JP3775536B2 - タイヤ搬送コンベア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤを搬送するコンベアであって搬送路の途中で作業用の開口を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤを搬送するローラコンベアの途中で作業を行う場合、タイヤ内に空気を入れ作業を行うことがしばしば行われ、その際には搬送されてきたタイヤにリムを嵌着させて空気が供給される。
【0003】
例えばタイヤ加硫機により加硫されたタイヤは、直ちにPCI(ポストキュアインフレーション)が行われる。
すなわち加硫後のタイヤに内圧を充填して膨張させるPCIを行うことによりプライコードの熱収縮を防止し形状を安定させながら一定時間自然冷却し製品タイヤの性能向上を図っている。
【0004】
加硫機で加硫されたタイヤは、フリーローラコンベアにより自重で搬送される。
このフリーローラコンベアの途中にポストキュアインフレータが配備され、フリーローラコンベアには円形の開口が形成されていて、同開口を挟んで上下に上リムと下リムが配置され、下リムがフリーローラコンベアに形成された開口を貫通してタイヤに装着して共に上昇し上リムにタイヤを装着し、内圧を充填する。
そして自然冷却して形状を安定させる。
【0005】
フリーローラコンベアに形成される開口は、下リムが貫通できるように下リムの外径より大きい開口径を有するが、同時にタイヤが落ち込まずに搬送されるようタイヤの外径より開口径は小さい。
すなわちフリーローラコンベアに形成される開口の内径は、下リムの外径とタイヤの外径との間の径である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで偏平タイヤの場合、特にタイヤの外径が下リムの外径に近くそれ程大きな差はないので、フリーローラコンベアの開口部ではタイヤの外周縁部をローラが僅かに支持している状態となる。
【0007】
ポストキュアインフレータでは、フリーローラコンベア上を自重で搬送されてきたタイヤを開口部でストッパーが停止させ、ローラがタイヤの外周縁部をわずかに支持するので、ストッパーがタイヤを停止させたときに開口にタイヤが一部入り込んだりするケースが多く、所要の姿勢がとれず、したがって上下リムによる装着が正しく行われずタイヤセット不良を起こすことがある。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、搬送ローラコンベアの開口部の所定位置にタイヤを誘導して正しい姿勢で常に停止できるタイヤ搬送コンベアを供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用効果】
上記目的を達成するために、本発明は、タイヤを搬送する搬送ローラコンベアの途中にタイヤの外径より径の小さい作業用の開口が形成され、前記開口を開閉する案内ローラコンベアが設けられ、前記案内ローラコンベアは、タイヤを前記開口の所定位置に誘導するときに前記開口を塞ぎ前記搬送ローラコンベアと同一搬送面を形成し、前記開口を利用して作業するときには移動して前記開口を開き搬送面から退避した状態とするタイヤ搬送コンベアとした。
【0010】
搬送ローラコンベアの途中の開口の所定位置にタイヤを誘導するときに、案内ローラコンベアが開口を塞ぎ搬送ローラコンベアと同一搬送面を形成するので、タイヤは滑らかに開口部に搬送されて開口に落ち込むことはないので、開口部の所定位置にタイヤを誘導して正しい姿勢で常に停止できる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のタイヤ搬送コンベアにおいて、前記開口が、ポストキュアインフレータの下リムの貫通口であることを特徴とする。
タイヤ加硫機で加硫成形されたタイヤがタイヤ搬送コンベアでポストインフレータに搬送されてくると、下リムの貫通口である開口を案内ローラコンベアが塞ぎタイヤが開口に落ち込むことがなく所定の姿勢で支持されるので、上下リムによる装着が正しく行われる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載のタイヤ搬送コンベアにおいて、前記搬送ローラコンベアおよび案内ローラコンベアがフリーローラコンベアであることを特徴とする。
したがってタイヤは自重により搬送され、タイヤ搬送のための動力手段を必要としない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図5に図示し説明する。
本実施の形態に係るタイヤ搬送コンベアは、タイヤ加硫機から延びたフリーローラコンベアであり、該搬送ローラコンベア10の途中にポストキュアインフレータ20が配置されている。
【0014】
搬送ローラコンベア10は、多数のフリーローラ11が左右に2列平行に配列されたもので、上流側の傾斜の急な部分から傾斜の緩やかな部分に移行し、この緩やかな傾斜部分にポストキュアインフレータ20が設けられている。
【0015】
ポストキュアインフレータ20の所では、図2に示すように搬送ローラコンベア10の所定箇所において左右のフリーローラ11が幅長を短くして中央に円形の開口12を形成している。
この円開口12の内径は、タイヤ1の外径よりは小さく、タイヤ1は同開口12の上を移動可能である。
【0016】
この開口12を挟んで上方に上リム21,下方に下リム22が互いに対向して配設され、下リム22は上下に昇降できるよう構成されている。
開口12の内径は下リム22の外径よりは大きく、上昇した下リム22は開口12を貫通して上リム21に接近することができる。
【0017】
開口12の下流側の所定位置で左右のローラ間に出没自在にタイヤストッパー25が設けられている。
タイヤストッパー25が左右のローラの間から上方へ突出すると搬送路を遮断して搬送ローラコンベア10上を搬送されてきたタイヤ1はタイヤストッパー25に当接して所定位置(タイヤ1の中心が円開口12の中心に略一致する位置)に停止させられる(図2参照)。
【0018】
なおタイヤストッパー25の上流側面にはタイヤの接触を検知するセンサー(図示せず)が設けられている。
このタイヤストッパー25の上流側で左右のフリーローラ11,11間に案内ローラコンベア15が上流側から略水平に摺動して入り込むことができる。
【0019】
案内ローラコンベア15は、左右のフリーローラ11,11間に入り込むことができる幅長で、多数のフリーローラ16が長尺に配列されたコンベアであり、搬送ローラコンベア10の上流側の急傾斜部分から緩傾斜部分に移行する辺りから上流側に配設された支持台に摺動自在に支持され、ロッドレスシリンダなどから構成されるアクチュエータ17により摺動される。
【0020】
案内ローラコンベア15は、搬送ローラコンベア10の緩傾斜部分の搬送面と同一の搬送面を形成し、同じ搬送面を維持して摺動する。
図1は、案内ローラコンベア15が搬送ローラコンベア10の搬送路から退避した状態を示しており、搬送ローラコンベア10の急傾斜部分の下方に位置している。
【0021】
アクチュエータ17の駆動で案内ローラコンベア15が前進すると、搬送ローラコンベア10の緩傾斜部分の左右のフリーローラ11,11間に入り込み、図3および図4に示すように搬送面を搬送ローラコンベア10と同一にして開口12の中央部分を塞ぐことができる。
したがって案内ローラコンベア15を後退させ、図1に示す位置に退避させると、開口12は完全に開く(図2参照)。
【0022】
いま図1および図2に示す状態にあって、これから加硫機で加硫されたタイヤが送り出される場合、まず案内ローラコンベア15を前進させて搬送ローラコンベア10の開口12を塞ぐとともにタイヤストッパー25を突出させておく(図3および図4参照)。
【0023】
搬送ローラコンベア10の左右のフリーローラ11,11上を加硫済のタイヤ1が自重により搬送されてくると、ポストキュアインフレータ20の所で搬送ローラコンベア10と搬送面を同じくして案内ローラコンベア15が開口12を塞いでいるので、タイヤ1が開口12に落ち込むことがなく搬送されて突出したタイヤストッパー25に当接して所定位置で停止する。
【0024】
タイヤストッパー25に設けられたセンサーがタイヤ1の接触を検知してタイヤ1が所定位置に有ることを確認した後、案内ローラコンベア15が後退して搬送路から退避すると、開口12が開き、タイヤ1は外周縁部を開口12の両側のフリーローラ11,11に支持されて、中心を開口12および下リム22の中心に略一致させている。
【0025】
そこで下リム22が上昇すると、下リム22は開口12を貫通してタイヤ1の内周縁に嵌合して持ち上げ、上方に対向して位置した上リム21にタイヤ1を挟んで装着される(図5参照)。
【0026】
この状態でタイヤ1内に内圧を充填して膨張させ、所定時間自然冷却し、タイヤ1に埋設されたプライコードの熱収縮を防止して形状を安定させ、製品タイヤの性能向上を図る。
【0027】
かかるPCIが終了すると、タイヤ1の装着が解除され、下リム22がタイヤ1とともに下降し、下リム22が開口12を貫通した処で、タイヤ1は搬送ローラコンベア10の左右のフリーローラ11,11に載り、自重により下流側に搬送される。
【0028】
そして次の加硫済タイヤ1が移動してくる前に、案内ローラコンベア15を前進し、タイヤストッパー25を突出させておく(図3および図4参照)。
以下前記工程を繰り返す。
【0029】
以上のように案内ローラコンベア15が搬送ローラコンベア10の開口12を搬送面を同一にして塞ぐので、タイヤ1は開口12に落ち込むことなく、所定位置に誘導されて正しい姿勢で常に停止することができる。
【0030】
したがってポストキュアインフレータ20において上下リム21,22に正しく装着され、支障なく確実にPCIが行われる。
ポストキュアインフレータ20へのタイヤセット不良による品質不良は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るタイヤ搬送コンベアの概略側面図である。
【図2】同要部平面図である。
【図3】別の状態の同タイヤ搬送コンベアの概略側面図である。
【図4】同要部平面図である。
【図5】さらに別の状態の同タイヤ搬送コンベアの概略側面図である。
【符号の説明】
1…タイヤ、
10…搬送ローラコンベア、11…フリーローラ、12…開口、
15…案内コーラコンベア、16…フリーローラ、17…アクチュエータ、
20…ポストキュアインフレータ、21…上リム、22…下リム、25…タイヤストッパー。

Claims (3)

  1. タイヤを搬送する搬送ローラコンベアの途中にタイヤの外径より径の小さい作業用の開口が形成され、
    前記開口を開閉する案内ローラコンベアが設けられ、
    前記案内ローラコンベアは、タイヤを前記開口の所定位置に誘導するときに前記開口を塞ぎ前記搬送ローラコンベアと同一搬送面を形成し、前記開口を利用して作業するときには移動して前記開口を開き搬送面から退避した状態とすることを特徴とするタイヤ搬送コンベア。
  2. 前記開口は、ポストキュアインフレータの下リムの貫通口であることを特徴とする請求項1記載のタイヤ搬送コンベア。
  3. 前記搬送ローラコンベアおよび案内ローラコンベアはフリーローラコンベアであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のタイヤ搬送コンベア。
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