JP3764612B2 - チャネル識別子の割り当て方法および移動通信システム - Google Patents

チャネル識別子の割り当て方法および移動通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムにおけるチャネル識別子の割り当て方法、移動通信システム、移動局および基地局に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術における移動通信システムの模式図を図1に参照して説明する。
【0003】
図1は、従来技術におけるセルとセクタの概念を示す図である。
【0004】
無線通信において、送信端から発信された電波は、空間を減衰しながら伝搬し、受信端に到達する。伝搬損失は送受信点間の距離が遠くなるほど増大する性質を有するため、送受信点間距離が遠くなると、所要受信品質を得るために送信電力を増大する必要が生じ、消費電力が増大する。消費電力の低減は、バッテリの長持続化、システムの経済化にとって重要である。そこで、現在普及している携帯電話のような移動通信システムでは、サービスエリア内に基地局を複数設置することでエリアをセルと呼ばれる比較的小さな無線ゾーン(図1において楕円で示した部分)に分割し、移動局20が最寄りの基地局10と通信することで送受信点間の距離を縮め、消費電力を抑えている。また、1つの基地局10に指向性のあるアンテナを複数設け、セルを複数のセクタ30(図1において扇形で示した部分)に分割することで、基地局設置箇所を増さずに効率的に伝搬損失を補っている。このとき、移動局20で最良のセクタ30を待ち受けおよび通信を行うセクタ30として選択することが重要となる。
【0005】
ここで、実際の電波伝搬における減衰量は、距離のほか地形地物などの影響を受けるため、場所によって大きく変動する。従って、移動局20が移動すると、最良なセクタ30は刻々と変化する。このような環境下で、常に最良なセクタ30を選択できるよう、移動局20では周辺セクタを探索、捕捉し、電波伝搬状況を監視する必要が生じる。この移動局20の探索動作は、周辺セルサーチと呼ばれる。移動局20においては、なるべく多くのセクタ30の伝搬状況を監視できることが、常に最適なセクタ30を選択する上で重要となる。
【0006】
また、周辺セルサーチは、各セクタ30から送信されるとまり木チャネルを移動局20が探索、受信することで行われる。このとき、移動局20において検出されたとまり木チャネルがどのセクタ30から送信されたものかを判断できるよう、各セクタ30のとまり木チャネルには、各チャネルを識別するためにアイデンティティーを持たせる必要が生じる。ここでこのアイデンティティーを「チャネル識別子」と呼ぶこととする。チャネル識別子を複数用意しておき、各セクタ30にチャネル識別子を割り当て、チャネル識別子によって特徴付けられるとまり木チャネルを各セクタ30から送信する。チャネル識別子は、例えば、TDMA/FDMA方式なら搬送波周波数、CDMA方式なら拡散符号という具合に、システムとの親和性が高いものとすることができる。移動局20では、周辺セルサーチにおいて受信可能なとまり木チャネルがあるかを探索し、新たなとまり木チャネルを検出した場合、そのとまり木チャネルのチャネル識別子を識別する。その結果により、移動局20においてセクタ30を識別でき、受信したとまり木チャネルの品質などから、待ち受け、通信を行うセクタ30を判断する。
【0007】
ここで、同一のチャネル識別子を用いるセクタ30が近くに存在すると、セクタ30の誤認識、誤検出など、相互の影響が問題となる。同一のチャネル識別子が割り当てられたセクタ30が十分遠ければ、相互の影響を十分小さく抑えることができ、問題を生じることはない。従って、チャネル識別子数がシステムの全セクタ数より少なく、同一チャネル識別子を複数のセクタ30に繰り返し割り当てる必要があるシステムでは、繰り返しの間隔に十分注意する必要がある。ここで、チャネル識別子数が十分多ければ、繰り返し割り当てが容易となる。ところが、チャネル識別子数が多くなると、周辺セルサーチの際にチャネル識別子識別における候補数が増すため、周辺セルサーチに要する時間が長くなる。従って、周辺セルサーチを高速化する観点からは、チャネル識別子数が少ない方がよい。
【0008】
ここで、チャネル識別子数が多い場合にも周辺セルサーチを高速に行うために、チャネル識別子をあらかじめグループ化することができる。CDMA移動通信システムにおいては、チャネル識別子数、すなわち拡散符号が多い場合に周辺セルサーチを高速に行うための技術として、3段階セルサーチの手法が文献(Higuchi, Sawahashi, Adachi, "Fast CellSearch Algorithm in Inter−Cell Asynchronous DS−CDMA Mobile Radio," IEICE Trans. Commun., Vol. E81−B, No. 7,July 1998)で提案されている。この技術によると、チャネル識別子をあらかじめグループ化しておき、移動局が周辺セルサーチを行う際に、まずとまり木チャネルのタイミングを検出し、次にチャネル識別子のグループを同定する。最後に該グループに属するチャネル識別子を同定することで、より素早くセクタを識別できる。周辺セルサーチを高速に行うことは、移動に伴って刻々と変わる伝搬状況に順応すること、サーチに要する消費電力を低減することの2点において、重要である。FDMA/TDMAの場合でも、搬送波周波数があらかじめグループ化されていれば、周辺セルサーチ時に掃引すべき周波数帯が限定され、周辺セルサーチを高速化できる。
【0009】
ところで、各セクタにおいて、該セクタの周辺セクタに関する情報を移動局に通知し、この情報を基に移動局が周辺セルサーチを実行すると、チャネル識別子識別時の選択肢が減るため、より高速に周辺セルサーチを完了できる。移動局は、通信中のセクタや捕捉済みのセクタから周辺セクタの情報を受信できる。このとき、通知する情報量が多いと、送信電力が増大し、また、移動局で解読に要する電力も増大するため、効率的でない。より少ない情報で、周辺セルサーチの精度を高めることが重要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このような移動通信システムにおいて、チャネル識別子の繰り返し割り当ての要求からチャネル識別子数を多くすると、周辺セルサーチにおけるチャネル識別子候補数が増大するため、周辺セルサーチの所要時間が増大するという問題点がある。
【0011】
また、周辺セルサーチの所要時間が増大すると、サーチの消費電力が増大するといった問題を生じるほか、刻々と変化する伝搬状況に対応できず、最良なセクタを選択できなくなるといった重大な問題を生じかねない。
【0012】
さらに、最良なセクタを選択できないと所要送信電力が増大するため、他ユーザへ与える干渉が増大し、また、消費電力が増大するという問題がある。
【0013】
さらにまた、移動局は通常在圏するセクタから周辺のセクタにおいてどのチャネル識別子が用いられているかを示す情報を受け取り、その情報に基づいてセルサーチを行うが、従来の技術では、セクタから移動局へ周辺セクタ全てのチャネル識別子を通知していたため、消費電力が大きくなり、非効率的になるという問題がある。
【0014】
さらにまた、同一チャネル識別子を複数のセクタに繰り返し割り当てる際に、チャネル識別子1つ1つについて繰り返しの間隔に留意する必要があったため、設計、管理が煩雑になるという問題がある。
【0015】
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、移動通信システムにおいて、移動局が周辺セルサーチに要する消費電力や時間を小さく抑えることができ、設計上および管理上の煩雑性を低減することができる、各セクタへのチャネル識別子割り当て方法と周辺セルサーチ方法、移動通信システムならびに同システムを構成する基地局および移動局を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムにおける各セクタへのチャネル識別子の割り当て方法であって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチャネル識別子の割り当て方法であって、隣接する前記基地局の前記セクタに異なる前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする。
【0018】
請求項3に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムであって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする。
【0019】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の移動通信システムであって、隣接する前記基地局の前記セクタに異なる前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする。
【0020】
請求項5に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子を含むとまり木チャネル信号により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムの基地局であって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする。
【0021】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の基地局であって、隣接する前記基地局の前記セクタに異なる前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする。
【0022】
請求項7に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムにおけるセクタから移動局へ通知される情報を利用した周辺セルをサーチする方法であって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てるステップと、前記基地局から在圏する前記移動局に対して1つの周辺基地局について該周辺基地局の前記セクタに割り当てられた前記チャネル識別子のうちのいずれか1つ、および/または、該チャネル識別子の属する前記グループ番号を通知するステップとを備えることを特徴とする。
【0023】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の周辺セルをサーチする方法であって、前記通知するステップにより通知される1つの前記チャネル識別子は、周辺基地局内の前記セクタのいずれかのうち自セクタからハンドオーバする前記移動局が最も多い前記セクタの前記チャネル識別子であることを特徴とする。
【0024】
請求項9に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムにおける周辺セルをサーチする方法であって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てるステップと、前記移動局によって捕捉済みの前記セクタの前記チャネル識別子が属する前記グループ内の他の前記チャネル識別子を優先的にサーチするステップとを備えることを特徴とする。
【0025】
請求項10に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムであって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てる手段と、前記基地局から在圏する前記移動局に対して1つの前記周辺基地局について該周辺基地局の前記セクタに割り当てられた前記チャネル識別子のうちのいずれか1つ、および/または、該チャネル識別子の属する前記グループ番号を通知する手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の移動通信システムであって、前記通知する手段により通知される1つの前記チャネル識別子は、周辺基地局内の前記セクタのいずれかのうち自セクタからハンドオーバする前記移動局が最も多い前記セクタの前記チャネル識別子であることを特徴とする。
【0027】
請求項12に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムであって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てる手段と、前記移動局によって捕捉済みの前記セクタの前記チャネル識別子が属する前記グループ内の他の前記チャネル識別子を優先的にサーチする手段とを備えたことを特徴とする。
【0028】
請求項13に記載の発明は、セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムの基地局であって、同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てる手段と、在圏する前記移動局に対して1つの周辺基地局について該周辺基地局の前記セクタに割り当てられた前記チャネル識別子のうちのいずれか1つ、および/または、該チャネル識別子の属する前記グループ番号を通知する手段とを備えたことを特徴とする。
【0029】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の基地局であって、前記通知する手段により通知される1つの前記チャネル識別子は、周辺基地局内の前記セクタのいずれかのうち自セクタからハンドオーバする前記移動局が最も多い前記セクタの前記チャネル識別子であることを特徴とする。
【0030】
請求項15に記載の発明は、請求項3、請求項4、請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の移動通信システムの移動局であって、前記チャネル識別子の前記グループを記録する手段と、前記基地局から前記チャネル識別子を受信する手段と、該受信手段により受信した前記チャネル識別子が属する前記グループ内の他の前記チャネル識別子を優先的にサーチする手段とを備えたことを特徴とする。
【0052】
請求項16に記載の発明は、請求項1に記載のチャネル識別子の割り当て方法であって、前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする。
【0053】
請求項17に記載の発明は、請求項3、請求項10または請求項12のいずれかに記載の移動通信システムであって、前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする。
【0054】
請求項18に記載の発明は、請求項7または請求項9に記載の周辺セルをサーチする方法であって、前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする。
【0055】
請求項19に記載の発明は、請求項5または請求項13に記載の基地局であって、前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする。
【0056】
請求項20に記載の発明は、請求項15に記載の移動局であって、前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする。
【0057】
請求項21に記載の発明は、請求項1に記載のチャネル識別子の割り当て方法であって、前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする。
【0058】
請求項22に記載の発明は、請求項3、請求項10または請求項12のいずれかに記載の移動通信システムであって、前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする。
【0059】
請求項23に記載の発明は、請求項7または請求項9に記載の周辺セルをサーチする方法であって、前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする。
【0060】
請求項24に記載の発明は、請求項5または請求項13に記載の基地局であって、前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする。
【0061】
請求項25に記載の発明は、請求項15に記載の移動局であって、前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする。
【0062】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0063】
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係る移動通信システムの一例を説明する模式図である。
【0064】
図2では、移動通信システムを構成する複数のセル中から、3つの隣接するセルにのみ着目している。図2において、黒点は基地局10を示し、BS1〜BS3は基地局名を示す。各セルは6つのセクタにおのおの分割されており、セクタ毎にチャネル識別子が割り当てられている。図2において、“G”はチャネル識別子のグループを、“C”はチャネル識別子の番号を示すものとする。例えば、BS1のセクタ1には“G1、C16”とあるから、グループ1に属する番号16のチャネル識別子が割り当てられている。また、本実施の形態において、チャネル識別子番号1〜19はグループ1、チャネル識別子番号20〜29はグループ2、チャネル識別子30〜39はグループ3にあらかじめグループ分けされており、全移動局にこのグループ分けの情報は既知のものとする。なお、グループ分けは、システムで一意に定まっていればどの様な分け方でもよく、本実施の形態に限定されるものではない。また、セクタ数も6である必要はなく、他のセクタ数であってもよい。ここで、同一基地局内のセクタには同一グループのチャネル識別子が割り当てられる。図2を見ると、例えばBS1のセクタ1〜6にはグループ1のチャネル識別子1〜19のうちいずれか1つがそれぞれ割り当てられており、他のグループのチャネル識別子は割り当てられない。また、図2の移動局では、BS1のセクタ5とBS3のセクタ2を既に捕捉しているものとする。移動局において、BS1セクタ5のチャネル識別子C18がグループ1に属することは既知である。従って、移動局において、BS1の各セクタにはグループ1のチャネル識別子が割り当てられていると判断できる。同様にBS3の各セクタにはグループ3のチャネル識別子が割り当てられていると判断できる。このとき、地理的な位置関係から、周辺セルサーチによってさらにBS1のセクタ4、6、BS3のセクタ1、3を新たに捕捉できる可能性が高い。従って、周辺セルサーチにおいては、グループ1とグループ3を優先的にサーチすれば、効率的に新たなセクタを捕捉できる。このように、新たなセクタをサーチする際に、サーチすべきグループが限定され、識別時のチャネル識別子候補数が少数に限定されるため、大幅にサーチ時間を短縮できる。
【0065】
同一基地局内のセクタは、アンテナ位置がほぼ同地点であることから、電波伝搬における減衰量がほぼ等しくなる。従って、移動局において何れか1つセクタを捕捉できると、同一基地局の他のセクタも捕捉できる可能性が高い。よって、捕捉済みのチャネル識別子と同一グループに属するチャネル識別子を優先的にサーチすれば、効率的に新たなセクタを捕捉できる。このように、周辺セルサーチの所要時間が短縮されるため、待ち受け、通信を行うセクタとして最適なセクタを選択する精度が向上し、消費電力を低減できる。
【0066】
また、隣接する基地局のセクタには、異なるグループのチャネル識別子が割り当てられるが、携帯電話のようにセクタ数が多い移動通信システムでは、同一チャネル識別子を、影響が十分小さい離れたセクタに繰り返し割り当てる必要がある。このとき、同一チャネル識別子が割り当てられるセクタが近くに存在すると、セクタの誤認識、誤検出など、相互の影響が問題となる。ここで、チャネル識別子1つ1つについて繰り返し間隔に注意して割り当てていくことは、設計、管理上煩雑である。本発明を適用すれば、セクタ単位、チャネル識別子単位ではなく、基地局単位、グループ単位での繰り返し間隔を考慮すれば済むため、設計、管理を容易にすることができる。
【0067】
また、BS1のセクタ5は、BS3のチャネル識別子情報として、BS3の何れか1つのセクタのチャネル識別子番号を移動局に通知してもよい。ここで、BS3のどのセクタのチャネル識別子番号を通知するかは自由だが、最も効果的なのは、自セクタからハンドオーバする移動局が最も多いBS3のセクタとすることである。従って、BS1のセクタ5からハンドオーバする移動局が最も多いBS3のセクタが、例えばBS3のセクタ2ならば、BS1のセクタ5においてBS3のセクタ2のチャネル識別子番号を通知すればよい。同様に、BS1のセクタ5からハンドオーバする移動局が最も多いBS2のセクタがBS2のセクタ3ならば、BS1のセクタ5においてBS2のセクタ3のチャネル識別子番号を通知すればよい。従って、本実施形態では、BS1のセクタ5から報知される周辺セクタ情報は、チャネル識別子番号C39、C23のみとなる。このように、自セクタからハンドオーバする移動局が最も多いセクタのチャネル識別子番号のみに通知情報を削減した場合においても、移動局はBS1のセクタ5からC39、C23という情報を得るのみで、周囲にグループ3が割り当てられた基地局とグループ2が割り当てられた基地局が存在することを知ることができる。従って、周辺セルサーチにおいて、グループ3とグループ2を優先的にサーチすれば、例えばグループ同定を高速化できることにより、周辺セルサーチを高速化できる。このとき通知情報に含まれるチャネル識別子のセクタのみでなく、該セクタと同一基地局に属する他のセクタも、グループが同一なため捕捉し易くなる。また、自セクタからハンドオーバする移動局が最も多い隣接基地局のセクタのチャネル識別子番号を通知すると、移動局においてこのチャネル識別子を優先的にサーチすることで受信できる確率が高い周辺セクタを効率的に捕捉できるため、最も効果的である。
【0068】
なお、本実施の形態において、同一基地局のセクタに複数グループのチャネル識別子を割り当ててもよい。例えば、グループ内のチャネル識別子数より基地局のセクタ数が多い場合には、同一基地局のセクタのチャネル識別子を全て同一グループとすることはできなくなる。この場合、該基地局を複数に分割して、該基地局内セクタの部分集合を作成し、作成した部分集合1つを1つの基地局とみなして他の部分集合を隣接基地局とみなせば、同様に本発明を適用できる。
【0069】
図3は、本発明の第1の実施の形態が適用される基地局の構成の一例を示す図であり、基地局の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【0070】
基地局10は、少なくともユーザインタフェース302、通知情報設定制御部304、チャネル識別子設定制御部306、通知情報格納部308、チャネル識別子発生部310、とまり木チャネル情報構成部312、変調部314、多重化部316、増幅部318、アンテナ320、他チャネル信号処理部322およびネットワークインタフェース324から構成される。ユーザインタフェース302は、通知情報設定制御部304およびチャネル識別子設定制御部306に接続され、運用者と基地局10とのマン・マシン・インタフェース機能を有する。通知情報設定制御部304は、各セクタに対応する通知情報格納部308に接続され、通知情報を各セクタ毎に設定することを制御する機能を有する。ここで、「通知情報」とは、図2で説明した方法に基づいて、基地局が各セクタに在圏する移動局に対して通知するための情報であり、例えば各セクタに対応する周辺セルのチャネル識別子やグループ番号等である。チャネル識別子設定制御部306は、各セクタに対応するチャネル識別子発生部310に接続され、ユーザインタフェース302を介して入力されるセクタ毎に割り当てるチャネル識別子番号を同一グループから選択して設定し、チャネル識別子発生部310を制御する機能を有する。通知情報格納部308は、セクタ毎に通知情報設定制御部304で設定された通知情報を格納し、とまり木チャネル情報構成部312に各セクタに対応する通知情報を送信する機能を有する。チャネル識別子発生部310は、各セクタに対応するチャネル識別子を発生し、該チャネル識別子を変調部314に送信する機能を有する。ここで、「チャネル識別子」は、TDMA/FDMA方式の場合には例えば搬送波周波数としてもよく、またCDMA方式の場合は例えば拡散符号としてもよい。とまり木チャネル情報構成部312は、通知情報格納部308より受信した通知情報に基づいてとまり木チャネル情報を構成し、変調部314に送信する機能を有する。変調部314は、とまり木チャネル情報構成部312において構成されたとまり木チャネル情報とチャネル識別子発生部310により発生したチャネル識別子とを入力して変調する機能を有する。例えば、チャネル識別子が拡散符号である場合は、チャネル識別子である拡散符号でとまり木チャネル信号を拡散変調し、またチャネル識別子が搬送波周波数である場合はとまり木チャネル信号でチャネル識別子である搬送波周波数の搬送波を変調する。多重化部316は、変調部314により変調された信号と他チャネル信号処理部322により処理された他チャネル信号とを多重化する機能をする。増幅部318は、アンテナ320に接続され、信号を増幅する機能を有する。アンテナ320は、移動局との通信を行う機能を有する。他チャネル信号処理部322は、ネットワークインタフェース324に接続され、他チャネル信号を処理し多重化部316に送信する機能を有する。ネットワークインタフェース324は、上位ネットワークとの接続のインタフェース機能を有する。
【0071】
次に、このように構成された第1の実施の形態における基地局の動作の一例について、以下に説明する。
【0072】
まず、運用者がユーザインタフェース302を介してセクタ毎に割り当てるチャネル識別子を、同一グループから選んでセクタ毎に設定する。
【0073】
次に、チャネル識別子設定制御部306は、各セクタのチャネル識別子発生部310に、どの番号の識別子を発生するかを通達し、チャネル識別子発生部310は、この番号に応じたチャネル識別子を発生する。
【0074】
次に、ユーザインタフェース302を介して通知情報設定制御部304において設定され、各セクタ毎に通知情報格納部308に格納された、周辺セルのチャネル識別子番号やグループ番号等の通知情報を含む各セクタのとまり木チャネル情報は、変調部314においてチャネル識別子で特徴付けられる。
【0075】
次に、多重化部316で他チャネル信号と多重化され、増幅部318において増幅後にアンテナ320から移動局に対して送信される。
【0076】
なお、本実施の形態では、通知情報は、ユーザがユーザインタフェース302を介してセクタ毎または基地局毎に周辺セルのチャネル識別子番号やグループ番号を設定する構成となっている。しかし、通知情報はユーザが設定しなくても、自セクタからハンドオーバする移動局が最も多い周辺セクタの統計結果などをネットワークを経由して受け取り、自動的にこれらの周辺セクタのチャネル識別子番号を通知情報として各セクタに設定するような構成としてもよい。また、通知情報はとまり木チャネル情報に含める必要はなく、他のチャネル(ユーザ毎の個別通信チャネルなど)に重畳してもよい。
【0077】
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る移動通信システムの一例を示す模式図である。
図4は、移動通信システムを構成する数多いセルの中から、3つの隣接するセルにのみ着目している。図4において黒点は基地局10を表し、BS1〜BS3は基地局名を示す。各セルは6つのセクタに分割されており、セクタ毎にチャネル識別子が割り当てられている。チャネル識別子番号とセクタ番号はシステムで規定された複数のパタンに従ってあらかじめマッピングされており、その全てのパタンは移動局に既知である。
【0078】
本実施の形態では、図5のようにマッピングパタンが規定されていることとする。図4および図5において、“C”はチャネル識別子の番号を示すこととする。また、図5において、例えば“C1”の欄は、パタン1を適用する基地局において、セクタ1にチャネル識別子C1を割り当てることを意味する。ここで、同一チャネル識別子が複数のパタンに重複して現れることはなく、1チャネル識別子は1パタンにのみ含まれるよう、マッピングパタンが構成されている。
【0079】
各基地局においては、図5に示す何れかのパタンに従って該基地局内セクタへチャネル識別子を割り当てる。図4の場合を一例に説明すると、BS1にはパタン1、BS2にはパタン3、BS3にはパタン7が適用され、各パタンに従って各基地局内のセクタへチャネル識別子が割り当てられている。なお、本実施の形態ではセクタ数は図4のように6となっているが、本発明は係る場合に限定されるものではなく、いずれのセクタ数であってもよい。また、マッピングパタンは図5に示すテーブルの例に限定されず、いかなる任意のパタンをとることができるには当業者にとって自明である。例えば、図5のパタン1、2、3、5のように昇順としてもよく、パタン7のように降順としてもよい。また、パタン4、6、8のように規則性のないパタンとしてもよい。図5のマッピングパタンでは、パタン1は10以下のセクタ数を持つ基地局、パタン2は4以下のセクタ数を持つ基地局に適用することができる。
【0080】
ここで、図4に示す移動局20において、BS1のセクタ5とBS3のセクタ2が既に捕捉済み、すなわち、チャネル識別子C5、C48が捕捉済みであるとする。上述したように、移動局においてチャネル識別子C5がパタン1に属することは既知であるから、BS1にパタン1が適用されていると判断できる。同様に、BS3にパタン7が適用されていると判断できる。ここで、地理的な位置関係から、捕捉済みの2つのセクタに隣接するセクタを捕捉できる可能性が高い。従って、パタン1においてC5と隣接するC4、C6、パタン7においてC48と隣接するC49、C47のチャネル識別子を優先的にサーチすれば、受信できる確率の高い新たなセクタを効率的に捕捉でき、周辺セルサーチを効率化できる。
【0081】
同一基地局内のセクタは、アンテナ位置がほぼ同地点であることから、電波伝搬における減衰量がほぼ等しくなる。従って、移動局において何れか1つセクタを捕捉できると、同一基地局の他のセクタ、特に捕捉済みのセクタに隣接するセクタも捕捉できる可能性が高い。よって、本実施の形態に示す割り当て方法を用いれば、周辺セルサーチにおけるチャネル識別子候補数が大幅に削減される。また、捕捉済みのチャネル識別子が属するパタンの他のチャネル識別子を優先的にサーチすれば、新たなセクタを効率的に捕捉できる。また、捕捉済みのチャネル識別子の番号に、該チャネルが属するパタンの循環パタンで隣接する番号のチャネル識別子を優先的にサーチすれば、さらに効率的に新たなセクタを捕捉できる。ここで、「循環パタン」とは、例えば、図5のパタン1において、移動局で既にセクタ1に割り当てられているチャネル識別子C1を捕捉済みとすると、隣接するC2のほか、循環パタンで隣接するC10も優先的にサーチする、という意味である。このように、周辺セルサーチの所要時間が短縮されるため、待ち受け、通信を行うセクタとして最適なセクタを選択することにおける精度が向上し、消費電力を低減できる。
【0082】
また、携帯電話のようにセクタ数が多い移動通信システムでは、同一チャネル識別子を、影響が十分小さい離れたセクタに繰り返し割り当てる必要がある。このとき、同一チャネル識別子が割り当てられるセクタが近くに存在すると、セクタの誤認識、誤検出など、相互の影響が問題となる。ここで、各チャネル識別子について繰り返し間隔に注意して割り当てていくことは、設計上および管理上の点で煩雑である。そこで、本実施の形態において、同一基地局のセクタには異なるマッピングパタンに従ってチャネル識別子を割り当ててもよい。隣接基地局のセクタに対して異なるマッピングパタンに従ってチャネル識別子の割り当てを行うことにより、セクタ単位またはチャネル識別子単位ではなく、基地局単位、パタン単位での繰り返し間隔を考慮すれば済むため、設計および管理を容易にすることができる。
【0083】
また、BS1のセクタ5は、BS3のチャネル識別子情報として、BS3の何れか1つのセクタのチャネル識別子番号を通知してもよい。BS3のどのセクタのチャネル識別子番号を報知するかは自由だが、最も効果的なのは、通知するセクタからハンドオーバする移動局が最も多いBS3のセクタとすることである。従って、BS1のセクタ5からハンドオーバする移動局が最も多いBS3のセクタが、例えばBS3のセクタ2ならば、BS1のセクタ5においてBS3のセクタ2のチャネル識別子番号を通知すればよい。同様に、BS1のセクタ5からハンドオーバする移動局が最も多いBS2のセクタがBS2のセクタ3ならば、BS1のセクタ5においてBS2のセクタ3のチャネル識別子番号を通知すればよい。従って、本実施の形態では、BS1のセクタ5から報知される周辺セクタ情報は、チャネル識別子番号C48、C23のみとなる。このように、通知情報をC48、C23のみに削減した場合においても、移動局20はBS1のセクタ5からC48、C23という情報を得るのみで、周囲にパタン3とパタン7の基地局が存在することを知ることができる。また、それらの基地局の各セクタで使用されているチャネル識別子番号も、パタンから推定できる。従って、周辺セクタ全てのチャネル識別子を通知しない場合であっても、最小の通知情報で周辺セクタのチャネル識別子番号を知るのに事足りることになる。これにより、周辺セルサーチの精度を落とさずに通知情報量を削減することができ、消費電力を低減できる。ここで、周辺基地局のどのセクタのチャネル識別子番号を通知しても、移動局においてパタン同定が可能なため、十分な効果が得られるが、上述した通りハンドオーバする移動局が最も多い隣接基地局のセクタのチャネル識別子番号を通知すれば、移動局でこのチャネル識別子を優先的にサーチすることで、受信できる確率が高い周辺セクタのとまり木チャネルを効率的に捕捉できるため、最も効果的である。
【0084】
なお、本実施の形態においては、通知情報をチャネル識別子の番号としていたが、周辺基地局のパタン番号を通知することによっても同様な効果を得ることができる。すなわち、各セクタは、周辺基地局に適用されているパタン番号を移動局に通知し、移動局はこの通知情報を頼りに周辺セルサーチを行う。移動局は通知されたパタンに属するチャネル識別子を優先的にサーチすればよく、効率的に新規セクタを捕捉できる確率が増す。従って、周辺セルサーチの所要時間を短縮でき、消費電力を低減できる。
【0085】
また、本実施の形態では、基地局毎にマッピングパタンを1つ選び、チャネル識別子を割り当てることを特徴としている。ここで、パタンを構成するチャネル識別子数より基地局のセクタ数が多い場合、1パタンで同一基地局の全セクタに割り当てることはできなくなる。この場合、該基地局を複数に分割して、該基地局内セクタの部分集合を作成し、作成した部分集合1つを1つの基地局とみなして他の部分集合を隣接基地局とみなせば、同様に本発明を適用できる。
【0086】
図6は、本発明の第2の実施の形態が適用される基地局の構成の一例を示す図であり、基地局の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【0087】
基地局10は、少なくともユーザインタフェース302、通知情報設定制御部304、パタン番号格納部305、チャネル識別子設定制御部306、マッピングパタンテーブル307、通知情報格納部308、チャネル識別子発生部310、とまり木チャネル情報構成部312、変調部314、多重化部316、増幅部318、アンテナ320、他チャネル信号処理部322およびネットワークインタフェース324から構成される。ここで、パタン番号格納部305は、ユーザインタフェース302およびチャネル識別子設定制御部306に接続し、ユーザインタフェース302を介してユーザが入力したパタン番号を格納する機能を有する。また、マッピングパタンテーブル307は、例えば上述した図5のようなマッピングパタンを格納するテーブルである。なお、その他の部分は、図6において図5と同一の符号を付した部分は同一の機能を有するため、説明を省略する。
【0088】
次に、このように構成された本実施の形態における基地局の動作について、以下に説明する。
【0089】
まず、運用者はユーザインタフェース302から該基地局に割り当てるマッピングパタン番号を設定し、パタン番号格納部305に格納する。
【0090】
次に、チャネル識別子設定制御部306は、マッピングパタンテーブル307を参照して各セクタへ割り当てるチャネル識別子を調べ、各セクタのチャネル識別子発生部310に、チャネル識別子番号を通達する。
【0091】
次に、チャネル識別子発生部310は、この番号に応じたチャネル識別子を発生する。
【0092】
次に、各セクタのとまり木チャネル情報は、変調部314においてこれらのチャネル識別子で特徴付けられる。
【0093】
次に、多重化部316において他チャネル信号と多重化され、増幅部318において増幅された後、アンテナ320から移動局に送信される。
【0094】
なお、通知情報は、図6において、一例としてセクタ毎または基地局毎にユーザが周辺セルのチャネル識別子番号やパタン番号を設定する構成となっている。しかし、通知情報はユーザが設定しなくても、自セクタからハンドオーバする移動局が最も多い周辺セクタの統計結果などをネットワークを経由して受け取り、自動的にこれらの周辺セクタのチャネル識別子番号を通知情報として各セクタに設定するような構成としてもよい。また、通知情報はとまり木チャネル情報に含める必要はなく、他のチャネル(ユーザ毎の個別通信チャネルなど)に重畳するようにしてもよい。
【0095】
(移動局の構成)
以下に、上述した本発明の実施の形態において用いられる移動局について図7を参照して詳細に説明する。
【0096】
図7は、上述した本発明の実施の形態における移動通信システムの移動局の構成の一例を示す図であり、移動局の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【0097】
移動局20は、少なくともアンテナ702、チャネル識別子サーチ部706、無線受信部704、制御部710およびメモリ部712から構成される。アンテナ702は、チャネル識別子サーチ部706および無線受信部704と接続され、基地局10から送信される電波を受信する機能を有する。チャネル識別子サーチ部706は、アンテナ702、制御部710および無線受信部704に接続され、アンテナ702を介して受信された信号から、チャネル識別子をサーチする機能を有し、捕捉したチャネル識別子を制御部710と無線受信部704へ報告する機能を有する。無線受信部704は、アンテナ702を介して受信した信号より、該報告されたチャネル識別子を用いて、該チャネル識別子を用いるセクタからの通知情報を解読し、解読された周辺セクタのチャネル識別子、グループ、マッピングパタン等を制御部710に報告する機能を有する。制御部710は、チャネル識別子サーチ部706、無線受信部704およびメモリ部712と接続され、捕捉されているチャネル識別子および周辺セクタのチャネル識別子等をメモリ部712へ記録し、また、次にサーチすべきチャネル識別子を選定してチャネル識別子サーチ部706へ該チャネル識別子を優先的にサーチするように制御する機能を有する。メモリ部712は、制御部710と接続され、捕捉済みチャネル識別子、基地局10から受信された通知情報による周辺セクタのチャネル識別子、チャネル識別子のグループおよびマッピングパタンを記憶するメモリ機能を有する。
【0098】
次に、このように構成された移動局20の動作について、以下に説明する。
【0099】
まず、チャネル識別子サーチ部706において受信信号から新規にチャネル識別子を捕捉した際に、制御部710は該セクタのチャネル識別子を捕捉済みのチャネル識別子としてメモリ部712に登録する。
【0100】
次に、チャネル識別子サーチ部706は、該セクタのチャネル識別子を無線受信部704に報告する。
【0101】
次に、無線受信部704は、アンテナ702を介して受信される信号からチャネル識別子において該捕捉されたチャネル識別子を用いて該セクタからの通知情報を解読し、その結果を制御部710へ報告する。
【0102】
次に、制御部710において該通知情報、即ち周辺セクタのチャネル識別子やグループ、マッピングパタン等をメモリ部712に登録する。
【0103】
次に、制御部710は、チャネル識別子サーチ部706から報告されるチャネル識別子と無線受信部704から報告される周辺セクタのチャネル識別子等を判断材料として、将来捕捉する可能性の高いチャネル識別子をあらかじめ選択する。このとき、チャネル識別子サーチ部706から報告されるチャネル識別子と無線受信部704から報告されるチャネル識別子のどちらをも判断において優先させることもできるが、例えば、チャネル識別子サーチ部706から報告されるチャネル識別子を優先させ、該チャネル識別子が属するチャネル識別子グループ、マッピングパタンをメモリ部712から検索して、優先的に将来捕捉する可能性の高いチャネル識別子として選択し、無線受信部704から報告されるチャネル識別子は次の優先順位と位置付けてもよい。
【0104】
次に、制御部710は、チャネル識別子サーチ部706に対し将来捕捉する可能性の高いチャネル識別子を優先的にサーチするように制御する。これにより、移動局20が周辺セルサーチを行う際に、移動局20でサーチすべきグループ等が限定されるため、周辺セルサーチの所要時間が短縮され、消費電力が低減されるという効果が得られる。また、捕捉済みのセクタが属する基地局10の他のセクタは、地理的位置関係から有力な接続切替先候補であるから、これらのセクタを効率的に捕捉できることは、移動局20が待ち受け、通信を行うセクタとして常に最適なセクタを選択することにおける精度を向上させる。
【0105】
【発明の効果】
(第1の実施の形態の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、同一の基地局のセクタに同一グループのチャネル識別子を割り当てたので、移動局で何れか1つセクタを捕捉した際に、該セクタが属する基地局の他のセクタに適用されているチャネル識別子のグループを移動局で特定でき、またこれらのセクタをサーチする際、移動局でサーチすべきグループが限定されるため、周辺セルサーチの所要時間が短縮され、消費電力が低減されるという効果が得られる。また、捕捉済みのセクタが属する基地局の他のセクタは、地理的位置関係から有力な接続切替先候補であるから、これらのセクタを効率的に捕捉できることは、移動局が待ち受け、通信を行うセクタとして常に最適なセクタを選択することにおける精度を向上させる。
【0106】
また、本発明によれば、同システムにおいてさらに隣接基地局のセクタには異なるグループのチャネル識別子を割り当てたので、同一チャネル識別子を複数セクタへ繰り返し割り当てる場合の設計上の複雑性や管理上の煩雑性が低減される。
【0107】
さらに、本発明によれば、同一基地局のセクタに同一グループのチャネル識別子が割り当てられている移動通信システムにおいて、各セクタから周辺基地局1つにつき該基地局内セクタのチャネル識別子1つのみを移動局に通知するので、周辺セルサーチの効率を落とさずに通知情報量を減らすことができ、消費電力を低減できる。
【0108】
(第2の実施の形態の効果)
また、本発明によれば、セクタ番号と制御チャネル番号のマッピングパタンをあらかじめシステムで複数規定し、基地局毎に何れかのパタンに従って各セクタに制御チャネルを割り当てたので、移動局で何れか1つセクタを捕捉した際に、該セクタが属する基地局の他のセクタに適用されている制御チャネルを、移動局既知のマッピングパタンを参照することで特定できる。これらのセクタをサーチする際、移動局でサーチすべき制御チャネルが限定されるため、周辺セルサーチの所要時間が短縮され、消費電力が低減されるという効果が得られる。また、捕捉済みのセクタが属する基地局の他のセクタは、地理的位置関係から有力な接続切替先候補であるから、これらのセクタを効率的に捕捉できることは、移動局が待ち受け、通信を行うセクタとして常に最適なセクタを選択することにおける精度を向上させる。
【0109】
また、本発明によれば、隣接基地局には異なるパタンを割り当てたので、同一制御チャネルを複数セクタへ繰り返し割り当てる場合の設計における複雑性や管理上の煩雑性が低減される。
【0110】
さらに、本発明によれば、各セクタから周辺基地局1つにつき該基地局内セクタの制御チャネル1つのみを移動局に通知する、または各セクタから周辺基地局で用いている制御チャネルのマッピングパタン番号を通知するので、周辺セルサーチの効率を落とさずに通知情報量を減らすことができ、消費電力を低減できる
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術におけるセルとセクタの概念を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係る移動通信システムの一例を説明する模式図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態が適用される基地局の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る移動通信システムの一例を示す模式図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るマッピングパタンの一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態が適用される基地局の構成の一例を示す図である。
【図7】本発明が適用される移動局の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 基地局
20 移動局
30 セクタ
302 ユーザインタフェース
304 通知情報設定制御部
305 パタン番号格納部
306 チャネル識別子設定制御部
307 マッピングパタンテーブル
308 通知情報格納部
310 チャネル識別子発生部
312 とまり木チャネル情報構成部
314 変調部
316 多重化部
318 増幅部
320 アンテナ
322 他チャネル信号処理部
324 ネットワークインタフェース
702 アンテナ
704 無線受信部
706 チャネル識別子サーチ部
710 制御部
712 メモリ部

Claims (25)

  1. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムにおける各セクタへのチャネル識別子の割り当て方法であって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とするチャネル識別子の割り当て方法。
  2. 請求項1に記載のチャネル識別子の割り当て方法であって、
    隣接する前記基地局の前記セクタに異なる前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とするチャネル識別子の割り当て方法。
  3. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムであって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする移動通信システム。
  4. 請求項3に記載の移動通信システムであって、
    隣接する前記基地局の前記セクタに異なる前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする移動通信システム。
  5. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子を含むとまり木チャネル信号により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムの基地局であって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする基地局。
  6. 請求項5に記載の基地局であって、
    隣接する前記基地局の前記セクタに異なる前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てることを特徴とする基地局。
  7. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムにおけるセクタから移動局へ通知される情報を利用した周辺セルをサーチする方法であって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てるステップと、
    前記基地局から在圏する前記移動局に対して1つの周辺基地局について該周辺基地局の前記セクタに割り当てられた前記チャネル識別子のうちのいずれか1つ、および/または、該チャネル識別子の属する前記グループ番号を通知するステップと
    を備えることを特徴とする周辺セルをサーチする方法。
  8. 請求項7に記載の周辺セルをサーチする方法であって、
    前記通知するステップにより通知される1つの前記チャネル識別子は、周辺基地局内の前記セクタのいずれかのうち自セクタからハンドオーバする前記移動局が最も多い前記セクタの前記チャネル識別子であることを特徴とする周辺セルをサーチする方法。
  9. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムにおける周辺セルをサーチする方法であって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てるステップと、
    前記移動局によって捕捉済みの前記セクタの前記チャネル識別子が属する前記グループ内の他の前記チャネル識別子を優先的にサーチするステップと
    を備えることを特徴とする周辺セルをサーチする方法。
  10. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムであって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てる手段と、
    前記基地局から在圏する前記移動局に対して1つの前記周辺基地局について該周辺基地局の前記セクタに割り当てられた前記チャネル識別子のうちのいずれか1つ、および/または、該チャネル識別子の属する前記グループ番号を通知する手段と
    を備えたことを特徴とする移動通信システム。
  11. 請求項10に記載の移動通信システムであって、
    前記通知する手段により通知される1つの前記チャネル識別子は、周辺基地局内の前記セクタのいずれかのうち自セクタからハンドオーバする前記移動局が最も多い前記セクタの前記チャネル識別子であることを特徴とする移動通信システム。
  12. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムであって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てる手段と、
    前記移動局によって捕捉済みの前記セクタの前記チャネル識別子が属する前記グループ内の他の前記チャネル識別子を優先的にサーチする手段と
    を備えたことを特徴とする移動通信システム。
  13. セクタから受信するグループ化されたチャネル識別子により、複数の基地局と通信を行う移動局が待ち受けまたは通信を行うためのセクタを決定する移動通信システムの基地局であって、
    同一の前記基地局内の前記セクタには同一の前記グループに属する前記チャネル識別子を割り当てる手段と、
    在圏する前記移動局に対して1つの周辺基地局について該周辺基地局の前記セクタに割り当てられた前記チャネル識別子のうちのいずれか1つ、および/または、該チャネル識別子の属する前記グループ番号を通知する手段と
    を備えたことを特徴とする基地局。
  14. 請求項13に記載の基地局であって、
    前記通知する手段により通知される1つの前記チャネル識別子は、周辺基地局内の前記セクタのいずれかのうち自セクタからハンドオーバする前記移動局が最も多い前記セクタの前記チャネル識別子であることを特徴とする基地局。
  15. 請求項3、請求項4、請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の移動通信システムの移動局であって、
    前記チャネル識別子の前記グループを記録する手段と、
    前記基地局から前記チャネル識別子を受信する手段と、
    該受信手段により受信した前記チャネル識別子が属する前記グループ内の他の前記チャネル識別子を優先的にサーチする手段と
    を備えたことを特徴とする移動局。
  16. 請求項1に記載のチャネル識別子の割り当て方法であって、
    前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とするチャネル識別子の割り当て方法。
  17. 請求項3、請求項10または請求項12のいずれかに記載の移動通信システムであって、
    前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする移動通信システム。
  18. 請求項7または請求項9に記載の周辺セルをサーチする方法であって、
    前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする周辺セルをサーチする方法。
  19. 請求項5または請求項13に記載の基地局であって、
    前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする基地局。
  20. 請求項15に記載の移動局であって、
    前記チャネル識別子が拡散符号または搬送波周波数であることを特徴とする移動局。
  21. 請求項1に記載のチャネル識別子の割り当て方法であって、
    前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とするチャネル識別子の割り当て方法。
  22. 請求項3、請求項10または請求項12のいずれかに記載の移動通信システムであって、
    前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする移動通信システム。
  23. 請求項7または請求項9に記載の周辺セルをサーチする方法であって、
    前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする周辺セルをサーチする方法。
  24. 請求項5または請求項13に記載の基地局であって、
    前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする基地局。
  25. 請求項15に記載の移動局であって、
    前記チャネル識別子はとまり木チャネル信号に含まれることを特徴とする移動局。
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