JP3771484B2 - パワーウインドウ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、車両用に用いて好適なパワーウインドウ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用のパワーウインドウ装置は、運転席と、助手席と、後部右側席と、後部左側席との各ドアにそれぞれ配設されており、各パワーウインドウ装置は、モータードライバと、モータードライバを制御する中央演算素子(CPU)と、モータードライバによって制御されるモーター装置と、モーター装置によって開閉駆動されるウインドウとを有し、各ウインドウが各モーター装置の駆動によって、開閉できるように構成されている。ここで、モータードライバと中央演算素子とによって、制御モジュール機構が形成されている。
【0003】
また、このうちの運転席のドアに配設された制御モジュールは、運転席と、助手席と、後部右側席と、後部左側席との各ウインドウのそれぞれを開閉することができる例えば、スイッチ装置などの複数個(例えば、4個)の操作部材を備えている。
【0004】
また、助手席と、後部右側席と、後部左側席との各ドアに配設された各制御モジュールは、それぞれの自席(位置)の各ウインドウのみを開閉することができる例えば、スイッチ装置などの少なくとも1個の操作部材を備えている。
【0005】
このようにして、運転席では、運転席のウインドウを含む全ての各ウインドウのそれぞれが自在に開閉をすることができるように構成されている。このために、運転席の制御モジュールには、前述の如く、複数個(例えば、4個)の操作部材を備えている。
【0006】
このことから、運転席に着座している運転者は、自席で、全ての各ウインドウを自在に開閉操作することが出来る。
また、運転席以外の助手席や後部座席などに同乗している各同乗者は、各自席のひとつの操作部材のみの操作で、各自席のウインドウのみの開閉をすることが出来るように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパワーウインドウ装置は、運転席以外の助手席や後部座席などに同乗している同乗者が、各同乗者が着座している各自席(位置)の制御モジュールのひとつの操作部材を操作して、各自席のウインドウの開放操作、又は閉じ操作を行う際に、運転席の運転者は、その各同乗者の各自席のウインドウの開閉操作の状況を容易に把握することが出来なかった。このことから、例えば、ウインドウの閉じ忘れや、時として、運転者と同乗者とが運転席以外の同乗者の窓に対して、同時に相反する開閉操作を行い、特に、運転者が装置の故障と勘違いしてしまうなど、開閉操作に不都合が生じるという問題が生じることがある。
【0008】
本発明のパワーウインドウ装置は、上述の問題点を解決するもので、その目的は、運転席の運転者がそれぞれの同乗者のそれぞれのウインドウの開閉操作の状況を容易に、且つ確実に把握することが出来るパワーウインドウ装置を提供する

【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のパワーウインドウ装置は、車両内の運転席側に配設され、運転席の窓と、運転席以外の少なくともひとつの同乗席の窓とをそれぞれ開閉操作するための複数個のスイッチ装置を有する第1制御モジュールと、車両内の運転席以外の同乗席の少なくともひとつに配設され、同乗席の窓を開閉操作するためのスイッチ装置を含む第2制御モジュールとを備え、第2制御モジュールのスイッチ装置が窓の開閉をするために操作されている間、操作されていることを前記運転席にいる運転者に判るよう表示する報知装置が車両内に配設されていることである。
かかる構成によって、同乗席側に配設されたスイッチ装置が窓の開閉操作をすると、窓の開閉操作をされていることを報知装置の報知(表示)によって、容易に運転者が認識することが出来、窓の開閉操作を確実に行うことが出来る。
【0010】
本発明のパワーウインドウ装置は、第1制御モジュールが、第1中央演算素子と、第1中央演算素子に接続された第1通信インターフェースと、第1中央演算素子に接続された複数個のスイッチ装置とを有し、第2制御モジュールが、第2中央演算素子と、第2中央演算素子に接続された第2通信インターフェースと、第2中央演算素子に接続された少なくとも1個のスイッチ装置とを有し、第1通信インターフェースと、第2通信インターフェースとは通信バスによって接続されると共に、第2制御モジュールのスイッチ装置が操作されると、第2中央演算素子からの出力信号に基づき、第1中央演算素子が報知装置を制御することである。
かかる構成によって、従来と比較して、その基本的な構成を同一な構成とすることが出来ることから、大幅なコストの上昇は無く、比較的安価に構成することができる。
【0011】
本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、第1制御モジュールの同乗席の窓を開閉操作するためのスイッチ装置に配設されていることである。
かかる構成によって、スイッチ装置に報知装置を配設することで構成出来、よって、報知装置の配設が容易で、パワーウインドウ装置が大型化することなく出来るという効果を奏する。
【0012】
本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、照光素子から成ることである。
かかる構成によって、照光素子は、小型で、安価な素子を配設し、点滅制御がし易い素子を用いることができることから、安価なパワーウインドウ装置を提供出来る。
【0013】
本発明のパワーウインドウ装置は、車両内の運転席側に配設され、運転席の窓と、運転席以外の各同乗席の窓とをそれぞれ開閉操作するための少なくとも4個のスイッチ装置を有する第1制御モジュールと、車両内の運転席以外の各同乗席側にそれぞれ配設され、各同乗席の各窓をそれぞれ開閉操作するためのそれぞれ少なくとも1個のスイッチ装置を有する第2、第3、及び第4制御モジュールとを備え、第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置が各窓の開閉をするために操作されている間、操作されていることを前記運転席にいる運転者に判るよう表示する報知装置が車両内に配設されていることである。
かかる構成によって、複数個の各同乗席側に配設された複数個の各スイッチ装置が各窓の開閉操作をすると、各窓の開閉操作をされていることを報知装置の報知(表示)によって、容易に運転者が認識することが出来、窓の開閉操作を確実に行うことが出来る。
【0014】
また、本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、各第2、第3、及び第4制御モジュールが配設された同乗席の窓を開閉操作するために第1制御モジュールに配置された各スイッチ装置のそれぞれに配設されていることである。
かかる構成によって、4個のスイッチ装置を照光型のスイッチ装置とすることで構成出来、よって、報知装置の配設が容易で、パワーウインドウ装置が大型化することなく出来るという効果を奏する。
【0015】
また、本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、照光素子から成り、第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置のいずれかが各窓の開閉操作をするために操作されると、操作されたスイッチ装置に対応する照光素子が点滅するように構成されていることである。
かかる構成によって、照光素子は、小型で、安価な素子を配設し、点滅制御がし易い素子を用いることができることから、安価なパワーウインドウ装置を提供出来る。
【0016】
また、本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、車両の前面計器部材内に配設されている外部表示器から成ることである。
かかる構成によって、運転者の運転中における目線の動きの範囲を小さくでき、よって、報知装置の視認性が向上する。
【0017】
また、本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、スピーカーから成り、第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置のいずれかが各窓の開閉操作をするために操作されると、スピーカーから音声が出力され、各窓が操作されていることを知らせるように構成されていることである。
かかる構成によって、運転者が各窓の開閉操作について、音声認識できることから、運転者は、運転操作に集中することが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパワーウインドウ装置についての図面を説明すると、図1は、本発明のパワーウインドウ装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は、本発明のパワーウインドウ装置の第2の実施の形態を示すブロック図、図3は、図2のパワーウインドウ装置に係わる外部表示器の実施の形態を示す説明図である。
【0019】
本発明のパワーウインドウ(P/W)装置は、車両に取り付けられ、少なくとも運転席(図示せず)のドア(図示せず)に配設された運転席(第1)制御モジュール1と、助手席(図示せず)のドア(図示せず)に配設された助手席(第2)制御モジュール2と、後部右側席(図示せず)のドア(図示せず)に配設された後部右側席(第3)制御モジュール3と、後部左側席(図示せず)のドア(図示せず)に配設された後部左側席(第4)制御モジュール4とを有している。
【0020】
また、運転席(第1)制御モジュール1と、助手席(第2)制御モジュール2と、後部右側席(第3)制御モジュール3と、後部左側席(第4)制御モジュール4とにそれぞれ接続され、各制御モジュール1、2、3、4にそれぞれ電力を供給するバッテリー(図示せず)からの電力線5と、各制御モジュール1、2、3、4をそれぞれ接地するアース線5aと、各制御モジュール1、2、3、4にそれぞれ接続されたイグニッション(図示せず)からの信号線6とを有している。各制御モジュール1、2、3、4は、通信バス26に接続されている。
【0021】
そして、主に、運転席制御モジュール1は、運転者によって操作され、助手席制御モジュール2は、助手席の第1同乗者によって操作され、後部右側席制御モジュール3は、後部右側席の第2同乗者によって操作され、更に、後部左側席制御モジュール4は、後部左側席の第3同乗者によって操作されるように車両にそれぞれ配設されている。
【0022】
運転席制御モジュール1は、第1中央演算素子(CPU)1aと、第1中央演算素子1aによって制御される第1モータードライバ1bと、第1中央演算素子1aに接続された第1通信インターフェース1cと、第1中央演算素子1aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る運転席スイッチ装置1dと、第1中央演算素子1aに接続され、運転席スイッチ装置1dを照光するための例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る運転席照光素子1eと、第1中央演算素子1aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る助手席スイッチ装置1fと、第1中央演算素子1aに接続され、助手席スイッチ装置1fを照光するための例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る助手席照光素子1gと、第1中央演算素子1aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る後部右側席スイッチ装置1hと、第1中央演算素子1aに接続され、後部右側席スイッチ装置1hを照光するための例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る後部右側席照光素子1jと、第1中央演算素子1aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る後部左側席スイッチ装置1kと、第1中央演算素子1aに接続され、後部左側席スイッチ装置1kを照光するための例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る後部左側席照光素子1mとを有している。
【0023】
即ち、運転席制御モジュール1は、4個のスイッチ装置である運転席スイッチ装置1dと、助手席スイッチ装置1fと、後部右側席スイッチ装置1hと、後部左側席スイッチ装置1kとを有している。
【0024】
また、運転席制御モジュール1は、前述の如く、運転席照光素子1eと、助手席照光素子1gと、後部右側席照光素子1jと、後部左側席照光素子1mとを有し、これら4個の各照光素子1e、1g、1j、1mが、報知装置を構成し、前記各スイッチ装置1d、1f、1h、1k内にそれぞれ配設されている。即ち、各スイッチ装置1d、1f、1h、1kは、各照光素子1e、1g、1j、1mによって、例えば、ツマミ部(操作部)が照光される照光型スイッチ装置として構成されている。
【0025】
また、第1モータードライバ1bには、第1モータードライバ1bによって駆動され、運転席(図示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動作させるための第1モーター装置7が接続され、この第1モーター装置7からの駆動信号は、第1中央演算素子1aに入力されるように構成されている。
【0026】
また、第1中央演算素子1aには、外部スピーカー11が接続されており、この外部スピーカー11からは、第1中央演算素子1aにて電気的に合成・作成された合成音声が出力されるように構成されている。
この外部スピーカー11は、例えば、ダッシュボードの近傍や、ドア内などの適宜の場所に配設されている。
【0027】
助手席制御モジュール2は、第2中央演算素子(CPU)2aと、第2中央演算素子2aによって制御される第2モータードライバ2bと、第2中央演算素子2aに接続された第2通信インターフェース2cと、第2中央演算素子2aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る助手席スイッチ装置2dとを有している。
【0028】
また、第2モータードライバ2bには、第2モータードライバ2bによって駆動され、助手席(図示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動作させる第2モーター装置8が接続され、この第2モーター装置8からの駆動信号は、第2中央演算素子2aに入力されるように構成されている。
【0029】
そして、助手席制御モジュール2の第2通信インターフェース2cと、前記運転席制御モジュール1の第1通信インターフェース1cとは通信バス26を介して接続されている。この接続によって、各種の制御信号の入出力が行われる。
【0030】
後部右側席制御モジュール3は、第3中央演算素子(CPU)3aと、第3中央演算素子3aによって制御される第3モータードライバ3bと、第3中央演算素子3aに接続された第3通信インターフェース3cと、第3中央演算素子3aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る後部右側席スイッチ装置3dとを有している。
【0031】
また、第3モータードライバ3bには、第3モータードライバ3bによって駆動され、後部右側席(図示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動作させる第3モーター装置9が接続され、この第3モーター装置9からの駆動信号は、第3中央演算素子3aに入力されるように構成されている。
【0032】
そして、後部右側席制御モジュール3の第3通信インターフェース3cと、前記運転席制御モジュール1の第1通信インターフェース1cと、前記第2通信インターフェース2cとは通信バス26を介して接続されている。この接続によって、各種の制御信号の入出力が行われる。
【0033】
後部左側席制御モジュール4は、第4中央演算素子(CPU)4aと、第4中央演算素子4aによって制御される第4モータードライバ4bと、第4中央演算素子4aに接続された第4通信インターフェース4cと、第4中央演算素子4aに接続され、例えば、シーソー型スイッチ部材やプル・プッシュ型スイッチ部材などから成る後部左側席スイッチ装置4dとを有している。
【0034】
また、第4モータードライバ4bには、第4モータードライバ4bによって駆動され、後部左側席(図示せず)のドアのウインドウ(図示せず)を開閉動作させる第4モーター装置10が接続され、この第4モーター装置10からの駆動信号は、第4中央演算素子4aに入力されるように構成されている。
【0035】
そして、後部左側席制御モジュール4の第4通信インターフェース4cと、前記運転席制御モジュール1の第1通信インターフェース1cとは通信バス26を介して接続されている。この通信バス26を介しての接続によって、各種の制御信号の入出力が行われる。
【0036】
即ち、第1通信インターフェース1cと、第2通信インターフェース2cと、第3通信インターフェース3cと、第4通信インターフェース4cとは通信バス26を介して接続され、各第1、第2、第3、及び第4中央演算素子1a、2a、3a、4aからの入・出力信号を相互にインターフェース(交信)している。
【0037】
次に、この本発明のパワーウインドウ(P/W)装置の動作について説明する。 このとき、運転席、助手席、後部右側席、及び後部左側席の各ウインドウ(図示せず)は、閉じられている状態であるとする。
【0038】
なお、運転席スイッチ装置1dが操作されていないとき、運転席照光素子1eは連続的に点灯しており、その他の照光素子、つまり助手席照光素子1g、後部右側席照光素子1j、及び後部左側席照光素子1mは、関連するスイッチ装置が操作されていない間は消灯している。
【0039】
先ず、運転席の運転者が運転席制御モジュール1の運転席スイッチ装置1dを運転席のウインドウが開くように操作すると、運転席スイッチ装置1dからの操作信号が、第1中央演算素子1aに入力され、この操作信号によって、第1中央演算素子1aを介して第1モータードライバ1bが駆動され、第1モータードライバ1bの駆動によって、第1モーター装置7が回動し、運転席のウインドウが開かれる(開放される)ように動作する。
【0040】
また、次に、運転席のウインドウが開かれた状態において、運転席スイッチ装置1dを運転席のウインドウが閉じるように操作すると運転席スイッチ装置1dからの操作信号が、第1中央演算素子1aに入力され、この操作信号によって、第1中央演算素子1aを介して第1モータードライバ1bが駆動され、第1モータードライバ1bの駆動によって、第1モーター装置7が回動され、運転席のウインドウが閉じるように動作する。
【0041】
運転席スイッチ装置1dが操作されている間中、運転席照光素子1eは、点滅動作するように動作し、操作を終了すると消灯する。
【0042】
上述の運転席のウインドウの開閉操作は、いわゆる、マニュアル操作(任意の位置にウインドウを停止させる)、又はオート操作(ウインドウの全開放、又は全閉じ位置での停止)がそれぞれ個別に出来るように構成されている。
【0043】
また、次に、運転席の運転者が運転席制御モジュール1の助手席スイッチ装置1fを助手席のウインドウが開くように操作すると、助手席スイッチ装置1fからの操作信号が、第1中央演算素子1a、及び第1通信インターフェース1cを介して、この操作信号が第1通信インターフェース1cに接続された助手席P/W機構部材2の第2通信インターフェース2cに入力される。
【0044】
この第2通信インターフェース2cに入力された操作信号は、第2通信インターフェース2cを介して、第2中央演算素子2aに入力され、この入力された操作信号が第2中央演算素子2aを介して、第2モータードライバ2bを駆動する信号を出力し、この出力信号にて、第2モータードライバ2bが駆動され、第2モータードライバ2bの駆動によって、第2モーター装置8が回動され、助手席のウインドウが開かれるように動作する。
【0045】
また、次に、助手席のウインドウが開かれた状態において、助手席スイッチ装置1fを助手席のウインドウが閉じるように操作すると、助手席スイッチ装置1fからの操作信号が、第1中央演算素子1a、及び第2中央演算素子2aを介して第2モータードライバ2bを駆動し、第2モータードライバ2bの駆動によって、第2モーター装置8が回動され、助手席のウインドウが閉じるように動作する。
【0046】
この運転席制御モジュール1の助手席スイッチ装置1fが操作されているときは、助手席照光素子1gは、消灯したままである。
【0047】
また、運転席の運転者が運転席制御モジュール1の後部右側席スイッチ装置1h、及び後部左側席スイッチ装置1kの開閉操作による後部右側席、及び後部左側席のそれぞれのウインドウ(図示せず)の開閉動作については、前述の助手席スイッチ装置1fの開閉操作による動作と同様の動作であることから説明は省略する。
【0048】
次に、助手席の第1同乗者が助手席制御モジュール2の助手席スイッチ装置2dを助手席のウインドウが開くように操作すると、助手席スイッチ装置2dからの操作信号が、第2中央演算素子2aに入力され、この操作信号によって、第2中央演算素子2aを介して第2モータードライバ2bが駆動され、第2モータードライバ2bの駆動によって、第2モーター装置8が回動され、助手席のウインドウが開かれる(開放される)ように動作する。
【0049】
また、このとき、助手席制御モジュール2の助手席スイッチ装置2dが、第1同乗者によって操作されていることを示す操作信号が、第2中央演算素子2aから第2通信インターフェース2cに入力される。この第2通信インターフェース2cに入力された操作信号は、第2通信インターフェース2cを介して運転席制御モジュール1の第1通信インターフェース1cに入力される。
【0050】
この第1通信インターフェース1cに入力されたこの操作信号は、第1中央演算素子1aに入力され、この操作信号は、第1中央演算素子1aを介して運転席制御モジュール1の助手席スイッチ装置1fを照光するための助手席照光素子1gを照光するように動作(制御)する。このとき、助手席照光素子1gは、助手席制御モジュール2の助手席スイッチ装置2dの操作中のみ点滅動作をするように動作される。この助手席照光素子1gの点滅動作によって、第1同乗者が、助手席スイッチ装置2dを操作していることを運転者が、運転席にて確実に確認することができる。
【0051】
このとき、助手席照光素子1gの点滅動作と同時に、第1中央演算素子1aにて駆動される外部スピーカー11からの合成音声にて、第1同乗者が助手席スイッチ装置2dをウインドウが開くように操作していることを、適宜な音声にて運転者に知らせるように構成されている。
なお、この助手席照光素子1gの点滅動作と、外部スピーカー11からの合成音声とは、個別の動作として、それぞれ片方のみの動作としても良い。
【0052】
また、助手席の第1同乗者が、助手席スイッチ装置2dを助手席のウインドウが閉じるように操作するときも、前述と同様に、運転席制御モジュール1の助手席照光素子1gのウインドウの動作中のみの点滅動作によって、第1同乗者が助手席制御モジュール2の助手席スイッチ装置2dによってウインドウが閉じるように操作していることを運転者が運転席にて確実に確認することができる。
【0053】
このとき、助手席照光素子1gの点滅動作を、ウインドウの開放操作時と、閉じ操作時とで異なるように構成して、開放操作時と閉じ操作時とが明確に確認できるようにしても良い。
【0054】
また、このとき、前述と同様に、外部スピーカー11からの合成音声にて、第1同乗者が助手席スイッチ装置2dによってウインドウが閉じるように操作していることを、適宜な音声にて運転者に知らせるように構成されている。
【0055】
次に、後部右側席の第2同乗者が、後部右側席制御モジュール3の後部右側席スイッチ装置3dを後部右側席のウインドウが開くように操作すると、後部右側席スイッチ装置3dからの操作信号が、第3中央演算素子3aに入力され、この操作信号によって、第3中央演算素子3aを介して第3モータードライバ3bが駆動され、第3モータードライバ3bの駆動によって、第3モーター装置8が回動され、後部右側席のウインドウが開かれるように動作する。
【0056】
また、次に、後部右側席のウインドウが開かれた状態において、後部右側席スイッチ装置3dを後部右側席のウインドウが閉じるように操作すると後部右側席スイッチ装置3dからの操作信号が、第3中央演算素子3aに入力され、この操作信号によって、第3中央演算素子3aを介して第3モータードライバ3bが駆動され、第3モータードライバ3bの駆動によって第3モーター装置8が回動し、後部右側席のウインドウが閉じるように動作する。
【0057】
また、このとき、後部右側席制御モジュール3の後部右側席スイッチ装置3dが、第2同乗者によって、開く、又は閉じるように操作されていることを示す操作信号が、第3中央演算素子3aから第3通信インターフェース3cに入力される。この第3通信インターフェース3cに入力された操作信号は、第3通信インターフェース3cを介して運転席制御モジュール1の第1通信インターフェース1cに入力される。
【0058】
この第1通信インターフェース1cに入力されたこの操作信号は、第1中央演算素子1aに入力され、この操作信号は、第1中央演算素子1aを介して運転席制御モジュール1の後部右側席スイッチ装置1hを照光するための後部右側席照光素子1jを照光するように動作する。このとき、後部右側席照光素子1jは、例えば、点滅動作をするように動作される。
この後部右側席照光素子1jの点滅動作によって、第2同乗者が、後部右側席スイッチ装置3dをウインドウが開く、又は閉じるように操作していることを運転者が、運転席にて確実に確認することができる。
【0059】
このとき、後部右側席照光素子1jの点滅動作と同時に、第1中央演算素子1aにて駆動される外部スピーカー11からの合成音声にて、第2同乗者が後部右側席スイッチ装置3dをウインドウが開く、又は閉じるように操作していること運転者に知らせるように構成されている。
【0060】
また、後部右側席の第2同乗者が、後部右側席スイッチ装置3dを後部右側席のウインドウが閉じるように操作するときも、前述と同様に、運転席制御モジュール1の後部右側席照光素子1jの点滅動作によって、第2同乗者が後部右側席制御モジュール3の後部右側席スイッチ装置3dをウインドウが閉じるように操作していることを運転者が、運転席にて確実に確認することができる。
このとき、後部右側席照光素子1jの点滅動作を、ウインドウの開放操作時と、閉じ操作時とで異なるように構成して、開放操作時と、閉じ操作時とが明確に区別して確認できるようにしても良い。
【0061】
また、このとき、前述と同様に、外部スピーカー11からの合成音声にて、第2同乗者が後部右側席スイッチ装置3dをウインドウが閉じるように操作していることを知らせるように構成されている。
【0062】
次に、後部左側席の第3同乗者が、後部左側席制御モジュール4の後部左側席スイッチ装置4dを後部左側席のウインドウが開くように、又は閉じるように操作するときについては、上述の助手席の第1同乗者のウインドウの開閉操作、及び後部右側席の第2同乗者のウインドウの開閉操作と同様であることから説明は省略する。
なお、上述の実施例では、照光素子による報知と、スピーカからの合成音声による報知とを併用した例について説明したが、これに限定されず、いずれか一方のみの報知を用いても良いことは勿論である。
【0063】
次に、本発明のパワーウインドウ(P/W)装置の第2の実施の形態について説明すると、前述の第1の実施の形態における構成と同一の構成については、同一符号を付与して、詳細な説明は省略する。
このことから、このP/W装置については、第1の実施の形態との相違について説明する。
【0064】
運転席制御モジュール1の第1中央演算素子(CPU)1aには、第1中央演算素子1aによって、各ウインドウの開閉操作が行われいることを表示するために、表示制御されるように構成された外部表示器20が接続されている。
そして、この第2の実施の形態の運転席制御モジュール1の第1中央演算素子1aには、前記運転席照光素子1eと、前記助手席照光素子1gと、前記後部右側席照光素子1jと、前記後部左側席照光素子1mとが接続されておらず、また、これら各照光素子1e、1g、1j、1mは、運転席制御モジュール1内に配設されていない。
【0065】
この外部表示器20は、例えば、図示していない車両の運転席の前面計器部材(いわゆるインスツルメンタルパネル)内に配設された速度計や回転計の近傍や、オーディオ機器(図示せず)やナビゲーションシステム(図示せず)などが配設されたダッシュボード(図示せず)の近傍などであって、運転席の運転者が容易に確認できる位置に配設されている。
なお、この外部表示器20が、前述の報知装置を構成している。
【0066】
また、図3に示すように、この外部表示器20は、車両を模式的に表示する車両部21と、車両部21の前部右側の運転席ドア部22と、運転席ドア部22内に配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る運転席照光器22aと、車両部21の前部左側の助手席ドア部23と、助手席ドア部23内に配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る助手席照光器23aと、車両部21の後部右側の後部右側席ドア部24と、後部右側席ドア部24内に配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る後部右側席照光器24aと、車両部21の後部左側の後部左側席ドア部25と、後部左側席ドア部25内に配設され、例えば、発光ダイオード素子(LED)などから成る後部左側席照光器25aとを有している。
【0067】
この外部表示器20は、いわゆる絵表示記号として表示されているものである。
なお、各照光器22a、23a、24a、25aは、各ドア部22、23、24、25内にそれぞれ配設したが、これに限定されず、例えば、車両部21内の適宜位置に配設しても良い。
【0068】
次に、この外部表示器20の動作について、その概要を説明する。
前述と同様に運転席、その他の同乗席、つまり助手席、後部右側席、及び後部左側席の各ウインドウ(図示せず)は、閉じられている状態であるとする。また、いずれのスイッチ装置も操作されていない状態であるとする。
この状態のとき、外部表示器20の運転席照光器22aと、助手席照光器23aと、後部右側席照光器24aと、後部左側席照光器25aとは、消光(消灯)されている。
【0069】
先ず、運転席の運転者が、前記運転席制御モジュール1の前記運転席スイッチ装置1dを運転席のウインドウが開くように操作すると、前述と同様に運転席スイッチ装置1dからの操作信号が、前記第1中央演算素子1aを介して外部表示器20の運転席照光器22aを点滅するように駆動する。この運転席照光器22aの点滅動作は、運転席スイッチ装置1dの操作中のみ行われ、後述の各照光器23a、24a、25aの点滅動作も同様である。
【0070】
また、運転席スイッチ装置1dを運転席のウインドウが閉じるように操作すると、前述と同様に第1中央演算素子1aによって、外部表示器20の運転席照光器22aが点滅するように駆動される。この運転席のウインドウの開閉操作時における運転席照光器22aの点滅によって、運転席のウインドウが開閉操作されていることを運転者が、確実に識別することができるように構成されている。
【0071】
次に、同乗席のうちの助手席の第1同乗者が、前記助手席制御モジュール2の前記助手席スイッチ装置2dを助手席のウインドウが開くように操作すると、前述と同様に助手席スイッチ装置2dからの操作信号が、第2中央演算素子2a、及び第1中央演算素子1aなどを介して外部表示器20の助手席照光器23aを点滅するように駆動する。
【0072】
また、助手席スイッチ装置2dを助手席のウインドウが閉じるように操作すると、前述と同様に第2中央演算素子2aによって、外部表示器20の助手席照光器23aが点滅するように駆動される。この助手席のウインドウの開閉操作時における助手席照光器23aの点滅によって、助手席の助手席スイッチ装置2dが操作されていることを運転者が、確実に識別することができるように構成されている。
【0073】
次に、後部右側席の第2同乗者が、後部右側席スイッチ装置3dを後部右側席のウインドウが開閉するように開閉操作するときや、後部左側席の第3同乗者が、後部左側席スイッチ装置4dを後部右側席のウインドウが開閉するように操作するときについては、前述の助手席の第1同乗者によるウインドウの開閉動作時と同様に、外部表示器20の後部右側席照光器24a、又は後部左側席照光器25aが点滅し、この後部右側席照光器24a、又は後部左側席照光器25aの点滅によって、各同乗席のスイッチ装置が操作されていることを運転者が、確実に識別することができるように構成されている。
【0074】
また、このとき、前述の各照光器22a、23a、24a、25aの点滅動作を、それぞれのウインドウの開放操作時と、閉じ操作時とで異なるように構成して、開放操作時と閉じ操作時とが、運転者にとって、明確に確認できるようにしても良い。
また、前述のふたつの実施例において、ウインドウの開放操作時と、閉じ操作時とで、図示していないが、異なる発光色を有する1個、或いは2個の照光器を配設し、それぞれを照光させても良い。
【0075】
なお、本発明のパワーウインドウ(P/W)装置は、運転席が車両の右側にある、いわゆる日本車について説明したが、これに限定されず、運転席が車両の左側にある、いわゆる米国車両であっても良い。
【0076】
また、本発明のパワーウインドウ装置は、電動モーター駆動で操作されるウインドウが4個であって、制御モジュールの4個のスイッチ装置によって各ウインドウが操作されるが、4個のウインドウに限定されず、例えば、2個(二人乗り車両)のウインドウであったり、サンルーフを含む5個や、6個(六人乗り車両)のウインドウであっても良く、パワーウインドウの数に対応したスイッチ装置を備えた各機構部材であれば良いことは勿論である。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、本発明のパワーウインドウ装置は、第2制御モジュールのスイッチ装置、または第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置が各窓の開閉をするために操作されている間、操作されていることを運転席にいる運転者に判るよう表示する報知装置が車両内に配設されていることによって、各同乗席側に配設された各スイッチ装置が各窓の開閉操作をすると、各窓の開閉操作をされていることを報知装置の報知(表示)によって、容易に運転者が認識することが出来、故意と勘違いすることなしに窓の開閉操作を確実に行うことが出来る。
【0078】
また、本発明のパワーウインドウ装置は、報知装置が、4個の照光素子から成り、第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれのスイッチ装置のいずれかが各窓の開閉をするために操作されると、操作されている間、操作されたスイッチ装置に対応する照光素子が点滅するように構成されていることによって、照光素子は、小型で、安価であり、点滅制御がし易いことから、安価なパワーウインドウ装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパワーウインドウ装置の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明のパワーウインドウ装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】図2のパワーウインドウ装置に係わる外部表示器の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 運転席(第1)制御モジュール
1a 第1中央演算素子
1c 第1通信インターフェース
1d 運転席スイッチ装置(スイッチ装置)
1e 運転席照光素子(発光ダイオード素子)
1f 助手席スイッチ装置(スイッチ装置)
1g 助手席照光素子(発光ダイオード素子)
1h 後部右側席スイッチ装置(スイッチ装置)
1j 後部右側席照光素子(発光ダイオード素子)
1k 後部左側席スイッチ装置(スイッチ装置)
1m 後部左側席照光素子(発光ダイオード素子)
2 助手席(第2)制御モジュール
2c 第2通信インターフェース
2d 助手席スイッチ装置(スイッチ装置)
3 後部右側席(第3)制御モジュール
3c 第3通信インターフェース
3d 後部右側席スイッチ装置(スイッチ装置)
4 後部左側席(第4)制御モジュール
4c 第4通信インターフェース
4d 後部左側席スイッチ装置(スイッチ装置)
7、8、9、10 モーター装置
11 外部スピーカー
20 外部表示器(報知装置)
22a 運転席照光器(発光ダイオード素子)
23a 助手席照光器(発光ダイオード素子)
24a 後部右側席照光器(発光ダイオード素子)
25a 後部左側席照光器(発光ダイオード素子)

Claims (9)

  1. 車両内の運転席側に配設され、運転席の窓と、運転席以外の少なくともひとつの同乗席の窓とをそれぞれ開閉操作するための複数個のスイッチ装置を有する第1制御モジュールと、
    前記車両内の前記運転席以外の前記同乗席の少なくともひとつに配設され、前記同乗席の前記窓を開閉操作するためのスイッチ装置を含む第2制御モジュールとを備え、
    前記第2制御モジュールの前記スイッチ装置が前記窓の開閉をするために操作されている間、操作されていることを前記運転席にいる運転者に判るよう表示する報知装置が前記車両内に配設されていることを特徴とするパワーウインドウ装置。
  2. 前記第1制御モジュールが、第1中央演算素子と、該第1中央演算素子に接続された第1通信インターフェースと、前記第1中央演算素子に接続された複数個の前記スイッチ装置とを有し、
    前記第2制御モジュールが、第2中央演算素子と、該第2中央演算素子に接続された第2通信インターフェースと、前記第2中央演算素子に接続された少なくとも1個の前記スイッチ装置とを有し、
    前記第1通信インターフェースと、前記第2通信インターフェースとは通信バスによって接続されると共に、
    前記第2制御モジュールの前記スイッチ装置が操作されると、前記第2中央演算素子からの出力信号に基づき、前記第1中央演算素子が前記報知装置を制御することを特徴とする請求項1記載のパワーウインドウ装置。
  3. 前記報知装置が、前記第1制御モジュールの前記同乗席の窓を開閉操作するための前記スイッチ装置に配設されていることを特徴とする請求項1、又は2記載のパワーウインドウ装置。
  4. 前記報知装置が、照光素子から成ることを特徴とする請求項3記載のパワーウインドウ装置。
  5. 車両内の運転席側に配設され、運転席の窓と、運転席以外の各同乗席の窓とをそれぞれ開閉操作するための少なくとも4個のスイッチ装置を有する第1制御モジュールと、
    前記車両内の前記運転席以外の前記各同乗席側にそれぞれ配設され、前記各同乗席の前記各窓をそれぞれ開閉操作するためのそれぞれ少なくとも1個のスイッチ装置を有する第2、第3、及び第4制御モジュールとを備え、
    前記第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれの前記スイッチ装置が前記各窓の開閉をするために操作されている間、操作されていることを前記運転席にいる運転者に判るよう表示する報知装置が前記車両内に配設されていることを特徴とするパワーウインドウ装置。
  6. 前記報知装置が、各前記第2、第3、及び第4制御モジュールが配設された前記同乗席の前記窓を開閉操作するために前記第1制御モジュールに配置された各前記スイッチ装置のそれぞれに配設されていることを特徴とする請求項5記載のパワーウインドウ装置。
  7. 前記報知装置が、照光素子から成り、前記第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれの前記スイッチ装置のいずれかが前記各窓の開閉操作をするために操作されると、操作された前記スイッチ装置に対応する前記照光素子が点滅するように構成されていることを特徴とする請求項5記載のパワーウインドウ装置。
  8. 前記報知装置が、前記車両の前面計器部材内に配設されている外部表示器から成ることを特徴とする請求項1、2、又は5記載のパワーウインドウ装置。
  9. 前記報知装置が、スピーカーから成り、前記第2、第3、及び第4制御モジュールのそれぞれの前記スイッチ装置のいずれかが前記各窓の開閉操作をするために操作されると、前記スピーカーから音声が出力され、各窓が操作されていることを知らせるように構成されていることを特徴とする請求項5記載のパワーウインドウ装置。
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