JP3749057B2 - ディスク装置 - Google Patents

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピックアップのビームを信号面に照射して、信号をディスクに記録したり、ディスク上の信号を再生したりするディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来のディスク記録又は再生装置の斜視図である。これは、所謂CDラジカセと呼ばれる装置であり、キャビネット(1)の前面にスピーカ(90)(90)、使用状態を表示するディスプレイを設けた操作パネル(91)を有する。キャビネット(1)の上面に設けられた凹部(10)には、カバー(4)が被さる。凹部(10)内にはメカニズムブロック(2)が設けられ、該メカニズムブロック(2)はディスクDを回転させるターンテーブル(8)及び該ターンテーブル(8)に対し接近離間可能に設けられたピックアップ(80)を周知の如く具えている。
ディスク再生時には、使用者はカバー(4)を開いて、凹部(10)を露出させ、ターンテーブル(8)にディスクDを載置する。
また、ディスク記録又は再生装置の別のタイプとして、図11に示す如く、ディスクDを載置するトレイ(92)をキャビネットに出没自在に設け、引き出したトレイ(92)に上からディスクDを載置して、トレイ(92)を引っ込めるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
斯種装置には、種々のデザインのものが提案されているが、どの装置にあっても、ディスクDをターンテーブル(8)に装着する際には、カバー(4)を開くか、トレイを引き出す。即ち、ディスクをターンテーブル(8)に装着する際の動作は、ありふれたものであり、どの装置にあっても大差はない。
ところで、斯種装置にあっては、奥行きの短い装置が商品市場から求められることがある。出願人は、このような装置に於いて、ディスクをターンテーブル(8)に装着する際に、装置が奇抜な動作を行ない、他の装置よりも目立った特徴を有すれば、商品として使用者の興味を惹くことが出来る点に着目した。具体的には、キャビネット内にメカニズムブロックを立てて収納して縦に長くても奥行きの短いデザインとする。キャビネットの上面開口をカバーとフロントカバーの2枚を突き合わせて覆う。ディスクを装着する際には、カバーが開いて、メカニズムブロックが上に飛び出した後に、略水平状態となり、ディスクを上から装着できる構成を着想した。
しかし、キャビネット内からメカニズムブロックを上に突出させる為に一方のカバーが開くが、該開き動作中に他方のフロントカバーが不用意に開くと見映えが悪く、あたかも装置が粗悪品の如き印象を与える。その一方、メカニズムブロックが引き出された状態では、ディスクの装着し易さに鑑みてフロントカバーを確実に開く必要がある。
本発明の目的は、複数枚のカバーにてキャビネットの上面開口を覆い、少なくとも1枚のカバーを開いて、メカニズムブロックを飛び出させる装置にて、該カバーの開閉時に、他のカバーの不用意な開き動作を防止する点にある。また、メカニズムブロックが引き出された状態にて、他のカバーを確実に開く点も目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明におけるディスク装置は、ターンテーブルと、当該ターンテーブルが設けられるメカニズムブロックと、当該メカニズムブロックが設けられるキャビネットを有し、前記メカニズムブロックは第1の位置と第2の位置とを移行路に沿って移動可能に設けられた記録又は再生を行うディスク装置において、当該ディスク装置は、キャビネットの上部に設けられて前記キャビネット上部を開口可能に覆う2つのカバーと、前記メカニズムブロックの移動と連動して移動する規制部材とを備え、一方の前記カバーは、当該カバーの回動軸に対して前記キャビネット上部とは反対側に延在する延在片を有し、前記メカニズムブロックが第1の位置から第2の位置へ移動する途中において、前記規制部材は前記延在片と当接して前記カバーの回動を規制することを特徴とする。
【0005】
【発明の効果】
本願発明によれば、キャビネットの上面開口は2つのカバーにより覆われ、これらのカバーが開いてメカニズムブロックがキャビネットに対して上昇し、このときにディスクをメカニズムブロックの上方から装着できる。これにより、装置の小型化を図ることができる。
また、本願発明によれば、メカニズムブロックがキャビネットに対して昇降するときに、
規制部材は一方のカバーの延在片に接して、一方の当該カバーの不用意な開き回動を規制する。これにより、カバーの開閉時に、一方のカバーが不用意に開くことが防止される。
以上
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一例を図を用いて詳述する。
図1は、本例に関わるディスク記録又は再生装置の斜視図であり、ディスクを装着可能な状態を示す。キャビネット(1)の前面には、従来と同様にスピーカ(90)(90)と操作パネル(91)が設けられている。キャビネット(1)には上面が開口した凹部(10)が開設され、キャビネット(1)上にて該凹部(10)の両端部は盛り上がって突面(18)(18)を形成している。凹部(10)の上面からは、ターンテーブル(8)を有するメカニズムブロック(2)がターンテーブル(8)を上に向けて突出している。該メカニズムブロック(2)は、ターンテーブル(8)の他にピックアップ(80)を搭載したサブシャーシ(21)をゴム等から構成される防振部材(図示せず)を介して基台(20)内に収納して構成される。これにより、ピックアップ(80)に伝わる衝撃、振動は緩和される。
ターンテーブル(8)はボールチャッキング構造を具えて、ディスク中心を把持する。ボールチャッキング構造とは、図9に示すように、ターンテーブル(8)の側面からボール(81)を外向きにバネ(82)付勢した周知の構成であり、ターンテーブル(8)にディスクDの中心を挿入すると、ボール(81)はディスクDの中心孔d1の周縁を押圧保持する。
図1のメカニズムブロック(2)の前側には、フロントカバー(5)が設けられ、後記の如く、フロントカバー(5)が開いてキャビネット(1)の上面からメカニズムブロック(2)が突出する点に、本例の特徴がある。
【0007】
図2は、同上の分解斜視図である。キャビネット(1)の上面中央には、凹部(10)が開設され、該凹部(10)に前記メカニズムブロック(2)が傾いて立った姿勢にて収納される。凹部(10)の内側面には、上下に長いカム溝(14)(14)が開設され、基台(20)から外向きに突出した第1嵌め軸(22)(22)がカム溝(14)(14)に嵌まってメカニズムブロック(2)はスライドを案内される。基台(20)の両側面上にて、第1嵌め軸(22)(22)よりも上方からは第2嵌め軸(23)(23)が外向きに突出し、下端部には受けレバー(6)が枢支される。
【0008】
受けレバー(6)は、ディスクがターンテーブル(8)に不十分に取り付けられたときに、落下するディスクを受け止める為に設けられ、下向きに凹んでディスクの下端部を支持可能な受け杆(60)の基端部から嵌合軸(61)を、先端部から案内軸(62)を夫々外向きに突出している。嵌合軸(61)を基台(20)の下端部に開設された孔(25)に嵌めて受けレバー(6)の枢支部(61a)を構成する。嵌合軸(61)にはネジリバネ(図示せず)が嵌められて、受けレバー(6)を時計方向に付勢し、基台(20)の下端に位置するストッパ(26)により回動しすぎることを規制される。案内軸(62)はキャビネット(1)の凹部(10)の内側面に設けられた凹条(15)に嵌まる。
仮に、受けレバー(6)が設けられていないと、ターンテーブル(8)から脱落したディスクは、凹部(10)内に残り、取り出すのに手間が掛かるだけでなくディスクを損傷させる虞れがある。従って、受けレバー(6)はディスクの損傷防止等の理由から必要である。
【0009】
凹部(10)の上面は、トップカバー(4)と前記フロントカバー(5)により覆われる。トップカバー(4)とフロントカバー(5)は閉じた状態にて、上面がキャビネット(1)の突面(18)に連続する。トップカバー(4)とフロントカバー(5)は夫々基端部が凹部(10)の内側面に枢支(4a)(5a)されるが、両カバー(4)(5)は開閉時にメカニズムブロック(2)の移行路を含む面に沿って、互いに反対側に回転する。本例にあっては、トップカバー(4)を開くことにより、メカニズムブロック(2)がターンテーブル(8)を上向きにして突出する。
トップカバー(4)の基端部にはギア部(40)が設けられ、トップカバー(4)の枢支部(4a)は、ギア部(40)と同心の軸(42)を凹部(10)の内側面に開設された孔(16)に嵌めて構成される。同様に、フロントカバー(5)の枢支部(5a)は、基端部の軸(53)を凹部(10)の内側面に開設された孔(17)に嵌めて構成される。フロントカバー(5)の基端部にはトップカバー(4)に向かって壁板(50)が設けられ、該壁板(50)には切欠き(51)が開設されている。壁板(50)からは下方に向かって腕片(52)が延び、前記受けレバー(6)は嵌合軸(61)が腕片(52)に接する。これにより、フロントカバー(5)は不用意に開くことを規制される。
【0010】
凹部(10)の内側面よりも内側には、互いに対向した縦板(11)(11)が立設され、各縦板(11)の上端部からは枢軸(12)が外向きに突出している。右側の縦板(11)上にて、枢軸(12)の下方からは支持軸(13)が突出している。
メカニズムブロック(2)の上端部には、メカニズムブロック(2)を搬送駆動するガイドレバー(3)が枢支(3a)され、該枢支部(3a)はメカニズムブロック(2)の第2嵌め軸(23)(23)にガイドレバー(3)の先端部に開設された孔(31)を嵌めて構成される。ガイドレバー(3)の基端部にはギア(30)が形成され、該ギア(30)の中央部に開設された透孔(32)(32)が縦板(11)(11)の枢軸(12)(12)に嵌まる。前記支持軸(13)にガイドレバー(3)のギア(30)に噛合する駆動ギア(7)が嵌まる。駆動ギア(7)はモータ(図示せず)駆動されて、ガイドレバー(3)のギア(30)及びトップカバー(4)のギア部(40)に噛合して、ガイドレバー(3)及びトップカバー(4)を回動させる。
【0011】
(メカニズムブロックの引き出し)
図3乃至図7は、キャビネット(1)を図1のA−A線にて破断した断面側面図であり、メカニズムブロック(2)を引き出す状態を示す。キャビネット(1)の下端部後側には、メカニズムブロック(2)及び回路部品に給電する電池が挿入される収納室(9)が設けられている。
前記駆動ギア(7)及びトップカバー(4)のギア部(40)は、夫々一部に欠歯部(70)(41)を形成し、図3に示すように、メカニズムブロック(2)が凹部(10)内に収納された位置では、トップカバー(4)とフロントカバー(5)の互いの先端部が突き合わさって閉じている。駆動ギア(7)の欠歯部(70)とガイドレバー(3)のギア(30)が対向しており、仮に駆動ギア(7)が不用意に僅かに回動しても、ガイドレバー(3)は回動せず、メカニズムブロック(2)は引き出されない。トップカバー(4)のギア部(40)は駆動ギア(7)に噛合している。
メカニズムブロック(2)の移行路上には、引出し完了検出スイッチ(SW)が設けられ、後記するようにメカニズムブロック(2)は引出し完了状態にて、該スイッチ(SW)を押してONにする。尚、引出し完了検出スイッチ(SW)の取付位置は、図3に示す位置に限定されない。
【0012】
引出し開始
メカニズムブロック(2)をキャビネット(1)から引き出して、ディスクをメカニズムブロック(2)に装着するには、以下の手順で行なう。先ず操作パネル(91)を操作してモータ(図示せず)に通電し、図3の駆動ギア(7)を反時計方向に回転させる。トップカバー(4)は駆動ギア(7)に噛合しているから、枢支部(4a)を中心に時計方向に回転して開く。しかし、駆動ギア(7)は欠歯部(70)がガイドレバー(3)のギア(30)に対向しているから、ガイドレバー(3)は回転せず、該ガイドレバー(3)に連繋したメカニズムブロック(2)も移動しない。受けレバー(6)は嵌合軸(61)がフロントカバー(5)の腕片(52)の下端部に当接しており、フロントカバー(5)が枢支部(5a)を中心として不用意に開くことを防ぐ。
【0013】
図4に示すように、駆動ギア(7)が更に反時計方向に回動すると、トップカバー(4)はメカニズムブロック(2)が突出する隙間だけ開く。駆動ギア(7)は欠歯部(70)が反時計方向に逃げて、ガイドレバー(3)のギア(30)に噛合し始める。ガイドレバー(3)が時計方向に回動して、メカニズムブロック(2)をカム溝(14)に沿って引き上げる。
図5に示すように、トップカバー(4)とフロントカバー(5)の隙間からメカニズムブロック(2)の上端部が突出する。フロントカバー(5)は未だ開き方向に回動しない。また、受けレバー(6)は案内軸(62)が凹条(15)に嵌合した状態を保ちながら上昇する。
【0014】
図6に示すように、メカニズムブロック(2)が更にカム溝(14)に沿って上昇すると、ターンテーブル(8)が露出する。駆動ギア(7)の欠歯部(70)とトップカバー(4)のギア部(40)の欠歯部(41)が対向して、トップカバー(4)はもはや時計方向に回動せず、開き完了状態となる。受けレバー(6)の嵌合軸(61)は腕片(52)を離れてフロントカバー(5)の切欠き(51)に嵌合する。これにより、フロントカバー(5)は開き方向の回動規制が解除される。受けレバー(6)の案内軸(62)は凹条(15)の上端に接する。
【0015】
引出し完了
更に駆動ギア(7)が反時計方向に回動して、メカニズムブロック(2)が引き出されると、図7に示すように、受けレバー(6)の嵌合軸(61)は、フロントカバー(5)の切欠き(51)の側縁を押して、フロントカバー(5)を開く。また、受けレバー(6)は案内軸(62)が壁板(50)に接し、受けレバー(6)はバネ付勢に抗して反時計方向に回動する。即ち、受けレバー(6)はキャビネット(1)から突出しない。メカニズムブロック(2)が引出し完了検出スイッチ(SW)を押してONにする。駆動ギア(7)を回転するモータが回転を停止し、ガイドレバー(3)はメカニズムブロック(2)引き出し方向の回動を停止する。
【0016】
メカニズムブロック(2)はターンテーブル(8)が上を向いた横臥状態にて、停止し、この状態にてターンテーブル(8)にディスクを装着する。フロントカバー(5)は開いているから、ディスクのターンテーブル(8)への挿脱に邪魔とはならない。また、受けレバー(6)もキャビネット(1)から突出せず、ディスクの挿脱を邪魔しない。
キャビネット(1)の凹部(10)の後端縁Xと、メカニズムブロック(2)の底面が接しており、ターンテーブル(8)にディスクを押しつけて装着するときに、メカニズムブロック(2)の撓み変形を防止できる。図7にあっては、メカニズムブロック(2)は斜め上向きに配備されているが、カム溝(14)の形状を変更することにより略水平に設定できるのは言うまでもない。
尚、メカニズムブロック(2)にディスクDを装着して再生するときは、駆動ギア(7)を逆転させて、メカニズムブロック(2)をキャビネット(1)内に収納する。この手順は、上記とは逆の動作を行なうから、詳細な記載を省く。
【0017】
本例にあっては、キャビネット(1)の上面開口をトップカバー(4)とフロントカバー(5)の2枚にて覆っている。この2枚のカバー(4)(5)を一体化することも考えられるが、出願人は以下の理由からカバー(4)(5)を2枚としている。
図8(a)、(b)は、両カバー(4)(5)を一体化して大型カバー(400)とした場合のキャビネット(1)の断面側面図である。大型カバー(400)を開いてメカニズムブロック(2)をキャビネット(1)の上面開口から突出させるには、大型カバー(400)は図8(a)のA、B何れかの方向に回動させる必要がある。
然るに、図8(a)に一点鎖線で示すように、大型カバー(400)をA方向に回動させると、大型カバー(400)はキャビネット(1)の後端面及び収納室(9)の壁面に当たるから、キャビネット(1)を大きくする必要がある。これは、市場の要請である装置の小型化に反する。
また、上記例にあってはトップカバー(4)に連動してメカニズムブロック(2)を取り出している。仮に大型カバー(400)をB方向に回動させると、図8(b)に示すように、大型カバー(400)が開き完了して、メカニズムブロック(2)の移行路を開放してから、メカニズムブロック(2)を引き出す必要がある。即ち、大型カバー(400)を開閉する機構と、メカニズムブロック(2)を出没させる機構が別個に必要となり、両機構を夫々駆動する駆動源が必要となるから、装置全体の機構が複雑になる。従って、凹部(10)に被さるカバー(4)(5)を2枚として装置の小型化と機構の簡素化を図っている。
【0018】
本装置にあっては、ディスクをメカニズムブロック(2)の上方から装着する手順は従来のままであるから、使い勝手の良さは維持される。また、カバー(4)を開くとメカニズムブロック(2)がキャビネット(1)の上面から突出し、使用者に対して予想外の動作をするので、その動作の奇抜さから使用者の興味を惹くことができる。
また、メカニズムブロック(2)がキャビネット(1)の上面から突出するから、キャビネット(1)の前面にてスピーカ(90)、操作パネル(91)を配備できる部分は広くなる。従って、キャビネット(1)の前面のレイアウト設定に余裕を持たせることが出来る。更に、メカニズムブロック(2)を移動させる機構を構成する要素は、キャビネット(1)の上端部に集中しているから、キャビネット(1)の下端部に、収納室(9)を設ける空間を確保できる。
また、メカニズムブロック(2)にディスクが不完全に装着されても、受けレバー(6)によりディスクが凹部(10)内に脱落することは防止される。
【0019】
本例にあっては、キャビネット(1)の凹部(10)の内側面にカム溝(14)を開設し、メカニズムブロック(2)の基台(20)から該カム溝(14)に嵌まる第1嵌め軸(22)を突出しているが、基台(20)にカム溝(14)を開設し、凹部(10)の内側面に第1嵌め軸(22)を設けることも考えられる。しかし、基台(20)にカム溝(14)を開設すると、基台(20)及びメカニズムブロック(2)が大型化する虞れがあるので、本例にあっては上記の構成としている。
【0020】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録又は再生装置の斜視図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】キャビネットの断面側面図であり、メカニズムブロックが収納された状態を示す。
【図4】キャビネットの断面側面図であり、メカニズムブロックが引き出される状態を示す。
【図5】キャビネットの断面側面図であり、メカニズムブロックが引き出される状態を示す。
【図6】キャビネットの断面側面図であり、メカニズムブロックが引き出される状態を示す。
【図7】キャビネットの断面側面図であり、メカニズムブロックが引き出し完了した状態を示す。
【図8】(a)、(b)は、両カバーを一体化して大型カバーとした場合のキャビネットの断面側面図である。
【図9】ボールチャッキング構造の断面側面図である。
【図10】従来のディスク記録又は再生装置の斜視図である。
【図11】別の従来のディスク記録又は再生装置の斜視図である。
【符号の説明】
(1) キャビネット
(2) メカニズムブロック
(4) トップカバー
(5) フロントカバー
(6) 受けレバー
(8) ターンテーブル
(14) カム溝
(22) 嵌め軸
(52) 腕片

Claims (3)

  1. ターンテーブルと、当該ターンテーブルが設けられるメカニズムブロックと、当該メカニズムブロックが設けられるキャビネットを有し、前記メカニズムブロックは第1の位置と第2の位置とを移行路に沿って移動可能に設けられた記録又は再生を行うディスク装置において、
    当該ディスク装置は、キャビネットの上部に設けられて前記キャビネット上部を開口可能に覆う2つのカバーと、前記メカニズムブロックの移動と連動して移動する規制部材とを備え、
    一方の前記カバーは、当該カバーの回動軸に対して前記キャビネット上部とは反対側に延在する延在片を有し、
    前記メカニズムブロックが第1の位置から第2の位置へ移動する途中において、前記規制部材は前記延在片と当接して前記カバーの回動を規制することを特徴とするディスク装置。
  2. 第1の位置は前記メカニズムブロックが前記キャビネット内に立った姿勢で収納される位置であり、第2の位置は前記メカニズムブロックの前記ターンテーブルが上を向いた位置であることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記規制部材は前記メカニズムブロックの第1の位置における下側に設けられ、脱落したディスクを受け止めることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置。
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