JP3752262B2 - ナメクジ類の駆除剤および捕獲器 - Google Patents

ナメクジ類の駆除剤および捕獲器 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、農・園芸用のナメクジ類の駆除剤、およびこの駆除剤を用いたナメクジ類の捕獲器に関する。
【0002】
【従来の技術】
軟体動物の腹足鋼、有肺類に属するナメクジ、カタツムリ等(以下、ナメクジ類という)は、農園で栽培される野菜類や、園芸用植物を食害する害虫であることから、殺ナメクジ類化合物を配合した毒餌剤を粗粉末または顆粒状に製剤したものを地面に散布して駆除するようにしていた。
【0003】
上記した殺ナメクジ類化合物としては、メタアルデヒド、BABなどが挙げられる。
【0004】
しかし、上記した殺ナメクジ類化合物配合の顆粒剤では、屋外に散布した際に、日光や外気の影響を受けて乾燥、吸湿、蒸発等して変性し、または雨水等で希釈、流失して、短期間(約一週間)で薬効がなくなる。
【0005】
このような問題点を解決するべく、この発明の出願人は、先に、メタアルデヒドを有効成分とする駆除剤のpHを調整して、その変性を長期間防止し、またはこの駆除剤を所定の容器に収容して耐候性よく屋外でナメクジ類を安定して長期間駆除できる技術を開示した(特開平5−286810号公報)。このナメクジ類の駆除剤は、水分を70〜90重量%程度含有するゲル状またはペースト状のものであり、水分を徐々に蒸発させることによりメタアルデヒドの薬効を長期間発揮することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のナメクジ類の駆除剤は、使用時に密封状態の包装を開放した際に、直ぐに効果が現れるものではない。すなわち、この駆除剤は、空気に曝して水分を充分に蒸発させることによりメタアルデヒドの有効量が空気中に発散して効力を発揮するものであるから、充分に駆除効果を発揮させるためには3時間以上も放置しておく必要があり、適宜に短時間に駆除できるような速効性がないという問題点がある。
【0007】
また、固形状の駆除剤を容器に収容した捕獲器は、屋外での設置が簡単であり、また駆除した後の容器をそのまま廃棄処理できるので、取扱いが清潔に行なえて好ましいものであるが、駆除剤が容器内からこぼれ出し易いので、愛玩動物などが誤食する事故を防止できないという問題点がある。
【0008】
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決し、ナメクジ類の駆除剤を、長期間安定した薬効を発揮すると共に、速効性のあるものとし、さらにこの駆除剤を収容した捕獲器を、愛玩動物などが駆除剤を誤食しないものにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明においては、ナメクジ類の可食性粉体、メタアルデヒド、糊料およびpH調整剤を必須成分とする固形状の成形体組成物からなり、前記pH調整剤の配合量は吸湿時の組成物がpH7〜10になる所定量であるナメクジ類の駆除剤としたのである。
【0010】
または、前記ナメクジ類の駆除剤を、ナメクジ類進入用の開口部を有する容器の内部に収容し、容器の内側に固形状の駆除剤を係止する突起または接着面を設けたナメクジ類の捕獲器としたのである。
【0011】
【作用】
この発明に係るナメクジ類の駆除剤は、所定量のpH調整剤を含んでいるので、有効成分であるメタアルデヒドが長期間安定して薬効を発揮する。そして、駆除剤は、糊剤で粉状の材料を結着して保形されており、すなわち含有水分量が極めて少ない固形状に成形されているから、空気中に曝されると、有効成分であるメタアルデヒドが即座に昇華し、速効性がある。
【0012】
また、このようなナメクジ類の駆除剤を、容器の内側に固形状の駆除剤を係止する突起または接着面を設けたナメクジ類の捕獲器に固定すると、駆除剤がカップ状容器の内部に確実に固定されて、容器外にこぼれ出し難くなり、使用中の誤食による事故を防止できる。
【0013】
【実施例】
この発明に用いるナメクジ類の可食性粉体は、特にその種類を限定するものでなく、実験的手法によりナメクジ類の摂餌効率の高いものを適宜に採用する。可食性粉体の例としては、植物質粉、動物質粉、糖類、ビスケット粉などが挙げられる。
【0014】
これら可食性粉体の具体例は以下の通りである。すなわち、植物質粉としては、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシなどのデンプン粉、小麦粉、米粉、トウモロコシ粉などの穀類粉を例示することができ、その使用量は、通常、毒餌剤全量に対し、10〜95重量%である。
【0015】
動物質粉としては、魚粉、サナギ粉、オキアミ粉、エビ粉などを例示することができ、その使用量は、通常、駆除剤全量に対し、0〜10重量%である。
【0016】
糖類としては、ショ糖、甘ショ糖(サトウキビ、またはキビ砂糖ともいう)、ブドウ糖、果糖、乳糖、黒砂糖、赤砂糖、三温糖などを例示することができるが、このうちの甘ショ糖はアルカリ性であることから特に好ましい。
【0017】
ビスケット粉としては、市販のビスケットを粉砕したもので、その使用量は、通常、駆除剤全量に対し、10〜95重量%である。
【0018】
また、この発明に用いるメタアルデヒドは、(C2 4 O)n で示され、その重合度nが4〜6のアセトアルデヒドの重合体であって、無色の針状結晶であり、水に不溶である。このようなメタアルデヒドは、一般的手法により、たとえば、アセトアルデヒドに臭化カルシウムと臭化水素または塩化カルシウムと塩化水素を作用させるか、アセトアルデヒドに少量の無機酸を0℃以下の条件で加え、重合させて得られる。
【0019】
このようなメタアルデヒドの駆除剤全体量に占める配合量は1〜10重量%が好ましい。なぜなら、メタアルデヒドの配合量が1重量%未満では、ナメクジ類の誘引効果が充分でなく、配合量が10重量%を越えても、それ以上に駆除効率が顕著に向上することがなく、実用性が低くなるからである。
【0020】
この発明に用いるpH調整剤としては、たとえばリン酸等の弱酸性の溶液に所定量のアルカリ溶液を加えたものや、pH7〜10程度のアルカリ性側で緩衝性があるものを採用する。このようなpH調整剤としては、リン酸水素一カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素一ナトリウム等のリン酸塩類その他の弱酸塩類、またはデヒドロ酢酸ナトリウムの有機酸塩類が挙げられる。
【0021】
このようなpH調整剤を用いて、この発明の駆除剤は吸湿時にpH7〜10となるように調整する。なぜなら、pH7未満の酸性側では、前述のメタアルデヒドがすぐに分解して所期の目的達成できず、pH10を越えるアルカリ側では、使用時に安全性が問題となり、好ましくないからである。
【0022】
この発明に用いる糊料は、粉末状の材料を結着させてペレット状またはシート状等の周知の剤型に成形できるものであればよく、例えば、デンプン(デキストリン)、カルボキシメチルセルロース(以下、CMCと略記する)などが挙げられる。
【0023】
上記したデキストリンの原料としては、たとえばジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、小麦、米などのデンプンであり、これを酸、熱またはアミラーゼ等により加水分解させて得られるものであり、その配合量は、駆除剤全量の0.1〜50重量%である。
【0024】
また、この発明に係るナメクジ類の駆除剤は、特にナメクジ類の駆除に適するものであるが、さらに前記メタアルデヒド以外の公知の殺虫有効成分を添加して、クロヤマアリ、ダンゴムシ、シバンムシ、ヒラタムシ等の昆虫類その他の不快害虫等に対する殺虫性を高めたものであってよい。
【0025】
このような殺虫有効成分としては、有機リン系、カーバメイト系、ピレスロイド系の化合物が挙げられ、さらには昆虫幼若ホルモン様化合物、昆虫キチン質形成阻害化合物なども挙げられるが、これらの化合物が前記したpHに耐えるよう、マイクロカプセル化しておくことが好ましい。
【0026】
有機リン系殺虫性化合物としては、たとえば、カルビンホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、シアノフェンホス、シアノホス、ダイアジノン、ジクロルボス、フェニトロチオン、フェンチオン、マラチオン、ナレド、ピリミホスメチル、プロチオホス、ピリダフェンチオン、サリチオン、テトラクロルビンホス、トリクロルホン、プロモホス、プロペタンホスなどが挙げられ、また、カーバメイト系殺虫性化合物としては、たとえば、BPMC、カルバリル、CPMC、エチオフェンカーブ、MPMC、MTMC、プロメカルプ、スエップ、プロポキサーなどが挙げられ、さらにピレスロイド系殺虫性化合物としてはサイパーメスリン、サイフェノトリン、デルタメスリン、フェンプロパスリン、フェンバレレート、カデスリン、ペルメトリン、フェノトリン、プロパルスリン、レスメスリン、シフルスリン、アルファーメスリン、トラロメスリン、フルサイスリネート、ビフェノトリン、サイハロスリン、フルメトリン、フェンクルスリン、シクロプロトリン、フルバリネート、エトフェンプロックス、シラネオファンなどまたはこれらの幾何異性体および光学異性体が挙げられ、マイクロカプセル化されたものであってもよい。
【0027】
このような殺虫性化合物からなる群の中から選ばれる1種以上の殺虫性化合物の使用量は、化合物の種類および対象害虫の種類にもよるが、通常、駆除剤全量に対し、0.05〜2重量%である。
【0028】
なお、この発明の駆除剤においては、必要に応じて酸化防止剤、保存料、誤食防止剤、増量剤、その他害虫に対する誘引性を増強するための香料などを添加してもよい。
【0029】
酸化防止剤としては、たとえばエリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、dl−α−トコフェロール、ノルジヒドログアヤレチック酸、メチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、グアヤク脂、L−システイン塩酸塩などがあげられ、保存料としては、たとえば安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、ジフェニル、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウムなどをあげることができる。
【0030】
また、誤食防止剤としては、たとえばトウガラシ末、アマランス、アマランスアルミニウムレーキ、エリスロシン、エリスロシンアルミニウムレーキ、ニューコクシン、フロキシン、ローズベンガル、アシドレッド、タートラジン、タートラジンアルミニウムレーキ、サンセットイエローFCF、サンセットイエローFCFアルミニウムレーキ、ファストグリーンFCF、ファストグリーンFCFアルミニウムレーキ、ブリリアントブルーFCF、ブリリアントブルーFCFアルミニウムレーキ、インジゴカルミン、インジゴカルミンアルミニウムレーキ、β−カロチン、銅クロロフィルなどがあげられる。また、香料としては、たとえばチーズ香料、バター香料、ピーナッツ香料、ピーチ香料、ストロベリー香料、ミルク香料などを例示することができる。
【0031】
また、増量剤としては、ホワイトカーボン、珪藻土、結晶セルロース、クレー、カオリン、タルク、ベントナイト、ゼオライト、セビオライト、アタパルジャイトなどを挙げることができる。
【0032】
保存量としては、たとえば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、ジフェニル、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウムなどを挙げることができる。
【0033】
〔実施例1〜5〕
表1に示す配合割合(重量%)にて、上記原材料のうち(1)〜(8)を混合し、実施例3、4については(9)または(10)を混合し、直径30mmの棒状に押出し成形した後、厚さ5mmにカットして錠剤としたナメクジ類の駆除剤を得た。因みに、所要厚さの板状に成形した後、型抜きして同じ形状の駆除剤を成形することもできる。
【0034】
【表1】
Figure 0003752262
【0035】
〔実施例6〕
図1および図2に示すように、得られた錠剤状の駆除剤のうち、実施例2の円盤形の駆除剤1を、プラスチック製のカップ形容器2の内底部に設けたポリブテンからなる感圧性の接着層3に押しつけて均等に接着固定し、ナメクジ類の捕獲器A(実施例6)を製造した。
【0036】
なお、カップ容器2にはプラスチック製で透明の蓋4を嵌めると共に、周側面にU字型のミシン目5を周方向に等間隔で複数箇所に形成し、このミシン目5に囲まれた部分を指でカップ内側に押し入れて、ナメクジ類の進入用開口とした。
【0037】
また、円盤形錠剤状の駆除剤1の上面を係止する突起2aをカップ形容器2の内側要所に設け、接着層3に代えてまたは接着層3と併用して駆除剤1を固定できるようにした。
【0038】
前記した接着層3の材料としては、ポリブテン以外にポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アラビアガムなど周知の接着または粘着剤を使用することもできるのは勿論である。
【0039】
〔実施例7〕
図3に示すように、実施例7のナメクジ類の捕獲器Bは、実施例2の円盤形の駆除剤1を、脚6付きのタブレット用ホルダー7に嵌め、これをプラスチック製のカップ形容器2の内底部に収容し、その上に蓋4を取り付けたものであり、カップ形容器2の側面に長穴2bを形成し、ここからナメクジ類を捕獲器B内に進入させるものである。実施例7では、蓋4の下面が脚6の上端に当接するので、容器内部で駆除剤1が遊動せず、必要に応じて蓋4を容器開口部に固定すれば、駆除剤1が外部に漏れ出ることが全くない。
【0040】
図4に示すように、駆除剤1のタブレット用ホルダー7は、図示した展開形状のカートンを打ち抜いて、切目線8および折目線9を形成したものを図4に示す形状に折り曲げて成形した。
【0041】
〔実施例8〕
図5に示すように、実施例8のナメクジ類の捕獲器Cは、上面開口部の周縁にテーパ形斜面10を付設し、傘形の蓋11を接着固定して容器を形成し、その内部に実施例2の円盤形の駆除剤1を接着層3の上に接着固定したものである。捕獲器Cは、蓋11に一体形成した円錐状凹部12を有しており、図中鎖線で示した肉厚形状の駆除剤1aの上面を係止することもできる。また、捕獲器Cには、図中に別途鎖線で示した円盤形錠剤状の駆除剤1bの上面を係止する突起13を内側要所に設けており、接着層3に代えて、または接着層3と共に確実に駆除剤1bを固定できるようにした。
【0042】
この捕獲器Cは、テーパ形斜面10がナメクジ類の進入路となり、その上には傘形の蓋11を配置しているので、屋外に設置した場合に雨水の跳ね返りによる内部浸水がない点でも好ましいものといえる。
【0043】
また、前記した実施例7は、所要個数形成して、以下の捕獲実験▲1▼、▲2▼に供した。
[捕獲実験▲1▼]
平成6年7月中旬に2か所の住宅a、bの庭に、実施例6の捕獲容器を3個地面上に設置後、1時間毎(3時間まで)の累積捕獲数(3個の合計)を調べた。得られた結果は表2に示した。
【0044】
【表2】
Figure 0003752262
【0045】
[捕獲実験▲2▼]
平成6年7月中旬に2か所の住宅A、Bの庭に、実施例6の捕獲容器を3個ずつ設置後、24時間毎(開始後7日まで)の累積捕獲数を調べた。得られた結果は表3に示した。なお、表3中の( ,,,)内の3つの数値は、それぞれ各捕獲容器毎の累積捕獲数を示し、括弧外の数値はこれらの数値の合計を示した。
【0046】
【表3】
Figure 0003752262
【0047】
表2および表3の結果からも明らかなように、実施例の駆除剤は、1〜3時間という短時間に第一日目の捕獲量の53〜63%を捕獲しており、速効性のあることがわかる。
【0048】
また、実施例6〜8の捕獲器の構造は、流通過程で駆除剤の損傷を防ぎ、犬、猫などの愛玩用の小動物の誤食による事故を防止できるものであった。
【0049】
【効果】
この発明は、以上説明したように、メタアルデヒドを有効成分とする殺ナメクジ剤を吸湿状態で所定のpH値に調整されるようにpH調整剤を配合し、固形状に成形したナメクジ類の駆除剤としたから、長期間安定した薬効を発揮すると共に速効性のあるものとなる利点がある。
【0050】
またこの駆除剤を収容した捕獲容器を、所定構造として容器内の底部に駆除剤を簡単な構造で確実に固定したので、誤食による事故を防止できるものとなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例6の斜視図
【図2】実施例6の縦断面図
【図3】実施例7の分解斜視図
【図4】実施例7に用いる保持盤の展開図
【図5】実施例8の斜視図
【図6】実施例8の縦断面図
【符号の説明】
A、B、C 捕獲器
1、1a、1b 駆除剤
2 カップ形容器
2a、13 突起
2b 長穴
3 接着層
4、11 蓋
5 ミシン目
6 脚
7 タブレット用ホルダー
8 切目線
9 折目線
10 斜面
12 円錐状凹部

Claims (4)

  1. ナメクジ類の可食性粉体、粉状のメタアルデヒド、糊料およびpH調整剤を必須成分として前記メタアルデヒドが昇華性を示すように水分極少で固形状の成形体組成物からなり、前記pH調整剤の配合量は吸湿時の組成物がpH7〜10になる所定量であることを特徴とするナメクジ類の駆除剤。
  2. 請求項1記載のナメクジ類の駆除剤に、殺虫有効成分を添加したナメクジ類の駆除剤。
  3. 請求項1または2記載のナメクジ類の駆除剤を、ナメクジ類進入用の開口部を有する容器の内部に収容してなるナメクジ類の捕獲器。
  4. 容器の内側に固形状の駆除剤を係止する突起または接着面を設けた請求項3記載のナメクジ類の捕獲器。
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