JP3762712B2 - 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法 - Google Patents

情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3762712B2
JP3762712B2 JP2002075989A JP2002075989A JP3762712B2 JP 3762712 B2 JP3762712 B2 JP 3762712B2 JP 2002075989 A JP2002075989 A JP 2002075989A JP 2002075989 A JP2002075989 A JP 2002075989A JP 3762712 B2 JP3762712 B2 JP 3762712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
intensity
laser
phase difference
laser intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002075989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003272153A (ja
Inventor
聡 鷲見
誉久 鈴木
小夜子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002075989A priority Critical patent/JP3762712B2/ja
Publication of JP2003272153A publication Critical patent/JP2003272153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3762712B2 publication Critical patent/JP3762712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光を用いて情報を記録再生する情報記録再生装置およびそれに用いて好適なレーザ強度設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ光を用いて情報を記録再生する場合、記録および再生の各モードにおいて、レーザ光を最適強度に設定する必要がある。このうち、再生時のレーザ強度は、媒体に記録されている情報を消去しない程度に弱いレーザ強度が設定される。これに対し、記録時のレーザ強度は、媒体の温度を記録可能な程度にまで高め得る強度に設定される。
【0003】
たとえば、光磁気記録再生装置においては、磁界を印加することによって記録層の磁化方向を変更できる程度にまで記録層の温度を高める必要がある。ところが、レーザ強度を高めすぎると、隣接トラックの温度までが上昇し、誤って隣接トラックの情報が書換えまたは消去される場合が生じる。したがって、レーザ強度は、記録位置のみ十分に温度が上昇する程度に設定されなければならない。
【0004】
かかる光磁気記録再生装置における記録レーザ強度の設定方法を、図10を参照して説明する。なお、同図は、ディスク上にグルーブ(溝)が螺旋状に形成された光磁気ディスクを例に挙げたものである。情報は、かかるグルーブと、隣り合うグルーブ間に介在するランドに対して記録される。
【0005】
記録レーザ強度の設定時には、まず、所定のランドに対して情報の記録を行う。次に、このランドに隣接するグルーブに対し、所定のレーザ強度で情報を記録する。そして、先に記録したランドの情報を再生し、かかる再生時に生じるビットエラー量を測定する。かかるビットエラーが多ければ、グルーブへの記録によるランド情報の消去が頻繁に発生したことになる。同様に、先に記録したグルーブの情報を再生し、かかる再生時に生じるビットエラー量を測定する。かかるビットエラーが多ければ、グルーブへの記録が十分安定になされなかったことになる。
【0006】
図10は、記録レーザパワーと、ランド再生時のビットエラー量およびグルーブ再生時のビットエラー量の関係を示すものである。同図に示すように、記録レーザ強度が小さいとグルーブ再生時のビットエラー量が大きくなり、逆に、記録レーザ強度が大きいとランド再生時のビットエラー量が大きくなる。したがって、記録レーザ強度は、グルーブ再生時およびランド再生時の両方のビットエラー量が共に小さくなる強度(PwC)に設定される必要がある。
【0007】
通常、かかる最適レーザ強度の設定は、上記ビットエラー量の測定を、複数の記録レーザ強度でもって行うことによって求める。すなわち、かかる複数の記録レーザ強度によるビットエラー測定結果から、グルーブ再生時のビットエラー量が閾値Bsを下回る最小の記録レーザ強度設定値PwLと、ランド再生時のビットエラー量が閾値Bsを下回る最大の記録レーザ強度設定値PwHを検出し、かかるPwLとPwHに挟まれた中央のレーザ強度PwCを最適レーザ強度として設定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようにして記録レーザ強度が設定されるのであるが、かかる設定は、初期時において1度だけ行えばよいというものではなく、装置の環境にしたがって再々行われる必要のあるものである。
【0009】
たとえば、装置の外気温が変化すれば、それに応じて媒体および記録層の温度も変化するが、このように記録層の温度が変化すると、同一強度のレーザ光を照射したとしても、それによる記録層温度の到達点は変化する。したがって、先に最適レーザ強度を設定したとしても、その際の外気温と異なる外気温となれば、かかる最適レーザ強度で記録したとしても、上記ビットエラーが頻繁に生じる結果となり得る。したがって、上記最適レーザ強度の設定は、媒体への記録がなされる度に、より好ましくは、媒体への記録がなされている途中においても、繰り返し行われる必要がある。
【0010】
従来、かかる記録レーザ強度の設定は、装置が起動されるたびに行われていた。しかし、上記の通り、記録レーザ強度の設定は、記録再生を繰り返すといった煩雑な処理動作が必要となる。このため、起動から通常モードに到るまでに一定の時間が必要となり、迅速な起動の妨げとなっていた。さらに、記録の途中にかかる記録レーザパワー設定を行うのは、上記煩雑な処理動作のために、極めて困難である。
【0011】
そこで、本発明は、かかる不都合を解消し、簡易な処理により迅速に記録レーザパワーの設定を行い得る情報記録再生装置およびレーザパワー設定方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号と、所定強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出し、かかる位相差に基づいて記録レーザ光の強度を設定するものである。
【0013】
たとえば、上記図10に示した手法によって最適レーザ強度を設定したとする。かかるレーザ強度で媒体上に情報を記録すると、その際の温度特性に応じて、媒体へのレーザ照射から所定のタイミングだけ遅れて記録層に情報が保持される。たとえば、記録層の温度が低ければ当該遅れ時間は大きくなり、逆に、記録層の温度が高ければ当該遅れ時間は小さくなる。このように、当該遅れ時間は記録層の温度特性に応じて変動するものである。
【0014】
ところが、上記最適レーザ強度は、上記の通りビットエラーを最小に抑えることができるように設定されたものであるから、当該最適レーザ強度の設定時において生じた上記遅れ時間は、その後の設定時においても、ビットエラーを最小に抑えることができる基準となるものである。すなわち、当該遅れ時間になるようにレーザ強度を設定してやれば、そのレーザ強度は、当該記録時の温度特性に応じた最適な強度となる。
【0015】
本発明は、かかる遅れ時間となるようなレーザ強度を、再生信号の位相から推定しようとするものである。すなわち、各請求項に係る発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
【0016】
請求項1の発明は、レーザ光を用いて情報を記録再生する情報記録再生装置において、所定強度のレーザ光で記録した際の再生信号と初回起動時に最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出する位相差検出手段と、前記位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定するレーザ強度設定手段とを有することを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1に記載の情報記録再生装置において、前記レーザ強度設定手段は、前記位相差検出手段からの位相差情報に基づいて現在の最適レーザ強度を算出する最適強度演算手段を有することを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の情報記録再生装置において、記録媒体上の情報記録位置を検出するアドレス検出手段を有し、前記所定強度のレーザ光による記録は、前記アドレス検出手段によって検出される非ユーザ領域に対して行われることを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1から3の何れかにおいて、前記所定強度のレーザ光による記録は、複数の強度のレーザ光によって複数回行われ、前記位相検出手段は、各強度のレーザ光で記録した際の再生信号と最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出し、前記レーザ強度設定手段は、検出された各位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定することを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明は、光記録装置における記録レーザ光の強度を設定するレーザ強度設定方法であって、所定強度のレーザ光で情報を記録する記録ステップと、前記記録した情報を再生した再生信号と初回起動時に最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出する位相差検出ステップと、前記位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定するレーザ強度設定ステップとを有することを特徴とする。
【0021】
請求項6の発明は、請求項5に記載のレーザ強度設定方法において、前記レーザ強度設定ステップは、前記位相差検出ステップからの位相差情報に基づいて現在の最適レーザ強度を算出することを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明は、請求項5または6に記載のレーザ強度設定方法において、記録媒体上の情報記録位置を検出するアドレス検出ステップを有し、前記所定強度のレーザ光による記録は、前記アドレス検出ステップによって検出される非ユーザ領域に対して行うことを特徴とする。
【0023】
請求項8の発明は、請求項5から7の何れかに記載のレーザ強度設定方法において、前記記録ステップによる記録は、複数の強度のレーザ光によって複数回行われ、前記位相検出ステップは、各強度のレーザ光で記録した際の再生信号と最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出し、前記レーザ強度設定ステップは、検出された各位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定することを特徴とする。
【0024】
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。
【0025】
なお、請求項における「位相差検出手段」は実施の形態における位相調整回路29および位相比較/位相判定回路30が対応する。請求項における「レーザ強度設定手段」は実施の形態における制御回路20およびレーザ駆動回路15が対応する。請求項における「アドレス検出手段」は実施の形態におけるアドレス検出回路31が対応する。
【0026】
また、請求項における「記録ステップ」は実施の形態におけるステップS103が対応する。請求項における「位相差検出ステップ」は実施の形態におけるステップS107が対応する。請求項における「レーザ強度設定ステップ」は実施の形態におけるステップS108およびS109が対応する。
【0027】
ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0029】
まず、図1に実施の形態に係る光磁気ディスクの構造を示す。光磁気ディスク100は、グルーブとランドとを径方向に交互に形成した平面構造を有する。グルーブとランドはスパイラル状若しくは同心円状に形成されている。かかるグルーブおよびランド上に、記録単位であるフレームが割り当てられる。各フレームはn個のセグメントS0、S1、・・・Snによって構成されている。
【0030】
各セグメントの先頭には、データの記録、再生クロックを生成するためのファインクロックマーク(FCM)が配されている。かかるFCMは、グルーブに一定間隔毎に一定長さのランドを設けると共に、ランドに一定間隔毎に一定長さのグルーブを設けることにより形成される。そして、フレームの先頭であるセグメントS0には、FCMに続いて、光磁気ディスク100上の位置を示すアドレスが、グルーブおよびランドの壁面を蛇行(ウォブル)させることによって記録されている。かかるウォブルは光磁気ディスク100の製造時にプリフォーマットされている。
【0031】
なお、各セグメントのFCM領域およびセグメントS0は、ユーザデータ記録領域として利用されない。ユーザデータは、セグメントS0以外のセグメント中のユーザデータ領域に記録される。
【0032】
図2に、実施の形態に係る記録再生装置の構成を示す。
【0033】
図において、1はグルーブまたはランドに磁界を印加する磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1を駆動する磁気ヘッド駆動回路、3はレーザビームを光磁気ディスク上のグルーブまたはランドに照射すると共にその反射光を受光して再生信号を出力する光ヘッド、4は光ヘッド3の半導体レーザを駆動するレーザ駆動回路である。
【0034】
ここで、光ヘッド3は半導体レーザ31と光検出器32を備え、半導体レーザ31からは、記録時に各記録ビットに応じたクロックにてパルスビームが出力される。他方、磁気ヘッド駆動回路1からは、記録信号に応じて磁界変調された磁界が印加される。これにより、グルーブ上には記録信号に応じて磁化された信号が光磁気記録される。
【0035】
5は記録データまたは参照パターンから記録信号を生成する記録信号生成回路である。ここで、記録データまたは参照パターンデータの何れを選択するかは、制御回路7からの指令に従う。6は記録データに誤り訂正符号を付してコード化するエンコーダである。
【0036】
7は各部を制御する制御回路、8は光ヘッド4からのビームをフォーカス制御およびトラッキング制御するためのサーボ機構、9は光磁気ディスク100を回転駆動するスピンドルモータ、10はサーボ機構8とスピンドルモータ9を制御するためのサーボ回路である。
【0037】
ここで、サーボ回路10は、再生信号増幅回路11からのフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に応じてサーボ機構を駆動する。また、再生信号増幅回路11からのFCM検出信号(TPP)に応じて、角速度一定となるようにスピンドルモータ9を回転制御する。
【0038】
11は光検出器32から検出出力に基づいて、光磁気再生信号(RF)、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号、タンジェンシャルプッシュプル信号(TPP)およびラジアルプッシュプル信号(RPP)を生成する再生信号増幅回路である。各信号の生成方法については、後に詳述する。
【0039】
再生信号増幅回路11によって生成された信号の内、RF信号はバンドパスフィルター12に出力される。また、TPP信号は外部クロック信号生成回路16およびサーボ回路10に出力される。また、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号はサーボ回路10に出力される。
【0040】
12はRF信号のノイズをカットするバンドパスフィルター、13はRF信号をAD変換するAD変換回路、14は記録された磁化信号によってRF信号上に生じる波形干渉を除去すると共にAD変換されたRF信号のゼロクロス点の位相ずれを検出するイコライザ、15は波形干渉が除去された信号を復号して2値化再生信号を出力するPRML(Partial Response Maximum Likelihood)である。
【0041】
なお、イコライザ14におけるゼロクロス点の位相ずれの検出方法については、後に詳述する。
【0042】
16はサーボ信号から供給されるTPP信号に基づいてクロック信号CKを生成する外部クロック信号生成回路、17は位相調整回路18から信号に基づいてクロック信号CKを正または負の方向に遅延せしめる遅延回路、18はイコライザ14からの位相ずれ検出信号に基づいて位相調整信号を遅延回路17に供給すると共に通算の調整量と調整方向に関する情報を位相比較/位相判定回路19に出力する位相調整回路、19は位相調整回路18から供給された通算の調整量と最適レーザ強度で記録した際における通算の調整量とを比較して両者の位相差を検出すると共に前記位相調整回路18からの調整方向情報から位相差の方向を検出し、これら検出した位相差情報を制御回路7に出力する位相比較/位相判定回路である。
【0043】
なお、位相調整回路18および位相比較/位相判定回路19における処理の詳細については、後に詳述する。
【0044】
20は再生信号増幅回路11から供給されるラジアルプッシュプル信号(RPP)に基づいてアドレス情報を生成するアドレス検出回路である。かかるアドレス検出回路20は、RPP信号から上記セグメントS0のウォブルの形状を検出し、これにより、ウォブルに形状として記録されたアドレス情報を再生する。
【0045】
次に、図3を参照して、光磁気ディスク100からRF信号、RPP信号、TPP信号を生成する方法について説明する。なお、同図には、グルーブおよびランドとレーザ光LBとの関係と、上記光検出器32の構成と、当該光検出器の各センサー出力からRF信号、RPP信号およびTPP信号生成する生成回路(加減算回路321〜327)を同時に示してある。
【0046】
光検出器32は、6つのセンサーA、B、C、D、E、Fから構成されている。これら6つのセンサーは、それぞれ、光磁気ディスクに照射されたレーザ光LBのA領域、B領域、C領域、D領域での反射光を検出する。また、センサーE、センサーFは、レーザ光LBのA領域、B領域、C領域、およびD領域の全体で反射されたレーザ光を光ピックアップ3中の図示省略したウォラストンプリズムにより偏光面の異なる2つの方向に回折された各レーザ光を検出する。
【0047】
再生信号RFは、センサーEで検出された出力[E]とセンサーFで検出された出力[F]との差を演算することにより生成される。かかる演算は、減算回路321にて行われる。また、ラジアルプッシュプル信号RPPは、センサーAの検出出力[A]とセンサーBの検出出力[B]との和から、センサーCの検出出力[C]とセンサーDの検出出力[D]との和を減算して生成される。かかる演算は、加算回路322および323と減算回路324にて行われる。さらに、また、タンジェンシャルプッシュプル信号TPPは、センサーAの検出出力[A]とセンサーDの検出出力[D]との和から、センサーBの検出出力[B]とセンサーCの検出出力[C]との和を減算して生成される。かかる演算は、加算回路325および326と減算回路327にて行われる。
【0048】
次に、図4および図5を参照して、タンジェンシャルプッシュプル信号TPPからクロック(CK)を生成する方法について説明する。
【0049】
まず図4に、上記図2の外部クロック信号生成回路16に内蔵されたPLL回路の構成を示す。
【0050】
PLL回路は、位相比較回路161と、LPF162と、電圧制御発振器(VCO)163と、1/n分周器164とを備える。1/n分周器164は、VCO163から出力されるクロック(CK)を1/nに分周する。位相比較器161は、1/n分周器164により分周されたクロック(CK1)の位相をタンジェンシャルプッシュプル信号TPPの位相と比較し、その位相差に応じた誤差電圧を発生する。これによりPLL回路は、タンジェンシャルプッシュプル信号TPPに同期しかつタンジェンシャルプッシュプル信号TPPの1/532の周期を有するクロック(CK)を生成する。
【0051】
図5に、タンジェンシャルプッシュプル信号TPPからクロック信号CKが生成される過程を示す。なお、上記PLL回路は、実際には、同図のFCMT信号の供給を受けてクロック信号CKを生成する。
【0052】
上記再生信号増幅回路11にて生成されたタンジェンシャルプッシュプル信号TPPは、外部クロック信号生成回路16にて、パルス信号FCMPに変換される。かかるパルス信号FCMPは、タンジェンシャルプッシュプル信号TPPの極性が切り変わる点に同期して立ち上がる。そして、このパルス信号FCMPの立ち上がりに同期して、ファインクロックマーク検出信号FCMTが生成される。かかる信号FCMTは上記PLL回路に供給され、これによりクロック信号CKが生成される。
【0053】
次に、図6を参照して、上記イコライザ14、位相調整回路18および遅延回路17によるクロック信号の遅延制御(調整制御)について説明する。
【0054】
上記AD変換回路13によってAD変換されたRF信号は、同図に示す如く、正負に階段状の振幅を有している。同図の上段は、かかるRF信号とクロック信号との間の位相が整合している状態を示す。また、同図の中段と下段は、それぞれRF信号の位相が進んでいる状態と、RF信号の位相が遅れている状態を示す。
【0055】
同図上段の位相整合状態においては、RF信号のゼロクロス点は、タイミングt1におけるクロックと同期する。したがって、かかるタイミングt1におけるRF信号の振幅値はゼロである。他方、同図中段の位相進行状態においては、タイミングt1におけるRF信号の振幅値はマイナスの値となり、また同図同図中段の位相遅延状態においては、タイミングt1におけるRF信号の振幅値はプラスの値となる。
【0056】
上記イコライザ14は、かかるタイミングt1においてRF信号の振幅をサンプリングし、かかるサンプリング値の極性を位相調整回路18に出力する。かかる出力を受けた位相調整回路18は、かかる極性がプラスであればクロックCKの位相を遅らせる指令を遅延回路17に出力する。他方、極性がマイナスであればクロックCKの位相を進めせる指令を遅延回路17に出力する。遅延回路17はかかる指令に応じてクロックCKの位相を一定時間だけ遅延または進行させる。
【0057】
上記制御は、イコライザ14にてタイミングt1におけるサンプル値がゼロになるまで繰り返される。これにより、RF信号のゼロクロス点とタイミングt1のクロックが同期し、クロックとRF信号の位相が整合する。
【0058】
なお、かかる位相調整期間中、位相調整回路18は、イコライザ14から供給される極性情報を参照し、極性プラスの回数と極性マイナスの回数をカウントする。そして、位相整合に達したときに、プラス回数の総カウント数からマイナス回数の総カウント数を減算して、これを位相比較/判定回路19に出力する。位相比較/判定回路19はかかるカウント結果を、最低レーザ強度にて記録した際のカウント結果と比較し、かかる比較結果を制御回路7に出力する。これを受けて、制御回路7は、後述の如くして当該記録時の最適レーザ強度を演算し、当該演算結果に応じたレーザ強度指令をレーザ駆動回路4に出力する。
【0059】
次に、上記記録再生装置の動作について説明する。
【0060】
まず、通常記録時の動作について説明する。記録指令がなされると、記録データがエンコーダ6にてエンコード処理された後、駆動信号生成回路5に入力される。駆動信号生成回路6は、かかる記録データから所定フォーマットの記録信号を生成し、外部クロック信号生成回路16および遅延回路17からのクロック信号を参照しながら、当該記録信号が上記セグメントS1〜Snに記録されるように磁気ヘッド駆動回路3とレーザ駆動回路5を駆動する。しかして、記録データが上記グルーブおよびランド上のセグメントS1〜Snに順次割り当てられ記録される。
【0061】
次に、通常再生時の動作について説明する。
【0062】
所定記録情報に対する再生指令がなされると、制御回路7は当該記録情報を再生するべく、サーボ回路10に対し、当該記録情報のアクセスを指令する。かかる指令に応じ、光ヘッド3は、当該記録情報をディスク100から読み出す。このようにして読み出された情報は、再生信号増幅回路11からPRML回路15までの再生系によって処理され、図示しないデコーダによってデコードされる。
【0063】
次に、記録レーザ強度の設定動作について説明する。なお、以下は、上記グルーブまたはランド上のセグメント0に配された非ユーザデータ領域(アドレス領域に続く空き領域)を用いて記録レーザ強度の設定を行う場合の動作である。
【0064】
まず、本設定動作に先立ち、たとえば上記図10に示した方法によって最適レーザ強度の設定がなされ、当該最適レーザ強度のレーザ光にて記録がなされる。かかる最適レーザ強度の設定は、当該ディスク100が記録再生装置に装着された後、最初に起動されるタイミングで行われる。また、かかる記録は、所定フレーム中のセグメント0の非ユーザデータ領域(以下、「非ユーザデータ領域A」と称する)に参照パターンデータを用いて行われる。なお、非ユーザデータ領域Aへのアクセスは、アドレス検出回路20からのアドレスデータに基づいて行われる。
【0065】
このようにして最適強度のレーザ光にて参照パターンデータが記録された後、たとえば、次の起動タイミングにおいて、当該ディスク100が起動されると、上記最適レーザ光にて記録された以外の所定の非ユーザデータ領域(以下、「非ユーザデータ領域B」と称する)に対し、所定のレーザ強度にて、参照パターンデータが記録される。なお、当該記録時におけるレーザ強度は、たとえばディスク100に予め記録されている推奨レーザパワー情報に基づいて設定される。
【0066】
しかして、非ユーザデータ領域Bへの記録がなされると、次に、非ユーザデータ領域Aの再生が行われる。かかる再生時において、上述したクロック調整制御が行われる。すなわち、イコライザ14は、上記の如くして極性情報を位相調整回路18に出力する。位相調整回路18は、イコライザ14から供給される極性情報を参照し、極性プラスの回数と極性マイナスの回数をカウントする。そして、位相整合に達したときに、プラス回数の総カウント数からマイナス回数の総カウント数を減算して、これを位相比較/判定回路19に出力する。位相比較/判定回路19はかかる減算結果Caを保持する。
【0067】
このようにして、最適レーザ強度で記録された非ユーザデータ領域Aからのカウント結果が保持されると、次に、当該起動時に記録された非ユーザデータ領域Bの再生が行われる。そして、上記と同様にして、当該再生時におけるプラス回数の総カウント数とマイナス回数の総カウント数との減算結果Cbが位相比較/判定回路19に保持される。
【0068】
しかる後、位相比較/判定回路19は、これらCaとCbとを比較し、かかる比較結果を制御回路7に出力する。これを受けて、制御回路7は、後述の如くして当該記録時の最適レーザ強度を演算し、当該演算結果に応じたレーザ強度の設定指令をレーザ駆動回路4に出力する。
【0069】
ところで、上記CaとCbは、上記図6に示すRF信号のゼロクロス点と同図のタイミングt1におけるクロックCKとの間の位相のずれを上記減算結果として表すものである。このうち、Caは、最適レーザ強度にて記録した際の位相のずれを示すものである。したがって、当該起動時においても、当該Caによって表される位相のずれとなるようにレーザ強度を設定すれば、そのレーザ強度が当該記録時の最適強度となる。よって、上記減算結果CaとCbの間のギャップは、当該起動時における最適レーザ強度と上記非ユーザデータ領域Bへの記録レーザ強度との間のギャップに対応する。
【0070】
かかる位相ずれとレーザ強度の関係について、図7を参照して説明する。同図の横軸は、上記非ユーザデータ領域Bに対して記録を行う際のレーザ強度である。また縦軸は、当該レーザ強度で記録した際の上記位相ずれ量と最適レーザ強度で記録した際の上記位相ずれ量との差(位相差)である。S1とS2は、たとえば外気温などの温度環境が相違する場合の関係特性である。
【0071】
たとえば、記録パワー8mwで記録したとすると、特性S1では最適レーザ強度との位相差が+d1となり、特性S2では最適レーザ強度との位相差が−d2となる。したがって、特性S1では、レーザ強度を8mw−p1に設定し、特性S2では8mw+p2に設定する必要がある。ここで、p1、p2は、当該特性を規定する特性関数に基づき、位相差d1、d2から近似的に算出することができる。
【0072】
上記制御回路7に供給された減算結果Ca、Cbの差は、図7の位相差d1またはd2に対応する。
【0073】
図2に戻り、制御回路7は、供給されたCaおよびCbからたとえばd=Ca−Cbを求め、さらにかかるdと上記特性関数から、記録レーザ強度のずれ量pを算出する。そして、かかるずれ量p(正と負の極性をとり得る)を上記非ユーザデータ領域Bへの記録レーザ強度に加算して最適レーザ強度を求める。しかして、記録レーザパワーが最適レーザ強度に設定される。
【0074】
ところで、上記レーザ強度の設定動作においては、非ユーザデータ領域Bに対し1種類のレーザ強度にて参照パターンデータを記録するようにした。しかしながら、上記の通り、記録レーザパワーのずれ量pは、CaおよびCbから特性関数を用いて近似的に算出するものであるから、ただ1つの減算結果Cbから近似すると、近似誤差が大きくなる恐れがある。かかる近似誤差の問題は、減算結果Cbを複数準備し、かかる複数の減算結果から総合的に最適レーザパワーを設定することによって回避できる。たとえば、これら複数の減算結果Cbから複数のずれ量を算出し、これを記録レーザ強度に加算平均化して最適レーザ強度を算出する方法を採り得る。
【0075】
図8は、2種類のレーザ強度にて、2つの非ユーザデータ領域Bに参照パターンデータを記録する場合の例である。たとえば、所定のセグメント0に強めのレーザ強度(PwH)にて参照パターンデータを記録し、次のセグメント0に弱めのレーザ強度(PwH)にて参照パターンデータを記録する。この他、レーザ強度を3種類以上として、別々の非ユーザデータ領域に参照パターンデータを記録するようにすることもできる。
【0076】
図9に、記録レーザ強度の設定処理フローチャートを示す。
【0077】
記録レーザ強度の設定処理が開始されると、まず、ステップS101にて、上記非ユーザデータ領域Aの再生がなされ、減算結果Caが取得される。しかる後、ステップ102からS106にて、複数の記録レーザ強度にて複数の非ユーザデータ領域Bに対し、参照パターンデータが記録される。なお、記録レーザ強度が1種類の場合、ステップS102からS106にて、1種類の記録レーザ強度にて1つの非ユーザデータ領域Bに対し、参照パターンデータが記録される。
【0078】
しかる後、ステップS107にて、上記それぞれの非ユーザデータ領域Bの再生が行われ、複数の減算結果Cbが取得される。かかる減算結果Cbは、ステップS108にて、ステップS101で取得された減算結果Caと比較・減算され、位相差d1〜dnが生成される。しかる後、ステップS109にて、かかる位相差d1〜dnと特性関数に基づき最適記録レーザ強度Pwsが算出される。そして、かかる最適記録レーザ強度Pwsが当該記録時の記録レーザパワーとして設定される(ステップS110)
以上の実施形態によれば、初期起動時に最適レーザ強度で参照パターンデータを記録しておきさえすれば、その後の起動時には、所定のレーザ強度で参照パターンデータを記録し、記録された2つの参照パターンデータを再生して位相を比較するのみでよいから、迅速に最適レーザ強度を設定できるようになる。したがって、起動時における装置の立ち上がり時間を抑制することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0079】
また、このように最適レーザ強度設定の迅速化を達成することにより、通常記録時におけるシーク期間を利用して、最適レーザ強度の調整を行えるようにもなる。たとえば、起動時に上記方法によって最適レーザ強度を設定した後、記録動作期間中に、上記参照パターンデータを非ユーザデータ領域Bに記録しておく。そして、所定データ記録を行った後、次のデータ記録を行うまでの空き時間に、当該記録した参照パターンデータを再生し、最適レーザパワーの再設定を行う。このように、上記実施の形態の方法を採用すれば、通常の記録動作時に、最適レーザ強度の再調整を行えるようになる。かかる調整は、記録動作による装置温度の上昇に伴って、最適レーザ強度が遷移した場合に有効なものとなる。
【0080】
以上、本発明に係る種々の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されるものではなく、他に、種々の変更が可能であることは言うまでもない。たとえば、上記実施の形態では、非ユーザデータ領域Bに対して参照パターンデータを記録するようにしたが、これに代えて、所定のユーザデータ領域に記録するようにしてもよい。また、上記実施の形態では、初期起動時の最適レーザ強度の設定を、図10に示した方法によって行うようにしたが、これ以外の設定方法を採用することもできる。さらに、上記実施の形態では、イコライザ14と位相調整回路18と位相比較/位相判定回路19を用いて、最適レーザ強度との間の位相のずれを検出するようにしたが、これ以外の構成によって、当該位相のずれを検出するようにしても良い。
【0081】
その他、本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0082】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、所定レーザ強度による情報の記録と、当該記録された情報の再生および位相比較といった極めて簡単な処理によって、当該記録時のレーザ強度を設定できるので、レーザ強度設定の迅速化を図ることができ、よって、装置の利便性を向上させることができる。
【0083】
また、かかる処理の迅速化によって、装置の起動時のみならず、記録の途中においても、通常の記録動作を疎外することなく、記録レーザ強度の再設定を行うことができるようになる。このため、記録動作時の温度変化によってレーザ強度が不適切なものとなっても、適正なレーザ強度に再設定できるようになり、よって、安定した記録動作の実現を図ることができる。
【0084】
このように本発明によれば、装置の利便性の向上と、記録動作の安定化を同時に図ることができ、実用性の高い優れた情報記録再生装置を実現することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る光磁気ディスクの構成を示す図
【図2】 実施の形態に係る記録再生装置の構成を示す図
【図3】 実施の形態に係る各種信号の生成方法を説明するための図
【図4】 実施の形態に係るPLL回路の構成を示す図
【図5】 実施の形態に係るクロック生成過程を説明するための図
【図6】 実施の形態に係るレーザ強度の調整原理を説明するための図
【図7】 実施の形態に係るクロック位相の調整方法を説明するための図
【図8】 実施の形態に係る記録レーザの強度設定を示す図
【図9】 実施の形態に係る最適レーザ強度設定動作を示すフローチャート
【図10】実施の形態に係る従来の最適レーザ強度の設定方法を示す図
【符号の説明】
4 レーザ駆動回路
7 制御回路
14 イコライザ
16 外部クロック信号生成回路
17 遅延回路
18 位相調整回路
19 位相比較/位相判定回路
20 アドレス検出回路

Claims (8)

  1. レーザ光を用いて情報を記録再生する情報記録再生装置において、
    所定強度のレーザ光で記録した際の再生信号と初回起動時に最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出する位相差検出手段と、
    前記位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定するレーザ強度設定手段と、
    を有することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 請求項1において、前記レーザ強度設定手段は、前記位相差検出手段からの位相差情報に基づいて現在の最適レーザ強度を算出する最適強度演算手段を有することを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 請求項1または2において、記録媒体上の情報記録位置を検出するアドレス検出手段を有し、前記所定強度のレーザ光による記録は、前記アドレス検出手段によって検出される非ユーザ領域に対して行われることを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 請求項1から3の何れかにおいて、前記所定強度のレーザ光による記録は、複数の強度のレーザ光によって複数回行われ、
    前記位相検出手段は、各強度のレーザ光で記録した際の再生信号と最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出し、
    前記レーザ強度設定手段は、検出された各位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定する、
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 光記録装置における記録レーザ光の強度を設定するレーザ強度設定方法であって、
    所定強度のレーザ光で情報を記録する記録ステップと、
    前記記録した情報を再生した再生信号と初回起動時に最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出する位相差検出ステップと、
    前記位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定するレーザ強度設定ステップと、
    を有することを特徴とするレーザ強度設定方法。
  6. 請求項5において、前記レーザ強度設定ステップは、前記位相差検出ステップからの位相差情報に基づいて現在の最適レーザ強度を算出することを特徴とするレーザ強度設定方法。
  7. 請求項5または6において、記録媒体上の情報記録位置を検出するアドレス検出ステップを有し、前記所定強度のレーザ光による記録は、前記アドレス検出ステップによって検出される非ユーザ領域に対して行うことを特徴とするレーザ強度設定方法。
  8. 請求項5から7の何れかにおいて、前記記録ステップによる記録は、複数の強度のレーザ光によって複数回行われ、
    前記位相検出ステップは、各強度のレーザ光で記録した際の再生信号と最適強度のレーザ光で記録した際の再生信号との間の位相差を検出し、
    前記レーザ強度設定ステップは、検出された各位相差に応じて前記レーザ光の強度を設定する、
    ことを特徴とするレーザ強度設定方法。
JP2002075989A 2002-03-19 2002-03-19 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法 Expired - Fee Related JP3762712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075989A JP3762712B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075989A JP3762712B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003272153A JP2003272153A (ja) 2003-09-26
JP3762712B2 true JP3762712B2 (ja) 2006-04-05

Family

ID=29204909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002075989A Expired - Fee Related JP3762712B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3762712B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003272153A (ja) 2003-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7065017B2 (en) Optical disk apparatus, method for generating clock signal of optical disk apparatus, and method for setting amount of light of optical disk apparatus
JP4100377B2 (ja) クロック生成回路および光ディスク装置
WO1997033281A1 (fr) Dispositif d'actionnement de disque et procede d'enregistrement et de reproduction
JP3554641B2 (ja) 光ディスク駆動装置
JP2007519140A (ja) 符号付き偏差による訂正の方法、装置及び記録担体
JP3762712B2 (ja) 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法
US8619525B1 (en) Offset loop for wobble
JP4218596B2 (ja) 光ディスク装置
JPWO2002035528A1 (ja) 再生クロックの位相を調整可能な光ディスク装置および位相調整方法
JP2008140463A (ja) ウォブル信号検出回路及びウォブル信号検出方法
JP4411798B2 (ja) 記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP3796184B2 (ja) 情報記録装置および情報記録方法
US20060158978A1 (en) Optical disk apparatus
JP3796185B2 (ja) 情報記録装置および情報記録方法
JP4618454B2 (ja) タイミング信号生成装置
JP4494941B2 (ja) データ記録用クロック信号発生回路
JPH0684175A (ja) 光学式情報再生装置
JPH10247325A (ja) データ記録装置と光ディスク装置のトラッキング方法と光ディスク装置の信号処理方法
JPH0822669A (ja) 情報記録再生装置、情報記録再生方法および情報記録媒体
JPWO2002035527A1 (ja) クロックを正確に生成可能な光ディスク装置
JP4047043B2 (ja) 光ディスクのエンボス領域判別装置及び方法
JP3942160B2 (ja) 光ディスクのプッシュプル波形測定装置及び方法
JP2002216379A (ja) 光ディスク装置及びスレッドサーボ補正量算出方法
JP2000003555A (ja) 光ディスク装置
JP2006338716A (ja) Pll回路及びこれを用いた光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051227

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees