JP3758098B2 - 塗布方法および塗布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は連続走行している帯状支持体(以下、「ウエブ」という)に塗布液を塗布する方法及び装置に関するものであり、更に詳しく改良されたバー及ローラ塗布方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来バー塗布方法については、支持部材に支持され、かつウエブに接触しつつ該ウエブと同方向に毎分4メートル以上の線速度で回転するバーの前記ウエブとの接触部の直前において、液だまりが形成されるように塗布液を供給し、該バーにより前記ウエブに塗布液を塗布することを特徴とする塗布方法として、特公昭58−4589号公報が開示されており、図8にはその実施態様を示すバー塗布装置が示されている。
図8において、バー支持部材4に支持され、かつウエブ1に接触しつつ該ウエブにおいて液だまり及びビード6が形成されるように塗布液3を供給し、該コーティングロッド(バー)2より前記ウエブ1に塗布液3を塗布することを特徴とするものである。
この改善策として、被塗布体を塗布流体で浮上させて塗布する装置として、塗布すべき流体を噴出するための噴出口を有し、且つ該噴出口に塗布ローラを設けた塗布装置本体をストリップに近接支持せしめ、上記噴出口から噴出される流体により上記塗布ローラを介しストリップを浮上支持しつつ流体塗布を行い得るように構成したことを特徴とする被塗布体を塗布流体上に浮上させて塗布する装置として、特公昭57−55468号公報に示すものが開示されている。これは図7に示すように塗布すべき流体を噴出するための噴出口7を有し、且つ該噴出口7に塗布ローラ8を設けた塗布装置本体9をストリップ10に近接せしめ、上記噴出口7から噴出される流体により上記塗布ローラ8を介しストリップ10を浮上支持しつつ、流体塗布を行い得るように構成したことを特徴とする被塗布体を塗布流体上に浮上させて塗布する装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらバー塗布方法またはローラ塗布方法は過剰液をウエブに転移させた後、静止もしくはウエブと順方向又は逆方向に任意の周速で回転しているバーにより過剰液を掻き落として、所望の塗布量とするものである。
図8の塗布方法において、バーまたはローラ2がバー支持部材4と接触して、バーまたはローラ2、バー支持部材4に部分的な傷をつけることがあり、この傷が均一な塗布面状を乱すことがある。また、分散液に対しては、バーまたはローラと支持部材間の剪断力により凝集物を発生して、均一な塗布面状を乱すことがある。 なお、この改善策としてバーまたはローラをバー支持部材から浮上させることが考えられるが、特公昭57−55468号公報記載の図7においては、塗布ローラ8を浮上させてストリップ10に圧延油や防錆油などの高粘度の液を塗布する方法が出されている。しかしこの方法を一般の塗布方法に通用した場合、液が低粘度のため幅方向にわたり液供給量に分布ができ、塗布ローラ8が均一に浮上しない。その結果、厳密な精度が要求される紙、プラスチックシート等のウエブへの比較的低粘度の液を低塗布量で塗布するケースに適用すると、塗布ローラが部分的に塗布装置本体9と接触して、塗布ローラ8・塗布装置本体9の摩耗、凝集物の発生による塗布面状の乱れが発生する問題がある。
【0004】
本発明の目的は従来の問題点を解消し、バーまたはローラを液圧により支持部材から一定のクリアランスを保つよう幅方向均一に浮上させ、バー又はローラ回転速度を高速にした場合、低粘度領域で液粘度を上げた場合、液供給量を低下した条件下においても、バー又はローラと支持部材間の液量が幅方向にわたって均一になるようにして、バーまたはローラとウエブの間に形成されるビードを幅方向にわたって均一にして、バーまたはローラ及びその支持部材が摩耗したり凝集物の発生による塗布面状の乱れがない安定した塗布方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、
1.直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバー又はローラ塗布方法において、前記支持部材が液供給管に続いて液が充満する空洞を具備し、該空洞はスリットを介して該液だまりに通じ、該液だまりの液圧によって前記バーまたはローラを支持し、該バーまたはローラによって前記ビードに塗布液を供給し、かつ前記支持部材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまたはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設けたことを特徴とする塗布方法。
2.直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバー又はローラ塗布装置において、前記支持部材が液供給管に続いて液が充満する空洞及び該空洞と該液だまりとを連結するスリットを具備し、該液だまりの液圧によって前記バーまたはローラを支持し、該バーまたはローラによってビードに塗布液を供給しかつ前記支持部材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまたはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設けたことを特徴とする塗布装置。
3.前記バーまたはローラと支持部材がなすクリアランスの狭くなる部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部に塗布液を供給する供給口を堰壁に1箇所以上設けたことを特徴とする前記2に記載の塗布装置。
によって達成される。前記バーまたはローラの径は2〜200mmであることをが好ましい。また、前記スリットは前記バーまたはローラに対して対称な位置関係で2つ以上設けられることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴は支持部材が液供給管と空洞とスリットを通して液だまりに通じる構成を有し、液圧によって前記ローラを支持し、ビードに塗布液を供給することにある。即ち液供給管は塗布液をタンクより支持部材に供給する管であり、元来は1本であるが、複数本あってもかまわない。次に空洞は所謂キャビティとも呼ばれているもので、供給管より塗布液を供給され、塗布幅全体に及びその空間によって管内の塗布液の動圧を静圧に変換し、空洞内を均一な圧にする働きを有するものである。したがってその寸法は動圧を静圧に変換するための広さが望ましい。具体的には空洞の直径は供給管径をDとすると2D〜4Dが望ましい。次にスリットであるが、塗布幅方向に均一に塗布液を分布し、且つ塗布液圧によってローラを全幅にわたって均一に支えるため、前記空洞内の静圧が更に動圧を含めた全圧に変換されることになる。スリットの間隙としては0.2mm〜0.7mmが好ましい。又液だまりは、前記バー又はローラを支持するためにバー又はローラと同心円になる形状が好ましく、スリットより出た塗布液がバー又はローラをスリットの当る一線で支えるだけでなく、液だまりの液全体によっても均一に支えることが望ましい。支持部材の前記液供給管,液が充満する空洞,スリットそして液だまりの構造が、バー又はローラを全塗布幅にわたって均一に支えることになるのである。この構造は比較的低い粘度の塗布液を取扱う時には必要なことである。そして幅方向に均一に供給された塗布液が液だまりに供給されることにより、更にローラの回転とウエブの走行によって出来るビードが幅方向に均一となり、良好な塗布品質を得ることが出来る。
【0007】
本発明の特徴はバーまたはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり部分の上部に更に拡張した第2の液だまりを設けて、塗布液を巾方向にわたって均一に溜めることにあり、比較的バーまたはローラ回転速度を高速にした場合,液粘度を上げた場合,液供給量を低下した場合に請求項1,3に更に用いられる。第2の液だめ部を設ける方法としては、支持部材先端に第2の液だめ部を設けた形状にする方法と、支持部材先端外側に堰部材を設ける方法の2つがある。支持部材先端に第2の液だめ部を設けた形状にする方法では、第2の液だめ部に溜まった液の液面がバーまたはローラに接触しても走行するウエブに直接接触しない高さにする必要がある。ただし、塗布液種類によって塗布面状を乱すことがない場合は、ウエブの上流側支持部材先端は、液面がウエブに接触してウエブと支持部材先端間でビードを形成するような高さにしても良い。また、第2液だめ部の断面積が0.01〜100cm 2 、好ましくは0.1〜20cm 2 になるような形状が好ましい。支持部先端外側に堰を設ける方法では、堰部材の高さは支持部材先端高さ以上であり、バーまたはローラに接触して走行するウエブに溜まった液面が接触しない高さにする必要がある。ただし、塗布液種類によって塗布面状を乱すことがない場合は、ウエブの上流側堰部材は、液面がウエブと堰部材間でビードを形成するような堰高さにしても良い。また、第2の液だめ部の断面積が0.01〜100cm 2 、好ましくは、0.1〜20cm 2 になるような形状が適当である。
【0008】
前記バー又はローラの径は、バーの場合とローラの場合とで、その径の大小が異なるが、2〜200mmの範囲であり、好ましくは5〜20mmである。又スリットの本数は1本に限られず、複数本であっても構わないが、複数本の場合にはバー又はローラに対して対称位置になるように設けられることが好ましい。
【0009】
バーとは一定の径を有するワイヤーをロッドの表面に密に巻きつけたもの、或いはロッド自身の表面に一定の幅、深さを有する溝を一定ピッチで設けたものが用いられる。またバーは静止させて用いたり、或いは間歇的に回転させたり、或いはウエブと逆方向にウエブより遅い周速度で回転させたりするのが通常である。また塗布量はワイヤーバーのワイヤー径、溝切りバーの溝の深さ、ピッチ等を適宜選択することにより容易に正確にコントロールすることが出来る。
【0010】
また、第2の液だめ部に塗布液の供給口を設けて液を供給する場合は、供給口は幅方向において両側からまたは片側から、液供給口は幅方向に向けて液が幅方向に流れるように設置する。また、幅方向の1箇所以上で支持部材先端または堰に供給口を設けてバーに向けて塗布液を供給してもよい。さらに、供給液量によってはオーバーフローする液の流れ状況によりバーまたはローラとウエブ間に形成するビードを乱すことがあり、供給液量をコントロールする必要がある。そこで、この液供給系統をバーまたはローラ塗布装置に供給する配管から分岐して利用する場合は、供給配管にボールバルブ等を設置して、バルブの開度調整等で液量をコントロールする。また、供給管を独立した液供給系統として、ポンプのコントロールにより供給量をコントロールしてもよい。供給量は0.01〜1.0cc/s/cm、好ましくは0.01〜0.2cc/s/cmが適当である。
【0011】
本発明の実施態様を図を用いて説明する。
図1は本発明の1実施態様を説明する側面図である。連続走行しているウエブ1に、バー支持部材11に依って支持されたコーティングロッド(バー)2が接触し、塗布をしている。支持部材11は塗布液供給管12に連絡される供給口より塗布液3を供給され、前記支持部材11が液供給管12に続いて液が充満する円筒状空洞13を有し、該空洞13からスリット14を通して液だまり15に通じ、該液だまり15内の液圧によって前記バー又はローラ2を支持し、該バー又はローラ2によってビード16に塗布液3を供給することを特徴とするバー又はローラ塗布装置である。
図2は図1に示した支持部材の先端形状を示す部分拡大図である。(a)はバー外径は同心円形,(b)はバー外径に接線状,(c)は上流側が同心円形,下流側に接線状を用いたものである。
図3は本発明の他の1実施態様であり、支持部材11は塗布液供給管12に連絡される供給口により塗布液3を供給され、前記支持部材11が液供給管12に続いて拡大変形された空洞17を有し、該液だまり15内の液圧によって前記バー又はローラ2を支持し、該バー又はローラ2によってビード16に塗布液3を供給することを特徴とするバー又はローラ塗布装置である。
【0012】
図4は本発明のの1実施態様を説明する側面図である。
支持部材11は液供給管12に続いて液が充満する空洞13を具備し、該空洞13はスリット14を介して液だまり15に通じ、該液だまり15の液圧によってバーまたはローラを支持し、該バーまたはローラによってビード16に塗布液を供給し、ウエブに接触しつつ回転する該バーまたはローラ2によって該液だまり15および該ビード16を経て該ウエブに塗布液を塗布している。その場合、ウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまたはローラ2と支持部材11がなす間隙の狭くなる部分17の上部に更に拡張した第2の液だめ部18を設けて、常に該バーまたはローラと支持部材11の間に塗布液が満たされることにより、該バーまたはローラとウエブ間に形成されるビード16を安定にすることを特徴とするバーまたはローラ塗布装置である。
図5は本発明の他の1実施態様であり、支持部材11は液供給管12に続いて液が充満する空洞13を具備し、該空洞13はスリット14を介して液だまり15に通じ、該液だまりの液圧によってバーまたはローラを支持し、該バー2またはローラによってビード16に塗布液を供給し、ウエブに接触しつつ回転する該バーまたはローラ2によって該液だまり15および該ビード16を経て該ウエブに塗布液を塗布している。ウエブ走行方向の上流と下流の両側の支持部材先端外側に堰部材19を設けて、常に該バーまたはローラと支持部材間に塗布液が満たされることにより、該バーまたはローラとウエブ間に形成されるビード16を安定にすることを特徴とするバーまたはローラ塗布装置である。
図6は本発明の他の1実施態様であり、支持部材11は液供給管12に続いて液が充満する空洞13を具備し、該バーまたはローラによってビード16に塗布液を供給し、ウエブに接触しつつ回転する該バーまたはローラ2によって該液だまり15および該ビード16を経て該ウエブに塗布液を塗布している。ウエフ走行方向の上流と下流の両側の支持部材堰19によって更に拡張した第2の液だめ部18を設けて、さらに拡張した第2の液だめ部18に塗布液を供給する液供給口20を設けて、常に該バーまたはローラと支持部材間に塗布液が満たされることにより、該バーまたはローラとウエブ間に形成されるビード16を安定することを特徴とするバーまたはローラ塗布装置である。
【0013】
更に本発明について説明を加えると、本発明において、使用される塗布液はとくに限定されるものではなく、高分子化合物の水または有機溶媒液,顔料水分散液,コロイド溶液等が利用しうる。また塗布液の物性もとくに限定されるものではないが、粘度は低い方が適しており、100cp以下、特に50cp以下の塗布液が適している。表面張力も特に限定されないが、50dyne/cm以下で特に好ましい結果が得られる。
【0014】
また本発明に使用さるウエブとしては、紙、プラスチックフィルム、レジンコーティッド紙、合成紙等が包含される。プラスチックフィルムの材質は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のビニル重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテート等のセルロースアセテート等が使用される。またレジンコーティッド紙に用いる樹脂としては、ポリエチレンをはじめとするポリオレフィンが代表的であるが、必ずしもこれに限定されない。
ウエブの厚みも特に限定さないが、0.01mm〜1.0mm程度のものが取扱い、汎用性より見て有利である。
【0015】
本発明において使用さるバーは、ワイヤーバー、溝切りバーを包含する。
本発明においてワイヤーバーを使用する場合、適切なバーの径は5mm〜20mm、より好ましくは6mm〜15mmである。これより径を大とすると、塗膜に縦スジが発生しやすく好ましくない。またこれより径が小の場合には、製作上において困難を生じてしまう。ワイヤーの径は0.07〜1.0mm、好ましくは0.07〜0.4mmが適当である。これより大きいときは塗布量が多くなり過ぎ、高速薄層塗布に有効なバー塗布法の使用法として適切ではなく、またこれより小さいときはワイヤーを巻いてワイヤーバーを製作することが困難になると共に強度的にも問題が出てくる。ワイヤーの材質としては金属が用いられるが、耐蝕性、耐摩耗性、強度等の観点からステンレス鋼が最も適している。このワイヤーには更に耐摩耗性を向上させるため、表面にメッキを施すことも出来る。とくにハードクロムメッキが適している。
また本発明において溝切りバーを使用する場合、溝のピッチは0.1〜0.5mm、好ましくは0.2〜0.3mmが適当であり、断面形状としては正弦曲線に近似したものがとくに適している。しかしながら、必ずしもかような断面形状に限定されることなく、他の断面形状のものも使用することが出来る。一般に溝切りバーとワイヤーバーとは一定の対応関係があり、それぞれ断面における凸部の頂を結んだ線より下方にある空間の単位長さ当りの面積が等しい場合に、同一条件下における同一塗布量の塗布に適しているとされている。したがってかような対応関係に基き、ワイヤーバーにおける知見より適切な溝切りバーを選択することが出来る。
【0016】
バーの材質としては、耐蝕性、強度の面より金属が好ましく、とくにステンレス鋼が適している。
また溝切りバーの材質としては、耐蝕性、強度、耐摩耗性の面より金属とくにステンレス鋼が適している。
バー支持部材はバーが高速で回転するため、バー(ワイヤーバーにあってはワイヤー)との間の摩擦抵抗が小さい材質のものが選択されなければならない。本発明に好ましく用いられるバー支持部材の材質としては、たとえば、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂等を挙げることが出来、これらのうちでもテフロン(米国DuPont社商品名)の名で知られるポリテトラフルオルエチレン、デルリン(米国DuPont社商品名)の名で知られるポリアセタール樹脂が摩擦係数、強度の点でとくに好適である。更に、これらのプラスチック材料にグラスフアイバー、グラフアイト、二硫化モリブデン等の充填剤を添加したものも用いることが出来る。更には、バー支持部材を金属材料で製作した後、その表面に前述の如きプラスチック材料をコーティングしたり、貼りつけたりして、バーととの間の摩擦係数を小さくさせてもよい。或いは、各種金属材料に前述の如きプラスチック材料を含浸させたもの、たとえば、アルミニウムにポリテトラフルオルエチレンを含浸させたものをバー支持部材に用いることも出来る。
【0017】
本発明において、適当な液だまり及びビードの大きさは各条件により適当な大きさを異にするが、これは塗布液の粘度等の物性、バーの構造と回転速度、ウエブの走行速度等により変化するので、液だまりの大きさ自身を規定することはさしたる意義はなく、むしろコントロールしうるこれらのパラメーターをいかに選ぶかを検討するのが現実的である。
これらの条件をいかに選択すべきかは、複数のパラメータが複雑にからみ合っているため、結局のところ実験により決定すべきであるが、一般的に述べると、バーの回転周速度Vbとウエブの走行速度Vwの比には制限があり、好ましい結果を与えるVb/Vwの最小値は、塗布液の粘度が大なる程、ワイヤーの径(溝切りバーではこれに対応する溝のピッチ又は深さ、幅)が小なる程、また塗布速度すなわちウエブの走行速度Vwが大なる程、小さくなることが認められている。しかしながら、Vbがあまり大きくなると、バーが摩耗しやすく、空気を巻き込みやすくなるので、Vbは出来るだけ小さいことが望ましい。また写真感光材料の如くスリ傷がとくに問題となる分野での塗布では、バーとウエブとの間に相対速度がない条件、すなわちVb/Vwがほぼ1であるように条件を設定することが望ましい。
【0018】
【実施例】
(実施例−1)
図1に示すように液溜まり15とバー2の真下に位置するスリット14と空洞13とで構成する形状とした支持部材11を用いて、バー径12mm、ウエブテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜45°の条件において、粘度1〜50cPの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/cmの流量とした場合、いづれの支持部材を用いてもバー2が幅方向均一に30μm以上浮上した。なお、バー2の回転周速度は0〜200m/minとしたが、いづれの速度においても浮上量は一定であり、浮上量の幅方向分布精度も2μm以内であった。この条件で、以下の効果が確認できた。
▲1▼通常では、10分以下でバーに傷が発生することがあるが、本発明では24時間以上連続運転してもバーの傷が全くなかった。
▲2▼通常では、10分以下で支持部材に傷が発生することがあるが、本発明では24時間以上連続運転しても支持部材の傷が全くなかった。
▲3▼固体粒子分散液、エマルジョンにおいて、従来のコーターでは5分以内に凝集物が発生していたが、今回のコーターでは24時間以上連続運転しても凝集物が全く発生しなかった。
以上のようなことにより、塗布面状の乱れがない安定塗布が実現できた。
【0019】
(実施例−2)
図1に示すように液溜まり15とロール2の真下に位置するスリット14と筒状の空洞13とで構成する形状とした支持部材11を用いて、ロール径200mm、ウエブテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜45°の条件において、粘度1〜50cPの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、2.5cc/s/cmの流量とした場合、いずれの支持部材を用いてもロール2が幅方向均一に20μm以上浮上した。なお、ロール2の回転周速は0〜200m/minとしたが、いづれの速度において、浮上量は一定であり、浮上量の幅方向分布精度も2μm以内であった。この条件で、実施例−1と同様の効果が確認できた。
【0020】
(実施例−3)
図3に示すように液溜まり15とバー2の斜下のバーに対して対称に位置する2か所のスリット18と拡大変形した空洞17とで構成する形状とした支持部材を用いて、バー径20mm、ウエブテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜45°の条件において、粘度1〜50cPの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/cmの流量とした場合、バーが幅方向均一に30μm以上浮上した。なお、バーの回転周速は0〜200m/minとしたが、いづれの速度において、浮上量は一定であり、浮上量の幅方向分布精度も2μm以内である。この条件で実施例−1と同様の効果が確認できた。
【0021】
(実施例−4)
図4に示すように液溜まり15とバーの真下に位置するスリット14と空洞13とで構成する形状とした支持部材先端に更に拡張した第2の液だめ部18を設け、支持部材の先端はバー2のセンターYよりX(この例では約1mm)だけ高くし、更に拡張した第2の液だめ部18の断面積は3cm2 とした。他の条件としてはバー径12mm、ウエプテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜15°の条件において、粘度1〜50cpの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/cmの流量として、バー2の回転周速度を0〜350m/minとした。
更に拡張した第2の液だめ部18が堰が無い条件では、バー2の回転周速度を250m/min以上でウエブ下流側のバーと支持部材間でバーの回転に伴って部分的にエアーが巻込まれて、バーとウエブ間に形成されるビード16が乱れて均一であるべき塗布面状にスジ状の乱れが生じた。しかし、更に拡張した第2の液だめ部18を設置した本発明では、いづれの速度においてもバーと支持部材間は幅方向にわたって液が満ちて、エアーの巻込まれ等なく、バーとウエブ間に形成されるビードは安定であり、良好な塗布面状が得られた。
【0022】
(実施例−5)
図5に示すように液溜まり15とバーの真下に位置するスリット14と空洞13とで構成する形状とした支持部材11の先端外側に堰19を設けて、堰高さはバー2のセンターYよりX(この例では約1mm)だけ高くし、更に拡張した第2の液だめ部18の断面積は5cm2 にした。他の条件としてはバー径20mm、ウエブテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜15°の条件において、粘度1〜50cpの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/cmの流量として、バー2の回転周速度を0〜350m/minとした。堰19が無い条件では、バー2の回転周速度を250m/min以上でウエブ下流側のバーと支持部材間でバーの回転に伴って部分的にエアーが巻込まれて、バーとウエブ間に形成されるビード16が乱れて均一であるべき塗布面状にスジ状の乱れが生じた。しかし、堰19を設置した本発明では、いづれの速度においてもバーと支持部材間は幅方向にわたって液が満ちて、エアーの巻込まれ等なく、バーとウエブ間に形成されるビード16は安定であり、良好な塗布面状が得られた。
【0023】
(実施例−6)
図6に示すように液溜まり15とバーの真下に位置するスリット14と空洞13とで構成する形状とした支持部材11の先端外部に堰19を設けて、堰高さはバー2のセンターYよりX(この例では約1mm)だけ高くし、液だめ部断面積は5cm2 にした。またウエブ走行方向の下流側の堰と支持部材の間の幅方向両サイドに塗布液供給口20を設けて、それぞれ0.1cc/s/cmの流量で塗布液を供給した。他の条件としてはバー20mm、ウエブテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜15°の条件において、粘度50〜100cpの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/cmの流量として、バー2の回転周速度を0〜350m/minとした。堰19が無く、堰と支持部材間の液供給口20もない条件では、バー2の回転周速度を200m/min以上でウエブ間に形成されるビード16が乱れて均一であるべき塗布面状にスジ状の乱れが生じた。しかし、堰19を設置し液供給口20を設置した本発明では、いづれの速度においてもバーと支持部材間は幅方向にわたって液が満ちて、エアーの巻込まれもなく、バーとウエブ間に形成されるビードは安定であり、良好な塗布面状が得られた。
【0024】
【発明の効果】
本発明の方法および装置により、バーまたはローラが支持部材から幅方向均一に浮上してバーまたはローラとバー支持部材が全く接触しないため、バーまたはローラとバー支持部材との摩擦がなく、分散液に対して凝集物の発生がなくなり、その結果、塗布面状に乱れのない安定塗布が行えた。更に、従来安定塗布が行えなかった低粘度の領域で比較的粘度の高い塗布液,低塗布液流量,高バー回転周速度の条件でも、バーと支持部材間に液が満たされ、ビードの乱れが発生しないため、塗布面状に乱れのない安定塗布が行えた。つまり安定塗布が行える条件範囲を広げることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塗布装置の1例の側面図
【図2】本発明塗布装置の支持部材の先端形状を示す部分拡大図
【図3】本発明塗布装置の他の1例の側面図
【図4】本発明塗布装置の1例の側面図
【図5】本発明塗布装置の他の1例の側面図
【図6】本発明塗布装置の更に他の1例の側面図
【図7】従来の被塗布体を塗布流体で浮上させて塗布する装置の概略図
【図8】従来のバー塗布装置の1例の側面図
【符号の説明】
1 ウエブ
2 バー又はローラ
3 塗布液
4 バー支持部材(従来の)
5 塗布液供給口
6 液だまり及びビード
7 噴出口
8 ローラ
9 塗布装置本体
10 ストリップ
11 支持部材(本発明の)
12 液供給管
13 空洞(円筒状)
14 スリット
15 液だまり
16 ビード
17 空洞(拡大形状の)
18 更に拡張した第2の液だめ部
19 堰部材
20 液供給口

Claims (5)

  1. 直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバー又はローラ塗布方法において、前記支持部材が液供給管に続いて液が充満する空洞を具備し、該空洞はスリットを介して該液だまりに通じ、該液だまりの液圧によって前記バーまたはローラを支持し、該バーまたはローラによって前記ビードに塗布液を供給し、かつ前記支持部材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまたはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設けたことを特徴とする塗布方法。
  2. 直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバー又はローラ塗布装置において、前記支持部材が液供給管に続いて液が充満する空洞及び該空洞と該液だまりとを連結するスリットを具備し、該液だまりの液圧によって前記バーまたはローラを支持し、該バーまたはローラによってビードに塗布液を供給しかつ前記支持部材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまたはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設けたことを特徴とする塗布装置。
  3. 前記バーまたはローラと支持部材がなすクリアランスの狭くなる部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部に塗布液を供給する供給口を堰壁に1箇所以上設けたことを特徴とする請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記バーまたはローラの径が2〜200mmであることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の塗布装置。
  5. 前記スリットが前記バーまたはローラに対して対称な位置関係で2つ以上設けられていることを特徴とする請求項2ないし4の内の1つに記載の塗布装置。
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