとえば、ボルト(ねじきりピンとそれに螺合されるナット状物である場合を含む)が設けられている(図示例では、2つの突起14a、14bを設けた場合を示す)。バランス押え受けプレート4の縦壁4bのホイール周方向中央は、エアシリンダー8のロッド8aの先端と連結されている。エアシリンダーが作動しシリンダーロッド8aが前進することにより、バランス押え受けプレート4はホイール60に対して前進される。
バランスウエイト押えクッション6は、たとえば、ゴムからなり、バランス押え受けプレート4のホイール対向面に取り付けられている。バランスウエイト押えクッション6の外面にはゴムプレート磁石7が取り付けられている。ゴムプレート磁石7のホイール対向面は、ホイールのバランスウエイト貼着面の曲率と同様の曲率で湾曲している。
ゴムプレート磁石7の磁力は、バランスウエイトの両面テープ50のホイールへの粘着力より小となるように設定されている。
【0011】
バランスウエイト受けプレート5は、たとえば、薄い鉄板からなり、バランス押え受けプレート4の底壁4aの下面に水平方向に摺動可能に取り付けられている。バランスウエイト受けプレート5には、たとえば、スリット16が設けられている。バランス押え受けプレート4の突起14a、14bがスリット16を貫通して突起14a、14bの頭部でバランスウエイト受けプレート5を落下しないように支持している。バランスウエイト受けプレート5は、バランス押え受けプレート4に対して摺動可能であり、ホイール60に対して進退可能である。バランスウエイト受けプレート5のホイール60への対向側先端は、ホイールのバランスウエイト貼着面のホイール周方向の曲率と同様の曲率で湾曲しており、バランスウエイト受けプレート5の後端には、下方または斜め下方に延びる少なくとも1つの爪が形成されている(図示例では、2つの爪15a、15bが形成されている場合を示す)。バランスウエイト受けプレート5の爪15a、15bは、バランス押え受けプレート4の突起14a、14bより、それぞれ、ホイール半径方向中心側に(ホイールリムから遠い側)に位置している。バランス押え受けプレート4の突起14aとバランスウエイト受けプレート5の爪15aと、バランス押え受けプレート4の突起14bと、バランスウエイト受けプレート5の爪15bとの間には、それぞれ、たとえば、輪ゴム17がかけられていて、バランスウエイト受けプレート5をバランス押え受けプレート4に対してホイールリム内周面側に付勢している。輪ゴム17は、他のばね、たとえば金属スプリング、によって代えられてもよい。
【0012】
つぎに、上記構造を有する鉄製バランスウエイトの圧着治具の作用を説明する。
バランスウエイト30のホイール60への貼着作業に先立って、タイヤを装着したホイールのバランステストが実施され、テスト結果に基づいて、バランスウエイト30の必要総重量が決定され、かつ、バランスウエイトのホイールへの周方向貼着中心位置がホイールにマークされる。また、必要総重量に対応するバランスウエイト30が用意され、長手方向(ホイール周方向と同方向)中心位置がバランスウエイト30にマークされる。
【0013】
つぎに、圧着治具20がホイールから上昇している状態で、鉄製貼付けバランスウエイト30を、離型紙が両面テープ50に付着したままの状態で、バランスウエイト受けプレート5上に縦方向に載置し、ゴムプレート磁石7の表面に、磁力により吸着させる。ゴムプレート磁石7の磁力は弱いため、バランスウエイト30を左右、上下に自由に移動させることができ、バランスウエイト30の長手方向中心をゴムプレート磁石7の長手方向(ホイール周方向と同方向)中心に合わせて吸着する。
ついで、離型紙をバランスウエイトの両面テープ50から剥がし、圧着治具20をホイール60内に下降させる。バランスウエイト受けプレート5はその前端が両面テープ50よりホイール内周面に近い位置にくるように突出されているので、両面テープがホイール内周面に接触することなく圧着治具20を吊り降ろすことができる。
【0014】
ホイールに対するバランスウエイト30の半径方向の位置決めは、ホイールハブ穴に挿入されるハブ穴ガイド3により決定され、軸方向の位置決めは、ホイール受けプレート2のホイールハブ当り面と、バランスウエイト受けプレート5の摺動面との軸方向の寸法差kによって決定される。また、周方向の位置決めは、ホイールに予めマークされたバランスウエイト30の貼着中心位置と、バランスウエイト30に予めマークされたバランスウエイトの長手方向中心位置とを、目視により、治具20を回転させて合わせて決定する。ホイール受けプレート2がホイール60のハブ取付け面上に到達する前で、ホイール受けプレート2がホイールのハブ取付け面から浮き上がっている状態では、圧着治具20はハブ穴70の軸芯回りにホイール周方向に回転可能であり、圧着治具20に載せたバランスウエイト30の長手方向(ホイール周方向と同方向)中心をホイールのバランスウエイト取付け位置マークに合わせることができる。ただし、ホイール受けプレート2をホイールのハブ取付け面に着地させた後、バランスウエイトの長手方向中心とホイールのバランスウエイト貼着中心位置とを合わせてもよい。
【0015】
鉄製貼付けバランスウエイト30のホイールに対する位置決めが終了したのち、メカニカルバルブ10のスイッチ12を入れシリンダー8を作動させて、バランス押え受けプレート4をホイール60に対して前進させることによって、バランス押え受けプレート4に摺動可能に支持されているバランスウエイト受けプレート5の先端面がホイール60の内周面に当たる。バランスウエイト受けプレート5の下面はホイールディスク部内周面の上面と当たっていないので、容易にホイール半径方向に移動させることができる。
【0016】
シリンダーロッド8aがホイール60に対して前進する過程で、位置決め精度および作業性を向上させるために、バランスウエイト受けプレート5の先端面が、バランスウエイト30が当接する前にホイール60の内周面に当たるが、バランスウエイト受けプレート5は、輪ゴムまたは輪ゴムレベルの弱いバネでホイール側に付勢される構造となっているため、さらにシリンダー8でバランス押え受けプレート4を前進させると、バランスウエイト受けプレート5はホイール内周面によって押されて、バランス押え受けプレート4に対して相対的に後退する。これにより、バランスウエイト受けプレート5に載せられゴムプレート磁石の外周面に吸着されているバランスウエイト30がホイール60のリム部80の内周面に当接し、さらにバランス押え受けプレート4を押すことでホイールリム部80の内周面に圧着される。
その後、シリンダー8の所定圧を一定時間保持し、バランスウエイト30をホイールリム部80の内周面に完全に接着させる。
【0017】
つぎに、メカニカルバルブ10のスイッチをOFF(後退側)に切り替えてシリンダー8をホイール60の反対側に作動させてバランス押え受けプレート4を後退させる。バランスウエイト30を吸着しているゴムプレート磁石7の磁力は、バランスウエイト30の両面テープ50のホイール60への接着力より弱く設定されているので、ホイールバランス30はホイールリム部80の内周面に貼着されたまま、バランス押え受けプレート4とバランスウエイト受けプレート5のみが後退する。
こうして、圧着治具20を用いた鉄製ホイールバランスウエイト30のホイール内周面への圧着作業は終了し、圧着治具20はスプリングバランサー吊りバー11により吊り上げられ、つぎの作業に備える。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具によれば、バランスウエイト受けプレートに鉄製貼付けバランスウエイトを載せ、ゴムプレート磁石に吸着させて位置を保持し、治具をホイール内に降ろし、バランスウエイト位置をホイールに対して位置決めし、シリンダーを作動させて、バランスウエイト受けプレーをホイール側に前進させることにより、鉄製貼付けバランスウエイトをホイール内周面の指定位置に正確に貼着することができる。また、治具を用いての圧着作業であるので、主に人の手によって行われていた従来の貼付け作業に比べて作業性が向上し、貼着精度の向上、省人化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具の正面図である。
【図2】本発明実施例の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具の平面図である。
【図3】本発明実施例の鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具の側面図である。
【図4】ホイールへの貼付けに本発明実施例の圧着治具が用いられる鉄製貼付けバランスウエイトの、一例の斜視図である。
【図5】ホイールへの貼付けに本発明実施例の圧着治具が用いられる鉄製貼付けバランスウエイトの、もう1つの例の斜視図である。
【図6】図4、図5の鉄製貼付けバランスウエイトを、本発明実施例の圧着治具を用いて装着したホイールの断面図である。
【符号の説明】
1 取付けプレート
2 ホイール受けプレート
3 ハブ穴ガイド
4 バランス押え受けプレート
5 バランスウエイト受けプレート
6 バランスウエイト押えクッション
7 ゴムプレート磁石
8 シリンダー
8a シリンダーロッド
10 メカニカルバルブ
11 スプリングバランサー吊りバー
12 バルブスイッチ
13 エアホース
14a、14b 突起
15a 15b 爪
16 スリット
17 輪ゴム
20 圧着治具
30 鉄製バランスウエイト
40A、40B 個別ウエイト
50 両面テープ
60 ホイール
70 ハブ穴
80 リム部

Claims (1)

  1. 取付けプレートと、
    ホイールのハブ取付面に接触され、前記取付けプレートに着脱可能に取り付けられたホイール受けプレートと、
    前記ホイール受けプレートに一体に形成されたハブ穴ガイドと、
    前記取付けプレートに固定されたシリンダーと、
    前記シリンダーのロッドに取り付けられたバランス押え受けプレートと、
    前記バランス押え受けプレートのホイール対向面に取り付けられたバランスウエイト押えクッションと該バランスウエイト押えクッションの外面に取り付けられたゴムプレート磁石と、
    前記バランス押え受けプレートに対して、ホイールに進退可能なように、可動に支持されホイール側に付勢されるバランスウエイト受けプレートと、
    からなる鉄製貼付けバランスウエイトの圧着治具。
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