JP3768609B2 - フープ供給装置 - Google Patents
フープ供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3768609B2 JP3768609B2 JP22260996A JP22260996A JP3768609B2 JP 3768609 B2 JP3768609 B2 JP 3768609B2 JP 22260996 A JP22260996 A JP 22260996A JP 22260996 A JP22260996 A JP 22260996A JP 3768609 B2 JP3768609 B2 JP 3768609B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoop
- carriage
- mandrel
- uncoiler
- expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電縫管等の造管ミルや軽量型鋼等の造形ミルの入り側に配置される片持マンドレル式アンコイラーに電縫管等の製造材料であるフープを自動供給するフープ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフープ供給装置の一例を図16及び図17により説明する。
図中2は電縫管造管ミル等の入り側に配置される片持マンドレル式のアンコイラーで、フープ1を装着保持する一対の拡縮マンドレル3,3を備えている。
【0003】
この一対の拡縮マンドレル3,3は、アンコイラー2の中心に対しA側(フープ使用側)及びB側(フープ供給側)に旋回できるように対称に取付けられており、一つのフープ1をA側で巻きほぐして造管等に使用している間に反対側(B側)のマンドレル3に次のフープ1を挿入し、A側でフープ1の巻きほぐしが終了した直後にアンコイラー2を旋回し、B側にあった次のフープ1をA側に移動して使用できるように構成してある。
【0004】
前記マンドレル(B側の拡縮マンドレル3)にフープ1を供給する従来のフープ供給装置は、支柱8の上端に支持されフープ置場4とB側拡縮マンドレル3との間を図17の如く旋回される旋回アーム9と、この旋回アーム9に沿って移動可能な移動台車10及び該台車10に吊持されたホイスト5と、このホイスト5からチェーン又はワイヤーロープで吊り下げられた上げ下げ自在なL型フック6とを具備し、フープ置場4にあるフープ1をL型フック6により吊り上げ、旋回アーム9をB側拡縮マンドレル3の方向に図17実線で示す如く旋回させ、作業者が位置調整をしながら前記フープ1をB側の拡縮マンドレル3に挿入するように構成されている。
【0005】
ところで、前記フープ1を電縫管造管ミルに供給する時、コイルを剪断する際に生ずる両側縁のかえりを常に同一方向にして供給する事がある。この場合にはフープ置場4からフープ1を取り出した後、この取出フープ1を一度フープ転倒防止枠7内に図16のように置き、L型フック6を反対側に掛け換え、再度吊り上げてB側拡縮マンドレル3に挿入する。
【0006】
図18でコイルを剪断する際に生ずる両側縁のかえりを常に同一方向にして供給する方法例を説明する。
幅広のコイルを複数列例えば4帯列に剪断し、図18下図の如く巻き取った状態では、フープ1a,1cとフープ1b,1dはそれぞれかえり(e)の向きが逆になっている。図18の例でフープ1のC面を上にしてミルに供給するとすれば、アンコイラー2からフープ1a,1cを上出しし、フープ1b,1dは下出しすることになる。このようにすれば、図18においてイーイ断面に示すように両側縁のかえり(e)は同一方向となる。このため、図16及び図17の示すフープ供給装置でフープ1を挿入する時に、フープ1a,1cを一度フープ転倒防止枠7内に置き、L型フック6を反対側に掛け換え、再度吊り上げて反転させた状態にしてB側の拡縮マンドレル3に挿入することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のフープ供給装置では、次のような問題がある。
▲1▼ チェーン又はワイヤーロープで吊り下げられたL型フック6は安定性に欠けるため、運搬途中作業者がフープ1を手で案内しなければならず自動運転ができない。また、幅が狭く外径の大きいフープ1を前記フック6で吊上げると、その吊上げ作業の際に転倒・落下等の危険性がある。
▲2▼ フープ置場4のフープ1は通常、隣接状態に密着して置かれており、これを荷受け部の長いL型フック6で吊上げると、次の隣接フープまで持上げてしまう危険があるので、荷受け部長さの異なるL型フックを数種類準備し、フープ幅に応じ交換使用しなければならない。
▲3▼ ミルで使用中のフープ(A側フープ1)の次に準備完了しているフープ(B側フープ1)は、図16のB側にある一個のみであるため作業ピッチの余裕がない。このため、供給するフープをまとめて置くフープ置場4は、アンコイラー2の近傍になければならず、ミルレイアウトが制約されることがあるほか、別途にフープをまとめて搬送する設備をつけなければならないことがある。
▲4▼ コイル剪断時に生じたかえり(e)を同一方向に揃えるため、一旦仮置きし前記フック6を反対側に掛け換えてからマンドレル3に挿入する作業をしなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、フープ置場よりフープ1を一個ずつ順次に取り出し、ミルMのアンコイラー2に供給するフープ供給装置において、前記アンコイラー2に対するフープ供給の設備場所に、アンコイラー2の拡縮マンドレル3に装着状態のフープ1と平行になるフープ搬送路Eと、このフープ搬送路Eの両端部にそれぞれ直交して接続するフープ取出し用搬路D及びフープ装着用搬路Fを形成し、このフープ装着用搬路Fにはフープ装着台車40を走行自在に配設し、且つフープ取出し用搬路Dにはフープ取出し用拡縮マンドレル13を有する上台車11と、該上台車11の下部に進入し前記フープ1を上台車11から受け取る如くなした下台車20を走行自在に配設すると共に、前記フープ搬送路Eには前記下台車20からフープ1を受け取りフープ装着台車40に対する受け渡し位置まで搬送する搬送装置30を走行自在に配設し、
前記上台車11のフープ取出し用マンドレル13が旋回及び昇降可能になっていること、前記下台車20がフープ1を支持する昇降台23とこの昇降台23上にフープ受入れ間隔を保持して対向するように配設されたフープ転倒防止側板24,25とを有していること、前記搬送装置30がフープ搬送路Eを走行するトロリー31とこのトロリー31の下側に垂設固定された二股状のフープ吊持フック34とを有していること、前記フープ装着台車40が昇降可能な台車フック42を有していることを特徴とする。
【0010】
【作用】
上台車11の拡縮マンドレル13でフープ置台14からフープ1を一個ずつ取出し、下台車20の上に載せて拡縮マンドレル13は上に退避する。この時、反転する必要があるものは前記マンドレル13を180度回転してから下台車20の上に載せる。下台車20は搬送装置30の下まで移動して搬送装置30のフック34にフープ1を引掛ける。
【0011】
搬送装置30はフープ装着台車40に対するフープ受け渡し位置まで移動し、この位置でフープ装着台車40のフック42がフープ1の中心穴に入り上昇してフープ1を受取る。このフープ装着台車40はアンコイラー2のマンドレル前方に位置しているので、そのまま前進してアンコイラーマンドレル3の直前で待機する。アンコイラー2が空になれば待機位置からさらに前進し、前記マンドレル3にフープ1を挿入する。アンコイラー2のマンドレル3を拡径してフープ1がアンコイラー2に保持されると、フープ装着台車40は後退してアンコイラー2へのフープ供給は終了する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図15に従い具体的に説明する。
図1は本発明のフープ供給装置をUターン型の電縫管造管ミルMに設置した場合の概略平面図である。
【0013】
図中2は電縫管造管ミルMの入り側に配置される片持マンドレル式のアンコイラーで、フープ1を装着保持する一対の拡縮マンドレル3,3を備え、この一対の拡縮マンドレル3,3がフープ使用側及びフープ供給側に旋回できるように構成されている。
【0014】
Eはアンコイラー2の拡縮マンドレル3に装着状態のフープ1と図1の如く平行になるフープ搬送路で、アンコイラー2に対するフープ供給の設備場所にフープ取出し用搬路D及びフープ装着用搬路Fとともに形成される。このフープ取出し用搬路D及びフープ装着用搬路Fは、フープ搬送路Eの両端部にそれぞれ直交して接続する状態に形成されている。
【0015】
フープ置場となるフープ置台14は図5及び図6に示すようなものであって、アンコイラー2へ供給するフープ1を複数個隣接密着状態で且つ水平面に対し2〜3度の傾斜角度をもって設置する置台部14aと、この置台部14a上に設置されたフープ1が寄り掛かる背凭れ式の支持壁14bとから構成されている。
【0016】
フープ取出し用搬路Dはフープ置台14の設置床にフープ置台14を挟んで平行するように図2,図5の如く敷設される広軌レールd1,d1と、この広軌レールd1,d1間のフープ置台設置床より低い凹陥部床に図2,図4の如く敷設される狭軌レールd2,d2とからなり、前記広軌レールd1,d1にはフープ取出し用の拡縮マンドレル13を有する上台車11が走行自在に配設され、前記狭軌レールd2,d2には上台車11の下部に進入し前記フープ1を上台車11から受け取る如くなした下台車20が走行自在に配設されている。
【0017】
前記上台車11は広軌レールd1,d1を走行する車輪を有した図7の如き門型台車であって、マンドレル13に挿入されるフープ1の幅に合せてフープ受止め位置に図6の如く位置決めされるストッパ15と、拡縮マンドレル13の軸心を変動させる傾動シリンダ16と、前記マンドレル13を上台車11の中心を通る垂直軸心のまわりに回転させる旋回装置17と、前記マンドレル13を上下動させる昇降シリンダ18とを具備する。
【0018】
前記下台車20は狭軌レールd2,d2に案内されて走行する駆動装置搭載の自走台車であって、X型の枢支支持部材21で支承されシリンダ22の作動で昇降するフープ支持部23aを有した昇降台23と、この昇降台23の上にフープ受入れ間隔を保持して対向するように配設された中央に切欠部24a,25aを有する前後一対のフープ転倒防止側板24,25と、このフープ転倒防止側板24,25の間隔をフープ1の幅に合せて調整するねじ軸26とを具備する(図8及び図9参照)。
【0019】
前記フープ搬送路Eは複数の門型枠35で所定の高さ位置に支持される高架軌道e1,e1で構成され、この高架軌道e1,e1には下台車20からフープ1を受け取りフープ装着台車40に対する受け渡し位置まで搬送する搬送装置30が装備されている。
【0020】
この搬送装置30は高架軌道e1,e1に係合する車輪32を有し該車輪を駆動する駆動装置33を搭載したトロリー31と、このトロリー31の下側に垂設固定された二股状のフープ吊持フック34とを具備し、このフック34にフープ1を図10,図11の如く引っ掛けて搬送できるように構成されている。
【0021】
フープ装着用搬路Fはアンコイラー2の拡縮マンドレル3に対するフープ挿入方向に向かう床敷設の平行レールf1,f1で構成され、このレールf1,f1に案内されて走行するフープ装着台車40を備えている。
【0022】
このフープ装着台車40は前記レールf1,f1に案内されて走行する駆動装置搭載の自走台車であって、台上固定体41の前側に図12の如く配置される台車フック42と、この台車フック42を上下動させる昇降シリンダ43と、前記フック42に付属するフープ位置決め体44とを具備する(図12及び図13参照)。
【0023】
次に、フープ置台14からフープ1を取出して上台車11に載せるまでの動作を図6及び図14を用いて説明する。
フープ置台14に設置された複数個のフープ1は、水平面に対し2〜3度の傾斜角度をもって置台部14a上に設置されている。このフープ置台14の上台車11と反対側にはフープ1が寄り掛かる背凭れ式の支持壁14bがあるので、フープ1を置台部14a上に設置すると、これに倣い水平面に対して傾くため上台車11側へのフープ転倒を防止できる。
【0024】
フープ1を取る操作は上台車11をフープ置台14側へ図6想像線で示すように前進させることから始まる。上台車11はフープ取出し用の拡縮マンドレル13がフープ側面に当たる直前まで進み停止する。次に、拡縮マンドレル13は昇降シリンダ18の作動で上昇し、フープ中心にある穴の位置で停止する。
【0025】
この時、拡縮マンドレル13の軸心はフープ置台部14aの傾斜角と同じ角度になっているので、上台車11を再度前進させると、縮径状態にある前記マンドレル13がフープ中心穴に入り込み、予めフープ幅に合せて位置決めしてあったストッパ15がフープ側面に接した所で停止する。ここで、拡縮マンドレル13を拡径し、昇降シリンダ18の作動で上昇させながら傾動シリンダ16の作動で拡縮マンドレル13の軸心を水平位置に戻す。フープ置台14にフープ1が複数個隣接密着状態に置いてあっても、拡縮マンドレル13の長さは位置決めストッパ15によりフープ幅に合った長さになっているため、次の隣接フープを誤って拾い上げてしまうことはない。
【0026】
次に上台車11は図14に示すように下台車20上で停止し、フープ1を下台車20に降ろし拡縮マンドレル13を縮径させた後、このマンドレル13がフープ1に当たらない位置まで上昇待機する。また、反転が必要なフープは下台車20に降ろす前に旋回装置17で180度回転させて図15に示すように向きを変更する。フープ1は下台車20の昇降台23上に転倒防止側板24,25間に図9の如く挟まれた状態で載る。転倒防止側板24,25はねじ軸26により間隔が調整でき、予めフープ幅に合せて位置決めしてある。
【0027】
フープ1を受取った下台車20は、搬送装置30の位置まで図14及び図15の如く進み、昇降台23をシリンダ22の作動で図8の如く上昇させてフープ中心穴の位置を搬送装置30のフック34に合せて図14左端のような状態に掛ける。前記フック34は図11に示すような二股状になっており、前記フープ1をその幅に関係なく荷受部の奥に当てて図10の如く吊持するので、運搬走行中も安定し落下の危険はない。前記フック34は軌道走行するトロリー31に垂設され、該トロリー31の軌道走行によってフープ装着台車40に対するフープ受け渡し位置まで移動する。
【0028】
次に、搬送装置30からフープ装着台車40へのフープ受渡しとアンコイラー2へのフープ挿入操作について図12,図13を参照して説明する。
フープ装着台車40の待機位置は、搬送装置30に対しアンコイラー2とは反対側にある(図12参照)。搬送装置30がフープ装着台車40の前で図12の如く停止すると、フープ装着台車40は前進し台車フック42が搬送装置30のフック34,34間に入る。
【0029】
台車フック42に付属するフープ位置決め体44がフープ側面当接位置にきた所でフープ装着台車40の前進を停止し、台車フック42は昇降シリンダ43の作動で更に上昇しフープ1を搬送装置30から受取る。その後、フープ装着台車40はアンコイラー2の拡縮マンドレル3側に図12想像線で示す如く前進し待機位置で停止する。
【0030】
アンコイラー2がフープを受取れる状態になると、フープ装着台車40は再度前進し、フープ1をセットする位置で停止する。ここで、フック42を下降させセットすべきフープ1を拡縮マンドレル3の上に載せる。拡縮マンドレル3が拡径するとフープ1は固定され、フープ装着台車40は後退して最初の待機位置に戻る。
【0031】
アンコイラー2のフープが全部消費されるのを待つまでもなく、上台車11、下台車20、搬送装置30、フープ装着台車40のそれぞれにフープ1を載せて待機することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明のフープ供給装置は、特許請求の範囲の請求項1及び2に記載の構成を要旨とするものであるから、次のような効果を奏する。
(1)ハンドリングが難しい幅が狭くて外径の大きいフープ、例えば幅/外径が0.02〜0.03程度のものでも安定した搬送及びアンコイラー2の拡縮マンドレル3への挿入が行える。
(2)作業者がフープや吊り具等に直接触れる必要がないため安全な作業ができる。
(3)フープ置台14とアンコイラー2間の各装置にフープを載せて待機することができるので、フープ置台14上のフープがなくなり次のフープを供給するまでの時間に余裕ができる。
(4)アンコイラー2へのフープの自動供給が可能となり省力化が可能となる。
(5)フープをまとめて供給するフープ置台14とアンコイラー2の位置関係は搬送装置30の長さを変えることで容易に変更できる。これによりライン全体のレイアウトの自由度が大きくなる。
(6)コイル剪断時のかえりを揃えるためのフープ反転が走行中に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフープ供給装置をUターン型の電縫管造管ミルに設置した場合の概略平面図。
【図2】本発明のフープ供給装置の構成を示す装置全体の平面図。
【図3】図2を前側から見た正面図。
【図4】図3を左側から見た側面図。
【図5】フープ取出し用搬路における上台車の装置部分をフープ置台との関係で示した拡大平面図。
【図6】図5を前側から見た正面図。
【図7】図6に示す上台車の側面図。
【図8】フープ取出し用搬路に装置される下台車の正面図。
【図9】前記下台車の側面図。
【図10】フープ搬送路に装置される搬送装置の側面図。
【図11】前記搬送装置の正面図。
【図12】フープ装着用搬路に装置されるフープ装着台車を搬送装置及びミル側アンコイラーとの関係で示した側面図。
【図13】図12を前側から見た正面図。
【図14】本発明に係わる上台車のフープ置台から下台車への反転無しの場合の受渡し動作説明図。
【図15】本発明に係わる上台車のフープ置台から下台車への反転有りの場合の受渡し動作説明図。
【図16】従来のフープ供給装置を示した正面図。
【図17】図16を上から見た平面図。
【図18】フープを供給する際に両端かえり形状により供給方法を変える場合の説明図。
【符号の説明】
1…フープ、
2…アンコイラー、
M…電縫管造管ミル、
D…フープ取出し用搬路、
E…フープ搬送路、
F…フープ装着用搬路、
3…アンコイラーの拡縮マンドレル、
11…上台車、
13…フープ取出し用の拡縮マンドレル、
14…フープ置台、
20…下台車、
23…昇降台、
24、25…フープ転倒防止側板、
30…搬送装置、
31…トロリー、
34…フープ吊持フック、
40…フープ装着台車、
42…台車フック。
Claims (1)
- フープ置場よりフープ1を一個ずつ順次に取り出し、ミルMのアンコイラー2に供給するフープ供給装置において、
前記アンコイラー2に対するフープ供給の設備場所に、アンコイラー2の拡縮マンドレル3に装着状態のフープ1と平行になるフープ搬送路Eと、このフープ搬送路Eの両端部にそれぞれ直交して接続するフープ取出し用搬路D及びフープ装着用搬路Fを形成し、このフープ装着用搬路Fにはフープ装着台車40を走行自在に配設し、且つフープ取出し用搬路Dにはフープ取出し用拡縮マンドレル13を有する上台車11と、該上台車11の下部に進入し前記フープ1を上台車11から受け取る如くなした下台車20を走行自在に配設すると共に、前記フープ搬送路Eには前記下台車20からフープ1を受け取りフープ装着台車40に対する受け渡し位置まで搬送する搬送装置30を走行自在に配設し、
前記上台車11のフープ取出し用マンドレル13が旋回及び昇降可能になっていること、
前記下台車20がフープ1を支持する昇降台23とこの昇降台23上にフープ受入れ間隔を保持して対向するように配設されたフープ転倒防止側板24,25とを有していること、
前記搬送装置30がフープ搬送路Eを走行するトロリー31とこのトロリー31の下側に垂設固定された二股状のフープ吊持フック34とを有していること、
前記フープ装着台車40が昇降可能な台車フック42を有していること、
を特徴とするフープ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22260996A JP3768609B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | フープ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22260996A JP3768609B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | フープ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1058035A JPH1058035A (ja) | 1998-03-03 |
JP3768609B2 true JP3768609B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=16785146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22260996A Expired - Fee Related JP3768609B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | フープ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3768609B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4892299B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2012-03-07 | Jfeスチール株式会社 | スリットコイル分離設備および分離方法 |
JP5515423B2 (ja) * | 2009-05-27 | 2014-06-11 | Jfeスチール株式会社 | 電縫鋼管用大型コイルの製造装置 |
CN110405518A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-11-05 | 枣庄矿业(集团)有限责任公司柴里煤矿 | 全自动无人智能锚索下料机 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22260996A patent/JP3768609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1058035A (ja) | 1998-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3436334B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP3768609B2 (ja) | フープ供給装置 | |
JPH0581328B2 (ja) | ||
JP2573699B2 (ja) | 自走体使用の搬送設備 | |
JPS62126001A (ja) | コイル保管倉庫設備 | |
JP4110283B2 (ja) | 搬送台車 | |
JP4169717B2 (ja) | 軌道用スラブ搬送装置 | |
JP4119544B2 (ja) | 線材コイルの立体倉庫システム | |
JPH0155162B2 (ja) | ||
KR200301048Y1 (ko) | 슬리브자동공급장치 | |
JP3221793B2 (ja) | 鋼管矢板製造ラインに於ける吊り金具供給溶接装置 | |
JP3451860B2 (ja) | 車体へのタイヤ装着設備 | |
JP2507429Y2 (ja) | スリットコイルの結束ライン装置 | |
JP4358693B2 (ja) | セグメント搬入装置および搬入方法 | |
JPH0818648B2 (ja) | トンネルセグメントの一時保管・搬入設備 | |
JPH069037A (ja) | 運搬台車 | |
JP3062619B2 (ja) | ラック供給方法および装置 | |
JP2004255404A (ja) | コイルの横孔姿勢搬送装置 | |
JPH0619680Y2 (ja) | セグメント搬送供給装置 | |
JPH084194Y2 (ja) | クロップ排出装置 | |
JP3612854B2 (ja) | 円筒状物品の移載装置 | |
JP4019506B2 (ja) | 車両保管用自動倉庫 | |
JPH07121770B2 (ja) | ユニットの搬送方向変更装置 | |
JPH07328961A (ja) | 金属帯コイルの移載機、搬送装置および圧延設備 | |
JP2569802Y2 (ja) | コイル交換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |