JP3776616B2 - 二液混合方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は二液性の接着剤、塗料等の比較的粘性の高い二液を混合するための二液混合方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、二液性の接着剤、塗料等の比較的粘性の高い二液を混合する混合機構は、二液の導入路を各々接続し、これらの導入路を介して混合機構内に二液を導入していた。しかし、混合機構内での二液の混合作業が終了し、導入路への各液の導入を、導入路に設けた開閉弁で停止しても、確実に停止できず、導入路内に残留した液が、混合機構内に流入して吐出用のノズルから液ダレを生じる場合があった。そして、一方の導入路から硬化剤が導入される場合は、混合機構内の混合液を外部に排出した後も、少量の硬化剤が導入路から混合機構内に流入し、硬化を生じる事があった。この硬化は、装置の作動停止後に生じるため、二液を混合する混合軸が接着固定されて作動しなくなったり、ノズルが目詰まりして外部への液の排出が不能となる等の様々な問題点を生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の如き課題を解決し、二液性の接着剤、塗料等の異なる二液を導入する混合機構内での、混合作業終了後の二液の混合を防止し、液の硬化等を確実に防止しようとするものである。そして、ノズルの目詰まりや部材の接着等を防止し、混合機構に於ける二液の混合と目的物への付着作業を、常に良好に行う事を可能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の如き課題を解決するため第1の発明は、二液の混合機構に、非硬化性の第1液を導入する第1導入路と硬化性の第2液を導入する第2導入路とを接続し、この第2導入路と混合機構との接続口に、この接続口の開閉を制御する開閉弁機構を設け、この開閉弁機構を閉弁して第2導入路から硬化性の第2液の混合機構への導入を停止した後、非硬化性の第1液のみを混合機構に導入し、混合機構内の混合液を非硬化性の第1液によって排出可能とするものである。
【0005】
又、第2の発明は、二液の混合機構に、硬化性の第1液を導入する第1導入路と非硬化性の第2液を導入する第2導入路とを接続し、この第2導入路と混合機構との接続口に、この接続口の開閉を制御する開閉弁機構を設け、この開閉弁機構を閉弁して第2導入路から非硬化性の第2液の混合機構への導入を停止した後、硬化性の第1液のみを混合機構に導入し、混合機構内の混合液を硬化性の第1液によって排出可能とするものである。
【0006】
また、開閉弁機構は、第2導入路と混合機構との接続口に臨ませて弁棒を進退可能に配置し、この弁棒に接続するピストンを収納したシリンダーに、ピストンを接続口方向に押圧付勢する押圧発条を収納するとともに接続口側のシリンダーに、エアー出入口を設け、このエアー出入口からの加圧エアーの導入により弁棒を接続口から分離可能としても良い。
【0007】
また、開閉弁機構は、第1導入路と混合機構との接続口に臨ませて弁棒を進退可能に配置し、この弁棒に接続するピストンを収納したシリンダーに、ピストンを接続口方向に押圧付勢する押圧発条を収納するとともに接続口側のシリンダーに、エアー出入口を設け、このエアー出入口からの加圧エアーの導入により弁棒を接続口から分離可能としても良い。
【0008】
【作用】
本発明は上述の如く構成したものであるから、二液の混合を行うには、まず、第1、第2導入路側の制御弁を開弁して、第1、第2導入路に、各々第1液と第2液を導入する。この液は、例えば二液製の接着剤とする場合には、第1導入路に非硬化性の主剤を導入するとともに第2導入路には硬化剤を導入する。
【0009】
そして、混合機構に導入された第1液と第2液とが、混合軸にて撹拌混合される。この混合液は、混合機構の吐出用のノズルから外部に排出され、目的部に付着されるものとなる。
【0010】
そして、混合液の目的部への付着が終了したら、第2導入路側の制御弁を閉弁して、第2導入路への第2液の導入を停止するとともに、開閉弁機構を操作して、第2導入路と混合機構との接続口を閉鎖する。その後、第1液のみを混合機構に導入する事により、第1液で混合機構内の混合液がノズルから外部に排出されるとともに混合機構内は第1液のみで満たされるから、混合機構内部に硬化が生じる事はない。
【0011】
また、第2導入路と混合機構との接続口を閉鎖しているので、第2導入路内に残留する第2液が、混合機構内に流下する事がなく、二液の接触を防いで、混合機構内の第1液の硬化を防止する。このような硬化防止効果により、混合機構内での部材の接着や、ノズルの目詰まり等を防止し、混合機構を次回も良好に使用する事が可能となる。
【0012】
また、上記とは逆に、第1導入路に硬化剤を導入し、開閉弁機構を設けた第2導入路側に主剤を導入するものであっても良い。この場合でも、第2導入路の接続口を閉弁する事により、第2導入路内に残留した主剤が混合機構内に流下するのを防止する。そして、混合機構内を満たす硬化剤だけでは、硬化が起こらないので、ノズルの目詰まりや部材の接着等のない、良好な使用が可能となる。また、上記では、第2導入路と混合機構との接続口に、開閉弁機構を設けているが、第1導入路と混合機構との接続口に開閉弁機構を設けても良く、前記方法と同様に、作業終了後の混合機構内部での二液の接触を防ぎ、硬化等の不具合を解消する事ができる。
【0013】
また、上記開閉弁機構は、第2導入路の接続口を開閉可能であれば、適宜の方法を用いる事ができる。例えば、第2導入路と混合機構との接続口に臨ませて弁棒を進退可能に配置し、この弁棒に接続するピストンを、混合機構の外部に設けたシリンダーに収納し、このシリンダー内のピストンの進退摺動により、接続口の開閉を行うものであっても良い。そして、シリンダーには、ピストンを接続口方向に押圧付勢する押圧発条を収納するとともに接続口側のシリンダーに、エアー出入口を設け、このエアー出入口から加圧エアーを導入する。
【0014】
この開閉弁機構では、通常時は押圧発条により、ピストンが接続口方向に押圧付勢されるので、弁棒が接続口に密着してこれを閉鎖している、そして、二液を混合機構に導入する際は、第2導入路側の制御弁を開放するとともに、開閉弁機構のエアー出入口からシリンダー内に加圧エアーを導入する。この導入により、押圧発条に抗してピストンが開弁方向に摺動するので、弁棒が接続口から分離して、接続口が開く。
【0015】
この接続口の開弁により、混合機構内で第1液と第2液との混合作業が行われる。そして、加圧エアーの導入を停止する事により、押圧発条が復元してピストンを閉弁方向に押圧付勢するとともに、シリンダー内の加圧エアーが、エアー出入口から排出されるので、ピストンが接続口方向に摺動する。この摺動により、弁棒が接続口に密着して閉弁するので、混合機構への第1または第2液の導入が直ちに停止するものとなる。
【0016】
また、二液の混合液は、混合状態では硬化性が強いため、混合機構を作動させていても、ノズルと混合部との接続部に小さな硬化物が発生し易いものである。そして、この硬化物がノズルの目詰まりを生じる事がある。この問題を解消するため、混合機構は、第1、第2液を混合する混合軸の先端に、ピンを突出するとともにこのピンの先端を、混合液を外部に排出するノズルの内周面に近接して配置しても良い。このように形成すると、混合軸が回転する際に、先端のピンがノズルの内周面に沿って回転しながら、ノズルの内周面に付着した硬化物を削り取るから、ノズルの目詰まりを良好に防止可能となる。
【0017】
また、混合機構は、混合部内に導入された第1、第2液を混合する混合軸の先端を、円錐状に形成すれば、混合部内の混合液がノズル方向に流下し易くなり、ノズルからの混合液の排出を促進するものとなる。そして、この混合軸の円錐面に、上部を幅広とし下部を幅狭とする長溝を少なくとも一本設ければ、混合軸を回動した際に、長溝がスクリュー状に回転し、混合部内の混合液を、強制的に外部に排出する事ができ、混合液の取り出しを容易なものとしている。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に於て説明すれば、(1)は混合機構で、二液性の接着剤、塗料等の硬化剤と主剤を混合部(2)内で混合し、その混合液を混合部(2)の下端に設けたノズル(3)から外部に排出するものである。そして、混合部(2)には、非硬化性の主剤である第1液を導入する第1導入路(4)と、硬化剤である第2液を導入する第2導入路(5)とを接続している。この第1導入路(4)と第2導入路(5)には、適宜の制御弁(図示せず)を介して各液を収納部(図示せず)から導入可能としている。
【0019】
また、混合機構(1)は、原動機に接続して回動される撹拌軸(6)の下端部に、テフロン製のパッキン(7)を配置している。このパッキン(7)は、押圧発条(8)により混合部(2)方向に押圧され、撹拌軸(6)の回転により、パッキン(7)が位置を移動したりする事がないように構成している。そして、このパッキン(7)を貫通した撹拌軸(6)の先端側には混合軸(25)を連結し、この混合軸(25)を、二液を撹拌混合する混合部(2)内に配置している。また、混合軸(25)の外周には、混合突部(26)を適宜間隔で螺旋状に突出するとともに先端部は、ノズル(3)方向に円錐状に形成している。更に、この混合軸(25)の形状に対応して、混合部(2)も、ノズル(3)方向に漏斗状に形成し、混合液がノズル(3)方向に流動し易いものとしている。
【0020】
また、混合機構(1)には、混合部(2)内に二液を導入するため、第1導入路(4)および第2導入路(5)と連通する、第1の接続口(10)と第2の接続口(11)とを各々形成している。そして、二液中の非硬化性の主剤である第1液を導入する接続口(10)を、図1に示す如く、前記のパッキン(7)側に開口配置する。また、硬化剤である第2液を導入する接続口(11)を、第1液の流動するノズル(3)方向に、第1の接続口(10)とは一定の距離を介して配置形成する事により、硬化剤である第2液がパッキン(7)側に流動接触する事のないように構成している。
【0021】
また、第1、第2導入路(4)(5)は、前述の如く適宜の制御弁機構により、収納部からの液の導入及び停止を制御している。そして、これらの制御弁とは別個に、第2導入路(5)と混合機構(1)との接続口(11)には、この接続口(11)の開閉を制御する開閉弁機構(12)を設けている。この開閉弁機構(12)は、接続口(11)に臨ませて弁棒(13)を進退可能に配置し、この弁棒(13)に接続するピストン(14)を、混合機構(1)の外部に突出し、シリンダー(15)内に進退可能に収納している。また、第2導入路(5)の接続口(11)側の内径を、弁棒(13)の外径よりも径小に形成して弁座(16)を設け、弁棒(13)を突き当て可能としている。
【0022】
そして、シリンダー(15)には、ピストン(14)を接続口(11)方向に押圧付勢する押圧発条(17)を収納するとともに、接続口(11)側に、エアー出入口(18)を設け、加圧エアーの導入と排出を可能としている。また、シリンダー(15)は、弁棒(13)との接触部に、パッキン(20)を配置する事により、シリンダー(15)内の気密性を高め、シリンダー(15)内への第2液の流入と、第2導入路(5)内への加圧エアーの流入を防止している。また、シリンダー(15)は、接続口(11)とは反対側に、調節ネジ(21)を接続し、ピストン(14)を突き当て可能としている。そして、この調節ネジ(21)の位置を移動する事により、ピストン(14)の摺動距離を制御して、接続口(11)の開口量を調整し、第2液の混合部(2)への導入量を任意に調整可能としている。
【0023】
上述の如く形成した開閉弁機構(12)では、通常時は、図1に示す如く、押圧発条(17)の付勢力により、ピストン(14)は接続口(11)方向に押圧付勢されるので、弁棒(13)が弁座(16)に密着して、接続口(11)を閉鎖している。
【0024】
そして、混合機構(1)に第1液及び第2液を導入して、混合作業を行う際には、第1、第2導入路(4)(5)側の制御弁を開放して、各導入路内に第1液と第2液を導入するとともに、第2導入路(5)と混合部(2)との接続口(11)を開放する。この開放には、開閉弁機構(12)のエアー出入口(18)から、シリンダー(15)内に加圧エアーを導入する。この加圧エアーの導入により、押圧発条(17)の付勢力に抗してピストン(14)が開弁方向に摺動し、弁棒(13)が弁座(16)から分離する。そして、図2に示す如く、接続口(11)が開弁するので、第2導入路(5)内に導入された第2液が、混合部(2)内に流入するものとなる。また、第1液も第1導入路(4)と接続口(10)を介して混合部(2)内に流入する。
【0025】
そして、混合部(2)内で、第1、第2液は、混合軸(25)により撹拌混合される。この混合液がノズル(3)から外部に排出されて、目的部に付着されるものとなる。本実施例では、混合軸(25)の回転に伴って、混合軸(25)の外周に螺旋状に突出した混合突部(26)が混合液をノズル(3)方向に送り出すものとなり、ノズル(3)からの混合液の排出を、容易に行う事ができる。
【0026】
そして、混合液の付着作業が終了したら、第2導入路(5)側の制御弁を閉鎖して、第2導入路(5)への第2液の導入を停止するとともに、開閉弁機構(12)のシリンダー(15)内への加圧エアーの導入を停止する。この加圧エアーの導入停止により、押圧発条(17)が復元してピストン(14)を閉弁方向に押圧付勢するとともに、シリンダー(15)内の加圧エアーがエアー出入口(18)から外部に排出される。これらの作用により、ピストン(14)が接続口(11)方向に摺動するので、弁棒(13)が弁座(16)に密着して接続口(11)を閉鎖するものとなる。
【0027】
このように、第2導入路(5)と混合部(2)との接続口(11)を閉鎖する事により、第2導入路(5)内に残留した第2液が、混合部(2)内に流下する事がない。そして、第2液の接続口(11)を閉鎖した後に、混合部(2)内に第1液のみを導入する。この導入により、混合部(2)内に残留した二液の混合液が、ノズル(3)から外部に確実に排出されるとともに、混合部(2)は第1液のみで満たされるものとなる。この第1液のみでは、硬化が起こらないから、ノズル(3)の目詰まりや、混合軸(25)等の部材の接着が生じる事がなく、次回も混合機構(1)の円滑な使用が可能となる。
【0028】
また、清掃や修理のため、混合機構(1)を分解する場合は、混合機構(1)内の液を完全に排出する作業を行う。この作業は、第2導入路(5)側の接続口(11)を閉鎖し、第1導入路(4)から、混合機構(1)内に、溶剤や水を導入して内部を洗浄したり、加圧エアーを導入する事により行う。その際、混合機構(1)内に二液の硬化物が付着していると、その溶解作業等に多くの溶剤や時間を必要とする。しかし、本発明では、混合機構(1)での液の硬化を良好に防止しているので、混合機構(1)内の洗浄を容易に行う事ができ、作業の手間やコストを省くものとなる。
【0029】
また、上記実施例では、第1導入路(4)に導入する第1液を、非硬化性の主剤とし、第2導入路(5)に導入する第2液を、硬化剤としているが、第1液を硬化剤とし、第2液を非硬化性の主剤としても良い。このような使用でも、開閉弁機構(12)により、作業終了後に主剤の導入を停止し、混合部(2)内に硬化剤のみを導入する事により、混合機構(1)内の混合液を外部に排出できる。また、混合機構(1)内は硬化剤のみで満たされるとともに、この硬化剤が主剤と接触する事がなく、装置内での液の硬化を防止する事ができる。
【0030】
また、上記各実施例では、第2導入路(5)と混合機構(1)との接続口(11)に開閉弁機構(12)を設けているが、他の異なる実施例として、第1導入路(4)と混合機構(1)との接続口(10)に開閉弁機構(12)を設けるものであっても良い。この場合も、作業終了後の第1液と第2液の混合を防止し、硬化等の不具合を解消する事ができる。
【0031】
また、混合機構(1)内の混合液は、混合状態では硬化性が強いため、混合機構(1)を作動させていても、ノズル(3)と混合部(2)との接続部に、図3に示す如く、小さな硬化物(22)が発生し易い。この硬化物(22)により、ノズル(3)の目詰まりを生じる事がある。そのため、他の異なる実施例では、第1、第2液を撹拌する混合軸(25)の先端に、ピン(23)を突出するとともにこのピン(23)の先端を、図3に示す如く、ノズル(3)の内周面に近接して配置している。このように形成すると、混合軸(25)が回転した際に、先端のピン(23)もノズル(3)の内周面に沿って回転する。このピン(23)の回転により、ノズル(3)と混合部(2)との接続部に付着した硬化物(22)が削り取られるので、ノズル(3)の目詰まりを良好に防止し、混合物の円滑な排出が持続できる。
【0032】
また、上記各実施例では、混合軸(25)の先端を、円錐状に形成するとともに、外周面に螺旋状に混合突部(26)を突出する事により、混合部(2)内の混合液をノズル(3)から排出し易いものとしている。この排出を、より確実に行うために、他の異なる実施例では、図4〜図6に示す如く、混合軸(25)の円錐面に、上部を幅広とし下部を幅狭とする長溝(24)を一対設けている。このように形成すると、混合軸(25)を回転した際に、この長溝(24)がスクリュー状に回転して、混合液を外部に強制的に排出する事ができ、混合液の取り出しを容易としている。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、上述の如く、二液の混合作業を終了後に於ける、混合機構内での二液の接触を防止し、液の硬化等の不具合を生じる事がないものとなる。そのため、ノズルの目詰まりや装置内の部材の接着等を確実に防止し、装置の耐久性と操作性を向上するとともに、二液の混合作業を次回も良好に行う事を可能とするものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であり、第2導入路側の接続口を閉弁した状態の断面図である。
【図2】 第2導入路側の接続口を開弁した状態の断面図である。
【図3】 混合軸の先端に、ピンを突出した実施例の断面図である。
【図4】 撹拌軸の先端に、長溝を設けた実施例の混合軸の側面図である。
【図5】 図4のA−A線断面図である。
【図6】 図4の撹拌軸の底面図である。
【符号の説明】
1 混合機構
2 混合部
3 ノズル
4 第1導入路
5 第2導入路
10 接続口
11 接続口
12 開閉弁機構
13 弁棒
14 ピストン
15 シリンダー
17 押圧発条
18 エアー出入口
23 ピン
24 長溝
25 混合軸

Claims (4)

  1. 二液の混合機構に、非硬化性の第1液を導入する第1導入路と硬化性の第2液を導入する第2導入路とを接続し、この第2導入路と混合機構との接続口に、この接続口の開閉を制御する開閉弁機構を設け、この開閉弁機構を閉弁して第2導入路から硬化性の第2液の混合機構への導入を停止した後、非硬化性の第1液のみを混合機構に導入し、混合機構内の混合液を非硬化性の第1液によって排出可能とする事を特徴とする二液混合方法
  2. 二液の混合機構に、硬化性の第1液を導入する第1導入路と非硬化性の第2液を導入する第2導入路とを接続し、この第2導入路と混合機構との接続口に、この接続口の開閉を制御する開閉弁機構を設け、この開閉弁機構を閉弁して第2導入路から非硬化性の第2液の混合機構への導入を停止した後、硬化性の第1液のみを混合機構に導入し、混合機構内の混合液を硬化性の第1液によって排出可能とする事を特徴とする二液混合方法
  3. 開閉弁機構は、第2導入路と混合機構との接続口に臨ませて弁棒を進退可能に配置し、この弁棒に接続するピストンを収納したシリンダーに、ピストンを接続口方向に押圧付勢する押圧発条を収納するとともに接続口側のシリンダーに、エアー出入口を設け、このエアー出入口からの加圧エアーの導入により弁棒を接続口から分離可能とした事を特徴とする請求項1の二液混合方法
  4. 開閉弁機構は、第1導入路と混合機構との接続口に臨ませて弁棒を進退可能に配置し、この弁棒に接続するピストンを収納したシリンダーに、ピストンを接続口方向に押圧付勢する押圧発条を収納するとともに接続口側のシリンダーに、エアー出入口を設け、このエアー出入口からの加圧エアーの導入により弁棒を接続口から分離可能とした事を特徴とする請求項2の二液混合方法
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