JP3775566B2 - 蓋体の固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケース本体に蝶板により開閉可能に取付けられた蓋体の固定装置、より詳細には蓋体の開放防止を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電池を電源とする小型器機にあっては、電池の交換が可能なように開閉可能な蓋体により封止可能な収容室に電池が収容されている。
しかしながら、装置本体が落下すると、衝撃により蓋体が開放されて電池が収容室から飛び出し、導電体に接触した場合には短絡により火花放電を起こして発火元となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解消するため、蓋体をネジにより本体に固定することも考えられるが、着脱に道具やコインを必要とするため、操作が面倒であるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、道具等を必要とすることなく開閉が可能でしかも収容物の飛び出しを確実に防止することができる蓋体の固定装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解消するために本発明においては、一端が回動可能にケース本体に取付けられた蓋体の固定装置において、前記蓋体の他端側に鍵型状の固定具を前記ケース本体に回動可能に取付けるとともに、前記蓋体が前記ケース本体から浮き上がり、かつ前記固定具に対向する状態を維持するように前記蓋体の回動を前記ケース本体と接触して規制する突起体が前記固定具に着脱可能に装着され、前記固定具の回動支点近傍の前記ケース本体に突出面が形成され、回動阻止時に前記突起体が前記突出面に当接するように構成されている。
【0005】
【作用】
蓋体が開放し切るまで回動するのを突起体により阻止し、また突起体を引き抜いて蓋体の回動角の制限を無くする。
【0006】
【発明の実施の態様】
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1(イ)は、本発明の蓋体の固定装置が適用されたケースの一実施例を示すものであって、蓋体1は、一端をケース本体2にヒンジ3により回動可能に取付けられ、端部を本発明の固定具4によりケース本体2に固定されている。
【0007】
固定具4は、ケース本体2の側壁2aに平行な本体部5と、蓋体1に平行な張出部6とを有するように断面鉤型に形成され、本体部の一端部の両側をヒンジ7(図2)により回動可能にケース本体2に取付けられ、張出部6の先端の鍵部6aと蓋体1の凹部1aとが契合するよう構成されている。
【0008】
本体部5の下端には図1(ロ)に示したように挿抜可能な突起体8が装着されていて、突起体8とケース本体2の側壁2a、より詳細には側壁2aに略垂直に張り出した突出面2bに接触して固定具4の回動角を規制するように構成されている。
【0009】
この実施例において、蓋体1を閉じた状態で、固定具4により蓋体1を固定し、突起体8を装入する。この状態では、図2(イ)に示したように蓋体1は、その凹部1aに固定具4の鍵部6aが契合した状態以上には拡開されないから、衝撃により開放されることはない。
【0010】
一方、衝撃等により蓋体1に大きな力が作用して固定具4が蓋体1の回動に抗しきれず鍵部6aと凹部1aとの拘止が解けて、図2(ロ)に示したように外側に回動すると、突起体8がケース本体2の側壁2aに突き当たる。これにより、固定具4の回動角が制限され、張出部6の先端が蓋体1に対向した状態を維持し、蓋体1が開放してしまうのを阻止する。
【0011】
この衝撃による収容物の乱れを直すために蓋体1を開放する場合には、突起体8を引き抜いて固定具4を最大限まで回動させると、蓋体1が開放可能となる。収容物の整理が終了して蓋体1を閉じた状態で、固定具4を蓋体1側に回動して鍵部6aを凹部1aに契合させ、最後に突起体8を装着する。
【0012】
図3は、固定具の他の実施例を示すものであって、この実施例においては突起体10は、直方体状に形成され、その両側にそれぞれ凸部11と爪部12が形成され、また固定具4の本体部5にはこれらと契合する凹部13と鍵部14が形成されている。これにより、突起体10の凸部11、爪部12を、突起体の凹部13、鍵部14に着脱することができる。
【0013】
この実施例において、蓋体1を閉じた状態で、固定具4により蓋体1を固定し、突起体10を装入する。この状態では、前述の実施例と同様に蓋体1は、その凹部1aに固定具4の鍵部6aが契合した状態以上には拡開されないから、衝撃を受けても開放されることはない。
【0014】
そして、ケース本体部2との接触面積が大きいため、衝撃による蓋体1の開放をより確実に阻止することができ、また、突起体10が固定具4の長手方向の両端近傍に係合しているため、衝撃等の外力による固定具4の弾性変形による回動軸間の距離の短縮を可及的に防止して、固定具4そのものがケース本体2から離脱するが防止されている。
る。
【0015】
なお、上述の実施例においては、突起体10に凸部11を、また固定具側に凹部13を形成して、固定具4の回動角を大きく確保するようにしているが、蓋体を開放できる場合には突起体10に凹部を、また固定具側に凸部を形成して脱着可能に構成しても同様の作用を奏することは明らかである。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、蓋体が開放し切るまで回動するのを突起体により阻止し、また突起体を引き抜くという簡単な操作で蓋体の回動角の制限を無くして開放可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の固定装置を使用したケースの一実施例と、固定具を拡大して示す図である。
【図2】 図(イ)、(ロ)は、それぞれ同上固定装置を、蓋体が正常に封止されている状態と、衝撃により開放を阻止した状態を示す図である。
【図3】 図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の固定装置を使用したケースの他の実施例と、固定具とを示す図である。
【符号の説明】
1 蓋体
1a 凹部
2 ケース本体
2a 側壁
2b 突出面
3 ヒンジ
4 固定具
5 本体部
6 張出部
6a 鍵部
7 ヒンジ
8 突起体
Claims (2)
- 一端が回動可能にケース本体に取付けられた蓋体の固定装置において、
前記蓋体の他端側に鍵型状の固定具を前記ケース本体に回動可能に取付けるとともに、前記蓋体が前記ケース本体から浮き上がり、かつ前記固定具に対向する状態を維持するように前記蓋体の回動を前記ケース本体と接触して規制する突起体が前記固定具に着脱可能に装着され、前記固定具の回動支点近傍の前記ケース本体に突出面が形成され、回動阻止時に前記突起体が前記突出面に当接するように構成されている蓋体の固定装置。 - 前記突起体が、略直方体状に形成され、また前記固定具に対向する面に契合用の凸部を、前記固定具に前記凸部と契合する凹部を形成して構成されている請求項1に記載の蓋体の固定装置。
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