JP3757870B2 - 水栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水栓は、基台に支持体を取付け、同支持体の上部に吐水管の下端部を連設していた。
【0003】
かかる水栓は、支持体に吐水管を固定した固定タイプと、支持体に吐水管を左右に首振り自在に取付けた首振りタイプとが存在していた。
【0004】
そして、これらの2タイプの水栓は支持体の上端部や吐水管の下端部の形状が異なっていることから、水栓を設置する前にいずれのタイプの水栓を設置するかを予め決めておかなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の水栓にあっては、それぞれのタイプの水栓に互換性がなく、水栓を設置する前にいずれのタイプの水栓を設置するかを予め決めておかなければならず、また、設置後に水栓の仕様を変更する場合には、支持体や吐水管を交換しなければならず、仕様変更に多大な部品費用を要してしまうおそれがあった。
【0006】
特に、吐水管の先端部に使用者の有無を検出するセンサを取付けて、同センサで使用者を検出した場合に自動的に吐水を行う自動水栓にあっては、吐水管が左右に首振り自在となっているタイプのものを設置した場合に、設置場所の環境によっては吐水管を左右に回動させた際にセンサが誤検出してしまうおそれがあり、首振りタイプの水栓から固定タイプの水栓に仕様変更する必要が生じることがあり、その際に、従来の水栓の構造では容易に仕様変更できないおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、基台に固定した支持体に吐水管を連設してなる水栓に、支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けられるべく構成した吐水管固定・首振り選択手段を設けると共に、前記吐水管固定・首振り選択手段を、選択ピンと同選択ピンを選択的に挿通するための挿通孔を穿設した選択体とから構成し、挿通孔を、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を固定した状態で取付ける固定用挿通孔と、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を首振り自在な状態で取付けるために首振り方向に向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔とからなることにした。
【0009】
また、前記選択体を吐水管と支持体との間に収容することにした。
【0010】
また、前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを上下に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための2個の貫通孔を上下に間隔を開けて穿設することにした。
【0011】
また、前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを左右に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための1個の貫通孔を穿設することにした。
【0012】
また、前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを対向する位置に穿設することにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る水栓は、洗面化粧台や流しの基台に支持体を固定し、同支持体に吐水管を連設して、同吐水管の先端部から吐水可能に形成したものである。
【0014】
しかも、支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けられるべく構成した吐水管固定・首振り選択手段を具備したものである。
【0015】
そのため、同一の支持体及び吐水管を用いて支持体に吐水管を固定した状態で取付けることも、支持体に吐水管を首振り自在な状態で取付けることもでき、これらの両状態の変更も容易に行うことができるものである。
【0016】
かかる吐水管固定・首振り選択手段としては、選択ピンと同選択ピンを選択的に挿通するための挿通孔を穿設した選択体とから構成し、しかも、挿通孔は、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を固定した状態で取付ける固定用挿通孔と、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を首振り自在な状態で取付けるために首振り方向に向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔とからなるものがある。
【0017】
そして、選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを上下に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための2個の貫通孔を上下に間隔を開けて穿設してもよく、或いは、選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを左右に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための1個の貫通孔を穿設してもよい。
【0018】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る水栓1を取付けた洗面化粧台2を示した図であり、同洗面化粧台2は、矩形箱型状の洗面台3の後側上部に鏡台4を載設している。
【0020】
洗面台3は、天井部の基台5の略中央部に凹状の洗面ボウル6を取付け、同洗面ボウル6の後方上部に水栓1を取付けている。図中、7はコントローラ、8は手動吐水・止水スイッチである。
【0021】
水栓1は、図1及び図2に示すように、基台5の上部に截頭円錐体形の中空状の支持体9を固定し、同支持体9の上部に略逆J字形の中空状の吐水管10を連設しており、同吐水管10の先端部には、泡沫キャップ11を取付けるとともに、同泡沫キャップ11の側部に使用者の有無を検出するためのセンサ12を吐水方向に向けて取付けている。
【0022】
また、水栓1は、家屋内に配管された給水供給管13に可撓性を有する吐水パイプ14を連通連結し、同吐水パイプ14を基台5に穿設した挿通孔53と支持体9及び吐水管10の内部に挿通し、さらには、吐水パイプ14の先端部を泡沫キャップ11に連通連結している。図中、15は基台5と支持体9との間に挟設したベース、16は支持体9の下端部に取付けた挟持部材であり、かかる挟持部材16と支持体9とで基台5及びベース15を挟持することによって基台5に支持体9を固定している。
【0023】
また、水栓1は、支持体9と吐水管10との間に、支持体9に吐水管10を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けられるように構成した吐水管固定・首振り選択手段17を収容配設している。
【0024】
かかる吐水管固定・首振り選択手段17は、選択ピン18と同選択ピン18を選択的に挿通するための2種類の挿通孔(固定用挿通孔19及び首振り用挿通孔20)を穿設した選択体21とから構成している。ここで、固定用挿通孔19は、選択ピン18を挿通することによって支持体9に吐水管10を固定した状態で取付けるためのものであり、一方、首振り用挿通孔20は、選択ピン18を挿通することによって支持体9に吐水管10を首振り自在な状態で取付けるためのものである。
【0025】
そして、水栓1は、支持体9の内側中途部に鍔体22を形成し、同鍔体22の上部に略円筒状の選択体21を載置し、同選択体21の内部に吐水管10の下端部を回動自在に挿通しており、支持体9の後側上部には、選択ピン18を挿通するための2個の貫通孔23,24を上下に間隔を開けて穿設している。図中、25はキャップ、26,27はパッキンである。
【0026】
選択体21は、図3に示すように、周面前側に真円形状の固定用挿通孔19と吐水管10の首振り方向へ向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔2 0とを上下に間隔を開けて穿設している。図中、28は平坦状のガイド壁であり、同ガイド壁28を吐水管10の下端部に形成した平坦状のガイド面29に当接させることによって吐水管10と選択体21とが一体的に回動するようにしている。
【0027】
そして、図4に示すように、支持体9に設けた上側の貫通孔23と固定用挿通孔19とに選択ピン18を挿通した状態で支持体9に選択ピン18を螺着した場合には、選択ピン18の先端部によって選択体21及び吐水管10の回動が抑止され、これにより、吐水管10が支持体9に首振り不可能な状態で固定される。その際に、選択ピン18は、吐水管10の下端部の周面に刻設した略円錐状の係入溝30に係入しており、これにより、選択ピン18が吐水管10の抜け止めとしても機能している。
【0028】
一方、図5に示すように、支持体9に設けた下側の貫通孔24と首振り用挿通孔20とに選択ピン18を挿通した状態で支持体9に選択ピン18を螺着した場合には、選択ピン18の先端部によって選択体21及び吐水管10の回動が長孔状の首振り用挿通孔20の範囲に制限され、これにより、吐水管10が支持体9に首振り用挿通孔20の範囲内で首振り自在な状態で取付けられる。その際に、選択ピン18は、吐水管10の下端部の周面に穿設した係入孔31にも係入しており、これにより、選択ピン18が吐水管10の抜け止めとしても機能している。
【0029】
ここで、支持体9に吐水管10を首振り自在に取付けた場合には、吐水管10を首振り作動させるたびに吐水パイプ14に捩れが生じて、吐水パイプ14が破損してしまったり、或いは、吐水パイプ14が泡沫キャップ11から外れてしまうおそれがあるため、図6に示すように、吐水パイプ14の中途部に捩れ防止手段32を設けており、同捩れ防止手段32によって吐水管10の首振り時に吐水パイプ14の捩れを防止し、吐水パイプ14の破損や破断を防止している。かかる捩れ防止手段32は、使用時に吐水管10を左右に回動させた際に吐水パイプ14が捩れ、吐水パイプ14の復元力によって吐水管10が使用中に勝手に反対方向に回動してしまうのも防止している。
【0030】
すなわち、吐水パイプ14を中途部で切断し、上流側の吐水パイプ14の先端部に雄型の継手33を接続する一方、下流側の吐水パイプ14の基端部に雌型の継手34を接続し、これらの継手33,34を回動自在な状態で水密状に接続している。図中、35,36はパッキン、37はファスナである。
【0031】
このように、本実施例では、支持体9に吐水管10を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けられるように構成した吐水管固定・首振り選択手段17を水栓1に設けたため、同一の支持体9及び吐水管10を用いて支持体9に吐水管10を固定した状態で取付けることも、或いは、支持体9に吐水管10を首振り自在な状態で取付けることもでき、これらの両状態の変更も容易に行うことができる。
【0032】
しかも、吐水管固定・首振り選択手段17を選択ピン18と同選択ピン18を選択的に挿通するための選択体21とから構成し、同選択体21に、選択ピン18を挿通することによって支持体9に吐水管10を固定した状態で取付ける固定用挿通孔19と、選択ピン18を挿通することによって支持体9に吐水管10を首振り自在な状態で取付けるために首振り方向に向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔20とを穿設しているため、吐水管固定・首振り選択手段17の構成・構造を簡素化することができるとともに、選択ピン18を挿通する挿通孔(固定用挿通孔19、首振り用挿通孔20)を選択するだけで支持体9に吐水管10を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、水栓1の設置作業を容易なものとすることができる。
【0033】
特に、選択体21に固定用挿通孔19と首振り用挿通孔20とを上下に間隔を開けて穿設する一方、支持体9に選択ピン18を挿通するための2個の貫通孔23,24を上下に間隔を開けて穿設しているため、水栓1の設置作業時に選択ピン18を挿通する貫通孔23,24を選択するだけで支持体9に吐水管10を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、水栓1の設置作業をより一層容易なものとすることができ、また、選択ピン18の挿通位置(上側か下側か)を外部から目視するだけで、固定又は首振り自在のいずれの状態で水栓1が設置されているかを容易に確認することができる。
【0034】
また、選択ピン18の挿通位置を支持体9の後側に設けているため、使用者の目に付きにくく、選択ピン18が使用者によって誤って取外されてしまうことがなく、また、水栓1の外観を良好なものとすることができる。
【0035】
さらには、選択体21を吐水管10と支持体9との間に収容しているため、選択体21が外部に露出しておらず、これによっても、水栓1の外観を良好なものとすることができる。
【0036】
図7は、第2実施例としての吐水管固定・首振り選択手段38を示した図であり、本実施例でも、吐水管固定・首振り選択手段38は、選択ピン39と同選択ピン39を選択的に挿通するための2種類の挿通孔(固定用挿通孔40及び首振り用挿通孔41)を穿設した選択体42とから構成している。
【0037】
そして、水栓43は、支持体44の内側中途部に鍔体45を形成し、同鍔体45の上部に略円筒状の選択体42を載置し、同選択体42の内部に吐水管46の下端部を回動自在に挿通しており、支持体44の後側上部には、選択ピン39を挿通するための1個の貫通孔47を穿設している。図中、48,49はパッキンである。
【0038】
選択体42は、図8に示すように、周面後側に真円形状の固定用挿通孔40を穿設する一方、周面前側に吐水管46の首振り方向へ向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔41とを上下に間隔を開けて穿設しており、固定用挿通孔40と首振り用挿通孔41とを対向する位置に左右に間隔を開けた状態で形成している。図中、50は左右一対の平坦状のガイド壁であり、同ガイド壁50を吐水管46の下端部に形成した左右一対の平坦状のガイド面51に当接させることによって吐水管46と選択体42とが一体的に回動するようにしている。
【0039】
そして、図9に示すように、支持体44の内部に選択体42を固定用貫通孔40が後方に位置する状態で挿入し、支持体44に設けた貫通孔47と固定用挿通孔40とに選択ピン39を挿通した状態で支持体44に選択ピン39を螺着した場合には、選択ピン39の先端部によって選択体42及び吐水管46の回動が抑止され、これにより、吐水管46が支持体44に首振り不可能な状態で固定される。図中、52は吐水管46の下端部の周面に穿設した長孔である。
【0040】
一方、図10に示すように、支持体44の内部に選択体4 2を首振り用貫通孔41が後方に位置する状態で挿入し、支持体44に設けた貫通孔47と首振り用挿通孔41とに選択ピン39を挿通した状態で支持体44に選択ピン39を螺着した場合には、選択ピン39の先端部によって選択体42及び吐水管46の回動が長孔状の首振り用挿通孔41の範囲に制限され、これにより、吐水管46が支持体44に首振り用挿通孔41の範囲内で首振り自在な状態で取付けられる。
【0041】
このように、本実施例では、選択体42に固定用挿通孔40と首振り用挿通孔41とを左右に間隔を開けて穿設する一方、支持体44に選択ピン3 9を挿通するための1個の貫通孔47を穿設しているため、水栓1の設置作業時に選択体42の向きを変更するだけで支持体44に吐水管46を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、これによっても水栓1の設置作業を容易なものとすることができる。
【0042】
また、選択体42に固定用挿通孔40と首振り用挿通孔41とを対向する位置に穿設しているため、水栓1の設置作業時に選択体42の向きを反転するだけで支持体44に吐水管46を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、これによっても水栓1の設置作業を容易なものとすることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】
すなわち、請求項1に係る本発明では、基台に固定した支持体に吐水管を連設してなる水栓において、支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けられるべく構成した吐水管固定・首振り選択手段を具備しているため、同一の支持体及び吐水管を用いて支持体に吐水管を固定した状態で取付けることも、支持体に吐水管を首振り自在な状態で取付けることもでき、これらの両状態の変更も容易に行うことができる。
【0045】
さらに、請求項1に係る本発明では、前記吐水管固定・首振り選択手段を選択ピンと同選択ピンを選択的に挿通するための挿通孔を穿設した選択体とから構成し、挿通孔は、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を固定した状態で取付ける固定用挿通孔と、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を首振り自在な状態で取付けるために首振り方向に向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔とからなることにしているため、吐水管固定・首振り選択手段の構成・構造を簡素化することができるとともに、選択ピンを挿通する挿通孔を選択するだけで支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、水栓の設置作業を容易なものとすることができる。
【0046】
また、請求項2に係る本発明では、前記選択体を吐水管と支持体との間に収容しているため、水栓の外観を良好なものとすることができる。
【0047】
また、請求項3に係る本発明では、前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを上下に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための2個の貫通孔を上下に間隔を開けて穿設しているため、水栓の設置作業時に選択ピンを挿通する貫通孔を選択するだけで支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、水栓の設置作業をより一層容易なものとすることができ、また、選択ピンの挿通位置を外部から目視するだけで、固定又は首振り自在のいずれの状態で水栓が設置されているかを容易に確認することができる。
【0048】
また、請求項4に係る本発明では、前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを左右に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための1個の貫通孔を穿設しているため、水栓の設置作業時に選択体の向きを変更するだけで支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、これによっても水栓の設置作業をより一層容易なものとすることができる。
【0049】
また、請求項5に係る本発明では、前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを対向する位置に穿設しているため、水栓の設置作業時に選択体の向きを反転するだけで支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けることができ、これによっても水栓の設置作業をより一層容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に水栓を取付けた洗面化粧台を示す斜視図。
【図2】水栓を示す側面断面図。
【図3】選択体を示す斜視図。
【図4】支持体に吐水管を固定した状態を示す側面断面図。
【図5】支持体に吐水管を首振り自在に取付けた状態を示す側面断面図。
【図6】捩れ防止手段を示す側面断面図。
【図7】第2実施例としての水栓を示す側面断面図。
【図8】第2実施例としての選択体を示す斜視図。
【図9】支持体に吐水管を固定した状態を示す平面断面図。
【図10】支持体に吐水管を首振り自在に取付けた状態を示す平面断面図。
【符号の説明】
1,43 水栓
2 洗面化粧台
5 基台
9,44 支持体
10,46 吐水管
14 吐水パイプ
17,38 吐水管固定・首振り選択手段
18,39 選択ピン
19,40 固定用挿通孔
20,41 首振り用挿通孔
21,42 選択体
23,24,47 貫通孔
32 捩れ防止手段

Claims (5)

  1. 基台に固定した支持体に吐水管を連設してなる水栓において、
    支持体に吐水管を固定又は首振り自在のいずれか一方の状態に選択的に取付けられるべく構成した吐水管固定・首振り選択手段を具備しており、
    前記吐水管固定・首振り選択手段は、選択ピンと、同選択ピンを選択的に挿通するための挿通孔を穿設した選択体とから構成し、
    前記挿通孔は、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を固定した状態で取付ける固定用挿通孔と、選択ピンを挿通することによって支持体に吐水管を首振り自在な状態で取付けるために首振り方向に向けて伸延させた長孔状の首振り用挿通孔とからなることを特徴とする水栓。
  2. 前記選択体を吐水管と支持体との間に収容したことを特徴とする請求項1記載の水栓。
  3. 前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを上下に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための2個の貫通孔を上下に間隔を開けて穿設したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の水栓。
  4. 前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを左右に間隔を開けて穿設する一方、支持体に選択ピンを挿通するための1個の貫通孔を穿設したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の水栓。
  5. 前記選択体に固定用挿通孔と首振り用挿通孔とを対向する位置に穿設したことを特徴とする請求項4記載の水栓。
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