JP3776404B2 - 光コネクタのソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、据置用のDVD( 登録商標 ) 、TV、STB(セットトップボックス:衛星放送のアダプタ装置)、CD、MD( 登録商標 ) 、アンプ等のデジタル信号を出力または/および入力する装置に設けられている光コネクタのソケットであって、特に、角型の光コネクタのプラグと接続する光コネクタのソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
光コネクタのソケット(以下、単に「ソケット」とも呼ぶ。)は、このソケットの挿入穴部に、光コネクタのプラグが挿入されていないときに、埃等が入り込むと、挿入穴部の奥側に設置されている光素子が汚れる等して、光伝達効率が落ちて、所定の光信号伝達ができなくなるおそれがある。そのため、従来の光コネクタのソケットの場合には、一般的に、挿入穴部の内部構造に略等しい形状を有したキャップが別途準備されていて、プラグが挿入されていないときに、挿入穴部に嵌め込まれることによって、埃等の侵入を防いでいる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平7−19713号公報(第4頁 図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このキャップは、ソケットとは分離したものであるため、使用時にキャップをはずした後に紛失し易い。紛失して、そのままにしておくと、上述したように、光素子が汚れる等して、所定の光信号伝達ができなくなるおそれが高くなる。つまり誤動作する場合があり、光コネクタのソケットの信頼性が低くなっていた。
【0005】
本発明の主たる目的は、光コネクタのソケットの信頼性を高く維持することのできる光コネクタのソケットを提供することにある。より具体的には、埃等の侵入を防止する手段を提供することにある。また、併せて、光コネクタのソケットが設けられた装置の消費電力の低減を図ることのできる光コネクタのソケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットは、光コネクタのプラグと接続する光コネクタのソケットであって、前記プラグが挿入される挿入穴部と、この挿入穴部の入口側に軸部を有するヒンジ構造によって取り付けられ、この挿入穴部を略閉塞するためのシャッタ部と、このシャッタ部を前記入口側へ付勢する弾性体部とを具備しており、前記挿入穴部は、前記シャッタ部を格納するスペースを有し、前記シャッタ部の前面には、前記軸部の軸芯に対して直交方向に平行な溝である凹部が設けられ、前記プラグを挿入穴部に挿入する際に、前記シャッタ部は、プラグのプラグ先端部によって押圧されて挿入穴部の内側へ入り込み、接続完了すると前記スペースに格納され、前記プラグの一側面に設けられた位置決め用凸部が前記シャッタ部の凹部に挿入されるようになっている。
【0007】
よって、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットは、信頼性を低下させる埃等の侵入を適切に防止することができる。また、埃等よけのキャップを抜き差しする手間もなく、キャップを紛失して埃等の侵入を許す心配もない。
【0008】
また、本発明の請求項2に係る光コネクタのソケットは、前記シャッタ部は、前記スペースに格納された状態で、プラグの側面側を保持するようになっているので、挿入後のプラグの保持力をシャッタ部がプラグの保持に寄与することで補い、一般的なEIAJ規格のソケットの場合に比較的近い保持力によって保持されていることとなる。
【0009】
また、本発明の請求項3に係る光コネクタのソケットは、前記プラグが前記挿入穴部に挿入された状態で、前記プラグの他の側面に設けられた他の位置決め用凸部が前記挿入穴部のスペース対向面に設けられた位置決め用係合部に嵌まり込むようになっている。
【0010】
このため、この場合には、光コネクタのソケットに接続された状態でのプラグの位置決めを確実にする。
【0011】
さらに、本発明の請求項4に係る光コネクタのソケットは、DVD( 登録商標 ) 、TV、STB(セットトップボックス)、CD、MD( 登録商標 ) 、アンプ等のデジタルオーディオ機器に設けられることで特に有益に機能する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットを図1〜図6を参照しつつ説明する。尚、この本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットは、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットの実施の形態を示すものである。
【0013】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットを示す一部透視した図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は断面図、同図(D)は底面図、図2は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられるハウジング部を示す図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は断面図、同図(D)は底面図、図3は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられるシャッタ部を示す図であって、同図(A)は背面図、同図(B)は同図(A)のA−A線での断面図、同図(C)は側面図、同図(D)は正面図、図4は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられる弾性体部と軸部とを示す図であって、同図(A)は弾性体部の正面図、同図(B)は弾性体部の側面図、同図(C)は軸部の正面図である。
【0014】
また、図5は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに、EIAJ規格の角型プラグを挿入したときの状態を説明する側面視概略的説明図であって、同図(A)は挿入直前の状態図、同図(B)〜同図(D)は挿入途中の状態図、同図(E)は挿入完了時の状態図、図6は本発明のすべての実施の形態に係る光コネクタのソケットに接続させるEIAJ規格の角型プラグを示す図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は一部破断した側面図である。
【0015】
本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケット200は、図6に示されるようなEIAJ規格の角型プラグ100と接続するものである。
【0016】
角型プラグ100は、光ファイバ110の端部側に設けられており、略直方体状のプラグ本体部120と、このプラグ本体部120の先端側に突設された係合凸部150とからなる。
【0017】
係合凸部150は、正面視においてホームベースの下側をカットしたような略六角形状(以下、この形状を「正面視略六角形状」と略す。)をしており、全体が後述のソケット200等の挿入穴部220等に係合される部分である。この係合凸部150は、プラグ本体部120側の部分であり、その先端側に凹を有する係合凸部本体151と、この係合凸部本体151の先端側であって、前記凹の中心部分に突設され、後述のソケット200等のプラグ先端保持部229等(または突出部900)と係合するプラグ先端部159とを有している。前記凹内のプラグ先端部159の周囲は凹部152となっている。
【0018】
係合凸部本体151は、正面視略六角形状をしており、その両側面に、後述のソケット200等の挿入穴部220等のプラグガイド用凹部221、221と係合する挿入ガイド用凸部151a、151aが突設されている。係合凸部本体151は、その上下面に、位置決め用凸部151b、151bが突設されている。係合凸部本体151は、下面側に、正面視略六角形状の2つの斜辺部分の斜辺面151c、151cを有している。係合凸部本体151は、その先端面にテーパ151tが設けられている。
【0019】
プラグ先端部159は、正面視円形であり、光ファイバ110の先端側部分の外周を保護樹脂部159aで覆った部分である。この保護樹脂部159aの先端には、テーパ159tが設けられている。尚、保護樹脂部159aは、係合凸部本体151の延設部分である。つまり、係合凸部本体151も樹脂製である。
【0020】
本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケット200は、図1に示されるように、プラグ100が挿入される挿入穴部220を有したハウジング部205と、この挿入穴部220の入口側にヒンジ構造によって取り付けられ、この挿入穴部220を略閉塞するためのシャッタ部210と、このシャッタ部210を前記入口側へ付勢する弾性体部230と、このシャッタ部210と弾性体部230とを支え、前記ヒンジ構造のための部材となっている軸部240と、挿入穴部220の奥側に設けられる光素子290とを備えている。
【0021】
ハウジング部205は、図2に示されるように、略直方体であり、その正面下部側に、挿入穴部220が開口されている。その挿入穴部220の奥側に、光素子290が設置される素子部屋部250が設けられている。この挿入穴部220と素子部屋部250とを連通するように、プラグ先端保持部229としての開口が設けられている。ハウジング部205は、その上部側に、固定用透孔280が設けられている。
【0022】
挿入穴部220は、左右対称に形成されており、プラグ100の係合凸部150(ただし、プラグ先端保持部229に嵌まり込むプラグ先端部159の先端側部分を除く。)を挿入する空間220Hと、この空間220Hに延設した、シャッタ部210を水平格納可能なスペース225とを有している。挿入穴部220の入口開口面の正面形状は、図2(A)等に示されるように、その下部側の形状が係合凸部150の正面外形形状であり、この下部側の形状を、後述のシャッタ部210の上部側形状分延設した形状となっている。
【0023】
挿入穴部220の奥行き方向寸法は、後述のシャッタ部210の高さ方向寸法よりも若干大きい程度である。また、挿入穴部220の奥行き方向寸法は、挿入穴部220に挿入されたプラグ100の係合凸部150の先端面が、プラグ先端保持部229の開口を経由して、光素子290の前面から所定の微小寸法手前の位置に配置されうる寸法である。
【0024】
挿入穴部220は、その内面の両側面およびそれに連なる底面の形状が、プラグ100の係合凸部150を水平に挿入することができるように形成されている。よって、挿入穴部220の両側面には、係合凸部150の挿入ガイド用凸部151a、151aと係合するプラグガイド用凹部221、221が設けられている。また、係合凸部150の斜辺面151c、151cに対応する部分として、挿入穴部220の下部側両側面に、傾斜面部222、222が設けられている。更に、挿入穴部220の底面には、下側の位置決め用凸部151bが挿入される位置決め用透孔223( 即ち、位置決め用係合部 ) が設けられている。
【0025】
傾斜面部222には、後述のシャッタ部210の係止用凸部211aの通過と係止(この係止とは、シャッタ部210が垂直状態よりも前面側に回動させないがための係止をいう。)のため、貫通している長孔222aが形成されている。
【0026】
この長孔222aの幅寸法は、係止用凸部211aが入り込む寸法である。また、その長手方向寸法は、挿入穴部220の入口側にヒンジ構造によって取り付けられたシャッタ部210が、挿入穴部220の奥側に回動させられたときに、係止用凸部211aが挿入穴部220の内面に引っ掛からないような長さに形成されている。長孔222aの前面側の端部の位置は、シャッタ部210が、挿入穴部220の入口側を略閉塞した状態、つまり、シャッタ部210が垂直状態となっている状態において、係止用凸部211aが配置されている所である。よって、シャッタ部210の下部側は、垂直状態よりも前方に回動しない。
【0027】
挿入穴部220の入口側上部の両側面には、軸部240の両端部分を支えるための透孔226、226が開口されている。
【0028】
シャッタ部210は、挿入穴部220の入口に嵌まり込むことが可能(もちろん入口から奥側にも嵌まり込むことが可能)な、正面視略六角形状に形成されている。この正面視形状は、挿入穴部220の入口開口面の形状から、プラグガイド用凹部221、221の形状部分を取り除いた形状に、係止用凸部211a、211aを突設した形状となっている。
【0029】
係止用凸部211a、211aは、それぞれ、挿入穴部220の傾斜面部222、222に対応する斜辺面211、211に突設されている。シャッタ部210の正面側( 即ち、前面 ) には、図3(D)に示されるように、軸部240の軸芯に対して直交方向に平行な溝である凹部212が形成されている。この凹部212には、シャッタ部210がプラグ100のプラグ先端部159によって押圧されて挿入穴部220の内側へ入り込み、当該挿入穴部220のスペース225に格納されると、プラグ100の一側面に設けられた位置決め用凸部151bが挿入される。
【0030】
シャッタ部210の背面側上部には、図3(B)に示されるように、軸部240を保持するための透孔214を有した突出部213が設けられている。突出部213の中央部分には、図3(A)に示されるように、後述の弾性体部230の本体部230aが挿入される凹部215が形成されている。
【0031】
弾性体部230は、図4(A)および(B)に示されるように、ねじりコイルバネである。弾性体部230は、コイル状のバネ本体部230aと、このバネ本体部230aの一端から延設された逆L字状延設部230bと、バネ本体部230aの他端から延設された棒状延設部230cとを有している。バネ本体部230aの透孔230a1 には、軸部240が嵌め込まれるようになっている。逆L字状延設部230bと棒状延設部230cとの角度は、シャッタ部210に付勢力を与えることができるように、少なくとも90°以上とされている。
【0032】
軸部240は、図4(C)に示されるように、円柱状の棒である。軸部240の長さ寸法は、シャッタ部210の横幅寸法よりも大きく、且つ、挿入穴部220の両側面に設けられている透孔226の両端間寸法程度である。軸部240の太さは、シャッタ部210の透孔214に係合可能な大きさである。
【0033】
このように構成されたソケット200は、例えば、次のようにして組み立てられる。尚、この組み立てには、図示しない組み立て専用棒と専用治具とを使用する。組み立て専用棒は、軸部240と同様の形状の棒であって、その長さ寸法が、シャッタ部210の横幅寸法と同じまたは若干短いものである。専用治具は、シャッタ部210を挿入穴部220内にて水平セット可能とするためのものであって、側面視略L字状のシャッタ部210搭載台と、この搭載台から延設している把手とを有したものである。搭載台の大きさは、もちろん挿入穴部220の大きさよりも小さい。
【0034】
先ず、シャッタ部210の凹部215に、弾性体部230をセットしつつ、前記組み立て用専用棒を、シャッタ部210の両端からはみ出さないように、透孔214と透孔230a1 とに挿入しておく。この状態のシャッタ部210を、その表側を下側にして、水平状態とした上で、前記専用治具に載置する。
【0035】
そして、シャッタ部210を載置した専用治具を挿入穴部220に挿入する。その際、シャッタ部210の背面に保持されている弾性体部230は、その両端ともに挿入穴部220内に納めるように押し曲げつつ、挿入穴部220の上部側のスペース225に挿入される。この状態において、シャッタ部210は、組み立て後に回動されて水平となったときと同じ状態にされている。
【0036】
この状態を維持しつつ、軸部240を、ハウジング部205の透孔226に挿入する。これにより、前記組み立て用専用棒の代わりに、軸部240が所定の組み立て後の位置に納まる。専用治具を挿入穴部220から抜き取り、その後に、ハウジング部205の素子部屋部250に光素子290を設置すると、ソケット200の組み立てが完了する。
【0037】
次に、ソケット200の機構動作を図1および図5等を参照しつつ説明する。ソケット200は、プラグ100を挿入していない状態では、シャッタ部210が弾性体部230によって挿入穴部220の入口側に付勢されているため、挿入穴部220の入口側がシャッタ部210によって略閉塞されている〔図1および図5(A)の状態〕。
【0038】
図5(B)に示されるように、プラグ100を挿入穴部220内に、前記付勢力以上の力で、挿入し始めると、プラグ100のプラグ先端部159にシャッタ部210の前面が押されて、軸部240を回動中心として回動し、シャッタ部210は、その先端側が挿入穴部220内部に入り込んでくる。
【0039】
更に、プラグ100を挿入穴部220内に押し進めると、プラグ100の係合凸部本体151の下側の端部が、挿入穴部220の入口側底面に摺接し、一方、プラグ100の係合凸部本体151の上側の端部がシャッタ部210の前面に当接するようになる〔図5(C)の状態〕。ここまでの、シャッタ部210の回動と前記係合凸部本体151の下側の端部の挿入穴部220の入口側底面への摺接開始とは、プラグ100のテーパ151t、159tによって、滑らかにされる。
【0040】
更に、プラグ100を挿入穴部220内に押し進めると、図5(D)に示されるように、シャッタ部210は、挿入穴部220のスペース225において水平状態に格納される。更に、プラグ100を挿入穴部220内に圧入ぎみに押し進め、係合凸部本体151の基端部まで、挿入穴部220内に挿入完了すると、図5(E)に示される状態となる。
【0041】
つまり、プラグ先端部159の先端側は、プラグ先端保持部229に保持されている。このプラグ先端部159の先端面は、光素子290(図5では図示省略しているので、図1参照)の前面の所定微小距離手前に配置されていることとなる。また、係合凸部本体151は、挿入穴部220の両側面から底面にかけての面と、シャッタ部210の前面(尚、付勢力も付加されている。)とによって保持されていることとなる。
【0042】
尚、図5においては図示省略しているが、位置決め用凸部151b、151b(図6参照)の内、下側の位置決め用凸部151bは、位置決め用透孔223に挿入されており、一方、上側の位置決め用凸部151bは、シャッタ部210の凹部212に挿入されている。これらによって、プラグ100は、一般的なEIAJ規格のソケットの場合に比較的近い保持力によって保持されていることとなる。
【0043】
逆に、プラグ100を挿入穴部220から抜く場合には、図5の状態が全く逆となるだけである。尚、シャッタ部210は、弾性体部230による付勢力によって、挿入穴部220の入口側に自動復帰する。
【0044】
このように構成され、動作するソケット200は、このソケット200を取り付ける装置のキャビネットにその殆どの部分が覆われ、表側に露出するのは、挿入穴部220付近のみとなっている。したがって、ソケット200の光素子290の前面側を汚す原因となる埃等の主たる侵入ルートとしては、挿入穴部220の入口側だけであり、その入口側は、その侵入を阻止すべく設けられているシャッタ部210によってガードされていることとなる。
【0045】
本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケット200において、プラグ先端保持部229は、挿入穴部220側に突出していないとした。しかし、図7に示されるように、シャッタ部210の回動によって接触しない範囲で、プラグ先端保持部229に円形凸部229tを延設して、突出部229Tとしてもよい。図7は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットのプラグ先端保持部に円形凸部を延設して突出部とした状態、およびEIAJ規格の突出部とを説明するための側面視概略的説明図である。この突出部229Tの奥行き寸法を長くできるほど、プラグ100の保持力を増すことができる。
【0046】
ところで、図7においては、EIAJ規格の突出部900の状況を破線で図示している。このように、プラグ100がEIAJ規格の角型プラグである場合には、ソケット200(または200A)のような構造では、EIAJ規格に対応した奥行き寸法の突出部900を設けることはできない。上述したように、EIAJ規格の突出部900のように、突出した部分の奥行き寸法を長くする方が、プラグ100の保持力を増すことができる。そのため、プラグ100の抜け防止上、EIAJ規格の突出部900をソケットに設けることが好ましい。
【0047】
ところで、上述してきた光コネクタのソケット200′は、一般的に、前記ソケット200′等が設けられる装置の基板の上面に設置されることが多い。しかしながら、例えば、前記基板が前記装置の上部側に設けられていると、ソケット200′等は、前記基板の下面に設置される場合もある。ソケット200′等は、このように前記基板の下面に設置されても、機能上、特に問題はない。ただし、装置によって光コネクタのソケット200′等の向きが異なることになる。即ち、装置によってシャッタ部200′等のみならず、その奥側の挿入穴部220′等が上下逆となる。よって、装置の使用者が、光コネクタのソケット200′等に対するプラグ100の挿入方向を誤ったり、迷ったりするおそれがある。
【0048】
そこで、そのおそれをなくすべく、前記基板の下面に光コネクタのソケットを設置すると、前記光コネクタのソケット200′等を基板の上面に設置したのと、シャッタ部のみならず、その奥側の挿入穴部の状態等が同様である光コネクタのソケットを本発明の第2の実施の形態に係る光コネクタのソケットとして図8を参照しつつ説明する。図8は本発明の第2の実施の形態に係る光コネクタのソケットを示す図であって、同図(A)は側面図、同図(B)は正面図、同図(C)は断面図、同図(D)は背面図、同図(E)は底面図である。
【0049】
本発明の第2の実施の形態に係る光コネクタのソケット200Dは、基本的に、本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケット200′のシャッタ部210′、弾性体部230′、軸部240′および挿入穴部220′を上下逆配置した状態を有するものであり、それぞれ、シャッタ部210D、弾性体部230D、軸部240Dおよび挿入穴部220Dとなっている。
【0050】
なお、シャッタ部210D、弾性体部230D、軸部240Dは、上述のように上下逆配置しても構造的にソケット200′のシャッタ部210′、弾性体部230′、軸部240′と全く同じでよい。ただし、シャッタ部210Dは、その背面に凸部210DDを設けている点がシャッタ部210′とは異なる。この凸部210DDは後述する第2のハウジング部205DNに含まれる挿入穴部220Dの部分の底面に当接可能になっている部分であり、シャッタ部210Dの背面側に、弾性体部230Dを避けるように、その両側に設けている。この凸部210DDは、プラグ100の挿入時の保持力を向上させるために機能する。
【0051】
ソケット200Dのハウジング部205Dは、第1のハウジング部205DMと第2のハウジング部205DNとからなり、ソケット200′のハウジング部205′と略同様になっている。
【0052】
第1のハウジング部205DMは、ソケット200′の第1のハウジング部205M′と略上下対称のものである。第2のハウジング部205DNは、ハウジング部205Dから第1のハウジング部205DMを取り除いたものであるから、ソケット200′の第2のハウジング部205N′と略同様である。なお、ソケット200Dにおいて、第2のハウジング部205DNに設けられている素子部屋部250Dの背面側部250Dbの位置が、前記上下逆配置したのに伴い、ソケット200′の第2のハウジング部205N′に設けられている素子部屋部250′の背面側部250b′の位置と変更されている。
【0053】
なお、挿入穴部220Dの奥側に設けられているプラグ先端保持部229Dは、ソケット200′のプラグ先端保持部229′よりも長めにしてプラグ100の挿入時の保持力を向上させる一方で、前記長めにしたためにシャッタ部210Dが接触しないように前面下側に切欠229D1を設けている。このプラグ先端保持部229Dと、前記シャッタ部210Dとの改良は、プラグ100の挿入時の保持力を向上させるためのものであるから、ソケット200Dにおいて必ずしもこのようにしなくてもよいことは言うまでもない。
【0054】
このように構成されたソケット200Dを、前記装置の基板の下面に設置すれば、ソケット200′等が前記基板と同様の基板の上面に設置されたときと、シャッタ部210D、210′等の回動方向が同じになるとともに、挿入穴部220D、220′等の配置も同じになるので、装置の使用者が、光コネクタのソケット200D、200′等に対してプラグ100を挿入する方向は一定の方向にできる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットは、光コネクタのプラグと接続する光コネクタのソケットであって、前記プラグが挿入される挿入穴部と、この挿入穴部の入口側に軸部を有するヒンジ構造によって取り付けられ、この挿入穴部を略閉塞するためのシャッタ部と、このシャッタ部を前記入口側へ付勢する弾性体部とを具備しており、前記挿入穴部は、前記シャッタ部を格納するスペースを有し、前記シャッタ部の前面には、前記軸部の軸芯に対して直交方向に平行な溝である凹部が設けられ、前記プラグを挿入穴部に挿入する際に、前記シャッタ部は、プラグのプラグ先端部によって押圧されて挿入穴部の内側へ入り込み、接続完了すると前記スペースに格納され、前記プラグの一側面に設けられた位置決め用凸部が前記シャッタ部の凹部に挿入されるようになっている。
【0056】
よって、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットの場合には、埃等の侵入を防止する手段としてのシャッタ部が、挿入穴部の入口側に開閉可能に一体化されている。このシャッタ部は、弾性体部によって、挿入穴部の入口側へ付勢されているので、プラグが挿入穴部に挿入されていないときには、挿入穴部を略閉塞している。プラグが挿入穴部に挿入されると、シャッタ部は、挿入穴部に格納される。また、この後、プラグが挿入穴部から抜かれると、シャッタ部は、弾性体部によって、基本的に、挿入穴部の入口側へ自動復帰する。
【0057】
よって、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットは、信頼性を低下させる埃等の侵入を適切に防止することができる。また、埃等よけのキャップを抜き差しする手間もなく、キャップを紛失して埃等の侵入を許す心配もない。
【0058】
また、シャッタ部の前面には、前記軸部の軸芯に対して直交方向に平行な溝である凹部が設けられている。この凹部には、前記プラグを前記ハウジング部の挿入穴部に挿入すると、当該プラグの一側面の位置決め用凸部が挿入される。このため、プラグの位置決めを確実にすることができる。
【0059】
本発明の請求項2に係る光コネクタのソケットは、請求項1記載の光コネクタのソケットにおいて、前記シャッタ部は、前記スペースに格納された状態で、プラグの側面側を保持することを特徴とした。よって、本発明の請求項2に係る光コネクタのソケットの場合には、前記スペースが設けられたことによって、一般的なEIAJ規格のソケットと比較して不足することとなる、挿入後のプラグの保持力を、シャッタ部がプラグの保持に寄与することで補うようになっている。そのため、本発明の請求項4に係る光コネクタのソケットは、一般的なEIAJ規格のソケットに比較的近い保持力を有したものとすることができる。したがって、プラグの保持性能も比較的高く、信頼性も比較的高くできる。
【0060】
また、本発明の請求項3に係る光コネクタのソケットは、前記プラグが前記挿入穴部に挿入された状態で、前記プラグの他の側面に設けられた他の位置決め用凸部が前記挿入穴部のスペース対向面に設けられた位置決め用係合部に嵌まり込むようになっている。
【0061】
このため、この場合には、光コネクタのソケットに接続された状態でのプラグの位置決めをより確実にすることができる
【0062】
本発明の請求項4に係る光コネクタのソケットは、デジタルオーディオ機器に設けられることで、上述の効果を発揮し、有益に機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットを示す一部透視した図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は断面図、同図(D)は底面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられるハウジング部を示す図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は断面図、同図(D)は底面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられるシャッタ部を示す図であって、同図(A)は背面図、同図(B)は同図(A)のA−A線での断面図、同図(C)は側面図、同図(D)は正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられる弾性体部と軸部とを示す図であって、同図(A)は弾性体部の正面図、同図(B)は弾性体部の側面図、同図(C)は軸部の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットに、EIAJ規格の角型プラグを挿入したときの状態を説明する側面視概略的説明図であって、同図(A)は挿入直前の状態図、同図(B)〜同図(D)は挿入途中の状態図、同図(E)は挿入完了時の状態図である。
【図6】本発明のすべての実施の形態に係る光コネクタのソケットに接続させるEIAJ規格の角型プラグを示す図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は一部破断した側面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのソケットのプラグ先端保持部に円形凸部を延設して突出部とした状態、およびEIAJ規格の突出部とを説明するための側面視概略的説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る光コネクタのソケットを示す図であって、同図(A)は側面図、同図(B)は正面図、同図(C)は断面図、同図(D)は背面図、同図(E)は底面図である。
【符号の説明】
200 光コネクタのソケット
210 シャッタ部
220 挿入穴部
225 スペース
230 弾性体部

Claims (4)

  1. 光コネクタのプラグと接続する光コネクタのソケットであって、前記プラグが挿入される挿入穴部と、この挿入穴部の入口側に軸部を有するヒンジ構造によって取り付けられ、この挿入穴部を略閉塞するためのシャッタ部と、このシャッタ部を前記入口側へ付勢する弾性体部とを具備しており、前記挿入穴部は、前記シャッタ部を格納するスペースを有し、前記シャッタ部の前面には、前記軸部の軸芯に対して直交方向に平行な溝である凹部が設けられ、前記プラグを挿入穴部に挿入する際に、前記シャッタ部は、プラグのプラグ先端部によって押圧されて挿入穴部の内側へ入り込み、接続完了すると前記スペースに格納され、前記プラグの一側面に設けられた位置決め用凸部が前記シャッタ部の凹部に挿入されることを特徴とする光コネクタのソケット。
  2. 前記シャッタ部は、前記スペースに格納された状態で、プラグの側面側を保持することを特徴とした請求項1記載の光コネクタのソケット。
  3. 前記プラグが前記挿入穴部に挿入された状態で、前記プラグの他の側面に設けられた他の位置決め用凸部が前記挿入穴部のスペース対向面に設けられた位置決め用係合部に嵌まり込むようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の光コネクタのソケット。
  4. 請求項1、2又は3記載の光コネクタのソケットはデジタルオーディオ機器に設けられることを特徴とする光コネクタのソケット。
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