JP3775651B2 - 通信管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構内ネットワーク網に設置された通話機能を有する通信端末装置の着信履歴情報を管理する通信管理装置に係わり、特に、着信履歴情報と伝言メモ情報とを対とし、その対となった各情報を管理するための通信管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、着信の受取人となるべき者以外の人が、その受取人の電話機以外の電話機から代わりに応対できるボタン電話システムがある。このボタン電話システムにおいては、その着信の着信番号、発信者番号および着信日時を記録する着信履歴管理装置が用いられている。受取人は、その着信履歴を確認することで、いつ、どこから着信があったのかを知ることが出来る。
一方上述のボタン電話システムにおいて、もし着信に対して代理応答者が応答した場合、発信者がその受取人に伝えたい内容は代理応答者が、紙での伝言メモ、口頭または電子メールなどで伝えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、現在は、受取人に対して、着信履歴とは別個に、代理応答者から応答内容が紙での伝言メモ、口頭または電子メールなどで伝えられている。このため、受取人は着信履歴を確認した際に、伝言メモの内容を確認し忘れてしまう恐れや、紛失してしまう恐れなどがあった。このとき、受取人が発信者に電話を掛けなおす際に、発信者から再度用件を聞きなおす必要があり、発信者に対して不快感を与えるだけでなく、打ち合わせの円滑な進行に支障をきたすことがある。また、同一の発信者から複数回電話があった時において、着信履歴と用件とがそれぞれ別個に伝えられている現在では、内容の異なる個々の用件の一部が正しく伝わらないことがあり、重要な用件を見落としてしまう恐れもあった。
本発明の目的は、着信履歴情報と、代理応答者が作成した伝言メモ情報とを一対の組合せ情報として保存し、受取人がその着信履歴を確認する際、同時に伝言メモ情報を確認することを可能とする通信管理装置を提供することある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る通信管理装置では、広域ネットワーク網と構内ネットワーク網との信号交換を行う構内交換装置に接続され、音声信号の送受信が可能な少なくとも一つの通信端末装置から受信した音声信号の着信履歴を管理する通信管理装置において、
構内交換装置と通信端末装置の各々との通信を行う通信手段と、
音声信号の着信を受けた通信端末装置の受取人が不在であった時に、その着信に対して、その受取人の代理となる者(以下、代理人という)が着信を受けることができるように、受取人の通信端末装置の代わりの少なくとも一つの他の通信端末装置を割当設定した、受取人の通信端末装置情報と代理人の通信端末装置情報とから成る組み合わせ情報を記憶する端末管理情報記憶手段と、
着信履歴情報と、通信端末装置を用いて代理人により作成された伝言メモ情報とを記憶する伝言メモ情報記憶手段と、
受取人に対して代理人により伝言メモ情報が作成された時、伝言メモ情報記憶手段に記憶した着信履歴情報と、その伝言メモ情報とを一対の組合せ情報として対応付け、また、受取人がその着信履歴情報を確認する際、その着信履歴情報と、伝言メモ情報とを受取人の通信端末装置に送信する着信履歴制御手段とを有することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、図1〜10を用いて詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態において、本発明に係る通信管理装置が用いられる構内ネットワークシステム構成例を示す図である。図2は、第1の実施形態において、本発明が適用される構内ネットワークシステム内における、通信管理装置の動作を説明するためのシーケンス図である。図3は、図2のシーケンス図内のステップS108〜S113を詳しく説明するためのフローチャートを示す図である。図4は、図2のシーケンス図内のステップS115〜S117を詳しく説明するためのフローチャートを示す図である。図5は、第1の実施形態の、本発明が適用される構内ネットワークシステム内において、受取人が確認応答した時の通信管理装置の動作を説明するためのシーケンス図である。図6は、第1の実施形態において、画面に表示される、着信履歴情報の一例を示す図である。図7は、第1の実施形態において、図6における画面に表示される、着信履歴情報と対となった伝言メモ情報の一例を示す図である。図8は、第2の実施形態において、本発明に係る通信管理装置が用いられる構内ネットワークシステム構成例を示す図である。図9は、第2の実施形態において、本発明が適用される構内ネットワークシステム内における、通信管理装置の動作を説明するためのシーケンス図である。図10は、第2の実施形態の、本発明が適用される構内ネットワークシステム内において、受取人が確認応答した時の通信管理装置の動作を説明するためのシーケンス図である
【0006】
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る通信管理装置が用いられる構内ネットワークシステム構成例を示す図である。
この構内ネットワークシステム2は、接続配線10を介して、広域ネットワーク網である公衆電話網4と接続されている。この構内ネットワークシステム2は、電話機20、通信端末装置として機能するパーソナルコンピュータ(以下、PC)22、構内交換装置30(以下、PBX)、通信管理装置40および接続配線10、12、14、16、18を有して構成されている。
なお、電話機20、PC22はそれぞれ複数台(例えば共にN個)が設けられており、必要に応じて、ハイフンを用いて個々の電話機20またはPC22を特定することとする。例えば、図1内に示すように、電話機20−1、PC22−1などである。
【0007】
PBX30は、外部の公衆電話網4と構内ネットワーク2との信号の送受信を制御する装置である。電話機20は本実施の形態では、構内2において、内外線電話機として機能する。PC22は通信端末として機能する。通信管理装置400は、主に電話機20とPC22との通信を管理する装置であり、その動作の詳細は、後述の図2〜7を用いて後述する。
公衆電話網4から送信されてきた呼び出し情報は、通常、PBX30および接続配線12を介して、電話機20に通知される。また、PC22はそれぞれが相互に、LANなどのネットワークを実現する接続配線16で接続されている。通信管理装置40は、一方が接続配線18を介してPBX30と、また他方が接続配線16を介してPC22とそれぞれ接続されている。このPC22は、本実施形態では、文字情報からなるテキスト情報の表示および入力を行う機能を有している。
【0008】
ここで、上述の構内ネットワークシステム2内における、通信管理装置40について説明する。
通信管理装置40は、通信接続装置42、着信履歴制御装置44、端末管理情報記憶装置46および伝言メモ情報記憶装置48を有して構成されている。
【0009】
初めにここで、本実施の形態で用いる、用語について説明する。
先ず人の見地から説明する。構内ネットワークシステム2内において、例えばある特定の電話機20−1に対して、外部の公衆電話網4から着信があったとき、その電話機20−1を本来受け取るべき者を「(本来の)受取人」と表す。その受取人が不在の場合、代わりに応答する者、つまり代理人を「代理応答者」と表す。
次に、機器の見地から説明する。代理応答者が代わりに応答するには、受取人の電話機が情報の受信を検知してオンフックとなるように、その代理応答者の電話機もオンフック状態にならなくてはならない。また、これはその代理応答者自体の電話機に限らず、代理応答者となれる複数の候補者の電話機をオンフック状態とすることで、着信管理がより効率的に行われることになる。このことから、代理応答者になる前の状態の者、つまり、その候補者を「代理候補者」と表し、その候補者に対応する電話機を、「代理候補電話機」と表す。また、代理応答者が対応した電話機を「代理応答電話機」などと表す。
以上の文言の定義は、電話機だけでなく、PCについても同様に定義する。例えば、「代理候補PC」や「代理応答PC」などである。
【0010】
通信接続装置42は、PBX30とPC22との通信を行う。PBX30が受信した着信情報は電話機20へ転送されるが、同時に、PBX30により通信接続装置42にも転送される。また、この通信接続装置42はPC22の各々と接続されており、PC22と情報を送受信する機能を有している。
【0011】
端末管理情報記憶装置46は、電話機20のうちの特定の1つの電話機と、PC22のうちの特定の1つのPCとの対となる組み合わせ情報(以下、「機器組合せ情報」と称する)が、テーブル形式で記憶される。さらに詳しくは、例えば、この機器組合せ情報は、受取人電話機20−1に対して、PC22−1が一対の組合せ情報として定義されている。
また、端末管理情報記憶装置46は、電話機20のうちの特定の1つの電話機と、その他の電話機20との対となる組み合わせ情報(以下、「応答組合せ情報」と称する)が、テーブル形式で記憶される。さらに詳しくは、例えば、この応答組合せ情報は、受取人電話機20−1に対して、少なくとも一つの代理候補電話機(電話機20−2など)を対応させた情報である。この応答組合せ情報は、必ずしも一対一の組合せ関係に限らず、例えば、電話機20−1に対して、電話機22−1および電話機22−2のように一対二の組合せ情報として関係づけられていてもよい。
【0012】
伝言メモ情報記憶装置48は、通信接続装置42から取得した着信情報と、PCで作成した伝言メモ情報とを一対の組合せ(以下、「着信組合せ情報」と称する)として、例えば、テーブル上に記憶している。
着信履歴制御装置44は、端末管理情報記憶装置46の応答組合せ情報を基に、該当する電話機20に呼び出し要求を発信する。また他の機能として着信履歴制御装置44は、電話機20への着信情報と、その着信に対応する伝言メモとから成る関連付けを行った後に、伝言メモ情報記憶装置48に着信組合せ情報として記憶させる。
【0013】
次に、着信履歴制御装置44の本発明に係る作用を簡単に説明する。
本実施の形態において、着信履歴制御装置44は、受取人が外出、または席を離れていて不在の時などに、この受取人の電話機に対して着信があった時に、代理候補電話機をオンフック状態にする信号をその電話機に送信する。代理応答者が応答し、その応答した内容を伝言メモとして作成した場合、着信履歴制御装置44は、その作成された伝言メモ情報を伝言メモ情報記憶装置48に記憶する。また、受取人がその着信履歴情報を確認する時、着信履歴制御装置44は、伝言メモ情報記憶装置48に記憶された伝言メモ情報を呼び出し、受取人のPCに送信する。
【0014】
(代理応答者の伝言メモ記憶作業について)
上述した動作を、図2に示すシーケンス図を用いて詳細に説明する。
なお、ここでは例として、受取人の電話機を電話機20−1、代理候補者の電話機を電話機20−2,20−3,20−4の3台(特に図示しない)、代理応答者の電話機を電話機20−4、とそれぞれ特定して以下に説明する。
【0015】
先ず、外部の公衆電話網4からPBX30に着信信号が受信される(ステップS100)。この後、受取人の電話機20−1がオンフック状態になる。
PBX30は、その着信情報を通信接続装置42に転送する。この着信情報は、例えば、送信元の電話番号や着信先の電話番号である。着信履歴制御装置44は、通信接続装置42から着信情報を受け取り、端末管理情報記憶装置46の中の応答組合せ情報において、この着信情報に対応した代理候補者の電話機情報を検索する。なお、電話機情報は、本実施形態では例えば、内外線電話番号が用いられる。また、関連して、各PCを特定するPC情報としては、IPアドレスなどが用いられている。検出された電話機情報は、電話機20−2,20−3,20−4の3台の電話機情報である。着信履歴制御装置44は、代理候補電話機の電話機情報を通信接続装置42に転送する。代理候補電話機20−2,20−3,20−4の3台は、その着信情報を、PBX30を介して、受信可能となる。これによって、代理候補電話機20−2,20−3,20−4の3台は、オンフック状態となる(ステップS101)。図2では、このオンフックに対応する代理応答電話機20−4としている。
このステップS101と同時に、PBX30で受信した着信情報(送信元電話機情報、着信先電話機情報など)は、通信接続装置42により、伝言メモ情報記憶装置48に記憶される(ステップS102)。
【0016】
オンフック状態に対して、代理応答人が電話機20−4により応答する(ステップS103)。
これにより、送信元の相手と、代理応答人との通信が可能となる(ステップS104)。
【0017】
次に、代理応答がなされると、PBX30は、その代理応答電話機20−4の電話機情報(ここでは内線番号)を受信する。この代理応答電話機20−4の電話機情報は、通信接続装置42に転送され、着信履歴制御装置44によって、伝言メモ情報記憶装置48に記憶される(ステップS105)。この代理応答電話機20−4の電話番号は、先に記憶した着信情報(送信元電話機情報、着信先電話機情報)と対となって、伝言メモ情報記憶装置48に記憶される。
次に、着信履歴制御装置44は、代理応答電話機20−4の電話機情報を基に、その電話機20−4に対して、伝言メモの作成要求を発信する(ステップS106)。
【0018】
このステップS106と同時に、着信履歴制御装置44は、伝言メモ情報記憶装置48中から、先に記憶した着信情報(送信元電話機情報、着信先電話機情報)を取りだす。この取り出した着信情報を基に、端末管理情報記憶装置46の機器組合せ情報を検索し、代理応答電話機20−4と対応したPCを特定する。この場合は、代理応答電話機20−4は、PC22−4と対応している。そして、この代理応答PC22−4に対して、着信情報および代理応答者情報を送信する(ステップS107)。
【0019】
次に、ステップS106の要求に応じて、代理応答者は代理応答PC22−4で伝言メモを作成することになる。この伝言メモの作成において、代理応答者は、電話中にも電話終了後のどの時点において行ってもよい。この伝言メモの作成に係るステップを、図3のフローチャートを用いて以下に説明する。
伝言メモの作成要求に対して、代理応答者は、作成を行うという意思を、例えば、「作成」ボタンを押すことで選択する(ステップS108)。この作成ボタンは、通信管理装置40に、その作成意思を伝える信号を送信するためのものである。
この後に、伝言メモを作成するための作成ウインドウが、代理応答PC22−4に表示される(ステップS109)。この際同時に、着信履歴制御装置44により、着信情報および代理応答者情報が送信され(ステップS107より)、作成ウインドウのいずれかのスペースに、確認情報として表示される。
【0020】
代理応答者は代理応答PC22−4で、伝言メモを作成する(ステップS110)。
伝言メモの作成が終了すれば、代理応答者は代理応答PC22−4で、その伝言メモを保存する「保存」ボタンを押す(ステップS111)。この保存ボタンは、通信管理装置40に、その保存意思を伝える信号を送信するためのものである。
この作成された伝言メモ情報は、通信接続装置42に送信される(ステップS112、S114)。
【0021】
先のステップS108において、伝言メモ作成要求に対して、「作成」ボタンを押さずに、「作成しない」ボタンを押した時は、伝言メモを着信履歴制御装置44に送信せずに、その後の作業を中止することとなる。また、ステップS111において、伝言メモを保存しなかった場合も、同様に、その後の作業を中止することとなる(ステップS113)。
【0022】
着信履歴制御装置44は、この作成された伝言メモ情報を取得する(ステップS115)。
次に、着信履歴制御装置44は、伝言メモ情報記憶装置48内の先に記憶した着信情報(送信元電話機情報、着信先電話機情報)を参照する。そして、着信履歴制御装置44は、作成された伝言メモ情報が有する着信情報と一致する、伝言メモ情報記憶装置48内着信情報を検索する(ステップS116)。
そして、一致する着信情報が検出し、着信履歴制御装置44は、その着信情報と対にして、伝言メモ情報を伝言メモ情報記憶装置48に記憶する(ステップS117)。
【0023】
(受取人の読出し作業について)
上述の図2〜4を用いて説明した、伝言メモの記憶作業が終了した後に、本来の受取人がPC20−1を用いて、その着信履歴情報と伝言メモ情報を確認・参照する動作について、図5を用いて説明する。
先ず、受取人は、PC20−1を用いて、「着信表示」ボタンを押して、通信管理装置40に対して、着信履歴と伝言メモ情報の参照動作を実行させる(ステップS118)。この着信表示ボタンは、通信管理装置40に、その着信の確認意思を伝える信号を送信するためのものである。
この受取人の参照要求信号を受けた着信履歴制御装置44は、端末管理情報記憶装置46内における機器組合せ情報のうちで、受取人PC20−1と対応する電話機情報を検索し、取得する。この電話機情報は、本来、着信を受けた受取人の電話機20−1に該当するものである。そして、着信履歴制御装置44は、さらに、この電話機情報を基に、伝言メモ情報記憶装置48内の着信組合せ情報を検索する。一致する電話機情報が検出されれば、着信履歴制御装置44は、その電話機情報と対となっている着信履歴情報および伝言メモ情報をPC20−1に送信する(ステップS119)。
【0024】
図6は、PC20−1に着信履歴情報と、伝言メモ情報とが表示された例を示している。ここで、その項目としては例えば、「着信日時」、「発信者の電話番号」、「代理応答者の内線番号」および「メモの有無」である。
【0025】
なお、上述のステップS118、S119では、受取人PC20−1に表示される着信履歴情報は、PC20−1と対となる電話機情報の着信履歴情報とした。しかし、他に、受取人が着信履歴情報を参照に行く際に、特に、着信履歴情報を指定して、特定の着信履歴情報をチェックしたい場合もある。この時の動作を示したのが、図5におけるステップS120、S121である。
受取人は、着信履歴の中から、ある特定の着信情報を用いて、通信管理装置40に対して、参照要求を行う(ステップS120)。
この受取人の参照要求信号を受けた着信履歴制御装置44は、このときに送信した特定の電話機情報(着信に対する発信元の電話機情報)を基に、伝言メモ情報記憶装置48内の着信組合せ情報を検索する。一致する電話機情報が検出されれば、着信履歴制御装置44は、特に、その電話機情報と対となっている着信履歴情報と、伝言メモ情報とをPC20−1に送信する(ステップS121)。一致する電話機情報が検出されなければ、着信履歴制御装置44は、エラー情報などを、PC20−1に送信する。
【0026】
以上のステップS119、S121において受取人PC20−1は、着信履歴情報と伝言メモ情報とを受取り、受取人はその情報を参照可能となる。
なお、この伝言メモは、例えばブラウザを用いている場合は、図6の「メモ有無」項目の、メモの部分にリンクを張り、ここをマウスでクリックすることで、伝言メモの表示を可能にすることができる。また、図7は、その着信履歴と伝言メモとが、受取人PC20―1に表示された例を示すものである。
【0027】
このように、本発明では、着信を受ける受取人が不在などの場合、予め設定した代理候補者の電話機をオンフック状態とする。そして、そのオンフックに応対した代理応答者が作成した伝言メモを、着信情報と対とした情報として管理する。このため、本来の受取人が着信履歴情報を確認する際に忘れずに、代理応答者からの伝言メモを確認することが可能となる。また、本来の受取人は、着信履歴情報を見て、電話を、着信の発信元に掛けなおす際に、確実に、相手から受けた内容をチェックすることができるため、特に、ビジネスの場では、業務を円滑に進めることが可能となる。
また、代理応答者にとっても、着信の発信元の着信情報(電話番号など)が、通信管理装置40によって自動的に、伝言メモに記載されるため、伝言メモ作成時に、その着信情報の聞き出すしなどを行う必要がなく、用件を手短に聞き出すことが可能となる。これによって、電話の応対を円滑に進めることができる。
また、代理応答者は自分の利用するPCを用いて伝言メモを作成できる。また、その伝言メモは伝言メモ情報記憶装置に保存されており、伝言メモの紛失を防止でき、また、紙に書いた伝言メモを受取人の目に付くところに持っていくなどの煩わしさを省くことができるようになる。
【0028】
(第2の実施形態)
図8は、第2に実施形態において、本発明に係る通信管理装置が用いられる構内ネットワークシステム構成例を示す図である。
この構内ネットワークシステム202は、接続配線10を介して、広域ネットワーク網である公衆電話網4と接続されている。この構内ネットワークシステム202は、通信機能を有する通信機器220、構内交換装置230(以下、PBX)、通信管理装置240および接続配線10、212、218を有して構成されている。
なお、通信機器220は複数台(例えばN個)が設けられており、前述の第1の実施形態と同様に、必要に応じてハイフンを用いて個々の通信機器220を特定することとする。例えば、図8内に示すように、通信機器220−1などである。
【0029】
PBX230は、外部の公衆電話網4と構内ネットワーク202との信号の送受信を制御する装置である。通信機器220は本実施の形態では、構内202において、電話機としても通信機能を有する情報処理装置としても機能する。通信管理装置240は、通信機器220の通信を管理する装置である。
公衆電話網4から送信されてきた呼び出し情報は、通常、PBX230および接続配線212を介して、通信機器220に通知される。通信管理装置240は、接続配線218を介してPBX30と接続されている。この通信機器220は、本実施形態では、文字情報からなるテキスト情報の表示および入力、および通話機能を有している。
【0030】
ここで、上述の構内ネットワークシステム202内における、通信管理装置240について説明する。
通信管理装置240は、通信装置242、着信履歴制御装置244、端末管理情報記憶装置246および伝言メモ情報記憶装置248を有して構成されている。
【0031】
なおここで、本実施の形態で用いる、用語については、前述の第1の実施形態と同様に、「受取人」、「代理応答者」などを用いる。また、例えば代理候補者に対応する通信機器を、「代理候補通信機器」などと表すこととする。
【0032】
通信接続装置242は、PBX230との通信を行う。PBX230が受信した着信情報は通信機器220へ転送される。
端末管理情報記憶装置246は、通信機器220のうちの特定の1つの通信機器と、その他の少なくとも一つの通信機器との対となった組み合わせ情報(以下、通信機器応対組合せ情報と称する)が、テーブル形式で記憶される。さらに詳しくは、例えば、この通信機器応対組合せ情報は、受取人通信機器220−1に対して、代理候補通信機器220−1のように少なくとも一対の組合せ情報として定義されている。
【0033】
伝言メモ情報記憶装置248は、前述の第1の実施形態と同様に、通信接続装置242から取得した着信情報と、通信機器240で作成した伝言メモ情報とを一対の組合せ(以下、着信組合せ情報と称する)として、例えば、テーブル上に記憶している。
着信履歴制御装置244は、端末管理情報記憶装置246の通信機器応対組合せ情報を基に、該当する通信機器220に呼び出し要求を発信する。また他の機能として着信履歴制御装置44は、電話機通信機器220への着信情報と、その着信に対応する伝言メモとから成る関連付けを行った後に、伝言メモ情報記憶装置248に着信組合せ情報として記憶させる。
【0034】
通信機器220は、接続装置230、通信機器制御装置231、信号識別装置232、通話装置234、入力装置236および表示装置238を有して構成されている。この通信機器220は、具体的に例えば、通信機能を有するIP電話機のような機器である。
接続装置230は、接続配線212を介して、PBX230と通信を実現する装置である。信号識別装置232は、PBX230から受信した信号が、電話機機能として受信される音声情報か、着信履歴情報および伝言メモ情報の参照関連の情報であるのかの内容を判断する装置である。入力装置236は、伝言メモを作成するときに文字を入力する装置である。表示装置238は、伝言メモの作成や、着信履歴や伝言メモを表示するための装置である。通話装置234は、電話機のように、音声による通話や音声情報の確認を行う装置である。通信機器制御装置231は、通話、伝言メモの作成、着信履歴情報や伝言メモの表示、および、PBX230を介して通信管理装置240および公衆電話網4と通信を行う際に通信機器220自体の通信制御を行う装置である。
【0035】
次に、着信履歴制御装置244の本発明に係る作用を簡単に説明する。
本実施の形態において、着信履歴制御装置244は、受取人が外出、または席を離れていて不在の時などに、この受取人の通信機器に対して着信があった時に、代理候補通信機器をオンフック状態にする信号をその通信機器に送信する。代理応答者が応答し、その応答した内容が伝言メモとして作成された場合、着信履歴制御装置244は、その作成された伝言メモ情報を伝言メモ情報記憶装置248に記憶する。
また、受取人がその着信履歴情報を確認する時、着信履歴制御装置244は、伝言メモ情報記憶装置248に記憶された伝言メモ情報を呼び出し、受取人の通信機器220に送信する。
【0036】
(代理応答者の伝言メモ記憶作業について)
上述した動作を、図9に示すシーケンス図を用いて詳細に説明する。
なお、ここでは例として、受取人の通信機器を通信機器220−1、代理候補者の通信機器を通信機器220−2,220−3,220−4の3台(特に図示しない)、代理応答者の通信機器を通信機器220−4、とそれぞれ特定して以下に説明する。
【0037】
先ず、外部の公衆電話網4からPBX230に着信信号が受信される(ステップS300)。この後、受取人の通信機器220−1がオンフック状態になる。PBX230は、その着信情報を通信接続装置242に転送する。この着信情報は、例えば、送信元の電話番号や着信先の電話番号である。着信履歴制御装置244は、通信接続装置242から着信情報を受け取り、端末管理情報記憶装置246の中において、その通信機器組合せ情報から、この着信情報に対応した代理候補者の通信機器情報を検索する。なお、通信機器情報としては、本実施形態では例えば、内外線電話番号やIPアドレスなどが用いられる。このとき、検出された通信機器情報は、通信機器220−2,220−3,220−4の3台の通信機器情報である。着信履歴制御装置244は、代理候補通信機器の通信機器情報を通信接続装置242に転送する。この通信機器情報は、代理候補通信機器220−2,220−3,220−4の3台に転送される。例えば、通信機器220−4においては、接続装置230で受取った通信機器情報を、信号識別装置232で認識する。この認識された通信機器情報は、通信機器制御装置231によってその通信機器(ここでは合致する)のものと合致するかを判断する。ここで、合致すると判断された通信機器情報は、受入れられ、通信可能な状態となる。この後に、着信情報を、接続装置230および信号識別装置232を介して、通話装置234で受信可能となる。したがって、代理候補通信機器220−2,220−3,220−4の3台は、PBX230を介して、その着信情報を受信可能となる。これによって、代理候補通信機器220−2,220−3,220−4の3台は、オンフック状態となる(ステップS301)。図9では、このオンフックに対応する代理応答通信機器220−4としている。
【0038】
このステップS301と同時に、PBX230で受信した着信情報(送信元通信機器情報、着信先通信機器情報など)は、通信接続装置242により、伝言メモ情報記憶装置248に記憶される(ステップS302)。
【0039】
オンフック状態に対して、代理応答人が通信機器220−4により応答する(ステップS303)。
これにより、送信元の相手と、代理応答人との通信が可能となる(ステップS304)。
次に、代理応答がなされると、PBX230は、その代理応答通信機器220−4の通信機器情報を受信する。この代理応答通信機器220−4の通信機器情報は、通信機器制御装置231から、信号識別装置232および接続装置230を介して、通信接続装置242に転送され、着信履歴制御装置244によって、伝言メモ情報記憶装置248に記憶される(ステップS305)。この代理応答通信機器220−4の通信機器情報は、先に記憶した着信情報(送信元通信機器情報、着信先通信機器情報など)と対となって、伝言メモ情報記憶装置248に記憶される。
次に、着信履歴制御装置244は、代理応答通信機器220−4の通信機器情報を基に、その通信機器220−4に対して、伝言メモの作成要求を発信する(ステップS306)。
【0040】
このステップS306と同時に、着信履歴制御装置244は、伝言メモ情報記憶装置248中から、先に記憶した着信情報(送信元通信機器情報、着信先通信機器情報)を取りだす。この取り出した着信情報を基に、端末管理情報記憶装置246の着信組合せ情報を検索する。そして、この代理応答PC222−4に対して、着信情報および代理応答者情報を送信する(ステップS307)。
【0041】
次に、ステップS306の要求に応じて、代理応答者は代理応答PCで伝言メモを作成することになる。この伝言メモの作成において、代理応答者は、電話中にも電話終了後のどの時点において行ってもよい。
この伝言メモの作成・保存に係るステップS308〜S313はステップS108〜S113に、ステップS315〜S317はステップS115〜S117のように、前述の第1の実施形態で説明した図3、4のフローチャートとそれぞれ同様である。つまり、ステップS308はステップS108に対応することになる。また、図3における代理応答PCが、ここでの代理応答通信機器220−4に代わった動作に該当する。この際、通信機器の入力装置236で、表示装置238を見ながら、伝言メモとなる文字情報が入力される。また、通話装置234で、音声による伝言メモが入力され、作成されてもよい。このため、この伝言メモの作成に係るステップの説明は省略する。
【0042】
(受取人の読出し作業について)
上述で説明した、伝言メモの記憶作業が終了した後に、本来の受取人が通信機器220−1を用いて、その着信履歴と伝言メモを確認・参照する動作について、図10を用いて説明する。
先ず、受取人は、通信機器220−1を用いて、「着信表示」ボタンを押して、通信管理装置240に対して、着信履歴と伝言メモ情報の参照動作を実行させる(ステップS318)。この着信表示ボタンは、通信管理装置240に、その着信の確認意思を伝える信号を送信するためのものである。
この受取人の参照要求信号を受けた着信履歴制御装置244は、この通信機器情報を基に、伝言メモ情報記憶装置248内の着信組合せ情報を検索する。一致する通信機器情報が検出されれば、着信履歴制御装置244は、その通信機器情報と対となっている着信履歴情報と、伝言メモ情報とを通信機器220−1に送信する(ステップS319)。受取り人は、通信機器220−1の表示装置238によって、その伝言メモを確認することができる。
【0043】
この着信履歴情報は、例えば、前述の図6、7において説明した一例と同様な情報である。
なお、上述のステップS318、S319では、受取人通信機器220−1では全ての着信履歴情報が表示されるとした。しかし、他に、受取人が着信履歴情報を参照に行く際に、特に、着信履歴情報を指定して、特定の着信履歴情報をチェックしたい場合もある。この時の動作を示したのが、図10におけるステップS320、S321である。
【0044】
受取人は、着信履歴の中から、ある特定の着信情報を用いて、通信管理装置240に対して、参照要求を行う(ステップS320)。
この受取人の参照要求信号を受けた着信履歴制御装置244は、この送信した特定の通信機器情報を基に、伝言メモ情報記憶装置248内の着信組合せ情報を検索する。一致する通信機器情報が検出されれば、着信履歴制御装置244は、特に、その通信機器情報と対となっている着信履歴情報と、伝言メモ情報とを通信機器220−1に送信する(ステップS321)。受取り人は、通信機器220−1の表示装置238によって、その伝言メモを確認することができる。一致する電話機情報が検出されなければ、着信履歴制御装置244は、エラー情報などを、通信機器220−1に送信する。
【0045】
以上のステップS319、S321において受取人通信機器220−1は、着信履歴情報と伝言メモ情報とを受取り、受取人はその情報を参照可能となる。
【0046】
このように、本発明では、構内ネットワークシステム202に通信機器220が設けられた場合にも、前述の第1の実施形態の場合と同様な効果を奏することができる。
【0047】
なお、上述の実施形態において、代理応答者が、代理応答電話機または代理応答通信機器により作成する伝言メモは、文字情報として説明したが、音声情報を用いてもよい。さらに、この音声情報として、その通話の受答え情報を録音して、それを伝言メモとしてもよい。このような場合、例えば、「録音」ボタンを設け、このボタンを押すことで、着信履歴制御装置44、244に対して録音を実行させるための信号を送信する。作成された音声ファイルは、伝言メモ情報として、着信履歴制御装置44、248により、伝言メモ情報記憶装置48、248に記憶されることになる。
【0048】
また、上述の実施形態において、応答組合せ情報および通信機器応答組合せ情報に記憶された、組合せ情報を適当に追加、修正および消去することで、より効率的な代理応答が行えるようになる。例えば、前述の第1の実施形態において、その応答組合せ情報は、受取人:代理候補者=1:3、であったが、受取人:代理候補者=1:10などとすることで、より多くの代理候補者を指定することができるようになる。これにより、着信を受取る側(構内側)の電話応対の人数を調整でき、構内全体における電話応答業務にかかる負担を軽減することができるようになる。さらに、代理候補者を部署毎、あるいは机の配置を参考にして適宜修正することで、電話対応にかかる負担を軽減することができるようになる。
【0049】
また、上述の実施形態において、着信に対して、本来の受取人が不在にするときは、代理候補者に対して呼び出しを掛ける(オンフック状態にする)状態にするような代理応答設定機能を設けることで、必要な時にのみ、代理候補者の呼び出しを掛けられるようになる。例えば、第1の実施形態のいて、受取人PC20−1の画面上に、「代理応答設定」ボタンを設ける。このボタンを押すことで、着信履歴制御装置46に代理応答モードを設定するための信号を送信し、着信履歴制御装置44は、端末管理情報記憶装置46の応答組合せ情報に記憶されている各組み合わせ情報を有効とする。この際、各組み合わせ情報には、図6に示すような項目の他に、「設定有効」項目が設けられ、この「設定有効」のフラグを変更することで各組み合わせ情報を有効とすることができる。
【0050】
また、本発明は、上述の図1〜図10を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上述の第1の実施形態では、特定の情報として、電話機20では内外線電話番号、PC22ではIPアドレス(ネットワーク層ヘッダ)を想定してそれぞれ用いたが、他に、電話機20にID番号、PC22にMACアドレス(データリンク層ヘッダ)などを用いてもよい。
【0051】
また、上述の第1の実施形態では、通信管理装置40は端末管理情報記憶装置46、伝言メモ情報記憶装置48を有して構成されていたが、共にあるいあは一方が、この通信管理装置40の外部に設けられていても同様な効果を奏することができる。例えば、端末管理情報記憶装置46が、構内ネットワークシステム2内の接続配線16(PCを繋ぐLAN)に直接に接続されて構成されている場合、本発明における作業時には、接続配線16および通信接続装置42を介して、その情報を着信履歴制御装置44に転送することになる。また、例えば、端末管理情報記憶装置46、伝言メモ情報記憶装置48などは、共にあるいは一方が、構内ネットワークシステム2の外部に、公衆電話網4を介して接続されていてもよい。この場合、本発明における作業時に公衆電話網4を介して、組み合わせ情報を転送することになる。
【0052】
【発明の効果】
このように、本発明では、着信を受ける受取人が不在などの場合、予め設定した代理応答候補者の電話機をオンフック状態とする。そして、そのオンフックに応対した代理応答者が作成した伝言メモを、着信情報と対とした情報として管理する。このため、本来の受取人が着信履歴情報を確認する際に忘れずに、代理応答者からの伝言メモを確認することが可能となる。また、本来の受取人は、着信履歴情報を見て、電話を、着信の発信基に掛けなおす際に、確実に、相手から受けた内容をチェックすることができるため、特に、ビジネスの場では、業務を円滑に進めることが可能となる。
また、代理応答者にとっても、着信の発信基の着信情報(電話番号など)が自動的に伝言メモに記載されるため、伝言メモ作成時に、その着信情報を聞き出すなどを行う必要がなく、用件を手短に聞き出すことが可能となる。これによって、電話の応対を円滑に進めることができる。
また、代理応答者は自分の利用するPCを用いて伝言メモを作成できる。また、その伝言メモは伝言メモ情報記憶装置に保存されており、伝言メモの紛失を防止でき、また、紙に書いた伝言メモを受取人の目に付くところに持っていくなどの煩わしさを省くことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における、通信管理装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態における、通信管理装置の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図3】第1の実施形態における、通信管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】第1の実施形態における、通信管理装置の動作を説明するための他のフローチャートである。
【図5】第1の実施形態における、通信管理装置の動作を説明するための他のシーケンス図である。
【図6】 第1の実施形態における、第1の表示例を示す説明図である。
【図7】 第1の実施形態における、第2の表示例を示す説明図である。
【図8】第2の実施形態における、通信管理装置の構成例を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態における、通信管理装置の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図10】第2の実施形態における、通信管理装置の動作を説明するための他のシーケンス図である。
【符号の説明】
2、202:構内ネットワークシステム
4:公衆電話網
10、12、14、16、18、212、218:接続配線
20:電話機
22:PC
30、230:構内交換装置(PBX)
40、240:通信管理装置
42、242:通信接続装置
44、244:着信履歴制御装置
46、246:端末管理情報記憶装置
48、248:伝言メモ情報記憶装置
220:通信機器
230:接続装置
231:通信機器制御装置
232:信号識別装置
234:通話装置
236:入力装置
238:表示装置

Claims (4)

  1. 広域ネットワーク網と構内ネットワーク網との信号交換を行う構内交換装置に接続され、音声信号の送受信が可能な少なくとも一つの通信端末装置から受信した前記音声信号の着信履歴情報を管理する通信管理装置において、
    前記構内交換装置と前記通信端末装置の各々との通信を行う通信手段と、
    着信した前記構内交換装置から前記通信手段を介して、当該着信の着信日時、送信元通信装置識別情報、着信先通信装置識別情報を少なくとも含む着信情報を受け取り、伝言メモ情報記憶装置に記憶すると共に、当該着信に代理応答した通信端末装置の識別情報を、前記構内交換装置から前記通信手段を介して受け取り、当該着信の前記着信情報に対応付けて前記伝言メモ情報記憶装置に記憶する第1の着信履歴制御手段と、
    前記代理応答した通信端末装置に伝言メモ情報の作成を要求し、該要求に応じて返送された伝言メモ情報を、前記第1の着信履歴制御手段により当該代理応答通信端末装置の識別情報が対応付けられた前記着信情報に対応付けて前記伝言メモ情報記憶装置に記憶する第2の着信履歴制御手段と、
    前記伝言メモ情報記憶装置に記憶した着信情報に含まれる着信先通信装置識別情報の通信端末装置からの要求に応じて、当該着信先通信装置識別情報に対応する前記着信日時と前記送信元通信装置識別および前記第1の着信履歴制御手段が対応付けた前記代理応答通信端末装置の識別情報を前記伝言メモ情報記憶装置から読み出し、もしくは、当該着信先通信装置識別情報に対応する前記着信日時と前記送信元通信装置識別および前記第1の着信履歴制御手段が対応付けた前記代理応答通信端末装置の識別情報ならびに前記第2の着信履歴制御手段が対応付けた前記伝言メモ情報を前記伝言メモ情報記憶装置から読み出し、要求元の通信端末装置に送信する第3の着信履歴制御手段と
    を有することを特徴とする通信管理装置。
  2. 請求項1に記載の通信管理装置において、
    予め各通信端末装置の識別情報のそれぞれに、代理応答可能な1以上の通信端末装置の識別情報を対応付けて記憶する端末管理情報記憶手段と、
    前記構内交換装置から前記通信手段を介して受け取った前記着信情報に含まれる着信先通信装置識別情報に対応付けられた代理応答可能な通信端末装置を前記端末管理情報記憶手段を検索して特定し、特定した代理応答可能な通信端末装置を呼び出す第4の着信履歴制御手段とを設けたことを特徴とする通信管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の通信管理装置において、
    前記伝言メモ情報は、文字情報または音声情報のいずれかであることを特徴とする通信管理装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の通信管理装置において、
    前記通信端末装置は電話機と端末装置とからなり、前記着信情報は着信日時と送信元電話機の識別情報および着信先電話機の識別情報からなり、
    対となる電話機の識別情報と端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段を設け、
    前記第2の着信履歴制御手段は、代理応答した電話機と対となる端末装置を前記記憶手段を検索して特定し、特定した端末装置に対して前記伝言メモ情報の作成を要求すると共に当該着信情報と前記代理応答した電話機の識別情報とを送信し、当該端末装置で作成され返送された前記伝言メモ情報および該伝言メモ情報に付与された当該着信情報を受信し、受信した着信情報に一致する着信情報を前記伝言メモ情報記憶装置を検索して特定し、特定した着信情報と対にして、前記受信した伝言メモ情報を前記伝言メモ情報記憶装置に記憶し、
    前記第3の着信履歴制御手段は、前記端末装置からの要求を受け付け、当該端末装置と対となる電話機を前記記憶手段を検索して特定し、特定した電話機の識別情報を着信先とした着信情報における前記着信日時と前記送信元の電話機の識別情報および該着信情報と対となる前記代理応答した電話機の識別情報を前記伝言メモ情報記憶装置から読み出し、もしくは、特定した電話機の識別情報を着信先とした着信情報における前記着信日時と前記 送信元の電話機の識別情報および該着信情報と対となる前記代理応答した電話機の識別情報と前記伝言メモ情報を前記伝言メモ情報記憶装置から読み出し、前記要求元の端末装置に送信することを特徴とする通信管理装置。
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