JP3767090B2 - 複数部材の自動組立方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,間に中間部材を介設させる複数の部材の自動組立方法に関する。
【0002】
【従来技術】
2つの部材を組み立てる方法として,特開昭58−165981号公報には,一方のマニピュレータにより一方の部材を所定の位置に継続的に保持し,他方のマニピュレータにより上記部材の所定の位置に他方の部材を供給して組み付ける方法が提案されている。
【0003】
また,特開平4−176577号公報には,2つの部材をシャーシ等に組み付ける方法が提案されている。即ち,平行移動可能かつ回転自在の取付体に回転軸に直角方向に進退自在の一対のチャックを設け,2つのチャックを接離可能とした複数部材の自動組立装置が提案されている。その結果,第1,第2チャックは,X方向,Y方向,回転方向及び回転方向に直交する方向に姿勢制御することができると共に互いに接離することができるから,上記部材を互いに関連させた状態でシャーシ等の第3の部材に組み付けることができるとする。
【0004】
上記のように,2つの部材を組み付ける場合には,単純に2つの部材を連結するのではなく,2つの部材の間にシャーシやケースの隔壁等の中間部材を介設させなければならない組み付け態様がある。即ち,例えば,ケースの内部に装着される風向制御用のドアとケースの外部に出ている上記ドアの角度制御用のプレートとをケースの隔壁を介して組み付けるような場合である。
【0005】
この場合は,隔壁等の中間部材と他の部材との位置関係は比較的ラフでよく高度の位置合わせ精度は必要がないが,3つの部材の位置関係を同時に制御するため組み付け作業は,より困難となる。
このような場合には,例えば,第1ステップとして,ケース等の中間部材と第1の部材との間の位置合わせを行い,この状態において,次のステップで第1の部材と第2の部材との間の高精度の位置合わせが行われることになる。そして,前者の特開昭58−165981号公報の装置では,第1のマニピュレータにより,ケース等の中間部材の位置に第1の部材をセットし,その後その位置を継続的に保持し,第2のマニピュレータにより,第2の部材を第1の部材に組み付ける。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかしながら,2つの部材の間にケースの隔壁等の中間部材を介設させる上記のような組み付け態様の場合には,上記の従来の方法には,いずれもチャックやマニピュレータを高度に制御しなければならず,部材の種類毎に制御動作のセッティングやプログラミングが必要となる問題がある。
【0007】
特開昭58−165981号公報に記載された方法では,2つの部材を把持し位置制御する2つのマニピュレータを必要とし,2つのロボットまたは双腕ロボットを必要とし,広い作業スペースが必要である。そして,2つのマニピュレータが干渉しないように協調的に制御し,2つの部材の連結部をドッキングさせるようチャックを位置制御するから,チャックの動きに対して高度の制御動作を必要とする。そして,部材の種類ごとに制御のセッティングを必要とする。
【0008】
また,特開平4−176577号公報に記載された装置は,単一のマニピュレータに2つのチャックを取り付けてあるからマニピュレータの協調的な制御は不要であり,作業スペースは節約されるが,2つの部材を同時に取り出すことができず,2つの部材を2ステップで取り出すから作業時間がかかる。また,同様に,部材の組み付け位置において部材の連結部を正確に位置制御するから,チャックに対して精度の高い制御が必要となる。そして,部材の種類毎に制御動作のセッティングやプログラミングが必要となる。
【0009】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり,間に中間部材を介設させて組み付ける複数の部材を,マニピュレータやチャックを高度に制御することなく,容易に組み付けることのできる自動組立方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】
本願の第1発明は,第1の部材と第2の部材とを中間部材を介して連結する自動組立方法であって,
アームと該アームの先端に組み付けハンドを備え,上記アームを操作することにより上記組み付けハンドを自在に昇降及び移動させることができるロボットを用い,
上記組み付けハンドは,上記第1の部材を把持する第1チャックと,上記第2の部材を把持する第2チャックと,上記第1チャックと上記第2チャックとを一定の方向に近接または離隔させるチャック移動手段とを備えており,
上記第1の部材と上記第2の部材とを,これらの間に上記中間部材を介設させることなく連結させる仮組み付け工程と,
仮組み付けした上記第1の部材と上記第2の部材とのうち該第1の部材を上記第1チャックにより把持し,該第2の部材を上記第2チャックにより把持した後,上記チャック移動手段を作動させて上記第1チャックと上記第2チャックとを一定の方向に離隔させることにより,上記第1の部材と上記第2の部材とを一定の方向に離隔させ,かつ上記アームを操作し上記組み付けハンドを移動させることにより,上記第1の部材と上記第2の部材との位置関係を保ちつつ該第1の部材と該第2の部材とを上記中間部材に対する所定の組み付け位置に移動させる中間工程と,
その後に上記チャック移動手段を作動させ,上記第1チャックと上記第2チャックとを一定の方向に接近させることにより,上記第1の部材と上記第2の部材とを上記中間部材を介して連結させる本組み付け工程とからなることを特徴とする複数の部材の自動組立方法にある。
【0011】
また,本願の第2発明は,複数の部材同士を中間部材を介して連結する自動組立方法であって,
アームと該アームの先端に組み付けハンドを備え,上記アームを操作することにより上記組み付けハンドを自在に昇降及び移動させることができるロボットを用い,
上記組み付けハンドは,上記複数の部材をそれぞれ把持する複数のチャックと,該複数のチャックを一定の方向に近接または離隔させるチャック移動手段とを備えており,
上記複数の部材同士を,これらの間に上記中間部材を介設させることなく連結させる仮組み付け工程と,
仮組み付けした上記複数の部材を上記複数のチャックによりそれぞれ把持した後,上記チャック移動手段を作動させて上記複数のチャックのうちの第1チャックと該第1チャック以外の残りのチャックとを一定の方向に離隔させることにより,上記第1チャックに把持した第1の部材と上記残りのチャックに把持した残りの部材とを一定の方向に離隔させ,かつ上記アームを操作し上記組み付けハンドを移動させることにより,上記第1チャックと上記残りのチャックとの位置関係を保ちつつ該第1チャックと該残りのチャックとを上記中間部材に対する所定の組み付け位置に移動させる中間工程と,
その後に上記チャック移動手段を作動させ,上記第1チャックと上記残りのチャックとを一定の方向に接近させることにより,該第1チャックに把持した第1の部材と該残りのチャックに把持した残りの部材とを上記中間部材を介して連結させる本組み付け工程とからなることを特徴とする複数の部材の自動組立方法にある。
【0012】
上記第1,第2の発明において,特に注目すべきことの第一点は,中間部材を介設させることなく,第1の部材と第2の部材(第2発明では第1の部材と残りの部材だけで仮組み付けを行い,両者の位置合わせを行うことである。この仮組み付けは,中間部材が存在しないから,作業が容易である。
【0013】
特に注目すべきことの第二点は,上記仮組み付けの状態から一定の方向両者を離隔させ,上記位置関係を保ちつつ部材を中間部材に対する所定の組み付け位置に移動させることである。そして,上記移動動作は,一定の方向対する離隔動作であるから,チャックの備えるべき機能は単純であり,かつ制御も簡単である。
【0014】
そして,特に注目すべきことの第三点は,上記のように,部材と中間部材とを位置合わせした状態で,部材同士を一定の方向近接させることである。この移動動作は,一定の方向対するチャックの往復動作であるから,チャックの備えるべき機能は単純であり,かつ制御も簡単である。そして,上記の作用効果は,3つ以上の部材の組み付けの場合においても同様である。
【0015】
上記のように,本願の発明によれば,始めに,作業の容易な仮組み付けを第1の部材と第2の部材(第2の発明では第1の部材と残りの部材)に行うことにより,チャックの位置制御機能が単純なものでよくなり,かつチャック間の移動制御のアルゴリズムも一定の方向への単純な往復運動でよい。従って,装置は安価となり,組み付け作業の制御動作のセッティングも容易である。
【0016】
例えば,従来の組み付け自動化の場合には,複数の部材に対応するロボットハンドのティーチング作業が必要であったが,本発明の方法では,一旦部材が離れ離れになっても,部材の連結部相互の位置関係が保持されるということから,部材1個分相当のロボットハンドのティーチング量での組み付け自動化が可能となる。
上記のように,本発明によれば,マニピュレータやチャックを高度に制御することなく,間に中間部材を介設させて組み付ける複数の部材を容易に組み付けることが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施形態例
本例は,図3に示すように,間に中間部材としてのケース30を介設させると共にそれぞれの連結部である係合穴12(図5)と係合ピン23(図4)とを軸心に平行に互いに接近させドア10とプレート20とを連結する自動組立方法である。
組み付けに用いるロボット4のハンド40は,図1,図2に示すように,ドア10とプレート20とを把持する一対のチャック41,42と,チャック41,42を互いに近接または離隔させるチャック移動手段としてのエアシリンダ43と備えている。
【0018】
そして,本例の組み付け工程は,ドア10とプレート20とを間にケース30を介設させることなく連結させる図示しない部材供給装置による仮組み付け工程(図示略)と,コンベア51により送られてきた仮組み付け状態の上記部材10,20を組み付けハンド40のチャック41,42により把持した後,エアシリンダ43を作動させ両部材10,20を図1に示すように一旦離隔させると共に両部材10,20の位置関係を保ちつつドア10をコンベア52上のケース30に対する所定の組み付け位置に移動させる中間工程と,その後にエアシリンダ43を作動させプレート20をドア10に再接近させ両部材10,20の連結部である係合穴12(図5)と係合ピン23(図4)とを再結合させる本組み付け工程とからなる。
【0019】
以下それぞれについて説明を補足する。
組み付けの対象部材であるドア10,プレート20及びケース30はいずれも,合成樹脂性の部材である。そして,図3に示すように,ドア10は下端のシャフト11の一端部をケース30の内部中心付近に設けた受け座32に挿入され,シャフト11の反対側にある係合穴12にはケース30の側面31に存在する挿通穴311を通してプレート20のピン23が挿入される。
【0020】
即ち,図5に示すように,シャフト11の係合穴12には,一対のフォーク121が設けられており,一方,プレート20には図4に示すようにピン23が突設されており,ピン23の突部231が上記フォーク121に嵌合することにより,ピン23は係合穴12に連結される。これによって,ドア10とプレート20とは一体となり,ドア10とプレート20とはシャフト11(係合穴12)の軸心を中心にして回動可能となる。
【0021】
更に,図4,図6に示すように,プレート20のピン23側には,軸心の周りに対称形に3個の係合爪22が配置されており,ケース30の挿通穴311に上記ピン23を挿入すると,係合爪22は内側に撓んでケース30の内側に進入し,その後撓みを復元させて,図6(a)に示すように,先端のカギ部が挿通穴311の壁面の縁部に係合し,プレート20は,ケース30に拘束され,そこから抜け出ないようになる。
また,図4に示すように,プレート20の曲折部には,チャック41の爪が進入するチャック把持用の穴21が開けられており,穴21内の壁面には,3個のリブ24が回転対称形に配置されている。
【0022】
そして,図1に示すように,ロボット4の先端のフランジ49には組み付けハンド40を備えており,ハンド40は図2に示すようにフランジ49の面に垂直に取り付けられた第1チャック41と,第1チャック41に対して爪が垂直の向きとなるように取り付けられた第2チャック42と,第2チャック42が第1チャック41に対してフランジ49と平行方向に接離するように駆動するエアシリンダ43を具備している。
【0023】
そして,ロボット4は,図1に示すように,部材供給用のコンベア51と組立用のコンベア52との間を自在に移動し,アーム481,482を操作しフランジ49を自在に昇降可,移動させることができる。
一方,ドア10とプレート20とは,仮組み付けされた状態でコンベア51により供給される。
【0024】
即ち,上記部材供給工程では,始めに,図示しない部材供給装置によりパレット81にプレート20をセットする。次に,同様の部材供給装置により,パレット81にセットされたプレート20にドア10をセットする。この時,パレット81上にセットされたプレート20は位置決めされた状態にあり,ドア10をこれにセットする作業は,ドア用の図示しないパレットにドア10をセットするのと変わらない作業となる。従って,図示しない上記部材供給工程は,2個の部材を直接組み付ける為の従来の部材供給装置を用いて可能である。
【0025】
そして,第1チャック41がドア10を把持し,第2チャック42がエアシリンダ43に駆動されて第1チャック41に接近した場合には,図2に示すように,第2チャック42の爪421がプレート20の把持位置(図4に示す把持穴21)に進入していくように各部材の位置関係が構成されている。
【0026】
また,エアシリンダ43により第1チャック41と第2チャック42とを最も離隔させた状態にして,それぞれのチャック41,42にドア10とプレート20とを把持し,図1に示すようにドア10をケース30の位置に移動させた場合に,ハンド40やプレート20がケース30に干渉しないように,各部材が配置され且つロボットのアーム481,482は動作を制御される。
【0027】
上記構成に基づいてドア10とプレート20をケース30に組み付ける動作について説明する。
まず,ドア10とプレート20が仮組み付けされた状態で,リブ24の突設された把持穴21を利用してパレット81上に位置決めされて,コンベア51により供給される。これに対する初期状態として,パレット81上のドア10におけるチャック41の把持部13(図2)を把持するため,ロボット4はハンド40のチャック41が,ハンド40を横方向に向けて待機している。
【0028】
そして,パレット81が供給されると,ロボット4はエアシリンダ43によりチャック41とチャック42が最遠となる離隔位置に操作して,チャック41によりドア10を把持する。この時,パレット81が位置するコンベア51の下方にはチャック42の衝突を回避できるスペースを設けてある。
【0029】
次にドア10をハンド40によりパレット81より取り出すと,ドア10とプレート20は一体化しているので,ドア10にプレート20が連結された状態で,ハンド40をコンベア51よりコンベア52上のケース30側に移動する。同時に,プレート20の把持穴21のリブ24を避けて内壁部を把持するよう,エアシリンダ43によりチヤック42を穴21内の把持位置へ移動させ,爪を拡開してプレート20を把持する。
【0030】
その後エアシリンダ43によりチャック42をチャック41から離隔させると,ドア10とプレート20とは,シャフト11の軸方向の位置関係を除く軸の周りのその他の位置関係は保持されたまま,互いに分離される。
次に,パレット82上に位置決めされたケース30がコンベア52により組み付け位置に供給されてくる。
【0031】
そして,ロボット4により,ドア10をケース30の組み付け位置上に移動し,ドア10がケース30の壁面に干渉しないように,シャフト11を受け座32の位置に位置決めし,シャフト11の係合穴12をケース30の挿通穴311の中央へ位置決めする。そして,プレート20のピン23のエアシリンダ43による駆動方向には上記挿通穴311とドアの係合穴12が位置している。
その結果,エアシリンダ43を駆動してチャック42をチャック41に接近させれば,ドア10のピン23の係合穴12への挿入とプレート20の係合爪22のケース30の挿通穴311への係合が可能となる。
【0032】
ドア10とプレート20のケース30への組み付けが完了した後,チャック41とチャック42をドア10とプレート20からそれぞれアンチヤツクし,エアシリンダ43によりチャック42をチャック41から離隔し,ハンド40をケース30の上方に移動した後,初期状態へ移動し1つのサイクルを終了する。
以上により,複数部材の組み付け作業が,ロボット1台で小スペースで可能となる。
【0033】
また,従来には必要であった3部材の組み付け時におけるドア10とプレート20との位置合わせ作業が不要となり,単純なチャック41に対するチャック42の往復運動でよく,高速な組み付け作業が可能となる。
更に,従来の組み付け自動化の場合には,ロボット4に対して,複数の部材,即ちドア10とプレート20とにそれぞれに対応するティーチング作業が必要であったが,本例の方法では,一旦部材が離れ離れになっても,ドア10とプレート20との連結部相互の位置関係が保持されるということから,ロボット4において部材1個分相当のティーチング量での組み付けの自動化が可能となる。
【0034】
また,仮組み付けされ一体化した状態から組み付けを開始するから,複数部材,即ちドア10とプレート20とをパレット81から同時に取り出すことが可能となり,組み付け作業の高速化が実現できる。
上記のように,本例によれば,ロボット4を高度に制御することなく,間にケース30を介設させてドア10とプレート20との自動組み付けが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例の組み付け方法における組み付け部材及び装置の配置図。
【図2】実施形態例のチャック相互間の移動態様を示す図。
【図3】実施形態例の組み付け部材の組み付け過程を示す斜視図。
【図4】実施形態例のプレートの斜視図。
【図5】実施形態例のドアの係合穴近傍の拡大斜視図。
【図6】実施形態例のケースとプレートの係合状態を示す断面図(a)と,(a)図に対するA矢視図(b)。
【符号の説明】
10...第1組み付け部材(ドア),
20...第2組み付け部材(プレート),
30...中間部材(ケース),
40...ハンド,
41,42...チャック,
43...移動手段(エアシリンダ),

Claims (2)

  1. 第1の部材と第2の部材とを中間部材を介して連結する自動組立方法であって,
    アームと該アームの先端に組み付けハンドを備え,上記アームを操作することにより上記組み付けハンドを自在に昇降及び移動させることができるロボットを用い,
    上記組み付けハンドは,上記第1の部材を把持する第1チャックと,上記第2の部材を把持する第2チャックと,上記第1チャックと上記第2チャックとを一定の方向に近接または離隔させるチャック移動手段とを備えており,
    上記第1の部材と上記第2の部材とを,これらの間に上記中間部材を介設させることなく連結させる仮組み付け工程と,
    仮組み付けした上記第1の部材と上記第2の部材とのうち該第1の部材を上記第1チャックにより把持し,該第2の部材を上記第2チャックにより把持した後,上記チャック移動手段を作動させて上記第1チャックと上記第2チャックとを一定の方向に離隔させることにより,上記第1の部材と上記第2の部材とを一定の方向に離隔させ,かつ上記アームを操作し上記組み付けハンドを移動させることにより,上記第1の部材と上記第2の部材との位置関係を保ちつつ該第1の部材と該第2の部材とを上記中間部材に対する所定の組み付け位置に移動させる中間工程と,
    その後に上記チャック移動手段を作動させ,上記第1チャックと上記第2チャックとを一定の方向に接近させることにより,上記第1の部材と上記第2の部材とを上記中間部材を介して連結させる本組み付け工程とからなることを特徴とする複数の部材の自動組立方法。
  2. 複数の部材同士を中間部材を介して連結する自動組立方法であって,
    アームと該アームの先端に組み付けハンドを備え,上記アームを操作することにより上記組み付けハンドを自在に昇降及び移動させることができるロボットを用い,
    上記組み付けハンドは,上記複数の部材をそれぞれ把持する複数のチャックと,該複数のチャックを一定の方向に近接または離隔させるチャック移動手段とを備えており,
    上記複数の部材同士を,これらの間に上記中間部材を介設させることなく連結させる仮組み付け工程と,
    仮組み付けした上記複数の部材を上記複数のチャックによりそれぞれ把持した後,上記チャック移動手段を作動させて上記複数のチャックのうちの第1チャックと該第1チャック以外の残りのチャックとを一定の方向に離隔させることにより,上記第1チャックに把持した第1の部材と上記残りのチャックに把持した残りの部材とを一定の方向に離隔させ,かつ上記アームを操作し上記組み付けハンドを移動させることにより,上記第1チャックと上記残りのチャックとの位置関係を保ちつつ該第1チャックと該残りのチャックとを上記中間部材に対する所定の組み付け位置に移動させる中間工程と,
    その後に上記チャック移動手段を作動させ,上記第1チャックと上記残りのチャックとを一定の方向に接近させることにより,該第1チャックに把持した第1の部材と該残りのチャックに把持した残りの部材とを上記中間部材を介して連結させる本組み付け工程とからなることを特徴とする複数の部材の自動組立方法。
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