JP3760544B2 - 搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌条経路の下方部ステーションとの間で搬送物を搬入出する搬送車を分岐部を有する軌条経路上を搬送させる搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天井搬送車が地上側にある搬送物を搬送する装置としては、図12(a)・(b)に示すように、リムライナーやモノレールのように軌条経路を移動するタイプの搬送装置がある。これらの搬送装置は、それぞれ軌条経路を構成するレール56・57と、レール56・57に沿って移動する搬送車55・59とを有している。この搬送車55・59は、地上側にある搬送物を搬入出する移載機構61とこの移載機構61を昇降させる昇降機構60とを有している。これにより、軌条経路の下方部ステーションとの間で、地上側にある搬送物29を搬入出している。
【0003】
また、この搬送車55・59は、図示されないガイドローラや懸架装置58によってレール56・57を挟持する。このような構成の搬送装置では、搬送車55・59の構造上、軌条経路からの拘束が大きいため、搬送車55・59に自立的にステアを操舵することにより、走行方向を変更させ難い。従って、図12(a)・(b)に示すレール56・57は、図13(a)に示すように、軌道を変更させる変更ポイント65のレール63上に搬送車55・59が来たときに、レール63ごと移動させて他のレール64に乗り入れさせる切り替え装置62又は、図13(b)に示すように、分岐部69のレール67上に搬送車55・59が来たときに、レール67の方向を変えて他のレール68に乗り入れさせる切り替え装置66を有している。さらに、このタイプの搬送装置は、切り替え装置62・66を制御する図示しない中央制御装置を有している。そして、搬送車55・59が変更ポイント65及び分岐部69上に来たときに、図示しない中央制御装置に切り替え装置62・66を制御させることによって搬送車55・59を目的地まで走行させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図12(a)・(b)に示すように、軌条経路を移動するタイプの搬送装置は、搬送車55・59がレール56・57に拘束されるため、図13(a)・(b)に示すように、複数の変更ポイント65や複数の分岐部69を有する複雑な走行経路を必要とする場合に、複数の切り替え装置62・66が必要となる。このような切り替え装置62・66を複数設けると、切り替え装置62・66と中央制御装置との間の信号線が増加し、搬送装置の故障が増加するという問題点があった。また、軌条経路のコストが上昇し、搬送装置全体のコストの上昇につながるという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、替え装置を不要として、搬送装置全体の故障の増加とコストの上昇とを抑えることができる搬送装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、分岐部を有した軌条経路に沿わせながら搬送車を走行させることによって、該搬送車により搬入位置から搬出位置に搬送物を搬送する搬送装置において、
前記搬送装置は、前記搬入位置から前記搬出位置に走行するように前記分岐部における進行方向を求め、該進行方向を前記搬送車に指示する搬送情報指示手段と、前記搬送車に設けられ、前記搬送情報指示手段からの指示に応じた進行方向に走行方向を変更する操舵手段と、を備え、前記搬送車は、前記軌道経路上に位置して前記軌道経路上を前記搬送情報指示手段及び前記操舵手段により走行自在であるとともに、前記軌条経路の下方部ステーション上で停止してこの下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出するものであり、
前記搬送車は、前記搬送車に設けられ、前記軌道経路の下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出するため、前記搬送物を保持できる移載手段と、前記搬送車に設けられ、該移載手段を昇降させる昇降手段と、前記移載手段を前記搬送物と共に格納するように前記搬送車内に設けられた格納庫と、前記昇降手段により前記移載手段を昇降させる際に、前記移載手段を前記格納庫から出し入れできるように前記搬送車の下面に設けられた開口部と、前記搬送車に設けられ、前記格納庫と前記移載手段とを固定する固定手段と、を有し、搬送物を搬送する際には、前記移載手段で保持された搬送物を前記昇降手段で前記格納庫内に上昇させ、前記固定手段で前記移載手段を固定した状態にして、前記搬送車が前記軌道経路上を走行し、前記下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出する際には、前記搬送車の下面に設けられた前記開口部から前記移載手段を前記昇降手段により昇降させ、更に前記軌道経路に設けられた開口部を経て前記下方部ステーションまで昇降自在としたことを特徴とするものである。
搬送車に格納庫を設けることにより、搬送物と移載手段を格納庫に格納でき、移載機構と搬送物とが軌条経路上に位置するため、地上側にある搬送物を軌条経路の下方に吊り下げたまま搬送したときのように、分岐部で、移載機構と搬送物の存在が障害となり、搬送車が自立的に走行方向を変更することができないという状態を解消することができる。
以上より、軌条経路上を走行する搬送車として、分岐部でステアを操舵して自立的に分岐することができる搬送車により搬送させることができる。
即ち、軌条経路上に切り替え装置を設けなくても、各搬送車自身が走行方向を所望の進行方向に変更することができる。
これにより、従来、軌条経路が複雑化した場合は、分岐部が増えると共に切り替え装置も増えて、搬送装置全体のコストの上昇につながったが、本搬送装置の場合は、軌条経路が複雑化して、分岐部が増えても切り替え装置が不要であるため、搬送車の台数を調整することによって容易に搬送装置全体の故障の増加とコストの上昇とを抑えることができる。
【0007】
また、固定手段により、前記移載手段を搬送車に固定することによって、前記搬送車の走行時における振動による搬送物の落下を防止することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記搬送車に設けられ、前記搬送車の動力源として電力を供給するバッテリー手段又は接触式給電手段又は非接触式給電手段の何れかを有していることを特徴としたものである。
これにより、搬送車は電力を動力源として走行することができ、クリーンルームに搬送装置を設ける必要がある場合に清浄状態を確保できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図1乃至図11に基づいて説明する。
【0010】
本実施形態に係る搬送装置は、図1に示すように、軌条経路上を走行する搬送車1と、搬送情報指示装置(搬送情報指示手段)と、例えば、図11の軌条経路を構成するレール50とを有している。そして、主として、天井搬送装置として、搬送車が工場等の天井付近を走行するように、上記の軌条経路は、天井から図示されない吊りボルトにより吊り下げるように設けられている。
【0011】
上記の搬送車1は、図3・図4に示すように、台車2と、台車2の前方側及び後方側に設けられた走行機構13・13(操舵手段)と、これらの走行機構13・13間に設けられた昇降機構22・22(昇降手段)と、昇降機構22・22により昇降される移載機構27(移載手段)と、搬送情報を検知する各種センサ類を備えた搬送情報認識装置(操舵手段・昇降手段・移載手段)と、搬送情報認識装置からの検知信号等に基づいて各機構13・22・27を制御する制御装置(操舵手段・昇降手段・移載手段)と、制御装置や各機構13・22・27の駆動部等に電力を供給する充電可能な蓄電池等の蓄電用バッテリー30(バッテリー手段)とを有している。
【0012】
上記の各走行機構13は、左右一対に設けられたタイヤ8・8と、タイヤ8・8の進行角度を変更するステア機構7と、タイヤ8・8を回転駆動する駆動機構12とを有している。ステア機構7は、タイヤ8・8を回転自在に支持する一対の支持体3・3を有している。これらの支持体3・3は、中心部を紙面に対して水平方向に回動自在に軸支されていると共に、一端部同士が連結部材6により連結されている。また、一方の支持体3の回動中心には、正逆回転可能なステアモータ5がベルト4を介して接続されている。そして、このように構成されたステア機構7は、ステアモータ5の回転により一方の支持体3を左右方向に回動させることによって、連結部材6を介して他方の支持体3を同方向に回動させ、これらの支持体3・3の回動によりタイヤ8・8の進行角度を変更するようになっている。一方、駆動機構12は、他方の支持体3側のタイヤ8に固設されたプーリー11と、プーリー11にベルト10を介して接続された駆動モータ9とを有している。そして、駆動機構12は、駆動モータ9によりタイヤ8を正逆回転させることによって、搬送車1を前進および後退させるようになっている。
【0013】
また、搬送情報認識装置は、ノードマーク検知器14・14と、LED検知器15・15と、ステーションIDガイド検知器16と、搬送情報送受信アンテナ17・17とを有している。ノードマーク検知器14・14は、台車2の下面31に左右一対に設けられている。また、LED検知器15・15は、台車2の側面33・33に一対に設けられている。さらに、搬送情報送受信アンテナ17・17は、台車2の上面から突き出るように設けられている。このように搬送情報認識装置を構成する各検知器は、ノードマーク等のガイドを認識すると、検知信号等を制御装置に伝達するようになっている。
【0014】
上記の蓄電用バッテリー30は、台車2の側部に設けられている。そして、ステーション等に設けられている図示されない外部給電装置により急速充電可能となるようになっている。尚、給電装置は、本実施形態の蓄電用バッテリー30に限定されるものではない。従って、接触式の給電装置や非接触式の給電装置によっても達成される。
【0015】
上記の各昇降機構22は、左右一対に設けられたローラ19・19と、ローラ19・19に巻かれているベルト20・20と、ローラ19・19とベルト20・20をケーシングする枠体18と、移載機構27の枠体25と台車2の上面との距離を検知する近接センサ21とを有している。この近接センサ21は、枠体18の下面に設けられており、検知信号等を制御装置に伝達するようになっている。そして、このように構成された昇降機構22・22は、ローラ19・19の回転させてベルト20・20の先に設けられた移載機構27を昇降し、検知した信号等に基づいて移載機構27の位置決めをするようになっている。
【0016】
上記の移載機構27は、搬送物29を保持するハンドリング機構24と、搬送物29とハンドリング機構24との距離を検知する近接センサ23と、移載機構27を格納壁34に固定する固定機構26と、この固定機構26をケーシングする枠体25とを有している。この枠体25の下面32には、近接センサ23と、一対のハンドリング機構24とが設けられている。この近接センサ23は、検知した信号等を制御装置に伝達するようになっている。そして、このように構成された移載機構27は、ハンドリング機構24によって搬送物29を保持し、検知信号等に基づいて、ハンドリング機構24の位置決めをするようになっている。
【0017】
上記の台車2は、移載機構27を搬送物29と共に格納する格納庫28を有している。格納庫28は、台車2の中央部に設けられており、格納壁34で仕切られた空間により形成されている。また、昇降機構22・22により移載機構27を昇降させる際に、移載機構27を格納庫28から出し入れできるように台車2の下面には、開口部2aが設けられている。
【0018】
図5(a)・(b)に示すように、上記の固定機構26は、移載機構27の枠体25の中心部に設けられている。固定機構26は、回動可能に中心部を軸支された回転子35と、四方の格納壁34に対して進退移動自在に設けられた固定用棒36と、回転子35と固定用棒36とを連結するピン37とを有している。また、この格納壁34には、固定用棒36の進出方向に対応した位置に嵌合穴34aが形成されている。そして、この固定機構26は、回転子35を紙面上、反時計回りに回動させることによって、一斉にピン37を介して固定用棒36を台車2の格納壁34の嵌合穴34aに進出させて格納壁34への固定を行うようになっている一方、回転子35を時計回りに回動させることによって、固定用棒36を後退させて、固定を解除するように形成されている。
【0019】
上記の搬送情報を認識した搬送車1が走行する軌条経路は、図11に示すように、編み目上に構成されている。上記の軌条経路は、ステーション46に停車している搬送車を追い越しする追い越し部45と、搬入出位置となるステーション46と、複数の走行経路を可能とする分岐部51・52と、分岐部51等を結合するレール50とを有している。
【0020】
上記の追い越し部45は、図6に示すように、一の走行路を構成するレール50とステーション46に向かう経路(本経路47a)とステーション46に停車している搬送車1を追い越しする追い越し経路47bとを連結する平板部50aにより形成されている。この追い越し経路47bは、搬送車1がステーション46を回避して再び本経路47aに乗り入れられるように形成されている。一方、本経路47aは、追い越し部45・45間を連結する平板状の走行部49によって形成されている。この平板状の走行部49には、移載機構27及び搬送物29を昇降させるための開口部49aが設けられている。そして、その付近をステーション46とする。尚、ステーション46は、地上側も含むもので、特に、搬送物29の搬入出位置の地上側を、下方部ステーション46とする。
【0021】
上記の分岐部51は、図7(a)に示すように、一の走行経路を構成するレール50と双方向に分岐する走行経路とを連結する平板部50bにより形成されている。また、上記の分岐部52は、図7(b)に示すように、四方状に分岐するレール50を連結する平板部50cにより形成されている。さらに、上記の分岐部53は、図7(c)に示すように、一の走行経路を構成するレール50と双方向に分岐する走行経路とを軌条状を保ったまま連結するように形成されている。
【0022】
上記の搬送情報指示装置は、図示しない中央指示装置と、図8・図9に示すように、分岐部51・52を示すノードマーク41と、ステーション46に他の搬送車1が停止していることを示すLEDランプ42と、ステーション46に到達したことを示すLEDランプ43と、ステーション46のIDを示すガイド44との総称を示している。
【0023】
ノードマーク41は、平板部50a上で、搬送車1に設けられたノードマーク検知器14と対向する位置に設けられている。また、LEDランプ42は、平板部50aの側方に搬送車1に設けられたLED検知器15と同じ高さとなるように設けられている。このノードマーク41は、搬送車1が追い越し部45等に到達したことを示すようになっている。そして、LEDランプ42は、ステーション46に他の搬送車1が停止しているか否かを示すようになっている。
【0024】
LEDランプ43は、搬送車1に設けられたLED検知器15と同じ高さとなるように、搬送車1の側方の平板状の走行部49上に左右一対に設けられている。ステーションのIDを示すガイド44は、搬送車1に設けられたステーションIDガイド検知器16と同じ高さとなるように、搬送車1の側方の平板状の走行部49上に設けられている。このLEDランプ43は、搬送車1がステーション46に到達したことを示すようになっている。また、このステーションのIDを示すガイド44は、搬送車1にステーションのID番号を示すようになっている。
【0025】
以上説明した構成は、一実施形態であり、これに限定されるものではない。従って、上記の搬送情報指示装置(搬送情報指示手段)は、有線・無線通信機や磁気式・電磁式ガイドや光学式ガイド等とによって達成される。また、上記の搬送情報認識装置は、磁気式・電磁式・光学式センサや、有線・無線通信機によって達成される。さらに、上記の移載機構24は、ハンドリング機構24の他に電磁式の磁力によって保持する装置によっても達成される。また、図11に示す分岐部51は、図7(c)に示すように、タイヤ8・8に沿った形状の分岐部53でもよい。尚、本実施形態は、天井に設けられた搬送装置に限られず、地下にある搬送物29を移載して地上まで昇降させ、搬送する搬送装置が地上に設けられた場合でも達成される。
【0026】
上記の構成において、搬送車1が走行開始地点から走行して搬出処理を終了するまでの動作について図10・図11により説明する。尚、図11に示すように、搬送車1の走行経路を走行開始地点Aから第7ステーションSt7までとし、搬入位置となる搬入ステーションを第2ステーションSt2とし、搬出位置となる搬出ステーションを第7ステーションSt7として説明する。
【0027】
蓄電用バッテリー30を有する搬送車1は、蓄電量が一定値以下となっている場合には、図示されない外部給電装置から電力の供給を受ける。このように搬送車は電力を動力源として走行することができ、クリーンルームに搬送装置を設ける必要がある場合にも清浄状態を確保ができる。
【0028】
以上のように、走行可能状態にある搬送車1は、図10・図11に示すように、走行開始地点Aで、搬送情報送受信アンテナ17によって、図示されない中央指示装置に経路指示の要請をする(S1)。図示しない制御装置によって、図示しない中央指示装置が送信した搬送情報を受信したか否かを判定する(S2)。その搬送情報を受信していないと判定した場合には(S2,NO)、S1の経路指示の要請処理を継続する。
【0029】
次に、S2において、その搬送情報を受信したと判定した場合には(S2,YES)、図示されない制御装置により、搬送情報を参照後、走行を開始する(S3)。走行開始地点Aから走行開始後、第1ステーションSt1の手前の追い越し部45aのノードマーク41aに到達したか否かをノードマーク検知器14によって判定する(S4)。そのノードマーク41aに到達していないと判定した場合には(S4,NO)、S4に移行し、ノードマーク41aに到達するまで走行を継続する。
【0030】
次に、S4において、ノードマーク検知器14によって、第1ステーションSt1の手前の追い越し部45aのノードマーク41aに到達したと判定した場合には(S4,YES)、LEDランプ42aが点灯しているか否かをLED検知器15で検知することによって、第1ステーションSt1に他の搬送車1が停車しているか否かを判定する(S5)。LEDランプ42aが点灯しておらず、第1ステーションSt1に他の搬送車1が停車していないと判定した場合には(S5,NO)、ノードマーク検知器14によって、第1ステーションSt1の手前の追い越し部45aのノードマーク41aを認識する(S7)。そして、図示されない制御装置によって、搬送情報を参照して、走行方向を認識する(S8)。走行方向を認識すると、図示されない制御装置が図3に示すように、ステアモータ5を制御し、ステア機構7を通じて操舵処理を行う(S9)。尚、第1ステーションSt1の手前の追い越し部45aでは、搬送車1は直進するため、ステア機構7は変動しない。
【0031】
そして、図9・10に示すように、第1ステーションSt1に到達したか否かを判定する(S10)。第1ステーションSt1に到達していないと判定した場合には(S10,NO)、S4に移行し、第1ステーションSt1に到達するまで本経路47aを走行する。
【0032】
次に、S10において、第1ステーションSt1に到達したと判定した場合には(S10,YES)、LED検知器15で、第1ステーションSt1に設けられたLEDランプ43が点灯していることを検知して、第1ステーションSt1に到達したことを認識する(S11)。そして、ステーションIDガイド検知器16で読み取った第1ステーションSt1のID番号と第2ステーションSt2のID番号が一致するか否かを判定する(搬入ステーションの判定処理)(S12)。第1ステーションSt1のID番号と第2ステーションSt2のID番号が一致しない場合には(S12,NO)、さらに、ステーションIDガイド検知器16で読み取った第1ステーションSt1のID番号と搬出ステーションSt7のID番号が一致するか否かを判定する(搬出ステーションの判定処理)(S15)。そして、第1ステーションSt1のID番号と搬送情報の第7ステーションSt7のID番号が一致しない場合には(S15,NO)、S4に移行し、走行を継続し、第1ステーションSt1を通過する。そして、第2ステーションSt2の手前の追い越し部45bのノードマーク41bに到達するまで走行を継続する。
【0033】
そして、第1ステーションSt1に到達して、認識したときと同様の手順で、第2ステーションSt2を認識する(S11)。そして、搬入ステーションの判定処理を行う(S12)。
【0034】
次に、S12において、ステーションIDガイド検知器16で読み取った第2ステーションSt2のID番号と搬送情報の第2ステーションSt2のID番号が一致すると判定した場合には(S12,YES)、第2ステーションSt2に停止する(S13)。そして、固定機構26の固定を解除して、図1・図9に示すように、移載機構27を台車2の開口部2aから出し、走行部49に設けられた開口部49aを通して、第2下方部ステーションSt2のある位置に降ろし、ハンドリング機構24により、搬送物29を保持する。そして、再び移載機構27を台車2に格納する。これにより、移載機構27と搬送物29とが軌条経路上に位置するため、昇降機構22によって吊り下げられた移載機構27と搬送物29とが分岐する際に、障害となって、搬送車1が自立的に走行方向を変更することができないという状態を解消することができる。また、工場等の空間内で搬送装置を配設する空間を最小限にでき、作業空間を大きく確保することができる。そして、再び移載機構27と格納壁34とを固定する。これにより、搬送車1の走行時における振動による搬送物の落下を防止でき、安全性を向上させることができる。以上のように搬入処理を行い(S14)、再び、図10・図11に示すように、S3の走行開始状態に移行し、分岐部52aのノードマーク41cに到達するまで走行を継続する。
【0035】
そして、分岐部52cのノードマーク41cに到達すると、追い越し部45aで操舵処理(S9)をするときと同様の手順で分岐部52cで操舵処理を行う(S9)。尚、ステア機構7によって、第3ステーションSt3の存在する方向に、進行方向を変更して搬送車1を操舵する。これにより、本搬送装置は図13(a)・(b)に示す切り替え装置62・66が不要であるため、搬送車1の台数を調整することによって容易に搬送装置全体の故障の増加とコストの上昇とを抑えることができる。そして、第3ステーションSt3の手前の追い越し部45dのノードマーク41dに到達するまで走行を継続し(S10,NO)、S4に移行する。
【0036】
次に、図10・図11に示すように、S5において、LEDランプ42dが点灯しており、第3ステーションSt3に他の搬送車1が停車していると判定した場合には(S5,YES)、その搬送情報を認識した図示しない制御装置が、上記の操舵処理(S9)と同様の手順で搬送車1を操舵して、第3ステーションSt3を回避する(S6)。そして、追い越し経路47bを走行し(S10,NO)、S4に移行する。これにより、図13(a)・(b)に示す切り替え装置62・66を有する搬送装置に比べて、切り替え作業中に発生する待ち時間を少なくでき、走行開始地点から目的地に到達するまでの時間的ロスを減少させることで、搬送能力を向上させることができる。
【0037】
その後、分岐部52cを通過したときと同様の手順で分岐部52e及び分岐部51を通過する。そして、走行を継続し、第1ステーションSt1に到達したときと同様の手順で第7ステーションSt7に到達し(S10)、認識する(S11)。搬入ステーションの判定処理を行った後(S12,NO)、搬出ステーションの判定処理を行う(S15)。
【0038】
次に、S15において、ステーションIDガイド検知器16で読み取った第7ステーションSt7のID番号と搬出ステーションのID番号が一致する場合には(S15,YES)、第7ステーションSt7に停止する(S16)。第2ステーションSt2での搬入処理(S14)と同様に、固定機構26の固定を解除して、移載機構27を降ろす。そして、搬送物29を降ろした後、再び移載機構27を台車2に格納する。以上のように搬出処理を行う(S17)。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、分岐部を有した軌条経路に沿わせながら搬送車を走行させることによって、該搬送車により搬入位置から搬出位置に搬送物を搬送する搬送装置において、
前記搬送装置は、前記搬入位置から前記搬出位置に走行するように前記分岐部における進行方向を求め、該進行方向を前記搬送車に指示する搬送情報指示手段と、前記搬送車に設けられ、前記搬送情報指示手段からの指示に応じた進行方向に走行方向を変更する操舵手段と、を備え、前記搬送車は、前記軌道経路上に位置して前記軌道経路上を前記搬送情報指示手段及び前記操舵手段により走行自在であるとともに、前記軌条経路の下方部ステーション上で停止してこの下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出するものであり、
前記搬送車は、前記搬送車に設けられ、前記軌道経路の下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出するため、前記搬送物を保持できる移載手段と、前記搬送車に設けられ、該移載手段を昇降させる昇降手段と、前記移載手段を前記搬送物と共に格納するように前記搬送車内に設けられた格納庫と、前記昇降手段により前記移載手段を昇降させる際に、前記移載手段を前記格納庫から出し入れできるように前記搬送車の下面に設けられた開口部と、前記搬送車に設けられ、前記格納庫と前記移載手段とを固定する固定手段と、を有し、搬送物を搬送する際には、前記移載手段で保持された搬送物を前記昇降手段で前記格納庫内に上昇させ、前記固定手段で前記移載手段を固定した状態にして、前記搬送車が前記軌道経路上を走行し、前記下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出する際には、前記搬送車の下面に設けられた前記開口部から前記移載手段を前記昇降手段により昇降させ、更に前記軌道経路に設けられた開口部を経て前記下方部ステーションまで昇降自在としたことを特徴とした構成である。
搬送車に格納庫を設けることにより、搬送物と移載手段を格納庫に格納でき、移載機構と搬送物とが軌条経路上に位置するため、地上側にある搬送物を軌条経路の下方に吊り下げたまま搬送したときのように、分岐部で、移載機構と搬送物の存在が障害となり、搬送車が自立的に走行方向を変更することができないという状態を解消することができるという効果を奏する。
以上より、軌条経路上を走行する搬送車として、分岐部でステアを操舵して自立的に分岐することができる搬送車により搬送させることができる。即ち、軌条経路上に切り替え装置を設けなくても、各搬送車自身が走行方向を所望の進行方向に変更することができる。
これにより、従来、軌条経路が複雑化した場合は、分岐部が増えると共に切り替え装置も増えて、搬送装置全体のコストの上昇につながったが、本搬送装置の場合は、軌条経路が複雑化して、分岐部が増えても切り替え装置が不要であるため、搬送車の台数を調整することによって容易に搬送装置全体の故障の増加とコストの上昇とを抑えることができるという効果を奏する。
【0040】
また、固定手段により、前記移載手段を搬送車に固定することによって、前記搬送車の走行時における振動による搬送物の落下を防止することができるという効果を奏する。
【0041】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記搬送車に設けられ、前記搬送車の動力源として電力を供給するバッテリー手段又は接触式給電手段又は非接触式給電手段の何れかを有していることを特徴とした構成である。これにより、搬送車は電力を動力源として走行することができ、クリーンルームに搬送装置を設ける必要がある場合に清浄状態を確保できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送車の搬入出処理を説明する図である。
【図2】本発明の搬送車の走行時を説明する図である。
【図3】本発明の搬送車を平面視して説明する図である。
【図4】本発明の搬送車を側面視した説明する図である。
【図5】本発明の搬送車に設けられた固定機構を平面視及び側面視して説明する図である。
【図6】本発明の軌条経路の追い越し部とステーションとの説明図である。
【図7】本発明の軌条経路の分岐部の説明図である。
【図8】本発明の軌条経路の追い越し部におけるノードマークとLEDランプと、検知器との関係を説明した図である。
【図9】本発明の軌条経路のステーションにおけるLEDランプとIDを示すガイドと、検知器との関係を説明した図である。
【図10】本発明の搬送車が走行開始してから搬出処理を終了するまでの動作をフローチャートに示した図である。
【図11】本発明の軌条経路の模式図である。
【図12】従来の搬送装置を説明する図である。
【図13】従来の軌条経路の切り替えポイント及び分岐部を説明する図である。
【符号の説明】
1 搬送車 (2台車)
7 ステア機構 (3支持体、4ベルト、6連結部材、5ステアモータ)
8 タイヤ
12 駆動機構 (9駆動モータ、10ベルト、11プーリー)
13 走行機構 (7ステア機構、12駆動機構)
14 ノードマーク検知器
15 LED検知器
16 ステーションID検知器
17 搬送情報送受信アンテナ
22 昇降機構 (18枠体、19ローラ、20ベルト、21近接センサ)
27 移載機構 (23近接センサ、24ハンドリング機構、25枠体、26固定機構)
28 格納庫
29 搬送物
30 蓄電用バッテリー
Claims (2)
- 分岐部を有した軌条経路に沿わせながら搬送車を走行させることによって、該搬送車により搬入位置から搬出位置に搬送物を搬送する搬送装置において、
前記搬送装置は、前記搬入位置から前記搬出位置に走行するように前記分岐部における進行方向を求め、該進行方向を前記搬送車に指示する搬送情報指示手段と、
前記搬送車に設けられ、前記搬送情報指示手段からの指示に応じた進行方向に走行方向を変更する操舵手段と、を備え、前記搬送車は、前記軌道経路上に位置して前記軌道経路上を前記搬送情報指示手段及び前記操舵手段により走行自在であるとともに、前記軌条経路の下方部ステーション上で停止してこの下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出するものであり、
前記搬送車は、前記搬送車に設けられ、前記軌道経路の下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出するため、前記搬送物を保持できる移載手段と、
前記搬送車に設けられ、該移載手段を昇降させる昇降手段と、
前記移載手段を前記搬送物と共に格納するように前記搬送車内に設けられた格納庫と、
前記昇降手段により前記移載手段を昇降させる際に、前記移載手段を前記格納庫から出し入れできるように前記搬送車の下面に設けられた開口部と、
前記搬送車に設けられ、前記格納庫と前記移載手段とを固定する固定手段と、を有し、
搬送物を搬送する際には、前記移載手段で保持された搬送物を前記昇降手段で前記格納庫内に上昇させ、前記固定手段で前記移載手段を固定した状態にして、前記搬送車が前記軌道経路上を走行し、
前記下方部ステーションとの間で前記搬送物を搬入出する際には、前記搬送車の下面に設けられた前記開口部から前記移載手段を前記昇降手段により昇降させ、更に前記軌道経路に設けられた開口部を経て前記下方部ステーションまで昇降自在としたことを特徴とする搬送装置。 - 前記搬送車に設けられ、前記搬送車の動力源として電力を供給するバッテリー手段又は接触式給電手段又は非接触式給電手段の何れかを有していることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
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