JP3764512B2 - 内視鏡用光学コンポーネント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内視鏡用光学コンポーネント、更に詳しくはカメラやビデオカメラの撮影光学系や内視鏡の観察光学系等に配されるレンズ等の光学素子と、この光学素子を支持する支持部材等の光学素子に隣接する部材とが一体に形成された部分に特徴のある内視鏡用光学コンポーネントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光学コンポーネントは、レンズ等の光学素子とこの光学素子の支持部とを別々に製作し、これらを組み立てることにより、光学コンポーネントを製造していたため、組み立ての工程により製造コストが高くなったり、組み立ての工程の際に光学素子と支持部材との取り付け誤差が生じて、光学性能が劣化するなどの不具合があった。
【0003】
これらの不具合を解決する手段として、例えば特開平7−63968号公報において、2色成形によって樹脂材料で形成された光学素子部とこの光学素子と同時に一体に形成された樹脂材料で形成された光学素子の支持部とで形成された光学コンポーネントと、その製造方法が開示されている。
【0004】
また、本出願人は特願平6−269168号において、内視鏡装置の挿入部の先端に、光学素子である樹脂材料で形成されたレンズカバー部とこれを観察窓と照明窓とに光学的に遮断するための遮光部材とを有するレンズカバー部に隣接した樹脂材料で形成された先端構成部材とをインサート成形や2色成形等によって一体に形成したものを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、光学素子部と光学素子部を支持する支持部や遮光部材等の光学素子部に隣接する部材との成形の順序については何ら考慮がなされおらず、先に光学素子部を成形した後に、支持部や遮光部材を成形した場合、これらの成形時の射出圧や熱によって光学素子部を形成する樹脂が変質したり光学素子部が変形したり、成形後の支持部の冷却による収縮で、光学素子部が歪んだりすることがあり、光学性能が悪化する不具合がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光学素子を精度良く形成でき、光学性能の良い安価な内視鏡用光学コンポーネントを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の内視鏡用光学コンポーネントは、内視鏡の先端部に設けられる光学系の先端側レンズとして樹脂により形成された光学素子部と、前記光学素子部に隣接する樹脂により形成され前記光学素子部の外周面及び基端側端面の一部を遮光するとともに前記光学素子部の基端側に収納される他の光学系のレンズの外周面を遮光する内周面を備えた遮光部材とによって形成され、前記先端部に取り付けられる内視鏡用光学コンポーネントであって、前記遮光部材を成形する1次成形に続いて、前記遮光部材をインサート物とするインサート成形によって前記光学素子部を2次成形し、前記遮光部材と前記光学素子部の境界部を溶融させることによって前記光学素子部及び前記遮光部材を一体に溶着するとともに、基端側を前記他の光学系のレンズを内部に配置可能な筒状に形成したことを特徴とする。
また、本発明の第2の内視鏡用光学コンポーネントは、内視鏡の先端部に設けられた観察レンズおよび照明レンズを覆うとともに樹脂により形成された複数の光学素子部と、この複数の光学素子部間を光学的に遮断するとともに前記先端部の外周に被せられる筒部を備えた遮光部材と、を有し、前記遮光部材を成形する1次成形に続いて、前記遮光部材をインサート物とするインサート成形によって前記複数の光学素子部を同時に2次成形するとともに、前記光学素子部と接合する前記遮光部材の接合面を溶融させることによって前記複数の光学素子部及び前記遮光部材を一体に溶着し、前記先端部に被覆されるカバー状に形成したことを特徴とする内視鏡用
さらに、本発明の第3の内視鏡用光学コンポーネントは、前記第2の内視鏡用光学コンポーネントにおいて、前記複数の光学素子部間を光学的に遮断する部分には、前記先端部側に突出して前記観察レンズと前記照明レンズとの間を遮光する凸部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用光学コンポーネント。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0010】
図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は光学コンポーネントを有する内視鏡を備えた内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1の内視鏡の先端部の挿入軸方向の断面を示す断面図、図3は図2の光学コンポーネントの構成を示す構成図、図4は図3の光学コンポーネントの製造方法を説明する第1の説明図、図5は図3の光学コンポーネントの製造方法を説明する第2の説明図である。
【0011】
(構成)
図1に示すように、体腔内を観察し、診断、治療等を行う第1の実施の形態の光学コンポーネントを有する内視鏡1は、光源装置2及び信号処理装置3に接続され、信号処理装置3には、観察モニタ4が接続されている。内視鏡1は、患者の体腔内に挿入される細長で可撓性を有する挿入部5を有し、挿入部5の先端には硬性の先端部6が、挿入部5の基端には操作部7が設けられている。
【0012】
図2に示すように、先端部6には、前記光源装置2から照明光を導光するためのライトガイド11と体腔内に照明するための照明レンズ12が設けられ、さらに体腔内を観察するための観察光学系13が設けられている。そして、これら照明レンズ12及び観察光学系13は、先端金物14に保持され固定ビス15等によって固定されている。なお、先端金物14は、先端金物14を体腔内と絶縁するための樹脂等で形成される絶縁カバー16が被覆されている。
【0013】
観察光学系13の結像位置には、CCD等の撮像素子を有する撮像素子部17が配置されており、観察光学系13によって結像された観察像は撮像素子部17によって電気信号に変換されて信号処理装置3に伝送され、信号処理装置3によって映像信号に変換されて観察モニタ4に出力される。
【0014】
観察光学系13は、最先端に位置する光学素子である先端レンズ18とこの先端レンズ18を支持する円筒状の支持部19とが一体に形成された光学コンポーネント20と、先端レンズ18の基端側において支持部19に保持された対物レンズ21と、これらを位置決めする位置決め部材22とから構成されている。
【0015】
図3に示すように、光学コンポーネント20において、前記先端レンズ18は光学部品用の樹脂であって、光学的に透明なメタクリル樹脂(PMMA)にて形成されている。また、支持部19は、光学的に不透明な、例えば黒色のメタクリル樹脂(PMMA)にて形成されている。そして、これらは2色成形による射出成形によって一体に形成されている。支持部19は、光学的に不透明であるため、先端レンズ18の外周部から先端レンズ18に不要な光が入射するのを防止し、観察像にフレアやゴースト等の不具合が発生するのを防止している。
【0016】
次に光学コンポーネント20の製造方法について説明する。
【0017】
図4に示すように、支持部19は、まず雄金型31と1次雌金型32によって形成される1次キャビティ33に、前記の黒色のPMMAが射出されることにより、2色成形の1次成形工程によって形成される。
【0018】
次に、1次雌金型32が雄金型31と分離し、図5に示すように、1次雌金型32の代わりに2次雌金型34が雄金型31にセットされる。そして、雄金型31及び成形された支持部19と2次雌金型34とによって形成される2次キャビティ35に、前記の光学的に透明なPMMAが射出されることにより、先端レンズ18が2色成形の2次成形工程によって形成される。
【0019】
2次成形の際の成形温度は、1次成形で使用されるPMMAと2次成形で使用されるPMMAとが成形型内で溶着可能な温度、例えば200℃から270℃に設定される。2次成形工程の際、高温のPMMAが型内に流れ込むと、1次成形によって、形成された支持部19の先端側の内周部36は、流れ込んだ樹脂の熱により、流れ込んだ透明なPMMAと溶着しながら2次成形を完了する。
【0020】
以上のようにして、先端レンズ18と支持部19の当接する部分は、溶着により接合されて一体に形成される。
【0021】
(作用)
支持部19を一次成形した後、先端レンズ18を2次成形しているので、先端レンズ18の成形完了後には、射出成形は行われない。このため、成形が完了した先端レンズ18には、射出成形による射出圧や熱が加わることがない。また、支持部19の成形後の収縮による圧縮力が、先端レンズ18の外周から加わることがない。
【0022】
以上によって、先端レンズ18が変質したり変形したり、歪みが生じたりすることがなく、光学性能の良い先端レンズ18を形成できる。
【0023】
また、先端レンズ18と支持部19の組み立ての工程が必要ないため、生産性が良く、非常に安価に光学コンポーネント20を製造することができる。
【0024】
(効果)
光学性能の良い先端レンズ18を形成できるため、観察性能が良く、安価な内視鏡装置の光学コンポーネント20を提供できる。
【0025】
図6ないし図11は本発明の第2の実施の形態に係わり、図6は光学コンポーネントを有するカバー式内視鏡の構成を示す構成図、図7は図6のカバー用内視鏡の内視鏡カバー装着状態における先端カバー部の挿入軸方向の断面を示す断面図、図8は図7の先端カバー部の先端面の構成を示す構成図、図9は図7の先端カバー部の製造方法を説明する第1の説明図、図10は図7の先端カバー部の製造方法を説明する第2の説明図、図11は図7の先端カバー部の製造方法を説明する第3の説明図である。
【0026】
(構成)
図6に示すように、第2の実施の形態の光学コンポーネントを有するカバー式内視鏡51は、カバー用内視鏡52とこのカバー用内視鏡52に装着される内視鏡カバー53との組み合せから成る。
【0027】
内視鏡検査を行う際には、清潔な内視鏡カバー53の挿入部カバー54によってカバー用内視鏡52の挿入部55が覆われる。
【0028】
この内視鏡カバー53は、検査後に廃棄される。そして、カバー用内視鏡52には新しい清潔な内視鏡カバー53が再び被せられ、繰り返し使用されることが特徴となる。このため、カバー用内視鏡52の洗滌、消毒の手間を省くことができる。
【0029】
内視鏡カバー53の挿入部カバー54の先端には、カバー用内視鏡51の挿入部55の先端に設けられた先端部56を収納する先端カバー部57が設けられている。
【0030】
先端カバー部57は、カバー用内視鏡52に内視鏡カバー53が装着された状態において、図7に示すように、前記カバー用内視鏡52の先端部56に設けられた照明光学系61の先端側に位置する照明窓62と、先端部56に設けられた観察光学系63の先端側に位置する観察窓64等に光学素子部と、これらを支持する枠部材65とが一体に形成されている。
【0031】
枠部材65には照明窓62と観察窓64を光学的に遮断する遮光部材66が設けられており、照明光学系61から出射された照明光が照明窓62の断面内で反射を繰り返し、となり合う観察窓64に入射して、フレアやゴースト等が発生して観察性能が劣化するのを防止している。なお、遮光部材66の基端側には、照明窓62、観察窓64の基端面から突出した凸部67が設けられている。
【0032】
観察光学系63及び観察窓64は光学部品用の樹脂である光学的に透明なPMMAにて形成されている。一方、枠部材65は、光学的に不透明な例えば黒色等で前記照明窓62及び照明光学系61を形成する樹脂と溶着性を有する樹脂であるポリカーボネート(PC)で形成されている。
【0033】
照明窓62及び観察窓64は、図8に示すように、観察窓64を中心にして2つの照明窓62が略対称に配置され、照明窓62及び観察窓64は連結部71によって連結されて一体に形成されている。
【0034】
観察窓64には、照明窓62及び観察窓64を成形する際のゲート72が設けられ、ゲート72は、観察窓64において、観察像の視野範囲にあたる光学的有効範囲73以外の部分に設けられている。
【0035】
照明窓62及び観察窓64を形成する際には、ゲート72から流れ込んだ樹脂は、図8の矢印の方向に流れる。ゲート72から流れ込んだ樹脂は、連結部71のように樹脂の流路が狭められると急速に流速が低下する。
【0036】
樹脂の流速が低下すると、成形品に細かい波状の模様が形成される、いわゆる、フローマークが発生し易い。本実施の形態においては、ゲート72を照明窓62ではなく観察窓64に設けているため、観察窓64でフローマークが発生することがなく、観察性能が劣化することがない。一方、照明窓62にフローマークが発生したとしても照明の機能はほとんど低下しないため、観察に影響を及ぼすことがない。
【0037】
また、照明窓62を観察窓64及びゲート72に対して略対称に配置しているため、2つの照明窓62の成形性のバラツキを防止でき、2つの照明窓62についてフローマークの発生を防止する成形条件の自由度が大きく、フローマークの発生を防止し易い。
【0038】
また、ゲートを複数設けていないため、照明窓62及び観察窓64に、ウェルドラインが発生することがないため、観察性能が劣化することがない。
【0039】
次に、先端カバー部57の製造方法について説明する。
【0040】
図9に示すように、まず、雄金型81と1次雌金型82によって形成される1次キャビティ83に、前記の黒色のポリカーボネート(PC)が射出されることにより、枠部材65が2色成形の1次成形工程によって形成される。
【0041】
次に、1次雌金型82と雄金型81とを分離し、図10に示すように、1次雌金型82の代わりに2次雌金型84が雄金型81にセットされる。そして、雄金型81及び成形された枠部材65と2次雌金型84とによって形成される2次キャビティ85に、前記の透明なPCが射出されることにより、照明窓62及び観察窓64が2色成形の2次成形工程によって形成される。なお、雄金型81には、1次成形工程の際に遮光部材66に設けられた凸部67を形成し、2次成形の際にはこの凸部37を嵌合する凸部形成部86が設けられている。
【0042】
(作用)
図11に示すように、ゲート72から流れ込んだ2次成形の際の2次キャビティ85内の樹脂は、図中の破線矢印の方向に流れる。この際、遮光部材66には樹脂の射出圧によって、図中の実践矢印の方向に遮光部材66を変形させるような力が加わる。
【0043】
このとき、図10に示したように、遮光部材66に設けられた凸部67が雄金型81の凸部形成部86と嵌合しているために、遮光部材66は変形することがなく、寸法精度良く遮光部材66を形成することができる。また、遮光部材66をできるだけ細く形成することができる。
【0044】
以上より、観察視野や照明光の照明範囲が遮光部材66によって狭められることがない。また、、照明窓62と観察窓64を近づけて配置できるため、先端カバー部57の外径を細径にすることができる。
【0045】
また、照明窓62及び観察窓64は2次成形にて形成しているため、成形が完了した照明窓62及び観察窓64には射出圧や熱が加わることがない。また、枠部材65の成形後の収縮による圧縮力が加わることがない。よって、照明窓62、観察窓64が変質して着色したり変形したり、歪みが生じたりすることがない。
【0046】
(効果)
光学性能の良い照明窓62及び観察窓64を形成できるため、観察性能と照明性能が良く、安価なカバー式内視鏡装置を提供できる。
【0047】
図12ないし図15は本発明の第3の実施の形態に係わり、図12は先端カバー部の先端面の構成を示す構成図、図13は図12のA−A線断面を示す断面図、図14は図13の要部の拡大を示す拡大図、図15は図12の先端カバー部の変形例の先端要部の構成を示す構成図である。
【0048】
第3の実施の形態は、第2の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0049】
(構成)
遮光部材66の基端側には、図12に示す破線の位置に、図13に示すような凹部91が設けられている。
【0050】
第3の実施の形態では、図14に示すように、雄金型101には、枠部材65を形成する一次成形工程の際に遮光部材66に設けられた凹部91を形成し、照明窓62、観察窓64を形成する2次成形の際にはこの凹部91と嵌合する凹部形成部102が設けられている。
【0051】
そして、図12に示すように、ゲート72は観察窓64の連結部71の近傍の光学的有効範囲73以外の位置に設けられている。ゲート72から連結部73への距離が非常に短かいため、連結部73での樹脂の流れの流速の低下が少ない。このため、観察窓54と共に照明窓52でのフローマークの発生を防止できる。
【0052】
(作用)
第2の実施形態の作用に加え、図13に示すように、観察窓64及び照明窓62の基端側には、凸部が突出しないため、照明光学系61及び観察光学系63を先端部56より突出させない構成で、照明光学系61を照明窓62に、観察光学系63を観察窓64に当接させることができる。このため、遮光部材66による観察視野や照明光のケラレを防止することができる共に、照明光学系61や観察光学系63の破損を防止できる。
【0053】
(効果)
第2の実施形態の効果に加え、照明光学系61や観察光学系63が破損し難い丈夫なカバー式内視鏡装置を提供できる。
【0054】
なお、図15に示すように、遮光部材66の先端側の端部111に凸部112を設けて構成しても良い。
【0055】
このように構成することで、2次成形の際に、凸部112が図示しない雄金型101と嵌合して遮光部材66の変形を防止することができる。
【0056】
図16は本発明の第4の実施の形態に係る先端カバー部の先端断面を示す断面図である。
【0057】
第4の実施の形態は、第3の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0058】
(構成)
図16に示すように、遮光部材66の基端側には、凸部121が設けられている。観察窓64の基端側の基端側面122は、前記凸部121の基端側と同一面に形成されている。雄金型123には、1次成形工程の際に凸部121を形成し、2次成形の際にはこの凸部121と嵌合すると共に、観察窓64の基端側面122を形成する凸部形成部124が設けられている。
【0059】
(作用)
2次成形の際、流れ込んだ樹脂の射出圧によって、図11に示した矢印方向に遮光部材66を変形させる力が加わる。このとき、凸部121が雄金型123の凸部形成部124と嵌合しているために、遮光部材66は変形することがなく寸法良く遮光部材66を形成することができる。
【0060】
本実施の形態では、遮光部材66の幅が非常に小さく、第3の実施の形態における凹部91の形成が困難な場合にも、観察光学系63を先端部56より突出させない構成で観察光学系63を観察窓64に当接させることができる。
【0061】
よって、遮光部材66の幅を小さくできるため、照明窓62と観察窓64を近付けて配置可能であり、先端カバー部57の外径を細径化できる。
【0062】
(効果)
第3の実施の形態の効果に加え、先端カバー部57の外径の小さい体腔内への挿入性の良いカバー式内視鏡装置が提供できる。
【0063】
尚、本発明においては上記の各実施の形態に限定されず、 前記光学コンポーネント20や、前記先端カバー部57の成形方法は、前記支持部18や遮光部材66等の、前記先端レンズ19や照明窓62及び観察窓64等の光学素子部に隣接する部材を樹脂で成形した後、成形金型から取り出して、他の成形金型にインサートして他の樹脂によって、光学素子部を成形する一般的なインサート成形でも良いし、前述した2色成形であっても良い。
【0064】
また、第1の実施形態における光学コンポーネント20は、内視鏡の観察光学系だけでなく、挿入部の先端に設けられた照明光学系に適用しても良いし、接眼光学系を有するファイバスコープにおいて、接眼光学系の外表面に露出した接眼レンズ等の接眼光学素子とこれを支持する支持部材に適用しても良い。
【0065】
さらに、光学素子部を形成する樹脂は、PMMA、AS、PS等の光学部品として使用できればどのような樹脂でも良く、光学素子部に隣接する部材は、PC、PMMAに限定されず、どのような樹脂でも良い。
【0066】
また、第1の実施の形態における先端レンズ19及び照明レンズ12と樹脂から形成された絶縁カバー16とを、第2の実施形態における挿入部カバー57のように一体に形成しても良い。
【0067】
さらに、内視鏡だけでなく、スチルカメラやビデオカメラ等の撮像光学系に適用しても良い。
【0068】
また、前記遮光部に設けた凸部や凹部等の雄金型と嵌合する嵌合部は、前記の形態に限定されず、2次成形の際に遮光部の変形が防止できるように雄金型と嵌合できれば、どのような形態でも良い。
【0069】
要は、光学素子部に隣接する部材を樹脂により先に形成し、これをインサート物とするインサート成形によって、光学素子部を形成して、これらを一体に形成する構成ならば良い。
【0070】
[付記]
(付記項1) 第1の樹脂により形成された光学素子部と、前記光学素子部に隣接する第2の樹脂により形成された隣接部材とが一体に形成された光学コンポーネントにおいて、
前記隣接部材を1次成形し、前記隣接部材をインサート物とするインサート成形によって前記光学素子部を2次成形して、前記光学素子部及び前記隣接部材を一体に形成した
ことを特徴とする光学コンポーネント。
【0071】
付記項1の光学コンポーネントでは、成形が完了した光学素子部には射出圧や熱が加わることがなく、また、光学素子部に隣接する部材の成形後の収縮による、圧縮力が光学素子部に加わることがない。以上によって、形成された光学素子部が変質したり、変形したりすることがない。よって光学素子を精度良く形成できる。また、光学素子部と、これに隣接する部材とを組み立てる工程が不要なため、安価に光学コンポーネントを製造できる。
【0072】
(付記項2) 前記隣接部材を1次成形し、前記隣接部材を成形金型から取り出すことなく、前記光学素子部を2次成形する2色成形工程によって、前記光学素子部及び前記隣接部材を一体に形成した
ことを特徴とする付記項1に記載の光学コンポーネント。
【0073】
(付記項3) 前記隣接部材は、前記光学素子部を支持する支持部材である
ことを特徴とする付記項1または2に記載の光学コンポーネント。
【0074】
(付記項4) 複数の前記光学素子部を有し、
前記隣接部材は、複数の前記光学素子部を光学的に遮断する遮光部材である
ことを特徴とする付記項1または2に記載の光学コンポーネント。
【0075】
(付記項5) 前記隣接部材は、光学的に不透明な樹脂によって形成されていることを特徴とする付記項1、2、3または4のいずれか1つに記載の光学コンポーネント。
【0076】
(付記項6) 前記第1の樹脂と前記第2の樹脂は、略同一種類の樹脂である
ことを特徴とする付記項1、2、3、4または5のいずれか1つに記載の光学コンポーネント。
【0077】
(付記項7) 前記第1の樹脂と前記第2の樹脂は、異なる種類の樹脂である
ことを特徴とする付記項1、2、3、4または5のいずれか1つに記載の光学コンポーネント。
【0078】
(付記項8) 第1の樹脂により形成された光学素子部と、前記光学素子部に隣接する第2の樹脂により形成された隣接部材とが一体に形成された光学コンポーネントを有する内視鏡を備えた内視鏡装置において、
前記隣接部材を1次成形し、前記隣接部材をインサート物とするインサート成形によって前記光学素子部を2次成形して、前記光学素子部及び前記隣接部材を一体に形成した
ことを特徴とする内視鏡装置。
【0079】
(付記項9) 前記隣接部材を1次成形し、前記隣接部材を成形金型から取り出すことなく、前記光学素子部を2次成形する2色成形工程によって、前記光学素子部及び前記隣接部材を一体に形成した
ことを特徴とする付記項8に記載の内視鏡装置。
【0080】
(付記項10) 前記光学素子部は、前記内視鏡の挿入部の先端に設けられた観察光学系の最先端に位置する観察光学素子であり、
前記隣接部材は、前記観察光学素子を支持する支持部材である
ことを特徴とする付記項8または9に記載の内視鏡装置。
【0081】
(付記項11) 前記光学素子部は、前記内視鏡の挿入部の先端に設けられた照明光学系の最先端に位置する照明光学素子であり、
前記隣接部材は、前記照明光学素子を支持する支持部材である
ことを特徴とする付記項8または9に記載の内視鏡装置。
【0082】
(付記項12) 前記内視鏡は、接眼光学系を有するファイバースコープであって、
前記光学素子部は、前記接眼光学系の外表面に露出した接眼光学素子であって、
前記隣接部材は、前記接眼光学素子を支持する支持部材である
ことを特徴とする付記項8または9に記載の内視鏡装置。
【0083】
(付記項13) 前記光学素子部は、前記内視鏡の先端に設けられた観察光学系の最先端に位置する観察光学素子及び照明光学系の最先端に位置する照明光学素子であり、
前記隣接部材は、前記観察光学素子と前記照明光学素子とを光学的に遮断する遮光部材である
ことを特徴とする付記項8または9に記載の内視鏡装置。
【0084】
(付記項14) 前記隣接部材は、光学的に不透明な樹脂によって形成されている
ことを特徴とする付記項13に記載の内視鏡装置。
【0085】
(付記項15) 前記内視鏡は、挿入部の先端に観察光学系と照明光学系を有するカバー用内視鏡と、前記カバー用内視鏡に着脱自在に外装される内視鏡カバーとから構成され、
前記光学素子部は、前記内視鏡カバーの先端部に、前記内視鏡の観察光学系の先端側に位置するよう設けられた観察窓及び前記内視鏡の照明光学系の先端側に位置するように設けられた照明窓であって、
前記隣接部材は、前記光学素子部を支持する支持部材であり、
前記支持部材を1次成形し、前記支持部材をインサート物とするインサート成形によって前記光学素子部を2次成形して、前記光学素子部及び前記支持部材を一体に形成した
ことを特徴とする付記項8に記載の内視鏡装置。
【0086】
(付記項16) 前記支持部材を1次成形し、前記支持部材を成形金型から取り出すことなく、前記光学素子部を2次成形する2色成形工程によって、前記光学素子部及び前記支持部材を一体に形成した
ことを特徴とする付記項15に記載の内視鏡装置。
【0087】
(付記項17) 前記内視鏡は、挿入部の先端に観察光学系と照明光学系を有するカバー用内視鏡と、前記カバー用内視鏡に着脱自在に外装される内視鏡カバーとから構成され、
前記光学素子部は、前記内視鏡カバーの先端部に、前記内視鏡の観察光学系の先端側に位置するよう設けられた観察窓及び前記内視鏡の照明光学系の先端側に位置するように設けられた照明窓であって、
前記隣接部材は、前記観察窓と前記照明窓とを光学的に遮断する遮光部材であり、
前記遮光部材を1次成形し、前記遮光部材をインサート物とするインサート成形によって前記光学素子部を2次成形して、前記光学素子部及び前記遮光部材を一体に形成した
ことを特徴とする付記項8に記載の内視鏡装置。
【0088】
(付記項18) 前記遮光部材を1次成形し、前記遮光部材を成形金型から取り出すことなく、前記光学素子部を2次成形する2色成形工程によって、前記光学素子部及び前記遮光部材を一体に形成した
ことを特徴とする付記項17に記載の内視鏡装置。
【0089】
(付記項19) 前記隣接部材に、前記光学素子部を形成するための2次成形の際に、2次成形を行う成形金型と嵌合する嵌合部を設けた
ことを特徴とする付記項8、9、13、17または18のいずれか1つに記載の内視鏡装置。
【0090】
(付記項20) 複数の前記光学素子部を有し、
前記隣接部材は、複数の前記光学素子部を光学的に遮断する遮光部材であって、
前記遮光部材に、光学素子部を形成するための2次成形の際に2次成形を行う成形金型と嵌合する嵌合部を設けた
ことを特徴とする付記項19に記載の内視鏡装置。
【0091】
付記項19、20の内視鏡装置では、光学素子部の成形の際に遮光部材に設けられた嵌合部が雄金型と嵌合することにより、光学素子部を形成する樹脂の射出圧によって、遮光部が変形するのを防止する。このため、遮光部材を細く形成可能となる。以上より、観察視野や照明範囲等が遮光部材によって狭められることがないため、観察光学素子と照明光学素子を近づけて配置でき、内視鏡の先端部を細径化できる。
【0092】
(付記項21) 前記嵌合部を前記遮光部材の基端面側に設けた
ことを特徴とする付記項20に記載の内視鏡装置。
【0093】
(付記項22) 前記嵌合部を凸状に形成して設けた
ことを特徴とする付記項21に記載の内視鏡装置。
【0094】
(付記項23) 前記嵌合部を凹状に形成して設けた
ことを特徴とする付記項21に記載の内視鏡装置。
【0095】
以上説明したように本発明の内視鏡用光学コンポーネントによれば、光学素子を精度良く形成でき、光学性能の良い安価な内視鏡用光学コンポーネントが実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光学コンポーネントを有する内視鏡を備えた内視鏡装置の構成を示す構成図
【図2】図1の内視鏡の先端部の挿入軸方向の断面を示す断面図
【図3】図2の光学コンポーネントの構成を示す構成図
【図4】図3の光学コンポーネントの製造方法を説明する第1の説明図
【図5】図3の光学コンポーネントの製造方法を説明する第2の説明図
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る光学コンポーネントを有するカバー式内視鏡の構成を示す構成図
【図7】図6のカバー用内視鏡の内視鏡カバー装着状態における先端カバー部の挿入軸方向の断面を示す断面図
【図8】図7の先端カバー部の先端面の構成を示す構成図
【図9】図7の先端カバー部の製造方法を説明する第1の説明図
【図10】図7の先端カバー部の製造方法を説明する第2の説明図
【図11】図7の先端カバー部の製造方法を説明する第3の説明図
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る先端カバー部の先端面の構成を示す構成図
【図13】図12のA−A線断面を示す断面図
【図14】図13の要部の拡大を示す拡大図
【図15】図12の先端カバー部の変形例の先端要部の構成を示す構成図
【図16】本発明の第4の実施の形態に係る先端カバー部の先端断面を示す断面図
【符号の説明】
1…内視鏡
2…光源装置
3…信号処理装置
4…観察モニタ
5…挿入部
6…先端部
7…操作部
11…ライトガイド
12…照明レンズ
13…観察光学系
14…先端金物
15…固定ビス
16…絶縁カバー
17…撮像素子部
18…先端レンズ
19…支持部
20…光学コンポーネント
21…対物レンズ
22…位置決め部材
31…雄金型
32…1次雌金型
33…1次キャビティ
34…2次雌金型
35…2次キャビティ
36…内周部

Claims (3)

  1. 内視鏡の先端部に設けられる光学系の先端側レンズとして樹脂により形成された光学素子部と、前記光学素子部に隣接する樹脂により形成され前記光学素子部の外周面及び基端側端面の一部を遮光するとともに前記光学素子部の基端側に収納される他の光学系のレンズの外周面を遮光する内周面を備えた遮光部材とによって形成され、前記先端部に取り付けられる内視鏡用光学コンポーネントであって、
    前記遮光部材を成形する1次成形に続いて、前記遮光部材をインサート物とするインサート成形によって前記光学素子部を2次成形し、前記遮光部材と前記光学素子部の境界部を溶融させることによって前記光学素子部及び前記遮光部材を一体に溶着するとともに、基端側を前記他の光学系のレンズを内部に配置可能な筒状に形成したことを特徴とする内視鏡用光学コンポーネント。
  2. 内視鏡の先端部に設けられた観察レンズおよび照明レンズを覆うとともに樹脂により形成された複数の光学素子部と、
    この複数の光学素子部間を光学的に遮断するとともに前記先端部の外周に被せられる筒部を備えた遮光部材と、
    を有し、
    前記遮光部材を成形する1次成形に続いて、前記遮光部材をインサート物とするインサート成形によって前記複数の光学素子部を同時に2次成形するとともに、前記光学素子部と接合する前記遮光部材の接合面を溶融させることによって前記複数の光学素子部及び前記遮光部材を一体に溶着し、前記先端部に被覆されるカバー状に形成したことを特徴とする内視鏡用光学コンポーネント。
  3. 前記複数の光学素子部間を光学的に遮断する部分には、前記先端部側に突出して前記観察レンズと前記照明レンズとの間を遮光する凸部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用光学コンポーネント。
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