JP3746017B2 - 積層材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の内装材として使用される積層材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の積層材(1P)としては、図14に示すように半硬質ポリウレタン芯材(2P)の両面に、液状接着剤(3P)として例えば4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートのような多価イソシアネートによってガラス繊維シート(4P)を接着し、更に表面側にあってはポリエチレンシートやポリアミドシート等の熱融着シート(9P)を介して表皮材(7P)を貼着し、裏面側にあっては熱融着シート(9P)を介して不織布である裏面材(8P)を貼着した構成が提供されていた。
上記構成の積層材(1P)では多孔質体からなる芯材(2P)と、補強繊維等の他の部材との接着させるために、接着性の良好な多価イソシアネート等の液状接着剤(3P)が通常使用されている。また該積層材(1P)には液状接着剤(3P)が表皮材(7P)表面に滲出しないように熱融着シート(9P)を介在させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし熱融着シート(9P)等を介在させた積層材(1P)は通気性がなくなり、吸音性が劣化するという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は上記課題を解決するための手段として、片面または両面に液状接着剤 (3) が塗布された多孔質体からなる芯材 (2) と、該芯材 (2) の片面または両面に全面的または部分的に接着される補強繊維 (4) と、表皮材 (7) と、該補強繊維 (4) と、表皮材 (7) との間に介在される接着剤吸収シート (5) からなり、該接着剤吸収シート (5) は25℃、65%RHの条件で吸水率が6.5質量%以上の繊維シートからなる接着剤保持層 (5A) 、および25℃、65%RHの条件で吸水率が5質量%以下の繊維シートからなる接着剤阻止層 (5B) からなる積層材 (1) を提供するものである。
該接着剤吸収シート(5) の接着剤保持層(5A)はレーヨン繊維からなり、接着剤阻止層(5B)はポリエチレンテレフタレート繊維からなることが望ましい。
また本発明は、上記課題を解決するための手段として、片面または両面に液状接着剤(3) が塗布された多孔質体からなる芯材(2) と、表皮材(7) と、該芯材(2) および該表皮材(7) との間に介在される上記接着剤吸収シート(5) からなる積層材(1) を提供するものである。
上記積層材(1) の液状接着剤(3) は、多価イソシアネートであることが望ましい。
また上記積層材(1) の上記接着剤吸収シート(5) と上記表皮材(7) はホットメルト接着剤(6) によって接着されることが望ましい。
【0005】
【作用】
接着剤保持層(5A)および接着剤阻止層(5B)からなる接着剤吸収シート(5) は、通気性を有しつつ液状接着剤(3) の表皮材(7) 表面への滲出を阻止する。即ち、接着剤保持層(5A)および接着剤阻止層(5B)からなる接着剤吸収シート(5) は、接着剤保持層(5A)に液状接着剤(3) が吸収保持され、かつ該接着剤保持層(5A)に吸収保持された液状接着剤(3) の表皮材(7) 表面への滲出を接着剤阻止層(5B)の反撥作用によって阻止する。
したがって積層材(1) の吸音性は劣化せず、かつ表皮材(7) の表面に液状接着剤(3) が滲出して外観を劣化させることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
図1に示されるように、本発明の積層材(1) は、液状接着剤(3) が両面に塗布された多孔質体からなる芯材(2) と、該芯材(2) 上に接着される接着剤保持層(5A)および接着剤阻止層(5B)からなる接着剤吸収シート(5,5) と、該接着剤吸収シート(5,5) の表面に塗布されているホットメルト接着剤(6) によって貼着される表皮材(7) または裏面材(8) からなる。
【0007】
また他の本発明の積層材(1) は、図2に示されるように、多孔質体からなる芯材(2) と、該芯材(2) の片面または両面に液状接着剤(3) によって全面的または部分的に接着される補強繊維(4,4) と、該補強繊維(4,4) の上側に接着剤保持層(5A)および接着剤阻止層(5B)からなる接着剤吸収シート(5,5) を介し、該接着剤吸収シート(5,5) の表面に塗布されているホットメルト接着剤(6) によって貼着される表皮材(7) または裏面材(8) からなる。
【0008】
〔芯材〕
上記芯材(2) に使用される多孔質体としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテート繊維等の合成繊維、パルプ、木綿、ヤシ繊維、麻繊維、竹繊維、ケナフ繊維等の天然繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、石綿繊維等の無機繊維、あるいはこれらの繊維を使用した繊維製品のスクラップを解繊して得られた再生繊維の1種または2種以上の繊維からなる編織物、不織布、フェルト、およびそれらの積層物等の繊維集合体、連続起泡を有するポリウレタン発泡体(軟質ポリウレタン発泡体、硬質ポリウレタン発泡体を含む)、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、ポリスチレン発泡体、メラミン樹脂、尿素樹脂等のアミノ系樹脂発泡体、エポキシ樹脂発泡体、1価フェノール、多価フェノール等のフェノール系化合物からなるフェノール系樹脂発泡体等の連続起泡構造プラスチック発泡体、プラスチックビーズの焼結体等の公知の発泡体(多孔質体)が使用される。
【0009】
上記多孔質体には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ポリアミド樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体等の熱可塑性樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、フェノール樹脂、レゾルシン樹脂、アルキルレゾルシン樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化型ポリエステル等の熱硬化性樹脂等の1種または2種以上の混合物を含浸させてもよい。
また上記熱硬化性樹脂を含浸させた多孔質体を、乾燥してBステージにプレキュアーしたものを芯材(2) として使用してもよい。
【0010】
〔液状接着剤〕
液状接着剤(3) としては、例えば、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂の初期縮合物、あるいはトリレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジフェニルジイソシナート、2−クロロ−1,4−フェニルジイソシアネート、1−クロロ−2,4−フェニレンジイソシナート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、2,2’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、m−キシリレンジイソシアネート、ω−キシリレンジイソシアネート、ω’−キシリレンジイソシアネート等の多価イソシアネート、およびこれらの化合物とポリエチレンアジペート、ポリテトラヒドロフラン、1,4−ブタンジオール、1,4−シスブテンジオール、1,5−ジヒドロキシエトキシナフタリン、1,4−ブチンジオール、ポリエステル、ポリ(オキシプロピレン)ポリオール、ポリ(オキシエチレン−プロピレン)ポリオール、アクリルポリオール、ヒマシ油ダイマー、トール油ダイマー等の多価アルコールのアダクト等の多価イソシアネート、ウレタンプレポリマー等の合成樹脂液が使用される。
なお本発明の液状接着剤(3) としては、上記多価イソシアネートからなる合成樹脂液が最も望ましい。
なお上記多価イソシアネートは、それぞれ単独でまたは2種以上組み合わせて使用されてもよい。
【0011】
なお上記液状接着剤(3) は単独で使用されてもよいが、必要に応じて、例えば、水や、塩酸、硼酸、蓚酸、蟻酸、酢酸、乳酸等の無機または有機酸、あるいは蓚酸ジメチルエステル等の有機酸のエステル類、マレイン酸無水物、フタル酸無水物等の酸無水物、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム、イミドスルホン酸アンモニウム等のアンモニウム塩類、モノクロル酢酸およびそのナトリウム塩、α,α’ジクロロヒドリン等の有機ハロゲン化物、トリエタノールアミン塩酸塩、塩酸アニリン等のアミン類の塩酸塩、サリチル酸尿素アダクト、ステアリン酸尿素アダクト、ヘプタン酸尿素アダクト等の尿素アダクト、N−メチルタウリン等の酸性硬化剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物、石灰等のアルカリ土類金属の酸化物、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等のアルカリ金属の弱酸塩類、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ヘキサメチレンテトラミン、ピリジン等のアミン類等のアルカリ性硬化剤等の硬化剤等が併用される。
【0012】
上記液状接着剤(3) は、通常、上記芯材(2) に公知の塗布方法によって塗布される。例えば、スプレーガン、ロールコーター、カーテンフローコーター等の塗工機によって塗布される。また場合によっては、補強繊維(4) に該液状接着剤(3) を上記のスプレーガン、ロールコーター、カーテンフローコーター等の塗工機によって塗布してもよい。
【0013】
なお本発明で使用される液状接着剤(3) は、極性を有する液状接着剤(3) である。該液状接着剤(3) の極性は接着剤自体の極性、および該接着剤を溶解する溶剤の極性に由来するものである。
【0014】
〔補強繊維〕
上記芯材(2) の片面または両面には、補強繊維(4) が全面的または部分的に上記液状接着剤(3) によって接着されてもよい。
該補強繊維(4) は、積層材(1) に求められる強度に応じて適宜、芯材(2) の片面または両面において全面的または部分的に接着される。
該補強繊維(4) としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテート繊維等の合成繊維、パルプ、木綿、ヤシ繊維、麻繊維、竹繊維、ケナフ繊維等の天然繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、石綿繊維等の無機繊維、あるいはこれらの繊維を使用した繊維製品のスクラップを解繊して得られた再生繊維の1種または2種以上の繊維からなる編織物または不織布等が使用される。
また更に上記繊維からなる編織物または不織布等に、補強性を向上させる目的で、あるいは成形性を付与する目的で、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ポリアミド樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体等の熱可塑性樹脂やウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化型ポリエステル等の熱硬化性合成樹脂等の1種または2種以上の混合物を含浸あるいは片面または両面に塗布したもの、あるいはフェノール樹脂、レゾルシン樹脂、アルキルレゾルシン樹脂、エポキシ樹脂等を含浸または片面または両面に塗布し乾燥させBステージにプレキュアーさせたものを補強繊維(4) として使用してもよい。
【0015】
〔接着剤吸収シート〕
本発明で使用される接着剤吸収シート(5) とは、接着剤保持層(5A)と、接着剤阻止層(5B)とからなる接着剤吸収シート(5) である。
該接着剤吸収シート(5) は、接着剤保持層(5A)を芯材(2) 側(または補強繊維(4) 側)に配置し、接着剤阻止層(5B)を表皮材(7) 側に配置して、芯材(2) (または補強繊維(4) )および表皮材(7) との間に介在されるものである。
【0016】
本発明の接着剤吸収シート(5) に使用される接着剤保持層(5A)とは、上記した極性を有する液状接着剤(3) を吸収し、吸収した液状接着剤(3) を保持するための層である。
該接着剤保持層(5A)は、25℃、65%RHの条件で吸水率が6.5質量%以上の繊維シートからなる。なお本明細書中、RHは、相対湿度(relative humidity) を意味する。
接着剤保持層(5A)に使用される繊維シートとしては、例えば、綿花、麻類(亜麻、***、ラミー、ジュート、ケナフ、マニラ麻等)繊維、木材繊維、竹繊維等の天然セルロール繊維、キワタ、ガマ繊維等の種子繊維、靱皮繊維、羊毛、モヘア、カシミア、ラクダ毛、アルパカ、ビキュナ、アンゴラ等の獣毛繊維、蚕糸等のタンパク繊維、石綿等の鉱物繊維、レーヨン(人絹、スフ)、ポリノジック、キュプラ、アセテート、トリアセテート等のセルロース系人造繊維等の1種または2種以上の繊維からなる編織物、不織布、フェルトおよびそれらの積層物等の繊維集合体が挙げられる。
なお接着剤保持層(5A)に使用される繊維シートの25℃、65%RHの条件における吸水率(%)は、例えば、綿(7.0%)、木綿(9.0%)、羊毛(16%)、生糸(9.0%)、ビスコース(13%)、レーヨン(12〜14%)、アセテート(6.5%)、ビスコースレーヨン(13%)、キュプラ(12.5%)、酢化アセテート(6.5%)である。
接着剤保持層(5A)は、公知の製造方法によって製造される。なお該接着剤保持層(5A)は、厚みが0.05mm〜5mm、望ましくは0.1mm〜3mmであり、目付は、通常5〜150g/m2である。
【0017】
本発明の接着剤吸収シート(5) に使用される接着剤阻止層(5B)とは、上記接着剤保持層(5A)が保持した液状接着剤(3) の表皮材(7) への滲出を阻止する層である。該接着剤阻止層(5B)は上記した極性を有する液状接着剤(3) に対して反撥性示す。
該接着剤阻止層(5B)は、25℃、65%RHの条件で吸水率が5質量%以下の繊維シートからなる。
接着剤阻止層(5B)に使用される繊維シートとしては、例えば、ナイロン、アラミド等のポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維、アクリル等のポリアクリロニトリル繊維、ビニロン等のポリビニルアルコール系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維等の合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、アルミナ繊維、シリコーンカーバイド繊維、岩石繊維、鉱滓繊維、金属繊維等の無機繊維等の1種または2種以上の繊維からなる編織物、不織布、フェルトおよびそれらの積層物等の繊維集合体が挙げられる。
なお上記接着剤阻止層(5B)に使用される繊維シートの25℃、65%RHの条件における吸水率(%)は、例えば、ポリプロピレン(0%)、ポリ塩化ビニル(0%)、ポリアクリル(1.2〜2.0%)、ナイロン(ポリアミド)(3.5〜5.0%)、ポリエステル(0.4%)、ポリビニリデン(0.4%)、ポリビニルアルコール(5.0%)、ポリ塩化ビニリデン(0%)、ガラス繊維(0.5%)、ポリウレタン(0.3%)である。
接着剤阻止層(5B)は、公知の製造方法によって製造される。なお該接着剤阻止層(5B)は、厚みが0.05mm〜5mm、望ましくは0.1mm〜3mmであり、目付は、通常5〜150g/m2である。
【0018】
本発明の接着剤吸収シート(5) は、接着剤保持層(5A)と接着剤阻止層(5B)とを、ニードルパンチング、加熱セッティング等の公知の方法で張り合わせて製造される。
上記接着剤吸収シート(5) を構成する接着剤保持層(5A)の繊度が0.01〜10dtexの範囲であり、かつ接着剤阻止層(5B)の繊度が0.01〜10dtexの範囲であると、通気性を有しつつかつ液状接着剤(3) の滲出を阻止出来る接着剤吸収シート(5) となる。
なお該接着剤吸収シート(5) は、厚みが0.05mm〜5mm、望ましくは0.1mm〜3mmであり、また目付は、通常5〜150g/m2であることが望ましい。
【0019】
本発明で使用される接着剤吸収シート(5) の一態様として、レーヨン繊維からなる接着剤保持層(5A)と、ポリエチレンテレフタレート繊維からなる接着剤阻止層(5B)の2層からなる接着剤吸収シート(5) を図3に示す。
【0020】
本発明で使用される接着剤吸収シート(5) は、通気性を有しかつ液状接着剤(3) の滲出を阻止することが可能ならば、接着剤保持層(5A)および接着剤阻止層(5B)からなる2層構造の接着剤吸収シート(5) 以外に、例えば3層以上の構造からなる接着剤吸収シート(5) であってもよく、また更に、上記接着剤保持層(5A)の繊維と接着剤阻止層(5B)の繊維との混合繊維からなる接着剤吸収シート(5) を使用してもよい。
【0021】
〔ホットメルト接着剤〕
上記補強繊維(4) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) とは、ホットメルト接着剤(6) によって上記接着剤吸収シート(5) に接着される。
該ホットメルト接着剤(6) としは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体等のポリオレフィン系樹脂、または該ポリオレフィン系樹脂の変性物、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエステル重合体、ポリアミド、ポリアミド共重合体、セルロース誘導体、ポリビニルエーテル、ポリウレタン、ビニルブロック共重合体、ブチラール、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の単独又は二種以上の混合物が使用される。
【0022】
該ホットメルト接着剤(6) は、接着剤吸収シート(5) の片面、即ち表皮材(7) あるいは裏面材(8) が貼着される面である接着剤阻止層(5B)に塗布され、該接着剤吸収シート(5) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) とを接着する。
該ホットメルト接着剤(6) を塗布する方法としては、公知の塗布方法が用いられる。例えば、粉末状(20〜400メッシュ程度)の該ホットメルト接着剤(6) をスキャタリング法、パウダードット法、ペーストドット法等により散粉させる方法、該粉末状のホットメルト接着剤(6) を適当な増粘剤とともに水に分散せしめたホットメルト接着剤分散液をスプレー塗布する方法、あるいは溶融させた該ホットメルト接着剤(6) をスプレーして吹付塗布する方法等がある。
なお接着剤吸収シート(5) 上に塗布されたホットメルト接着剤(6) は、加熱して接着剤吸収シート(5) 上に融着固定されてもよい。例えば溶融させたホットメルト接着剤(6) をスプレーして接着剤吸収シート(5) 上に吹付塗布されたホットメルト接着剤(6) は、ホットメルト接着剤(6) の融点以上に加熱して接着剤吸収シート(5) 上に融着固定させてもよい。
ホットメルト接着剤(6) の塗布量が、固形分として1〜100g/m2 であると、接着剤吸収シート(5) と表皮材(7) とを接着しつつ、積層材(1) の通気性を維持することが出来る。
【0023】
また予め離型紙等の上に溶融させたホットメルト接着剤(6) をクモの巣状にスプレー塗布し、該クモの巣状のホットメルト接着剤(6) を接着剤吸収シート(5) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) の間に介在させて、該接着剤吸収シート(5) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) との接着を行っても良い。
【0024】
なお上記ホットメルト接着剤(6) を接着剤吸収シート(5) に塗布し、固定する際に、ホルムアルデヒド等の有害物質を除去する目的で、尿素、エチレン尿素、プロピレン尿素、5−ヒドロキシプロピレン尿素、5−メトキシプロピレン尿素、5−メチルプロピレン尿素、4,5−ジメトキシエチレン尿素、メラミン若しくはこれらの初期縮合物または化合物、一価フェノールや、レゾルシン、アルキルレゾルシン等の多価フェノール若しくはこれらの初期縮合物(レゾール型フェノール樹脂、ノボラック型フェノール樹脂を含む)、ジシアンジアミド、パラバン酸、亜硫酸ナトリウム、アンモニウムコバルト、2,4−ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)、タンニン、カテキン類、フラボノイド類(フラボン、フラボノール、ジヒドロフラボノール、イソフラボン、フラバノン、カルコン、アントシアニジン等)、フロログルシン、アセチルアセトン、キトサン、活性炭、木炭、ヤシガラ、木粉、樹皮、蛋白質等の粉末状の吸着剤を上記シートに塗布し、固定してもよい。該吸着剤はそれぞれ単独でまたは2種以上混合して使用されてもよい。
【0025】
なお上記消臭剤の接着剤吸収シート(5) への塗布および固定は、例えば、上記ホットメルト接着剤(6) 分散液中に吸着剤を分散しホットメルト接着剤(6) と共に接着剤吸収シート(5) に塗布し、固定する方法、溶融状態のホットメルト接着剤(6) を有する接着剤吸収シート(5) 上に吸着剤を散布する方法等の種々の方法によって行うことが可能である。
【0026】
〔表皮材〕
表皮材(7) としては、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、アクリル、ビスコースレーヨン、アセテート、トリアセテート等のセルロースエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、サラン等のビニル誘導体、綿、羊毛、竹繊維、ケナフ繊維、ジュート等の天然繊維や合成繊維等からなる編織物や不織布、ポリ塩化ビニル合成皮革、ポリウレタン合成皮革、ポリアミド合成皮革等の合成皮革、あるいは上記編織物、不織布や合成皮革にポリウレタン発泡体シート、ポリエチレン発泡体シート、ポリプロピレン発泡体シート等を裏打ちした積層シート等が使用され、裏面材(8) としては上記表皮材(7) と同様な物が使用される。
【0027】
なお本発明の積層材(1) には、該積層材(1) の吸音性および積層材(1) の意匠性を損なわない程度に、ポリエチレンフィルム、低融点ポリアミドフィルム、低融点ポリエステルフィルム等のホットメルトフィルム(9) を使用してもよい。該ホットメルトフィルム(9) は、例えば、裏面材(8) と補強繊維(4) との接着に使用されてもよく、また該ホットメルトフィルム(9) を予め裏面材(8) にラミネート加工しておいてもよい。
【0028】
〔積層材の製造方法〕
本発明の積層材(1) は、液状接着剤(3) が塗布された芯材(2) に補強繊維(4) を重ね、該補強繊維(4) の上にホットメルト接着剤(6) が塗布あるいは融着固定された接着剤吸収シート(5) を重ね、更に該接着剤吸収シート(5) に表皮材(7) あるいは裏面材(8) を重ねてホットプレスし、所定形状に成形される。
【0029】
上記ホットプレスの際、液状接着剤(3) は硬化して多孔質体からなる芯材(2) と補強繊維(4) とを接着し、更に該液状接着剤(3) は該補強繊維(4) 内に拡散して表面に滲出し、硬化して接着剤吸収シート(5) と該補強繊維(4) とを接着する。
また該接着剤吸収シート(5) 上のホットメルト接着剤(6) は溶融して該接着剤吸収シート(5) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) とを接着する。該液状接着剤(3) は上記したように補強繊維(4) 内に拡散してその表面には滲出するけれども、接着剤吸収シート(5) によって更に表皮材(7) の表面あるいは裏面材(8) の表面へ滲出することを阻止される。
【0030】
なお該ホットメルト接着剤(6) は、予め接着剤吸収シート(5) に融着固定しておいてもよいが、芯材(2) 上に重ねられた接着剤吸収シート(5) 上にホットメルト接着剤(6) を上記塗布方法によって塗布してもよく、あるいは表皮材(7) あるいは裏面材(8) 側に散布固定(融着固定を含む)されてもよいし、また接着剤吸収シート(5) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) の両方に散布固定(融着固定を含む)されてもよい。
【0031】
また液状接着剤(3) と併用される上記硬化剤等は、例えば、直接該液状接着剤(3) に硬化剤等を添加混合してもよく、また芯材(2) あるいは補強繊維(4) に塗布した該液状接着剤(3) の上からスプレー等により硬化剤等を塗布してもよく、また更に液状接着剤(3) が塗布された芯材(2) 上に重ねられた補強繊維(4) 上にスプレー等により硬化剤等を塗布してもよい。
【0032】
以下、本発明を実施例によって説明する。なお本発明は以下に示す実施例のみに限定されるものではない。
〔実施例1〕
図4および図5に示されるのは、ジメチルエタノールアミンが添加混合された4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートからなる液状接着剤(3) をロールコーターによって両面に塗布された軟質ウレタンホームの芯材(2) に、ホットメルト接着剤(6) が融着固定されたレーヨン繊維層(5A)およびポリエチレンテレフタレート繊維層(5B)からなる接着剤吸収シート(5,5) が重ねられ、更に該接着剤吸収シート(5,5) 上に表皮材(7) および裏面材(8) が重ねられ、130℃の熱圧プレスにて60秒間熱圧着して所定形状に成形された積層材(1) である。
なお該接着剤吸収シート(5) の厚みは0.6mmであり、目付は30g/m2である。
本実施例1の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであった。
【0033】
〔実施例2〕
図6および図7に示されるのは、ジメチルエタノールアミンが添加混合された4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートからなる液状接着剤(3) をロールコーターによって両面に塗布された軟質ウレタンホームの芯材(2) に、ケナフ繊維およびポリプロピレン繊維を9:2の質量比で混合された繊維からなる補強繊維(4,4) が重ねられ、該補強繊維の上に、ホットメルト接着剤(6) が融着固定されたレーヨン繊維層(5A)およびポリエチレンテレフタレート繊維層(5B)からなる接着剤吸収シート(5,5) が重ねられ、更に該接着剤吸収シート(5,5) 上に表皮材(7) および裏面材(8) が重ねられ、130℃の熱圧プレスにて60秒間熱圧着して所定形状に成形された積層材(1) である。
なお該接着剤吸収シート(5) の厚みは0.6mmであり、目付は50g/m2である。
本実施例2の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであった。
【0034】
〔実施例3〕
また他の実施例として図8および図9に示されるのは、両面に4,4’−ジフェニルジイソシアネート(3) が塗布された硬質ウレタンフォームの芯材(2) において、一方の面、即ち表皮材(7) 側に上記実施例2と同様の補強繊維(4) が重ねられ、該補強繊維(4) にはトリエチレンジアミン水溶液が塗布された後、レーヨン繊維層およびポリエチレンテレフタレート繊維層からなるシートが重ねられ、該接着剤吸収シート(5) にはホットメルト接着剤(6) を塗布された後、更に表皮材(7) が重ねられ、他方の面、即ち裏面材(8) 側に補強繊維(4) が重ねられ、該補強繊維(4) にはトリエチレンジアミン水溶液が塗布された後ポリエチレンフィルム(9) が重ねられ、更に該ポリエチレンフィルム(9) に裏面材(8) が重ねられて、145℃の熱圧プレスにて70秒間熱圧着して所定形状に成形された積層材(1) である。
なお該接着剤吸収シート(5) の厚みは0.4mmであり、目付は35g/m2である。
本実施例3の積層材(1) には、吸音性を損なわない程度にポリエチレンフィルム(9) が使用されている。
本実施例3の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであった。
【0035】
〔実施例4〕
また更に他の実施例として図10および図11に示されるのは、メラミン発泡体の芯材(2) の一方の面に3,3’−ジメチル4,4’−ジフェニルジイソシアネート(3) が塗布され、その上からトリエチルアミン水溶液をスプレー塗布した後、該3,3’−ジメチル4,4’−ジフェニルジイソシアネート(3) が塗布された面に上記実施例2と同様の補強繊維(4) が部分的に重ねられ、該補強繊維(4) (および芯材(2) )上にホットメルト接着剤(6) が融着固定されているレーヨン繊維層(5A)およびポリエチレンテレフタレート繊維層(5B)からなる接着剤吸収シート(5) が重ねられ、また該芯材(2) の他方の面にはポリアミドフィルム(9) が重ねられ、更に該ポリアミドフィルム(9) 上に裏面材(8) が重ねられ、140℃の熱圧プレスにて40秒間熱圧着して所定形状に成形された積層材(1) である。
なお該接着剤吸収シート(5) の厚みは0.8mmであり、目付は70g/m2である。
本実施例4の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであった。
【0036】
〔実施例5〕
図12および図13に示されるのは、軟質ウレタンホームの芯材(2) の一方の面に、ジメチルエタノールアミンが添加混合された4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートからなる液状接着剤(3) を含浸させたケナフ繊維からなる補強繊維(4,4) が部分的に重ねられ、該ケナフ繊維(4,4) の両面にホットメルト接着剤(6) が融着固定されたレーヨン繊維層(5A)およびポリエチレンテレフタレート繊維層(5B)からなる接着剤吸収シート(5) が重ねられ、更に該接着剤吸収シート(5) 上に表皮材(7) が重ねられ、また該芯材(2) の他方の面には上記補強繊維(4,4) に使用した液状接着剤(3) を含浸させた補強繊維(4) および裏面材(8) が重ねられ、130℃の熱圧プレスにて60秒間熱圧着して所定形状に成形した積層材(1) である。
なお該接着剤吸収シート(5) の厚みは0.2mmであり、目付は20g/m2である。
本実施例5の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであった。
【0037】
上記した実施例1〜5の積層材はいずれも軽量、高剛性であって、特に自動車天井材、ドアトリム、リアパーセル、トランクルーム内張り材等として有用である。
【0038】
【発明の効果】
本発明の積層材は、吸音性に優れ、かつ液状接着剤の表皮材への滲出が阻止されるので意匠性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層材の部分断面図
【図2】他の積層材の部分断面図
【図3】接着剤保持層および接着剤阻止層からなる接着剤吸収シートの部分断面図
図4および図5は本発明の一実施例を示すものである。
【図4】積層材の製造方法説明図
【図5】図4の積層材の部分断面図
図6および図7は本発明の他の実施例を示すものである。
【図6】積層材の製造方法説明図
【図7】図6の積層材の部分断面図
図8および図9は更に本発明の他の実施例を示すものである。
【図8】積層材の製造方法説明図
【図9】図8の積層材の部分断面図
図10および図11は更に本発明の他の実施例を示すものである。
【図10】積層材の製造方法説明図
【図11】図10の積層材の部分断面図
図12および図13は更に本発明の他の実施例を示すものである。
【図12】積層材の製造方法説明図
【図13】図12の積層材の部分断面図
【図14】従来の積層材部分断面図
【符号の説明】
1 積層材
2 芯材
3 液状接着剤
4 補強繊維
5 接着剤吸収シート
5A 接着剤保持層
5B 接着剤阻止層
6 ホットメルト接着剤
7 表皮材
Claims (5)
- 片面または両面に液状接着剤が塗布された多孔質体からなる芯材と、該芯材の片面または両面に全面的または部分的に接着される補強繊維と、表皮材と、該補強繊維と表皮材との間に介在される接着剤吸収シートからなり、該接着剤吸収シートは25℃、65%RHの条件で吸水率が6.5質量%以上の繊維シートからなる接着剤保持層、および25℃、65%RHの条件で吸水率が5質量%以下の繊維シートからなる接着剤阻止層からなることを特徴とする積層材
- 該接着剤吸収シートの接着剤保持層はレーヨン繊維からなり、接着剤阻止層はポリエチレンテレフタレート繊維からなる請求項1に記載の積層材
- 片面または両面に液状接着剤が塗布された多孔質体からなる芯材と、表皮材と、該芯材および該表皮材との間に介在される請求項1または請求項2に記載の接着剤吸収シートからなることを特徴とする積層材
- 該液状接着剤は多価イソシアネートである請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層材
- 該接着剤吸収シートと該表皮材とはホットメルト接着剤によって接着される請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の積層材
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