JP3762643B2 - 携帯端末装置、記憶データ更新方法及びファームウェア更新方法 - Google Patents

携帯端末装置、記憶データ更新方法及びファームウェア更新方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファームウェアといった内部プログラムを更新することができる携帯端末装置に係り、特に、内部プログラムを確実に更新可能とする携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば携帯電話機等の携帯端末装置において、ファームウェアといった内部プログラムを更新可能とするため、図8に例示するような構成を有するものが知られている。
【0003】
図8に示す構成を有する携帯端末装置では、例えばパーソナルコンピュータといった外部のシステムと結合可能なシリアル入力端子54から、不揮発性メモリ64に記憶されて格納されているファームウェアを更新するためのアップデート用のプログラムを含んだデータが入力される。この際、構成管理用のCPU60は、シリアル入力端子54から入力されたデータを、ターゲットとなるCPU61に転送し、不揮発性メモリ64における記憶内容の書換を可能とする。
ターゲットとなるCPU61は、アップデート用のプログラムをRAM63に展開して実行するなどして、ファームウェアの更新を可能とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、ファームウェアの更新中に、例えばアップデート用のプログラムに誤りがある場合や電源が瞬断された場合等の、不具合が生じた場合、ファームウェアを更新できなくなることがあった。
すなわち、例えば、図8に示す不揮発性メモリ64における記憶内容の書換中に不具合が生じると、RAM63に展開されていたアップデート用のプログラムやデータが消失し、以後、不揮発性メモリ64への書込ができなくなることがあった。
こうした不具合が生じた場合には、携帯端末装置自体を解体し、不揮発性メモリ64を交換するなどの作業が必要となり、ファームウェアといった内部プログラムの更新が困難になるという問題があった。
【0005】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、ファームウェアといった内部プログラムを確実に更新することができる携帯端末装置を、提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る携帯端末装置は、
ファームウェアを記憶して格納する不揮発性メモリと、
バウンダリ・スキャン・アーキテクチャを有し、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを実行可能なプロセッサと、
前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを含んだデータを、外部から入力する入力手段と、
前記入力手段により入力されたデータを前記プロセッサに転送して前記不揮発性メモリにおける記憶内容の書換を可能とする転送処理手段とを備え、
前記転送処理手段は、
前記プロセッサに転送するデータを、ファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式と、バウンダリ・スキャンに適合した形式とで切り換えるデータ形式切換手段と、
前記プロセッサからデータ転送に応答して返送される確認を通知する信号を受信したか否かを判別し、受信したと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式とするべく、前記データ形式切換手段の動作を設定し、受信していないと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をバウンダリ・スキャンに適合した形式とするべく、前記データ形式切換手段の動作を設定する切換制御手段とを備える、
ことを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、転送処理手段は、プロセッサに転送するデータを、プロセッサの動作状態に応じて、ファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式と、バウンダリ・スキャンに適合した形式とで切り換えることができる。
これにより、プロセッサがファームウェアを更新するためのプログラムが実行できない場合であっても、バウンダリ・スキャンにより、不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新することができる。すなわち、ファームウェアを確実に更新することができる。
【0010】
また、前記プロセッサは、前記転送処理手段がデータを転送することで前記不揮発性メモリにおける記憶内容の書換が行われるより前、及び当該書換が行われた後に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを実行することが望ましい。
【0011】
より詳細には、前記プロセッサは、
複数の入出力ピンと、
前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを実行するコア・ロジックと、
前記複数の入出力ピンと前記コア・ロジックとの間に挿入されてチェーン状に連結された複数のセルと、
前記複数のセルを制御して、バウンダリ・スキャンにより前記不揮発メモリに書き込むデータを転送させるコントローラとを備え、
前記コントローラは、前記転送処理手段によりバウンダリ・スキャンに適合した形式のデータが転送されると、バウンダリ・スキャンのための制御処理を実行して、前記不揮発性メモリに転送データを書き込むことにより、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新することが望ましい。
【0012】
また、この発明の第2の観点に係る記憶データ更新方法は、
携帯端末装置に内蔵された不揮発性メモリにおける記憶データを書き換えるための方法であって、
データをシフトさせるシフト・レジスタとして機能するべく複数の入出力ピンとコア・ロジックとの間に挿入されてチェーン状に連結された複数のセルを備えて前記携帯端末装置に内蔵されているプロセッサが、前記不揮発性メモリにおける記憶データ書換用のプログラムを実行して、前記不揮発性メモリにおける記憶データを書き換える第1のデータ書換ステップと、
前記第1のデータ書換ステップにて前記プロセッサが記憶データ書換用のプログラムを実行することにより前記不揮発性メモリに書き込むためのデータを含んだシリアル・データを、前記プロセッサに転送するデータ転送ステップと、
前記データ転送ステップにおけるシリアル・データの転送に応答して、前記プロセッサから確認を通知するための信号が返送されたか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップにて確認を通知するための信号が返送されていないと判別した場合に、前記プロセッサが前記複数のセルを用いて前記不揮発性メモリに書き込むためのデータを含んだ信号を、前記プロセッサに入力する信号入力ステップと、
前記信号入力ステップにて前記プロセッサに入力された信号に従って、前記複数のセルの間でデータをシフトさせ、前記複数の入出力ピンのうちで前記不揮発性メモリに結合された入出力ピンからデータを出力することにより、前記不揮発性メモリにおける記憶データを書き換える第2のデータ書換ステップとを備える、
ことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、判別ステップにてデータ転送ステップにおけるシリアル・データの転送に応答してプロセッサから確認を通知するための信号が返送されていないと判別した場合に、プロセッサが複数のセルを用いて不揮発性メモリに書き込むためのデータを含んだ信号を、プロセッサに入力する。
これにより、プロセッサが記憶データ書換用のプログラムを実行できない場合であっても、バウンダリ・スキャンにより不揮発性メモリにおける記憶データを書き換えることができる。このようにすれば、不揮発性メモリに記憶されて格納されているファームウェアの更新を、確実に行うことができる。
【0014】
この発明の第3の観点に係るファームウェア更新方法は、
ファームウェアを記憶して格納する不揮発性メモリと、バウンダリ・スキャン・アーキテクチャを有し、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを実行可能なプロセッサとを備える携帯端末装置において、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのファームウェア更新方法であって、
前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを含んだデータを、前記携帯端末装置の外部から入力する入力ステップと、
前記入力ステップにて入力されたデータを前記プロセッサに転送して前記不揮発性メモリにおける記憶内容の書換を可能とする転送処理ステップとを備え、
前記転送処理ステップは、
前記プロセッサに転送するデータを、ファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式と、バウンダリ・スキャンに適合した形式とで切り換えるデータ形式変換ステップと、
前記プロセッサから返送される確認を通知する信号を受信したか否かを判別し、受信したと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式とするべく、前記データ形式変換ステップにおける動作を設定し、受信していないと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をバウンダリ・スキャンに適合した形式とするべく、前記データ形式変換ステップにおける動作を設定する切換制御ステップとを備える、
ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る携帯端末装置について詳細に説明する。
【0018】
図1は、この発明の実施の形態に係る携帯端末装置100の構成を示す図である。
この携帯端末装置100は、例えば無線信号を送受信して通信を可能とする携帯電話機等であり、図1に示すように、アンテナ1と、送受信処理部2と、制御処理部3と、シリアル線5を介して制御処理部3に結合されたシリアル入力端子4とを備えて構成される。
【0019】
送受信処理部2は、アンテナ1を用いて送受信する無線信号の変調・復調といった処理を実行して、通信を可能とするためのものである。
【0020】
制御処理部3は、この携帯端末装置100全体の動作を制御するためのものであり、例えば図2に示すように、第1及び第2のCPU(Central Processing Unit)10、11と、メモリ12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発性メモリ14と、プロトコル変換器15とを備えている。
【0021】
第1のCPU10は、例えば図示せぬディスプレイやキーパッド等を使ったMMI(Man-Machine Interface)を実現するための処理等を実行する構成管理用のプロセッサである。
また、第1のCPU10は、シリアル線5を介してシリアル入力端子4から入力されたシリアル・データを、プロトコル変換器15を介して第2のCPU11に転送する。
【0022】
第2のCPU11は、不揮発性メモリ14に格納されているファームウェアといった内部プログラムを実行し、例えば通信プロトコルに従ったデータ変換処理等を実行するプロセッサである。
ここで、第2のCPU11は、例えば図3に示すように、複数の入出力ピン20A、20B、…、20Lそれぞれに対応して結合された複数のバウンダリ・スキャン・セル21A、21B、…、21Lと、TAP(Test Access Port)コントローラ22と、ファームウェア等を実行するプロセッサ本体として機能するコア・ロジック23とを備えている。すなわち、第2のCPU11は、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1149.1の標準規格となっているバウンダリ・スキャン方式であるJTAG(Joint Test Action Group)に適合したバウンダリ・スキャン・アーキテクチャを有している。なお、入出力ピンの個数とバウンダリ・スキャン・セルの個数は、第2のCPU11の仕様に応じて任意に設定可能である。
【0023】
複数の入出力ピン20A、20B、…、20Lは、第2のCPU11にデータ信号や制御信号を入力し、あるいは、第2のCPU11からデータ信号や制御信号を出力するためのものである。
ここで、入出力ピン20Aは、第2のCPU11に、プロトコル変換器15から供給されたTDI(Test Data Input)信号を入力するためのものである。また、入出力ピン20Lは、第2のCPU11から、TDO(Test Data Output)信号を出力するためのものである。
また、例えば、入出力ピン20I、20J、20Kは、不揮発性メモリ14に結合され、JTAGを使用した場合に、TDI信号を用いて第1のCPU10から転送されたデータを、不揮発性メモリ14に書込可能とする。ここで、入出力ピン20I、20J、20Kと不揮発性メモリ14との間を結合する信号線には、アドレスバスとデータバスとが含まれている。
【0024】
複数のバウンダリ・スキャン・セル21A、21B、…、21Lは、複数の入出力ピン20A、20B、…、20Lと、コア・ロジック23との間に挿入されたセルである。ここで、複数のバウンダリ・スキャン・セル21A、21B、…、21Lは、例えば、入出力ピン20Aに対応して結合されたバウンダリ・スキャン・セル21Aから、入出力ピン20Lに対応して結合されたバウンダリ・スキャン・セル21Lに向けて、データをシフトさせるシフト・レジスタ(一般に、バウンダリ・スキャン・レジスタと称する)として機能するべく、チェーン状に連結されている。
【0025】
TAPコントローラ22は、複数のバウンダリ・スキャン・セル21A、21B、…、21Lを制御して、コア・ロジック23の検証動作や、JTAGを使って不揮発性メモリ14に書き込むデータを転送する書込データ転送動作等を実行するためのものである。
ここで、TAPコントローラ22は、第1のCPU10の制御によりプロトコル変換器15から供給されたTMS(Test Mode Select)信号やTCK(Test Clock)信号、nTRST(Test Reset)信号に従って、不揮発性メモリ14への書込データ転送動作を実行する。なお、nTRST信号は、オプションの信号であり、その使用/不使用は任意に選択可能である。
【0026】
図2に示すメモリ12は、第1のCPU10が実行するプログラムやデータ等を記憶するためのものである。
【0027】
RAM13は、第2のCPU11が実行するプログラムを展開し、データを一時記憶するためのものである。
【0028】
不揮発性メモリ14は、例えばフラッシュEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)といった、不揮発性の書換可能なメモリであり、第2のCPU11が実行するファームウェアといった内部プログラム等を記憶して格納するためのものである。
【0029】
プロトコル変換器15は、第1のCPU10から第2のCPU11に転送されるデータの形式を切り換えるためのものであり、シリアル解析部16と、プロトコル変換処理部17とを備えている。
【0030】
シリアル解析部16は、第1のCPU10から送られたシリアル・データを解析し、パス切換やシリアル・インタフェースを使ったデータ転送を実行するためのものである。
すなわち、シリアル解析部16は、第1のCPU10から受けた制御命令に従ってパス切換を実行し、シリアル・インタフェースを使ったデータ転送と、JTAG用のインタフェースを使ったデータ転送とを切り換える。
この際、シリアル解析部16は、シリアル・インタフェースを使ったデータ転送を実行する場合、第1のCPU10から受けた転送データを、シリアル線18を介して第2のCPU11に送る。他方、シリアル解析部16は、JTAG用のインタフェースを使ったデータ転送を実行する場合、第1のCPU10から受けた転送データを、プロトコル変換処理部17に送る。
【0031】
プロトコル変換処理部17は、シリアル解析部16から受けたシリアル・データを、JTAG用のバウンダリ・スキャン方式に適合した信号に変換し、第2のCPU11に転送するためのものである。
すなわち、プロトコル変換処理部17は、シリアル解析部16から受けたシリアル・データに基づいて、TDI信号と、TMS信号と、TCK信号とを生成し、JTAG用のインタフェースを介して第2のCPU11に入力する。
【0032】
シリアル入力端子4は、シリアル線5を介して、制御処理部3が備える第1のCPU10に結合され、例えばパーソナルコンピュータといった外部のシステムと結合して、ファームウェア等のプログラムをアップデートするためのデータを、この携帯端末装置100に入力する。
【0033】
以下に、この発明の実施の形態に係る携帯端末装置100の動作を説明する。
この携帯端末装置100は、例えばパーソナルコンピュータといった外部のシステムをシリアル入力端子4に結合することで、不揮発性メモリ14に格納されているファームウェア等の内部プログラムを書き換えるためのアップデート用のプログラム等を取り込み可能である。
【0034】
この際、シリアル入力端子4は、外部から入力されたデータを、シリアル線5を介して第1のCPU10に送る。
【0035】
例えば、第1のCPU10がシリアル入力端子4からファームウェアを更新するためのデータを受けると、図4に例示する処理シーケンスに従って、不揮発性メモリ14へのデータ転送動作を制御する。
【0036】
すなわち、第1のCPU10は、シリアル入力端子4からファームウェア交信用のデータを受けると、プロトコル変換器15を介して、第2のCPU11にファームウェアの更新要求を送信する(ステップS1)。
【0037】
ここで、第2のCPU11は、RAM13にファームウェアをアップデートするためのプログラムを展開して不揮発性メモリ14における記憶内容の書換が可能である場合に、確認を通知するためのACK(ACKnowledgement)信号を、第1のCPU10に返送する(ステップS2)。
【0038】
第1のCPU10は、第2のCPU11から送られたACK信号を受けると、プロトコル変換器15を制御してシリアル・インタフェースを使ったデータ転送を可能に設定し、ファームウェアをアップデートするためのデータ転送動作を開始する(ステップS3)。
【0039】
この際、プロトコル変換器15は、シリアル解析部16が第1のCPU10から受けたシリアル・データを解析した結果に従って、第1のCPU10からの転送データを、シリアル線18を介して第2のCPU11に送る。
これにより、第2のCPU11が実行するアップデート用のプログラムに適合した形式で、不揮発性メモリ14における記憶内容を書き換えるためのデータを転送することができる。
【0040】
第2のCPU11は、第1のCPU10からの転送データを受けて、RAM13にアップデート用のプログラムを展開し、不揮発性メモリ14における記憶内容を書き換える(ステップS4)。
また、第2のCPU11は、アップデート用のプログラムを実行中、例えば第1のCPU10から転送された所定量のデータの受取が完了したタイミングといった、所定のタイミングが到来するごとに、データ転送に応答するためのACK信号を第1のCPU10に送る。
【0041】
ここで、第1のCPU10は、例えば第2のCPU11が実行するアップデート用のプログラムに誤りがあったり、電源が瞬断されたりするといった、不具合が発生すると、第2のCPU11からのACK信号を受信できなくなる(ステップS5)。
【0042】
この場合、第1のCPU10は、出力切換命令をプロトコル変換器15に送り(ステップS6)、JTAGを使ったデータ転送動作に切り換える。
ここで、プロトコル変換器15は、シリアル解析部16が第1のCPU10から受けるシリアル・データのフォーマットにより、出力切換命令を特定してパス切換を実行する。これにより、シリアル解析部16は、シリアル・データの出力先を、シリアル線18からプロトコル変換処理部17に切り換える。
【0043】
こののち、第1のCPU10は、JTAGを使って不揮発性メモリ14に書き込むためのデータを含んだシリアル・データを、プロトコル変換器15に送り、ファームウェアをアップデートするためのデータ転送動作を再開する(ステップS7)。
【0044】
この際、プロトコル変換処理部17は、シリアル解析部16からシリアル・データを受けると、JTAG用のインタフェースを介して第2のCPU11にデータを転送するためのTDI信号やTMS信号を抽出する。プロトコル変換処理部17は、抽出したTDI信号やTMS信号を、TAPコントローラ22の動作タイミングを規定するTCK信号とともに、第2のCPU11に送る。
これにより、JTAGを使ったバウンダリ・スキャンに適合した形式で、不揮発性メモリ14における記憶内容を書き換えるためのデータを転送することができる。
【0045】
第2のCPU11は、TMS信号やTCK信号といった、TAPコントローラ22が受信する制御信号に従って、入出力ピン20Aから入力されたTDI信号を取り込み、バウンダリ・スキャン・セル21Aに記憶させる。
【0046】
TAPコントローラ22は、バウンダリ・スキャン・セル21Aから、バウンダリ・スキャン・セル21Lに向けて、記憶データをシフトさせ、入出力ピン20LからTDO信号の出力を可能とする。
【0047】
ここで、TAPコントローラ22は、バウンダリ・スキャン・セル21I、21J、21Kの記憶データが入れ替わるごとに不揮発性メモリ14へ出力させるといった、バウンダリ・スキャンのための制御処理を実行する。これにより、TAPコントローラ22は、アドレスバスとデータバスとを制御して、転送データを不揮発性メモリ14に書込可能とする(ステップS8)。
この制御処理は、RAM13に展開したアップデート用のプログラムやデータが消失した場合や、コア・ロジック23の動作が停止している場合であっても実行可能であり、不揮発性メモリ14における記憶内容を確実に書き換えることができる。
これにより、例えばアップデート用のプログラムに誤りがあった場合や、電源が瞬断された場合等の、不具合が生じた場合であっても、ファームウェアといった内部プログラムを確実に更新することができる。
【0048】
また、第1のCPU10は、上記ステップS2にて、第2のCPU11から返送されるACK信号を受信できなかった場合、処理を上記ステップS6にジャンプすることで、直ちにJTAGを使ったデータ転送動作を実行する。
これにより、アップデート用のプログラムを実行不可能であった場合にも、JTAGを使ったデータ転送動作により不揮発性メモリ14の記憶内容を書き換えることができる。
【0049】
このように、第1のCPU10及びプロトコル変換器15は、ACK信号を返送可能な状態にあるか否かという第2のCPU11の動作状態に応じて、第2のCPU11に転送するデータの形式を、アップデート用のプログラムに適合した形式と、JTAGを使ったバウンダリ・スキャンに適合した形式とで切り換えることができる。
これにより、第2のCPU11がアップデート用のプログラムを実行できない状態にある場合でも、JTAGを使ったバウンダリ・スキャンにより、不揮発性メモリ14における記憶内容を書き換えることができ、ファームウェアを確実に更新することができる。
【0050】
次に、図5に示すフローチャートを参照して、図4に示す処理シーケンスにおけるステップS3からステップS7にて、第1のCPU10が実行するデータ転送動作について、より詳細に説明する。
【0051】
第1のCPU10は、図4に示す処理シーケンスにおけるステップS3にて、ファームウェアを更新するためのデータ転送動作を開始すると、プロトコル変換器15を介して第2のCPU11に転送するデータを送出する(ステップS10)。このデータは、第2のCPU11にシリアル・データとして入力するためのデータであり、プロトコル変換器15からシリアル線18を介して、第2のCPU11に転送される。
【0052】
この際、第1のCPU10は、第2のCPU11からの確認を通知するACK信号を受信したか否かを判別する(ステップS11)。
【0053】
第1のCPU10は、ACK信号を受信したと判別すると(ステップS11にてYES)、データ転送が終了したか否かを判別する(ステップS12)。
第1のCPU10は、データ転送が終了したと判別すると(ステップS12にてYES)、ファームウェアを更新するためのデータ転送動作を停止する。
一方、第1のCPU10は、データ転送が終了していないと判別すると(ステップS12にてNO)、処理を上記ステップS10にリターンして、データの送出を継続する。
【0054】
また、第1のCPU10は、上記ステップS11にて、ACK信号を受信していないと判別すると(ステップS11にてNO)、シリアル・インタフェースを用いたデータ転送からJTAG用のインタフェースを用いたデータ転送に切り換えるための出力切換命令を、プロトコル変換器15に送る(ステップS13)。
【0055】
こののち、第1のCPU10は、JTAGを使うデータ転送に適合するフォーマットに従って構成したシリアル・データを、プロトコル変換器15に送出する(ステップS14)。こうしてJTAGを使ったデータ転送が終了すると、ファームウェアを更新するためのデータ転送動作を終了する。
【0056】
このように、例えばアップデート用のプログラムに誤りがあった場合や、電源が瞬断された場合のような、不具合が生じた場合に、JTAGといったバウンダリ・スキャン方式を使って不揮発性メモリ14における記憶内容を書換可能とすることで、ファームウェア等の内部プログラムを確実に更新することができる。
【0057】
例えば携帯電話機といった携帯端末装置100は、サイズの小型化等に伴って、筐体外部に設置可能なコネクタが非常に限定されたものとなる。また、通常のコネクタは、複数の役割を担うものであるため、ファームウェアを更新するためのみに使用する専用線を別途設けることは、困難である。そこで、シリアル入力端子4を用いてアップグレード用のプログラムを含んだデータをこの携帯端末装置100に入力して実行する。
この際、不具合が生じた場合であっても、JTAGを使って不揮発性メモリ14へのデータ書込を実行することで、ファームウェアを確実に更新することができる。
【0058】
以上説明したように、この発明によれば、アップグレード用のプログラムを実行することによる不揮発性メモリ14における記憶内容の書換中に、不具合が生じた場合、JTAGを使ったデータ転送動作に切り換えて不揮発性メモリ14における記憶内容の書換を継続することができる。また、アップグレード用のプログラムが実行不可能な場合にも、JTAGを使ったデータ転送動作により不揮発性メモリ14における記憶内容を書き換えることができる。
これにより、ファームウェアといった内部プログラムを確実に更新することができる。
【0059】
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、プロトコル変換器15を設けるものとして説明したが、これに限定されず、第1のCPU10が、プロトコル変換器15と実質的に同一の機能を含むようにしてもよい。
この場合、例えば図6に示すように、第1のCPU10と第2のCPU11との間を、シリアル・インタフェース及びJTAG用のインタフェースを介して結合し、第1のCPU10が実行するプログラムの制御に従って、シリアル・インタフェースを用いたデータ転送動作と、JTAG用のインタフェースを用いたデータ転送動作とを切り換えるようにすればよい。
【0060】
また、上記実施の形態では、携帯端末装置100が構成管理用の第1のCPU10及びメモリ12を備えるものとして説明したが、これに限定されず、例えば図7に示すように、シリアル入力端子4とプロトコル変換器15との間を、シリアル線5を介して結合するようにしてもよい。この場合、シリアル入力端子4に結合される外部のシステムが、上記実施の形態における第1のCPU10と実質的に同一の機能を含むことで、シリアル・インタフェースを用いたデータ転送動作と、JTAG用のインタフェースを用いたデータ転送動作とを切り換えることができる。プロトコル変換器15は、シリアル入力端子4から入力されたデータに含まれる出力切換命令等の制御信号に従って、パス切換を実行する。
【0061】
【発明の効果】
以上の説明のように、この発明によれば、ファームウェアを更新するためのプログラムが実行不能となった場合に、JTAGと称されるバウンダリ・スキャン方式を使って、不揮発性メモリにおける記憶内容を書き換えることができる。
これにより、ファームウェアといった内部プログラムを確実に更新することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の構成を示す図である。
【図2】制御処理部の構成を示す図である。
【図3】第2のCPUの構成を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の動作を説明するための処理シーケンスである。
【図5】第1のCPUの動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の変形例を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の変形例を示す図である。
【図8】従来の携帯端末装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、51 アンテナ
2、52 送受信処理部
3、53 制御処理部
4、54 シリアル入力端子
5、18 シリアル線
10、11、60、61 CPU
12、62 メモリ
13、63 RAM
14、64 不揮発性メモリ
15 プロトコル変換器
16 シリアル解析部
17 プロトコル変換処理部
20A〜20L 入出力ピン
21A〜21L バウンダリ・スキャン・セル
22 TAPコントローラ
23 コア・ロジック
100 携帯端末装置

Claims (5)

  1. ファームウェアを記憶して格納する不揮発性メモリと、
    バウンダリ・スキャン・アーキテクチャを有し、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを実行可能なプロセッサと、
    前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを含んだデータを、外部から入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたデータを前記プロセッサに転送して前記不揮発性メモリにおける記憶内容の書換を可能とする転送処理手段とを備え、
    前記転送処理手段は、
    前記プロセッサに転送するデータを、ファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式と、バウンダリ・スキャンに適合した形式とで切り換えるデータ形式切換手段と、
    前記プロセッサからデータ転送に応答して返送される確認を通知する信号を受信したか否かを判別し、受信したと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式とするべく、前記データ形式切換手段の動作を設定し、受信していないと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をバウンダリ・スキャンに適合した形式とするべく、前記データ形式切換手段の動作を設定する切換制御手段とを備える、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記プロセッサは、前記転送処理手段がデータを転送することで前記不揮発性メモリにおける記憶内容の書換が行われるより前、及び当該書換が行われた後に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  3. 前記プロセッサは、
    複数の入出力ピンと、
    前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを実行するコア・ロジックと、
    前記複数の入出力ピンと前記コア・ロジックとの間に挿入されてチェーン状に連結された複数のセルと、
    前記複数のセルを制御して、バウンダリ・スキャンにより前記不揮発メモリに書き込むデータを転送させるコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記転送処理手段によりバウンダリ・スキャンに適合した形式のデータが転送されると、バウンダリ・スキャンのための制御処理を実行して、前記不揮発性メモリに転送データを書き込むことにより、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 携帯端末装置に内蔵された不揮発性メモリにおける記憶データを書き換えるための記憶データ更新方法であって、
    データをシフトさせるシフト・レジスタとして機能するべく複数の入出力ピンとコア・ロジックとの間に挿入されてチェーン状に連結された複数のセルを備えて前記携帯端末装置に内蔵されているプロセッサが、前記不揮発性メモリにおける記憶データ書換用のプログラムを実行して、前記不揮発性メモリにおける記憶データを書き換える第1のデータ書換ステップと、
    前記第1のデータ書換ステップにて前記プロセッサが記憶データ書換用のプログラムを実行することにより前記不揮発性メモリに書き込むためのデータを含んだシリアル・データを、前記プロセッサに転送するデータ転送ステップと、
    前記データ転送ステップにおけるシリアル・データの転送に応答して、前記プロセッサから確認を通知するための信号が返送されたか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにて確認を通知するための信号が返送されていないと判別した場合に、前記プロセッサが前記複数のセルを用いて前記不揮発性メモリに書き込むためのデータを含んだ信号を、前記プロセッサに入力する信号入力ステップと、
    前記信号入力ステップにて前記プロセッサに入力された信号に従って、前記複数のセルの間でデータをシフトさせ、前記複数の入出力ピンのうちで前記不揮発性メモリに結合された入出力ピンからデータを出力することにより、前記不揮発性メモリにおける記憶データを書き換える第2のデータ書換ステップとを備える、
    ことを特徴とする記憶データ更新方法。
  5. ファームウェアを記憶して格納する不揮発性メモリと、バウンダリ・スキャン・アーキテクチャを有し、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを実行可能なプロセッサとを備える携帯端末装置において、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのファームウェア更新方法であって、
    前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを更新するためのプログラムを含んだデータを、前記携帯端末装置の外部から入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにて入力されたデータを前記プロセッサに転送して前記不揮発性メモリにおける記憶内容の書換を可能とする転送処理ステップとを備え、
    前記転送処理ステップは、
    前記プロセッサに転送するデータを、ファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式と、バウンダリ・スキャンに適合した形式とで切り換えるデータ形式変換ステップと、
    前記プロセッサから返送される確認を通知する信号を受信したか否かを判別し、受信したと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をファームウェアを更新するためのプログラムに適合した形式とするべく、前記データ形式変換ステップにおける動作を設定し、受信していないと判別すると、前記プロセッサに転送するデータの形式をバウンダリ・スキャンに適合した形式とするべく、前記データ形式変換ステップにおける動作を設定する切換制御ステップとを備える、
    ことを特徴とするファームウェア更新方法。
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