JP3767729B2 - 成形金型の摩耗評価方法及び成形品の生産システム及びその量産用成形金型 - Google Patents

成形金型の摩耗評価方法及び成形品の生産システム及びその量産用成形金型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形金型の摩耗評価方法及び成形品の生産システム及びその量産用成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術分野】
成形品の量産用成形金型では、1台当たり数万〜数10万ショットを行うことにより成形品を射出成形することが行われている。この種の量産用成形金型では、ショットが多数回繰り返されることによって、樹脂成形品を形成するためのキャビティを構成する金型駒の表面がキャビティへの成形樹脂注入に基づき摩耗する。
【0003】
複雑構造の成形品の場合、その形状に対応してキャビティの形状が複雑であるため、金型駒の表面であってかつキャビティ内への溶融樹脂の流入抵抗が大きい表面箇所の摩耗が著しい。また、ガラスファイバー入りの樹脂の場合、より一層摩耗度合いが大きくなる。
【0004】
金型駒の表面が摩耗すると、それによって製造される成形品の寸法に誤差が生じ、金型設計では、あらじめその量産用成形金型によって製造できる成形品のショット数が計画されている。
【0005】
このような場合に、計画された個数の成形品をショット後に、量産用成型金型の金型駒全体を廃棄処分することにすると、成形品のコストにその量産用成型金型の制作コストが反映されるため、成形品のコストそれ自体が高くなる。
【0006】
【発明が解決使用とする課題】
そこで、金型駒の摩耗をあらかじめ評価することが望まれるが、金型駒の表面の摩耗度合いを事前に容易に把握できれば、その摩耗評価の結果を量産用成形金型の金型駒の設計に反映させることができて望ましい。
【0007】
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、金型駒の表面の摩耗度合いを容易にかつコスト増加を避けつつ評価することのできる成形金型の摩耗評価方法及び成形品の生産システム及びその量産用成形金型を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の生産システムは、樹脂成形品を形成するためのキャビティを構成する金型駒を有しかつ前記キャビティへの成形樹脂注入に基づく該金型駒の表面の摩耗量を評価するテスト用成形金型を準備し、該テスト用成形金型によりテストショットを行って前記金型駒の表面の摩耗量を評価し、該テストショットによる摩耗量の評価結果に基づいて、複数個の分割駒に分割されかつ樹脂成形品を形成するためのキャビティを構成する金型駒を有する量産用成形金型を製作し、該量産用成形金型を使用して前記樹脂成形品を成形することを特徴とする
請求項2に記載の生産システムは、前記各分割駒は摩耗量に応じて交換時期が定められていることを特徴とする。
請求項3に記載の生産システムは、前記交換時期がショット回数であることを特徴とする。
請求項4に記載の生産システムは、前記交換時期が前記量産用成型金型を使用開始してからの積算時間であることを特徴とする。
請求項5に記載の生産システムは、前記量産成型用金型を分解する分解工程と、前記各分割駒を取り外して該各分割駒の表面を清浄にする工程と、該各分割駒の表面の摩耗量を測定する工程と、測定結果に基づいて交換すべきと判断される分割駒のみを新品の分割駒に交換して前記量産用成形金型を再組立する組立工程とを含むことを特徴とする。
請求項6に記載の生産システムは、前記各分割駒を取り外すことなく前記各分割駒の表面の摩耗状態を観察して摩耗量を目視確認する工程と、目視確認結果に基づいて交換すべきと判断される分割駒のみを新品の分割駒に交換する工程とを含むことを特徴とする。
請求項7に記載の生産システムは、前記各分割駒に色の異なる多層の塗膜を形成し、該塗膜の剥離に基づく色の変化により、前記各分割駒の表面の摩耗量を評価することを特徴とする。
請求項8に記載の生産システムは、前記各分割駒の表面に互いに交差する方向に延びるケガキ線を形成して、互いに交差する方向に延びるケガキ線の深さを互いに異ならせ、ケガキ線の有無を目視することにより、前記各分割駒の表面の摩耗量を評価することを特徴とする。
請求項9に記載の生産システムは、前記各分割駒の交換時期が同じとなるように該各分割駒の硬さが異ならされていることを特徴とする。
【0030】
請求項1ないし請求項9に記載の生産システムによれば、量産用成形金型からその補修までの工程計画をシステマチックに行うことができる。
また、摩耗の著しい分割駒を交換するのみで足り、従って、量産用金型の寿命を延ばすことができ、ひいては、成形品のコスト低減を図ることができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、他の分割駒は金型本体に取り付けたまま、摩耗の著しい分割駒を所定ショット個数毎に取り外して交換すれば足りるので、金型駒の交換の手間を省くことができ、請求項7、請求項8に記載の発明によれば、各分割駒の摩耗量を目視で定量的に判断できる。
更に、請求項9に記載の発明によれば、各分割駒の摩耗度合いを一様にすることができるので、一度に各分割駒を交換できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を概略説明する。
【0038】
最初に、摩耗量を評価するためのテスト用成形金型を準備する。このテスト用成形金型は、図22(a)に示すように樹脂成形品を形成するためのキャビティを構成する金型駒100を有する。このテスト用成形金型を用いてテストショットを繰り返し行い、金型駒100の表面100Aの摩耗量を評価する(図23のS.1参照)。
【0039】
その金型駒100の摩耗量の評価結果に基づいて、量産用成形金型を製作するために、その量産用成形金型の金型駒100’を図22(b)に示すように複数個の分割駒101、102に分割する(図23のS.2参照)。
【0040】
この分割駒101、102から構成された金型駒100’を量産用成形金型にセットして成形品の成形を所定回数行う(図23のS.3参照)。
【0041】
所定回数ショット後、量産用成形金型を分解して、分割駒102を量産用成形金型から取り外す(図23のS.4参照)。分割駒102の取り付け構造については後述する。
【0042】
次いで、分割駒102の表面102Aの洗浄を行う(図23のS.5参照)。これには、作業環境を考慮して、アルコール類洗浄材料を用いるのが望ましいが、シンナー、アセトン等の洗浄剤を用いることもある。これらの洗浄剤を布に塗布して、分割駒102の表面102Aに付着している樹脂を取り除く。これにより、表面102Aが清浄にされる。
【0043】
そして、分割駒102の表面102Aの摩耗量の測定を行う(図23のS.6参照)。
【0044】
この測定装置には、表面粗さ計、マイクロメータ、ハイトゲージ、表面粗さ計等を主として用いるが、分割駒102の形状に応じて、ピックゲージ、ノギス等を用いても良い。
【0045】
この分割駒102の摩耗が著しい場合には、その金型駒100’全体を交換して、新品の金型駒100’を量産用成形金型にセットするか、新品の分割駒102を分割駒101に取り付けて、量産用成形金型にセットし、量産用成形金型を再組立する(図23のS.7参照)。図23のS.3に戻って、成形品の量産を繰り返す。なお、成形品の樹脂材料には例えばABS又はポリカーボネートを用いる。
【0046】
本発明の成形金型の摩耗評価方法又は成形品の生産システムによれば、摩耗の著しい金型駒又は分割駒のみを新しい分割駒と交換することができ、成形金型全体を交換することなく使用することができるので、成形品それ自体のコストの低減化を図ることができる。
【0047】
分割駒102は、例えば、図24に示すようにボルト103によって分割駒101に押し付け固定する構成とし、分割駒102を取り外すときにはボルト103を緩めるようにしても良いし、また、例えば、図25に示すように、くさびプレート104、105を用い、くさびプレート104、105によって分割駒102を分割駒101に固定する構成とし、分割駒102を取り外すときには、プレート105を工具で掴んで取り除く構成としても良い。
【0048】
また、図26に示すように、分割駒102の両隅にネジ穴106を形成し、このネジ穴106を通じてボルト107によって分割駒102を量産用成形金型本体108に固定し、そのネジ穴106を後から蓋部材109で塞ぐ構成を採用しても良い。そして、この蓋部材109の頂部に係合溝110を形成し、ドライバ等の工具でこの蓋部材109を取り外して、分解する構成としても良い。
【0049】
ここでは、分割駒を量産用成形金型から取り外して、分割駒の摩耗量を測定する構成としたが、分割駒を取り外すことなく、分割駒の表面の摩耗状態を観察して摩耗量を目視確認し、目視確認結果に基づいて交換すべきと判断される分割駒のみを新品の分割駒に交換しても良い。
【0050】
【発明の具体的実施例】
以下に、本発明に係わる成形金型の摩耗評価方法及び成形品の量産用成形金型を説明するが、その前に本発明に係わる量産用成形金型によって成形される成形品を図1〜図7を参照しつつ説明する。
【0051】
【量産用金型によって成形される成形品】
図1は本発明に係わる量産用成形金型によって成形される成形品1の全体斜視図を示している。この成形品1は現像ユニットのトナー供給機構の軸受け部材に用いられる。この成形品1は長尺の複雑形状を呈している。
【0052】
成形品1は長手方向に延びる取り付け板部2を有する。その取り付け板部2の長手方向両端部には図2、図3に拡大して示すように軸受け部3、4が設けられている。この成形品1は上方が開放空間5とされており、成形品1の底部には長手方向に延びる開口6が形成されている。軸受け部3、4には軸受け凹所3A、4Aが図2に示すように設けられている。
【0053】
軸受け凹所3A、4Aには図4(a)、(b)に示すように軸受け穴7、8が形成されている。軸受け部3には位置決め突起9が形成され、軸受け部4にはネジ穴10が形成されている。
【0054】
成形品1の正面底部には図5に示すように係止穴11が形成され、成形品1の背面底部には図6に示すように係止突起12が形成され、成形品1の底部には図7に示すように嵌合突起13が形成されている。この底部には、図7に示すように後述する量産用成形金型を用いて射出成形を行った際に生じるゲート痕14が複数個存在する。取り付け板部2には図1に示すようにその中央上部にネジ穴15が設けられている。ネジ穴10、ネジ穴15は図示を略す現像ユニットの本体に成形品1を固定するための取り付けネジを挿通するのに用いられる。
【0055】
次に図8〜図17を参照しつつ量産用成形金型20について説明する。
【0056】
【量産用成形金型】
ここでは、この量産用成形金型20は2個取りである。この量産用成形金型20については、本発明の理解のうえで必要と思われる部分を重点的に説明し、本発明と直接関係しないと思われる部分については説明を割愛する。
【0057】
図8〜図13は量産用成形金型20の作動模式図である。また、図8〜図13には、成形品1も形状を簡略化して模式的に示されている。この図8〜図13において、21は射出成型機本体、22は支持台である。量産用金型20は互いに対向する固定型23と可動型24とから概略構成されている。可動型24はガイドロッド25’に沿って案内される。
【0058】
可動型24はイジェクタプレート25を有する。イジェクタプレート25はプレート25A、25Bから構成されている。このイジェクタプレート25は成形品1をイジェクトする際に、イジェクトロッド26により可動金型本体24Aに接近する方向に可動されると共に、リターンバネ27により可動型本体24Aから離間する方向に付勢されている。
【0059】
固定型23は、図14に概略的に示すように、スプルー27、ランナー板28、29、ゲート30、ロッキングブロック31、固定金型駒32を有する。ロッキングブロック31には傾斜ピン33が設けられている。なお、図14において、符号34はガイドロッド25’が挿通されるガイド穴を示している。
【0060】
可動型24は図15に示すように固定金型駒35、スライドコア36、37を有する。固定金型駒35には一対のルーズコア38が設けられている。一対のルーズコア38の基部38Aは図16に示すようにイジェクタプレート25に設けられている。プレート25Bには図8〜図13に示すようにガイド溝39が形成され、可動型本体24A、固定金型駒35には傾斜ガイド穴35Aが設けられている。イジェクタプレート25には成形品をイジェクトするためのイジェクタピン40が設けられている。
【0061】
スライドコア36には図15、図17に示すようにスライド金型駒41、42がネジ等の固定手段により固定されている。スライドコア37には図15、図16に示すように軸受け穴形成ピン43が設けられている。
【0062】
固定金型駒35、スライド金型駒41、42、スライドコア37、ルーズコア38は固定型23の固定金型駒32と協働して成形品1を成形するためのキャビティ44を構成する。キャビティ44は成形品1の形状に対応して複雑形状を呈している。
【0063】
そのスライドコア36、37には型締めの際に傾斜ピン33が嵌入する傾斜嵌入穴45が図15に示すように形成されている。スライドコア36は成形品1の長手方向と直交する方向(図17の矢印X−X方向)で型締めの際にスライド金型駒41、42が固定金型駒35に接近する方向に、かつ、型開きの際にスライド金型駒41、42が固定金型駒35から離間する方向に可動される。
【0064】
スライドコア37は成形品1の長手方向(図16の矢印Y−Y方向)で型締めの際に固定金型駒35に接近する方向に、かつ、型開きの際に固定金型駒35から離間する方向に可動される。なお、図15において、符号46はガイドロッド25’が挿通されるガイド穴を示す。
【0065】
スライドコア37は成形品1の軸受け凹所3A、4Aを形成するのに主として用いられ、成形品1の軸受け穴7、8は軸受け穴形成ピン43によって主として形成され、成形品1の軸受け部3、4の上部3B、4B(図1〜図3参照)と内側となる部分はルーズコア38の頭部38Bによって主として形成され、成形の際にアンダーカット部となる係止穴11の部分はスライドコア36に固定されたスライド金型駒41によって主として形成され、成形の際にアンダーカット部となる係止突起12の部分はスライドコア36に固定されたスライド金型駒42によって主として形成される。
【0066】
ルーズコア38は成形品1をイジェクトする際に成形品1から抜け出る方向(成形品1の長手方向)に可動されると共にキャビティ44から突出する方向に可動される。
【0067】
固定型23の固定金型駒32には、図8〜図13、図14、図16に示すように、ルーズコア38を補助的に押圧する押圧バネ47が設けられている。符号48はこの押圧バネ47を固定するためのボルトである。この押圧バネ47はルーズコア38の頭部38Bの表面に当接して、ルーズコア38をキャビティ44内に押し込む役割を有する。ルーズコア38の頭部38Bには、このボルト48が進入する進入穴38Cが設けられている。
【0068】
固定金型駒35、スライド金型駒41、42はその表面がキャビティへの溶融樹脂の注入に基づき摩耗する。固定金型駒35、スライド金型駒41、42はその表面の摩耗度合いに応じて成形品1の長手方向に複数個分割されている。その固定金型駒35、スライド金型駒41、42の摩耗の評価方法については後述する。
【0069】
この固定金型駒35、スライド金型駒41、42の分割の仕方、分割個数は各金型駒の摩耗度合いに応じて適宜決定される。例えば、固定金型駒35、スライド金型駒42の材料には、摩耗の比較的少ない箇所にはアズロールド鋼が用いられ、摩耗の比較的多い箇所にはプリハードン鋼が用いられ、摩耗の著しい箇所には焼き入れ焼き戻し鋼が用いられている。また、摩耗度合いに応じて、適宜硬質クロームメッキ、ニッケル鋼メッキ、窒化処理等の表面処理が行われる。ここでは、固定金型駒35、スライド金型駒41、42は成形品1の長手方向に沿って三分割されて、図15に示すように三個の分割駒1F、1G、1Hから構成されている。
【0070】
この量産用成形金型20は、図8に示すように型締めした状態で、固定型23の側からガラスファイバー入りの溶融樹脂が供給され、図14に示すスプルー27、ランナー板28、29のランナー49を経由して、溶融樹脂がキャビティ44に注入される。図8は量産用金型20が型締めされて溶融樹脂がキャビティ44に注入される前の状態を示し、図9はその溶融樹脂がキャビティ44に注入された状態を示している。
【0071】
可動型24は所定時間経過後に可動されて型開きされる。図10はその量産用金型20が型開きされて成形品1が可動金型24に付着している状態を示している。
【0072】
この図10に示す状態で、イジェクトロッド26によりイジェクタープレート25を可動金型本体24Aに接近する方向に可動させる。すると、図11に示すようにルーズコア38がキャビティ44から突出する方向に可動されると共にガイド溝39に沿って可動され、これにより、ルーズコア38の頭部38Bが軸受け部3、4の上部3B、4Bから外れる。同時に、イジェクタピン40によって成形品1がキャビティ44から押し出されてイジェクトされる。
【0073】
成形品1をイジェクト直後には、ルーズコア38は図12に示すように突出状態にある。次に、イジェクトロッド26が後退すると、図13(a)に示すようにイジェクタプレート25が可動金型本体24Aから離間する方向に可動される。すると、ルーズコア38がこのイジェクタプレート25の可動に伴ってキャビティ44内に没する。
【0074】
しかしながら、図13(b)に示すように、ルーズコア38の一部が折れているような場合には、ルーズコア38の頭部38Bがイジェクタプレート25が元の位置に復帰したとしても、キャビティ44から突出した状態のままとなる。
【0075】
この図13(b)に示す状態のままであっても、この量産用成形金型20によれば、可動金型24を型締め方向に可動させると、押圧バネ47がルーズコア38の先端部38Bに当接して、ルーズコア38を図8に示すようにキャビティ44内に押し込む方向に可動させるので、ルーズコア38が疲労等によって折れた場合であっても、金型全体の破壊が防止される。
【0076】
この量産用成形金型20によれば、摩耗の著しい分割駒のみを交換することができるので、量産用金型20の寿命を延ばすことができ、ひいては、成形品1のコスト低減を図ることができる。また、成形品1のショット数と各分割駒1F〜1Hの摩耗量とを事前に把握しておくことにより、各分割駒1F〜1Hの交換時期を定めることができ、このようにすれば、他の分割駒1F〜1Hを金型本体に取り付けたまま、摩耗の著しい分割駒を所定ショット個数毎に取り外して交換することができ、金型駒の交換の手間を省くことができる。
【0077】
更に、各分割駒1F〜1Hの交換時期が同じとなるように各分割駒1F〜1Hの硬さを異ならせることにすれば、各分割駒1F〜1Hの摩耗度合いを一様にすることができるので、一度に各分割駒1F〜1Hを交換できる。
【0078】
なお、交換時期には、量産用成形金型を使用開始してからの積算時間を採用しても良い。
【0079】
【成形金型の摩耗評価方法の具体例】
量産用成形金型20を製作する前に母型となる成形金型(テスト用成型金型)を製作する。この成形金型は固定金型駒35、スライド金型駒41、42の分割個数、分割の仕方、各金型駒35、41、42に用いる材料の点を除いて、その構造は量産用成形金型20と同一である。
【0080】
図18は成形金型の可動型を示している。この図18において、符号50は可動型を示し、符号51は固定金型駒、符号52、53はスライド金型駒を示している。ここでは、各金型駒51〜53は成形品の長手方向に6分割されている。符号51A〜51Fはその分割駒を示している。
【0081】
各分割駒51A〜51Fは所定ショット数毎に可動型50から取り外されて、摩耗量が既述の公知の測定手段によって測定される。このように、各金型駒51〜53を複数個に分割して各分割駒51A〜51F単位で摩耗の進行度合いを評価することにすると、各分割駒51A〜51Fの表面のどの箇所の摩耗の進行度合いが大きいかを容易に把握できる。
【0082】
また、図19に示すように、各金型駒51〜53の表面51Gに塗膜54を形成して、塗膜54の剥離の度合いを見ることにより、キャビティ44への成形樹脂注入に基づく金型駒51〜53の表面51Gの摩耗量を評価しても良い。この場合に、図20に示すように、塗膜54を色の異なる同一膜厚tの多層膜54A〜54Cにより形成し、塗膜54の剥離に基づく色の変化により、金型駒51〜53の表面51Gの摩耗量を評価するようにしても良い。
【0083】
このように構成すれば、金型駒51〜53を可動型50から取り外さなくとも、金型駒51〜53の表面51Gを目視することにより定量的にその表面51Gの摩耗度合いを容易に把握できる。
【0084】
また、図21(a)に示すように、金型駒51〜53の表面51Gに互いに交差するケガキ線55、56を多数形成すると共に、一方のケガキ線55の彫り込み深さを1μmとし、他方のケガキ線56の彫り込み深さを5μmとして、金型駒51〜53の表面の摩耗によりケガキ線55が消えて、ケガキ線56のみが視認できる場合に、その摩耗量が1μmないし5μmの範囲内にあると判断するようにして摩耗量を評価するようにしても良い。また、図21(b)に示すように、金型駒51〜53の表面51Gになし地57を形成し、このなし地57の有無により金型駒51〜53の表面51Gの摩耗量を定性的に評価しても良い。
【0085】
このように構成しても、金型駒51〜53を可動型50から取り外すことなく、金型駒51〜53の表面51Gを目視によりその摩耗を定量的に判断することができる。
【0086】
更に、金型本体を三次元測定器に載置して、金型駒の表面51Gを測定することによっても、金型駒を金型から取り外すことなく金型駒の表面の摩耗を定量的に評価できる。
【0087】
なお、表面光沢測定器を用いて、金型駒の表面51Gの光沢を測定することによっても、金型駒を金型から取り外すことなく金型駒の表面の摩耗を準定量的に評価できる。
【0088】
この成形金型の摩耗評価方法に基づき、各金型駒51〜53の摩耗の進行度合いを定量的に判断し、量産用成形金型20の金型駒35、41、42の分割に反映させ、量産用成形金型20の各金型駒35、41、42の分割の仕方、材質等を計画するのが望ましい。
【0089】
以上、発明の実施の形態では、可動型に設けられた金型駒のみの摩耗の進行度合いの評価について説明したが、固定型に設けられた金型駒の摩耗の進行度合いの評価にも本発明は適用できるものである。
【0090】
また、この発明の実施の形態では、成形品1の長手方向に延びる金型駒の表面の摩耗の評価について説明したが、これに限られるものではなく、金型駒の概念には成形品1の長手方向と直交する方向にスライドするスライドコア36、成形品1の長手方向にスライドするスライドコア37、ルーズコア38を含むものである。
【0091】
また、この発明の実施の形態では、金型駒の表面の摩耗度合いを直接評価することにしたが、成形品の寸法、不良率を管理することにより、金型駒の表面の摩耗量を間接的に評価しても良い。
【0092】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の発明によれば、量産用成形金型からその補修までの工程計画をシステマチックに行うことができると共に、量産用金型の寿命を延ばすことができ、ひいては、成形品のコスト低減を図ることができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、他の分割駒は金型本体に取り付けたまま、摩耗の著しい分割駒を所定ショット個数毎に取り外して交換すれば足りるので、分割駒の交換の手間を省くことができ、
また、請求項7、請求項8に記載の発明によれば、各分割駒の摩耗量を目視で定量的に判断できる。
更に、請求項9に記載の発明によれば、各分割駒の摩耗度合いを一様にすることができるので、一度に各分割駒を交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 成形品の全体構成を擬略的に示す斜視図である。
【図2】 図1に示す成形品の部分拡大図であって、(a)は図1に示す左側の軸受け部の内側構造を示す部分拡大斜視図、(b)は図1に示す右側の軸受け部の外側構造を示す部分拡大斜視図である。
【図3】 図1に示す成形品の部分拡大図であって、(a)は図1に示す左側の軸受け部の外側構造を示す部分拡大斜視図、(b)は図1に示す右側の軸受け部の内側構造を示す部分拡大斜視図である。
【図4】 図1に示す成形品の側面図であって、(a)は左側の軸受け部を示し、(b)は右側の軸受け部を示す。
【図5】 図1に示す成形品の正面図である。
【図6】 図1に示す成形品の背面図である。
【図7】 図1に示す成形品の底面図である。
【図8】 図1の成形品を成形するための量産用成形金型の作動模式図であって、型締め状態でかつ溶融樹脂が注入される前の状態を示す。
【図9】 図1の成形品を成形するための量産用成形金型の作動模式図であって、型締め状態でかつ溶融樹脂が注入さた状態を示す。
【図10】 図1の成形品を成形するための量産用成形金型の作動模式図であって、量産用金型が型開きされた状態でかつ成形品がイジェクトされる前の状態を示す。
【図11】 図1の成形品を成形するための量産用成形金型の作動模式図であって、量産用金型が型開きされかつ成形品がイジェクトされる直前の状態を示す。
【図12】 図1の成形品を成形するための量産用成形金型の作動模式図であって、量産用金型が型開きされかつ成形品がイジェクトされた状態を示す。
【図13】 図1の成形品を成形するための量産用成形金型の作動模式図であって、量産用金型が型開きされかつイジェクタプレートが復帰した状態を示し、(a)はルーズコアがキャビティ内に正常に戻った場合の説明図であり、(b)はルーズコアが折れてキャビティ内に正常に戻らなかった場合の説明図である。
【図14】 図8〜図13に示す固定型の概略構成を示す拡大平面図である。
【図15】 図8〜図13に示す可動型の概略構成を示す拡大平面図である。
【図16】 図8〜図13に示す量産用成型金型の型締め状態の説明図であって、成形品の長手方向に沿う断面図である。
【図17】 図8〜図13に示す量産用成型金型の型締め状態の説明図であって、成形品の長手方向に直交する方向の断面図である。
【図18】 母型の成形金型の可動型を示す平面図である。
【図19】 金型駒の摩耗評価の他の例を示し、表面に塗膜が形成された金型駒の部分断面図である。
【図20】 図19に示す塗膜の他の例を示し、塗膜が多層膜により形成された金型駒の部分断面図である。
【図21】 金型駒の摩耗評価の他の例を示し、(a)は金型駒の表面に互いに交差するケガキ線を多数形成すると共に、一方のケガキ線の彫り込み深さと他方のケガキ線の彫り込み深さとを異ならせた平面図であり、(b)は金型駒の表面になし地を形成した例を示す平面図である。
【図22】 本発明に係わる金型駒を示し、(a)はテストショット用成型金型の外観図であり、(b)は量産用成型金型の外観図である。
【図23】 本発明に係わる成形品の生産システムのフローチャート図である。
【図24】 図22(b)に示す金型駒の固定方法の一例を示す図である。
【図25】 図22(b)に示す金型駒の固定方法の他の例を示す図である。
【図26】 図22(b)に示す金型駒の固定方法の更に他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 成形品
44 キャビティ
50 可動型(成形金型)
51〜53 金型駒
51A〜51F 分割駒
51G 表面

Claims (9)

  1. 樹脂成形品を形成するためのキャビティを構成する金型駒を有しかつ前記キャビティへの成形樹脂注入に基づく該金型駒の表面の摩耗量を評価するテスト用成形金型を準備し、該テスト用成形金型によりテストショットを行って前記金型駒の表面の摩耗量を評価し、該テストショットによる摩耗量の評価結果に基づいて、複数個の分割駒に分割されかつ樹脂成形品を形成するためのキャビティを構成する金型駒を有する量産用成形金型を製作し、該量産用成形金型を使用して前記樹脂成形品を成形することを特徴とする生産システム。
  2. 前記各分割駒は摩耗量に応じて交換時期が定められていることを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
  3. 前記交換時期がショット回数であることを特徴とする請求項2に記載の生産システム。
  4. 前記交換時期が前記量産用成型金型を使用開始してからの積算時間であることを特徴とする請求項2に記載の生産システム。
  5. 前記量産成型用金型を分解する分解工程と、前記各分割駒を取り外して該各分割駒の表面を清浄にする工程と、該各分割駒の表面の摩耗量を測定する工程と、測定結果に基づいて交換すべきと判断される分割駒のみを新品の分割駒に交換して前記量産用成形金型を再組立する組立工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
  6. 前記各分割駒を取り外すことなく前記各分割駒の表面の摩耗状態を観察して摩耗量を目視確認する工程と、目視確認結果に基づいて交換すべきと判断される分割駒のみを新品の分割駒に交換する工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
  7. 前記各分割駒に色の異なる多層の塗膜を形成し、該塗膜の剥離に基づく色の変化により、前記各分割駒の表面の摩耗量を評価することを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
  8. 前記各分割駒の表面に互いに交差する方向に延びるケガキ線を形成して、互いに交差する方向に延びるケガキ線の深さを互いに異ならせ、ケガキ線の有無を目視することにより、前記各分割駒の表面の摩耗量を評価することを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
  9. 前記各分割駒の交換時期が同じとなるように該各分割駒の硬さが異ならされていることを特徴とする請求項1に記載の生産システム
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